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JPH074277Y2 - 天井のクロス貼り用角押え具 - Google Patents

天井のクロス貼り用角押え具

Info

Publication number
JPH074277Y2
JPH074277Y2 JP5327789U JP5327789U JPH074277Y2 JP H074277 Y2 JPH074277 Y2 JP H074277Y2 JP 5327789 U JP5327789 U JP 5327789U JP 5327789 U JP5327789 U JP 5327789U JP H074277 Y2 JPH074277 Y2 JP H074277Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate body
ceiling
slide plate
plate
cloth
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP5327789U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02143449U (ja
Inventor
哲男 片山
Original Assignee
哲男 片山
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 哲男 片山 filed Critical 哲男 片山
Priority to JP5327789U priority Critical patent/JPH074277Y2/ja
Publication of JPH02143449U publication Critical patent/JPH02143449U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH074277Y2 publication Critical patent/JPH074277Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Conveying And Assembling Of Building Elements In Situ (AREA)
  • Knives (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は天井の角溝部のクロス貼り専用品として用いら
れる天井のクロス貼り用角押え具に関する。
(従来の技術) 従来、天井角溝部のクロス貼り用具としては刷毛,ロー
ラー,ナイフべら,地べら,カッター等がある。この用
具を使用して天井角溝部のクロス貼り作業を行う場合に
は、第4図に示す如く従来作業工程が行われる。つま
り、先ず始めに刷毛でクロス(8)を掃いて空気を押し
出し出隅の角を出す。次に溝部(7)に指を軽く当てて
クロス(8)に(a)図の如くたるみを持たせる。前記
溝部(7)にローラー(11)を入れ、それによって溝部
(7)にクロス(8)を(b)図の如く押し込んで張り
を持たせる。その後、ナイフべら(12)で天井板(6)
の端面(6a)を(c)図の如く押し付けて滑らかにす
る。そして前記溝部(7)の上面を滑らかにするため
に、前記端面(6a)に地べら(9)を当てクロス(8)
を固定させると共にナイフべら(12)を用いて(d)図
の如くクロス(8)のたるみが無いように押え込んで天
井板(6)の入隅と対向する壁側入隅の角を出す。その
後、前記壁側入隅に地べら(9)を当ててクロス(8)
も押え、カッター(10)で(e)図の如くクロス(8)
の一端を切断して仕上げるのである。
(考案が解決しようとする問題点) しかしこの天井角部のクロス貼り用具を用いて作業する
場合、特にナイフべら(12)を使用して天井板(6)の
端面(6a)を仕上げる際は、ナイフべら(12)で一部分
ずつしか押込めず前記端面(6a)全域を滑らかにクロス
(8)貼りが出来ず、従って溝部(7)の角出しが綺麗
に出ない。また狭い溝部(7)の中に刷毛,ローラー
(11),ナイフべら(12),地べら(9),カッター
(10)等のクロス貼り用具を入れて作業が行われるので
作業がしにくく、特に角を綺麗に仕上げるためには、幾
度もナイフべら(12)で押さえ貼らなければならず、時
間が多く掛っていた。しかも角を出すためにクロス
(8)の押え込み具合が悪いとクロス(8)を破く恐れ
がある等の問題点があった。
本考案は天井角部のクロス貼り作業を簡単に、且つ短時
間に出来る天井のクロス貼り用角押え具を提供するにあ
る。
(問題点を解決するための手段) 上記問題点を消去するために本考案は、イ)長尺で矩形
状な板本体の長手方向先端の全域下方には、適宜幅に延
長した直角面を設け、且つ前記板本体の長手方向後端上
方には、適宜幅で所望長さの起立片を立設したこと。
ロ)前記板本体の後端には把手を上面側に向けて適宜角
度で取付けたこと。ハ)前記直角面と同じ長さを有する
と共に断面形状をL形に形成し且つその起立した端面を
当接面と成すスライド板が、前記板本体の上面へ摺動自
在に配置され、更に前記スライド板の当接面が前記直角
面まで行かずに後方で止まるように前記スライド板に突
片を設けたこと。ニ)前記起立片と前記スライド板との
間に、前記スライド板の当接面が前記板本体の直角面と
平行に移動可能とするために弾性部材を弾発的に取付け
たこと。以上のような構造と成す。
(作用) 第3図は本考案の作業工程を示す説明図であり、この図
面に基づいて作用を説明する。予め刷毛でクロス(8)
を掃いて空気を押し出し出隅の角を出しておく。先ず溝
部(7)に指を軽く当てて(a)図に示す如くクロス
(8)にたるみを持たせる。次に板本体(1)の直角面
(1a)よりも後方にずらして設けたスライド板(3)の
当接面(3a)を出隅に当てると共に板本体(1)を押す
と直角面(1a)が(b)図に示す如く天井板(6)の端
面(6a)に沿って移動し、更に溝部(7)の上面に当接
するまで押し出される。この時、当接面(3a)は弾性部
材(5)で常時押し付けられて、力が均等に作用され
る。そして天井板(6)の端面(6a)を板本体(1)の
上面部で押し付けて滑らかに仕上げる。つまり入隅の角
は綺麗に出るのである。その後、直角面(1a)を押し付
けた状態で、地べら(9)を(c)図に示す如く前記溝
部(7)の上面に当てながらクロス(8)のたるみが無
いように押え込んで端面(6)と対向する壁側入隅の角
を出す。更に地べら(9)でクロス(8)を押えながら
カッター(10)で(d)図に示す如く前記クロス(8)
の一端を切断して仕上げるのである。
(実施例) 以下本考案の実施例を図面に基づいて説明すると、
(1)は矩形状で長尺な板本体であり、該板本体(1)
の長手方向先端全域下方には、適宜幅に延長した直角面
(1a)を設け、また該直角面(1a)と直角に適宜長さの
くり抜き穴(1b)を板本体(1)に穿設させ、更に前記
板本体(1)の長手方向後端上方には、適宜幅で所望長
さの起立片(1c)が立設している(第2図参照)。
(2)は板本体(1)の後端に取付けた把手であり、該
把手(2)は上面側に向けた適宜角度で取付けられてい
る(第2図参照)。この取付角度は狭い溝部(7)で地
べら(9)やカッター(10)を使用する時に把手(2)
が邪魔にならぬ角度とする。(3)は直角面(1a)と同
じ長さを有すると共に断面形状をL形に形成し且つその
起立した端面を当接面(3a)と成すスライド板であり、
該スライド板(3)は板本体(1)の上面へ摺動自在に
配置されている。また前記当接面(3a)の後側にはバネ
受(3b)が設けられている。更にスライド板(3)の下
方には、くり抜き穴(1b)に挿入して摺動する突片(3
c)が突設されている。この突片(3c)の役目は、前記
当接面(3a)が直角面(1a)まで行かずに後方で止まる
ようにさせ、必ず前記当接面(3a)と直角面(1a)には
段差を設けるためのものである。(4)はくり抜き穴
(1b)の中心線上に突出する案内棒であり、該案内棒
(4)は板本体(1)の起立片(1c)と固定すると共に
板本体(1)の上面と一定高さで平行に設けられてい
る。(5)は起立片(1c)とスライド板(3)との間に
弾発的に取付けたバネ等の弾性部材であり、この弾性部
材(5)で付勢されたスライド板(3)の当接面(3a)
が板本体(1)の直角面(1a)と平行に移動可能とする
ためのものである。
(考案の効果) 本考案は以上説明したように構成されているので、以下
に記載されるような効果を奏する。
本考案品を使用すると、特に角が綺麗に仕上がり、
しかも従来の如き幾度もナイフべら(12)で押える必要
が無く、1回で綺麗に角が出る。
また溝部(7)の上面を滑らかにする際、従来の如
きナイフべら(12)を用いて何回も繰返して行う必要が
ないため、天井端部のクロス貼り作業時間が従来の約1/
3に短縮でき、作業コストも激減する。
スライド板(3)の当接面(3a)が直角面(1a)よ
りも常時後方に配置されて段差があるので、この段差は
ガイドの役目を成し、溝部(7)の角を出す作業が素人
でも簡単にでき、且つクロス(8)が破ける恐れも無く
なるのである。
把手(2)が適宜角度で取付けられているので狭い
溝部(7)で地べら(9)やカッター(10)を使用する
時に把手(2)が邪魔にならず作業が仕易くなる。
溝部(7)の幅と深さが変化してもスライド板
(3)が摺動するので本考案品1つで対応出来る。
当接面(3a)は弾性部材(5)を弾発的に取付けて
いるので、直角面(1a)に対して平行に移動するため、
天井板(6)の端面(6a)の仕上状態が非常に美麗に仕
上げることが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る実施例を示す斜視図、第2図は第
1図A−A′線に沿った要部拡大断面図、第3図(a)
〜(d)は本考案品を使用したクロス貼り作業工程を示
す説明図、第4図(a)〜(e)は従来のクロス貼り作
業工程を示す説明図である。 (1)……板本体、(1a)……直角面、(2)……把手 (1c)……起立片、(3)……スライド板、(3a)……
当接面 (3c)……突片、(5)……弾性部材

