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JPH0743849Y2 - 照明装置のアイリスシャッタ - Google Patents

照明装置のアイリスシャッタ

Info

Publication number
JPH0743849Y2
JPH0743849Y2 JP1989090117U JP9011789U JPH0743849Y2 JP H0743849 Y2 JPH0743849 Y2 JP H0743849Y2 JP 1989090117 U JP1989090117 U JP 1989090117U JP 9011789 U JP9011789 U JP 9011789U JP H0743849 Y2 JPH0743849 Y2 JP H0743849Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shutter
hole
light projecting
center
pin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1989090117U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0330311U (ja
Inventor
昌 荒井
Original Assignee
昌 荒井
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 昌 荒井 filed Critical 昌 荒井
Priority to JP1989090117U priority Critical patent/JPH0743849Y2/ja
Publication of JPH0330311U publication Critical patent/JPH0330311U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0743849Y2 publication Critical patent/JPH0743849Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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  • Shutters For Cameras (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、舞台照明、屋外照明、室内照明等に使用され
るスポットライト等の照明装置の投光光路に占位して投
光輪郭を画然と画成するアイリスシャッタに関する。
〔従来の技術と問題点〕
従来から照明装置のアイリスシャッタは、投光孔を中心
に有する基板と、該基板の投光孔の周囲に基端部を枢止
され、先端部にピンを具備し、該ピンを持って投光孔を
外周から中心に向かって同心円的に覆うように同時に回
動するように配設した複数個(通常8枚から24枚程度)
のシャッタ羽根と、前記シャッタ羽根のピンが係合する
ガイド穴を所定間隔で具備し、基板に対して投光孔を中
心に閉じ位置と開放位置との間で(通常60°から120°
程度)往復回動してシャッタ羽根を開閉作動するように
設けた作動板とからなる。
ところで、従来のアイリスシャッタにおける作動板のガ
イド穴は、第6図に示す如く、直線的な長穴が放射状に
配置されている為、作動板を回転し、羽根を閉じて行く
と、全部の羽根が中心から同一の距離に集まり、羽根の
厚みの為に完全に閉じる事ができなかった。この為、完
全に閉じる為に、従来品では、補助のシャッタを設けて
最後に残った穴を塞いでいた。
〔問題点を解決するための手段〕
そこで、本考案は、投光孔を中心に有する基板と、該基
板の投光孔の周囲に基端部を枢止され、先端部にピンを
具備し、該ピンを持って投光孔を外周から中心に向かっ
て同心円的に覆うように同時に回動するように配設した
複数個のシャッタ羽根と、前記シャッタ羽根のピンが係
合するガイド穴を所定間隔で具備し、基板に対して投光
孔を中心に閉じ位置と開放位置との間で往復回動してシ
ャッタ羽根を開閉作動するように設けた作動板とからな
る照明装置の投光光路に占位して投光輪郭を画然と画成
するアイリスシャッタにおいて、前記ピンが係合するガ
イド穴の形状を、先行ガイド穴と遅れガイド穴との複数
の種類に成形し、作動板を開放位置から閉じ位置に回動
するとき、先行ガイド穴にピンをガイドされた小数のシ
ャッタ羽根が閉じ位置に回動するとき、遅れガイド穴に
ピンをガイドされた多数のシャッタ羽根が投光孔の中心
から離れた位置に占位した状態でシャッタを閉じるよう
に構成したことを特徴とする照明装置のアイリスシャッ
タを提供しようとするものである。
〔作用〕
従来のアイリスシャッタと同様に作動板を閉じ方向に閉
じていったときに、全部の羽根が重なり合って作動限界
近くまで集まった後は、先行ガイド穴にピンをガイドさ
れた2枚乃至3枚の小数のシャッタ羽根が閉じ位置に回
動するとき、遅れガイド穴にピンをガイドされた残りの
多数のシャッタ羽根は、中心へ向かう動きを止めるか少
なくするから、投光孔の中心から離れた位置に占位し、
これにより、前記2枚乃至3枚の小数の羽根により、シ
ャッタを完全に閉じることができる。
〔実施例〕
以下図示する実施例により本考案を詳細に説明すると、
第1図において、1は中央に円形の投光孔2を有する基
板で、該基板1上には投光孔2を同心円的に覆う、実施
例の場合、12枚のシャッタ羽根3が、その基端部に枢軸
4により、等間隔に回転自在に枢着してある。各シャッ
タ羽根3はその内周縁5が重なり合って投光孔2を外周
から略円形をなすように覆う形状に設けてある。また、
シャッタ羽根3の先端部は、投光孔2の外周に位置して
ピン6を具備している。7は中央に投光孔2を有する中
