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JPH07335365A - 多品番端子圧着装置 - Google Patents

多品番端子圧着装置

Info

Publication number
JPH07335365A
JPH07335365A JP12498594A JP12498594A JPH07335365A JP H07335365 A JPH07335365 A JP H07335365A JP 12498594 A JP12498594 A JP 12498594A JP 12498594 A JP12498594 A JP 12498594A JP H07335365 A JPH07335365 A JP H07335365A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
terminal
terminals
part number
crimping
transfer device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP12498594A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiaki Nomoto
喜昭 野本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yazaki Corp filed Critical Yazaki Corp
Priority to JP12498594A priority Critical patent/JPH07335365A/ja
Publication of JPH07335365A publication Critical patent/JPH07335365A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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  • Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 セット式ワイヤハーネスの製造に際し、圧着
順序に従って配列固定された異種端子付テープを予め作
製する必要がなく、任意の順序で圧着できる多品番端子
圧着装置の開発を目的とする。 【構成】 異種端子に対応する複数対のクリンパ12と
アンビル13とを備えると共に所定のクリンパとアンビ
ルを選択する手段を備えた多品番端子圧着機Aに対し
て、複数の端子送り装置D1 〜D4 から切断分離され
た端子を端子のランダム搬送装置Bの無端状チェーン5
1に一定のピッチで設けた複数の端子クランプ52で挟
持固定して任意の順序に配列し、これらの端子を端子
受渡し装置Cを介して供給することにより、1基の多
品番端子圧着機Aで複数種類の端子を任意の順序で電線
に圧着できるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一台の端子圧着機で数
種類の端子を圧着できる多品番端子圧着装置に関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、ワイヤハーネスまたはサ
ブハーネスは多数本の端子付電線で構成され、これらの
端子付電線w1 ,w2 …wN は線径、長さ、被覆の色と
共に両端に圧着される端子の寸法、雌,雄の別などの規
格が異なる。従来の端子圧着は1台の端子圧着機で1種
類の端子を圧着する1台1品番方式を採用していた。し
かし、この方式では多数の端子圧着機を必要とし、設置
に広大なスペースを要するだけでなく、ロット生産され
た端子付電線w1 群,w2 群…wN 群からそれぞれ1本
ずつ端子付電線w1 ,w2 …wN を寄せ集めて1セット
にする、という煩しさがある。
【0003】そこで、出願人は先に図19と図20〜図
22に示すような異種端子付テープと多品番端子圧着機
を提案した(特願平5−187828号)。この異種端
子付テープaはワイヤハーネスを構成する端子付電線
(例えばw1,w2 …wN )の製造に必要な複数の異種
端子t1 ,t2 ,t3 ,t4 …(代表して示す場合は
t)を粘着テープ1の粘着面2に定ピッチPで配列固定
したものである。各端子tは端子軸Qが粘着テープ1の
長手方向と直交し、その電線接続部5を端子送り用孔3
に向け、電気接触部4を粘着テープ1の縁から突出させ
てあり、配列は同一端子の繰り返しも含めて任意であ
る。
【0004】一方、多品番端子圧着機bは、端子tを支
持するアンビル13と、これと対向してラム11により
昇降するクリンパ12を備え、ラム11の昇降軸と直交
方向に異種端子に対応する複数対のアンビル13とクリ
ンパ12を移動可能に設け、また、ラム11に対して所
定のクリンパ12とアンビル13を選択して位置決めす
る手段を設けてある。
【0005】ラム11は下端部に押圧ピン14を有し、
スクリュー軸15の下半部に螺着され、該軸15の上半
部は装置架台16の上部フレーム16aに固定された軸
受18に軸支されると共に、その先端部にはプーリ19
が固定され、該プーリ19はタイミングベルト20を介
して図示しないサーボモータのモータ軸21のプーリ2
2に連結されている。従って、ラム11は上記サーボモ
ータの正逆回転により矢線Rの如く昇降する。
【0006】23はクリンパ固定板であって、その背面
には水平にのびるありほぞ状の差込部材24が設けら
れ、該差込部材24は架台16の2本の支柱16b,1
6b間に横設されたガイド25に摺動自在に嵌挿されて
いる。
【0007】クリンパ固定板23の前面には上記複数の
クリンパ12が並列して上下摺動自在に装着されてい
る。すなわち、クリンパ固定板23には、左右一対のガ
イド枠26a,26aよりなる複数のクリンパガイド2
6が所定ピッチで並設されている。一方、クリンパ12
には、中間に長孔12a,上端にピン係合部12bが形
成され、上半部両側に切欠部12cが形成されている。
このクリンパ12を各クリンパガイド26に上下摺動自
在に装着し、ガイドピン27を長孔12aを介してクリ
ンパ固定板23に螺着、固定すると共に、該クリンパ1
2を図示しないスプリングにより上向きに付勢してあ
る。
【0008】また、クリンパガイド26は背面にローラ
28を備える腕部29を有し、各ローラ28はガイド2
5の上方に設けられたローラガイド30に垂架されてい
る。
【0009】各クリンパ12と対をなすアンビル13は
アンビル固定板31の凹部32に位置決め固定され、ア
ンビル固定板31は下面の差込部材24′を下部フレー
ム16cに固定したガイド25′に摺動自在に嵌挿され
ている。アンビル固定板31は左右両側のバー33によ
りクリンパ固定板23と連結され、また、アンビル固定
板31は一端に連結部材34を有し、該連結部材34は
二つのプーリ35,35′間にかけわたしたタイミング
ベルト36に固定され、一方のプーリ35は図示しない
サーボモータのモータ軸に嵌着固定されている。
【0010】図22(B)に示すように、前記ラム11
の直下に位置するアンビル131 の背面側には、前記異
種端子付テープaが水平方向に間欠移動可能に配置され
ると共に、一対の端子把持爪37,37を有するチャッ
ク38が矢線Sのように昇降およびアンビル13に対し
て接離自在に設けられている。
【0011】複数対のクリンパ12とアンビル13は、
それぞれ前記端子t1 ,t2 …のような異種端子専用の
アセンブリであり、目的とするワイヤハーネスセットの
製造に必要な異種端子の数に対応して予め準備される。
【0012】端子圧着装置bの使用方法は次のとおりで
ある。図22(B)に示すように、圧着すべき端子の順
番が端子t1 である場合には、タイミングベルト36
(図19参照)の回動により、クリンパ固定板23およ
びアンビル固定板31を左右いずれかに移動させ、例え
ば符号121 と131 で示されるクリンパとアンビルを
ラム11の押圧ピン14の直下に位置させる。
【0013】次いで、異種端子付テープaの端子t1
チャック38の端子把持爪37,37で掴んで粘着テー
プ1から分離し、前記の如く矢線S方向に移動させて、
該端子t1 の電線接続部5を手前側に向けてアンビル1
1 上にのせる。この状態で接続すべき電線w1 が間欠
送りにより端子t1 に達すると、ラム11が下降し、そ
の押圧ピン14がクリンパ121 のピン係合部12bを
押し下げるから、端子t1 はクリンパ121 とアンビル
131 の協働作用により電線w1に圧着される。なお、
圧着後ラム11が上昇してその押圧ピン14とピン係合
部12bの係合が解除されると、クリンパ121 は前記
スプリングによりクリンパガイド26内で上昇,復帰す
るが、前記ガイド枠26aと切欠部12cがストッパを
構成するので、クリンパ121 は定位置に戻る。
【0014】クリンパ121 の下降距離は端子t1 の規
格に合わせて前記スクリュー軸15の回転量を制御して
最適の圧着条件が得られるように予め設定しておく。こ
のようにして、異種端子付テープaに配列固定された端
子t1 ,t2 …の順序に合わせて、それぞれ対応する一
対のクリンパ12とアンビル13が選択して位置決め使
用される。
【0015】図20から明らかなように、端子圧着装置
bは異種端子t1 ,t2 …に対応する複数対のクリンパ
12とアンビル13を備えているが、異種端子付テープ
aの使用により従来のような種別毎の端子送り機構が要
らず、プレスには1つのラム11で済むから、装置の小
型、省スペース化を図ることができる。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】前記多品番端子圧着機
によると、1台で多種類の端子圧着が可能である。しか
し、これに供給する異種端子付テープは、各端子を粘着
テープ1の粘着性を利用して仮止めしてあるに過ぎず、
端子軸が曲ったり、端子引き離しの際に粘着テープ1に
ゆがみや浮上りが生じて圧着機に対する供給姿勢が不安
定であることに加え、品番変更すなわち端子配列の組み
替え毎に新たな異種端子付テープを準備しなければなら
ず、迅速な対応が困難であった。
【0017】本発明は、上記の問題点を解決するために
なされたものであり、異種端子付テープのような製品を
事前に準備することなく、複数種の端子を任意の順序で
圧着することができる多品番端子圧着装置を提供するこ
とを課題とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明の多品番端子圧着
装置は、請求項1に記載のように、異種端子に対応する
複数対のクリンパとアンビルとを備えると共に所定のク
リンパとアンビルを選択する手段を備えた多品番端子圧
着機と、間欠移動する無端状チェーンに対して一定のピ
ッチで複数の端子クランプが設けられて、前記多品番端
子圧着機に同一または異種端子を所望の順序で搬送供給
する端子のランダム搬送装置と、該ランダム搬送装置か
ら端子を受取り、方向転換をして前記多品番端子圧着機
に端子を渡す端子受渡し装置と、前記端子のランダム搬
送装置に対して異種端子を供給する複数の端子送り装置
とを備えることを特徴とする。
【0019】ランダム搬送装置の端子クランプは、請求
項2に記載のように、前記無端状チェーンのチェーンリ
ンクに固定された固定腕と、中間部が該固定腕に回動自
在に軸支された可動腕とから成り、固定腕は先端に端子
受座を有し、可動腕は該端子受座に対応する端子押え片
を有すると共に先端部をスプリングにより固定腕側に付
勢した構成を有する。また、この端子クランプに対応し
て、前記ランダム搬送装置の前記端子受渡し装置および
複数の端子送り装置に対応する位置に、端子クランプの
可動腕を解放するための操作用ポストを設ける(請求項
3)。
【0020】前記端子受渡し装置は、請求項4に記載の
ように、90°ずつステップ回動する回転盤と、該回転
盤の90°方位に配置した4個の端子チャックを備え、
各端子チャックはエアチャックにより開閉する上下一対
の把持爪を有すると共に、前記他品番端子圧着装置およ
びランダム搬送装置にそれぞれ対面する端子チャックを
進退および昇降させる前後位置決め機構および上下位置
決め機構を備えて構成される。また、前記複数の端子送
り装置は、縦連鎖状端子または横連鎖状端子を駒送りす
るものから選ばれたものを使用する(請求項5)。そし
て、端子送り装置が、横連鎖状端子を駒送りするもので
ある場合には、切断分離された端子の端子軸を前記端子
クランプの向きに揃える方向転換手段を設ける(請求項
6)。
【0021】
【作用】請求項1の発明によれば、複数の端子送り装置
から供給される異種類の端子がランダム搬送装置の端子
クランプにより任意の配列で他品番端子圧着機に対して
供給されるので、従来のように異種端子付テープを事前
に調製することなく端子の多品番圧着を行うことができ
る。端子の配列は、同一の端子の繰り返しを含めて任意
であり、配列の変更も極めて簡単である。
【0022】請求項2の発明によれば、端子クランプの
固定腕の端子受座と可動腕の端子押え片との間に端子の
電線接続部における基板部を挟持することにより、端子
の寸法や規格に殆ど左右されずに、端子を把持、搬送す
ることができる。また、請求項3のように、ランダム搬
送装置の前記端子受渡し装置および複数の端子送り装置
に対応する位置に、端子クランプの可動腕を解放するた
めの操作用ポストを設けることにより、端子の把持およ
び解放を自由に行うことができる。
【0023】請求項4の発明によれば、回転盤の90°
回転により多品番端子圧着装置およびランダム搬送装置
にそれぞれ対面する端子チャックがそれぞれ進退および
昇降可能であるから、端子の規格や寸法が異なっても円
滑な受渡しができる。また、請求項5の発明によれば、
端子送り装置として縦連鎖状端子または横連鎖状端子を
駒送りするものを任意に組み合わせて採用することがで
きる。そして、端子送り装置で横連鎖状端子を駒送りす
るときは、端子の方向転換手段を設けることにより、縦
連鎖状端子と同様の取扱いができる(請求項6)。
【0024】
【実施例】図1に示すように、本発明の多品番端子圧着
装置は、多品番端子圧着機A、該圧着機Aに同一または
異種端子を任意の順序で搬送、供給するための端子のラ
ンダム搬送装置B、該搬送装置Bから端子を受け取って
圧着機Aに該端子を渡す端子受渡し装置Cおよびランダ
ム搬送装置Bに対して異種端子を供給する複数の端子送
り装置D1 ,D2 ,D3 ,D4 とから成る。ここで、多
品番端子圧着装置Aは、図19〜図21に示した先願発
明に係る多品番圧着装置aと同一の構成であるから、説
明を省略する。
【0025】図2は端子のランダム搬送装置Bの概観斜
視図、図3はその正面図を示す。ランダム搬送装置Bは
スプロケット50により矢線方向に間欠的に回動する無
端状チェーン51と、そのチェーンリンク51aに一定
のピッチで取付けた複数の端子用クランプ52、および
無端状チェーン51などを装架するフレーム61を備え
ている。
【0026】端子クランプ52は固定腕53に対して可
動腕54を開閉自在に設けて成る。即ち、固定腕53は
先端に端子受座53a、中央に取付孔53bを有し、可
動腕54は下面の先端にナイフ状の端子押さえ片54
a、中央に支柱部54bを有する。支柱部54bは前記
取付孔53bにピン55により軸支され、また、固定腕
53と可動腕54の前半部において両者間にばね受けピ
ン56を介して設けたスプリング57により、端子押さ
え片54aは端子受座53a側に付勢され、常時は閉じ
た状態にある。さらに、固定腕53の後半部には可動腕
54を覆うカバー58が立設され、該カバー58には操
作用孔58aが設けられている。
【0027】各端子クランプ52の固定腕53は、前記
チェーンリンク51aから一体に翼状に折曲形成された
受け片51b,51bに固定されており、さらに固定腕
53の両端下面にはガイド用突起53c,53dが設け
られている。このガイド用突起53c,53dは、樋状
のチェーン受け59の両側壁59a,59bに支持され
ている。即ち、このチェーン受け59はフレーム61の
テーブル62に固定され、その底壁にはチェーンロール
51cを支持するロールサポート59dが設けられ、ま
た、一方のガイド用突起53cは側壁59aの内外両側
に設けたガイド壁60,60間に位置し、他方のガイド
用突起53dは側壁59bの上端の巾広縁59cに支持
されている。また、フレーム61の下部において、一方
の縦枠61aにブラケット63を介してクランプ受け6
4が設けられている。
【0028】また、ランダム搬送装置Bは複数の操作用
ポスト651 ,652 〜655 (以下、代表として示す
場合には65)を備え、各ポスト65は無端状チェーン
51の端子受渡し装置Cと反対側に、該装置Cおよび端
子送り装置D1 〜D4 と対向して設けられている。
【0029】操作用ポスト65は、スタンド66の天板
66aに固定したエアシリンダ67と、そのピストン棒
67aの下端に一対の支持片68,68を介して設けた
コロ69とから成る。図3に示すように、エアシリンダ
67の作動でピストン棒67aがのび、コロ69がカバ
ー58の操作孔58aから進入し、可動腕54の後半部
を押し下げると、先端部の端子押さえ片54aが開く。
これにより、端子受座53aと端子押さえ片54aとの
間に端子tの電線接続部5(図4参照)を挟持し、また
は解放することができる。
【0030】図4(A),(B)は端子用クランプ52
による端子tの挟持状態を示す。即ち、端子tの電線接
続部5は基板部5aから連成された一対の導体用バレル
5bと絶縁被覆体用バレル5cとを有し、絶縁被覆体用
バレル5c部分の基板部5aが前記端子受座53aと端
子押さえ片54aの間にスプリング57の弾性により挟
持される。
【0031】図19に示す端子t1 〜t4 のように規格
が異なっても、各端子の電線接続部5の形状や寸法はほ
ぼ一定であり、特殊な構造の端子を除き、端子用クラン
プ52で対応できる。
【0032】図5は端子受渡し装置の正面図、図6は図
5のX−X線矢視図、図7は図5の端子チャックの前後
位置決め機構の部分の拡大正面図、図8は同じく上下位
置決め機構の部分の拡大正面図である。端子受渡し装置
Cは、サーボモータ72により90°ずつステップ回動
する回転盤76、該盤76上に90°方位に配置された
4基の端子用チャック78(781 〜784 )、該チャ
ック78の前後位置決め機構90、および上下位置決め
機構103と、これらを装架するフレーム70とから成
る。
【0033】フレーム70には、上記サーボモータ72
を固定する第1フロア(図示せず)の上に、適宜空間を
おいて第2フロア70A、第3フロア70Bおよび第4
フロア70Cが四隅の支柱71A,71Bにより設けら
れている。サーボモータ72のモータ軸72aは、プー
リ73,73′およびタイミングベルト74を介して第
2フロア70Aに固定したギヤボックス75の入力軸7
5aに接続され、その出力軸75bは第3フロア70B
を貫通し、先端が前記回転盤76の下面の軸受77に回
動不能に固定されている。
【0034】回転盤76は、図6にみるように、中心O
から十字状にのびる4本の腕部76aを有し、各腕部7
6aに1基の端子用チャック781 〜784 が進退およ
び昇降可能に配置されている。即ち、端子チャック78
はエアチャック79により開閉する上下一対の把持爪8
0,80を備えている。エアチャック79の取付基板8
1は、一側に(腕部76aの回転方向前方側に)腕片8
3を設けた装架ブロック82を備えており、腕片83の
上端には第1のコロ84が軸支されている。腕片83は
屈曲して形成され、コロ84の軸心が端子チャック78
の進退軸上に位置するように設計されている。また、取
付基板81は2本の脚ピン85に支持されており、脚ピ
ン85はスライダ86と回転盤76の前記腕部76aに
開口した長孔76bを貫通して第3フロア70B側にの
び、その下端はT形の装架ブロック88の天板部88a
に固定され、その脚板部88bには第2のコロ89が軸
支されている。上記スライダ86は長孔76bにおいて
腕部76aに対してこれと平行に摺動可能に装着され、
スライダ86と取付基板81間には該基板81を上方に
付勢するスプリング87が介装されている。
【0035】一方、第4フロア70Cには二組の前後位
置決め機構90,90′が設けられており、その一つは
図6において前記ランダム搬送装置Bとは対向する端子
チャック781 に、他の一つは多品番端子圧着機Aと対
向する端子チャック782 に対応する。二組の前後位置
決め機構90,90′は同一の構造であり、第4フロア
70C上のサーボモータ91、その駆動により回動する
送りねじ95により進退するナット部材98およびコロ
受け102などから成る。
【0036】図7に示すように、サーボモータ91は第
4フロア70Cに立設したモータ取付板92に固定され
ており、そのモータ軸91aはプーリ93,93および
タイミングベルト94により送りねじ95に連結され、
送りねじ95の両端部はモータ取付板92の下部と、該
取付板92と対向する軸受板96とに各々軸受97を介
して軸支されている。送りねじ95に螺合により外挿さ
れたナット部材98は、一側に送りねじ92と平行なガ
イド溝99aを設けたスライダ99を備えており、この
スライダ99はガイド板100の突条100aに摺動自
在に装着されている。また、ナット部材98の側面には
ブラケット101の上端部が固定され、下端部は第4フ
ロア70Cに開設した切欠(図示せず)にのびると共
に、前記端子チャック781 の第1のコロ84と係合す
るコロ受け102が取付けられている。
【0037】上記前後位置決め機構90(90′)によ
れば、サーボモータ91が正または逆回転すると、タイ
ミングベルト94により送りねじ95が逆または正回転
するので、ナット部材98が図7に二点鎖線で示すよう
に進退する。その結果、ブラケット101のコロ受け1
02と端子チャック781 の第1のコロ84との係合に
より、該端子チャック781 も矢線Kの如くに進退す
る。
【0038】また、第3フロア70Bの下面には、端子
チャック78に対する二組の上下位置決め機構103,
103′が設けられている。これらの上下位置決め機構
103,103′は、上記前後位置決め機構90,9
0′と基本構造が同じであるから、前記構成部材である
サーボモータ91ないしコロ受け102に対応する各構
成部材にはダッシュ付きの符号を用いて説明を一部省略
する。即ち、第3フロア70Bの下面にはブラケット1
04が垂設され、該ブラケット104にサーボモータ9
1′を固定するモータ取付板92′および送りねじ9
5′を軸支する軸受板96′が突設されており、ナット
部材98′の下端面に設けられたブラケット101′に
は、第3フロア70Bの切欠(図示せず)を貫通しての
びるコロ受け102′が立設されている。
【0039】上下位置決め機構103(103′)によ
れば、サーボモータ91′の正逆回動により、コロ受け
102′を図8の実線と二点鎖線で示すように昇降させ
ることができる。従って、コロ受け102′を端子チャ
ック78の第2のコロ89と係合させることにより、ス
プリング87で上方に付勢された該端子チャック78を
引き下げることができる。従って、端子チャック78
は、前後位置決め機構90(90′)および上下位置決
め機構103(103′)により、進退と昇降を同時に
行わせることができる。
【0040】図9は端子送り装置D1 (D2 )の正面図
である。この端子送り装置D1 は、いわゆる縦連鎖状端
子Eに使用するものであり、アンビル110、昇降する
カッタ112、端子送りレバー127および端子送り指
片132などから成る。なお、もう一つの端子送り装置
2 も同じ構成である。
【0041】アンビル110は図示しないベース板に固
定されており、その上方に昇降自在のカッタ112が、
また、一側に端子送り板113が設けられている。カッ
タ112はカム部材114の下端部にねじ115により
固定され、カム部材114は装架ブロック116の縦溝
116aに上下摺動自在に装着され、上端がエアシリン
ダ117のピストン棒117aに連結されている。従動
バー118は段差付カム面114aと摺接するカムフォ
ロア119を備えており、装架ブロック116に対して
水平方向に摺動自在に装着されている。従動バー118
の一端に突設された駆動バー120は前後一対のブラケ
ット121,121′間を通り、先端部が軸受122に
支持され、スプリング123により装架ブロック116
側に付勢されている。
【0042】また、駆動バー120には揺動プレート1
24の中間がピン125により連結されている。この揺
動プレート124は、上記ブラケット121,121′
間に位置し、その基端部が後部ブラケット121′に固
定ピン126により軸支され、その上端部には端子送り
レバー127がピン128により連結されている。端子
送りレバー127の中間部は前部ブラケット121に斜
めに開設した位置決め長孔129にボルト軸130によ
り回動自在に固定され、下端部にはピン131により端
子送り指片132が連結されている。端子送り指片13
2は先端に爪133を有し、該爪133は端子tの電気
接触部4と導体用バレル5c間の凹み5dに係合する。
【0043】この端子送り装置D1 において、エアシリ
ンダ117の作動によりカム部材114が昇降すると、
その段差付カム面114aと摺接するカムフォロア11
9により、従動バー118(駆動バー120)が矢線L
の如く往復動し、これにより端子送りレバー127がボ
ルト軸130を中心に回動するので、端子送り指片13
2が矢線Mのように前後にスイングする。そこで、カム
部材114が下降すると、カッタ112が2つの端子
t,t間の連結部5eを切断し、従動バー118が図9
の左側に移動するので、端子送りレバー127がボルト
軸130を中心に時計と反対方向に回動し、端子送り指
片132が端子1駒分後退する。そして、カム部材11
4が上昇して元の位置に復帰する過程で従動バー118
が右側に移動するので、端子送りレバー127が時計方
向に回動し、端子送り指片132の爪133が次の端子
tをアンビル110上に移動させる。
【0044】端子送り指片132のスイング量、すなわ
ち端子送り量は、位置決め長孔129においてボルト軸
130を移動させることにより微調節することができ
る。すなわち、ボルト軸130の位置を高くする程、ス
イング量が大となる。一方、切断分離された端子tは、
図4(A),(B)と共に説明したように、電線接続部
5の基板部5aが端子クランプ52により挟持される。
【0045】図10は端子送り装置D3 (D4 )の平面
図、図11はその正面図、図12はその側面図である。
この端子送り装置D3 は、いわゆる横連鎖状端子に使用
するものである。横連鎖状端子Fは、図13に示すよう
に、長尺のストリップ134の一側に連結片135を介
して複数の端子tを一定のピッチで櫛歯状に並設したも
のであり、ストリップ134には上記ピッチに合わせた
端子送り孔136が設けられている。
【0046】端子送り装置D3 は、前記端子送り装置D
1 と同様の端子送り機構を有するが、端子tの端子軸が
端子クランプ52に対して直交した状態で切断、分離さ
れるので、その方向を90°変える方向転換手段Gが付
設されている。
【0047】端子送り装置D3 の端子送り機構は、エア
シリンダ117′の作動によりカム部材114′が昇降
し、これと連動して従動バー118′および駆動バー1
20′が水平に往復動し、端子送りレバー127′を介
して端子送り指片132′がスイングし、その先端の爪
133′が前記横連鎖状端子Fにおけるキャリヤ134
の端子送り孔136に係合し、端子tを1駒ずつ送り出
す。なお、図10〜図12と同一の構成部材には同一の
符号を付して説明を省略する。
【0048】方向転換手段Gは、図5の端子チャック7
8と同一構造の端子チャック78′を備え、該端子チャ
ック78′のエアチャック79′はホルダ140を介し
て回転盤141上に固定されている。回転盤141はベ
ース盤142に固定したギアボックス143の出力軸1
44の上端に軸受部材145を介して連結されている。
146はサーボモータであり、そのモータ軸147はカ
ップリング148を介してギアボックス143の入力軸
149に連結されている。150は端子送り装置D3
取付基板151を支持する支柱である。
【0049】端子送り装置D3 において、横連鎖状端子
Fの駒送りにより切断、分離された端子tは、その端子
軸が端子クランプ52に対して直交している。そこで、
方向変換装置Gの端子チャック78′の上下一対の把持
爪80′,80′で挟持し、サーボモータ146の駆動
により、回転盤141を図10において時計と反対方向
に90°回転させる。これにより、端子軸が図11に示
すように端子クランプ52のそれと一致するので、挟
持、搬送することができる(図4(B)参照)。
【0050】次に、端子の多品番圧着について説明す
る。図1において、4基の端子送り装置D1 ,D…D4
によってそれぞれ図19に示す端子t1 ,t2 …t4
駒送りされるものとする。ランダム搬送装置Bの複数の
端子クランプ52を用いることにより、これらの4個の
端子t1 ,t2 …t 4 を繰り返しも含めて任意の配列で
端子を端子受渡し装置Cに順次間欠送りすることができ
る。
【0051】端子送り装置D1 (またはD2 )で送られ
る縦連鎖状端子Eの端子t1 (またはt2 )は、図9と
共に説明したように、切断、分離後は、そのままの姿勢
で端子クランプ52に挟持される。また、端子送り装置
3 (またはD4 )で送られる横連鎖状端子Fの端子t
3(またはt4 )は、図10〜図12と共に説明したよ
うに、切断・分離後は一旦方向転換手段Gの端子チャッ
ク78′で挟持し、回転盤141の90°回転によりそ
の端子軸を端子クランプ52に合わせた後に、該端子チ
ャック78′から端子クランプ52に移し替えが行われ
る。
【0052】上記のように、端子クランプ52により任
意の配列で挟持された端子tは、スプロケット50の回
