JPH0736752Y2 - インパクトドットヘッド - Google Patents
インパクトドットヘッドInfo
- Publication number
- JPH0736752Y2 JPH0736752Y2 JP1989055510U JP5551089U JPH0736752Y2 JP H0736752 Y2 JPH0736752 Y2 JP H0736752Y2 JP 1989055510 U JP1989055510 U JP 1989055510U JP 5551089 U JP5551089 U JP 5551089U JP H0736752 Y2 JPH0736752 Y2 JP H0736752Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- spring
- fulcrum
- large number
- frame
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 8
- 230000000452 restraining effect Effects 0.000 claims description 5
- 239000012141 concentrate Substances 0.000 description 1
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 1
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 1
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000000696 magnetic material Substances 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Impact Printers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はインパクトドットヘッドに関し、より詳しく
は、ヘッドを構成する各部材相互の位置決め部分に特徴
を有するインパクトドットヘッドに関する。
は、ヘッドを構成する各部材相互の位置決め部分に特徴
を有するインパクトドットヘッドに関する。
(従来技術) 中心部にワイヤを集中させるよう多数の印字レバーを車
輪のスボーク状に配列させたインパクトドットヘッド、
特に、印字レバーを非印字位置へ付勢しておく形式のイ
ンパクトドットヘッドでは、通常、特開昭63-153156号
公報に見られるように、コアと一体のヨークに、戻しバ
ネを保持するサブボディや、円板状の補助ヨーク等を組
付け、さらにこの補助ヨークに多数の印字レバーの基端
を保持して、これらを抑えバネにより支持するような構
成を採っている。
輪のスボーク状に配列させたインパクトドットヘッド、
特に、印字レバーを非印字位置へ付勢しておく形式のイ
ンパクトドットヘッドでは、通常、特開昭63-153156号
公報に見られるように、コアと一体のヨークに、戻しバ
ネを保持するサブボディや、円板状の補助ヨーク等を組
付け、さらにこの補助ヨークに多数の印字レバーの基端
を保持して、これらを抑えバネにより支持するような構
成を採っている。
このためこの種のヘッドは、個々の部品の持つ公差の積
重ねにより、ヘッドを構成する各部材相互の位置精度を
高めることができないばかりでなく、その組付けに多く
の工程を必要とする不都合を有していた。
重ねにより、ヘッドを構成する各部材相互の位置精度を
高めることができないばかりでなく、その組付けに多く
の工程を必要とする不都合を有していた。
(考案が解決しようとする課題) 本考案はこのような問題に鑑みてなされたもので、その
目的とするところは、組付けが容易でしかも部品相互を
精度よく位置決めすることのできる新たなインパクトド
ットヘッドを提供することにある。
目的とするところは、組付けが容易でしかも部品相互を
精度よく位置決めすることのできる新たなインパクトド
ットヘッドを提供することにある。
(課題を解決するための手段) すなわち、本考案はかかる課題を達成するためのインパ
クトドットヘッドとして、多数のコアを環状に配設した
フレームに対しその外周部を支点として揺動自在に配設
された多数の印字レバーと、フレームの中心部に一体的
に取付けられ、かつ印字レバーを非印字方向に付勢する
バネを収納する凹部と、印字レバーの先端部を案内する
ガイド溝と、支点抑えバネを位置決めする少なくとも2
つの位置決めピンとを一体的に形成したスプリングホル
ダと、中心部に上記位置決めピンと係合する位置決め孔
を設け、周囲に印字レバーの各支点部を押圧する多数の
バネ部を放射状に突出形成した支点抑えバネとによって
構成したものである。
クトドットヘッドとして、多数のコアを環状に配設した
フレームに対しその外周部を支点として揺動自在に配設
された多数の印字レバーと、フレームの中心部に一体的
に取付けられ、かつ印字レバーを非印字方向に付勢する
バネを収納する凹部と、印字レバーの先端部を案内する
ガイド溝と、支点抑えバネを位置決めする少なくとも2
つの位置決めピンとを一体的に形成したスプリングホル
ダと、中心部に上記位置決めピンと係合する位置決め孔
を設け、周囲に印字レバーの各支点部を押圧する多数の
バネ部を放射状に突出形成した支点抑えバネとによって
構成したものである。
(実施例) そこで以下に図示した実施例について説明する。
第1図乃至第3図は本考案の一実施例を示したものであ
る。
る。
図において符号1は、ワイヤガイド2によって印字ワイ
ヤ3を先端に導くノーズで、このノーズの基端側には、
外周部にカップ状の周壁5を形成し、内部には多数のコ
ア6をリング状に突設した磁性材よりなるフレーム4が
一体的に固定され、さらに、この上には、周知のよう
に、耐摩耗部材12と第1ヨーク13と第2ヨーク14とが順
に積層された上、これらに設けた放射状のスリットをガ
