JPH0743041U - 清掃用ブラシ - Google Patents
清掃用ブラシInfo
- Publication number
- JPH0743041U JPH0743041U JP1829393U JP1829393U JPH0743041U JP H0743041 U JPH0743041 U JP H0743041U JP 1829393 U JP1829393 U JP 1829393U JP 1829393 U JP1829393 U JP 1829393U JP H0743041 U JPH0743041 U JP H0743041U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bristles
- bristle
- cleaning brush
- corners
- cleaned
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Cleaning Implements For Floors, Carpets, Furniture, Walls, And The Like (AREA)
- Brushes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 被清掃物の凹部、隅部、コーナー部を容易に
且つ充分に清掃することができ、又、毛先の損傷を防ぐ
ことが出来る清掃用ブラシの提供にある。 【構成】 本考案に係る清掃用ブラシ10は、植毛台1
3の長手方向に沿う中央部近傍の列のブリッスル15a
に近づくにつれてブリッスル15の毛丈が長くなるの
で、被清掃物と接触するブラシ面は斜面を有する凸面と
なる。この凸面は被清掃物のコーナー部、隅部、凹部に
接触しやすくなり、通常のブラシでは取り難い被清掃物
のコーナー部、隅部、凹部等の汚れをかき出すことがで
きる。
且つ充分に清掃することができ、又、毛先の損傷を防ぐ
ことが出来る清掃用ブラシの提供にある。 【構成】 本考案に係る清掃用ブラシ10は、植毛台1
3の長手方向に沿う中央部近傍の列のブリッスル15a
に近づくにつれてブリッスル15の毛丈が長くなるの
で、被清掃物と接触するブラシ面は斜面を有する凸面と
なる。この凸面は被清掃物のコーナー部、隅部、凹部に
接触しやすくなり、通常のブラシでは取り難い被清掃物
のコーナー部、隅部、凹部等の汚れをかき出すことがで
きる。
Description
【0001】
本考案は、タイルの目地、壁やサッシのコーナー部、墓石の隅部等の凹凸隅部 の清掃に適した清掃用ブラシに関するものである。
【0002】
現代、種々の形状と大きさのブラシが市販されている。清掃用ブラシは被清掃 物の壁面、コーナー部、隅部に付着した汚れ等を除去する為の道具である。 清掃用ブラシの植毛としては、規則性をもって50〜100個程度の穴を植毛 台上に設けて、この中に束毛を植え込むのが一般的である。従って、今日の主流 となる清掃用ブラシは、植毛台上に多数の束毛が縦と横に規則的に配列されてい るとともに、全ての束毛の毛丈が均一の長さに切り揃えられ、同一の硬度と毛径 を有している。
【0003】
上記のような従来の清掃用ブラシはブラシ面が平面となっているので、被清掃 物の凹部、コーナー部、隅部等は清掃しにくく、清掃効果も充分に得られなかっ た。その1例としては図6に示ように、清掃用ブラシ40の束毛41は同じ毛丈 で揃えられているので、被清掃物50の凹部aの底面には束毛の毛先が届かず、 清掃しにくいものであった。又、凹部aを清掃するために清掃用ブラシを強く凹 部aに押しつけると、清掃用ブラシの毛先を損傷する恐れがあった。
【0004】 本考案は上記欠点を鑑み、被清掃物の凹部、コーナー部、隅部等を容易に且つ 充分に清掃することができ、又、毛先の損傷を防ぐことができる清掃用ブラシの 提供を目的とする。
【0005】
上記目的を達成するために、請求項1の考案に係る清掃用ブラシは、束毛を植 毛台上に植設して植毛部を形成した清掃用ブラシにおいて、植毛台上の中央部近 傍の列のブリッスルを中心に、この中央部近傍の列のブリッスルに近づくにつれ てより長い毛丈のブリッスルを植設している構成とした。 請求項2の考案に係る清掃用ブラシは、請求項1の構成に加えて、中央部近傍 の列のブリッスルに、他の列のブリッスルよりも高硬度のブリッスルを植設し植 毛部を形成している構成とした。 請求項3の考案に係る清掃用ブラシは、請求項1の構成に加えて、植毛台上の 中央部近傍の列のブリッスルよりも高硬度のブリッスルを、他の列のブリッスル に植設し植毛台を形成している構成とした。
【0006】
