JPH074136U - トラクタの燃料タンクの取付け構造 - Google Patents
トラクタの燃料タンクの取付け構造Info
- Publication number
- JPH074136U JPH074136U JP3710293U JP3710293U JPH074136U JP H074136 U JPH074136 U JP H074136U JP 3710293 U JP3710293 U JP 3710293U JP 3710293 U JP3710293 U JP 3710293U JP H074136 U JPH074136 U JP H074136U
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- JP
- Japan
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- engine
- fuel tank
- fuel
- tank
- tractor
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- Pending
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- Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 トラクタのエンジンをクラッチの整備等のた
めクラッチハウジングから切離す際、燃料タンクの燃料
ホースの取外しや、電装ハーネスの切離し等の面倒な作
業をできるだけなくして簡単に、エンジンをクラッチハ
ウジングから切離しできるようにした燃料タンクの取付
け構造を提供する。 【構成】 クラッチハウジング2の前部に連結されたエ
ンジン1の後部に配設するトラクタの燃料タンク5を、
エンジン1後部の上半部に沿わせてエンジン1に取付け
たトラクタの燃料タンクの取付け構造。
めクラッチハウジングから切離す際、燃料タンクの燃料
ホースの取外しや、電装ハーネスの切離し等の面倒な作
業をできるだけなくして簡単に、エンジンをクラッチハ
ウジングから切離しできるようにした燃料タンクの取付
け構造を提供する。 【構成】 クラッチハウジング2の前部に連結されたエ
ンジン1の後部に配設するトラクタの燃料タンク5を、
エンジン1後部の上半部に沿わせてエンジン1に取付け
たトラクタの燃料タンクの取付け構造。
Description
【0001】
本考案は、農耕作業等を行うトラクタのエンジンを、整備等のためクラッチハ ウジングから取外す際、燃料タンクの燃料ホースの取外しや、電装ハーネスの切 離しをできるだけなくして、エンジンをクラッチハウジングから切離しできるよ うにしたトラクタの燃料タンクの取付け構造に関するものである。
【0002】
農耕作業等を行うトラクタでは、ボンネット内、エンジン後部に燃料タンクが 配設され、このエンジンと燃料タンクは共にクラッチハウジングに取付けられて いるものが多い。 この種のトラクタではクラッチの整備、交換等のため、エンジンをクラッチハ ウジングから切離す場合、クラッチハウジングに取付けた燃料タンクの燃料ホー スを取外さなければならず、この時燃料ホース内に残留した燃料がこぼれて衣服 を汚したり、引火する危険があり、また電装ハーネスのカップラが燃料タンクの 裏側にあるため、ここでエンジンに配線される電装ハーネスをすべて切り離さな ければならない等、面倒な作業となっていた。
【0003】
本考案は、上記従来の問題に鑑み、これを解決することを課題としてなされた ものであって、農耕作業等を行うトラクタのエンジンを、クラッチの整備等のた めクラッチハウジングから切離す際、燃料タンクの燃料ホースの取外しや、電装 ハーネスの切離し等の面倒な作業をできるだけなくして簡単に、エンジンをクラ ッチハウジングから切離しできるようにした燃料タンクの取付け構造を提供する ことを目的としている。
【0004】
上記目的を達成するため本考案は、クラッチハウジングの前部に連結されたエ ンジンの後部に配設するトラクタの燃料タンクにおいて、該燃料タンクをエンジ ン後部の上半部に沿わせてエンジンに取付けた燃料タンクの取付け構造を特徴と している。
【0005】
上記のごとく本考案は、燃料タンクをエンジン後部に取付けたため、クラッチ ハウジングからエンジンを切離して移動しても、燃料タンクはエンジンに付随し て一体となってに移動し、従ってエンジンに接続された燃料ホースを燃料タンク から取外さずにすみ、燃料ホース内に残留した燃料がこぼれて衣服を汚したり、 引火する危険を防止することができる。 また、機体側からエンジンに取付く電装ハーネスの長さに多少の余裕を見込ん でおけば、電装ハーネスの中間カップラの切離しせずにクラッチ交換等の作業を 行うことが可能となる。
【0006】
以下本考案を図示の実施例に基いて詳細に説明する。 図1は本考案を採用したトラクタのエンジン切離し前の状態の側面図、図2は 同トラクタのエンジン切離し時の状態の側面図、図3はクラッチハウジングから エンジンを切離した状態の斜視図である。 図において、1はエンジン、2はクラッチハウジング、3はクラッチ装置、4 はトランスミッションのセンターケース、5は燃料タンクで、エンジン1はクラ ッチハウジング2の前面にボルト6で取外し可能に取付けられている。 燃料タンク5は、後半部の大型のタンク部5aと、高さが後半部のタンク部5 aのほぼ1/2の前半部の小型のタンク部5bで側面視逆L字形に一体形成され 、後半部のタンク部5aの前面下半部をエンジン1の後部上半部に沿わせ、前半 部のタンク部5bの底面をエンジン1の後部上面に沿わせ、支持部材7とステー 8から成る燃料タンク取付け部材9を介してエンジン1に取付けられている。 なお、図中10は燃料タンク5から、燃料フィルタ11、燃料ポンプ12、を 介して燃料ノズルに接続された燃料ホース、13は燃料タンクキャップ、14は 燃料タンクカバー、15は電装ハーネス、16はハーネス接続カップラ、17は エンジンのヘッドカバー、18はエンジンのリヤプレート、19はボンネットカ バー、20はコラムブラケットである。 上記の構成において、クラッチの整備、交換等のため、図2に示すごとくクラ ッチハウジング2からエンジン1を切離して分離しても、燃料タンク5はエンジ ン1に付随し、従ってエンジン1に接続された燃料タンク5の燃料ホース10を 取外さずにすむ。 また、機体側からエンジン1に取付く電装ハーネス15の長さに多少の余裕を 見込んでおき、エンジン装着時、後半部のタンク部5aの下部空間にハーネス接 続カップラ16部を押し込んでおけば、エンジン分離時も電装ハーネス15の切 離しせずにクラッチ交換等の作業を行うことが可能である。
【0007】 前記実施例の燃料タンク5は、大型のタンク部5aと、小型のタンク部5bを 側面視逆L字形に一体形成したものであるのに対し、図4に示した燃料タンク2 1は、独立した大型の後部タンク21aと、高さが後部タンク21aのほぼ1/ 2の同じく独立した小型の前部タンク21bとを、上面を揃えて前後に側面視逆 L字形にボルト22で一体に結合し、二分割可能に構成したものである。 図中の23は前部タンク21bに設けられた燃料タンクキャップ、24は前部 および後部タンク21b、21a内の燃料を連通させる連通ホース、25は前部 および後部タンク21b、21a内のエアーを連通させるブリーザ、26は燃料 タンク21の燃料をエンジン1に送り出す燃料ホース、7は燃料タンク21をエ ンジン1に取付ける前記実施例と同じタンク支持部材、17はエンジン1のヘッ ドカバーである。
【0008】 上記のごとくこの燃料タンク21は二分割式としたため、ヘッドカバー17を 外してエンジン1のメンテナンスを行うような場合、従来の一体型の燃料タンク のようにエンジンルームを大きく分解して燃料タンクを移動し、ヘッドカバー1 7の上側を空ける必要がなく、前部タンク21bのみを分離取外すだけでヘッド カバー17の取外しをすることができ、エンジン1のメンテナンス作業をきわめ て手軽に行うことが可能となる。 この二分割式の燃料タンクは勿論、前記本考案の燃料タンクに採用することが できる。
【0009】
以上説明したように本考案は、クラッチハウジングの前部に連結されたエンジ ンの後部に配設するトラクタの燃料タンクにおいて、該燃料タンクをエンジン後 部の上半部に沿わせてエンジンに取付けたから、クラッチハウジングからエンジ ンを切離して分離しても、燃料タンクはエンジン側に付随して一体に引出され、 従って燃料タンクの燃料パイプを取外さずにすみ、また、機体側からエンジンに 取付く電装ハーネスの長さに多少の余裕を見込んでおけば、電装ハーネスの接続 カップラの切離しせずにクラッチ交換等の作業を行うことが可能となり、メンテ ナンス作業がきわめて容易になるという効果を奏するものである。
【0010】
【図1】本考案を採用したトラクタのエンジン切離し前
の状態の側面図である。
の状態の側面図である。
【図2】同トラクタのエンジン切離し時の状態の側面図
である。
である。
【図3】クラッチハウジングからエンジンを切離した状
態の斜視図である。
態の斜視図である。
【図4】後部タンクと前部タンクとから成る二分割型の
燃料タンクの側面図である。
燃料タンクの側面図である。
【0011】
1 エンジン 2 クラッチハウジング 3 クラッチ装置 4 センターケース 5 燃料タンク 5a 後半部のタンク部 5b 前半部のタンク部 6 ボルト 7 支持部材 8 ステー 9 タンク取付け部材 10 燃料ホース 11 燃料フィルタ 12 燃料ポンプ 13 燃料タンクキャップ 14 燃料タンクカバー 15 電装ハーネス 16 ハーネス接続カップラ 17 エンジンのヘッドカバー 18 エンジンのリヤプレート 19 ボンネットカバー 20 コラムブラケット
【手続補正書】
【提出日】平成6年1月25日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
Claims (1)
- 【請求項1】 クラッチハウジングの前部に連結された
エンジンの後部に配設するトラクタの燃料タンクにおい
て、該燃料タンクをエンジン後部の上半部に沿わせてエ
ンジンに取付けたことを特徴とするトラクタの燃料タン
クの取付け構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3710293U JPH074136U (ja) | 1993-06-14 | 1993-06-14 | トラクタの燃料タンクの取付け構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3710293U JPH074136U (ja) | 1993-06-14 | 1993-06-14 | トラクタの燃料タンクの取付け構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH074136U true JPH074136U (ja) | 1995-01-20 |
Family
ID=12488228
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3710293U Pending JPH074136U (ja) | 1993-06-14 | 1993-06-14 | トラクタの燃料タンクの取付け構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH074136U (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012017098A (ja) * | 2011-07-28 | 2012-01-26 | Yanmar Co Ltd | 作業車両 |
JP2017066824A (ja) * | 2015-10-02 | 2017-04-06 | コベルコ建機株式会社 | 建設機械の燃料供給装置 |
KR20180120962A (ko) * | 2017-04-28 | 2018-11-07 | 엘에스엠트론 주식회사 | 농업용 작업차량의 연료저장장치 및 농업용 작업차량 |
-
1993
- 1993-06-14 JP JP3710293U patent/JPH074136U/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012017098A (ja) * | 2011-07-28 | 2012-01-26 | Yanmar Co Ltd | 作業車両 |
JP2017066824A (ja) * | 2015-10-02 | 2017-04-06 | コベルコ建機株式会社 | 建設機械の燃料供給装置 |
KR20180120962A (ko) * | 2017-04-28 | 2018-11-07 | 엘에스엠트론 주식회사 | 농업용 작업차량의 연료저장장치 및 농업용 작업차량 |
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