JPH0743976Y2 - コネクタの接続構造 - Google Patents
コネクタの接続構造Info
- Publication number
- JPH0743976Y2 JPH0743976Y2 JP1989112619U JP11261989U JPH0743976Y2 JP H0743976 Y2 JPH0743976 Y2 JP H0743976Y2 JP 1989112619 U JP1989112619 U JP 1989112619U JP 11261989 U JP11261989 U JP 11261989U JP H0743976 Y2 JPH0743976 Y2 JP H0743976Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- connector
- mounting connector
- housing
- outer conductor
- board mounting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Multi-Conductor Connections (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、コネクタの接続構造に関し、詳しくは、ケ
ーブル取付用コネクタと基板取付用コネクタの接続構造
に関する。
ーブル取付用コネクタと基板取付用コネクタの接続構造
に関する。
[従来の技術] 従来の基板取付用コネクタを第7図及び第8図に、ま
た、従来のケーブル取付用コネクタを第9図に示す。
た、従来のケーブル取付用コネクタを第9図に示す。
第7図及び第8図に示すように、基板取付用コネクタA
においては、ケース1に形成された凹部2の中央に円柱
状のインナコンタクト3が設けられ、さらに凹部1の内
周の一部には平板状で上端部に突起を有するコネクタ外
導体4が設けられている。そして、ケース1の基板への
取付面である底面5からはインナコンタクト3と接続す
るインナコンタクト用端子6、コネクタ外導体4と接続
する外導体用端子7が導出されている。
においては、ケース1に形成された凹部2の中央に円柱
状のインナコンタクト3が設けられ、さらに凹部1の内
周の一部には平板状で上端部に突起を有するコネクタ外
導体4が設けられている。そして、ケース1の基板への
取付面である底面5からはインナコンタクト3と接続す
るインナコンタクト用端子6、コネクタ外導体4と接続
する外導体用端子7が導出されている。
また、第9図は、上記基板取付用コネクタAと接続する
相手側のコネクタであるケーブル取付用コネクタBのハ
ウジング8の一部であって、基板取付用コネクタAと接
続する接続部8Aを示している。外導体であるハウジング
8の接続部8Aは円筒状であり、その内側には絶縁部材9
により絶縁保持された、内部導体10と接続するセンタソ
ケット(内部コンタクト)11が配設されている。
相手側のコネクタであるケーブル取付用コネクタBのハ
ウジング8の一部であって、基板取付用コネクタAと接
続する接続部8Aを示している。外導体であるハウジング
8の接続部8Aは円筒状であり、その内側には絶縁部材9
により絶縁保持された、内部導体10と接続するセンタソ
ケット(内部コンタクト)11が配設されている。
上記基板取付用コネクタAとケーブル取付用コネクタB
を接続する場合、基板取付用コネクタAの平板状のコネ
クタ外導体4がケーブル取付用コネクタBのハウジング
8の円筒状の接続部8Aの外周の一点に当接することで両
者の接続が行われる。このとき、コネクタ外導体4がそ
の弾性力により接続部8Aを押圧して保持する。また、基
板取付用コネクタAのインナコンタクト3はケーブル取
付用コネクタBのセンタソケット11と嵌合してセンタソ
ケットの内側に嵌入する。このとき、センタソケット11
がインナコンタクト3を掴む把持力によりインナコンタ
クト3がセンタソケット11内に把持され、両者の電気
的、機械的接続が行われる。
を接続する場合、基板取付用コネクタAの平板状のコネ
クタ外導体4がケーブル取付用コネクタBのハウジング
8の円筒状の接続部8Aの外周の一点に当接することで両
者の接続が行われる。このとき、コネクタ外導体4がそ
の弾性力により接続部8Aを押圧して保持する。また、基
