JPH0743963Y2 - モジュラージャック端子台 - Google Patents
モジュラージャック端子台Info
- Publication number
- JPH0743963Y2 JPH0743963Y2 JP1992092978U JP9297892U JPH0743963Y2 JP H0743963 Y2 JPH0743963 Y2 JP H0743963Y2 JP 1992092978 U JP1992092978 U JP 1992092978U JP 9297892 U JP9297892 U JP 9297892U JP H0743963 Y2 JPH0743963 Y2 JP H0743963Y2
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- hole
- locking
- holder
- modular jack
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、モジュラージャック
端子台の改良創作に係わるものであり、その改良点は、
端子部材をプリント配線板に接続する手段及び全体をベ
ースに組立てる手段にある。
端子台の改良創作に係わるものであり、その改良点は、
端子部材をプリント配線板に接続する手段及び全体をベ
ースに組立てる手段にある。
【0002】
【従来の技術】従来のこの考案のようなモジュラージャ
ック部材及び、端子部材をプリント配線板に接続し、両
者を電気的に接続して容器に収容組立てることは、例え
ば特公平3−28023号のテレホンモジュラージャッ
クに見られるところである。
ック部材及び、端子部材をプリント配線板に接続し、両
者を電気的に接続して容器に収容組立てることは、例え
ば特公平3−28023号のテレホンモジュラージャッ
クに見られるところである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし、上記従来技術
は端子部材を直接プリント配線板に接続するために強度
面において端子部材は外圧に耐える程度の大きさに製作
する必要があり、又、組立に際してもプリント配線板に
一個一個接続する必要があり作業上好ましくない課題が
あった。又、プリント配線板にモジュラージャック部材
と端子部材を接続した状態でベースに固着し、これにカ
バーを被蓋する程度の構造であるから外圧に対する強度
の面において信頼度が低い等の課題があった。
は端子部材を直接プリント配線板に接続するために強度
面において端子部材は外圧に耐える程度の大きさに製作
する必要があり、又、組立に際してもプリント配線板に
一個一個接続する必要があり作業上好ましくない課題が
あった。又、プリント配線板にモジュラージャック部材
と端子部材を接続した状態でベースに固着し、これにカ
バーを被蓋する程度の構造であるから外圧に対する強度
の面において信頼度が低い等の課題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】この考案は、上記の如き
従来技術の課題を解決するために次の手段を採用したも
のである。
従来技術の課題を解決するために次の手段を採用したも
のである。
【0005】すなわち、この考案のモジュラージャック
端子台は下記(イ)の構成よりなる端子部材(A)を、
そのケース(K)のスリット(2)を下記(ロ)の構成
よりなるセパレーター(11)の保持板(12)の突条
(13)に嵌合することにより、セパレーター(11)
の保持板(12)毎に取り付けると共に、これらを下記
(ハ)に記載するホルダー(B)に収容し、ホルダー
(B)下端より突出する端子部材(A)のケース(K)
の接続片(3)をプリント配線板(C)に設けた接続孔
(H5)に挿入接続することによりホルダー(B)とプ
リント配線板(C)を結合することを特徴とする。 (イ) 導電板による角形の筒体の下端に接続片(3)
を突設すると共に、上部正面に張出(1)を設け、この
張出(1)の上下端にわたってスリット(2)を成形し
たケース(K)内に、逆止作用を有する板バネ状のスプ
リング(S)をその鎖錠部(4)がケース(K)の背板
に圧接するように収容すると共に、解除片(8)による
押圧により、この鎖錠部(4)を押し拡げて押圧を解除
するための解除押釦(O)を進退自在に収容した端子部
材(A)。 (ロ) 複数の保持板(12)を所要間隔をとって並設
