JPH0736264B2 - デイスク再生装置 - Google Patents
デイスク再生装置Info
- Publication number
- JPH0736264B2 JPH0736264B2 JP7484087A JP7484087A JPH0736264B2 JP H0736264 B2 JPH0736264 B2 JP H0736264B2 JP 7484087 A JP7484087 A JP 7484087A JP 7484087 A JP7484087 A JP 7484087A JP H0736264 B2 JPH0736264 B2 JP H0736264B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pickup
- address information
- data
- disc
- recording area
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Indexing, Searching, Synchronizing, And The Amount Of Synchronization Travel Of Record Carriers (AREA)
- Moving Of Head For Track Selection And Changing (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は、例えば光学式コンパクトディスク(CD)プ
レーヤ等のディスク再生装置に係り、特にCD−ROM(リ
ードオンリーメモリ)の再生に使用して好適するものに
関する。
レーヤ等のディスク再生装置に係り、特にCD−ROM(リ
ードオンリーメモリ)の再生に使用して好適するものに
関する。
(従来の技術) 周知のように、音響機器の分野では、可及的に高密度か
つ高忠実度記録再生化を図るために、オーディオ信号等
の情報信号をPCM(パルスコードモジュレーション)技
術によりデジタル化データに変換して、例えばディスク
や磁気テープ等の記録媒体に記録し、これを再生するよ
うにしたデジタル記録再生システムが普及している。こ
のうち、記録媒体としてディスクを使用するものでは、
直径12cmのディスクにデジタル化データに対応したピッ
ト列を形成し、これを光学式に読み取るようにしてなる
コンパクトディスクが、現在では主流となっている。
つ高忠実度記録再生化を図るために、オーディオ信号等
の情報信号をPCM(パルスコードモジュレーション)技
術によりデジタル化データに変換して、例えばディスク
や磁気テープ等の記録媒体に記録し、これを再生するよ
うにしたデジタル記録再生システムが普及している。こ
のうち、記録媒体としてディスクを使用するものでは、
直径12cmのディスクにデジタル化データに対応したピッ
ト列を形成し、これを光学式に読み取るようにしてなる
コンパクトディスクが、現在では主流となっている。
一方、上記のようなコンパクトディスクを再生するコン
パクトディスクプレーヤは、半導体レーザ及び光電変換
素子等を内蔵した光学式ピックアップを、ディスクの内
周側から外周側に向けてリニアトラッキング式に移動さ
せるとともに、コンパクトディスクを線速度一定(CL
V)方式で回転させることによって、コンパクトディス
クに記録されたデータの読み取りを行なうようにしてい
るものである。
パクトディスクプレーヤは、半導体レーザ及び光電変換
素子等を内蔵した光学式ピックアップを、ディスクの内
周側から外周側に向けてリニアトラッキング式に移動さ
せるとともに、コンパクトディスクを線速度一定(CL
V)方式で回転させることによって、コンパクトディス
クに記録されたデータの読み取りを行なうようにしてい
るものである。
そして、上記コンパクトディスクでは、片面で約1時間
のステレオ再生をなし得る膨大な情報量がプログラムエ
リア(半径25〜58mm)に収録されているとともに、それ
らのインデックスデータ等がリードインエリア(半径23
〜25mm)に収録されており、在来のアナログ記録再生シ
ステムにみられない高密度記録を図ることができるとと
もに、高度なコントロール機能や性能を実現することが
できるものである。
のステレオ再生をなし得る膨大な情報量がプログラムエ
リア(半径25〜58mm)に収録されているとともに、それ
らのインデックスデータ等がリードインエリア(半径23
〜25mm)に収録されており、在来のアナログ記録再生シ
ステムにみられない高密度記録を図ることができるとと
もに、高度なコントロール機能や性能を実現することが
できるものである。
ここで、上記のようなコンパクトディスクには、オーデ
ィオ信号成分のデジタル化データとともに、操作性の向
上を図りより高度な機能を具現するために、サブコード
データが記録されている。このサブコードデータは、P,
Q,R,S,T,U,V,Wと称される8種類から構成されており、
デジタル化データの1フレームにつき各1ビットづつ合
計8ビット含まれているもので、98フレームで1サブコ
ードフレームが構成されるようになされている。
ィオ信号成分のデジタル化データとともに、操作性の向
上を図りより高度な機能を具現するために、サブコード
データが記録されている。このサブコードデータは、P,
Q,R,S,T,U,V,Wと称される8種類から構成されており、
デジタル化データの1フレームにつき各1ビットづつ合
計8ビット含まれているもので、98フレームで1サブコ
ードフレームが構成されるようになされている。
このうち、サブコードデータPは、ディスクに記録され
た複数のデータ(以下曲として説明する)の変わり目を
示している。また、サブコードデータQは、アドレスデ
ータと称され、上記プログラムエリアにおいては、収録
されている各曲の曲番号(TNO),節番号(インデック
ス),曲毎の経過時間(相対アドレス)及びプログラム
エリアの始端部からの総経過時間(絶対アドレス)等を
示している。
た複数のデータ(以下曲として説明する)の変わり目を
示している。また、サブコードデータQは、アドレスデ
ータと称され、上記プログラムエリアにおいては、収録
されている各曲の曲番号(TNO),節番号(インデック
ス),曲毎の経過時間(相対アドレス)及びプログラム
エリアの始端部からの総経過時間(絶対アドレス)等を
示している。
なお、他のサブコードデータR〜Wは、現在では、再生
されるオーディオデータに同期して、テレビジョン受像
機の画面上にグラフィックス画像表示を行なうための、
グラフィックス画像表示データやグラフィックス表示画
面操作用データとして使用されている。
されるオーディオデータに同期して、テレビジョン受像
機の画面上にグラフィックス画像表示を行なうための、
グラフィックス画像表示データやグラフィックス表示画
面操作用データとして使用されている。
一方、上記ディスクのリードインエリアには、プログラ
ムエリアの各曲の開始位置を、上記絶対アドレスで示す
TOC(テーブルオブコンテンツ)データが、主情報とし
て記録されている。また、リードインエリア内のサブコ
ードデータQには、リードインエリア内における経過時
間(アドレス)が記録されている。ただし、このリード
インエリア内のサブコードデータQによるアドレスと、
