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JPH0736554Y2 - 巻きおしぼり製造装置の給水部 - Google Patents

巻きおしぼり製造装置の給水部

Info

Publication number
JPH0736554Y2
JPH0736554Y2 JP9816489U JP9816489U JPH0736554Y2 JP H0736554 Y2 JPH0736554 Y2 JP H0736554Y2 JP 9816489 U JP9816489 U JP 9816489U JP 9816489 U JP9816489 U JP 9816489U JP H0736554 Y2 JPH0736554 Y2 JP H0736554Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water supply
water tank
supply port
water
hand towel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP9816489U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0337987U (ja
Inventor
政治 忠末
収 奥井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hoshizaki Electric Co Ltd
Original Assignee
Hoshizaki Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hoshizaki Electric Co Ltd filed Critical Hoshizaki Electric Co Ltd
Priority to JP9816489U priority Critical patent/JPH0736554Y2/ja
Publication of JPH0337987U publication Critical patent/JPH0337987U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0736554Y2 publication Critical patent/JPH0736554Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、水タンクに貯留した水を、上方に開放する
給水口を介して供給する構成に係る巻きおしぼり製造装
置において、例えば巻きおしぼりの材料から生ずるゴミ
等が、前記給水口に入るのを防止して、水タンクからの
円滑な給水を長時間に亘って確保し得る給水部に関する
ものである。
従来技術 喫茶店やレストランその他の飲食施設では、接客サービ
スとしてタオル地の「巻きおしぼり」を提供することが
行なわれている。この種の施設では一日に多量の「巻き
おしぼり」を使用するため、その殆どがおしぼり製造業
者から納入されたものを使用しているのが現状である。
しかし、タオル地の「巻きおしぼり」は、反復使用する
ことができる反面、その再生処理が不完全であると極め
て不衛生となる問題があるばかりでなく、コストが嵩む
欠点もあった。
考案が解決しようとする課題 そこで、本件出願人は、安価で使い捨て可能な紙製や不
織布製等の「巻きおしぼり」を、自家製造し得るコンパ
クトな巻きおしぼりの製造装置につき鋭意開発を行な
い、複数の実用新案登録出願を行なった。これらの出願
に係る製造装置は、紙や不識布等をロール状に巻回した
シートロールを収納保持するロールホルダの内部に、シ
ート材に散水するための水を貯留した水タンクを着脱自
在に備えている。この水タンクは、底部に水の吐出部が
形成され、この吐出部をロールホルダの底部に凹設した
給水口に嵌挿することにより、吐出部に設けた弁が開放
して、水タンクからの給水が行なわれるよう構成されて
いる。
前記ロールホルダにはシートロールが収納されているの
で、該ロールから生ずるシートのカスや屑等のゴミがホ
ルダの底部に落ちることが予想される。この場合に前記
給水口は、ホルダの内部底部と同一レベルで開口してい
るので、底部に落ちたゴミは、例えば巻きおしぼり製造
装置を移動させたり、製造装置の稼働時に生ずる振動等
により移動して給水口に容易に入ってしまう。そこで、
給水口にゴミを捕集するフィルタを配設し、水を圧送す
るポンプが詰まったり、ゴミの混入した水がシート材に
散水されないよう構成している。しかし、多くのゴミが
給水口に入ると、フィルタは短期間で目詰りを生じ、水
タンクからの給水が円滑になされなくなる問題を招来す
る。このため、手間の掛かるフィルタの清掃を短かいサ
イクルで行なわなければならず、煩雑であった。
考案の目的 この考案は、前述した上方に開放する給水口を介して水
タンクからの給水を行なうよう構成した巻きおしぼり製
造装置に内在している前記課題に鑑み、これを好適に解