し、各保持板(12)の内側中央位置には突条(13)
を成形し、水平面には突条(13)及び保持板(12)
の間隔毎に受台(14)及び隔体(15)を成型してな
るセパレーター(11)。 (ハ) 端子部材(A)を複数個収容すべき一対の箱体
(R)、(R)を連接すると共に、これらの表面には端
子部材(A)の押釦露出孔(H1)及び電線(L )の挿
入孔(H2)を設けたホルダー(B)。
端子台は下記(イ)の構成よりなる端子部材(A)を、
そのケース(K)のスリット(2)を下記(ロ)の構成
よりなるセパレーター(11)の保持板(12)の突条
(13)に嵌合することにより、セパレーター(11)
の保持板(12)毎に取り付けると共に、これらを下記
(ハ)に記載するホルダー(B)に収容し、ホルダー
(B)下端より突出する端子部材(A)のケース(K)
の接続片(3)をプリント配線板(C)に設けた接続孔
(H5)に挿入接続することによりホルダー(B)とプ
リント配線板(C)を結合することを特徴とする。 (イ) 導電板による角形の筒体の下端に接続片(3)
を突設すると共に、上部正面に張出(1)を設け、この
張出(1)の上下端にわたってスリット(2)を成形し
たケース(K)内に、逆止作用を有する板バネ状のスプ
リング(S)をその鎖錠部(4)がケース(K)の背板
に圧接するように収容すると共に、解除片(8)による
押圧により、この鎖錠部(4)を押し拡げて押圧を解除
するための解除押釦(O)を進退自在に収容した端子部
材(A)。 (ロ) 複数の保持板(12)を所要間隔をとって並設
し、各保持板(12)の内側中央位置には突条(13)
を成形し、水平面には突条(13)及び保持板(12)
の間隔毎に受台(14)及び隔体(15)を成型してな
るセパレーター(11)。 (ハ) 端子部材(A)を複数個収容すべき一対の箱体
(R)、(R)を連接すると共に、これらの表面には端
子部材(A)の押釦露出孔(H1)及び電線(L )の挿
入孔(H2)を設けたホルダー(B)。
【0006】
【実施例】この実施例は発信形モジュラージャック端子
台を示す。図1はこの実施例の端子台の分解状態の斜視
図である。構成は、端子部材(A)、セパレーター(1
1)、ホルダー(B)、プリント配線板(C)、ベース
(D)、カバー(E)(カバーについては図1において
は図示せず)よりなる。
台を示す。図1はこの実施例の端子台の分解状態の斜視
図である。構成は、端子部材(A)、セパレーター(1
1)、ホルダー(B)、プリント配線板(C)、ベース
(D)、カバー(E)(カバーについては図1において
は図示せず)よりなる。
【0007】端子部材(A)はケース(K)と一対のス
プリング(S)、(S)及び解除押釦(O)の組合わせ
よりなるもので、ケース(K)は導電板を折曲構成する
もので、角形筒体であり、側面から見ると上部が外方に
張出(1)してあり、この張出(1)の正面にして筒体
上下端にわたって中央にはスリット(2)が成形され、
スリット(2)の背板に当たる下辺中央位置には接続片
(3)が突設される(図3参照)。
プリング(S)、(S)及び解除押釦(O)の組合わせ
よりなるもので、ケース(K)は導電板を折曲構成する
もので、角形筒体であり、側面から見ると上部が外方に
張出(1)してあり、この張出(1)の正面にして筒体
上下端にわたって中央にはスリット(2)が成形され、
スリット(2)の背板に当たる下辺中央位置には接続片
(3)が突設される(図3参照)。
【0008】スプリング(S)は側面変形S字形で、上
部は約45度折曲して鎖錠部(4)とし、下部は円弧
(5)状に湾曲し、上下中央位置には鎖錠部(4)側に
入り込む段(6)が折曲成形されてなり、これが素材は
燐青銅ばね材が使用される(図3、図4、図5参照)。
部は約45度折曲して鎖錠部(4)とし、下部は円弧
(5)状に湾曲し、上下中央位置には鎖錠部(4)側に
入り込む段(6)が折曲成形されてなり、これが素材は
燐青銅ばね材が使用される(図3、図4、図5参照)。
【0009】解除押釦(O)は上部を押釦(7)とし、
これが頂上にはドライバー用溝が成形され、押釦(7)
の下部は両側に張出されて解除片(8)が成形され、こ
れが中心線上に突起(9)が突設され、更にこれが下部
は当片(10)に構成され、全体の裏面はケース(K)
の背板に接するために平らに絶縁素材により一体成形さ
れてなる(図3、図6。
これが頂上にはドライバー用溝が成形され、押釦(7)