上記プログラムエリアのサブコードデータQによる絶対
アドレスとは、関連性のないものである。
ムエリアの各曲の開始位置を、上記絶対アドレスで示す
TOC(テーブルオブコンテンツ)データが、主情報とし
て記録されている。また、リードインエリア内のサブコ
ードデータQには、リードインエリア内における経過時
間(アドレス)が記録されている。ただし、このリード
インエリア内のサブコードデータQによるアドレスと、
上記プログラムエリアのサブコードデータQによる絶対
アドレスとは、関連性のないものである。
すなわち、サブコードデータQには、プログラムエリア
において、第3図(a)に示すように各曲毎の経過時間
を示す相対アドレスと、同図(b)に示すようにプログ
ラムエリア始端部からの総経過時間を示す絶対アドレス
とが記録されている。また、サブコードデータQには、
プログラムエリアにおいて、第3図(a)に示すよう
に、その経過時間を示すアドレスが記録されている。
において、第3図(a)に示すように各曲毎の経過時間
を示す相対アドレスと、同図(b)に示すようにプログ
ラムエリア始端部からの総経過時間を示す絶対アドレス
とが記録されている。また、サブコードデータQには、
プログラムエリアにおいて、第3図(a)に示すよう
に、その経過時間を示すアドレスが記録されている。
ここで、コンパクトディスクプレーヤでは、サブコード
データQによるアドレス情報を利用して、所望の曲を高
速選出するデータ検索機能が設けられている。すなわ
ち、コンパクトディスクプレーヤは、電源スイッチが投
入されると、ディスクのリードインエリヤのTOCデータ
を自動的に読み取り、メモリに記憶した後、待機状態と
なる。
データQによるアドレス情報を利用して、所望の曲を高
速選出するデータ検索機能が設けられている。すなわ
ち、コンパクトディスクプレーヤは、電源スイッチが投
入されると、ディスクのリードインエリヤのTOCデータ
を自動的に読み取り、メモリに記憶した後、待機状態と
なる。
このため、使用者が所望の曲の曲番号(TNO)を外部設
定すると、上記メモリに記憶されたリードインエリアの
TOCデータに基づいて、設定された曲番号の曲を開始位
置の絶対アドレスが得られる。そして、この絶対アドレ
スに基づいて、プログラムエリアの始端部から目的位置
までの間に介在されるトラック本数Noを演算によって算
出する。
定すると、上記メモリに記憶されたリードインエリアの
TOCデータに基づいて、設定された曲番号の曲を開始位
置の絶対アドレスが得られる。そして、この絶対アドレ
スに基づいて、プログラムエリアの始端部から目的位置
までの間に介在されるトラック本数Noを演算によって算
出する。
一方、コンパクトディスクプレーヤは、ディスクを再生
状態として、光学式ピックアップでプログラムエリヤの
データを読み取り、光学式ピックアップの現在位置の絶
対アドレスを得、この絶対アドレスに基づいて、プログ
ラムエリアの始端部から現在位置までの間に介在される
トラック本数Npを演算によって算出する。
状態として、光学式ピックアップでプログラムエリヤの
データを読み取り、光学式ピックアップの現在位置の絶
対アドレスを得、この絶対アドレスに基づいて、プログ
ラムエリアの始端部から現在位置までの間に介在される
トラック本数Npを演算によって算出する。
その後、コンパクトディスクプレーヤは、(Np−No)な
る演算を行ない、光学式ピックアップを移動させる方向
と、光学式ピックアップに横切らせるトラック本数とを
決定し、その決定事項に基づいて光学式ピックアップを
移動させる。そして、以後、目的位置の絶対アドレスと
光学式ピックアップの現在位置の絶対アドレスとが一致
するまで、同様な動作を繰り返し、ここにデータ検索が
行なわれるものである。
る演算を行ない、光学式ピックアップを移動させる方向
と、光学式ピックアップに横切らせるトラック本数とを
決定し、その決定事項に基づいて光学式ピックアップを
移動させる。そして、以後、目的位置の絶対アドレスと
光学式ピックアップの現在位置の絶対アドレスとが一致
するまで、同様な動作を繰り返し、ここにデータ検索が
行なわれるものである。
ここで、上述したようなCD方式は、オーディオデータの
記録再生を目的として開発されたものであるが、近時で
は、コンパクトディスクのもつ膨大な記録容量に着目し
て、コンパクトディスクを例えばコンピュータ等の演算
処理制御系に対する読み出し専用のデータ記録媒体とし
て利用する、いわゆるCD−ROM方式が開発されてきてい
る。
記録再生を目的として開発されたものであるが、近時で
は、コンパクトディスクのもつ膨大な記録容量に着目し
て、コンパクトディスクを例えばコンピュータ等の演算
処理制御系に対する読み出し専用のデータ記録媒体とし
て利用する、いわゆるCD−ROM方式が開発されてきてい
る。
このCD−ROM方式は、CD方式の記録再生のフォーマット
を変えることなく、新たなフォーマットを付加して、デ
ジタル情報の記録再生を行ない得るようにしたものであ
る。すなわち、CD方式は、2チャンネルのアナログオー
ディオ信号を44.1kHzでサンプリングし、16ビットのデ
ジタル化データにPCM変換して記録するものであるが、C
D−ROM方式では、第4図に示すように、この16ビットを
8ビット(1バイト)づづに分け、2352バイトを1ブロ
ックとしてデータを記録するようにしたものである。
を変えることなく、新たなフォーマットを付加して、デ
ジタル情報の記録再生を行ない得るようにしたものであ
る。すなわち、CD方式は、2チャンネルのアナログオー
ディオ信号を44.1kHzでサンプリングし、16ビットのデ
ジタル化データにPCM変換して記録するものであるが、C
D−ROM方式では、第4図に示すように、この16ビットを
8ビット(1バイト)づづに分け、2352バイトを1ブロ
ックとしてデータを記録するようにしたものである。
ここで、第4図中、同期パターンは、各ブロックの開始
を認識するためのもので、12バイトより構成されてい
る。また、ヘッダは、CD方式におけるサブコードデータ
Qに対応するブロックのアドレス情報で、4バイトより
構成されている。さらに、ユーザーデータは、使用者が
利用する領域で、2048バイトより構成されている。ま
た、誤り訂正用データは、データの誤り検出及び誤り訂
正を行なうため(モード1)と、使用者が利用するため
(モード2)との、2つの目的のために設けられている
もので、288バイトより構成されている。
を認識するためのもので、12バイトより構成されてい
る。また、ヘッダは、CD方式におけるサブコードデータ
Qに対応するブロックのアドレス情報で、4バイトより
構成されている。さらに、ユーザーデータは、使用者が
利用する領域で、2048バイトより構成されている。ま
た、誤り訂正用データは、データの誤り検出及び誤り訂
正を行なうため(モード1)と、使用者が利用するため
(モード2)との、2つの目的のために設けられている
もので、288バイトより構成されている。
このうち、モード1は、オーディオ用のCDフォーマット
でのC1,C2系列のパリティ訂正で誤りを訂正することが
できなかった場合に用いられ、誤り率は最終的に10-12
にまで改善されて、コンピュータの記録媒体として十分