板取付用コネクタAのインナコンタクト3はケーブル取
付用コネクタBのセンタソケット11と嵌合してセンタソ
ケットの内側に嵌入する。このとき、センタソケット11
がインナコンタクト3を掴む把持力によりインナコンタ
クト3がセンタソケット11内に把持され、両者の電気
的、機械的接続が行われる。
[考案が解決しようとする課題] しかし、従来のコネクタ及びその接続構造においては、
基板取付用コネクタのコネクタ外導体の弾性力により、
基板取付用コネクタとケーブル取付用コネクタの結合
(接続)が行われるため、外導体の平板状の部分の長さ
をある程度長くしなければならなず、コネクタを小型化
することができないという問題点がある。また基板取付
用コネクタをリフロー炉に通した場合、焼なましの効果
によりコネクタ外導体が弾性を失ってケーブル取付用コ
ネクタのハウジングの接続部を保持する力が低下すると
いう問題点がある。さらに相手側コネクタに対してこじ
る力が加えられると電気的な接続が途切れやすいという
問題点がある。また、コネクタ外導体とハウジングの接
続部との電気的接続箇所が一箇所であることから、電流
が、第10図に矢印で示すように、表皮効果により相手側
コネクタのハウジング8の内周部を通ってコネクタ外導
体4との接触箇所へ流れる(すなわち、電流の集中を招
く)。その結果、インダクタンスを生じてインピーダン
スマッチングを損ない、好ましくない反射の増加を引き
起こすという問題点がある。
基板取付用コネクタのコネクタ外導体の弾性力により、
基板取付用コネクタとケーブル取付用コネクタの結合
(接続)が行われるため、外導体の平板状の部分の長さ
をある程度長くしなければならなず、コネクタを小型化
することができないという問題点がある。また基板取付
用コネクタをリフロー炉に通した場合、焼なましの効果
によりコネクタ外導体が弾性を失ってケーブル取付用コ
ネクタのハウジングの接続部を保持する力が低下すると
いう問題点がある。さらに相手側コネクタに対してこじ
る力が加えられると電気的な接続が途切れやすいという
問題点がある。また、コネクタ外導体とハウジングの接
続部との電気的接続箇所が一箇所であることから、電流
が、第10図に矢印で示すように、表皮効果により相手側
コネクタのハウジング8の内周部を通ってコネクタ外導
体4との接触箇所へ流れる(すなわち、電流の集中を招
く)。その結果、インダクタンスを生じてインピーダン
スマッチングを損ない、好ましくない反射の増加を引き
起こすという問題点がある。
この考案は、上記の問題点を解決するものであり、コネ
クタの大型化を招くことなく確実な機械的及び電気的接
続を実現することができるとともに、反射の増加が生じ
にくいコネクタの接続構造を提供することを目的とす
る。
クタの大型化を招くことなく確実な機械的及び電気的接
続を実現することができるとともに、反射の増加が生じ
にくいコネクタの接続構造を提供することを目的とす
る。
[課題を解決するための手段] 上記の問題点を解決するため、本願考案のコネクタ接続
構造は、ケースに形成された凹部の略中央に設けられ
た、接続すべき相手側であるケーブル取付用コネクタの
内部コンタクトの内周面と接合するインナコンタクト
と、ケースに形成された凹部の内周の一部に設けられ
た、ケーブル取付用コネクタの外導体たるハウジングの
外周面と接合する、前記ハウジングの接続部外周面に対
応した形状を有する部分円筒形状のコネクタ外導体とを
備えた基板取付用コネクタと、前記基板取付用コネクタ
を構成するコネクタ外導体の内周面と接合する接続部
が、円筒状で、弾性変形しやすいように略軸方向にスリ
ットが形成された構造を有する外導体たるハウジング
と、前記ハウジング内に絶縁保持された、前記基板取付
用コネクタを構成するインナコンタクトがその内側に嵌
入して内周面に接合する、略軸方向にスリットが形成さ
れ、かつ先端が絞られた構造を有するソケット状の内部
コンタクトとを備えたケーブル取付用コネクタと、を用
い、前記基板取付用コネクタのケースの凹部に前記ケー
ブル取付用コネクタのハウジングの接続部を挿入するこ
とにより、前記ハウジングの接続部を前記基板取付用コ
ネクタのコネクタ外導体の内周面に接合させて両者を電
気的に接続し、かつ、ケーブル取付用コネクタのハウジ
ングを基板取付用コネクタのケースの凹部に機械的に結
合させるとともに、前記ケーブル取付用コネクタの内部
コンタクトと前記基板取付用コネクタのインナコンタク
トを嵌合させて両者を電気的、機械的に結合させるよう
にしたことを特徴としている。
構造は、ケースに形成された凹部の略中央に設けられ
た、接続すべき相手側であるケーブル取付用コネクタの
内部コンタクトの内周面と接合するインナコンタクト
と、ケースに形成された凹部の内周の一部に設けられ
た、ケーブル取付用コネクタの外導体たるハウジングの
外周面と接合する、前記ハウジングの接続部外周面に対
応した形状を有する部分円筒形状のコネクタ外導体とを
備えた基板取付用コネクタと、前記基板取付用コネクタ
を構成するコネクタ外導体の内周面と接合する接続部
が、円筒状で、弾性変形しやすいように略軸方向にスリ
ットが形成された構造を有する外導体たるハウジング
と、前記ハウジング内に絶縁保持された、前記基板取付
用コネクタを構成するインナコンタクトがその内側に嵌
入して内周面に接合する、略軸方向にスリットが形成さ
れ、かつ先端が絞られた構造を有するソケット状の内部
コンタクトとを備えたケーブル取付用コネクタと、を用
い、前記基板取付用コネクタのケースの凹部に前記ケー
ブル取付用コネクタのハウジングの接続部を挿入するこ
とにより、前記ハウジングの接続部を前記基板取付用コ
ネクタのコネクタ外導体の内周面に接合させて両者を電
気的に接続し、かつ、ケーブル取付用コネクタのハウジ
ングを基板取付用コネクタのケースの凹部に機械的に結
合させるとともに、前記ケーブル取付用コネクタの内部
コンタクトと前記基板取付用コネクタのインナコンタク
トを嵌合させて両者を電気的、機械的に結合させるよう
にしたことを特徴としている。
[作用] 基板取付用コネクタのケースの凹部に、ケーブル取付用
コネクタのハウジングを挿入することにより、接続部が
円筒状で、弾性変形しやすいように略軸方向にスリット
が形成された構造を有する外導体たるハウジングが、弾
性変形した状態で基板取付用コネクタのケースの内周面
と係合し、基板取付用コネクタとケーブル取付用コネク
タが機械的に確実に結合されるとともに、外導体たるハ
ウジングがその弾性力により基板取付用コネクタのコネ
クタ外導体の内周面と広い面で面接触するため、電気的
な接続を確実に行えるようになるとともに、電流の集中
を防止することができるようになる。また、ケーブル取
付用コネクタのソケット状でスリットが形成された内部
コンタクトに基板取付用コネクタのインナコンタクトが
嵌入することにより、インナコンタクトが内部コンタク
トにより確実に把持され、両者が機械的、電気的に強固
に接続される。
コネクタのハウジングを挿入することにより、接続部が
円筒状で、弾性変形しやすいように略軸方向にスリット
が形成された構造を有する外導体たるハウジングが、弾
性変形した状態で基板取付用コネクタのケースの内周面
と係合し、基板取付用コネクタとケーブル取付用コネク
タが機械的に確実に結合されるとともに、外導体たるハ
ウジングがその弾性力により基板取付用コネクタのコネ
クタ外導体の内周面と広い面で面接触するため、電気的
な接続を確実に行えるようになるとともに、電流の集中
を防止することができるようになる。また、ケーブル取
付用コネクタのソケット状でスリットが形成された内部
コンタクトに基板取付用コネクタのインナコンタクトが
嵌入することにより、インナコンタクトが内部コンタク
トにより確実に把持され、両者が機械的、電気的に強固
に接続される。
したがって、本願考案のコネクタの接続構造によれば、
基板取付用コネクタとケーブル取付用コネクタを、コネ
クタの大型化や反射の増加を招いたりすることなく、電
気的、機械的に確実に接続することができるようにな
る。
基板取付用コネクタとケーブル取付用コネクタを、コネ
クタの大型化や反射の増加を招いたりすることなく、電
気的、機械的に確実に接続することができるようにな
る。
[実施例] 以下、この考案の実施例を図に基づいて説明する。
第1図〜第3図は、一方のコネクタである基板取付用コ
ネクタを示す図である。これらの図に示すように、基板
取付用コネクタCのケース1に形成された凹部2の中央
には中空円柱状のインナコンタクト3が設けられてい
る。さらに凹部2の内周の一部には平板状導体を湾曲さ
せて形成した部分円筒形状のコネクタ外導体4が設けら
れている。コネクタ外導体4の上端側にはその周方向に
凹部4Aが形成されている。ケース1の底面5にはインナ
コンタクト3と接続するインナコンタクト用端子6とコ
ネクタ外導体4と接続する外導体用端子7とが導出され
ている。
ネクタを示す図である。これらの図に示すように、基板
取付用コネクタCのケース1に形成された凹部2の中央
には中空円柱状のインナコンタクト3が設けられてい
る。さらに凹部2の内周の一部には平板状導体を湾曲さ
せて形成した部分円筒形状のコネクタ外導体4が設けら
れている。コネクタ外導体4の上端側にはその周方向に
凹部4Aが形成されている。ケース1の底面5にはインナ
コンタクト3と接続するインナコンタクト用端子6とコ
ネクタ外導体4と接続する外導体用端子7とが導出され
ている。
第4図〜6図は上記基板取付用コネクタCと接続すべき
相手側コネクタであるケーブル取付用コネクタDを示
す。これらの図に示すように、外導体であるハウジング
8の、相手側コネクタである基板取付用コネクタCと接
続する接続部8Aは円筒形状を有しており、接続部8A内に
は絶縁部材9により絶縁保持された、内部導体10と接続
する内部コンタクトである三つ割りのセンタソケット11
が設けられている。この接続部8Aには、適当な弾性を与
えるために、軸方向にほぼ平行な三つのスリット8Bが12
0°間隔に形成されており、かつ、先端部にはコネクタ
外導体4に形成された凹部4Aと嵌合する凸部8Cが形成さ
れている。さらに、ハウジング8の接続部8Aには、必要
な弾性を与えるための焼入れが施されている。
相手側コネクタであるケーブル取付用コネクタDを示
す。これらの図に示すように、外導体であるハウジング
8の、相手側コネクタである基板取付用コネクタCと接
続する接続部8Aは円筒形状を有しており、接続部8A内に
は絶縁部材9により絶縁保持された、内部導体10と接続
する内部コンタクトである三つ割りのセンタソケット11
が設けられている。この接続部8Aには、適当な弾性を与
えるために、軸方向にほぼ平行な三つのスリット8Bが12
0°間隔に形成されており、かつ、先端部にはコネクタ
外導体4に形成された凹部4Aと嵌合する凸部8Cが形成さ
れている。さらに、ハウジング8の接続部8Aには、必要
な弾性を与えるための焼入れが施されている。
次に、上記の基板取付用コネクタCとケーブル取付用コ
ネクタDの接続構造について説明する。基板取付用コネ
クタCの凹部2にケーブル取付用コネクタDの接続部8
が挿入されると、部分円筒状のコネクタ外導体4の凹部
4Aに、ケーブル取付用コネクタDのハウジング8の先端
に形成された凸部8Cが係合する。なお、凸部8Cは、スリ
ット8Bを有するハウジング8の弾性力によりコネクタ外
導体4の凹部4Aに確実に係合する。
ネクタDの接続構造について説明する。基板取付用コネ
クタCの凹部2にケーブル取付用コネクタDの接続部8
が挿入されると、部分円筒状のコネクタ外導体4の凹部
4Aに、ケーブル取付用コネクタDのハウジング8の先端
に形成された凸部8Cが係合する。なお、凸部8Cは、スリ
ット8Bを有するハウジング8の弾性力によりコネクタ外
導体4の凹部4Aに確実に係合する。
また、このとき、基板取付用コネクタCのインナコンタ
クト3がケーブル取付用コネクタDの三つの割りのセン
タソケット11内に嵌入して、センタソケット11により確
実に把握されることにより、基板取付用コネクタCのイ
ンナコンタクト3とケーブル取付用コネクタDのセンタ
ソケット11の電気的、機械的接続が行われる。
クト3がケーブル取付用コネクタDの三つの割りのセン
タソケット11内に嵌入して、センタソケット11により確
実に把握されることにより、基板取付用コネクタCのイ
ンナコンタクト3とケーブル取付用コネクタDのセンタ
ソケット11の電気的、機械的接続が行われる。
このようにして、一方の基板取付用コネクタとの相手側
のケーブル取付用コネクタの電気的、機械的接続が行わ
れる。
のケーブル取付用コネクタの電気的、機械的接続が行わ
れる。
なお、上記実施例では、コネクタ外導体4との十分な接
続を確保するのに必要な弾性を与えるために、ハウジン
グ8の接続部8Aに焼入れを施しているが、ハウジングを
構成する材料として必要な弾性力を有する適切な材料を
選択する場合には焼入れを行う必要はない。
続を確保するのに必要な弾性を与えるために、ハウジン
グ8の接続部8Aに焼入れを施しているが、ハウジングを
構成する材料として必要な弾性力を有する適切な材料を
選択する場合には焼入れを行う必要はない。
[考案の効果] この考案のコネクタの接続構造においては、上記のよう
に構成された基板取付用コネクタ及びケーブル取付用コ
ネクタが用いられているため、電気的な接続面積(基板
取付用コネクタのコネクタ外導体とケーブル取付用コネ
クタのハウジングとの接触面積)を大きくして電流の集
中を緩和することが可能になり、VSWRを低減することが
できる。また、電気的及び機械的接続が確実に行われる
ため、相手側コネクタに対してこじるような力が加えら
れたような場合にも、電気的な接続が途切れて電気的な
不連続を生じることを防止することが可能になり、接続
信頼性を大幅に向上させることができる。
に構成された基板取付用コネクタ及びケーブル取付用コ
ネクタが用いられているため、電気的な接続面積(基板
取付用コネクタのコネクタ外導体とケーブル取付用コネ
クタのハウジングとの接触面積)を大きくして電流の集
中を緩和することが可能になり、VSWRを低減することが
できる。また、電気的及び機械的接続が確実に行われる
ため、相手側コネクタに対してこじるような力が加えら
れたような場合にも、電気的な接続が途切れて電気的な
不連続を生じることを防止することが可能になり、接続
信頼性を大幅に向上させることができる。
さらに、従来のコネクタのように、基板取付用コネクタ
を構成するコネクタ外導体の弾性力によりハウジングを
保持することが不要になるため、コネクタ外導体の背を
低くすることが可能になる。また、コネクタ外導体が弾
性を有していることを必要としないため、コネクタをリ
フロー炉に入れることが可能になり、実装工程や組立工
程などの作業性を向上させることができる。
を構成するコネクタ外導体の弾性力によりハウジングを
保持することが不要になるため、コネクタ外導体の背を
低くすることが可能になる。また、コネクタ外導体が弾
性を有していることを必要としないため、コネクタをリ
フロー炉に入れることが可能になり、実装工程や組立工
程などの作業性を向上させることができる。
第1図はこの考案の実施例にかかる基板取付用コネクタ
を示す平面図、第2図は第1図のII−II線による断面
図、第3図は第1図のIII−III線による断面図、第4図
及び第5図はこの考案の実施例にかかるケーブル取付用
コネクタを示す正面図及び平面図、第6図は第5図のVI
−VI線による断面図、第7図は従来の基板取付用コネク
タを示す図、第8図は第7図のVIII−VIII線による断面
図、第9図は従来のケーブル取付用コネクタを示す断面
図、第10図は従来のコネクタにおける電流の回り込みを
説明する図である。 1……ケース 3……インナコンタクト 4……コネクタ外導体 8……ハウジング、8A……ハウジングの接続部、8B……
スリット 10……内部導体、11……センタソケット(内部コンタク
ト)
を示す平面図、第2図は第1図のII−II線による断面
図、第3図は第1図のIII−III線による断面図、第4図
及び第5図はこの考案の実施例にかかるケーブル取付用
コネクタを示す正面図及び平面図、第6図は第5図のVI
−VI線による断面図、第7図は従来の基板取付用コネク
タを示す図、第8図は第7図のVIII−VIII線による断面
図、第9図は従来のケーブル取付用コネクタを示す断面
図、第10図は従来のコネクタにおける電流の回り込みを
説明する図である。 1……ケース 3……インナコンタクト 4……コネクタ外導体 8……ハウジング、8A……ハウジングの接続部、8B……
スリット 10……内部導体、11……センタソケット(内部コンタク
ト)
Claims (1)
- 【請求項1】ケースに形成された凹部の略中央に設けら
れた、接続すべき相手側であるケーブル取付用コネクタ
の内部コンタクトの内周面と接合するインナコンタクト
と、 ケースに形成された凹部の内周の一部に設けられた、ケ
ーブル取付用コネクタの外導体たるハウジングの外周面
と接合する、前記ハウジングの接続部外周面に対応した
形状を有する部分円筒形状のコネクタ外導体と を備えた基板取付用コネクタと、 前記基板取付用コネクタを構成するコネクタ外導体の内