イドとして多数の印字レバー11が支点部11aをフレーム
4の周壁5上に当接させるようにして揺動自在に載置さ
れている。
ヤ3を先端に導くノーズで、このノーズの基端側には、
外周部にカップ状の周壁5を形成し、内部には多数のコ
ア6をリング状に突設した磁性材よりなるフレーム4が
一体的に固定され、さらに、この上には、周知のよう
に、耐摩耗部材12と第1ヨーク13と第2ヨーク14とが順
に積層された上、これらに設けた放射状のスリットをガ
イドとして多数の印字レバー11が支点部11aをフレーム
4の周壁5上に当接させるようにして揺動自在に載置さ
れている。
これに対して図中符号16は、フレーム4の中心部に組付
けたスプリングホルダで、プラスチック材をもって鍔付
き円筒状に形成されたこのスプリングホルダ16は、第2
図に示したように、フレーム4の周壁端面5a側に突出し
た冠状部分16eに、各印字レバー11を位置決めするガイ
ド溝16aが放射状に切り割り形成され、またこの冠状部
分16eの端面には、ヘッドカバー19上のダンバー17と当
接してこれと印字レバー11との間隙を一定に保持する少
なくとも2本の突起16bと、後述する支点抑えバネ18を
中心軸回りに位置決めする少なくとも2本の位置決めピ
ン16cがそれぞれ突出形成され、さらにこの冠状部分16e
の内側には、各戻しバネ15を収容する多数の収納凹部16
dがそれぞれ各ガイド溝16aと対応するように形成されて
いて、非印字時に印字レバー11を非印字位置に復帰させ
ておくように構成されている。
けたスプリングホルダで、プラスチック材をもって鍔付
き円筒状に形成されたこのスプリングホルダ16は、第2
図に示したように、フレーム4の周壁端面5a側に突出し
た冠状部分16eに、各印字レバー11を位置決めするガイ
ド溝16aが放射状に切り割り形成され、またこの冠状部
分16eの端面には、ヘッドカバー19上のダンバー17と当
接してこれと印字レバー11との間隙を一定に保持する少
なくとも2本の突起16bと、後述する支点抑えバネ18を
中心軸回りに位置決めする少なくとも2本の位置決めピ
ン16cがそれぞれ突出形成され、さらにこの冠状部分16e
の内側には、各戻しバネ15を収容する多数の収納凹部16
dがそれぞれ各ガイド溝16aと対応するように形成されて
いて、非印字時に印字レバー11を非印字位置に復帰させ
ておくように構成されている。
他方、図中符号18は各印字レバー11の支点部を押圧する
支点抑えバネで、第3図に示したようにこの支点抑えバ
ネ18は、ヘッドカバー19への取付け孔を中心に有するハ
ブ部18bと、この周面から放射状に突出する多数のバネ
部18aとによって形成され、さらに中心の取付け孔に
は、上記した位置決めピン16cと係合する位置決め孔18c
を設けた突出部18dが構成されている。
支点抑えバネで、第3図に示したようにこの支点抑えバ
ネ18は、ヘッドカバー19への取付け孔を中心に有するハ
ブ部18bと、この周面から放射状に突出する多数のバネ
部18aとによって形成され、さらに中心の取付け孔に
は、上記した位置決めピン16cと係合する位置決め孔18c
を設けた突出部18dが構成されている。
なお、図中符号8はワイヤ駆動用のコイル、17はダンバ
ー、20はノーズ1にフレーム4やヘッドカバー19等を固
定するための結合バネをそれぞれ示している。
ー、20はノーズ1にフレーム4やヘッドカバー19等を固
定するための結合バネをそれぞれ示している。
このように構成されたインパクトドットヘッドは、はじ
めにノーズ1の基端部に、スプリングホルダ16と一体の
フレーム4を載置し、ついで、この上に耐摩耗部材12と
第1ヨーク13と第2ヨーク14とを順に積層し、さらに、
これらの放射状のスリットをガイドとして多数の印字レ
バー11をフレーム4の周壁端面5a上に当接させるように
して揺動自在に載置し、その上に支点押えバネ18を取付
けたヘッドカバー19を載置して全体を固定バネ20により
固定する。
めにノーズ1の基端部に、スプリングホルダ16と一体の
フレーム4を載置し、ついで、この上に耐摩耗部材12と
第1ヨーク13と第2ヨーク14とを順に積層し、さらに、
これらの放射状のスリットをガイドとして多数の印字レ
バー11をフレーム4の周壁端面5a上に当接させるように
して揺動自在に載置し、その上に支点押えバネ18を取付
けたヘッドカバー19を載置して全体を固定バネ20により
固定する。
このため、スプリングホルダ16に設けたガイド溝16aと
収納凹部16dと位置決めピン16cとによって、各印字レバ
ー11と、これらを復帰させる戻しバネ15と、これらの支
点部を押圧する支点押えバネ18とは互いに関連した状態
で位置決め保持される。
収納凹部16dと位置決めピン16cとによって、各印字レバ
ー11と、これらを復帰させる戻しバネ15と、これらの支
点部を押圧する支点押えバネ18とは互いに関連した状態
で位置決め保持される。
(効果) 以上述べたように本考案によれば、フレームの中心部に
一体的に組付けたスプリングホルダーに、戻しバネを収
納する凹部と、印字レバーの先端を案内するガイド溝
と、支点押えバネを位置決めする少なくとも2つの位置
決めピンとを一体的に形成したので、製造上の公差の如
何にかかわりなく、印字レバーとこれに作用する戻しバ
ネと支点押えバネとをスプリングホルダを基準として正
しく位置決めすることができるばかりでなく、スプリン
グホルダを介してこれらの部品をきわめて容易に組付け
ることができる。
一体的に組付けたスプリングホルダーに、戻しバネを収
納する凹部と、印字レバーの先端を案内するガイド溝
と、支点押えバネを位置決めする少なくとも2つの位置
決めピンとを一体的に形成したので、製造上の公差の如
何にかかわりなく、印字レバーとこれに作用する戻しバ
ネと支点押えバネとをスプリングホルダを基準として正
しく位置決めすることができるばかりでなく、スプリン
グホルダを介してこれらの部品をきわめて容易に組付け
ることができる。
第1図は本考案の一実施例をなすインパクトドットヘッ