使用でき得るものとなっている。また、モード2を用い
ることにより、使用者の利用できるデータ量が、 2048+288=2336バイト にまで増加させることができるが、データ誤り率は10-9
となる。
でのC1,C2系列のパリティ訂正で誤りを訂正することが
できなかった場合に用いられ、誤り率は最終的に10-12
にまで改善されて、コンピュータの記録媒体として十分
使用でき得るものとなっている。また、モード2を用い
ることにより、使用者の利用できるデータ量が、 2048+288=2336バイト にまで増加させることができるが、データ誤り率は10-9
となる。
なお、CD−ROM方式における1ブロックは、前述したCD
方式における1サブコードフレーム分に対応しており、
1ブロックは1/75秒毎に再生される。例えばモード1で
は、1ブロック当り2kバイトのデータが記録されるの
で、データ転送レートは、 2k×75=150バイト/秒 となる。このため、片面に1時間分のデータが記録され
たCD−ROM方式のディスクには、 150×60×60=540メガバイト の情報を記録することが可能となる。
方式における1サブコードフレーム分に対応しており、
1ブロックは1/75秒毎に再生される。例えばモード1で
は、1ブロック当り2kバイトのデータが記録されるの
で、データ転送レートは、 2k×75=150バイト/秒 となる。このため、片面に1時間分のデータが記録され
たCD−ROM方式のディスクには、 150×60×60=540メガバイト の情報を記録することが可能となる。
この記録容量は、通常のフロッピーディスクの500〜100
0枚分、または1ページ当り2000文字の書かれた書類の
約27万枚分に相当する。すなわち、CD−ROM方式は、低
い誤り率で、大記録容量をもつことになる。
0枚分、または1ページ当り2000文字の書かれた書類の
約27万枚分に相当する。すなわち、CD−ROM方式は、低
い誤り率で、大記録容量をもつことになる。
また、CD−ROM方式においては、ディスクの全てのコン
ピュータのためのデータ記録媒体とせず、一部をオーデ
ィオデータの記録用として利用することもできる。すな
わち、データ領域とオーディオ領域とで、サブコードQ
のコントロールビットを書き変えることにより、コンピ
ュータのためのデータとオーディオデータとを混在させ
ることが可能となるものである。
ピュータのためのデータ記録媒体とせず、一部をオーデ
ィオデータの記録用として利用することもできる。すな
わち、データ領域とオーディオ領域とで、サブコードQ
のコントロールビットを書き変えることにより、コンピ
ュータのためのデータとオーディオデータとを混在させ
ることが可能となるものである。
なお、CD−ROM方式において、ディスクからデータを得
るためには、コンピュータのキーボードを操作して所定
のコマンドをCD−ROM再生装置に転送する。すると、CD
−ROM再生装置は、コマンドで指定された所望の絶対ア
ドレスを検索し、コンピュータにその絶対アドレスの位
置に記録されているデータを転送して、コンピュータで
そのデータの処理が行なわれ、ここにディスクからコン
ピュータへのデータの転送が行なえるものである。
るためには、コンピュータのキーボードを操作して所定
のコマンドをCD−ROM再生装置に転送する。すると、CD
−ROM再生装置は、コマンドで指定された所望の絶対ア
ドレスを検索し、コンピュータにその絶対アドレスの位
置に記録されているデータを転送して、コンピュータで
そのデータの処理が行なわれ、ここにディスクからコン
ピュータへのデータの転送が行なえるものである。
ところで、以上に述べたように、CD−ROM方式は、コン
ピュータ等の演算処理制御系に対するデータ記録媒体と
して用いられるため、そのデータ読み出し速度つまりデ
ータ検索動作が高速で実行されることが要求される。そ
して、データ検索動作は、一般に、前述したように、サ
ブコードデータQの絶対アドレスを参照して、トラック
本数を数えながら光学式ピックアップを移動させる方式
が用いられている。このため、データ検索による光学式
ピックアップの移動中に、外部振動が加わったりディス
ク上に大きな傷等があったりした場合に、光学式ピック
アップの移動量の不正確になり、光学式ピックアップが
リードインエリア内に入ってしまうことがある。
ピュータ等の演算処理制御系に対するデータ記録媒体と
して用いられるため、そのデータ読み出し速度つまりデ
ータ検索動作が高速で実行されることが要求される。そ
して、データ検索動作は、一般に、前述したように、サ
ブコードデータQの絶対アドレスを参照して、トラック
本数を数えながら光学式ピックアップを移動させる方式
が用いられている。このため、データ検索による光学式
ピックアップの移動中に、外部振動が加わったりディス
ク上に大きな傷等があったりした場合に、光学式ピック
アップの移動量の不正確になり、光学式ピックアップが
リードインエリア内に入ってしまうことがある。
このような場合、ディスクのリードインエリア内には、
時間経過を示すアドレスが記録されているものの、それ
はプログラムエリア内の絶対アドレスとは関連性のない
ものとなっているため、通常のデータ検索動作で光学式
ピックアップをリードインエリアから脱出させることは
不可能となる。
時間経過を示すアドレスが記録されているものの、それ
はプログラムエリア内の絶対アドレスとは関連性のない
ものとなっているため、通常のデータ検索動作で光学式
ピックアップをリードインエリアから脱出させることは
不可能となる。
そこで、従来のCD−ROM再生装置では、リードインエリ
アにおいてサブコードデータQの曲番号が全て“0"にな
ることを利用して、光学式ピックアップがリードインエ
リアに入ったことを検出し、所定のトラック本数Nづつ
キック動作を行なって、順次光学式にピックアップをプ
ログラムエリア内に戻すようにしている。
アにおいてサブコードデータQの曲番号が全て“0"にな
ることを利用して、光学式ピックアップがリードインエ
リアに入ったことを検出し、所定のトラック本数Nづつ
キック動作を行なって、順次光学式にピックアップをプ
ログラムエリア内に戻すようにしている。
しかしながら、キック動作終了後の光学式ピックアップ
の収束時のハンチングを防止するために、1回のキック
動作で飛び越すことのできるトラック本数をあまり多く
することができないので、光学式ピックアップが深くリ
ードインエリア内に入ってしまった場合には、リードイ
ンエリアを脱出するのに時間がかかり、高速なデータ検
索を行なうことができなくなるという問題が生じる。
の収束時のハンチングを防止するために、1回のキック
動作で飛び越すことのできるトラック本数をあまり多く
することができないので、光学式ピックアップが深くリ
ードインエリア内に入ってしまった場合には、リードイ
ンエリアを脱出するのに時間がかかり、高速なデータ検
索を行なうことができなくなるという問題が生じる。
(発明が解決しようとする問題点) 以上のように、従来のディスク再生装置では、ピックア
ップがディスクのリードインエリア内に入ってしまう
と、再びプログラムエリア内に戻るのに時間がかかり、
高速なデータ検索動作を行なえなくなるという問題を有
している。