決するべく提案されたものであって、給水口にシートの
カスや屑等のゴミが容易に入るのを阻止して、水タンク
からの円滑な給水を達成し得る手段を提供することを目
的とする。
課題を解決するための手段 前述した課題を克服し、所期の目的を好適に達成するた
め本考案は、装置本体の上方に開放する収納部に、着脱
自在に収納される水タンクを備え、該水タンクの吐出部
を、前記収納部の底部に設けた給水口を嵌挿するように
した巻きおしぼり製造装置において、 前記底部に給水口を囲んで上方に突出する立上がり部を
設け、前記水タンクの吐出部を給水口に嵌挿した際に、
前記立上がり部の上端に水タンク本体が当接して給水口
を閉塞し得るよう構成したことを特徴とする。
実施例 次に、本考案に係る巻きおしぼり製造装置の給水部につ
き、好適な実施例を挙げて、添付図面を参照しながら以
下説明する。第1図は、本考案が好適に実施される巻き
おしぼり製造装置の要部を縦断して示す側面図であり、
第2図は巻きおしぼり製造装置からシートロールおよび
水タンクを取外した状態で一部切欠いて示す外観斜視図
である。
図面に示す如く、矩形状に形成した装置本体10には、上
方に開放する収納部16が形成され、この収納部16に後述
する水タンク12が着脱自在に収納される。また、収納部
16は、例えば不織布を材質とするシート材を中芯となる
紙管にロール状に巻き付けたシートロール14を、回転自
在に収納支持するよう構成されている。
前記収納部16の前半底部(シート材の給送方向下流側)
は、第1図に示す如く、シートロール14に倣う円弧状に
形成されている。また、収納部16の後半底部は、弧状底
部16aの終端から垂直に所定高さ下がった位置において
水平に延在するよう形成され、この水平底部16bに、後
述するフィルタホルダ18が嵌挿される通孔26が開設され
ている。更に、水平底部16bの弧状底部16aとは反対側
に、所定高さだけ立上がった水平段部16cが形成され、
収納部16に収納される水タンク12は、水平段部16cとフ
ィルタホルダ18に載置されるよう構成されている。
前記フィルタホルダ18は、第3図に示す如く、水タンク
12に配設したキャップ20(後述)が嵌挿可能な内径寸法
の給水口22cを有する大径円筒部22と、この大径円筒部2
2の下部に垂下する小径円筒部24とから基本的に構成さ
れる。大径円筒部22の外周面には、該円筒部22の開放端
から所定長さ後退した位置に、前記水平底部16bの通孔2
6より大径のフランジ22aが周設されている。このフラン
ジ22aは、通孔26にフィルタホルダ18を上方から嵌挿し
た際に、該通孔26の開口縁部に当接して、当該フィルタ
ホルダ18の位置決めを行なうべく機能する。なお、フラ
ンジ22aを水平底部16bにねじ止めすることによって、フ
ィルタホルダ18の位置決め固定がなされる。
前記フィルタホルダ18を水平底部16bに取付けた状態
で、フランジ22aから上方に突出する立上がり部22bは、
後述する如く、シートロール14から水平底部16bに落下
したゴミが、前記給水口22cに入り込むのを阻止するべ
く機能する。また、立上がり部22bの上端(給水口22cの
開放端)は、第3図に示す如く、前記水平段部16cの上
面と同一レベルになるよう寸法設定され、前記水タンク
12は該立上がり部22bと水平段部16cとに共通的に載置さ
れるよう構成されている(第4図参照)。
前記小径円筒部24の通孔24a(前記給水口22cと連通して
いる)には、円筒状のフィルタ部材28が着脱自在に嵌挿
され、このフィルタ部材28の外周および底面に開設した
開口に、メッシュのフィルタ30が配設されている。この
フィルタ30が目詰りを生じた場合は、フィルタ部材28を
小経円筒部24から取外すことによって、容易に清掃する
ことができる。また、このフィルタ部材28には、前記大
径円筒部22の給水口22cに突出する突起32が配設され、
この突起32は後述する水タンク12の弁34を開放させるべ
く機能する。なお、突起32は、水タンク12から給水口22
cに吐出された水が、フィルタ部材28へ流入するのを許
容する形状に形成されていることは勿論である。
前記小径円筒部24の下端には、第3図に示す如く、巻き
おしぼり製造装置の本体底部に設置したポンプ36の吸入
管36aが連通接続されている。また、ポンプ36の吐出管3
6bは、散水パイプ(図示せず)に連通接続されている。
従って、水タンク12からフィルタホルダ18に給水された
水は、吸入管36aからポンプ36に吸入された後、該ポン
プ36の吐出管36bを介して散水パイプに圧送される。
前記収納部16に収納される水タンク12は、第1図に示す
如く、逆L字状に形成され、その幅方向中央部には、垂
直面から水平面に亘って所要の角度で傾斜する把手12a
が形成されて、該把手12aにより当該水タンク12の出し
入れを行なうよう構成してある。なお、この把手12a
は、水タンク12を収納部16に収納した際に、前記シート
ロール14を保持する機能も有している。水タンク12の底
部には、第4図に示す如く、当該タンク12へ給水口を兼