の下部は両側に張出されて解除片(8)が成形され、こ
れが中心線上に突起(9)が突設され、更にこれが下部
は当片(10)に構成され、全体の裏面はケース(K)
の背板に接するために平らに絶縁素材により一体成形さ
れてなる(図3、図6。
【0010】ケース(K)にはスリット(2)を界にし
て一対のスプリング(S)、(S)が夫々鎖錠部(4)
端をケース(K)の背板に圧接してスプリング全体をケ
ース(K)内に収容し、この際、鎖錠部(4)の下位側
の段(6)はケース(K)の上部張出(1)内に位置す
る(図3参照)。
て一対のスプリング(S)、(S)が夫々鎖錠部(4)
端をケース(K)の背板に圧接してスプリング全体をケ
ース(K)内に収容し、この際、鎖錠部(4)の下位側
の段(6)はケース(K)の上部張出(1)内に位置す
る(図3参照)。
【0011】次に解除押釦(O)は押釦(7)をケース
(K)外に現し、両解除押片(8)を夫々スリット
(2)を界として位置する鎖錠部(4)に臨ませ、突起
(9)は両スプリング(S)間に位置し、当片(10)
はケース下方に垂下されて全体が組立られる(図3参
照)。
(K)外に現し、両解除押片(8)を夫々スリット
(2)を界として位置する鎖錠部(4)に臨ませ、突起
(9)は両スプリング(S)間に位置し、当片(10)
はケース下方に垂下されて全体が組立られる(図3参
照)。
【0012】セパレーター(11)は側面L形を呈し、
垂直面側には所要間隔をとって四個の保持板(12)が
並設され、これが内側中央面には縦方向に突条(13)
が成形され、更に保持板(12)毎に水平面位置には突
条(13)と同一線上に受台(14)が成形され、各保
持板(12)の間隔位置の幅と等しい幅の隔体(15)
が水平面に成形される(図7参照)。
垂直面側には所要間隔をとって四個の保持板(12)が
並設され、これが内側中央面には縦方向に突条(13)
が成形され、更に保持板(12)毎に水平面位置には突
条(13)と同一線上に受台(14)が成形され、各保
持板(12)の間隔位置の幅と等しい幅の隔体(15)
が水平面に成形される(図7参照)。
【0013】ホルダー(B)は平面長方形の箱体(R)
で所要間隔(後記するプリント配線板の幅に等しい間
隔)をとって開口側を下向にして長手方向を平行に位置
して開口裏側縁を連板(20)により一体成形され、こ
の連板(20)は箱体(R)の両端に張出した正面下向
きコ字形の枠縁(21)が連接され、更に両箱体(R)
の長手側下辺両側には係止突条(22)が全長にわたっ
て成形され、又、箱体(R)の表面中央位置には所定間
隔をとって四個の押釦(7)の露出用の孔(H1)が穿
設され、この各孔(H1)外側には等間隔をとって一対
あての電線(L)の挿入孔(H2)が穿設され、又、連
板(20)の表面中央位置には組立孔(H3)とポスト
(P)の挿入用孔(H4)が穿設されてなる(図8、図
9参照)。
で所要間隔(後記するプリント配線板の幅に等しい間
隔)をとって開口側を下向にして長手方向を平行に位置
して開口裏側縁を連板(20)により一体成形され、こ
の連板(20)は箱体(R)の両端に張出した正面下向
きコ字形の枠縁(21)が連接され、更に両箱体(R)
の長手側下辺両側には係止突条(22)が全長にわたっ
て成形され、又、箱体(R)の表面中央位置には所定間
隔をとって四個の押釦(7)の露出用の孔(H1)が穿
設され、この各孔(H1)外側には等間隔をとって一対
あての電線(L)の挿入孔(H2)が穿設され、又、連
板(20)の表面中央位置には組立孔(H3)とポスト
(P)の挿入用孔(H4)が穿設されてなる(図8、図
9参照)。
【0014】プリント配線板(C)は平面長方形で、短
手側一側には張出面が連設され、これには従来周知のモ
ジュラージャック端子部材(M)の接片と、これを保持
する保持駒がプリント配線板(C)の接続孔より挿入さ
れ半田付けされて装着され、これには更にハウジング
(23)の基部がモジュラージャックを被蓋するように
接続されてあり、プリント配線板(C)の両側には四個
あての接続孔(H5)が穿設され、更に板中央線上には
組立孔(H6)とポスト(P)の挿入孔(H7)が穿設
されてある(図10参照)。尚、プリント配線板の表裏
に配される配線(PL)によって各接続部材は電気的に
接続されることは従来品と同様である。
手側一側には張出面が連設され、これには従来周知のモ
ジュラージャック端子部材(M)の接片と、これを保持
する保持駒がプリント配線板(C)の接続孔より挿入さ