ップがディスクのリードインエリア内に入ってしまう
と、再びプログラムエリア内に戻るのに時間がかかり、
高速なデータ検索動作を行なえなくなるという問題を有
している。
そこで、この発明は上記事情を考慮してなされたもの
で、データ検索中にピックアップがディスクのリードイ
ンエリア内に入ってしまった場合でも、速やかにプログ
ラムエリア内に戻すことができ、高速なデータ検索動作
を行なうことのできる極めて良好なディク再生装置を提
供することを目的とする。
で、データ検索中にピックアップがディスクのリードイ
ンエリア内に入ってしまった場合でも、速やかにプログ
ラムエリア内に戻すことができ、高速なデータ検索動作
を行なうことのできる極めて良好なディク再生装置を提
供することを目的とする。
[発明の構成] (問題点を解決するための手段) すなわち、この発明に係るディスク再生装置は、第1の
情報信号が第1のアドレス情報をともなって記録された
主記録領域と、第2の情報信号が第1のアドレス情報と
関連しない第2のアドレス情報をともなって記録された
副記録領域とを有するディスクから、ピックアップを介
して第1及び第2の情報信号を読み取るもので、ピック
アップがディスクの主記録領域にある状態で、外部から
与えられるデータ検索要求に基づいて、ピックアップの
現在位置の第1のアドレス情報と、外部設定された目的
位置の第1のアドレス情報とから、ピックアップの現在
位置から目的位置までの間に介在されるトラック本数を
算出して、ピックアップを目的位置まで移動させるデー
タ検索手段を備えたものを対象としている。
情報信号が第1のアドレス情報をともなって記録された
主記録領域と、第2の情報信号が第1のアドレス情報と
関連しない第2のアドレス情報をともなって記録された
副記録領域とを有するディスクから、ピックアップを介
して第1及び第2の情報信号を読み取るもので、ピック
アップがディスクの主記録領域にある状態で、外部から
与えられるデータ検索要求に基づいて、ピックアップの
現在位置の第1のアドレス情報と、外部設定された目的
位置の第1のアドレス情報とから、ピックアップの現在
位置から目的位置までの間に介在されるトラック本数を
算出して、ピックアップを目的位置まで移動させるデー
タ検索手段を備えたものを対象としている。
そして、ディスクの副記録領域の任意の位置の第2のア
ドレス情報を記録し得る記憶手段を備えており、データ
検索要求に基づいて、ピックアップの現在位置がディス
クの主記録領域にあるか副記録領域にあるかを判別し、
ピックアップが副記録領域にあると判別された状態で、
該ピックアップの現在位置の第2のアドレス情報と、上
記記憶手段に記憶されている第2のアドレス情報とを比
較する。
ドレス情報を記録し得る記憶手段を備えており、データ
検索要求に基づいて、ピックアップの現在位置がディス
クの主記録領域にあるか副記録領域にあるかを判別し、
ピックアップが副記録領域にあると判別された状態で、
該ピックアップの現在位置の第2のアドレス情報と、上
記記憶手段に記憶されている第2のアドレス情報とを比
較する。
ここで、ピックアップの現在位置が、記憶手段に記憶さ
れた第2のアドレス情報で示される位置よりも主記録領
域に近い比較結果が得られた場合、記憶手段に記憶され
た第2のアドレス情報をピックアップの現在位置の第2
のアドレス情報に更新するとともに、ピックアップを主
記録領域側に第1のアドレス情報が得られるまで強制的
に移動させる。
れた第2のアドレス情報で示される位置よりも主記録領
域に近い比較結果が得られた場合、記憶手段に記憶され
た第2のアドレス情報をピックアップの現在位置の第2
のアドレス情報に更新するとともに、ピックアップを主
記録領域側に第1のアドレス情報が得られるまで強制的
に移動させる。
また、ピックアップの現在位置が、記憶手段に記憶され
た第2のアドレス情報で示される位置よりも主記憶領域
から遠い比較結果が得られた場合、ピックアップの現在
位置の第2のアドレス情報と記憶手段に記憶された第2
のアドレス情報とに基づいて、ピックアップの現在位置
から記憶手段に記憶された第2のアドレス情報で示され
る位置までの間に介在されるトラック本数を算出し、該
算出値に主記録領域の始端部から目的位置までの間に介
在されるトラック本数を加算したトラック本数だけ、ピ
ックアップを主記録領域側に移動させるようにしたもの
である。
た第2のアドレス情報で示される位置よりも主記憶領域
から遠い比較結果が得られた場合、ピックアップの現在
位置の第2のアドレス情報と記憶手段に記憶された第2
のアドレス情報とに基づいて、ピックアップの現在位置
から記憶手段に記憶された第2のアドレス情報で示され
る位置までの間に介在されるトラック本数を算出し、該
算出値に主記録領域の始端部から目的位置までの間に介
在されるトラック本数を加算したトラック本数だけ、ピ
ックアップを主記録領域側に移動させるようにしたもの
である。
(作用) 上記のような構成によれば、ピックアップの現在位置が
副記録領域にあって、かつ、記憶手段に記憶された第2
のアドレス情報で示される位置よりも主記憶領域から遠
い場合に、ピックアップの現在位置から記憶手段に記憶
された第2のアドレス情報で示される位置までの間に介
在されるトラック本数に、主記録領域の始端部から目的
位置までの間に介在されるトラック本数を加算したトラ
ック本数だけ、ピックアップを主記録領域側に移動させ
るようにしたので、データ検索中にピックアップがディ
スクの副記録領域(リードインエリヤ)内に入ってしま
った場合、従来のようにキック動作を繰り返すことな
く、速やかにピックアップを主記録領域(プログラムエ
リア)内に戻すことができ、高速なデータ検索動作を行
なわせることができる。
副記録領域にあって、かつ、記憶手段に記憶された第2
のアドレス情報で示される位置よりも主記憶領域から遠
い場合に、ピックアップの現在位置から記憶手段に記憶
された第2のアドレス情報で示される位置までの間に介
在されるトラック本数に、主記録領域の始端部から目的
位置までの間に介在されるトラック本数を加算したトラ
ック本数だけ、ピックアップを主記録領域側に移動させ
るようにしたので、データ検索中にピックアップがディ
スクの副記録領域(リードインエリヤ)内に入ってしま
った場合、従来のようにキック動作を繰り返すことな
く、速やかにピックアップを主記録領域(プログラムエ
リア)内に戻すことができ、高速なデータ検索動作を行
なわせることができる。
また、ピックアップの現在位置が副記録領域にあって、
かつ、記憶手段に記憶された第2のアドレス情報で示さ
れる位置よりも主記録領域から近い場合には、記憶手段
に記憶された第2のアドレス情報をピックアップの現在
位置の第2のアドレス情報に更新するようにしているの
で、記憶手段に記憶される第2のアドレス情報は、更新
される毎に主記録領域に近付くことになり、上述した主
記録領域への復帰動作を効果的に補助することができる
ものである。
かつ、記憶手段に記憶された第2のアドレス情報で示さ
れる位置よりも主記録領域から近い場合には、記憶手段
に記憶された第2のアドレス情報をピックアップの現在
位置の第2のアドレス情報に更新するようにしているの
で、記憶手段に記憶される第2のアドレス情報は、更新
される毎に主記録領域に近付くことになり、上述した主
