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JPH0744474A - システム制御方式及び装置 - Google Patents

システム制御方式及び装置

Info

Publication number
JPH0744474A
JPH0744474A JP5189637A JP18963793A JPH0744474A JP H0744474 A JPH0744474 A JP H0744474A JP 5189637 A JP5189637 A JP 5189637A JP 18963793 A JP18963793 A JP 18963793A JP H0744474 A JPH0744474 A JP H0744474A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
controller
data
digital vtr
multimedia
class
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5189637A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Suga
章 菅
Akira Mamiya
明 間宮
Fumiaki Takahashi
史明 高橋
Hideaki Kawamura
秀明 河村
Takashi Aizawa
隆志 相澤
Kenji Hatori
健司 羽鳥
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP5189637A priority Critical patent/JPH0744474A/ja
Priority to CN94114985A priority patent/CN1113302C/zh
Priority to CNB031236359A priority patent/CN100545828C/zh
Priority to DE69430688T priority patent/DE69430688T2/de
Priority to EP07075254A priority patent/EP1833225A1/en
Priority to DE69434996T priority patent/DE69434996T2/de
Priority to EP00202022A priority patent/EP1093270B1/en
Priority to ES00202022T priority patent/ES2286979T3/es
Priority to EP94305654A priority patent/EP0637157B1/en
Priority to KR1019940018864A priority patent/KR0172468B1/ko
Publication of JPH0744474A publication Critical patent/JPH0744474A/ja
Priority to US08/942,729 priority patent/US5887193A/en
Priority to US09/240,134 priority patent/US7020881B2/en
Priority to US11/256,905 priority patent/US7530024B2/en
Priority to US12/416,650 priority patent/US8146008B2/en
Priority to US13/399,473 priority patent/US20120151392A1/en
Pending legal-status Critical Current

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  • Facsimile Transmission Control (AREA)
  • Small-Scale Networks (AREA)
  • Information Transfer Between Computers (AREA)
  • Computer And Data Communications (AREA)
  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Details Of Television Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 マルチメディア機器の制御において、アプリ
ケーションソフトやデバイスドライバ等の特別なソフト
ウェアを必要とせず、LANを介して他のコントローラ
から透過的にマルチメディア機器を操作できる環境を実
現することにある。 【構成】 複数のオブジェクト化された周辺機器を共通
の通信回線を介して1つのコントローラで統一的に制御
する制御システムであつて、前記コントローラ及び前記
複数の周辺機器はそれぞれ双方向性インタフエースを有
し、前記各周辺機器には、各機能の制御に関するオブジ
エクトデータを予め格納されており、前記コントローラ
は前記通信回線を介して前記周辺機器と接続された際、
該周辺機器より前記オブジエクトデータをロードして前
記周辺機器に対応するオブジエクトを形成するととも
に、該オブジエクトデータに基づいて前記周辺機器を制
御するための操作画面を表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、文字・音声・静止画・
動画等の各種情報を取り扱うマルチメディア機器のシス
テム制御に用いて好適なものである。
【0002】
【従来の技術】従来アナログ技術を中心としていたオー
ディオ・ビデオ・TV等のAV機器においては、近年急
速にデジタル化が進んできている。また、文字・静止画
情報のデジタル化の普及と合わせて、いわゆるマルチメ
ディアとして文字・音声・静止画・動画情報がコンピュ
ータの中で統括的に取り扱われるようになってきた。
【0003】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら、現
在マルチメディア機器(デジタルカメラ、CD−ROM
プレーヤ、スキャナ、サウンドボード、ビデオボード等
の音声入出力機器、映像入出力機器等)をコンピュータ
で利用する場合、それを駆動する専用のアプリケーショ
ンソフトまたはデバイスドライバというソフトウェアを
コンピュータにインストールしなければならなかった。
【0004】したがつてこの方法では、新しいマルチメ
ディア機器に対しては新たなアプリケーションソフトま
たはデバイスドライバをコンピュータごとにあるいはO
S(Operating System)ごとに用意しなければないた
め、ソフトウェアの開発負荷が大きく、効率的かつ高速
の制御が不可能であるという問題があった。
【0005】またこの方法では、一般的にはLANに接
続された他のコンピュータから、そのマルチメディア機
器を透過的に使用することが出来ないため、LANを介
して各コンピユータから各周辺機器にアクセスできるよ
うなマルチメデイアシステムのコンセプトを実現するこ
とができないものであつた。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の課題を解
決するためになされたもので、その特徴とするところ
は、複数のオブジェクト化された周辺機器を共通の通信
回線を介して1つのコントローラで統一的に制御する制
御システムであつて、前記コントローラ及び前記複数の
周辺機器はそれぞれ前記通信回線に対して双方向にデー
タの送受信を行う双方向性インタフエースを有し、前記
各周辺機器には、それぞれその機能の制御に関するオブ
ジエクトデータを予め格納されており、前記コントロー
ラは前記通信回線を介して前記周辺機器と接続された
際、該周辺機器より前記オブジエクトデータをロードし
て前記周辺機器に対応するオブジエクトを形成するとと
もに、該オブジエクトデータに基づいて前記周辺機器を
操作するための操作画面を前記コントローラ側の制御下
にて表示し、前記コントローラ側における前記操作画面
に基づく操作に応じて、前記オブジエクトを介して前記
コントローラ側の指令を前記通信回線に出力し、前記周
辺機器を制御するように構成されてなるシステム制御装
置にある。
【0007】
【作用】これによつて、マルチメディア機器の制御にお
いて、上記アプリケーションソフトやデバイスドライバ
等の特別なソフトウェアを必要とせず、またLANを介
して他のコントローラから透過的に共通的にマルチメデ
ィア機器を操作する環境を実現することができる。
【0008】
【実施例】以下本発明の実施例を各図を参照しながら詳
細に説明する。
【0009】まず本発明では、マルチメディア機器を、
個々にオブジェクトとしてとらえ、コントローラはそれ
らのオブジェクトを統合的に管理するというシステム制
御手法を用いている。
【0010】個々のオブジェクトは、コントローラに管
理される為に、自身が持っている機能・コントロール手
段をコントローラに送りだす機能を有している。これに
よつて今までの様に予めコントローラ側に制御プログラ
ムを準備する必要がなくなり、単にコントローラと接続
するだけで制御を実現することが出来る。
【0011】またコントローラは、接続されているオブ
ジェクトから送られた上記制御手段を、実際に制御を指
示する人間に表示・操作させる為の手段を有しており、
これによつてコントローラは集中的にマルチメディア機
器を管理出来る様になり、また新しいマルチメディア機