れ半田付けされて装着され、これには更にハウジング
(23)の基部がモジュラージャックを被蓋するように
接続されてあり、プリント配線板(C)の両側には四個
あての接続孔(H5)が穿設され、更に板中央線上には
組立孔(H6)とポスト(P)の挿入孔(H7)が穿設
されてある(図10参照)。尚、プリント配線板の表裏
に配される配線(PL)によって各接続部材は電気的に
接続されることは従来品と同様である。
【0015】ベース(D)は平面長方形で、これが四周
には起立縁(30)がベース(D)表面に成形され、長
手側起立縁(30)の内側対向位置には係止溝(31)
が成形され、又ベース(D)の短手側正面には一対の起
立板(32)が並設され、これが上部両側には係止用長
孔(33)が穿設され、ベース(D)の中央線上には組
立孔(H8)を有する突体とポスト(P)が成形設立さ
れ、ベース裏面両側には露滴流出用の溝(34)が一対
成形されてある(図11参照)。
には起立縁(30)がベース(D)表面に成形され、長
手側起立縁(30)の内側対向位置には係止溝(31)
が成形され、又ベース(D)の短手側正面には一対の起
立板(32)が並設され、これが上部両側には係止用長
孔(33)が穿設され、ベース(D)の中央線上には組
立孔(H8)を有する突体とポスト(P)が成形設立さ
れ、ベース裏面両側には露滴流出用の溝(34)が一対
成形されてある(図11参照)。
【0016】上記各部品の組立に際しては、一対のセパ
レーター(11)に夫々4個あての端子部材(A)が保
持板(12)毎にケース(K)のスリット(2)を突条
(13)に嵌合して配置される。この端子部材(A)を
保持したセパレーター(11)はホルダー(B)の箱体
(R)の開口側より押釦(7)を孔(H1)に向けて収
容し、各押釦(7)を孔(H1)より外部に現して組立
て、端子部材のケース(K)の各接続片(3)はホルダ
ー(B)の開口側において一線状に揃えて突出され、こ
の各接続片(3)はプリント配線板(C)の接続孔(H
5)に同時に挿入接続されると共に、ホルダー(B)の
正面下向きコ字形の枠縁(21)をモジュラージャック
(M)の保持駒に当接して組み立てられる。これにより
予め接続してあるモジュラージャック(M)と端子板
(A)は配線(PL)により電気的に接続される。モジ
ュラージャック部材(M)は従来周知の構成で、櫛歯状
の保持駒に8個の接片が保持され、これにハウジング
(23)が基部が接続される。
レーター(11)に夫々4個あての端子部材(A)が保
持板(12)毎にケース(K)のスリット(2)を突条
(13)に嵌合して配置される。この端子部材(A)を
保持したセパレーター(11)はホルダー(B)の箱体
(R)の開口側より押釦(7)を孔(H1)に向けて収
容し、各押釦(7)を孔(H1)より外部に現して組立
て、端子部材のケース(K)の各接続片(3)はホルダ
ー(B)の開口側において一線状に揃えて突出され、こ
の各接続片(3)はプリント配線板(C)の接続孔(H
5)に同時に挿入接続されると共に、ホルダー(B)の
正面下向きコ字形の枠縁(21)をモジュラージャック
(M)の保持駒に当接して組み立てられる。これにより
予め接続してあるモジュラージャック(M)と端子板
(A)は配線(PL)により電気的に接続される。モジ
ュラージャック部材(M)は従来周知の構成で、櫛歯状
の保持駒に8個の接片が保持され、これにハウジング
(23)が基部が接続される。
【0017】上記の如く組立られた配線板付きホルダー
(B)はベース(D)の起立縁(30)及び起立板(3
2)間に収容されるもので、ホルダー(B)の両側に成
形した突条(22)を起立縁内側の係止用溝(31)に
嵌合係止し、更にモジュラージャック部材のハウシング
(23)は共にベース正面の起立板(32)内に納ま
り、ハウジング(23)の係止用突条(24)は起立板
(32)の係止用長孔(33)に嵌合係止し、同時に組
合わされたプリント配線板の組立孔(H6)及びホルダ
ー(B)の組立孔(H3)に、組立孔(H8)を有する
突体が嵌合し、ポスト(P)は各挿入孔(H4)及び
(H7)に挿入され、全体は確実に組合わされる。そし
て、ブッシュ(F)を組立孔に挿通固定し、ベース
(D)にはカバー(E)をこれが挿入孔(40)をハウ
ジング(23)に合致し被蓋する。カバー(E)は挿入
口(40)の外、これが反対側及び両側には電線引出用
の切欠予定部(41)が肉薄に成形される。
(B)はベース(D)の起立縁(30)及び起立板(3
2)間に収容されるもので、ホルダー(B)の両側に成
形した突条(22)を起立縁内側の係止用溝(31)に
嵌合係止し、更にモジュラージャック部材のハウシング
(23)は共にベース正面の起立板(32)内に納ま
り、ハウジング(23)の係止用突条(24)は起立板
(32)の係止用長孔(33)に嵌合係止し、同時に組
合わされたプリント配線板の組立孔(H6)及びホルダ
ー(B)の組立孔(H3)に、組立孔(H8)を有する
突体が嵌合し、ポスト(P)は各挿入孔(H4)及び
(H7)に挿入され、全体は確実に組合わされる。そし
て、ブッシュ(F)を組立孔に挿通固定し、ベース
(D)にはカバー(E)をこれが挿入孔(40)をハウ
ジング(23)に合致し被蓋する。カバー(E)は挿入
口(40)の外、これが反対側及び両側には電線引出用
の切欠予定部(41)が肉薄に成形される。
【0018】上記モジュラージャック端子台の用法は次
の通りである。先ず、端子台よりカバー(E)を外して
からブッシュ(F)の中心より木ねじを挿入して所要位
置に固定する。次に、ホルダー(B)の箱体(R)の表
面挿入孔(H2)より電線(L)を挿入し、これが先端
を端子部材(A)のケース(K)の背板と鎖錠部(4)
間に圧入係止して電線(L)を挿入する。以上の作業
後、ベース(D)にカバー(E)を被蓋するものである
が、この場合、先ず接続電線(L)を引出し方向に従っ
て切欠予定部(41)を切欠き、電線引出孔とし、これ
より電線を引出してからカバーをベースに被蓋し、最後
に8芯形プラグをカバー(E)の挿入孔(40)よりハ
ウジング(23)内のモジュラージャック(M)に接続
する。
の通りである。先ず、端子台よりカバー(E)を外して
からブッシュ(F)の中心より木ねじを挿入して所要位
置に固定する。次に、ホルダー(B)の箱体(R)の表
面挿入孔(H2)より電線(L)を挿入し、これが先端
を端子部材(A)のケース(K)の背板と鎖錠部(4)
間に圧入係止して電線(L)を挿入する。以上の作業
後、ベース(D)にカバー(E)を被蓋するものである
が、この場合、先ず接続電線(L)を引出し方向に従っ
て切欠予定部(41)を切欠き、電線引出孔とし、これ
より電線を引出してからカバーをベースに被蓋し、最後
に8芯形プラグをカバー(E)の挿入孔(40)よりハ
ウジング(23)内のモジュラージャック(M)に接続
する。
【0019】次に接続電線(L)を引抜く場合には、カ
バー(E)を外し、ホルダー(B)の表面に現れる押釦
(7)の頂上溝をドライバーの先端で押下げる。その結
果、押釦(7)の圧下により、解除片(8)の両側下端
がケース内の一対のスプリング(S)の各鎖錠部(4)
を押圧し、電線に対する各鎖錠部(4)の先端の圧力が
減少し、電線(L)は容易に引抜きうるものである。
バー(E)を外し、ホルダー(B)の表面に現れる押釦
(7)の頂上溝をドライバーの先端で押下げる。その結
果、押釦(7)の圧下により、解除片(8)の両側下端
がケース内の一対のスプリング(S)の各鎖錠部(4)
を押圧し、電線に対する各鎖錠部(4)の先端の圧力が
減少し、電線(L)は容易に引抜きうるものである。
【0020】
【作用】上記のように構成されるモジュラージャックの
端子台は、端子部材(A)のケース(K)の正面中央に
スリット(2)を成形してあるから、この端子部材
(A)をセパレーター(11)の保持板(12)の突条
(13)にスリット(2)を嵌合して保持する場合に
は、この位置ぎめと共にケース(K)の外側が隔体(1
5)により全体を等間隔に保持できる。よって、押釦
(7)と各接続片(3)は正しい位置をとり、ホルダー
(B)の箱体(R)内に収容した場合、各押釦(7)は
箱体(R)の表面孔(H1)に正確に合致する。又、隔
体(15)により全体を等間隔に保持された端子部材
(A)のケース(K)の背板下辺には接続片(3)を垂
設してあるから、各接続片(3)は箱体(R)の開口側
に一列並びに間隔を揃えて突出せしめることが可能とな
り、プリント配線板(C)の接続孔(H5)に接続片
(3)を同時に挿入接続する作用を呈する。
端子台は、端子部材(A)のケース(K)の正面中央に
スリット(2)を成形してあるから、この端子部材
(A)をセパレーター(11)の保持板(12)の突条
(13)にスリット(2)を嵌合して保持する場合に
は、この位置ぎめと共にケース(K)の外側が隔体(1