記録領域への復帰動作を効果的に補助することができる
ものである。
(実施例) 以下、この発明の一実施例について図面を参照して詳細
に説明する。第1図は、この発明が適用されたCD−ROM
方式のディスク再生装置を示すもので、まず、その概要
について述べる。すなわち、制御回路11は、ディスク再
生系制御回路12を介してディスクモータ13及びピックア
ップ送りモータ14を駆動制御する。そして、光学式ピッ
クアップ15により、ディスク16い記録されたデータが再
生されると、その再生信号は、RF検出回路17に導かれ
る。
に説明する。第1図は、この発明が適用されたCD−ROM
方式のディスク再生装置を示すもので、まず、その概要
について述べる。すなわち、制御回路11は、ディスク再
生系制御回路12を介してディスクモータ13及びピックア
ップ送りモータ14を駆動制御する。そして、光学式ピッ
クアップ15により、ディスク16い記録されたデータが再
生されると、その再生信号は、RF検出回路17に導かれ
る。
このRF検出回路17は、入力された再生信号を増幅し、サ
ーボ回路18に供給する信号成分とEFM復調回路19に供給
する信号成分とを生成する。このうち、サーボ回路18
は、光学式ピックアップ15に対してフォーカスサーボ及
びトラッキングサーボを施し、ディスクモータ13に対し
てCLVサーボを施し、ピックアップ送りモータ14に対し
てリニアトラッキングサーボを施すための、各種信号を
発生する作用を行なうものである。
ーボ回路18に供給する信号成分とEFM復調回路19に供給
する信号成分とを生成する。このうち、サーボ回路18
は、光学式ピックアップ15に対してフォーカスサーボ及
びトラッキングサーボを施し、ディスクモータ13に対し
てCLVサーボを施し、ピックアップ送りモータ14に対し
てリニアトラッキングサーボを施すための、各種信号を
発生する作用を行なうものである。
なお、光学式ピックアップ15,ディスクモータ13及びピ
ックアップ送りモータ14に対する各種のサーボは、サー
ボ回路18から出力される各種信号と、制御回路11がディ
スク再生系制御回路12を介して発生させる各種制御信号
とに基づいて行なわれる。
ックアップ送りモータ14に対する各種のサーボは、サー
ボ回路18から出力される各種信号と、制御回路11がディ
スク再生系制御回路12を介して発生させる各種制御信号
とに基づいて行なわれる。
一方、上記EFM復調回路19は、RF検出回路17から出力さ
れた再生信号を波形整形しEFM復調(14ビット−8ビッ
ト変換)して、その復調信号からサブコードデータとな
る同期信号を分離し、この同期信号をサブコードQ検出
回路20に供給するとともに、同期信号が分離された復調
信号を、D/A(デジタル/アナログ)変換回路21,アンス
クランブラ22及び同期検出回路22に供給する。
れた再生信号を波形整形しEFM復調(14ビット−8ビッ
ト変換)して、その復調信号からサブコードデータとな
る同期信号を分離し、この同期信号をサブコードQ検出
回路20に供給するとともに、同期信号が分離された復調
信号を、D/A(デジタル/アナログ)変換回路21,アンス
クランブラ22及び同期検出回路22に供給する。
ここで、上記サブコードQ検出回路20は、検出されたサ
ブコードデータQが、リードインエリアのTOCデータで
ある場合、そのTOCデータを、制御回路11を介してプロ
グラムRAM(ランダムアクセスメモリ)24に記憶させ、
データ検索のために供するようにしている。
ブコードデータQが、リードインエリアのTOCデータで
ある場合、そのTOCデータを、制御回路11を介してプロ
グラムRAM(ランダムアクセスメモリ)24に記憶させ、
データ検索のために供するようにしている。
また、上記D/A変換回路21は、入力されら復調信号をア
ナログ信号に変換するとともに、必要な誤り訂正及び誤
り補正等の処理を施してスピーカ駆動回路25に出力し、
ここにスピーカが奏鳴駆動されるようになる。
ナログ信号に変換するとともに、必要な誤り訂正及び誤
り補正等の処理を施してスピーカ駆動回路25に出力し、
ここにスピーカが奏鳴駆動されるようになる。
以上の構成は、CD方式のディスク再生装置と同様であ
り、以下に説明する構成を付加することにより、CD−RO
M方式のディスク再生装置が実現されるようにする。す
なわち、EFM復調回路19から出力される復調信号は、上
記同期検出回路23によって第4図に示したCD−ROMのブ
ロック同期パターンが検出されるとともに、アンスクラ
ンブラ22によってスクランブル処理がほどかれた後、第
4図に示した1ブロック分のデータがデコードRAM26に
記載される。
り、以下に説明する構成を付加することにより、CD−RO
M方式のディスク再生装置が実現されるようにする。す
なわち、EFM復調回路19から出力される復調信号は、上
記同期検出回路23によって第4図に示したCD−ROMのブ
ロック同期パターンが検出されるとともに、アンスクラ
ンブラ22によってスクランブル処理がほどかれた後、第
4図に示した1ブロック分のデータがデコードRAM26に
記載される。
また、アンスクランブラ22及び同期検出回路23の各出力
は、ヘッダ検出回路27に供給されて1ブロック中のヘッ
ダデータが検出され、制御回路11に取り込まれる。ここ
で、制御回路11は、データ検索を行なう場合、サブコー
ドQ検出回路20から出力されるサブコードデータQと、
ヘッダ検出回路27から出力されるヘッダデータとを用い
て行なうようにしている。これは、規格により、サブコ
ードデータQによるアドレスとヘッダデータによるアド
レスとが、最大1秒異なることが許されているためで、
最終的なデータ検索は、常にヘッダデータを用いて実行
されるものである。
は、ヘッダ検出回路27に供給されて1ブロック中のヘッ
ダデータが検出され、制御回路11に取り込まれる。ここ
で、制御回路11は、データ検索を行なう場合、サブコー
ドQ検出回路20から出力されるサブコードデータQと、
ヘッダ検出回路27から出力されるヘッダデータとを用い
て行なうようにしている。これは、規格により、サブコ
ードデータQによるアドレスとヘッダデータによるアド
レスとが、最大1秒異なることが許されているためで、
最終的なデータ検索は、常にヘッダデータを用いて実行
されるものである。
さらに、上記デコードRAM26に書き込まれたデータは、
所定の誤り検出処理が施され、誤りが発生していた場合
には、制御回路11がRAMコントローラ28及びエラー訂正
回路29を駆動させて、誤り訂正が実行される。
所定の誤り検出処理が施され、誤りが発生していた場合
には、制御回路11がRAMコントローラ28及びエラー訂正
回路29を駆動させて、誤り訂正が実行される。
そして、誤り訂正処理の行なわれたデコードRAM26のデ
ータは、バッファRAM30に書き込まれる。この場合、バ
ッファRAM30には、デコードRAM26に記憶されている全て
のデータが書き込まれるのではなく、制御回路11がRAM
コントローラ31を制御することにより、第4図に示した
ユーザーデータのみがバッファRAM30に書き込まれるよ
うになされている。
ータは、バッファRAM30に書き込まれる。この場合、バ