器に対しても新たな準備をすることなく対応出来るとい
う柔軟性・拡張性を実現することができる。
【0012】尚、本発明に用いられるオブジエクト指向
の概念自体は、例えば、『石塚: オブジェクト指向プロ
グラミング、アスキー出版、1988。』、『酒井: オブジ
ェクト指向入門、オーム社、1990。』、『B.J.コック
ス: オブジェクト指向のプログラミング、トッパン、19
88。』等の参考文献に詳しく説明されているため、以下
の本発明に実施例の説明においては、基本的な技術説明
は省略する。
【0013】このオブジェクト指向は、近年のプログラ
ミング開発環境の効率化といった観点で注目を集めてい
るが、更にOSやマルチメディアデータベースにも広く
活用することができ、特にオブジェクト指向で特徴的な
概念は、 (1) カプセル化 (2) 継承 (3) メッセージング の3点にあり、これらの概念をベースに、本発明はマル
チメディア機器の制御に適用できるよう発展・拡張を図
ったものである。
【0014】図1は、本発明のオブジェクト指向の概念
を取り入れた、マルチメディアコントローラとマルチメ
ディア機器の論理的な接続形態を示す。1のマルチメデ
ィアコントローラを中心に、2の各マルチメディア機器
はそれぞれ1対1で各種情報の直接対話が行えるように
通信路が確立されていて、その通信路を介してメッセー
ジを相互に通信する事により制御を行うものである。マ
ルチメディア機器は、具体的にはCDプレーヤー・デジ
タルVTR・デジタルカメラ・デジタルTV等のAV機
器やデジタルFAX・デジタルコピー機・プリンター等
のOA機器など、すべてのマルチメディアデータを取り
扱う機器を対象としている。
【0015】またコントローラは、ここでは専用の機器
を想定しているが、パソコンやワードプロセツサWSの
汎用コンピュータ上に専用OSとアプリケーションソフ
トウェアを搭載して実現する事もできる。
【0016】次に図2に、マルチメディアコントローラ
とマルチメディア機器の双方向性通信路の確立の為の物
理的接続形態を(a) 〜(c) に示す。
【0017】同図(a) は、SCSIバス(ANSI X3.131-1986)
で採用しているデージーチェイン接続方式を、同図(b)
はEthernet(IEEE 802.3) 10BaseTで採用されているスタ
ー型接続方式を、同図(c) はEthernet 10Base2/5で採用
されている直列型接続方式をそれぞれ示すものである。
【0018】また接続形態では、GPIB(IEEE 488 )
の様な(a) 〜(c) の混合方式や、Ethernetでも(b) ,
(c) の混合方式がある。また通信方式でも、光ケーブル
やISDNを用いる方式など、図2以外にも様々な組み合わ
せや選択が出来る。
【0019】本発明では、この双方向性の通信路の確立
方法やどれを選択するかは特に言及しない。但し、通信
方式の違いによる物理的制限( 転送速度・接続台数・接
続長さ・コネクタ形状等) は、メッセージの相互通信に
はプロトコルの階層が違うため問題にはならないが、周
辺機器の相互結線を確実に行うためには、最低限一種類
の物理的(メカ的・電気的)に共通なインターフェース
を持つ必要がある。
【0020】また動画像のような高速なデータ通信を実
現する為には、Ethernetより高速なFDDI(Fiber Distrib
uted Data Interface)やB-ISDN等の光通信を用いる方法
が考えられるが、ここでは説明の為に、廉価で普及して
いるEthernet 10Base2(/T)を共通の通信コネクタとして
持っているものとして説明を進めることにする。
【0021】次に一般的なマルチメディア機器のハード
ウェア面での内部ブロック図を図3に示す。
【0022】複数のマルチメデイア機器はそれぞれ4の
LANを介して、コントローラと接続されている。今LA
N はEthernetであるので、その通信プロトコル(TCP/IP)
を処理するインターフェース部20が設けられている。
これは専用LSI 等の利用で実現出来る。ここでは送られ
てきたメッセージそのものが取り出されたり、逆にコン
トローラへメッセージが送りだされる。メッセージの例
として、Objective-Cでは、一般形は、以下で表現され
る。
【0023】[対象オブジェクト メソッド名:引数]
他の言語では表現が異なるが、基本的には同様で、以下
の指定が行われる。
【0024】(1) 対象オブジェクトの指定 (2) メソッド( 実行させる処理) の指定 (3) 引数( パラメータ) があれば、その指定 このメッセージの取り扱いは図3のソフトウェアの流れ
で説明する。
【0025】マルチメディア機器の内部には、10の内
部バスを介して、すべてのソフトウェア処理・ハードウ
ェア制御を行う11のCPUと、プログラムや初期値や
固有情報が格納された12のROMと、一時データや機
器状態等の内部パラメータを格納したりプログラムの実
行に際してワーク領域として使われる13のRAMと、
内部媒体あるいは外部媒体に格納されている15のマル
チメディアデータをアクセスする14のデータI/O
と、17のモーター等の機構部分を制御する16のメカ
系駆動部と、19のスイツチSWやLED等の表示系の
電気部分を制御する18の電気系駆動部がある。また、15
のマルチメディアデータは、画像・音声・文字等のデジ
タルデータが格納されている部分であるが、CD-ROM・MD
等の光ディスクやDCC ・DAT 等の磁気テープ媒体あるい
は半導体メモリカードなど種々の形態があり得る。
【0026】次にマルチメディアコントローラのハード
ウェア面での内部ブロック図を図4に示す。同図におい
て4のLANを介して、マルチメディア機器と接続され
ている。今LANはEthernetであるので、その通信プロ
トコル(TCP/IP)を処理するインターフェース部31があ
る。これは専用LSI等の利用で実現出来る。ここで送
られてきたメッセージそのものが取り出されたり、逆に
マルチメディア機器へメッセージが送りだされる。
【0027】マルチメディアコントローラの内部には、
30の内部バスを介して、すべてのソフトウェア処理・
ハードウェア制御を行う21のCPUと、プログラムや
初期値や固有情報が格納された22のROMと、一時デ
ータや機器状態等の内部パラメータを格納したりプログ
ラムの実行に際してワーク領域として使われる23のR
AMがある。25のマルチメディアファイリング装置
は、内部媒体あるいは外部媒体のいずれによらずマルチ
メディアデータの格納・検索・再生・編集等を行う。そ
のアクセスコントロールを行うのが24のデータI/O
で、29のスイツチSWやLED等の表示系の電気部分
を制御する28の電気系駆動部と、マンマシンインター
フェースを構成する為の27のディスプレーと、その表
示制御を行う26のディスプレーコントローラと、図示
しないマウス等のポインティングデバイスがある。
【0028】図6は、マルチメディア機器のソフトウェ
ア面でのシステム階層図を示す。図3で示した内部ブロ
ック図が57のハードウェアにあたる。これらのハード
ウェアを制御する為の基本的制御を行うのが58のOS
である。OS自体は特に限定されないが、リアルタイム
性と同時に複数のプログラムを並行して実行するマルチ
タスクの機能を持ち合わせていることが望ましい。この
OSの上に、マルチメディア機器のオブジェクト化を実
現するために、マルチメディア機器毎に固有のクラスラ
イブラリー59を持っている。
【0029】また図示していないがコントローラから制
御されるための、自身コントロールパネルやコントロー
ルに関するライブラリーを持っていて、これをコントロ
ーラと接続時に送信することにより、マルチメディア機
器固有の制御をコントローラ側から実現させる。またタ
イマーや算術演算を行うC関数60がある。
【0030】最上位の階層には、マルチメディア機器本
体のコントロールと、マルチメディアコントローラとの
通信やユーザーインターフェースを受け持つ61のアプリ
ケーションソフトウェアがある。このアプリケーション
により、マルチメディア機器本体が一つのオブジェクト
としてコントローラからメッセージのやり取りで種々の
制御や実行を行なうことができ、また内部パラメータは
インスタンス変数として読みだしや変更が行える。
【0031】図5は、マルチメディアコントローラのソ
フトウェア面でのシステム階層図を示す。図4で示した
内部ブロック図が50のハードウェアにあたる。これら
のハードウェアを制御する為の基本的制御を行うのが5
1のOSである。ここでもOS自体は特に限定されない
が、リアルタイム性とマルチタスクの機能を持ち合わせ
ていることが望ましい。
【0032】このOSの上に、接続された複数のマルチ
メディア機器のコントロール画面の表示や全体のシステ
ム接続状態の表示や制御及びデータ入出力の切り替えな
どのGUI(Graphical Users Interface )全般を行な
う52のWindow Server がある。53の共通クラスライ
ブラリーは、あらかじめコントローラ側で用意してい
る、ボタン、スライドボリューム、テキスト表示エリア
等のユーザーインターフェースやコントロールに関する
基本的で共通的な部品群(オブジェクト群)が格納され
ている。
【0033】逆に55の固有クラスライブラリーは、接
続されているマルチメディア機器固有のパネル表示やコ
ントロールに関する部品群(オブジェクト群)が格納さ
れている。この固有ライブラリーは先に説明したよう
に、マルチメディア機器がシステムに接続される毎にそ
の機器から送られてきて増加していく。これらの具体的
手順は後述する。またタイマーや算術演算を行うC関数
54がある。最上位の階層には、接続されているマルチ