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】イ)長尺で矩形状な板本体(1)の長手方
    向先端の全域下方には、適宜幅に延長した直角面(1a)
    を設け、且つ前記板本体(1)の長手方向後端上方に
    は、適宜幅で所望長さの起立片(1c)を立設したこと。 ロ)前記板本体(1)の後端には把手(2)を上面側に
    向けて適宜角度で取付けたこと。 ハ)前記直角面(1a)と同じ長さを有すると共に断面形
    状をL形に形成し且つその起立した端面を当接面(3a)
    と成すスライド板(3)が、前記板本体(1)の上面へ
    摺動自在に配置され、更に前記スライド板(3)の当接
    面(3a)が前記直角面(1a)まで行かずに後方で止まる
    ように前記スライド板(3)に突片(3c)を設けたこ
    と。 ニ)前記起立片(1c)と前記スライド板(3)との間
    に、前記当接面(3a)が前記直角面(1a)と平行に移動
    可能とするために弾性部材(5)を弾発的に取付けたこ
    と。 以上のように構成したことを特徴とする天井のクロス貼
    り用角押え具。
JP5327789U 1989-05-09 1989-05-09 天井のクロス貼り用角押え具 Expired - Lifetime JPH074277Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP5327789U JPH074277Y2 (ja) 1989-05-09 1989-05-09 天井のクロス貼り用角押え具

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JP5327789U JPH074277Y2 (ja) 1989-05-09 1989-05-09 天井のクロス貼り用角押え具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02143449U JPH02143449U (ja) 1990-12-05
JPH074277Y2 true JPH074277Y2 (ja) 1995-02-01

Family

ID=31574324

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JP5327789U Expired - Lifetime JPH074277Y2 (ja) 1989-05-09 1989-05-09 天井のクロス貼り用角押え具

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JPH02143449U (ja) 1990-12-05

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