JPH0735156Y2 - スライダ装置 - Google Patents
スライダ装置Info
- Publication number
- JPH0735156Y2 JPH0735156Y2 JP6024592U JP6024592U JPH0735156Y2 JP H0735156 Y2 JPH0735156 Y2 JP H0735156Y2 JP 6024592 U JP6024592 U JP 6024592U JP 6024592 U JP6024592 U JP 6024592U JP H0735156 Y2 JPH0735156 Y2 JP H0735156Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- drive
- shaft
- slider
- screw shaft
- gear
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】この考案はスライダ装置に関し、
詳しくは複数のねじ軸とスライダとを有し、それらねじ
軸の回転によって対応するスライダを移動させる機能を
備えたスライダ装置に関する。
詳しくは複数のねじ軸とスライダとを有し、それらねじ
軸の回転によって対応するスライダを移動させる機能を
備えたスライダ装置に関する。
【0002】
【従来の技術及び考案が解決しようとする課題】従来よ
り、スライダを目的位置まで移動させてそこに停止・保
持させ、その状態で所定の作業を行わせるようにした装
置が広く用いられている。
り、スライダを目的位置まで移動させてそこに停止・保
持させ、その状態で所定の作業を行わせるようにした装
置が広く用いられている。
【0003】この場合スライダの移動は、通常、ねじ軸
の回転による送り作用にて行うようにするが、複数のス
ライダを有してそれらを独立に移動させる装置の場合、
各スライダに対応する数だけのねじ軸と駆動源としての
モ−タ等とを設け、各ねじ軸を、対応して設けたモ−タ
等にて駆動機構を介し回転させ、以て各スライダを独立
に移動させるようにしているのが実情である。
の回転による送り作用にて行うようにするが、複数のス
ライダを有してそれらを独立に移動させる装置の場合、
各スライダに対応する数だけのねじ軸と駆動源としての
モ−タ等とを設け、各ねじ軸を、対応して設けたモ−タ
等にて駆動機構を介し回転させ、以て各スライダを独立
に移動させるようにしているのが実情である。
【0004】しかしながらこの場合、各スライダと対応
する数のモ−タ等駆動源及び駆動機構が必要であり、装
置が大がかりになるとともにコストも高いものとなる。
する数のモ−タ等駆動源及び駆動機構が必要であり、装
置が大がかりになるとともにコストも高いものとなる。
【0005】加えてこの種装置の場合、スライダを目的
位置に停止・保持するためのブレーキ力が不足しがちで
あり、或いはモ−タ等の駆動力を適正に設定するのが難
しいといった問題がある。
位置に停止・保持するためのブレーキ力が不足しがちで
あり、或いはモ−タ等の駆動力を適正に設定するのが難
しいといった問題がある。
【0006】従来、この種装置においてはスライダを目
的停止位置に保持するためのブレーキ機構は特別に設け
られておらず、モ−タ等に内蔵のブレーキをそのまま用
いているのが一般的であり、この場合ブレーキ力がモ−
タ等の駆動力に対応して定まってくるため、スライダに
対する保持力が不足することが多いといった不都合が生
ずるのである。
的停止位置に保持するためのブレーキ機構は特別に設け
られておらず、モ−タ等に内蔵のブレーキをそのまま用
いているのが一般的であり、この場合ブレーキ力がモ−
タ等の駆動力に対応して定まってくるため、スライダに
対する保持力が不足することが多いといった不都合が生
ずるのである。
【0007】例えばスライダを移動させるときには空の
状態、つまりスライダの上に何も載っていない状態で移
動させることも多く、この場合スライダにかかる負荷が