メディア機器全体のコントロールと、マルチメディア機
器との通信やユーザーインターフェースを受け持つ56
のアプリケーションソフトウェアがある。
【0034】このコントローラとマルチメディア機器間
の具体的制御の流れとメッセージのやり取りについてこ
れから説明を行う。
【0035】図7はマルチメディア機器をマルチメディ
アコントローラに接続する前の状態を示す図である。図
7において4はデジタルデータの通信を行うためのLA
N、1はシステム全体の動作を制御するマルチメディア
コントローラである。2はLAN4に接続されるマルチ
メディア機器の構造を一般化したものである。205は
マルチメディアコントローラ1に常駐し、システム全体
の管理を行うソフトウェアオブジェクト(以後オブジェ
クトと略す)であるシステムディレクターオブジェクト
である。
【0036】1064はLAN4上の他のオブジェクト
にとってオブジェクト化されたマルチメディア機器とし
て機能するオブジェクトであるマルチメディア機器オブ
ジェクトである。マルチメディア機器オブジェクト10
64はさらに3つのオブジェクト1065,1066,
1067から構成されている。
【0037】1065はマルチメディア機器2の大部分
の機能を実現するためにハードウェアの制御を行うマル
チメディア機器コントローラオブジェクト、1066は
他の機器からのデジタルデータのLAN4を介した入力
を受け持つマルチメディア機器データ入力オブジェク
ト、1067は他の機器へのデジタルデータのLAN4
を介した出力を受け持つマルチメディア機器データ出力
オブジェクトである。
【0038】1061はマルチメディア機器2をマルチ
メディアコントローラ1にLAN4を介して接続した際
にマルチメディアコントローラ1内に生成されるマルチ
メディア機器代理オブジェクトの仕様を記述するマルチ
メディア機器代理オブジェクト記述ファイルである。マ
ルチメディア機器代理オブジェクト記述ファイル106
1はマルチメディア機器2の操作パネルの仕様を記述す
るマルチメディア機器コントロールパネルオブジェクト
記述部1062とマルチメディア機器2へのデータ入出
力の代理を行うデータ入出力代理オブジェクトの仕様を
記述するデータ入出力代理オブジェクト記述部1063
から構成されている。特にマルチメディア機器コントロ
ールパネルオブジェクト記述部はマルチメディア機器2
の操作をGUIで行うためのコントロールパネルを記述
するGUI記述言語の機能を実現している。
【0039】図8はLAN4にマルチメディア機器2が
接続されたときの状態を説明する図である。図8におい
て1068はマルチメディアコントローラ1内に生成さ
れるオブジェクトでありマルチメディアコントローラ1
内においてマルチメディア機器2の代理として機能する
マルチメディア機器代理オブジェクト1068である。
マルチメディア機器代理オブジェクト1068はマルチ
メディア機器2のコントロールパネルとして機能するマ
ルチメディア機器コントロールパネルオブジェクト10
69、データ入力の際にマルチメディア機器データ入力
オブジェクト1066の代理として機能するマルチメデ
ィア機器データ入力代理オブジェクト1070、同様に
マルチメディア機器データ出力オブジェクト1067の
代理として機能するマルチメディア機器データ出力代理
オブジェクト1071から構成される。
【0040】図9は一般的なクラスライブラリーの構成
を示す図である。図9において1079は同様な性質を
持ったオブジェクトに共通な性質や機能を定義しオブジ
ェクト生成のためのテンプレートとして機能するクラス
の1つである第1クラスである。第1クラス1079か
ら第pクラス1085までのp個のクラスをライブラリ
ーとしてまとめたものをクラスライブラリー1086と
称し、すべてのオブジェクトは特定のクラスに所属す
る。1080はクラスに属するオブジェクトが持つ内部
変数のデータ型と名称、データ処理手段をあらわす内部
関数(一般的にクラスメソッドと称する)のデータ型と
名称を定義するクラス定義部、1081はクラスメソッ
ドのアクセスを可能にするためにクラスメソッドの各コ
ードへのポインターをテーブル化したクラスメソッドテ
ーブル、1082は第1関数コード1083から第k関
数コード1084までのk個のクラスメソッドの関数コ
ードを格納するコード部である。
【0041】図10は一般的なオブジェクトの構造を示
した図である。図10において234はオブジェクトで
あり、クラスメソッドテーブルへのポインター格納部2
44、メッセージ通信手段245、処理検索手段24
6、メソッド部239、内部データ部235によって構
成される。メソッド部239は第1データ処理手段24
0、第2データ処理手段241をはじめとする第mデー
タ処理手段242までのm個のデータ処理手段で構成さ
れている。235は内部データ部であり、第1内部デー
タ236、第2内部データ237をはじめとする第n内
部データ238までのn個の内部データで構成されてい
る。
【0042】内部データ部235を構成する個々の内部
データは個々のオブジェクトに固有であるためオブジェ
クト内部に持っているがメソッド部が持つデータ処理手
段はクラスが同じであればオブジェクト間で共有できる
ため第1データ処理手段240から第mデータ処理手段
242までのデータ処理手段はクラスメソッドテーブル
243によってクラス毎に管理され、同じクラスに属す
る複数のオブジェクトから共有される。クラスメソッド
テーブル243はクラスメソッドテーブルへのポインタ
ー格納部244に格納されるポインターによって各オブ
ジェクトから参照される。
【0043】メッセージ通信手段245は他のオブジェ
クトからのメッセージを受け取り処理検索手段246に
送る。処理検索手段246は該メッセージを解析し該メ
ッセージに対応するデータ処理手段をメソッド部239
(実際にはクラスメソッドテーブル243から)検索し
実行させる。データ処理手段はメッセージに添付された
データ、内部データ部235に存在する内部データ、外
部データに対し所定の処理を実行する。処理によっては
他のオブジェクトに対しメッセージを送出するものもあ
るが、その場合該メッセージはメッセージ通信手段24
5を介して他のオブジェクトに送出される。
【0044】図11はシステムディレクターオブジェク
ト205の構造を示す図である。同図において1072
はクラスメソッドテーブルへのポインター格納部であ
り、システムディレクタークラスクラスメソッドテーブ
ル1073を指し示す。1047はマルチメディア機器
代理オブジェクト記述ファイル1061の記述に基づ
き、マルチメディア機器代理オブジェクト1068を生
成するマルチメディア機器代理オブジェクト生成手段で
ある。343はオブジェクト間のデータ入出力を管理す
るデータ入出力管理手段、380は種々の目的のアプリ
ケーションオブジェクトを生成するアプリケーションオ
ブジェクト生成手段である。1074はメッセージ通信
手段、342は処理検索手段、1075はメソッド部で
ある。1076は内部データ部であり、オブジェクトI
D、344は複数のマルチメディア機器を用いてある動
作を行わせる際の機器間リンク情報管理データ、107
8は接続されたマルチメディア機器、生成したオブジェ
クトに関するオブジェクト登録情報である。
【0045】システムディレクターオブジェクト205
はマルチメディア機器代理オブジェクト生成手段104
7を用いてマルチメディア機器2がLAN4に接続され
るとマルチメディア機器代理オブジェクト記述ファイル
1061を読み込み、マルチメディア機器代理オブジェ
クト記述ファイル1061に記述された情報から生成す
べきオブジェクトの属するクラスを選択し、クラスライ
ブラリー1081中、該当するクラスのクラス定義部1
080に基づきマルチメディア機器代理オブジェクト1
068を生成する。
【0046】図12は代理オブジェクト記述ファイルの
コントロールパネル記述部の構成を示した図である。図
12において247はコントロールパネルオブジェクト
記述部であり、第1オブジェクト記述情報248から第
iオブジェクト記述部249までのi個のオブジェクト
記述情報より構成されている。1つのオブジェクト記述
情報はオブジェクト認識情報250、オブジェクト描画
情報254、オブジェクトリンク情報260から構成さ
れる。
【0047】オブジェクト認識情報250はオブジェク
トが所属するクラスを示すクラス名251、第iオブジ
ェクト固有のIDであるオブジェクトID252、第i
オブジェクトが直属するオブジェクトのIDを示す所属
オブジェクトID253から構成される。
【0048】オブジェクト描画情報254は、コントロ
ールパネル表示画面231を構成するボタン等のオブジ
ェクトの描画を行うための情報であり、第1オブジェク
ト描画情報255から第jオブジェクト描画情報259
までのj個のオブジェクト描画情報から構成される。1
つのオブジェクト描画情報は描画位置・大きさ情報25
6、形状・色情報257、オブジェクト画像258から
構成される。
【0049】オブジェクトリンク情報261はコントロ
ーラオブジェクト207等コントロールパネルオブジェ
クトを構成するオブジェクトが対応するオブジェクトと
のリンク情報を提供する記述であり、第1オブジェクト
リンク情報261から、第kオブジェクトリンク情報2
64までのk個のオブジェクトリンク情報から構成され
る。1つのオブジェクトリンク情報は対応オブジェクト
ID262と対応オブジェクトへの送出メッセージ26
3から構成される。
【0050】図13は代理オブジェクト記述ファイルの
データ入出力代理オブジェクト記述部の構成を示してい