ッファRAM30には、デコードRAM26に記憶されている全て
のデータが書き込まれるのではなく、制御回路11がRAM
コントローラ31を制御することにより、第4図に示した
ユーザーデータのみがバッファRAM30に書き込まれるよ
うになされている。
このようにして、バッファRAM30にデータが全て書き込
まれると、制御回路11は、インターフェース32を介して
コンピュータ33にデータ読み取り要求信号を発生する。
すると、コンピュータ33は、データ読み取りの準備が完
了した後、インターフェース32を介して所定の信号を制
御回路11に発生する。そして、制御回路11は、この所定
の信号を受信すると、RAMコントローラ31を介してバッ
ファRAM30に書き込まれたユーザーデータのアドレスを
制御し、コンピュータ33にデータを転送するように動作
する。
まれると、制御回路11は、インターフェース32を介して
コンピュータ33にデータ読み取り要求信号を発生する。
すると、コンピュータ33は、データ読み取りの準備が完
了した後、インターフェース32を介して所定の信号を制
御回路11に発生する。そして、制御回路11は、この所定
の信号を受信すると、RAMコントローラ31を介してバッ
ファRAM30に書き込まれたユーザーデータのアドレスを
制御し、コンピュータ33にデータを転送するように動作
する。
なお、第1図に示すCD−ROM方式ディスク再生装置は、
通常は、コンピュータ33のキーボード33aを操作するこ
とにより、インターフェース32を介して制御回路11に所
定のコマンドを送出し、ディスク再生系を所定の状態に
制御するようにして動作しているが、コンピュータ33を
接続しない場合にも、簡単な動作が実行できるようにキ
ースイッチ群34が設けられている。
通常は、コンピュータ33のキーボード33aを操作するこ
とにより、インターフェース32を介して制御回路11に所
定のコマンドを送出し、ディスク再生系を所定の状態に
制御するようにして動作しているが、コンピュータ33を
接続しない場合にも、簡単な動作が実行できるようにキ
ースイッチ群34が設けられている。
また、同様に、このディスク再生装置では、必要な表示
は、通常コンピュータ33のCRT画面33b上で行なっている
が、コンピュータ33を接続しない場合を考慮して、簡単
な表示が、表示出力制御回路35を介して表示部36で行な
い得るようになされている。
は、通常コンピュータ33のCRT画面33b上で行なっている
が、コンピュータ33を接続しない場合を考慮して、簡単
な表示が、表示出力制御回路35を介して表示部36で行な
い得るようになされている。
なお、図中37はプログラムROMで、上記プログラムRAM24
とともに、制御回路11を動作させるためのプログラムが
記憶されているものである。
とともに、制御回路11を動作させるためのプログラムが
記憶されているものである。
以上のような構成となされたCD−ROM方式のディスク再
生装置において、以下、データの検索動作について第2
図に示すフローチャートを参照して説明する。まず、開
始(ステップS1)されると、前述したように、リードイ
ンエリアの再生が自動的に行なわれ、TOCデータがプロ
グラムRAM24へ書き込まれる。すると、制御回路11は、
ステップS2で、プログラムRAM24へのTOCデータの書き込
みが終了した時点におけるリードインエリアのアドレス
TLを、プログラムRAM24に書き込み記憶させる。
生装置において、以下、データの検索動作について第2
図に示すフローチャートを参照して説明する。まず、開
始(ステップS1)されると、前述したように、リードイ
ンエリアの再生が自動的に行なわれ、TOCデータがプロ
グラムRAM24へ書き込まれる。すると、制御回路11は、
ステップS2で、プログラムRAM24へのTOCデータの書き込
みが終了した時点におけるリードインエリアのアドレス
TLを、プログラムRAM24に書き込み記憶させる。
そして、ステップS3で、制御回路11は、コンピュータ33
のキーボード33aの操作によってデータ検索が要求され
たか否かを判別し、要求されると(YES)、ステップS4
で、キーボード33aによって入力設定された目的位置の
データの絶対アドレスをプログラムRAM24から読み出
し、プログラムエリアの始端部から目的位置までの間に
介在されるトラック本数Noを算出する。
のキーボード33aの操作によってデータ検索が要求され
たか否かを判別し、要求されると(YES)、ステップS4
で、キーボード33aによって入力設定された目的位置の
データの絶対アドレスをプログラムRAM24から読み出
し、プログラムエリアの始端部から目的位置までの間に
介在されるトラック本数Noを算出する。
その後、制御回路11は、ステップS5で、サブコードデー
タQが安定に読み取れているか否かを判別し、安定に読
み取れていれば(YES)、ステップS6で、読み取ったサ
ブコードデータQに基づいて、光学式ピックアップ15の
現在位置の絶対アドレスTpを得、プログラムエリアの始
端部から現在位置までの間に介在されるトラック本数Np
を算出する。
タQが安定に読み取れているか否かを判別し、安定に読
み取れていれば(YES)、ステップS6で、読み取ったサ
ブコードデータQに基づいて、光学式ピックアップ15の
現在位置の絶対アドレスTpを得、プログラムエリアの始
端部から現在位置までの間に介在されるトラック本数Np
を算出する。
そして、制御回路11は、ステップS7で、光学式ピックア
ップ15の現在位置がリードインエリア内であるか否かを
判別する。この判別は、前述したように、リードインエ
リア内ではサブコードデータQのTNOが全て“0"である
ことを利用して行なわれる。そして、リードインエリア
内でない場合(NO)、制御回路11は、ステップS8で、
(Np−No)なる演算を行ない、ステップS9で、光学式ピ
ックアップ15を現在位置からどちらの方向に移動させる
かを判別する。
ップ15の現在位置がリードインエリア内であるか否かを
判別する。この判別は、前述したように、リードインエ
リア内ではサブコードデータQのTNOが全て“0"である
ことを利用して行なわれる。そして、リードインエリア
内でない場合(NO)、制御回路11は、ステップS8で、
(Np−No)なる演算を行ない、ステップS9で、光学式ピ
ックアップ15を現在位置からどちらの方向に移動させる
かを判別する。
その後、制御回路11は、ステップS10で、光学式ピック
アップ15を実際に移動させ、ステップS11で、データ検
索が終了したか否かを判別する。この判別は、光学式ピ
ックアップ15の移動終了状態で、サブコードデータQの
絶対アドレスを読み取り、その絶対アドレスが目的位置
の絶対アドレスに一致しているか否かを判別することに
より行なわれる。
アップ15を実際に移動させ、ステップS11で、データ検
索が終了したか否かを判別する。この判別は、光学式ピ
ックアップ15の移動終了状態で、サブコードデータQの
絶対アドレスを読み取り、その絶対アドレスが目的位置
の絶対アドレスに一致しているか否かを判別することに
より行なわれる。
そして、データ検索が終了していれば(YES)、そのま
ま終了(ステップS12)し、データ検索が終了していな
ければ(NO)、再びステップS5に戻って、上述した動作
