JPH0742017U - 防水カプラ構造 - Google Patents
防水カプラ構造Info
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- JPH0742017U JPH0742017U JP7386893U JP7386893U JPH0742017U JP H0742017 U JPH0742017 U JP H0742017U JP 7386893 U JP7386893 U JP 7386893U JP 7386893 U JP7386893 U JP 7386893U JP H0742017 U JPH0742017 U JP H0742017U
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Landscapes
- Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 雄雌嵌合型の接続部材である雄型カプラを防
水構造とするにあたり、カプラ本体、グロメツト、カバ
ー体とを積層状に組付けるものにおいて、確実な接続が
できるようにする。 【構成】 二つ割型のカプラ本体6に突設された突状部
6hの先端に小径突状部6jを形成し、カプラ本体6に
端子9、グロメツト7を組付けした状態でカバー体8を
貫通組付けした場合に、カバー体8が、グロメツト7を
貫通した前記突状部6hと小径突状部6jとのあいだの
段差部6iに当接するように構成された防水カプラ構
造。
水構造とするにあたり、カプラ本体、グロメツト、カバ
ー体とを積層状に組付けるものにおいて、確実な接続が
できるようにする。 【構成】 二つ割型のカプラ本体6に突設された突状部
6hの先端に小径突状部6jを形成し、カプラ本体6に
端子9、グロメツト7を組付けした状態でカバー体8を
貫通組付けした場合に、カバー体8が、グロメツト7を
貫通した前記突状部6hと小径突状部6jとのあいだの
段差部6iに当接するように構成された防水カプラ構
造。
Description
【0001】
本考案は、雄雌カプラ接続部位においての防水を行わせるための防水カプラ構 造に関するものである。
【0002】
一般に、この種ケーシング(ハウジング)に形成される雌側カプラに、外部接 続用リード線が接続された雄側カプラを嵌合接続するものがあり、この様なもの のなかには、防水機能が要求されるものがある。ところがこのものでは、雄雌カ プラ同志間の防水と、雄側カプラと外部接続用リード線とのあいだの防水とが必 要になり、そこで従来、図7に示すごとく、雄側カプラ11の外周に形成される 溝部11aにグロメツト(防水リング、ガスケツト)12を外嵌して雌側カプラ 13とのあいだの防水を計ると共に、外部接続用リード線10を、雄側カプラ1 1とのあいだにグロメツト14を介して挿通させていた。 ところがこのものでは、外部接続用リード線の数に応じてグロメツトの数が増 加し、部品点数が増えるうえ、該グロメツトの収まりスペースを雄側カプラに確 保しなければならず、カプラ自体が大型化するという問題もある。
【0003】 そこで、雄型カプラを、外部接続用リード線および端子が保持されるカプラ本 体、グロメツト、カバー体を積層状に組み込むようにし、一つのグロメツトで雌 型カプラとの防水、リード線との防水を計るようにすることが提唱されるが、こ のものでは、雄型カプラを雌型カプラに差し込むべくカバー体を差し込んだとき 、該カバー体の差し込み力は、グロメツトが弾性変形する状態でカプラ本体に働 くことになつて、明確な差し込み感が損なわれ、カバー体の差し込みが不充分で 、接続不良状態になる惧れがあり、信頼性が低下するという問題がある。
【0004】
本考案は、上記の如き実情に鑑みこれらの欠点を一掃することができる防水カ プラ構造を提供することを目的として創案されたものであつて、雌型カプラに雄 型カプラを嵌入するものにおいて、前記雄型カプラは、外部接続用リード線およ び端子が保持されるカプラ本体と、雌型カプラの内周面に水密状に圧接し、かつ 外部接続用リード線が水密状に貫通するグロメツトと、該グロメツトの外面に当 てがわれ、かつ外部接続用リード線が貫通するカバー体とを積層状に組付けて構 成されるものであり、かつ、カプラ本体には、グロメツトに穿設の孔部に水密状 に挿通する突状部を突出形成し、該突状部の先端がカバー体に当接するように構 成してあることを特徴とするものである。
【0005】 そして本考案は、この構成によつて、一つのグロメツトで雄雌カプラ同志の防 水と外部接続用リード線と雄側カプラとの防水ができ、かつ確実な接続ができる ようにしたものである。
【0006】
次に、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。図面において、1はケー シングであつて、該ケーシング1に円筒状の周壁2aを備えた雌型カプラ2が一 体的に形成され、該雌型カプラ2内に内部配線用リード線3に接続される端子4 が組込まれ、周壁2aの外周には係止突起2bが形成されている。
【0007】 一方、5は雄型カプラであつて、前記雌型カプラ2に差し込まれるものである が、該雄型カプラ5は、カプラ本体6、グロメツト7、カバー体8を用いて構成 されている。カプラ本体6は、硬質の絶縁性樹脂材で略円柱状に形成されるもの であるが、略対称形をした合せ割り型状の半部6a、6bが連結部6cを介して 連結されて形成されており、これら各半部6a、6bには、前記雌型カプラ2内 の端子4に接続される端子9が挿入する端子用溝6d、そして該端子9とこれに 接続される外部接続用リード線10との接続部が挿入する接続用溝6eがそれぞ れ形成されている。そしてカプラ本体6は、連結部6cを折り曲げるようにして 半部6a、6b同志を突き合わせ、一方の半部6aに形成される突起6fを他方 の半部6bに形成される孔部6gに嵌入することで、端子9、リード線10が組 込まれた状態で組付けられるようになつている。さらにこれら各半部6a、6b には、雄型カプラ5の雌型カプラ2への差し込み方向とは逆の外方向に向けて円 柱状の突状部6hが突出形成されているが、該突状部6hの先端には、段差部6 iを介して小径突状部6jが形成されている。
【0008】 一方、グロメツト7は、ゴム質弾性材を用いて略円柱形状に形成されるが、該 グロメツト7には、周壁2aの内周に水密状に圧接するリブ部7aが外周面に形 成されていると共に、リード線10が水密状に貫通するリード線用孔7bと、前 記突状部6hが水密状に貫通する突状部用孔7cとが穿設されている。そしてグ ロメツト7は、リード線10がリード線用孔7bに貫通する状態で、突状部用孔 7cに突状部6hを挿通せしめることで、前記組付けられたカプラ本体6に組込 み保持されるようになつているが、該組込み状態で、グロメツト7の外面と前記 段差部6iとが略一致する設定になつている。
【0009】 また、カバー体8は、硬質の絶縁性樹脂材で円板状に形成されるが、該カバー 体8には、リード線10が貫通するリード線用孔8aと、前記グロメツト7の外 面から突出する小径突状部6jは嵌入するが突状部6hは嵌入しない小径孔8b とが穿設されている。そしてカバー体8は、各孔8a、8bにリード線10、小 径突状部6jを嵌入して位置決めされた状態でグロメツト7の外面に当てがわれ ることで組込み保持され、この状態で、カバー体8は、段差部6iに当接するこ とになるが、さらに、カバー体8の外周縁部には、グロメツト7とのあいだに周 壁部2aが嵌合する間隙を存する状態でカプラ本体6側に向けて係止孔部8cが 延出形成されており、該係止孔部8cを、周壁2aに形成された前記係止突起2 bに係止することで雄型カプラ5のケーシング1への組込みができる構成になつ ている。
【0010】 叙述のごとく構成された本考案の実施例において、雄型カプラ5は、リード線 10、端子9を保持するカプラ本体6、グロメツト7、カバー体8を積層状に組 付けて形成され、そして、一つのグロメツト7が、雌型カプラ2とのあいだの防 水、リード線10とのあいだの防水を行うこととなつて、従来のようにリード線 の数に対応したグロメツトを用意する必要がなく、部品点数の削減と共に、カプ ラ自体の小型化(小径化)が達成できる。
【0011】 このように、本考案が実施されたものにおいては、雄型カプラ5は、カプラ本 体6、グロメツト7、カバー体8を積層状に組付け、そして、カバー体8を押し 込むことで雌型カプラ2に差し込むことができるが、カバー体8は、カプラ本体 6から突出する突状部6hの先端に形成の小径突状部6jに挿通することで組込 み保持されており、そして、カバー体8を、係止孔部8cが係止突起2bに係止 するまで差し込むことで雄型カプラ5の雌型カプラ2への嵌め込みができること になるが、カバー体8は、段差部6iに当接していて突状部6hを介してカプラ 本体6を直接的に押し込むことになり、この結果、グロメツト7があいだに挟ま れるよう積層状に形成したものでありながら、雄型カプラ5の雌型カプラ2への 差し込み感が明確となるうえ、雄型カプラ5の差し込み不良を生じることなく接 続できる。
【0012】 尚、本考案は、前記実施例に限定されることなく、例えばカプラ本体としては 、二つ割型のものに限定されず、一体型のものであつても良いことは勿論である 。
【0013】