小さいので駆動力の小さなモ−タ等ですむが、反面、ス
ライダに位置決位置で物を載せたりするとスライダにか
かる負荷が大きくなり、小型のモ−タ等に備えられたブ
レーキではブレーキ力,保持力が不足してしまうといっ
た不都合を生ずるのである。
状態、つまりスライダの上に何も載っていない状態で移
動させることも多く、この場合スライダにかかる負荷が
小さいので駆動力の小さなモ−タ等ですむが、反面、ス
ライダに位置決位置で物を載せたりするとスライダにか
かる負荷が大きくなり、小型のモ−タ等に備えられたブ
レーキではブレーキ力,保持力が不足してしまうといっ
た不都合を生ずるのである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本考案の装置はこのよう
な課題を解決するために案出されたものであり、その要
旨は、(イ)駆動源と、(ロ)該駆動源にて直接回転駆
動される駆動軸と、(ハ)該駆動軸と連結・切離し可能
に設けられ、連結状態において該駆動軸からの駆動力を
受けて回転させられる複数のねじ軸と、(ニ)それら複
数のねじ軸に対応して配設され、各対応するねじ軸の回
転に基づく送り作用にて互いに同方向若しくは異方向に
スライド移動させられる複数のスライダと、(ホ)前記
駆動軸に固設された駆動ギヤ及び前記ねじ軸のそれぞれ
に相対回転不能且つその軸心方向に相対移動可能に嵌合
された第一従動ギヤを含み、該第一従動ギヤの移動に伴
う該駆動ギヤとの直接的若しくは間接的な噛合又は噛合
解除によって該駆動軸と該ねじ軸とを作動的に連結し又
は連結解除する複数の連結・解除機構と、(ヘ)前記複
数のねじ軸のそれぞれに相対回転不能且つその軸心方向
に相対移動可能に設けられた第二従動ギヤと、固定状態
に設けられ、前記連結解除時に該第二従動ギヤに噛み合
う固定ギヤとを含み、それらギヤの噛合いに基づいて対
応するねじ軸を回転阻止するブレーキ機構と、(ト)前
記第一及び第二従動ギヤを対応するねじ軸の軸心方向に
移動させて前記連結・解除機構及びブレーキ機構を働か
せる移動手段とを含むことにある。
な課題を解決するために案出されたものであり、その要
旨は、(イ)駆動源と、(ロ)該駆動源にて直接回転駆
動される駆動軸と、(ハ)該駆動軸と連結・切離し可能
に設けられ、連結状態において該駆動軸からの駆動力を
受けて回転させられる複数のねじ軸と、(ニ)それら複
数のねじ軸に対応して配設され、各対応するねじ軸の回
転に基づく送り作用にて互いに同方向若しくは異方向に
スライド移動させられる複数のスライダと、(ホ)前記
駆動軸に固設された駆動ギヤ及び前記ねじ軸のそれぞれ
に相対回転不能且つその軸心方向に相対移動可能に嵌合
された第一従動ギヤを含み、該第一従動ギヤの移動に伴
う該駆動ギヤとの直接的若しくは間接的な噛合又は噛合
解除によって該駆動軸と該ねじ軸とを作動的に連結し又
は連結解除する複数の連結・解除機構と、(ヘ)前記複
数のねじ軸のそれぞれに相対回転不能且つその軸心方向
に相対移動可能に設けられた第二従動ギヤと、固定状態
に設けられ、前記連結解除時に該第二従動ギヤに噛み合
う固定ギヤとを含み、それらギヤの噛合いに基づいて対
応するねじ軸を回転阻止するブレーキ機構と、(ト)前
記第一及び第二従動ギヤを対応するねじ軸の軸心方向に
移動させて前記連結・解除機構及びブレーキ機構を働か
せる移動手段とを含むことにある。
【0009】
【作用及び考案の効果】本考案の装置においては、複数
の連結・解除機構の何れかが働いて、駆動軸と対応する
ねじ軸とを連結状態とする。
の連結・解除機構の何れかが働いて、駆動軸と対応する
ねじ軸とを連結状態とする。
【0010】この状態において駆動軸からの駆動力がね
じ軸に伝達されて同ねじ軸が回転させられ、対応するス
ライダがねじ軸のねじ送り作用によりスライド移動させ
られる。そして目的位置に到ったところで連結・解除機
構が解除動作して、具体的には第一従動ギヤを駆動ギヤ