請求項1の構成によれば、清掃用ブラシは、植毛台上の中央部近傍の列に近づ くにつれてブリッスルの毛丈が長くなるので、被清掃物と接触するブラシ面は斜 面を有する凸面となる。この凸面は被清掃物のコーナー、隅部、凹部等に接触し やすくなり、通常のブラシでは取りにくい被清掃物のコーナー部、隅部、凹部等 の汚れをかき出すことができる。 請求項2の構成によれば、植毛台上の中央部近傍の列のブリッスルの硬度は、 他の列のブリッスルの硬度よりも高くしてある。 これによって、清掃用ブラシは使用頻度の高い中央部近傍の列のブリッスルの 剛性力を増し、長期に渡り被清掃物の隅部、コーナー部、凹部等を清掃する清掃 機能を維持することができる。 請求項3の構成によれば、植毛台上の中央部近傍の列のブリッスルの硬度より も他の列のブリッスルの硬度を高くしてある。 これによって、中央部近傍の列の束毛は、ブリッスルの硬度を高くすることで より強い剛性力を得た他の列の束毛によって周囲を挟まれて保護された状態とな る。即ち、上記中央部近傍の束毛は極端に曲がったりせず、破損を免れ、長期に 渡って清掃用ブラシを使用することができる。
【0007】
【実施例】 本考案を具体化した実施例に付き説明し、本考案の理解に供する。尚、実施例 は本考案を具体化した一例であって、本考案の技術的範囲を限定する性格のもの ではない。
【0008】 図1はこの考案に係る実施例1を説明する左側面図及び底面図である。図2は その正面図及び背面図を示している。 これらの図において、清掃用ブラシ10は植毛部12と、植毛部12の一方端 に一体的に設けられた柄11とからなる。この植毛部12は多数の束毛14を植 毛台13に適宜間隔で植設したものである。 植毛台13の長手方向に沿う中央部近傍の列のブリッスル15aを中心に、こ の中央部近傍の列のブリッスル15aに近づくにつれてより長い毛丈のブリッス ル15を植設している。ブリッスル15は適度な剛性力を得る為に毛径0.6m mのものを使用している。尚、上記に示した毛径等の数値は試作品の数値であっ てこれに限定されるものではない。又、束毛14はブリッスル15が複数本集ま ったものである。
【0009】 上記構成の清掃用ブラシ10は、植毛台13の長手方向に沿う中央部近傍のブ リッスル15aに近づくにつれてブリッスル15の毛丈が長くなるので、図2の 正面図及び背面図に示すように、被清掃物と接触するブラシ面はブリッスル15 aを中心に左右に角度ωの傾斜を持つ凸面となる。尚、角度ωは25度から30 度が好ましく、角度ωが大きくなり過ぎると、被清掃物の平面部の清掃がやりに くくなる。
【0010】 図3は上記構成の清掃用ブラシ10の使用例を説明する構成図である。 被清掃物20のコーナー部21を清掃する場合において、実施例1に係る清掃用 ブラシは、ブリッスル15aの毛先が安定してコーナー部21に届き、通常のブ ラシでは取りにくい汚れをかき出すことができる。 尚、ブリッスル15aから遠ざかるにつれてブリッスル15の毛丈が短くなる ので、コーナー部21を清掃するために清掃ブラシを強くコーナー部21に押し つける必要がない。
【0011】 上記構成の実施例1は、被清掃物の凹部、コーナー部、隅部等を容易に且つ充 分に清掃することができ、又、毛先の損傷を防ぐことができる。
【0012】 図4は本考案に係る実施例2を説明する構成・正面図である。 実施例2の清掃用ブラシ20は、図4に示すように、植毛台23の長手方向に沿 う中央部近傍の3列の束毛のブリッスル26aの毛径は0.8mmであり、他の 列の束毛のブリッスル26bの毛径は0.6mmである。 即ち、植毛台23上の長手方向に沿う中央部近傍の列の束毛のブリッスルに、他 の列のブリッスルの毛径より太い毛径のブリッスルを植設し、中央部近傍の束毛 の剛性力を増している。このこと以外の他の構成は実施例1と同じである。尚、 上記に示した毛径等の数値は試作品の数値であってこれに限定されるものではな い。
【0013】 中央部近傍の列のブリッスルの毛径26aが他の列のブリッスルの毛径26b よりも太くしてある。 これによって、実施例2の清掃用ブラシは使用頻度の高い中央部近傍の列のブ リッスル26aの剛性力を増し、長期に渡り被清掃物の隅部、コーナー部、凹部 等を清掃する清掃機能を維持することができる。
【0014】 図5は本考案に係る実施例3を説明する構成・正面図である。 実施例3の清掃用ブラシ30は、図5に示すように、植毛台33の長手方向に沿 う中央部近傍の3列の束毛のブリッスル36aの毛径は0.6mmであり、他の 列の束毛のブリッスル36bの毛径は0.8mmである。 即ち、植毛台33の長手方向に沿う中央部近傍の列のブリッスル36aの毛径よ りも太い毛径のブリッスルを、他の列のブリッスル36bに使用したものであり 、他の構成は実施例1と同じである。尚、上記に示した毛径等の数値は試作品の 数値であってこれに限定されるものではない。
【0015】 中央部近傍の列のブリッスルの毛径より他の列のブリッスルの毛径を太くしあ る。即ち、中央部近傍の3列の束毛は、ブリッスル36bの毛径を太くすること で剛性力と硬度を得た他の列の束毛によって周囲を挟まれて保護された状態とな る。これによって、上記中央部近傍の束毛のブリッスルは極端に曲がったりせず 、破損を免れ、長期に渡って使用することができる。
【0016】
請求項1に係る清掃用ブラシは、被清掃物の凹部、コーナー部、隅部等を容易 に且つ充分に清掃することができる。 請求項2に係る清掃用ブラシは、最も酷使する植毛台の長手方向に沿う中央部 近傍の列のブリッスルの径を太くし強度をましたので、被清掃物の凹部、コーナ ー部、隅部等を容易に且つ充分に清掃することができるという請求項1の効果を 長期にわたって持続させることができる。 請求項3に係る清掃用ブラシは、ブリッスルの毛径を太くすることで強度を得 た他の列の束毛が、中央部近傍の列の束毛を囲むことによって、上記中央部近傍 の列の束毛が極端に曲がったりせず、破損を免れ、長期に渡って使用することが できる。
【図1】本考案に係る実施例1の構成を説明する左側面
図及び底面図である。
図及び底面図である。
【図2】本考案に係る実施例1の構成を説明する正面図
及び背面図である。
及び背面図である。
【図3】本考案に係る実施例1の使用状態を説明する構
成図である。
成図である。
【図4】本考案に係る実施例2の構成を説明する正面図
である。
である。
【図5】本考案に係る実施例3の構成を説明する正面図
である。
である。
【図6】従来の清掃用ブラシを説明する図である。
10,20,30 清掃用ブラシ 12,22,32 植毛部 13,23,33 植毛台 14,24,34 束毛 15,25,35 ブリッスル 15a,26a,26b,36a,36b ブリッス
ル
ル
Claims (3)
- 【請求項1】 束毛を植毛台上に植設して植毛部を形成
した清掃用ブラシにおいて、植毛台上の中央部近傍の列
のブリッスルを中心に、この中央部近傍の列のブリッス
ルに近づくにつれてより長い毛丈のブリッスルを植設し
たことを特徴とする清掃用ブラシ。 - 【請求項2】 植毛台上の中央部近傍の列に、他の列の
ブリッスルよりも高硬度のブリッスルを植設して植毛部
を形成した請求項1に記載の清掃用ブラシ。 - 【請求項3】 植毛台上に中央部近傍の列のブリッスル
よりも高硬度のブリッスルを、他の列のブリッスルに植
設して植毛部を形成した請求項1に記載の清掃用ブラ
シ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1829393U JPH0743041U (ja) | 1993-04-12 | 1993-04-12 | 清掃用ブラシ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1829393U JPH0743041U (ja) | 1993-04-12 | 1993-04-12 | 清掃用ブラシ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0743041U true JPH0743041U (ja) | 1995-08-18 |
Family
ID=11967569
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1829393U Pending JPH0743041U (ja) | 1993-04-12 | 1993-04-12 | 清掃用ブラシ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0743041U (ja) |
-
1993
- 1993-04-12 JP JP1829393U patent/JPH0743041U/ja active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US20040255416A1 (en) | Toothbrush with tongue cleaning member | |
US5603137A (en) | Brush with cleaning attachment | |
JPH03289906A (ja) | 歯ブラシ | |
JPH0642597Y2 (ja) | 真空掃除機用吸込み具 | |
JPH0743041U (ja) | 清掃用ブラシ | |
JP3155428U (ja) | ブラシ | |
EP3922158B1 (en) | Beveled broom and step-on dustpan cleaning system | |
WO2022102648A1 (ja) | 清掃用具、箒 | |
JP3428860B2 (ja) | 爪ブラシ | |
JP3036104U (ja) | 歯ブラシ | |
JP2000175743A (ja) | ブラシ | |
JPH0438731Y2 (ja) | ||
JP2002360340A (ja) | 目地用清掃ブラシ | |
CN222237009U (zh) | 一种清洁刷头以及清洁设备 | |
JP3050806U (ja) | 隙間用清掃具 | |
JP3059451U (ja) | 歯ブラシ | |
KR200173486Y1 (ko) | 칫솔 | |
JP3088950U (ja) | 清掃用具 | |
JPH11127956A (ja) | 歯ブラシ | |
JPS6236424Y2 (ja) | ||
JPS6212326Y2 (ja) | ||
JPH10262732A (ja) | 歯ブラシ | |
JP3034189U (ja) | 歯ブラシ | |
JP3002537U (ja) | ブラシ体 | |
JP2005111055A (ja) | 掃き掃除用清掃具 |