以上要するに、本考案は叙述の如く構成されたものであるから、雄型カプラは 、外部接続用リード線と端子とを保持するカプラ本体と、グロメツトと、カバー 体とを積層状に組付けて、雄型カプラと雌型カプラとのあいだの防水、雄型カプ ラとリード線とのあいだの防水を一つのグロメツトで行うようにして、従来のリ ード線の数に対応したグロメツトを用意する必要をなくし、部品点数の削減と共 に、カプラ自体の小型化(小径化)が達成できる。 しかも、グロメツトの外面に組込まれるカバー体は、カプラ本体からグロメツ トを貫通するよう突設した突状部の先端に当接する状態で組み込み保持されるこ とになり、この結果、カバー体を押し込んで雄型カプラを雌型カプラに嵌め込む 場合に、カプラ本体は、ゴム弾性を有したグロメツトではなく、突状部を介して カバー体によつて直接的に押し込まれることになるので、カバー体による雄型カ プラの雌型カプラへの差し込み感が明確となつて、雄型カプラの差し込み不良を 生じるようなことがない。
【図1】防水カプラの分解斜視図である。
【図2】防水カプラの一部切欠き断面図である。
【図3】防水カプラの一部断面図である。
【図4】図4Aはカプラ本体の正面図であり、図4Bは
カプラ本体の断面図である。
カプラ本体の断面図である。
【図5】図5Aはグロメツトの正面図であり、図5Bは
グロメツトの一部切欠き断面図である。
グロメツトの一部切欠き断面図である。
【図6】図6Aはカバー体の正面図であり、図6Bはカ
バー体の平面図であり、図6Cはカバー体の側面図であ
る。
バー体の平面図であり、図6Cはカバー体の側面図であ
る。
【図7】従来例を示す防水カプラの一部切欠き側面図で
ある。
ある。
1 ケーシング 2 雌型カプラ 2b 係止突起 3 内部配線用リード線 4 端子 5 雄型カプラ 6 カプラ本体 6a 半部 6c 連結部 6d 端子用溝 6e 接続用溝 6h 突状部 6i 段差部 6j 小径突状部 7 グロメツト 7a リブ部 7b リード線用孔 7c 突状部用孔 8 カバー体 8a リード線用孔 8b 小径孔 8c 係止孔部
Claims (1)
- 【請求項1】 雌型カプラに雄型カプラを嵌入するもの
において、前記雄型カプラは、外部接続用リード線およ
び端子が保持されるカプラ本体と、雌型カプラの内周面
に水密状に圧接し、かつ外部接続用リード線が水密状に
貫通するグロメツトと、該グロメツトの外面に当てがわ
れ、かつ外部接続用リード線が貫通するカバー体とを積
層状に組付けて構成されるものであり、かつ、カプラ本
体には、グロメツトに穿設の孔部に水密状に挿通する突
状部を突出形成し、該突状部の先端がカバー体に当接す
るように構成してあることを特徴とする防水カプラ構
造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7386893U JPH0742017U (ja) | 1993-12-24 | 1993-12-24 | 防水カプラ構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7386893U JPH0742017U (ja) | 1993-12-24 | 1993-12-24 | 防水カプラ構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0742017U true JPH0742017U (ja) | 1995-07-21 |
Family
ID=13530602
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7386893U Pending JPH0742017U (ja) | 1993-12-24 | 1993-12-24 | 防水カプラ構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0742017U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005228575A (ja) * | 2004-02-12 | 2005-08-25 | Furukawa Electric Co Ltd:The | 防水コネクタ |
JP2020149870A (ja) * | 2019-03-14 | 2020-09-17 | ヒロセ電機株式会社 | コネクタおよびコネクタの組立方法 |
-
1993
- 1993-12-24 JP JP7386893U patent/JPH0742017U/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005228575A (ja) * | 2004-02-12 | 2005-08-25 | Furukawa Electric Co Ltd:The | 防水コネクタ |
JP2020149870A (ja) * | 2019-03-14 | 2020-09-17 | ヒロセ電機株式会社 | コネクタおよびコネクタの組立方法 |
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