から離脱させて、駆動軸からの駆動力の伝達を断つ。
じ軸に伝達されて同ねじ軸が回転させられ、対応するス
ライダがねじ軸のねじ送り作用によりスライド移動させ
られる。そして目的位置に到ったところで連結・解除機
構が解除動作して、具体的には第一従動ギヤを駆動ギヤ
から離脱させて、駆動軸からの駆動力の伝達を断つ。
【0011】これとともにブレーキ機構が働き、第二従
動ギヤと固定ギヤとを噛み合わせてねじ軸の回転を阻止
し、スライダを目的位置において停止状態に保持する。
動ギヤと固定ギヤとを噛み合わせてねじ軸の回転を阻止
し、スライダを目的位置において停止状態に保持する。
【0012】本考案の装置においては、これらの動作が
複数のねじ軸のそれぞれについて行われ、各ねじ軸が単
一の駆動源からの駆動力を受けて互いに独立に回転させ
られ、これに伴って対応するスライダがスライド移動さ
せられ、各目的位置に停止・保持される。
複数のねじ軸のそれぞれについて行われ、各ねじ軸が単
一の駆動源からの駆動力を受けて互いに独立に回転させ
られ、これに伴って対応するスライダがスライド移動さ
せられ、各目的位置に停止・保持される。
【0013】以上のように本考案の装置においては、複
数のスライダのそれぞれが共通の駆動源からの駆動力に
て駆動される。従って本考案によれば装置をコンパクト
に構成でき、コストも安価とすることができる。
数のスライダのそれぞれが共通の駆動源からの駆動力に
て駆動される。従って本考案によれば装置をコンパクト
に構成でき、コストも安価とすることができる。
【0014】またギヤ同士の噛合いに基づいてねじ軸の
回転阻止、スライダの移動阻止を行うようにしているた
め、大きなブレーキ力が得られるし、またモ−タ等の駆
動源に内蔵のブレーキを用いる必要が無いので、モ−タ
等の駆動力をブレーキ力とは別途に適正に設定できる。
回転阻止、スライダの移動阻止を行うようにしているた
め、大きなブレーキ力が得られるし、またモ−タ等の駆
動源に内蔵のブレーキを用いる必要が無いので、モ−タ
等の駆動力をブレーキ力とは別途に適正に設定できる。
【0015】更にギヤ同士の噛合いに基づいてスライダ
を目的位置に停止させるようにしているので、停止位置
の再現性も良好である特長を有する。
を目的位置に停止させるようにしているので、停止位置
の再現性も良好である特長を有する。
【0016】本考案によれば、ブレーキ機構におけるギ
ヤ同士を前回停止時と同じ噛合歯同士で噛み合わせるよ
うにすることで、精度高くスライダを前回と同じ位置に
停止させることが可能なのである。
ヤ同士を前回停止時と同じ噛合歯同士で噛み合わせるよ
うにすることで、精度高くスライダを前回と同じ位置に
停止させることが可能なのである。
【0017】
【実施例】次に本考案の実施例を図面に基づいて詳しく
説明する。図2において10は装置の本体で、この本体
10上に第一,第二及び第三のスライダ12,14,1
6が配設されている。
説明する。図2において10は装置の本体で、この本体
10上に第一,第二及び第三のスライダ12,14,1
6が配設されている。
【0018】第一及び第二のスライダ12,14は、本
体10上に敷設された共通のガイドレール18上を同一
方向に移動可能に設けられており、また第三のスライダ
16は、第一スライダ12上に設けられたガイドレール
20上を第一及び第二スライダ12,14と直角方向に
移動可能とされている。
体10上に敷設された共通のガイドレール18上を同一
方向に移動可能に設けられており、また第三のスライダ
16は、第一スライダ12上に設けられたガイドレール
20上を第一及び第二スライダ12,14と直角方向に
移動可能とされている。
【0019】第一スライダ12にはモータ22が設けら
れており、その駆動軸24上に駆動べベルギヤ26が上
向きに固設されている。この第一スライダ12からは第
一,第二,第三の3つのねじ軸28,30,32が互い
に逆方向又は90度異なる方向に延び出しており、それ
ぞれが螺合部34において本体10,第二スライダ1
4,第三スライダ16に螺合されている。
れており、その駆動軸24上に駆動べベルギヤ26が上
向きに固設されている。この第一スライダ12からは第
一,第二,第三の3つのねじ軸28,30,32が互い
に逆方向又は90度異なる方向に延び出しており、それ
ぞれが螺合部34において本体10,第二スライダ1
4,第三スライダ16に螺合されている。
【0020】各ねじ軸28,30,32の先端には、第
一従動べベルギヤ36が各ねじ軸28,30,32に対
して相対回転不能且つ軸心方向に相対移動可能に設けら
れている。
一従動べベルギヤ36が各ねじ軸28,30,32に対
して相対回転不能且つ軸心方向に相対移動可能に設けら
れている。
【0021】即ち本装置においては、これら第一従動べ
ベルギヤ36の移動によって駆動軸24上の駆動べベル
ギヤ26と各ねじ軸28,30,32の第一従動べベル
ギヤ36とが噛み合い、以て駆動軸24と各ねじ軸2
8,30,32とが連結され、或いはそれらギヤの噛合
いが外れて連結解除されるようになっている。
ベルギヤ36の移動によって駆動軸24上の駆動べベル
ギヤ26と各ねじ軸28,30,32の第一従動べベル
ギヤ36とが噛み合い、以て駆動軸24と各ねじ軸2
8,30,32とが連結され、或いはそれらギヤの噛合
いが外れて連結解除されるようになっている。
【0022】本例の装置の場合、ねじ軸28が駆動軸2
4に対して連結されると、ねじ軸28のねじ送り作用で
第一及び第二のスライダ12,14がガイドレール18
上を、また第三のスライダ16が第一スライダ12とと
もに同方向にスライド移動させられる。
4に対して連結されると、ねじ軸28のねじ送り作用で
第一及び第二のスライダ12,14がガイドレール18
上を、また第三のスライダ16が第一スライダ12とと
もに同方向にスライド移動させられる。
【0023】一方ねじ軸30が駆動軸24に対して連結
されると、第二スライダ14がねじ軸30の送り作用で
ガイドレール18上を図中左右方向に独立して移動させ
られる。
されると、第二スライダ14がねじ軸30の送り作用で
ガイドレール18上を図中左右方向に独立して移動させ
られる。
【0024】或いはまた第三のねじ軸32が駆動軸24
に連結されると、この第三のねじ軸32の送り作用で第
三スライダ16が第一,第二のスライダ12,14の移
動方向と直角方向に移動させられる。そして目的位置に
おいてブレーキ機構により停止状態に保持される。この
ブレーキ機構によるブレーキ作用については後に詳述す
る。
に連結されると、この第三のねじ軸32の送り作用で第
三スライダ16が第一,第二のスライダ12,14の移
動方向と直角方向に移動させられる。そして目的位置に
おいてブレーキ機構により停止状態に保持される。この
ブレーキ機構によるブレーキ作用については後に詳述す
る。
【0025】図1及び図3は同一の駆動モータにて直交
する2つのねじ軸を駆動する例を示している。これらの
図において38,40は第一及び第二ねじ軸であって、
それぞれ一端側が保持体42に回転可能に保持され、ま
た螺合部34において第一スライダ44及び第二スライ
ダ46に螺合されている。
する2つのねじ軸を駆動する例を示している。これらの
図において38,40は第一及び第二ねじ軸であって、
それぞれ一端側が保持体42に回転可能に保持され、ま
た螺合部34において第一スライダ44及び第二スライ
ダ46に螺合されている。
【0026】各ねじ軸38,40には、図1に示してい
るように第一従動べベルギヤ36及び第二従動べベルギ
ヤ48が互いに逆向きに且つ各ねじ軸38,40に対し
て相対回転不能,軸心方向に相対移動可能に嵌装されて
いる。また保持体42には、第二従動べベルギヤ48に
対向するようにして固定ギヤ54が設けられている。
るように第一従動べベルギヤ36及び第二従動べベルギ
ヤ48が互いに逆向きに且つ各ねじ軸38,40に対し
て相対回転不能,軸心方向に相対移動可能に嵌装されて
いる。また保持体42には、第二従動べベルギヤ48に
対向するようにして固定ギヤ54が設けられている。
【0027】上記第一及び第二従動べベルギヤ36,4
8は、連結板50を介して切換シリンダ52に作動的に
連結されており、かかるシリンダによって第一及び第二
従動べベルギヤ36,48が、夫々駆動軸24上の駆動
べベルギヤ26と固定ギ54とに択一的に噛み合わされ
るようになっている。
8は、連結板50を介して切換シリンダ52に作動的に
連結されており、かかるシリンダによって第一及び第二
従動べベルギヤ36,48が、夫々駆動軸24上の駆動
べベルギヤ26と固定ギ54とに択一的に噛み合わされ
るようになっている。
【0028】本例の装置の場合、第一ねじ軸38上の第
一及び第二従動べベルギヤ36,48が切換シリンダ5
2によって図中左方に押し出されると、駆動軸24上の
駆動べベルギヤ26と第一従動べベルギヤ36とが噛み
合って駆動軸24と第一ねじ軸38とが連結される。
一及び第二従動べベルギヤ36,48が切換シリンダ5
2によって図中左方に押し出されると、駆動軸24上の
駆動べベルギヤ26と第一従動べベルギヤ36とが噛み
合って駆動軸24と第一ねじ軸38とが連結される。
【0029】従ってこの状態では駆動軸24からの駆動
力が第一ねじ軸38へと伝達され、スライダ44がねじ
送り作用にてスライド移動させられる。
力が第一ねじ軸38へと伝達され、スライダ44がねじ
送り作用にてスライド移動させられる。
【0030】他方第一,第二従動べベルギヤ36,48
が切換シリンダ52によって図中右方に引き込まれる
と、今度は第二従動べベルギヤ48が固定ギヤ54に噛
み合い、第一従動べベルギヤ36が駆動ベベルギヤ26
から離脱した状態となる。即ち駆動軸24と第一ねじ軸
38との連結が解除され、これと同時にブレーキ機構が
働いて第一ねじ軸38が回転阻止された状態となる。
が切換シリンダ52によって図中右方に引き込まれる
と、今度は第二従動べベルギヤ48が固定ギヤ54に噛
み合い、第一従動べベルギヤ36が駆動ベベルギヤ26
から離脱した状態となる。即ち駆動軸24と第一ねじ軸
38との連結が解除され、これと同時にブレーキ機構が
働いて第一ねじ軸38が回転阻止された状態となる。
【0031】そしてこのとき第二ねじ軸40上の第一,
第二従動べベルギヤ36,48が切換シリンダ52にて
押し出されることにより、第二ねじ軸40と駆動軸24
とが連結され、駆動軸の駆動力が第二ねじ軸40に伝達
される。これにより第二スライダ46が図示を省略する
ガイドレールに案内されてスライド移動させられる。
第二従動べベルギヤ36,48が切換シリンダ52にて
押し出されることにより、第二ねじ軸40と駆動軸24
とが連結され、駆動軸の駆動力が第二ねじ軸40に伝達
される。これにより第二スライダ46が図示を省略する
ガイドレールに案内されてスライド移動させられる。
【0032】以上のように本例の装置においては、単一
の駆動源にて複数のねじ軸,スライダを駆動でき、装置
をコンパクトに且つ安価に構成することができる。また
各スライダに対応したブレーキ機構を別途に設けている
ため、駆動源の駆動力及びブレーキ力をそれぞれ別途に
適正に設定することができる。
の駆動源にて複数のねじ軸,スライダを駆動でき、装置
をコンパクトに且つ安価に構成することができる。また
各スライダに対応したブレーキ機構を別途に設けている
ため、駆動源の駆動力及びブレーキ力をそれぞれ別途に
適正に設定することができる。
【0033】以上本考案の実施例を詳述したがこれはあ
くまで一例示である。例えば本考案においては単一の駆
動源にて3ないしそれ以上のねじ軸を駆動するようにも
できるし、また本考案の装置は各種用途に適用すること
が可能である。
くまで一例示である。例えば本考案においては単一の駆
動源にて3ないしそれ以上のねじ軸を駆動するようにも
できるし、また本考案の装置は各種用途に適用すること
が可能である。