5)により全体を等間隔に保持できる。よって、押釦
(7)と各接続片(3)は正しい位置をとり、ホルダー
(B)の箱体(R)内に収容した場合、各押釦(7)は
箱体(R)の表面孔(H1)に正確に合致する。又、隔
体(15)により全体を等間隔に保持された端子部材
(A)のケース(K)の背板下辺には接続片(3)を垂
設してあるから、各接続片(3)は箱体(R)の開口側
に一列並びに間隔を揃えて突出せしめることが可能とな
り、プリント配線板(C)の接続孔(H5)に接続片
(3)を同時に挿入接続する作用を呈する。
【0021】又、解除押釦(O)の突起(9)は一対の
スプリング(S)間により位置し、又これが下位の当片
(10)は押釦(7)の圧下の際、突起(9)がスプリ
ング(S)間に位置して上下動の案内の作用をなし、同
時に当片(10)はセパレーター(11)の受台(1
2)に当接して押釦(7)がケース内にもぐり込む上下
動を呈する作用をなす。
スプリング(S)間により位置し、又これが下位の当片
(10)は押釦(7)の圧下の際、突起(9)がスプリ
ング(S)間に位置して上下動の案内の作用をなし、同
時に当片(10)はセパレーター(11)の受台(1
2)に当接して押釦(7)がケース内にもぐり込む上下
動を呈する作用をなす。
【0022】又、ベース(D)の正面下向きコ字形の枠
体(22)はプリント配線板(C)に接続してあるモジ
ュラージャック(M)の背面に当接するためにモジュラ
ージャックに加わる外圧を受け取める作用をなす。又、
ベース(D)背面には一対の溝(34)を成形してある
から、ベース裏面に露滴が溜まった場合でもこの溝(3
4)によりベース外に流出し、器具に対する耐湿作用を
なす。
体(22)はプリント配線板(C)に接続してあるモジ
ュラージャック(M)の背面に当接するためにモジュラ
ージャックに加わる外圧を受け取める作用をなす。又、
ベース(D)背面には一対の溝(34)を成形してある
から、ベース裏面に露滴が溜まった場合でもこの溝(3
4)によりベース外に流出し、器具に対する耐湿作用を
なす。
【0023】
【考案の効果】上記の如く構成されるこの考案の効果を
列挙すると次のとおりである。第一に、端子部材(A)
は小型化され、又これをセパレーター(11)により規
則正しく組立られるものであるから、ホルダー(B)の
押釦露出孔(H1)より各押釦(7)を正確に現すこと
ができ、しかも各接触片(3)は一列に揃えて正しい間
隔をとって突出するからプリント配線板(C)の接続孔
(H5)に正しく同時に挿入でき、組立作業を極めて正
確に実施できる利点がある。第二に、端子部材(A)を
直接プリント配線板(C)に接続するものでなく、ホル
ダー(B)に収容して接続するものであるから端子部材
(A)に対する外圧を防御できる利点がある。第三に、
モジュラージャック(M)のハウジング(23)はベー
ス(D)の正面起立板(32)間に収容され、しかもハ
ウジング(23)は、これが突条(24)を起立板(3
2)の係止長孔(33)に嵌合係止されるものであるか
ら、部品の組立が確実にできる利点がある。第四に、ベ
ース(D)の裏面に露滴流出用の溝(34)を設けてあ
るから、器具に対し防湿効果を高めうる利点がある。第
五に、カバー(E)は両側及び背面に電線引出用の切欠
予定部(41)を設けてあるから、接続電線(L)の引
抜き方向を自由に選択できる利点がある。
列挙すると次のとおりである。第一に、端子部材(A)
は小型化され、又これをセパレーター(11)により規
則正しく組立られるものであるから、ホルダー(B)の
押釦露出孔(H1)より各押釦(7)を正確に現すこと
ができ、しかも各接触片(3)は一列に揃えて正しい間
隔をとって突出するからプリント配線板(C)の接続孔
(H5)に正しく同時に挿入でき、組立作業を極めて正
確に実施できる利点がある。第二に、端子部材(A)を
直接プリント配線板(C)に接続するものでなく、ホル
ダー(B)に収容して接続するものであるから端子部材
(A)に対する外圧を防御できる利点がある。第三に、
モジュラージャック(M)のハウジング(23)はベー
ス(D)の正面起立板(32)間に収容され、しかもハ
ウジング(23)は、これが突条(24)を起立板(3
2)の係止長孔(33)に嵌合係止されるものであるか
ら、部品の組立が確実にできる利点がある。第四に、ベ
ース(D)の裏面に露滴流出用の溝(34)を設けてあ
るから、器具に対し防湿効果を高めうる利点がある。第