空円板状の作動板で、操作取手8を一体に具備してい
る。作動板7は、第2図に示す如く、シャッタ羽根3の
数に対応して12箇所のガイド穴9、10を具備している
が、その内の120°間隔の3個のガイド穴10は、他の9
個のガイド穴9が“く”の字状に屈曲した形状であるの
に対して、直線状の長孔として設けてある。ガイド穴10
は円板の半径方向に向かって放射状に設けてあるのに対
して、ガイド穴9は半径方向に向かう直線部分9aと、反
閉じ方向(開放方向)に向かって屈曲した屈曲部分9bと
からなり、これらガイド穴9、10に前記シャッタ羽根3
のピン6が順次嵌合している。作動板7は、基板1に内
面ガイド板11、外面ガイド板12及び外周ガイド板13によ
って、投光孔2を中心に滑らかに回転するように装着し
てある。
上記の構成において、第1図で、作動板7の取手8がI
の位置にあるときシャッタは全開、IIの位置にあるとき
半開、IIIの位置にあるとき全閉である。第3図はシャ
ッタ全開の状態を示し、この状態から、第4図の半開の
状態まで、作動板7を右回りに回転させてシャッタ羽根
3を閉じて行くと、該羽根のピン6は作動板のガイド穴
9、10を、初めは中心に向かって動き、第4図から第5
図の全閉の状態に向かって回転する途中から逆に外側に
向かって動く。シャッタ羽根3のピン6がガイド穴9の
直線部分9aからの曲がった部分9bまで来ると、それ以降
は羽根3の投光孔2の中心に向かっての動きが、直線状
のガイド穴10の羽根の動きに比べて少なくなり、第5図
の状態では、直線状のガイド穴10にガイドされた3枚の
羽根3(図でAで示す)が投光孔2の中心Oに集まり、
残りの“く”の字状の穴9にガイドされた羽根3は中心
から外れた所までしか来ていない。よって、前記ガイド
穴9は、本考案に係る遅れガイド穴を構成し、ガイド穴
10は先行ガイド穴を構成していることとなる。このよう
に、先行ガイド穴10を有する3枚の羽根だけが中心に来
ている為、無理なく完全に閉じることができる。これに
対して、従来のアイリスシャッタでは、第6図に示すよ
うに、作動板7のガイド穴10が全て直線的な放射状の長
穴であるから、12枚の全てのシャッタ羽根が同時に投光
孔2の中心Oに向かって集まってしまい、作動限界位置
で重なり合って動かなくなり、全閉できなくなる。
尚、図示の本考案実施例では、直線状のガイド穴10を3
個等角度間隔に配置し、残りをすべて同一の“く”の字
の形状のガイド穴9としたが、直線状のガイド穴10の数
を、中心Oに集合可能な小数であれば別の数にすること
もできるし、配置も完全等角度間隔でなくても同様の効
果が得られる。また“く”の字の形状の穴もすべて同一
でなくて何種類かとして、羽根の動作の遅れを羽根ごと
によって変えることも可能である。
〔効果〕
以上の通り、本考案に係る照明装置のアイリスシャッタ
によれば、投光孔2を中心に有する基板1と、該基板1
の投光孔2の周囲に基端部を枢着され、先端部にピン6
を具備し、該ピン6を持って投光孔2を外周から中心O
に向かって同心円的に覆うように同時に回動するように
配設した複数個のシャッタ羽根3と、前記シャッタ羽根
3のピン6が、該羽根3が全開位置Iから半開位置IIを
経て全閉位置III方向に回動する間に投光孔2の外周半
径方向に沿って中間部、基部、中間部、先部の順に順次
摺動して係合するガイド孔9、10を所定間隔で具備し、
基板1に対して投光孔2を中心に全開位置Iと全閉位置
IIIとの間で往復回動してシャッタ羽根3を開閉作動す
るように設けた一体の作動板7とからなる、照明装置の
投光光路に占位して投光輪郭を画然と画成するアイリス
シャッタにおいて、前記ピン6が係合するガイド孔9、
10の形状を、基部、中間部、先部が直線状をなす少数の
先行ガイド孔10と、基部から中間部の直線部分9aに対し
て中間部から先部が反閉じ方向に屈曲した屈曲部分9bと
なる多数の遅れガイド孔9との複数の種類に成形し、前
記作動板7を全開位置Iから全閉位置IIIに回動すると
き、先行ガイド孔10にピン6を直線的にガイドされた少
数のシャッタ羽根3が全閉位置IIIに連動するのに対し
て、遅れガイド孔9の中間部から先部が反閉じ方向に屈
曲した屈曲部分9bにピン6をガイドされた多数のシャッ
タ羽根3が投光孔2の中心Oから半開位置方向に離れた
位置に停止した状態でシャッタを閉じるように構成した
ことを特徴とする照明装置のアイリスシャッタの構成を
有することにより、基板1に対して一体の作動板7を全
開位置Iから全閉位置IIIに回動するとき、全閉方向へ
の回動により相互に重なりあって大きな回動抵抗を生じ
る大多数のシャッタ羽根3が、遅れガイド孔9の中間部
から先部が反閉じ方向に屈曲した屈曲部分9bにピン6を
ガイドされ、投光孔2の中心Oから半開位置方向に離れ
た位置に停止した状態で、先行ガイド孔10にピン6を直
線的にガイドされた少数のシャッタ羽根3が全閉位置II
Iに軽快に連動することとなるから、従来の二枚一組の
絞り作動板を差動させるため作動操作機構が複雑で構造
も大きなものに対して一体の作動板でシャッタ羽根を円
滑に開閉可能な照明装置のアイリスシャッタを提供する
効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案に係る照明装置のアイリスシャッタの
一実施例の要部を一部切欠いて示す概略正面図、第2図
は、本考案アイリスシャッタの要部を取り出して示す概
略正面図、第3図は、その要部の一作動態様を示す概略
正面図、第4図は、その要部の他の作動態様を示す概略
正面図、第5図は、その要部の更に他の作動態様を示す
概略正面図であり、第6図は、従来のアイリスシャッタ
の一実施例を示す概略正面図である。 1……基板 2……投光孔 3……シャッタ羽根 4……枢軸 5……シャッタ羽根の内周縁5 6……ピン 7……作動板 8……操作取手 9……遅れガイド穴 10……先行ガイド穴