【図1】本考案の一実施例であるスライダ装置の図であ
る。
る。
【図2】本考案の他の実施例であるスライダ装置の図で
ある。
ある。
【図3】図1に示すスライダ装置の要部斜視図である。
12,14,16,44,46 スライダ 22 モータ 24 駆動軸 26 駆動ベベルギヤ 28,30,32,38,40 ねじ軸 36 第一従動ベベルギヤ 48 第二従動ベベルギヤ 52 切換シリンダ 54 固定ギヤ
Claims (1)
- 【請求項1】(イ)駆動源と (ロ)該駆動源にて直接回転駆動される駆動軸と (ハ)該駆動軸と連結・切離し可能に設けられ、連結状
態において該駆動軸からの駆動力を受けて回転させられ
る複数のねじ軸と (ニ)それら複数のねじ軸に対応して配設され、各対応
するねじ軸の回転に基づく送り作用にて互いに同方向若
しくは異方向にスライド移動させられる複数のスライダ
と (ホ)前記駆動軸に固設された駆動ギヤ及び前記ねじ軸
のそれぞれに相対回転不能且つその軸心方向に相対移動
可能に嵌合された第一従動ギヤを含み、該第一従動ギヤ
の移動に伴う該駆動ギヤとの直接的若しくは間接的な噛
合又は噛合解除によって該駆動軸と該ねじ軸とを作動的
に連結し又は連結解除する複数の連結・解除機構と (ヘ)前記複数のねじ軸のそれぞれに相対回転不能且つ
その軸心方向に相対移動可能に設けられた第二従動ギヤ
と、固定状態に設けられ、前記連結解除時に該第二従動
ギヤに噛み合う固定ギヤとを含み、それらギヤの噛合い
に基づいて対応するねじ軸を回転阻止するブレーキ機構
と (ト)前記第一及び第二従動ギヤを対応するねじ軸の軸
心方向に移動させて前記連結・解除機構及びブレーキ機
構を働かせる移動手段と を含むことを特徴とするスライダ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6024592U JPH0735156Y2 (ja) | 1992-08-03 | 1992-08-03 | スライダ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6024592U JPH0735156Y2 (ja) | 1992-08-03 | 1992-08-03 | スライダ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0616754U JPH0616754U (ja) | 1994-03-04 |
JPH0735156Y2 true JPH0735156Y2 (ja) | 1995-08-09 |
Family
ID=13136602
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6024592U Expired - Lifetime JPH0735156Y2 (ja) | 1992-08-03 | 1992-08-03 | スライダ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0735156Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113580583B (zh) * | 2021-08-04 | 2023-06-02 | 江苏毕辉建设工程有限公司 | 一种拼接整齐的房建水电暖施工用管道拼接装置 |
CN115218072B (zh) * | 2022-07-13 | 2023-06-23 | 山西华筑天成土木工程检测有限公司 | 一种适于狭窄空间的房屋检测用裂缝测试装置 |
-
1992
- 1992-08-03 JP JP6024592U patent/JPH0735156Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0616754U (ja) | 1994-03-04 |
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