ねる吐出口12bが突設され、この吐出口12bにキャップ20
が着脱自在に取付けられている。
キャップ20には、吐出口12bに連通する開口20aが穿設さ
れ、この開口20aは、常には圧縮ばねに付勢される弁34
によって閉成されるよう構成してある。この弁34は、水
タンク12を収納部16に収納セットした際に、前記フィル
タホルダ18に配設した突起32に押圧されて開口20aを開
放するよう設定されており、これにより水タンク12から
フィルタホルダ18への給水がなされる(第4図参照)。
実施例の作用 次に、実施例に係る巻きおしぼり製造装置の給水部の作
用につき説明する。巻きおしぼり製造装置本体10に形成
した収納部16には、第1図に示す如く、所要量の水を貯
留した水タンク12と、所要直径のシートロール14とが夫
々所定位置に収納支持されている。水タンク12は、その
低部に配設したキャップ20を、前記フィルタホルダ18に
おける大径円筒部22の給水口22cにそっくり嵌挿した状
態で、大径円筒部22の立上がり部22bと前記水平段部16c
とに安定して載置される。
このとき、水タンク12の底部は、第4図に示す如く、立
上がり部22bの上端に密着しているので、これにより給
水口22cは完全に閉塞される。従って、水タンク12をセ
ットした以後は、該水タンク12の上方に収納したシート
ロール14から生ずるシートのカスや屑等のゴミが、給水
口22cに入ることは全くない。
前記キャップ20に配設した弁34は、第4図に示す如く、
小径円筒部24に配設した突起32により押圧されて、前記
開口20aを開放し、水タンク12内の水はフィルタホルダ1
8内に吐出される。フィルタホルダ18内に吐出された水
は、前記ポンプ36を駆動することにより、前記散水パイ
プ(図示せず)に圧送される。このとき、フィルタホル
ダ18(給水口22c)には、ゴミが入り込んでいないの
で、小径円筒部24に配設したフィルタ部材28のフィルタ
30が短期間で目詰りを生ずることがなく、水タンク12か
らの円滑な給水を長期に亘って達成し得る。
また、例えば水タンク12を収納部16から取外した状態で
あっても、給水口22cは水平低部16bから所定高さ突出す
る立上がり部22bに囲まれているので、該水平底部16bに
落下したゴミが移動して給水口22cに容易に入るのを防
止し得る。
なお実施例では、収納部の底部に、水タンクのキャップ
が嵌挿される給水口を有するフィルタホルダを別体とし
て配設した場合につき説明したが、本考案はこれに限ら
れるものではなく、収納部の底部に給水口を開設し、こ
の給水口の周囲に立上がり部を一体的に形成するように
してもよい。
考案の効果 以上説明した如く、本考案に係る巻きおしぼり製造装置
の給水部によれば、収納部の底部に開設した給水口を囲
むように、該底部から上方に突出する立上がり部を設け
たので、収納部の底部に溜まった紙屑等のゴミは立上が
り部に阻止されて給水口に入り込まない。従って、フィ
ルタは長期に亘って目詰まりを生ずることがなく、水タ
ンクからの円滑な給水を達成し得る。しかも、フィルタ
の清掃を行なう期間を長く設定し得る利点がある。ま
た、水タンク収納部に収納セツトしたときには、給水口
は水タンクにより閉塞されるので、水タンクのセット以
後は給水口にゴミが入ることは全くなくなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る給水部が好適に実施される巻きお
しぼり製造装置の一部切欠側面図、第2図は巻きおしぼ
り製造装置からシートロールおよび水タンクを取外した
状態で一部切欠いて示す外観斜視図、第3図は第1図に
示す給水部を示す要部縦断面図、第4図は給水部に水タ
ンクを装着した状態で示す要部縦断面図である。 10……本体、12……水タンク 16……収納部、16b……水平底部 20……キャップ、22b……立上がり部 22c……給水口

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】装置本体(10)の上方に開放する収納部
    (16)に、着脱自在に収納される水タンク(12)を備
    え、該水タンク(12)の吐出部(20)を、前記収納部
    (16)の底部(16b)に設けた給水口(22c)に嵌挿する
    ようにした巻きおしぼり製造装置において、 前記底部(16b)に給水口(22c)を囲んで上方に突出す
    る立上がり部(22b)を設け、 前記水タンク(12)の吐出部(20)を給水口(22c)に
    嵌挿した際に、前記立上がり部(22b)の上端に水タン
    ク本体が当接して給水口(22c)を閉塞し得るよう構成
    した ことを特徴とする巻きおしぼり製造装置の給水部。
JP9816489U 1989-08-23 1989-08-23 巻きおしぼり製造装置の給水部 Expired - Lifetime JPH0736554Y2 (ja)

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