ドの断面図、第2図はこのスプリングホルダを示した斜
視図、第3図は支点押えバネを示した斜視図である。 4……フレーム、11……印字レバー 15……戻しバネ、16……スプリングホルダ 16a……ガイド溝、16c……位置決めピン 16d……バネ収納凹部、18……支点押えバネ 18b……ハブ、18c……位置決め孔 19……ヘッドカバー
ドの断面図、第2図はこのスプリングホルダを示した斜
視図、第3図は支点押えバネを示した斜視図である。 4……フレーム、11……印字レバー 15……戻しバネ、16……スプリングホルダ 16a……ガイド溝、16c……位置決めピン 16d……バネ収納凹部、18……支点押えバネ 18b……ハブ、18c……位置決め孔 19……ヘッドカバー
Claims (1)
- 【請求項1】多数のコアを環状に配設したフレームに対
しその外周部を支点として揺動自在に配設された多数の
印字レバーと、 上記フレームの中心部に一体的に取付けられ、かつ上記
印字レバーを非印字方向に付勢するバネを収納する凹部
と、上記印字レバーの先端部を案内するガイド溝と、支
点抑えバネを位置決めする少なくとも2つの位置決めピ
ンとを一体的に形成したスプリングホルダと、 中心部に上記各位置決めピンと係合する位置決め孔を設
け、周囲に上記印字レバーの各支点部を押圧する多数の
バネ部を放射状に突出形成した上記支点抑えバネと、 を備えたインパクトドットヘッド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989055510U JPH0736752Y2 (ja) | 1989-05-15 | 1989-05-15 | インパクトドットヘッド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989055510U JPH0736752Y2 (ja) | 1989-05-15 | 1989-05-15 | インパクトドットヘッド |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02146033U JPH02146033U (ja) | 1990-12-11 |
JPH0736752Y2 true JPH0736752Y2 (ja) | 1995-08-23 |
Family
ID=31578527
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1989055510U Expired - Lifetime JPH0736752Y2 (ja) | 1989-05-15 | 1989-05-15 | インパクトドットヘッド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0736752Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63153156A (ja) * | 1986-12-17 | 1988-06-25 | Canon Inc | ワイヤドツトヘツド |
-
1989
- 1989-05-15 JP JP1989055510U patent/JPH0736752Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63153156A (ja) * | 1986-12-17 | 1988-06-25 | Canon Inc | ワイヤドツトヘツド |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02146033U (ja) | 1990-12-11 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5000593A (en) | Matrix pin print head of the hinged-clapper-armature construction | |
EP0374673B1 (en) | Wire-dot impact printer | |
EP0274117B1 (en) | Print head incorporating a one piece armature | |
JPH0736752Y2 (ja) | インパクトドットヘッド | |
US5370467A (en) | Print head for dot matrix printer | |
JPH0545425B2 (ja) | ||
JPH0741721B2 (ja) | ワイヤ式ドツトプリンタ | |
JP2794742B2 (ja) | インパクトドットプリンタ用印字ヘッド | |
JPH038443Y2 (ja) | ||
JP2749986B2 (ja) | ドットプリンタヘッド | |
US4647237A (en) | Dot matrix print head | |
JPS6356462A (ja) | ワイヤドツトプリンタ用印字ヘツド | |
JPH06286170A (ja) | ドットプリンタ用印字ヘッド | |
JP2822415B2 (ja) | インパクトドットヘッド | |
JPH0626896B2 (ja) | ワイヤ式ドツトプリンタ | |
JPS6144849Y2 (ja) | ||
JPS647872B2 (ja) | ||
JPS646290Y2 (ja) | ||
JPH0197949U (ja) | ||
JPS6360634U (ja) | ||
JPH0314369Y2 (ja) | ||
JPH0346912Y2 (ja) | ||
JPS6149853A (ja) | ドツトプリンタ用印字ヘツド | |
US5011307A (en) | Wire dot printer head with armature guides | |
JPS58117936U (ja) | ドツトプリンタの印字ヘツド |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |