JPH07336467A - ファクシミリ装置 - Google Patents
ファクシミリ装置Info
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- JPH07336467A JPH07336467A JP6122451A JP12245194A JPH07336467A JP H07336467 A JPH07336467 A JP H07336467A JP 6122451 A JP6122451 A JP 6122451A JP 12245194 A JP12245194 A JP 12245194A JP H07336467 A JPH07336467 A JP H07336467A
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- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims description 15
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 2
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 2
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、装置を小型化する際の種々の制約
を取り除き、より一層の装置の小型化を実現を図ること
を目的とする。 【構成】 装置筐体1の最上面を原稿の搬送ガイドとす
ると共に、装置筐体1の底面18を記録紙8の収納部の
底面とし、原稿12の搬送方向と記録紙8の搬送方向と
を逆方向とし、さらに、原稿12の読取りローラ4を装
置筐体1の一方の端部に配置し、また、記録ローラ11
を装置筐体1の読取りローラ4と反対側の端部に読取り
ローラ1と略同一の高さに配置している。
を取り除き、より一層の装置の小型化を実現を図ること
を目的とする。 【構成】 装置筐体1の最上面を原稿の搬送ガイドとす
ると共に、装置筐体1の底面18を記録紙8の収納部の
底面とし、原稿12の搬送方向と記録紙8の搬送方向と
を逆方向とし、さらに、原稿12の読取りローラ4を装
置筐体1の一方の端部に配置し、また、記録ローラ11
を装置筐体1の読取りローラ4と反対側の端部に読取り
ローラ1と略同一の高さに配置している。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、小型化したファクシミ
リ装置に関する。
リ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ファクシミリ装置の小型化が要請
されている。従来の一般的なファクシミリ装置について
図面を用いて説明する。図4は従来のファクシミリ装置
の概略を示した断面図である。
されている。従来の一般的なファクシミリ装置について
図面を用いて説明する。図4は従来のファクシミリ装置
の概略を示した断面図である。
【0003】図4において、1は原稿を積載する原稿台
であり、傾斜して設けられており原稿を搬送するガイド
を兼ねている。2は給紙ローラであり、3は給紙ローラ
2に当接して原稿台1に積載された原稿を1枚づつ分離
される分離弁である。4は原稿を読取点を通過させて搬
送する搬送ローラである。5は光源、6は第一ミラー、
7は第二ミラー、8はレンズ、9は光電変換素子であ
り、原稿を読取る光学系を構成している。Aは原稿の搬
送経路を示している。また、10は画情報を印字する記
録紙である。11は記録紙10に印字する印字ヘッドで
ある。12は印字ヘッド11に当接するプラテンローラ
である。13は印字された記録紙10を搬送する搬送ロ
ーラである。
であり、傾斜して設けられており原稿を搬送するガイド
を兼ねている。2は給紙ローラであり、3は給紙ローラ
2に当接して原稿台1に積載された原稿を1枚づつ分離
される分離弁である。4は原稿を読取点を通過させて搬
送する搬送ローラである。5は光源、6は第一ミラー、
7は第二ミラー、8はレンズ、9は光電変換素子であ
り、原稿を読取る光学系を構成している。Aは原稿の搬
送経路を示している。また、10は画情報を印字する記
録紙である。11は記録紙10に印字する印字ヘッドで
ある。12は印字ヘッド11に当接するプラテンローラ
である。13は印字された記録紙10を搬送する搬送ロ
ーラである。
【0004】以下、以上のように構成された従来のファ
クシミリ装置の動作について説明する。
クシミリ装置の動作について説明する。
【0005】まず、原稿を読取る際、原稿を原稿台1に
載せる。原稿の先端は給紙ローラ2に当り、給紙ローラ
2の回転により前方向へ進む。原稿が複数枚ある場合に
は分離弁3が原稿を1枚づつ分離する。原稿は搬送ロー
ラ4によりさらに前方向へ進み、読取点において原稿は
光源5により照射され、その反射光が第一ミラー6およ
び第二ミラー7を介してレンズ8に集光される。レンズ
8は集光した反射光を光電変換素子9に結像する。原稿
はその後装置の外部に排出される。
載せる。原稿の先端は給紙ローラ2に当り、給紙ローラ
2の回転により前方向へ進む。原稿が複数枚ある場合に
は分離弁3が原稿を1枚づつ分離する。原稿は搬送ロー
ラ4によりさらに前方向へ進み、読取点において原稿は
光源5により照射され、その反射光が第一ミラー6およ
び第二ミラー7を介してレンズ8に集光される。レンズ
8は集光した反射光を光電変換素子9に結像する。原稿
はその後装置の外部に排出される。
【0006】次に、画情報を記録する際、記録紙10の
先端をプラテンローラ12が搬送し、印字ヘッド11が
記録紙上に画情報を印字して行く。搬送ローラ13が記
録紙を装置の外部へと排出する。
先端をプラテンローラ12が搬送し、印字ヘッド11が
記録紙上に画情報を印字して行く。搬送ローラ13が記
録紙を装置の外部へと排出する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述の従来の
技術の構成では、以下のように小型化する際に種々の問
題が発生する。 (1)原稿台1は装置筐体の最上面より下位に、かつ、
原稿の搬送方向の下流側が下方になるように斜めに設け
られているため、原稿の搬送には適しているが、原稿台
1と装置筐体の最上面との間の距離が生じ、その分装置
の小型化が制約されていた。 (2)記録紙の収納部の底面と装置筐体の底面とが同一
でないため、記録紙の収納部の底面と装置筐体の底面と
の間に距離が生じ、その分装置の小型化が制約されてい
た。 (3)原稿の搬送経路と記録紙の搬送経路とが共に装置
内部に設けられており、2の搬送経路は共に中断したり
交差したりできないものであるので、2の搬送経路の配
置を前提とした上で小型化を考えなければならず、装置
小型化の際の制約となっていた。 (4)原稿の搬送方向と記録紙の搬送方向とが同一であ
るため、排出トレーを設けないと原稿と記録紙とが混ざ
り、前記排出トレーを設けるとその排出トレーを装置筐
体の側面に取付けるスペースを確保する必要があるの
で、その分装置の高さを小型化する際の制約となってい
た。
技術の構成では、以下のように小型化する際に種々の問
題が発生する。 (1)原稿台1は装置筐体の最上面より下位に、かつ、
原稿の搬送方向の下流側が下方になるように斜めに設け
られているため、原稿の搬送には適しているが、原稿台
1と装置筐体の最上面との間の距離が生じ、その分装置
の小型化が制約されていた。 (2)記録紙の収納部の底面と装置筐体の底面とが同一
でないため、記録紙の収納部の底面と装置筐体の底面と
の間に距離が生じ、その分装置の小型化が制約されてい
た。 (3)原稿の搬送経路と記録紙の搬送経路とが共に装置
内部に設けられており、2の搬送経路は共に中断したり
交差したりできないものであるので、2の搬送経路の配
置を前提とした上で小型化を考えなければならず、装置
小型化の際の制約となっていた。 (4)原稿の搬送方向と記録紙の搬送方向とが同一であ
るため、排出トレーを設けないと原稿と記録紙とが混ざ
り、前記排出トレーを設けるとその排出トレーを装置筐
体の側面に取付けるスペースを確保する必要があるの
で、その分装置の高さを小型化する際の制約となってい
た。
【0008】本発明は、上記課題を解決するもので、小
型化を制約している種々の問題を解決して装置を小型化
したファクシミリ装置をを提供するものである。
型化を制約している種々の問題を解決して装置を小型化
したファクシミリ装置をを提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、第1に装置内部を外部から覆う装置筐体の
最上面を原稿の搬送ガイドとすると共に、その最上面を
有する筐体の一部を装置筐体に対して回動可能に保持
し、前記回動角度を一定に保持する保持手段とを備えた
ものである。
するために、第1に装置内部を外部から覆う装置筐体の
最上面を原稿の搬送ガイドとすると共に、その最上面を
有する筐体の一部を装置筐体に対して回動可能に保持
し、前記回動角度を一定に保持する保持手段とを備えた
ものである。
【0010】また、第2に装置内部を外部から覆う装置
筐体の最上面を原稿の搬送ガイドすると共に、前記装置
筐体の底面を記録紙の収納空間の底面とした構成を備え
たものである。
筐体の最上面を原稿の搬送ガイドすると共に、前記装置
筐体の底面を記録紙の収納空間の底面とした構成を備え
たものである。
【0011】また、第3に装置内部を外部から覆う装置
筐体の最上面を原稿の搬送ガイドすると共に、この上面
部の下位置に記録紙の収納部を設け、前記上面部の裏側
に取付けられた内部基板を覆うカバーの下面が面一に形
成されて前記収納部に収納された記録紙の搬送をガイド
する構成を備えたものである。
筐体の最上面を原稿の搬送ガイドすると共に、この上面
部の下位置に記録紙の収納部を設け、前記上面部の裏側
に取付けられた内部基板を覆うカバーの下面が面一に形
成されて前記収納部に収納された記録紙の搬送をガイド
する構成を備えたものである。
【0012】また、第4に装置内部を外部から覆う装置
筐体の最上面を原稿の搬送ガイドとすると共に前記装置
筐体の底面を記録紙の収納空間の底面とし、かつ、原稿
の搬送方向と記録紙の搬送方向とを逆方向とし、さら
に、原稿の読取りローラを装置筐体の一方の端部に配置
し、また、記録ローラを前記装置筐体の前記読取りロー
ラと反対側の端部に前記読取りローラと略同一の高さに
配置したものである。
筐体の最上面を原稿の搬送ガイドとすると共に前記装置
筐体の底面を記録紙の収納空間の底面とし、かつ、原稿
の搬送方向と記録紙の搬送方向とを逆方向とし、さら
に、原稿の読取りローラを装置筐体の一方の端部に配置
し、また、記録ローラを前記装置筐体の前記読取りロー
ラと反対側の端部に前記読取りローラと略同一の高さに
配置したものである。
【0013】
【作用】本発明は上述の構成によって、第1に装置筐体
の最上面が原稿の搬送ガイドを兼ねるとともに、前記最
上面を有する筐体の一部を回動可能に装置筐体に取付
け、かつ、前記回動する角度を規制する保持部材を設け
たので、装置筐体の最上面と原稿の搬送ガイドとを一致
させることができ、その分装置を小型化できると共に、
原稿の搬送ガイドを斜めに構成することができ、原稿の
搬送をスムーズに行うことができる。
の最上面が原稿の搬送ガイドを兼ねるとともに、前記最
上面を有する筐体の一部を回動可能に装置筐体に取付
け、かつ、前記回動する角度を規制する保持部材を設け
たので、装置筐体の最上面と原稿の搬送ガイドとを一致
させることができ、その分装置を小型化できると共に、
原稿の搬送ガイドを斜めに構成することができ、原稿の
搬送をスムーズに行うことができる。
【0014】また、第2に装置筐体の最上面を原稿の搬
送ガイドとすると共に前記装置筐体の底面を記録紙の搬
送ガイドとしているので、装置筐体の最上面と原稿の搬
送ガイドとを一致させ、かつ、装置筐体の底面と記録紙
の搬送ガイドの底面とを一致させることができる。これ
により、装置小型化の制約をより排除することができる
ので、その分装置を小型化することができる。
送ガイドとすると共に前記装置筐体の底面を記録紙の搬
送ガイドとしているので、装置筐体の最上面と原稿の搬
送ガイドとを一致させ、かつ、装置筐体の底面と記録紙
の搬送ガイドの底面とを一致させることができる。これ
により、装置小型化の制約をより排除することができる
ので、その分装置を小型化することができる。
【0015】また、第3に装置筐体の最上面を原稿の搬
送ガイドとすると共に前記装置筐体の底面を記録紙の搬
送ガイドとすると共に、この上面部の下位置に記録紙の
収納部を設け、前記上面部の裏側に取付けられた内部基
板を覆うカバーの下面が面一に形成されて前記収納部に
収納された記録紙の搬送をガイドさせることによって、
装置筐体の上面部の上面側は装置筐体の最上面であると
共に原稿の搬送ガイドであるので装置を小型化すること
ができ、かつ、前記装置筐体の上面部の裏側は下面を面
一とした内部基板カバーで、その下位置に収納されてい
る記録紙が搬送される場合、記録紙は前記カバーの面一
の下面を滑って搬送される。これにより、装置筐体を小
型化すると共に、上面側は原稿の搬送ガイドであり、裏
面は記録紙の搬送ガイドである装置筐体の上面部を実現
することができる。
送ガイドとすると共に前記装置筐体の底面を記録紙の搬
送ガイドとすると共に、この上面部の下位置に記録紙の
収納部を設け、前記上面部の裏側に取付けられた内部基
板を覆うカバーの下面が面一に形成されて前記収納部に
収納された記録紙の搬送をガイドさせることによって、
装置筐体の上面部の上面側は装置筐体の最上面であると
共に原稿の搬送ガイドであるので装置を小型化すること
ができ、かつ、前記装置筐体の上面部の裏側は下面を面
一とした内部基板カバーで、その下位置に収納されてい
る記録紙が搬送される場合、記録紙は前記カバーの面一
の下面を滑って搬送される。これにより、装置筐体を小
型化すると共に、上面側は原稿の搬送ガイドであり、裏
面は記録紙の搬送ガイドである装置筐体の上面部を実現
することができる。
【0016】また、第4に装置内部を外部から覆う装置
筐体の最上面を原稿の搬送ガイドとすると共に、前記装
置筐体の底面を記録紙の収納空間の底面とし、かつ、原
稿の搬送方向と記録紙の搬送方向とを逆方向としたの
で、読取りローラと記録ローラとが略同一の高さ配置す
ることができ、読取りローラと記録ローラとが上下2段
に配置する場合よりも装置を小型化することができる。
筐体の最上面を原稿の搬送ガイドとすると共に、前記装
置筐体の底面を記録紙の収納空間の底面とし、かつ、原
稿の搬送方向と記録紙の搬送方向とを逆方向としたの
で、読取りローラと記録ローラとが略同一の高さ配置す
ることができ、読取りローラと記録ローラとが上下2段
に配置する場合よりも装置を小型化することができる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
にしながら説明する。
にしながら説明する。
【0018】図1は本発明の一実施例におけるファクシ
ミリ装置の概略を示した斜視図である。図1において、
1は装置筐体である。2は装置筐体1の一部であり、装
置筐体1に対して回動可能に保持されている上部であ
る。上部2の上面は原稿台として用いられる。3は上部
2の上面に置かれた原稿を読取点まで送る送りローラで
ある。4はイメージセンサに対して原稿を押圧する読取
りローラである。5は前記イメージセンサを内部に備え
たスキャナ部である。スキャナ部5は装置筐体1と別体
として構成させ必要なときに装置筐体1に装着される。
6はスキャナ部5を装置筐体1に装着する際に位置合せ
を行う位置決めピンであり、スキャナ部5には位置決め
ピンに対応する穴が設けられている。7は上部2の裏側
に回動可能に保持されており、上部2の回動角度を規制
する規制部材である。
ミリ装置の概略を示した斜視図である。図1において、
1は装置筐体である。2は装置筐体1の一部であり、装
置筐体1に対して回動可能に保持されている上部であ
る。上部2の上面は原稿台として用いられる。3は上部
2の上面に置かれた原稿を読取点まで送る送りローラで
ある。4はイメージセンサに対して原稿を押圧する読取
りローラである。5は前記イメージセンサを内部に備え
たスキャナ部である。スキャナ部5は装置筐体1と別体
として構成させ必要なときに装置筐体1に装着される。
6はスキャナ部5を装置筐体1に装着する際に位置合せ
を行う位置決めピンであり、スキャナ部5には位置決め
ピンに対応する穴が設けられている。7は上部2の裏側
に回動可能に保持されており、上部2の回動角度を規制
する規制部材である。
【0019】8は記録紙であり、上部2の下に収納され
ている。記録紙8はミシン目の切込みを入れた感熱紙で
構成されており、2枚でA4のサイズを構成するように
前記ミシン目が入っている。9、10は装置の内部基板
若しくは駆動ギヤを覆い隠している板金で構成されてい
る中空体である。中空体9および10はそれぞれ上部1
を閉めたときにできる装置筐体1の内部空間の高さにほ
ぼ対応した高さを有している。また、中空体9および1
0はそれぞれ記録紙の収納側の側面が平らに形成されて
おり、中空体9の記録紙収納側の平らな側面と中空体1
0の記録紙収納側の平らな側面と間に挟まれて記録紙の
収納空間が形成されている。11はプラテンローラであ
る。印字ヘッドは上部2の端部裏側に取り付けられてお
り、上部2が閉位置にあるときプラテンローラと当接す
る。18は装置筐体1の底面を構成している底面であ
り、底面18の上には記録紙8が載せられている。
ている。記録紙8はミシン目の切込みを入れた感熱紙で
構成されており、2枚でA4のサイズを構成するように
前記ミシン目が入っている。9、10は装置の内部基板
若しくは駆動ギヤを覆い隠している板金で構成されてい
る中空体である。中空体9および10はそれぞれ上部1
を閉めたときにできる装置筐体1の内部空間の高さにほ
ぼ対応した高さを有している。また、中空体9および1
0はそれぞれ記録紙の収納側の側面が平らに形成されて
おり、中空体9の記録紙収納側の平らな側面と中空体1
0の記録紙収納側の平らな側面と間に挟まれて記録紙の
収納空間が形成されている。11はプラテンローラであ
る。印字ヘッドは上部2の端部裏側に取り付けられてお
り、上部2が閉位置にあるときプラテンローラと当接す
る。18は装置筐体1の底面を構成している底面であ
り、底面18の上には記録紙8が載せられている。
【0020】図2は、図1におけるファクシミリ装置の
AA’方向の断面を示した断面図である。図2におい
て、12は上部2の最上面に置かれた原稿である。13
は送りローラに当接してスキャナ部5内部に設けられて
いるピンチローラである。14はスキャナ部5の内部に
設けられているイメージセンサである。15は上部2の
端部裏側に設けられた印字ヘッドである。16は装置の
電源回路および制御回路等を装着したコントロール基板
である。17はコントロール基板を覆い隠し、上部2の
裏面に設けられた板金製の基板カバーである。基板カバ
ー17の下側は面一に形成されており、記録紙の収納空
間の上面を兼ねている。
AA’方向の断面を示した断面図である。図2におい
て、12は上部2の最上面に置かれた原稿である。13
は送りローラに当接してスキャナ部5内部に設けられて
いるピンチローラである。14はスキャナ部5の内部に
設けられているイメージセンサである。15は上部2の
端部裏側に設けられた印字ヘッドである。16は装置の
電源回路および制御回路等を装着したコントロール基板
である。17はコントロール基板を覆い隠し、上部2の
裏面に設けられた板金製の基板カバーである。基板カバ
ー17の下側は面一に形成されており、記録紙の収納空
間の上面を兼ねている。
【0021】図3は図1におけるファクシミリ装置の上
部2と底面18とを開いた状態を示した斜視図である。
図3において、19は図1のスキャナ部5を取り外した
際に筐体1の読取部を覆う読取部カバーである。
部2と底面18とを開いた状態を示した斜視図である。
図3において、19は図1のスキャナ部5を取り外した
際に筐体1の読取部を覆う読取部カバーである。
【0022】以下、以上のように構成された本発明のフ
ァクシミリ装置の動作について説明する。
ァクシミリ装置の動作について説明する。
【0023】まず、読取りの場合、ユーザはスキャナ部
5を装置筐体1に装着する。次に原稿12を装置筐体1
の上部2の最上面に置く。送りローラ3とピンチローラ
13との回転により原稿12は読取点へ送られる。読取
点において読取りローラ4は原稿12をイメージセンサ
13に対して押圧しながら搬送し、原稿12は外部に排
出される。このように、装置筐体1の最上面が原稿台を
兼ねているので、装置筐体1の最上面の位置と原稿台の
位置とを一致させることができ、その分装置を小型化す
る際の制約を排除することができ、装置を小型化するこ
とができる。
5を装置筐体1に装着する。次に原稿12を装置筐体1
の上部2の最上面に置く。送りローラ3とピンチローラ
13との回転により原稿12は読取点へ送られる。読取
点において読取りローラ4は原稿12をイメージセンサ
13に対して押圧しながら搬送し、原稿12は外部に排
出される。このように、装置筐体1の最上面が原稿台を
兼ねているので、装置筐体1の最上面の位置と原稿台の
位置とを一致させることができ、その分装置を小型化す
る際の制約を排除することができ、装置を小型化するこ
とができる。
【0024】さらに、上部2を開いて図1に示すように
規制部材7を中空体9および10の上に立てると、上部
2は一定の角度を保って斜めに固定される。この状態で
原稿12を上部2の上に載せると、上部2は斜めに構成
された原稿台として機能するようになるので、装置を小
型化した上で原稿12の搬送をスムーズに行うことがで
きる。
規制部材7を中空体9および10の上に立てると、上部
2は一定の角度を保って斜めに固定される。この状態で
原稿12を上部2の上に載せると、上部2は斜めに構成
された原稿台として機能するようになるので、装置を小
型化した上で原稿12の搬送をスムーズに行うことがで
きる。
【0025】次に、記録の場合、記録紙8はミシン目の
箇所で折り畳まれて装置筐体1内部に収納されている。
この際記録紙の最下面は底面18上に置かれている。ユ
ーザは上部2を開き、記録紙8の先端を印字ヘッド15
とプラテンローラ11との間に挟ませるようにして、上
部2を降ろして閉める。プラテンローラ11は記録紙8
を印字ヘッドに対して押圧しながら搬送して行く。記録
紙8上には印字ヘッドにより画情報が印字されて外部に
排出されることになる。この間、後続する記録紙8は上
部2の裏に設けられている基板カバー17の面一に形成
された下面に触りながら進行することになる。記録紙8
にはミシン目が入っているので、ミシン目の箇所におい
てユーザは印字された記録紙を印字されていない記録紙
からきれいに切断して離すことができる。また、記録紙
は連続した長いものであるので、いったん印字ヘッド1
5とプラテンローラ11との間に記録紙8の先端を挟み
込めば1回の通信で複数枚の画情報を印字する場合で
も、ユーザは記録紙8の先端を挟み込む前記動作を記録
紙1枚毎に繰り返し行う必要はない。
箇所で折り畳まれて装置筐体1内部に収納されている。
この際記録紙の最下面は底面18上に置かれている。ユ
ーザは上部2を開き、記録紙8の先端を印字ヘッド15
とプラテンローラ11との間に挟ませるようにして、上
部2を降ろして閉める。プラテンローラ11は記録紙8
を印字ヘッドに対して押圧しながら搬送して行く。記録
紙8上には印字ヘッドにより画情報が印字されて外部に
排出されることになる。この間、後続する記録紙8は上
部2の裏に設けられている基板カバー17の面一に形成
された下面に触りながら進行することになる。記録紙8
にはミシン目が入っているので、ミシン目の箇所におい
てユーザは印字された記録紙を印字されていない記録紙
からきれいに切断して離すことができる。また、記録紙
は連続した長いものであるので、いったん印字ヘッド1
5とプラテンローラ11との間に記録紙8の先端を挟み
込めば1回の通信で複数枚の画情報を印字する場合で
も、ユーザは記録紙8の先端を挟み込む前記動作を記録
紙1枚毎に繰り返し行う必要はない。
【0026】以上のように、記録紙8は装置筐体1の底
面18に載せられているので、装置筐体1の底面18と
記録紙収納部の底面とを一致させることができ、その分
装置を小型化する際の制約を排除することができ、装置
を小型化することができる。
面18に載せられているので、装置筐体1の底面18と
記録紙収納部の底面とを一致させることができ、その分
装置を小型化する際の制約を排除することができ、装置
を小型化することができる。
【0027】また、本発明では、原稿12を装置筐体1
の上部2に載せて、かつ、記録紙8を装置筐体1の底面
18に載せているので、より一層の装置小型化を実現す
ることができる。
の上部2に載せて、かつ、記録紙8を装置筐体1の底面
18に載せているので、より一層の装置小型化を実現す
ることができる。
【0028】また、本発明では、原稿12の搬送方向と
記録紙8の搬送方向とを逆方向にしているので、排出ト
レーを設けなくても原稿12と記録紙8とが混ざること
が無くなり、排出トレーを設ける必要が無くなった分だ
け装置筐体1の側面の面積を小さくすることができ、装
置の高さを薄く構成することができる。
記録紙8の搬送方向とを逆方向にしているので、排出ト
レーを設けなくても原稿12と記録紙8とが混ざること
が無くなり、排出トレーを設ける必要が無くなった分だ
け装置筐体1の側面の面積を小さくすることができ、装
置の高さを薄く構成することができる。
【0029】また、装置筐体1の上部2を原稿12の搬
送ガイドとすると共に、上部2の裏に設けられた基板カ
バー17の下面により記録紙11の収納空間の上面を形
成し、基板カバー17の下面を面一に形成することによ
って、面一に形成された基板カバー17は上部2の下方
に収納された記録紙11をスムーズに搬送するガイドと
なるので、装置筐体1を小型化すると共に、上面側は原
稿12の搬送ガイドであり、裏面は記録紙8の搬送ガイ
ドである装置筐体1の上部2を実現することができる。
送ガイドとすると共に、上部2の裏に設けられた基板カ
バー17の下面により記録紙11の収納空間の上面を形
成し、基板カバー17の下面を面一に形成することによ
って、面一に形成された基板カバー17は上部2の下方
に収納された記録紙11をスムーズに搬送するガイドと
なるので、装置筐体1を小型化すると共に、上面側は原
稿12の搬送ガイドであり、裏面は記録紙8の搬送ガイ
ドである装置筐体1の上部2を実現することができる。
【0030】さらに、装置筐体1の上部2に載せた原稿
12を搬送する読取りローラ4を装置筐体1の一方の端
部に設け、また、前記原稿12の搬送方向とは逆方向に
記録紙8を搬送するプラテンローラ11を装置筐体1の
他方の端部の、記録紙8の収納空間の最上位置にその設
置高さを近接させて設けることによって、読取るローラ
4とプラテンローラ11とを装置筐体1の同一端部に配
置する場合よりも、ローラの厚さの分装置の小型化が制
約されるが、その制約の中で最大限の小型化を実現する
ことができる。
12を搬送する読取りローラ4を装置筐体1の一方の端
部に設け、また、前記原稿12の搬送方向とは逆方向に
記録紙8を搬送するプラテンローラ11を装置筐体1の
他方の端部の、記録紙8の収納空間の最上位置にその設
置高さを近接させて設けることによって、読取るローラ
4とプラテンローラ11とを装置筐体1の同一端部に配
置する場合よりも、ローラの厚さの分装置の小型化が制
約されるが、その制約の中で最大限の小型化を実現する
ことができる。
【0031】なお、本発明のファクシミリ装置では図3
に示すように、平素は読取部カバー19で装置筐体1を
覆い、原稿12の読取りの際にスキャナ部5を取り付け
ることにより、平素の装置筐体の見栄えをよくすること
ができる。さらに、読取部カバー19で覆うと装置筐体
1の上面全体が面一となるので、持ち運びに便利になる
という効果を得ることができる。
に示すように、平素は読取部カバー19で装置筐体1を
覆い、原稿12の読取りの際にスキャナ部5を取り付け
ることにより、平素の装置筐体の見栄えをよくすること
ができる。さらに、読取部カバー19で覆うと装置筐体
1の上面全体が面一となるので、持ち運びに便利になる
という効果を得ることができる。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は第1に装
置筐体の最上面を原稿の搬送ガイドとすると共に、その
最上面を有する筐体の一部を装置筐体に対して回動可能
に保持し、前記筐体の一部の回動角度を一定に保持する
保持手段とを備えることによって、装置筐体の最上面と
原稿の搬送ガイドとを一致させることができるので、そ
の分小型化の制約を排除することができ、装置を小型化
できる上に、原稿の搬送ガイドを斜めに構成することが
でき、原稿の搬送をスムーズに行うことができる。
置筐体の最上面を原稿の搬送ガイドとすると共に、その
最上面を有する筐体の一部を装置筐体に対して回動可能
に保持し、前記筐体の一部の回動角度を一定に保持する
保持手段とを備えることによって、装置筐体の最上面と
原稿の搬送ガイドとを一致させることができるので、そ
の分小型化の制約を排除することができ、装置を小型化
できる上に、原稿の搬送ガイドを斜めに構成することが
でき、原稿の搬送をスムーズに行うことができる。
【0033】また、第2に装置筐体の最上面を原稿の搬
送ガイドとすると共に、前記装置筐体の底面を記録紙収
納空間の底面とすることによって、装置筐体の最上面の
位置と原稿の搬送ガイドの位置とを一致させ、かつ、装
置筐体の底面と記録紙の収納空間の底面とを一致させる
ことができるので、装置小型化の制約を大幅に排除する
ことができるので、より一層の装置小型化を実現するこ
とができる。
送ガイドとすると共に、前記装置筐体の底面を記録紙収
納空間の底面とすることによって、装置筐体の最上面の
位置と原稿の搬送ガイドの位置とを一致させ、かつ、装
置筐体の底面と記録紙の収納空間の底面とを一致させる
ことができるので、装置小型化の制約を大幅に排除する
ことができるので、より一層の装置小型化を実現するこ
とができる。
【0034】また、第3に装置筐体の上部の上面側を原
稿の搬送ガイドとすると共に、上部の裏側に設けられた
基板カバーの下面により記録紙の収納空間の上面を形成
し、基板カバーの下面を面一に形成することによって、
面一に形成された基板カバーは装置筐体の上部の下に収
納された記録紙11をスムーズに搬送するガイドとなる
ので、装置筐体を小型化すると共に、上面側は原稿の搬
送ガイドであり、裏面側は記録紙の搬送ガイドである装
置筐体の上部を実現することができる。
稿の搬送ガイドとすると共に、上部の裏側に設けられた
基板カバーの下面により記録紙の収納空間の上面を形成
し、基板カバーの下面を面一に形成することによって、
面一に形成された基板カバーは装置筐体の上部の下に収
納された記録紙11をスムーズに搬送するガイドとなる
ので、装置筐体を小型化すると共に、上面側は原稿の搬
送ガイドであり、裏面側は記録紙の搬送ガイドである装
置筐体の上部を実現することができる。
【0035】また、第4に装置筐体の最上面を原稿の搬
送ガイドとすると共に、前記装置筐体の底面を記録紙の
収納部の底面とし、原稿の搬送方向と記録紙の搬送方向
とを逆方向とし、さらに、原稿の読取りローラを装置筐
体の一方の端部に配置し、また、記録ローラを前記装置
筐体の前記読取りローラと反対側の端部に前記読取りロ
ーラと略同一の高さに配置することによって、読取りロ
ーラと記録ローラとが略同一の高さ配置することがで
き、読取りローラと記録ローラとが上下2段に配置する
場合よりも装置を小型化することができる。
送ガイドとすると共に、前記装置筐体の底面を記録紙の
収納部の底面とし、原稿の搬送方向と記録紙の搬送方向
とを逆方向とし、さらに、原稿の読取りローラを装置筐
体の一方の端部に配置し、また、記録ローラを前記装置
筐体の前記読取りローラと反対側の端部に前記読取りロ
ーラと略同一の高さに配置することによって、読取りロ
ーラと記録ローラとが略同一の高さ配置することがで
き、読取りローラと記録ローラとが上下2段に配置する
場合よりも装置を小型化することができる。
【図1】本発明の一実施例におけるファクシミリ装置の
概略を示した斜視図
概略を示した斜視図
【図2】図1におけるファクシミリ装置のAA’方向の
断面を示した断面図
断面を示した断面図
【図3】図1におけるファクシミリ装置の上部と底面と
を開いた状態を示した斜視図
を開いた状態を示した斜視図
【図4】従来のファクシミリ装置の概略を示した断面図
1 装置筐体 2 上部 4 読取りローラ 11 プラテンローラ 18 底部
Claims (4)
- 【請求項1】 装置内部を外部から覆う装置筐体と、こ
の装置筐体の一部を形成しその最上面を原稿の搬送ガイ
ドとし、前記装置筐体に対して回動可能に保持された筐
体上部と、この筐体上部の回動角度を一定に保持する保
持手段とを具備したファクシミリ装置。 - 【請求項2】 装置筐体の最上面を形成し原稿の搬送を
ガイドする上面部と、前記装置筐体の底面を形成すると
共に記録紙の収納空間の底面を形成する底面部とを具備
したファクシミリ装置。 - 【請求項3】 装置筐体の最上面を形成し原稿の搬送を
ガイドする上面部と、この上面部の下位置に設けられた
記録紙の収納部と、前記上面部の裏側に取付けられた内
部基板を覆いかつその下面が面一に形成されて前記収納
部に収納された記録紙の搬送をガイドするカバーとを具
備したファクシミリ装置。 - 【請求項4】 装置筐体の最上面を形成し原稿の搬送を
ガイドする上面部と、前記装置筐体の底面を形成すると
共に前記原稿の搬送方向とは逆方向に搬送される記録紙
の収納空間の底面を形成する底面部と、前記記録紙の収
納空間の最上位置に近接させて前記装置筐体の一方の端
部に設けられた記録ローラと、前記装置筐体の前記記録
ローラと反対側の端部に前記記録ローラと略同一の高さ
に配置された前記原稿の読取りローラとを具備したファ
クシミリ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6122451A JPH07336467A (ja) | 1994-06-03 | 1994-06-03 | ファクシミリ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6122451A JPH07336467A (ja) | 1994-06-03 | 1994-06-03 | ファクシミリ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07336467A true JPH07336467A (ja) | 1995-12-22 |
Family
ID=14836174
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6122451A Pending JPH07336467A (ja) | 1994-06-03 | 1994-06-03 | ファクシミリ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07336467A (ja) |
-
1994
- 1994-06-03 JP JP6122451A patent/JPH07336467A/ja active Pending
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