が繰り返されるものである。
ま終了(ステップS12)し、データ検索が終了していな
ければ(NO)、再びステップS5に戻って、上述した動作
が繰り返されるものである。
一方、前記ステップS7で、光学式ピックアップ15がリー
ドインエリア内にあることが判別された場合(YES)、
制御回路11は、ステップS13で、プログラムRAM24に書き
込まれたアドレスTLと、リードインエリア内における現
在位置のアドレスTpとを比較する。
ドインエリア内にあることが判別された場合(YES)、
制御回路11は、ステップS13で、プログラムRAM24に書き
込まれたアドレスTLと、リードインエリア内における現
在位置のアドレスTpとを比較する。
そして、 TL<Tp である場合、つまり光学式ピックアップ15の現在位置が
アドレスTLで表示される位置よりもプログラムエリアに
近い位置である場合(YES)、制御回路11は、ステップS
14で、上記アドレスTLに代えてアドレスTpをプログラム
RAM24に記憶させるように、記憶内容を更新する。
アドレスTLで表示される位置よりもプログラムエリアに
近い位置である場合(YES)、制御回路11は、ステップS
14で、上記アドレスTLに代えてアドレスTpをプログラム
RAM24に記憶させるように、記憶内容を更新する。
その後、制御回路11は、ステップS15で、光学式ピック
アップ15をクッキ動作によってプログラムエリアに戻す
ために、一定のキック量を設定するとともに、ステップ
S16で、キックさせる方向を設定する。そして、制御回
路11は、ステップS10で、光学式ピックアップ15に対す
るキック動作が繰り返され、該ピックアップ15が一定量
づつプログラムエリアに戻される。
アップ15をクッキ動作によってプログラムエリアに戻す
ために、一定のキック量を設定するとともに、ステップ
S16で、キックさせる方向を設定する。そして、制御回
路11は、ステップS10で、光学式ピックアップ15に対す
るキック動作が繰り返され、該ピックアップ15が一定量
づつプログラムエリアに戻される。
また、上記ステップS13で、 TL<Tp でない場合、つまり光学式ピックアップ15の現在位置が
アドレスTLで示される位置よりもプログラムエリアから
遠い位置である場合(NO)、制御回路11は、ステップS1
7で、先にプログラムRAM24に記憶されているアドレスTL
に基づいて、リードインエリアの始端部からアドレスTL
で示される位置までの間に介在されるトラック本数NLを
算出する。
アドレスTLで示される位置よりもプログラムエリアから
遠い位置である場合(NO)、制御回路11は、ステップS1
7で、先にプログラムRAM24に記憶されているアドレスTL
に基づいて、リードインエリアの始端部からアドレスTL
で示される位置までの間に介在されるトラック本数NLを
算出する。
そして、制御回路11は、ステップS18で、ステップS4,S
6,S17で得られたトラック本数No,Np,NLに基づいて、 No+(NL−Np) なる演算を行ない、その演算結果を光学式ピックアップ
15に横切らせるトラック本数とする。すなわち、上記演
算は、光学式ピックアップ15の現在位置からアドレスTL
で示される位置までの間に介在されるトラック本数に、
プログラムエリアの始端部から目的位置までの間に介在
されるトラック本数を加算したトラック本数を得ている
ものである。
6,S17で得られたトラック本数No,Np,NLに基づいて、 No+(NL−Np) なる演算を行ない、その演算結果を光学式ピックアップ
15に横切らせるトラック本数とする。すなわち、上記演
算は、光学式ピックアップ15の現在位置からアドレスTL
で示される位置までの間に介在されるトラック本数に、
プログラムエリアの始端部から目的位置までの間に介在
されるトラック本数を加算したトラック本数を得ている
ものである。
その後、ステップS16で、光学式ピックアップ15の移動
方向が設定され、ステップS10で、光学式ピックアップ1
5がその設定された移動方向に、上記ステップS18で算出
されたトラック本数だけトラックを横切るように移動さ
れる。
方向が設定され、ステップS10で、光学式ピックアップ1
5がその設定された移動方向に、上記ステップS18で算出
されたトラック本数だけトラックを横切るように移動さ
れる。
したがって、上記実施例のような構成によれば、光学式
ピックアップ15がリードインエリア内にあって、かつプ
ログラムRAM24に記憶されたアドレスTLで示される位置
よりもプログラムエリアから遠い位置にある場合、光学
式ピックアップ15の現在位置からアドレスTLで示される
位置までの間に介在されるトラック本数に、プログラム
エリアの始端部から目的位置までの間に介在されるトラ
ック本数を加算したトラック本数だけ、一気に光学式ピ
ックアップ15をプログラムエリア側に移動させるように
したので、従来のようにキック動作を繰り返すことな
く、速やかに光学式ピックアップ15を目的位置近傍まで
移動させることができ、高速なデータ検索を行なうこと
ができるものである。
ピックアップ15がリードインエリア内にあって、かつプ
ログラムRAM24に記憶されたアドレスTLで示される位置
よりもプログラムエリアから遠い位置にある場合、光学
式ピックアップ15の現在位置からアドレスTLで示される
位置までの間に介在されるトラック本数に、プログラム
エリアの始端部から目的位置までの間に介在されるトラ
ック本数を加算したトラック本数だけ、一気に光学式ピ
ックアップ15をプログラムエリア側に移動させるように
したので、従来のようにキック動作を繰り返すことな
く、速やかに光学式ピックアップ15を目的位置近傍まで
移動させることができ、高速なデータ検索を行なうこと
ができるものである。
また、光学式ピックアップ15がリードインエリア内にあ
って、かつプログラムRAM24に記憶されたアドレスTLで
示される位置よりもプログラムエリアに近い位置にある
場合には、光学式ピックアップ15の現在位置のアドレス
Tpを、先にプログラムRAM24に記憶されているアドレスT
Lに代えて記憶させるようにしたので、アドレスの記憶
内容が更新される毎に、そのアドレスで示される位置が
プログラムエリアに近付くことになるので、ステップS1
7,S18で行なうプログラムエリアへの復帰動作を効果的
に補助することができる。
って、かつプログラムRAM24に記憶されたアドレスTLで
示される位置よりもプログラムエリアに近い位置にある
場合には、光学式ピックアップ15の現在位置のアドレス
Tpを、先にプログラムRAM24に記憶されているアドレスT
Lに代えて記憶させるようにしたので、アドレスの記憶
内容が更新される毎に、そのアドレスで示される位置が
プログラムエリアに近付くことになるので、ステップS1
7,S18で行なうプログラムエリアへの復帰動作を効果的
に補助することができる。
なお、この発明は上記実施例に限定されるものではな
く、この外その要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実
施することができる。
く、この外その要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実