五に、カバー(E)は両側及び背面に電線引出用の切欠
予定部(41)を設けてあるから、接続電線(L)の引
抜き方向を自由に選択できる利点がある。
【図1】全体の分解斜視図
【図2】組立カバーを外した状態の斜視図
【図3】端子部材の一部切欠斜視図
【図4】同上断面図
【図5】スプリングの側面図
【図6】解除釦の斜視図
【図7】セパレーターの斜視図
【図8】ホルダーの底面より見た斜視図
【図9】同上断面図
【図10】プリント配線板の平面図
【図11】ベース及びカバーの斜視図
【図12】同上横断面図
【図13】同上底面斜視図
【図14】カバーの底面斜視図
M モジュラージャック A 端子部材 K ケース S スプリング O 解除押釦 B ホルダー R 箱体 H1 押釦突出孔 H2 電線挿入孔 C プリント配線板 H5 接続孔 D ベース 30 起立縁 32 起立板 E カバー 40 挿入口 41 切欠予定部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 上村 博 東京都荒川区西日暮里2丁目34番3号 株 式会社八光電機製作所 内 (72)考案者 米庄 勇 東京都荒川区西日暮里2丁目34番3号 株 式会社八光電機製作所 内 (72)考案者 野田 稔 愛知県稲沢市天池光田町100番地3 東名 通信工業株式会社 内 (72)考案者 坂本 真二 愛知県稲沢市天池光田町100番地3 東名 通信工業株式会社 内 (72)考案者 長谷川 昭弌 埼玉県浦和市道場709番地1 株式会社渡 辺製作所内 (72)考案者 高野 敬二 埼玉県浦和市道場709番地1 株式会社渡 辺製作所内 (72)考案者 篠原 守 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日 本電信電話株式会社 内 (72)考案者 和田 公成 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日 本電信電話株式会社 内 (72)考案者 嶋田 健 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日 本電信電話株式会社 内 (56)参考文献 特開 昭63−259982(JP,A)
Claims (3)
- 【請求項1】 モジュラージャック部材と端子部材をプ
リント配線板に接続して容器に収容したモジュラージャ
ック端子台において、下記(イ)の構成よりなる端子部
材(A)を、そのケース(K)のスリット(2)を下記
(ロ)の構成よりなるセパレーター(11)の保持板
(12)の突条(13)に嵌合することにより、セパレ
ーター(11)の保持板(12)毎に取り付けると共
に、これらを下記(ハ)に記載するホルダー(B)に収
容し、ホルダー(B)下端より突出する端子部材(A)
のケース(K)の接続片(3)をプリント配線板(C)
に設けた接続孔(H5)に挿入接続することによりホル
ダー(B)とプリント配線板(C)を結合することを特
徴とするモジュラージャック端子台。 (イ) 導電板による角形の筒体の下端に接続片(3)
を突設すると共に、上部正面に張出(1)を設け、この
張出(1)の上下端にわたってスリット(2)を成形し
たケース(K)内に、逆止作用を有する板バネ状のスプ
リング(S)をその鎖錠部(4)がケース(K)の背板
に圧接するように収容すると共に、解除片(8)による
押圧により、この鎖錠部(4)を押し拡げて押圧を解除
するための解除押釦(O)を進退自在に収容した端子部
材(A)。 (ロ) 複数の保持板(12)を所要間隔をとって並設
し、各保持板(12)の内側中央位置には突条(13)
を成形し、水平面には突条(13)及び保持板(12)
の間隔毎に受台(14)及び隔体(15)を成型してな
るセパレーター(11)。 (ハ) 端子部材(A)を複数個収容すべき一対の箱体
(R)、(R)を連接すると共に、これらの表面には端
子部材(A)の押釦露出孔(H1)及び電線(L)の挿
入孔(H2)を設けたホルダー(B)。 - 【請求項2】 ホルダー(B)の両側下辺に係止突条
(22)を成形すると共に、各箱体(R)、(R)の連
接箇所の連板(20)の中央線上に組立孔(H3)及び
ポスト(P)の挿入孔(H4)を夫々穿設し、これを下
記(イ)に記載するベース(D)の表面起立縁(30)
に収容し、ホルダー(B)の係止突条( 22)を起立縁
(30)の内側係止溝(31)に係止し、同時にモジュ