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】投光孔2を中心に有する基板1と、 該基板1の投光孔2の周囲に基端部を枢着され、先端部
    にピン6を具備し、該ピン6を持って投光孔2を外周か
    ら中心Oに向かって同心円的に覆うように同時に回動す
    るように配設した複数個のシャッタ羽根3と、 前記シャッタ羽根3のピン6が、該羽根3が全開位置I
    から半開位置IIを経て全閉位置III方向に回動する間に
    投光孔2の外周半径方向に沿って中間部、基部、中間
    部、先部の順に順次摺動して係合するガイド孔9、10を
    所定間隔で具備し、基板1に対して投光孔2を中心に全
    開位置Iと全閉位置IIIとの間で往復回動してシャッタ
    羽根3を開閉作動するように設けた一体の作動板7とか
    らなる、 照明装置の投光光路に占位して投光輪郭を画然と画成す
    るアイリスシャッタにおいて、 前記ピン6が係合するガイド孔9、10の形状を、基部、
    中間部、先部が直線状をなす少数の先行ガイド孔10と、
    基部から中間部の直線部分9aに対して中間部から先部が
    反閉じ方向に屈曲した屈曲部分9bとなる多数の遅れガイ
    ド孔9との複数の種類に成形し、前記作動板7を全開位
    置Iから全閉位置IIIに回動するとき、先行ガイド孔10
    にピン6を直線的にガイドされた少数のシャッタ羽根3
    が全閉位置IIIに連動するのに対して、遅れガイド孔9
    の中間部から先部が反閉じ方向に屈曲した屈曲部分9bに
    ピン6をガイドされた多数のシャッタ羽根3が投光孔2
    の中心Oから半開位置方向に離れた位置に停止した状態
    でシャッタを閉じるように構成したことを特徴とする照
    明装置のアイリスシャッタ。
JP1989090117U 1989-07-31 1989-07-31 照明装置のアイリスシャッタ Expired - Lifetime JPH0743849Y2 (ja)

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JPH0330311U JPH0330311U (ja) 1991-03-26
JPH0743849Y2 true JPH0743849Y2 (ja) 1995-10-09

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5511790U (ja) * 1978-07-10 1980-01-25
JPS5671203A (en) * 1979-11-15 1981-06-13 Matsushita Electric Works Ltd Iris shutter

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JPH0330311U (ja) 1991-03-26

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