周面と接合する接続部が、円筒状で、弾性変形しやすい
ように略軸方向にスリットが形成された構造を有する外
導体たるハウジングと、 前記ハウジング内に絶縁保持された、前記基板取付用コ
ネクタを構成するインナコンタクトがその内側に嵌入し
て内周面に接合する、略軸方向にスリットが形成され、
かつ先端が絞られた構造を有するソケット状の内部コン
タクトと を備えたケーブル取付用コネクタと、を用い、 前記基板取付用コネクタのケースの凹部に前記ケーブル
取付用コネクタのハウジングの接続部を挿入することに
より、前記ハウジングの接続部を前記基板取付用コネク
タのコネクタ外導体の内周面に接合させて両者を電気的
に接続し、かつ、ケーブル取付用コネクタのハウジング
を基板取付用コネクタのケースの凹部に機械的に結合さ
せるとともに、前記ケーブル取付用コネクタの内部コン
タクトと前記基板取付用コネクタのインナコンタクトを
嵌合させて両者を電気的、機械的に結合させるようにし
たこと を特徴とするコネクタの接続構造。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989112619U JPH0743976Y2 (ja) | 1989-09-25 | 1989-09-25 | コネクタの接続構造 |
EP95116056A EP0696089B1 (en) | 1989-09-25 | 1990-09-11 | Connector |
DE69029241T DE69029241T2 (de) | 1989-09-25 | 1990-09-11 | Steckverbinder |
EP90117495A EP0419938B1 (en) | 1989-09-25 | 1990-09-11 | Connector |
DE69033945T DE69033945T2 (de) | 1989-09-25 | 1990-09-11 | Steckverbinder |
US07/582,614 US5078621A (en) | 1989-09-25 | 1990-09-14 | Connector |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989112619U JPH0743976Y2 (ja) | 1989-09-25 | 1989-09-25 | コネクタの接続構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0350781U JPH0350781U (ja) | 1991-05-17 |
JPH0743976Y2 true JPH0743976Y2 (ja) | 1995-10-09 |
Family
ID=31661063
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1989112619U Expired - Lifetime JPH0743976Y2 (ja) | 1989-09-25 | 1989-09-25 | コネクタの接続構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0743976Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101037291B1 (ko) * | 2010-09-03 | 2011-05-26 | (주)슈추어 | 샌들 장식구 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4885151U (ja) * | 1971-12-04 | 1973-10-16 | ||
JPH0212691Y2 (ja) * | 1984-12-06 | 1990-04-10 |
-
1989
- 1989-09-25 JP JP1989112619U patent/JPH0743976Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0350781U (ja) | 1991-05-17 |
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