ラージャック部材(M)のハウジング(23)の係止突
条(24)を起立板(32)の係止用長孔(33)に嵌
合係止し、組立孔(H8)の突体をプリント配線板
(C)及びホルダー(B)の組立孔(H3)、(H6)
に、又、ポスト(P)を各挿入孔(H4)、(H7)に
夫々嵌合して組立て、組立孔にはブッシュ(F)を挿入
固定する請求項1記載のモジュラージャック端子台。 (イ) 平面長方形で、これが表面四周には起立縁(3
0)を成形し、長手側起立縁(30)の内側には係止用
溝(31)を施し、短手側起立縁正面には一対の起立板
(32)を並設し、これが上部には係止用長孔(33)
を穿設し、更に板表面中央には組立孔(H8)を有する
突体とポスト(P)を設けてなるベース(D)。 - 【請求項3】 ベース(D)の裏側に露滴流出用溝(3
4)を一対成形した請求項2記載のモジュラージャック
端子台。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992092978U JPH0743963Y2 (ja) | 1992-12-28 | 1992-12-28 | モジュラージャック端子台 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992092978U JPH0743963Y2 (ja) | 1992-12-28 | 1992-12-28 | モジュラージャック端子台 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0654247U JPH0654247U (ja) | 1994-07-22 |
JPH0743963Y2 true JPH0743963Y2 (ja) | 1995-10-09 |
Family
ID=14069484
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992092978U Expired - Lifetime JPH0743963Y2 (ja) | 1992-12-28 | 1992-12-28 | モジュラージャック端子台 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0743963Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2002013319A1 (fr) * | 2000-08-04 | 2002-02-14 | Omron Corporation | Connecteur de fils |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7148418B2 (ja) * | 2019-01-11 | 2022-10-05 | ヒロセ電機株式会社 | コネクタ連結構造及びコネクタ連結体 |
CN112736526B (zh) * | 2020-12-30 | 2025-04-18 | 三门联捷电子股份有限公司 | 模块化弹簧直插式多用途接线端子 |
CN113540839B (zh) * | 2021-06-22 | 2023-09-15 | 浙江创特新材科技有限公司 | 一种折弯端子线及其制作方法 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2688195B2 (ja) * | 1987-04-15 | 1997-12-08 | 松下電工株式会社 | テレホンモジユラージヤツク |
-
1992
- 1992-12-28 JP JP1992092978U patent/JPH0743963Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2002013319A1 (fr) * | 2000-08-04 | 2002-02-14 | Omron Corporation | Connecteur de fils |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0654247U (ja) | 1994-07-22 |
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Legal Events
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