施することができる。
[発明の効果] したがって、以上詳述したようにこの発明によれば、デ
ータ検索中にピックアップがディスクのリードインエリ
ア内に入ってしまった場合でも、速やかにプログラムエ
リア内に戻すことができ、高速なデータ検索を行なうこ
とのできる極めて良好なディスク再生装置を提供するこ
とができる。
ータ検索中にピックアップがディスクのリードインエリ
ア内に入ってしまった場合でも、速やかにプログラムエ
リア内に戻すことができ、高速なデータ検索を行なうこ
とのできる極めて良好なディスク再生装置を提供するこ
とができる。
第1図はこの発明に係るディスク再生装置の一実施例を
示すブロック構成図、第2図は同実施例の要部の動作を
説明するためのフローチャート、第3図はディスクのリ
ードインエリアとプログラムエリアとに記録されている
アドレスの関係を示す図、第4図はCD−ROM方式におけ
るデータフォーマットを示す図である。 11……制御回路、12……ディスク再生系制御回路、13…
…ディスクモータ、14……ピックアップ送りモータ、15
……光学式ピックアップ、16……ディスク、17……RF検
出回路、18……サーボ回路、19……EFM復調回路、20…
…サブコードQ検出回路、21……D/A変換回路、22……
アンスクランブラ、23……同期検出回路、24……プログ
ラムRAM、25……スピーカ駆動回路、26……デコードRA
M、27……ヘッダ検出回路、28……RAMコントローラ、29
……エラー訂正回路、30……バッファRAM、31……RAMコ
ントローラ、32……インターフェース、33……コンピュ
ータ、34……キースイッチ群、35……表示出力制御回
路、36……表示部、37……プログラムROM。
示すブロック構成図、第2図は同実施例の要部の動作を
説明するためのフローチャート、第3図はディスクのリ
ードインエリアとプログラムエリアとに記録されている
アドレスの関係を示す図、第4図はCD−ROM方式におけ
るデータフォーマットを示す図である。 11……制御回路、12……ディスク再生系制御回路、13…
…ディスクモータ、14……ピックアップ送りモータ、15
……光学式ピックアップ、16……ディスク、17……RF検
出回路、18……サーボ回路、19……EFM復調回路、20…
…サブコードQ検出回路、21……D/A変換回路、22……
アンスクランブラ、23……同期検出回路、24……プログ
ラムRAM、25……スピーカ駆動回路、26……デコードRA
M、27……ヘッダ検出回路、28……RAMコントローラ、29
……エラー訂正回路、30……バッファRAM、31……RAMコ
ントローラ、32……インターフェース、33……コンピュ
ータ、34……キースイッチ群、35……表示出力制御回
路、36……表示部、37……プログラムROM。
Claims (1)
- 【請求項1】第1の情報信号が第1のアドレス情報をと
もなって記録された主記録領域と、第2の情報信号が前
記第1のアドレス情報と関連しない第2のアドレス情報
をともなって記録された副記録領域とを有するディスク
から、ピックアップを介して前記第1及び第2の情報信
号を読み取るもので、前記ピックアップが前記ディスク
の主記録領域にある状態で外部から与えられるデータ検
索要求に基づいて、前記ピックアップの現在位置の第1
のアドレス情報と外部設定された目的位置の第1のアド
レス情報とから、前記ピックアップの現在位置から目的
位置までの間に介在されるトラック本数を算出して、前
記ピックアップを目的位置まで移動させるデータ検索手
段を備えたディスク再生装置において、前記ディスクの
副記録領域の任意の位置の第2のアドレス情報を記録す
る記憶手段と、前記データ検索要求に基づいて前記ピッ
クアップの現在位置が前記ディスクの主記憶領域にある
か副記録領域にあるかを判別する判別手段と、この判別
手段により前記ピックアップが前記ディスクの副記録領
域にあると判別された状態で該ピックアップの現在位置
の第2のアドレス情報と前記記憶手段に記憶されている
第2のアドレス情報とを比較する比較手段と、この比較
手段により前記ピックアップの現在位置が前記記憶手段
に記憶された第2のアドレス情報で示される位置よりも
前記主記録領域に近い比較結果が得られた場合、前記記
憶手段に記憶された第2のアドレス情報を前記ピックア
ップの現在位置の第2のアドレス情報に更新するととも
に、前記ピックアップを前記主記録領域側の第1のアド
レス情報が得られるまで強制的に移動させる第1の制御
手段と、前記比較手段により前記ピックアップの現在位
置が前記記憶手段に記憶された第2のアドレス情報で示
される位置よりも前記主記録領域から遠い比較結果が得
られた場合、前記ピックアップの現在位置の第2のアド
レス情報と前記記憶手段に記憶された第2のアドレス情
報とから、前記ピックアップの現在位置から前記記憶手
段に記憶された第2のアドレス情報で示される位置まで
の間に介在されるトラック本数を算出し、該算出値に前
記主記録領域の始端部から前記目的位置までの間に介在
されるトラック本数を加算したトラック本数だけ前記ピ
ックアップを前記主記録領域側に移動させる第2の制御
手段とを具備してなることを特徴とするディスク再生装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7484087A JPH0736264B2 (ja) | 1987-03-28 | 1987-03-28 | デイスク再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7484087A JPH0736264B2 (ja) | 1987-03-28 | 1987-03-28 | デイスク再生装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63241779A JPS63241779A (ja) | 1988-10-07 |
JPH0736264B2 true JPH0736264B2 (ja) | 1995-04-19 |
Family
ID=13558930
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7484087A Expired - Lifetime JPH0736264B2 (ja) | 1987-03-28 | 1987-03-28 | デイスク再生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0736264B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2723092B2 (ja) * | 1995-10-13 | 1998-03-09 | 日本電気株式会社 | Cd規格の光ディスク装置 |
-
1987
- 1987-03-28 JP JP7484087A patent/JPH0736264B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63241779A (ja) | 1988-10-07 |
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