る。図13において、650はデータ入出力代理オブジ
ェクト記述部、651は第1入力代理オブジェクト情報
であり655は第m入力代理オブジェクト情報である。
各入力代理オブジェクト情報は自己のオブジェクトID
652、リンク先のデータ入力オブジェクトのIDを示
すリンク先対応データ入力オブジェクトID653、入
力することができるファイルタイプのリストである整合
ファイルタイプリスト654から構成されている。65
9は第1出力代理オブジェクト情報、663は第n出力
代理オブジェクト情報である。各出力代理オブジェクト
は自己のオブジェクトID660、対応するデータ出力
オブジェクトのIDを示す対応データ出力オブジェクト
ID、出力することができるファイルタイプのリストで
ある整合ファイルタイプリスト662で構成されてい
る。
【0051】次に上述のシステム制御方式に基づいた具
体的なマルチメディア機器2の制御系の例としてデジタ
ルVTRを例にとって本発明の動作を説明する。
【0052】図14はオブジェクト化されたデジタルV
TRをマルチメディアコントローラに接続する前の状態
を示す図である。図14において、203はデジタルV
TR、206はデジタルVTR203に常駐しLAN上
の他の機器から見てオブジェクト化されたデジタルVT
Rとして機能するデジタルVTRオブジェクトである。
デジタルVTRオブジェクト206はさらに3つのオブ
ジェクトから構成されている。207はデジタルVTR
203のハードウェアの制御を行うデジタルVTRコン
トローラオブジェクトである。
【0053】208は他の機器からのデジタルデータの
LAN4を介した入力を受け持つデジタルVTRデータ
入力オブジェクトである。209は他の機器へのデジタ
ルデータのLAN4を介した出力を受け持つデジタルV
TRデータ出力オブジェクトである。210はデジタル
VTR203をマルチメディアコントローラ1にLAN
4を介して接続した際にマルチメディアコントローラ1
内に生成されるデジタルVTR代理オブジェクトの仕様
を記述するデジタルVTR代理オブジェクト記述ファイ
ルである。
【0054】デジタルVTR代理オブジェクト記述ファ
イル210はデジタルVTR203の操作パネルの仕様
を記述するデジタルVTRコントロールパネルオブジェ
クト記述部211とデジタルVTR203へのデータ入
出力の代理を行うデジタルVTRデータ入出力代理オブ
ジェクトの仕様を記述するデジタルVTRデータ入出力
代理オブジェクト記述部212から構成されている。
【0055】図15はVTRコントローラオブジェクト
207の構造を示す図である。同図において1009は
クラスメソッドテーブルへのポインター格納部でありク
ラスメソッドテーブル1018へのポインターを格納す
る。クラスメソッドテーブル1018はデジタルVTR
203のハードウェアを制御し再生動作を実行する再生
実行手段1019、録画動作を実行する録画実行手段1
020等多数のデータ処理手段から構成されている。1
010はメッセージ通信手段であり、1011は処理検
索手段である。1012はメソッド部であるが実際のデ
ータ処理手段はクラスメソッドテーブル1018によっ
て示される。1015は内部データ部であり、テープの
走行状態1016、テープ現在位置1017などデジタ
ルVTR203の制御に必要な多数の変数及びステータ
ス情報により構成されている。
【0056】まず、デジタルVTR203がLAN4に
接続されたときの動作について説明する。図16はデジ
タルVTR203をLAN4に接続した際の動作のフロ
ーを示した図である。図17はマルチメディアコントロ
ーラ1の画面を示した図である。図17において228
はマルチメディアコントローラ1のディスプレー、22
9はデジタルVTR203が接続されたことを示すアイ
コン表示であり、230はマウスなどのポインティング
デバイスが指示する位置を示すカーソルである。ポイン
ティングデバイスは図示しないが、ポインティングデバ
イスはボタンを備えており、該ボタンを利用者が押して
放す動作を一般的にクリックすると称し、所定間隔で2
回クリックする動作をダブルクリックすると称する。
尚、他の接続機器としては、カメラ(静止画入力)、チ
ユーナ、テレビジヨン、各種データベース、CD等、種
々の機器との接続が可能であり、それらの機器の選択、
制御も画面228上のアイコン表示にて行うことができ
る。
【0057】図18はLAN4にマルチメディア機器の
例であるオブジェクト化されたデジタルVTR203が
接続されたときの状態を説明する図である。図18にお
いて220はマルチメディアコントローラ1内に生成さ
れるオブジェクトでありマルチメディアコントローラ1
内においてデジタルVTR203の代理として機能する
デジタルVTR代理オブジェクト220である。デジタ
ルVTR代理オブジェクト220はデジタルVTR20
3のコントロールパネルとして機能するデジタルVTR
コントロールパネルオブジェクト221、データ入力の
際にデータ入力オブジェクト208の代理として機能す
るデジタルVTRデータ入力代理オブジェクト222、
同様にデータ出力オブジェクト209の代理として機能
するデジタルVTRデータ出力代理オブジェクト223
から構成される。
【0058】図16、図17、図18に従ってLAN4
にマルチメディア機器の例であるオブジェクト化された
デジタルVTR203が接続されたときの動作を説明す
る。デジタルVTR203をLANに接続すると(63
6)システムディレクターオブジェクト205がデジタ
ルVTR203の接続を認識する(637)。次にシス
テムディレクターオブジェクト205はデジタルVTR
203にデバイスIDを発送する(638)。
【0059】次にシステムディレクターオブジェクト2
05はマルチメディア機器代理オブジェクト生成手段1
047を用いてデジタルVTR203よりデジタルVT
R代理オブジェクト記述ファイル210をロードする
(639)。次にシステムディレクターオブジェクト2
05はマルチメディア機器代理オブジェクト生成手段1
047を用いてデジタルVTR代理オブジェクト記述フ
ァイル210に基づきデジタルVTR代理オブジェクト
220をマルチメディアコントローラ1中に生成する
(640)。その結果図18で示した接続状態になる。
次にデジタルVTR代理オブジェクト220はマルチメ
ディアコントローラ1のディスプレー228にデジタル
VTR203のアイコン表示229を表示する(64
1)。その後利用者の指示を待つ(642)。
【0060】以後、操作者は、マルチメデイアコントロ
ーラのデジタルVTRコントロールパネルオブジエクト
221に基づいて表示された操作画面に基づいてデジタ
ルVTRを操作することにより、マルチメデイアコント
ローラ1内のデジタルVTR代理オブジエクト220を
介してデジタルVTRを制御することができる。
【0061】次にデジタルVTR代理オブジェクト記述
ファイル210の記述と生成されるオブジェクトの関連
についてさらに詳細に説明する。
【0062】図19はデジタルVTR203のアイコ
ン、図20はコントロールパネル表示画面の例を示した
図である。図19はデジタルVTR203がLAN4に
接続する際に表示されるアイコン229を示している。
図20はデジタルVTRコントロールパネルオブジェク
ト221が描画するデフォルトの表示画面であり、同図
において232はデイスプレー上に表示されるコントロ
ールパネルの表示選択メニュー、265はテープの経過
時間を表示するタイムカウンター表示、266はデジタ
ルVTR203の制御モードを選択するコントロールモ
ード選択部267はデフォルトの制御モードに設定する
ための第1のスイッチボタン表示、268はより詳細な
制御モードを選択するための第2のスイッチボタン表
示、269は巻き戻しボタン表示、270は逆転再生ボ
タン表示、271は一時停止ボタン表示、272は再生
ボタン表示、273は早送りボタン表示、274は停止
ボタン表示、275は録画ボタン表示である。
【0063】図21はオブジェクトの所属するクラスと
デジタルVTRコントロールパネルオブジェクト221
の構成要素の対応を説明する図である。各基本的な構成
要素が所属するクラスはあらかじめクラスライブラリー
1081に定義されており、マルチメディアコントロー
ラ1中に保持されている。図21が示すとおりデジタル
VTRコントロールパネルオブジェクト221の各構成
要素個々がデジタルVTRコントロールパネルオブジェ
クト221を構成するオブジェクトとして機能する。
【0064】図21においてコントロールパネル表示画
面231のフレームはパネルクラスのVTRコントロー
ルパネルオブジェクト284(ID=1)に対応してい
る。コントロールパネルの表示選択メニュー232はメ
ニュークラスのパネルビュー設定メニューオブジェクト
285(ID=2)に対応している。タイムカウンター
表示265はフォームクラスのタイムカウンターオブジ
ェクト286(ID=3)に対応している。巻き戻しボ
タン表示269はボタンクラスの巻き戻しボタンオブジ
ェクト287(ID=4)に対応している。逆転再生ボ
タン表示270はボタンクラスの逆転再生ボタンオブジ
ェクト288(ID=5)に対応している。一時停止ボ
タン表示271はボタンクラスの一時停止ボタンオブジ
ェクト289(ID=6)に対応している。再生ボタン
表示272はボタンクラスの再生ボタンオブジェクト2
90(ID=7)に対応している。早送りボタン表示2
73はボタンクラスの早送りボタンオブジェクト291
(ID=8)に対応している。停止ボタン表示274は
ボタンクラスの停止ボタンオブジェクト292(ID=
9)、録画ボタン表示275はボタンクラスの録画ボタ
ンオブジェクト293(ID=10)に対応している。
【0065】コントロールモード選択部266はボタン
グループクラスのコントロールモード切り替えオブジェ
クト294(ID=11)に対応している。第1のスイ
ッチボタン267はラジオボタンクラスのデフォルトボ
タンオブジェクト295(ID=12)に対応してい
る。第2のスイッチボタン268はラジオボタンクラス
の上級ボタンオブジェクト296(ID=13)に対応
している。
【0066】次に図21に示したデジタルVTRコント
ロールパネルオブジェクト221を構成するオブジェク
トのうち、例として再生ボタンオブジェクト再生ボタン
オブジェクト290の生成に関して説明する。
【0067】図22は再生ボタンオブジェクト290の
生成に関する説明図である。図22において297、2
98、299、300、601、602、603、60
4、605、606、607、608、609、61
0、611はデジタルVTR代理オブジェクト記述ファ
イル210のオブジェクトコントロールパネルオブジェ
クト記述部247に記述された要素を示している。
【0068】297はオブジェクト認識情報であり、ク
ラス名298、オブジェクトID299、所属オブジェ
クトID300から構成される。601は第1オブジェ
クト描画情報であり、描画位置・大きさ情報602、形
状・色情報603、オブジェクト画像604から構成さ
れる。605は第2オブジェクト描画情報であり、描画
位置・大きさ情報606、形状・色情報607、オブジ
ェクト画像608から構成される。609はオブジェク
トリンク情報であり、リンク先オブジェクトID610
と送出メッセージ611から構成される。
【0069】290はクラスとデジタルVTR代理オブ
ジェクト記述ファイル210のオブジェクトコントロー
ルパネルオブジェクト記述部247の情報から生成され
るボタンオブジェクト再生ボタンオブジェクトである。
613はクラスメソッドテーブルへのポインター格納部
であり、ボタンクラスクラスメソッドテーブル625を
ポイントするポインターを格納している。ボタンクラス
クラスメソッドテーブルはボタンクラスのオブジェクト
が生成される際にボタンオブジェクトの内部変数を初期
化するボタン初期化手段626とボタンオブジェクトの
表示を描画するボタン描画手段627、利用者がボタン
オブジェクトの描画位置をマウス等のポインティングデ
バイスのカーソル230で指示してクリック動作を行っ
たときにその動作に反応してボタンオブジェクトがクリ
ックされたことをボタンの表示を一時的に変えるなどで
示すとともに他のオブジェクトにメッセージを送出する
クリック反応手段から構成されている。
【0070】これらのボタンクラスメソッドテーブルが
保持する各データ処理手段の定義はクラスに記載されて
おり、再生ボタンオブジェクト290だけでなく他のボ
タンクラスに属するすべてのオブジェクトから共通に参
照されもちいられる。614はメッセージ通信手段、6
15は処理検索手段である。616はメソッド部であ
り、620は内部データ部である。内部データ部620
はオブジェクトID621、ボタン状態データ622、
描画パラメータ623、リンクデータ624から構成さ
れている。再生ボタンオブジェクト290だけでなくボ
タンクラスに属するすべてのボタンオブジェクトが持つ
べき内部データの型はクラスに記載されている。
【0071】システムディレクターオブジェクト205
はデジタルVTR代理オブジェクト記述ファイル210
を読み込んで各オブジェクトを生成するが、図22の例
ではオブジェクト認識情報297のクラス名298の記
述によってボタンクラスのオブジェクトを生成する。再
生ボタンオブジェクト290をシステムディレクターオ
ブジェクト205が生成する際、ボタン初期化手段62
6によって内部データ部620の初期化が行われる。図
22の例によれば、オブジェクトIDはオブジェクトI
D299の記述によってID=7に設定される。所属オ
ブジェクトID300の記述によってシステムディレク
ターオブジェクト205は再生ボタンオブジェクト29
0がデジタルVTRコントロールパネルオブジェクト2
21に属することがわかる。このような各オブジェクト
の所属オブジェクト情報をもとにシステムディレクター
オブジェクト205はオブジェクト間の包含関係を知
り、複数のオブジェクトから構成されるオブジェクトを
複合オブジェクトとして生成する。
【0072】ボタン描画手段627は描画パラメータ6
23とボタン状態データ622にもとづいて再生ボタン
オブジェクト290を描画する。ボタン描画手段627
はボタンオブジェクト生成時と所属オブジェクトの移動
時に自動的に実行される。
【0073】第1オブジェクト描画情報601は押され
ていない時のボタンの描画情報625を記述している。
描画位置・大きさ情報602は再生ボタンオブジェクト
290を描画する際のデジタルVTRコントロールパネ
ルオブジェクト221における描画位置と大きさを示す
矩形枠情報が記述されている。該矩形枠情報は押されて
いない時のボタンの描画情報625の(X1、Y1)、
(X2、Y2)のようにデジタルVTRコントロールパ
ネルオブジェクト221の座標系において該矩形情報を
規定する座標情報、例として左上と右下の座標によって
表現される。押されていないときの再生ボタンオブジェ
クトの描画は形状・色情報603もしくはオブジェクト
画像604にもとづいて行われる。形状・色情報603
は線の書き方色の塗り方などオブジェクトを描画するた
めの言語で記述されている。オブジェクト画像604は
ビットマップデータで表現されている。一般に前者で表
現したほうがデータ量は少なくてすむが後者の方が自由
度が高い。
【0074】第2オブジェクト描画情報605は第1オ
ブジェクト描画情報601と同様の方法で押されたとき
のボタンの描画情報626を記述している。第1オブジ
ェクト描画情報601と第2オブジェクト描画情報60
5をもとにして描画パラメータ623が決定される。リ
ンクデータ624はオブジェクトリンク情報609にも
とづいて設定され、送出メッセージとして’play’
が、リンク先オブジェクトIDとしてリンク先オブジェ
クトIDが設定されるが、メッセージを送出する際に受
取先のオブジェクトがシステム全体で一意に決定される
目的で、デジタルVTR203をLAN4に接続した際
にシステムディレクターオブジェクト205がデジタル
VTRに割り当てたデバイスIDをリンク先オブジェク
トIDに付加した形で設定される。
【0075】そのため機器間でオブジェクトが重複した
IDを用いてもメッセージを正しく伝えることが可能に
なる。ボタン状態データはボタンが押されているか否か
の状態を保持する。
【0076】図23は利用者がデジタルVTR203の
アイコン表示229にカーソル230を合わせてダブル
クリックした際の動作を示すのフローチヤートおよびコ
ントロールパネルを操作した際の動作のフローチヤート
を示した図である。
【0077】図24は利用者がデジタルVTR203の
アイコン表示229をダブルクリックした際のマルチメ
ディアコントローラ1の表示画面を示す図である。図2
4において231はデジタルVTR203のデフォルト
のコントロールパネル表示画面、272は再生ボタンで
ある。
【0078】図29はパネルクラスのデジタルVTRコ
ントロールパネルオブジェクトの構造とオブジェクト記
述情報の関係を示した図である。
【0079】図29において1401はクラスメソッド
テーブルへのポインター格納部でありパネルクラスクラ
スメソッドテーブル1402を示す。パネルクラスクラ
スメソッドテーブルはパネルオブジェクトを初期化する
パネル初期化手段1403、パネルを描画するパネル描
画手段1404、パネルをダブルクリックされたときの
動作を示すクリック反応手段1405から構成される。
1406はメッセージ通信手段、1407は処理検索手
段、1410は内部データ部であり、1411はオブジ
ェクトID、1412はパネル状態データ、1413は
描画パラメータである。内部データ部1410はデジタ
ルVTR代理オブジェクト記述ファイル210の記述に
従い、初期化されるが、デジタルVTR代理オブジェク
ト記述ファイル210のデジタルVTRコントロールパ
ネルオブジェクト記述部211はオブジェクト認識情報
1414、デジタルVTR203のアイコン画像142
6を示す第1オブジェクト描画情報、デジタルVTRの
コントロールパネルのフレーム1427を示す第2オブ
ジェクト描画情報1422から成り立つ。オブジェクト
認識情報1414はクラス名1415(パネルクラ
ス)、オブジェクトID1416(ID=1)、所属オ
ブジェクトIDから構成される。第1オブジェクト描画
情報1418は描画位置・大きさ情報1419、形状・
色情報1420、オブジェクト画像1421から構成さ
れる。第2オブジェクト画像1422は描画位置・大き
さ情報1423、形状・色情報1424、オブジェクト
画像1425から構成される。
【0080】図23と図29にしたがってデジタルVT
R203のコントロールパネル表示動作と再生動作の指
示方法を説明する。図16で説明した動作においてシス
テムディレクターオブジェクト205がデジタルVTR
代理オブジェクト220を生成した時点でデジタルVT
R代理オブジェクト220はアイコン表示229をアイ
コン画像1426に基づいて表示するが、利用者がデジ
タルVTRのアイコン229をカーソル230で指示し
てダブルクリックすると(643)、デジタルVTR代
理オブジェクト220のコントロールパネルオブジェク
ト221はコントロールパネルオブジェクト221を構
成するすべてのオブジェクトにたいして描画を指示する
メッセージを送出する。該メッセージにしたがって図2
1に示したすべてのオブジェクトが描画手段を実行し、
コントロールパネルオブジェクトはその際、第2オブジ
ェクト描画情報に基づいてデジタルVTRのコントロー
ルパネルのフレームを描画する。その結果、デジタルV
TR203を操作するためのデジタルVTRコントロー
ルパネル表示231が図24のように表示され(64
4)、利用者の指示を待つ(645)。この状態で利用
者が該コントロールパネル231の再生ボタン272を
カーソル230で指示してクリックすると(646)、
コントロールパネルオブジェクト221はデジタルVT
R203のコントローラオブジェクト214にメッセー
ジ’PLAY’を送出する(647)。これによつてデ
ジタルVTR203のコントローラオブジェクト214
は該メッセージに反応して再生実行手段を起動する(6
48)。再生実行手段の起動によってデジタルVTR2
03の再生動作が開始される。
【0081】以上説明したように本発明によればマルチ
メディア機器をマルチメディアコントローラにLANを
介して接続するだけでマルチメディア機器の操作に必要
なマルチメディア機器代理オブジェクトがマルチメディ
アコントローラに自動的に生成され、さらにマルチメデ
ィア機器の操作に必要なコントロールパネルがマルチメ
ディアコントローラのディスプレーに自動的に表示さ
れ、該コントロールパネルに対して利用者が操作を行う
とマルチメディア機器のコントローラオブジェクトに適
切なメッセージが送出され所望の操作を行うことができ
る。マルチメディア機器の操作に必要なマルチメディア
機器代理オブジェクトを生成するために必要な情報はマ
ルチメディア機器から読み込んだマルチメディア機器代
理オブジェクト記述ファイルから取得するため、マルチ
メディアコントローラには基本的なクラスライブラリー
があるだけでよく、特定のマルチメディア機器に関する
情報をあらかじめ持っている必要はない。
【0082】図25はデジタルVTRデータ入力代理オ
ブジェクトの構造とオブジェクト記述情報の関係を示し
た図である。図25において、222はデジタルVTR
データ入力代理オブジェクト、668はクラスメソッド
テーブルへのポインター格納部であり、データ入力代理
クラスクラスメソッドテーブル679を示す。データ入
力代理クラスクラスメソッドテーブル679はデータ入
力代理オブジェクト初期化手段680、リンク情報更新
手段681、整合ファイルタイプ返答手段678より構
成される。
【0083】669はメッセージ通信手段、670は処
理検索手段、671はメソッド部である。674は内部
データ部であり、675はオブジェクトID、676は
対応するデータ入力オブジェクトのIDである対応デー
タ入力オブジェクトIDである。677は入力すること
ができるデータのファイルタイプを示す整合ファイルタ
イプ、1006はデータ出力オブジェクトとのリンク情
報である。
【0084】デジタルVTR代理オブジェクト記述ファ
イル210のデジタルVTRデータ入出力代理オブジェ
クト記述部212に基づきデジタルVTRデータ入力代
理オブジェクトは生成されるが、682はデジタルVT
Rデータ入出力代理オブジェクト記述部212に記述さ
れた入力代理オブジェクト情報であり、オブジェクトI
D(本例ではID=1)683、対応データ入力オブジ
ェクトID(本例ではID=1)684、整合ファイル
タイプリスト685(本例ではAV1、AV2と称する
フォーマットとする)から構成される。これらの記述に
よって入力代理オブジェクト初期化手段680は内部デ
ータ部674のデータを初期化する。
【0085】図26はデジタルVTRデータ出力代理オ
ブジェクトの構造とオブジェクト記述情報の関係を示し
た図である。図26において、223はデジタルVTR
データ出力代理オブジェクト、690はクラスメソッド
テーブルへのポインター格納部であり、データ出力代理
クラスクラスメソッドテーブル1048を示す。データ
出力代理クラスクラスメソッドテーブル1048はデー
タ出力代理オブジェクト初期化手段694、リンク情報
更新手段695、整合ファイルタイプ返答手段700よ
り構成される。
【0086】691はメッセージ通信手段、692は処
理検索手段、693はメソッド部である。696は内部
データ部であり、697はオブジェクトID、698は
対応するデータ出力オブジェクトのIDである対応デー
タ出力オブジェクトIDである。699は出力すること
ができるデータのファイルタイプを示す整合ファイルタ
イプ、688はデータ出力オブジェクトとのリンク情報
である。
【0087】デジタルVTR代理オブジェクト記述ファ
イル210のデジタルVTRデータ入出力代理オブジェ
クト記述部212に基づきデジタルVTRデータ出力代
理オブジェクトは生成されるが、1001はデジタルV
TRデータ入出力代理オブジェクト記述部212に記述
されたデータ出力代理オブジェクト情報であり、オブジ
ェクトID(本例ではID=1)1002、対応データ
出力オブジェクトID(本例ではID=1)1003、
整合ファイルタイプリスト1004(本例ではAV1、
AV2と称するフォーマットとする)から構成される。
これらの記述によってデータ出力代理オブジェクト初期
化手段694は内部データ部696のデータを初期化す
る。
【0088】図27はデジタルVTRデータ入力オブジ
ェクトの構造を示した図である。図22において、20
8はデジタルVTRデータ入力オブジェクト、1022
はクラスメソッドテーブルへのポインター格納部であ
り、データ入力クラスクラスメソッドテーブル1031
を示す。データ入力クラスクラスメソッドテーブル10
31はファイル書き込み手段1032、データ受信手段
1033、リンク情報更新手段686より構成される。
1023はメッセージ通信手段、1024は処理検索手
段、1025はメソッド部である。1028は内部デー
タ部であり、1029はオブジェクトID、1030は
リンク情報である。
【0089】図28はデジタルVTRデータ出力オブジ
ェクトの構造を示した図である。図28において、20
9はデジタルVTRデータ出力オブジェクト、1035
はクラスメソッドテーブルへのポインター格納部であ
り、データ出力クラスクラスメソッドテーブル1044
を示す。データ出力クラスクラスメソッドテーブル10
44はファイル読みだし手段1045、データ送信手段
1046、リンク情報更新手段687より構成される。
また1036はメッセージ通信手段、1037は処理検
索手段、1038はメソッド部である。1041は内部
データ部であり、1042はオブジェクトID、104
3はリンク情報である。
【0090】デジタルVTR203のデータ入力代理オ
ブジェクト222とデータ出力代理オブジェクト223
がマルチメディアコントローラ中に生成されるとあたか
もデジタルVTRデータ入力オブジェクト208やデジ
タルVTRデータ出力オブジェクト209であるかのよ
うに機能する。例えば他のマルチメディア機器のファイ
ルをデジタルVTRにコピーする場合システムディレク
ターオブジェクト205はデジタルVTRデータ入力代
理オブジェクト222に入力することができるファイル
のタイプを問い合わせる。システムディレクターオブジ
ェクト205の問い合わせにたいしデジタルVTRデー
タ入力代理オブジェクト222の整合ファイルタイプ返
答手段は、デジタルVTR203が受け付けることので
きるファイルタイプを返答する。
【0091】コピーしようとするファイルのファイルタ
イプがその中に存在すればコピーしようとしているファ
イルを有するマルチメディア機器の出力代理オブジェク
トからデジタルVTRデータ入力代理オブジェクト22
2へのリンクが設定される。デジタルVTRデータ入力
代理オブジェクト222のリンク情報更新手段681は
デジタルVTRデータ入力オブジェクト208にメッセ
ージを送ってデジタルVTRデータ入力オブジェクト2
08のリンク更新手段を起動しデジタルVTRデータ入
力オブジェクト208のリンク情報688を更新する。
【0092】同時にコピーしようとしているファイルを
有するマルチメディア機器のデータ出力代理オブジェク
トがデータ出力オブジェクトのリンク情報を更新するメ
ッセージを送出しリンク情報が更新されることでコピー
しようとしているファイルを有するマルチメディア機器
のデータ出力オブジェクトとデジタルVTRデータ入力
オブジェクト208のリンクが設定される。
【0093】その後、コピーしようとしているファイル
を有するマルチメディア機器のデータ出力オブジェクト
のデータ送信手段が起動され、コピーしようとしている
ファイルを有するマルチメディア機器のデータ出力オブ
ジェクトはデジタVTRデータ入力オブジェクトにメッ
セージを送り、データ受信手段1033とファイル書き
込み手段1032を起動することでファイルのコピーが
行われる。すなわちコピーの指示等をマルチメディアコ
ントローラ内のデータ入力代理オブジェクトとデータ出
力代理オブジェクトに指示すると、データ入力代理オブ
ジェクトとデータ出力代理オブジェクトはそれぞれマル
チメディア機器本体のデータ入力オブジェクトとデータ
出力オブジェクトにメッセージを送出し、マルチメディ
ア機器間のデータのリンクを設定するため実際のデータ
のコピーなどに関してマルチメディアコントローラが直
接関与する必要はない。
【0094】以上の様に、上記の実施例によれば、複数
のマルチメディア機器が接続されたシステム全体の制御
を行なう際に、今までの様にあらかじめコントローラ側
にその制御を行なう為のデバイスドライバやアプリケー
ションソフトウェアなどをインストールして準備する必
要がなくなり、マルチメディア機器をLAN上に接続す
るだけで自動的にコントロールパネル及び機器状態がコ
ントローラの画面上に表示され、電源のON/OFF・本体の
制御・入出力の切り替えを画面において行い易くなる等
の大きな効果がある。
【0095】また、マルチメディア機器がコントローラ
側に送ったコントロールパネルの部品群の中で、コント
ローラ側であらかじめ持っていた同一に定義されている
部品群とはユーザーの好みで交換することができ、メー
カー毎に異なるユーザーインターフェースを統一するこ
とが可能である。さらに、LANを介して遠隔地のコン
トローラからの制御やマルチメディア機器のアクセスを
透過的に行なうことが出来るようになった。
【0096】図30はメニュークラスのパネルビュー設
定メニューオブジェクトの構造とオブジェクト記述情報
の関係を示した図である。
【0097】図30において1428はクラスメソッド
テーブルへのポインター格納部でありメニュークラスク
ラスメソッドテーブル1430を示す。メニュークラス
クラスメソッドテーブルはメニューオブジェクトを初期
化するメニュー初期化手段1431、メニューを描画す
るメニュー描画手段1432、メニューが選択されたと
きの動作を示すメニュー選択反応手段1433から構成
される。1429はメッセージ通信手段、1434は処
理検索手段、1435はメソッド部、1436は内部デ
ータ部であり、1437はオブジェクトID、1438
はメニュー状態データ、1439は描画パラメータであ
る。内部データ部1436はデジタルVTR代理オブジ
ェクト記述ファイル210の記述に従い、初期化される
が、デジタルVTR代理オブジェクト記述ファイル21
0のデジタルVTRコントロールパネルオブジェクト記
述部211のパネルビュー設定メニューに関する記述部
は、オブジェクト認識情報1440、パネルビュー設定
メニューのタイトルを示す第1オブジェクト描画情報1
444、パネルビュー設定メニューの第1メニューアイ
テムを示す第2オブジェクト描画情報1448、パネル
ビュー設定メニューの第2メニューアイテムを示す第3
オブジェクト描画情報1452から成り立つ。オブジェ
クト認識情報1440はクラス名1441(本例ではメ
ニュークラス)、オブジェクトID1442(本例では
ID=2)、所属オブジェクトID(本例ではID=1
のデジタルVTRコントロールパネル)から構成され
る。第1オブジェクト描画情報1444は描画位置・大
きさ情報1445、形状・色情報1446、オブジェク
ト画像1447から構成され、メニュータイトル146
2をあらわす。第2オブジェクト描画情報1448は描
画位置・大きさ情報1449、形状・色情報1450、
オブジェクト画像1451から構成され、第1メニュー
アイテム1463を示す。第3オブジェクト描画情報1
452は描画位置・大きさ情報1453、形状・色情報
1454、オブジェクト画像1455から構成され、第
2メニューアイテム1464を示す。第1オブジェクト
リンク情報1456は第1メニューアイテム1463が
選択されたときに発行されるメッセージとメッセージの
送出先を記述しており、リンク先オブジェクトID14
57はシステムディレクターオブジェクトのIDを示
し、送出メッセージ1458は、’Create object with
file "Default"'というメッセージを示す。第2オブジ
ェクトリンク情報1459は第2メニューアイテム14
64が選択されたときに発行されるメッセージとメッセ
ージの送出先を記述しており、リンク先オブジェクトI
D1460はシステムディレクターオブジェクトのID
を示し、送出メッセージ1461は、’Create object
with file "Custom1"'というメッセージを示す。
【0098】図31はシステムディレクターオブジェク
ト205がマルチメディア機器代理オブジェクト記述フ
ァイルを読み込む際に複数のファイルから1つのファイ
ルを選択する機能を有することを説明する図である。図
31において1465は"Default" という名称のデジタ
ルVTR代理オブジェクト記述ファイルであり、146
6は"Custom1" という名のデジタルVTR代理オブジェ
クト記述ファイルである。
【0099】図32は、利用者がコントロールパネルを
切り替える方法を示す図、図33は切替後の画面を示す
図である。
【0100】図32に示すとおり、デフォルトではシス
テムディレクターオブジェクト205は、"Default" と
いう名称のデジタルVTR代理オブジェクト記述ファイ
ル1465を読み込んでデジタルVTRコントロールパ
ネルオブジェクト221を生成するため、デフォルトの
デジタルVTRコントロールパネル表示画面231が表
示されるとともにパネルビュー設定メニュー232は'D
efault' に設定されている。利用者がポインティングデ
バイスのカーソル230によってパネルビュー設定メニ
ュー232によって'Custom1' を選択するとパネルビュ
ー設定メニューオブジェクト285は、メニュー選択反
応手段1433によってシステムディレクターオブジェ
クト205に'Create object with file "Custom1"' と
いうメッセージを送出する。該メッセージに反応して、
システムディレクターオブジェクト205は、マルチメ
ディア機器代理オブジェクト生成手段1047によって
デジタルVTR代理オブジェクト220をいったん廃棄
し、再生成するが、その際"Custom1" という名称のデジ
タルVTR代理オブジェクト記述ファイル1466を読
み込み、該ファイルによってデジタルVTRコントロー
ルパネルオブジェクト221を再生成する。"Custom1"
という名称のデジタルVTR代理オブジェクト記述ファ
イル1466にDefault"という名称のデジタルVTR代
理オブジェクト記述ファイル1465とは異なる見掛け
のコントロールパネルを記述することによって、例えば
図33のように第2の見掛けのコントロールパネル表示
画面233を表示することができる。
【0101】図33の例ではフレームの角に丸みをつけ
たり、ボタン表示をかげ付きにしたり、英語表示を日本
語表示に変更しているが、本発明によれば、種々の代理
オブジェクト記述ファイルを用意することによって、多
様な利用者の要求に答えることが可能である。
【0102】図34は本発明によって操作ボタンの配置
を変えた例を示した図である。マルチメディア機器に限
ることではないが、一般に電気製品の操作ボタンの配置
はメーカーによって異なり、ひどい場合には同一メーカ
ーでも製品によって異なっていた。この事が利用者を混
乱させていた。一つの装置に長年なれると装置を買い替
えた場合に再度操作を覚えなおす必要があった。本発明
によれば、操作ボタンの配置は代理オブジェクト記述フ
ァイルの変更によって簡単に変えることができ、また複
数の配置の中から利用者に選択させることができる。
【0103】さらにはインタラクティブな操作で操作ボ
タンの配置を利用者が変更し、その結果を代理オブジェ
クト記述ファイルに反映させるようなアプリケーション
ソフトを供給すれば、利用者が好みに応じて自由にコン
トロールパネルをカスタマイズすることも可能になる。
また、例えばマルチメディアコントローラ1を供給する
会社、もしくは第3者が、様々なマルチメディア機器の
代理オブジェクト記述ファイルを供給することによって
A社は図34(a)、B社は図34(b)というように
様々なマルチメディア機器の操作ボタンの配置をマルチ
メディアコントローラ1を供給する会社もしくは第3者
の方針によって統一することも可能になる。
【0104】マルチメディア機器の高機能化も利用者を
混乱させる原因になる。すなわち利用者が通常使わな
い、もしくは利用者の知識レベルが低くて使えない機能
のための操作部材迄がコントロールパネルに表示され、
利用者にとって使いにくくなることが多々ある。本発明
は利用者の必要に応じて必要な操作部材を表示するため
にも用いることができる。
【0105】図35は高度な機能を有するデジタルVT
Rのコントロールパネル表示画面である。図35におい
て276は追加機能を含む機能を操作するためのコント
ロールパネル表示画面、277、280は音声の録音レ
ベルをマニュアルで調整するためのスライダー、27
8、279は録音レベルを監視するためのレベルメータ
ーである。281は画像の圧縮モードを設定するための
ボタングループ、282はデフォルトの圧縮モード設定
ボタン、283はMPEG(国際標準の動画像圧縮方
式)による圧縮モード設定ボタンである。高機能を必要
としない利用者にとってはこれらの操作部材は混乱を招
くだけである。
【0106】図21のコントロールモード切り替えオブ
ジェクト294によって必要最低限の機能だけを操作す
るためのコントロールパネル表示画面231と追加機能
を含む機能を操作するためのコントロールパネル表示画
面276を切り替えることができる。すなわち利用者が
ポインティングデバイスによって第35図図示の上級ボ
タン296を選択するとシステムディレクターオブジェ
クト205は追加機能を含む機能を操作するためのコン
トロールパネル表示画面276を記述したデジタルVT
Rコントロールパネル代理オブジェクト記述ファイルを
読み込み追加機能を含む機能を操作するためのコントロ
ールパネルオブジェクトを再生成する。追加機能が不要
になれば、同様に利用者がポインティングデバイスによ
って第35図図示のデフォルトボタン296を選択する
とシステムディレクターオブジェクト205は最低限の
機能を操作するためのコントロールパネル表示画面23
1を記述したデジタルVTRコントロールパネル代理オ
ブジェクト記述ファイルを読み込み最低限の機能を操作
するためのコントロールパネルオブジェクトを再生成す
る。
【0107】これまでの例では、複数のGUIを選択す
るために複数のマルチメディア機器代理オブジェクト記
述ファイルを用いたが、1つのマルチメディア機器代理
オブジェクト記述ファイルのマルチメディア機器コント
ロールパネルオブジェクト記述部に複数のGUIを記述
することも可能である。
【0108】
【発明の効果】以上の様に、本発明によれば、複数のマ
ルチメディア機器が接続されたシステム全体の制御を行
なう際に、今までの様にあらかじめコントローラ側にそ
の制御を行なう為のデバイスドライバやアプリケーショ
ンソフトウェアなどをインストールして準備する必要が
なくなり、マルチメディア機器をLAN上に接続するだ
けで自動的にコントロールパネル及び機器状態がコント
ローラの画面上に表示され、電源のON/OFF・本体の制御
・入出力の切り替えを等を行なうことができる。
【0109】また、コントロールパネル生成時に複数の
GUI記述から選択することでメーカー毎に異なるユー
ザーインターフェースを統一することが可能であるのみ
ならず、利用者の好みに応じてGUIを選択、更には編
集することも可能である。さらに、利用者の操作に応じ
て必要な操作部材のみを表示させることで、操作がしや
すくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】マルチメデイアコントローラとマルチメデイア
機器の論理的接続形態を示す図である。
【図2】マルチメデイアコントローラとマルチメデイア
機器の物理的接続形態を示す図である。
【図3】オブジエクト化されたマルチメデイア機器の内
部構造を示す図である。
【図4】オブジエクト化されたマルチメデイアコントロ
ーラの内部構造を示す図である。
【図5】マルチメデイアコントローラのシステム階層図
である。
【図6】マルチメデイア機器のシステム階層図である。
【図7】マルチメデイア機器をマルチメデイアコントロ
ーラに接続する前の状態を示す図である。
【図8】LANにマルチメデイア機器が接続されたとき
の状態を示す図である。
【図9】一般的なクラスライブラリーの構成を示す図で
ある。
【図10】オブジエクトの構造を示す図である。
【図11】システムデイレクターオブジエクトの構造を
示す図である。
【図12】代理オブジエクト記述フアイルのコントロー
ルパネル記述部の構成を示す図である。
【図13】代理オブジエクト記述フアイルのデータ入出
力オブジエクト記述部の構成を示す図である。
【図14】オブジエクト化されたデジタルVTRをマル
チメデイアコントローラに接続する前の状態を示す図で
ある。
【図15】VTRコントローラオブジエクトの構造を示
す図である。
【図16】デジタルVTRをLANに接続した際の動作
のフローチヤートである。
【図17】マルチメデイアコントローラの画面を示す図
である。
【図18】LANにマルチメデイア機器としてオブジエ
クト化されたデジタルVTRが接続されたときの状態を
示す図である。
【図19】デジタルVTRのアイコンを示す図である。
【図20】コントロールパネル表示画面を示す図であ
る。
【図21】オブジエクトの所属するクラスとデジタルV
TRコントロールパネルオブジエクトの構成要素の対応
を説明する図である。
【図22】再生ボタンオブジエクトの生成に関する説明
図である。
【図23】デジタルVTRのアイコン表示にカーソルを
合わせて制御を選択した際の動作のフローチヤートであ
る。
【図24】操作者がデジタルVTRのアイコン表示から
制御を選択した際のマルチメデイアコントローラの表示
画面を示す図である。
【図25】デジタルVTRデータ入力代理オブジエクト
の構造とオブジエクト記述情報の関係を示した図であ
る。
【図26】デジタルVTRデータ出力代理オブジエクト
の構造とオブジエクト記述情報の関係を示した図であ
る。
【図27】デジタルVTRデータ入力オブジエクトの構
造を示す図である。
【図28】デジタルVTRデータ出力オブジエクトの構
造を示す図である。
【図29】パネルクラスのデジタルVTRコントロール
パネルオブジエクトの構造とオブジエクト記述情報の関
係を示した図である。
【図30】メニユークラスのパネルビユー設定メニユー
オブジエクトの構造とオブジエクト記述情報の関係を示
した図である。
【図31】システムデイレクターオブジエクトがマルチ
メデイア機器代理オブジエクト記述フアイルを読み込む
際に複数のフアイルから1つのフアイルを選択する機能
を説明するための図である。
【図32】コントロールパネルを切り替える方法を示す
図である。
【図33】コントロールパネルを切り替え後の画面を示
す図である。
【図34】操作ボタンの配置を変更した場合の例を示す
図である。
【図35】デジタルVTRのコントロールパネル表示画
面を示す図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 1/32 Z 7232−5C 5/00 Z A 5/44 A 5/765 5/92 7734−5C H04N 5/92 H (72)発明者 河村 秀明 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内 (72)発明者 相澤 隆志 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内 (72)発明者 羽鳥 健司 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のオブジェクト化された周辺機器を
    共通の通信回線を介して1つのコントローラで統一的に
    制御する制御システムであつて、 前記コントローラ及び前記複数の周辺機器はそれぞれ前
    記通信回線に対して双方向にデータの送受信を行う双方
    向性インタフエースを有し、 前記各周辺機器には、それぞれその機能の制御に関する
    オブジエクトデータを予め格納されており、 前記コントローラは前記通信回線を介して前記周辺機器
    と接続された際、該周辺機器より前記オブジエクトデー
    タをロードして前記周辺機器に対応するオブジエクトを
    形成するとともに、該オブジエクトデータに基づいて前
    記周辺機器を操作するための操作画面を前記コントロー
    ラ側の制御下にて表示し、 前記コントローラ側における前記操作画面に基づく操作
    に応じて、前記オブジエクトを介して前記コントローラ
    側の指令を前記通信回線に出力し、前記周辺機器を制御
    するように構成されてなるシステム制御装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記オブジェクト化
    された周辺機器と前記コントローラは互いに制御命令や
    データ入出力命令等のメッセージを送受信するための、
    メッセージ送受信手段を備えていることを特徴とするシ
    ステム制御装置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、前記オブジェクト化
    された周辺機器と前記コントローラは前記メッセージで
    指定される実行手続き、関数、サブルーチン等のメソッ
    ド群及びその実行環境を有してなるシステム制御装置。
  4. 【請求項4】 請求項1において、前記オブジェクト化
    された周辺機器とコントローラは、内部状態や可変パラ
    メータ等の内部データを内部に隠蔽し、メソッドを呼び
    出す事により間接的にその内部データをアクセスする様
    に、カプセル化されている事を特徴とするシステム制御
    装置。
  5. 【請求項5】 請求項1において、前記オブジェクト化
    された周辺機器は、自身の操作や表示を、外部コントロ
    ーラで出来る様に、操作パネル・表示装置等をグラフィ
    カルユーザーインタフェースとして保有し、外部のコン
    トローラにそのグラフィカルユーザーインタフェースを
    送りだす手段を有してなるシステム制御装置。
  6. 【請求項6】 請求項5において、前記オブジェクト化
    された周辺機器は、前記グラフィカルユーザーインタフ
    ェースの操作パネルの動作に対応したメソッドを定義し
    たテーブルを有し、外部のコントローラにそのテーブル
    を送りだす手段を有してなるシステム制御装置。
  7. 【請求項7】 請求項6において、前記オブジェクト化
    された周辺機器は、グラフィカルユーザーインタフェー
    ス及びメソッド定義テーブルをまとめて、オブジェクト
    として実現し、外部のコントローラにそのオブジェクト
    を送りだす手段を有するシステム制御装置。
  8. 【請求項8】 請求項6において、前記オブジェクト化
    された周辺機器は、グラフィカルユーザーインタフェー
    ス及びメソッド定義テーブルを、まとめた所定の記述言
    語で実現し、外部のコントローラにその記述言語を送り
    だす手段を有するシステム制御装置。
  9. 【請求項9】 請求項1において、前記コントローラ
    は、複数のオブジェクト化された周辺機器の物理的接続
    状態の表示手段を有してなるシステム制御装置。
  10. 【請求項10】 請求項1において、前記コントローラ
    は、複数のオブジェクト化された周辺機器の動作状態の
    表示手段及び変更手段を有してなるシステム制御装置。
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