動により端子受渡し装置C側に間欠移動する。そして、
例えば端子t1 を把持した端子クランプ52が終端の操
作用ポスト651 に達する。ここで、端子受渡し装置C
の端子チャック781 を前述の前後位置決め機構90に
より前進させ、上下一対の把持爪80,80に端子t1
の電気接触部4を把持させた後、図3のシリンダ67に
より可動腕54を開いて端子クランプ52を解放する。
端子チャック781 への移設の際に、必要であれば前述
の上下位置決め機構103によりその高さを微調整す
る。
【0053】然る後、図5のサーボモータ72の作動に
より回転盤76を時計方向に90°回転させることによ
り、端子t1 は多品番端子圧着装置Aと対向し、圧着準
備態勢に入る(図22(B)参照)。多品番端子圧着機
Aによる端子圧着は前述したとおりであり、説明を省略
する。
【0054】端子受渡し装置Cにおける上記回転盤76
の90°回転により、次の端子チャック782 (図6参
照)が操作用ポスト651 および次の端子クランプ52
と対向する。このようにして、任意の配列の端子を順次
連続的に圧着することができる。
【0055】図10ないし図12に示す端子送り装置D
3 の方向転換手段Gでは、端子チヤック78′を支持す
る回転盤141が単に90°回転するだけである。その
ために、横連鎖状端子Fの端子tの長さが標準品よりも
短いか長いときには、図4(A)に示すように、端子t
の絶縁被覆体用バレル5c部分の基板部5aが端子受座
53aと端子押え片54a間の正規位置からずれる。従
って、端子クランプ52で適正に挟持できず、端子送り
装置D3 全体をランダム搬送装置Bに対して移動させな
ければならず、段取りに時間がかかり不便である。図1
4に示す方向転換手段G′はこのような問題点を解消
し、端子チヤック78′の90°回転後、端子クランプ
52に向けて進退させ、端子tの長短に対応させるよう
にしたものである。なお、図14において、方向転換手
段G′以外の装置は図1と同じである。
【0056】図15(A)は図14における方向転換手
段G′の端子チヤック78′の方向転換前の拡大平面
図、(B)はその方向転換後の平面図である。図16は
図15(A)の左側からみた方向転換手段G′の一部を
断面した正面図、図17は図16の方向転換後の正面
図、図18は図17の右側面図である。これらの図にお
いて、端子送り装置D3 の取付基板151は支柱150
を介してベース盤142′上に固定されており、該ベー
ス盤142′は架台152の上にセットされている。
【0057】方向転換手段G′は、端子チヤック78′
を支持する回転盤161を90°回転しかつ進退させる
カム機構を備えている。このカム機構は、上記回転盤1
61を回転可能に軸支しかつ横連鎖状端子Fの前記スト
リップ134と平行に摺動可能なスライダ164、これ
を進退させるアクチュエータとしてのエアシリンダ17
3、およびカム溝176を有する板カム175などから
成る。
【0058】端子チヤック78′のエアチャック79′
は回転盤161上にブラケット162を介して固定され
ている。回転盤161の軸163はスライダ164の一
側に膨出形成した軸受室165に上下の軸受166によ
り回転自在に支持され、軸163の下端にはL形の軸足
167を介してカムフォロア168を設けてある。
【0059】スライダ164は前記取付基板151の下
方に位置し、スライド溝170を有する装架ブロック1
69に支持され、該スライド溝170はスライド基板1
71のレール172に摺動自在に装着されている。レー
ル172は、前述したように横連鎖状端子Fのストリッ
プ134と平行に配設されている。また、スライダ16
4の後端はエアシリンダ173のピストン棒173aに
連結され、該エアシリンダ173はブラケット174を
介して上記スライド基板171上に固定されている。こ
れにより、スライダ164はエアシリンダ173の作動
により上記横連鎖状端子Fと平行に進退する。
【0060】板カム175はスライド基板171上にお
いてレール172と平行に装架ブロック169と対向し
て配置され、前記カムフォロワ168が係合するカム溝
176を有する。このカム溝176は、図15(A),
(B)に示すように、レール172と平行でこれに近い
側の直線導入路176aと、その終端からレール172
から遠ざかる方向に傾斜する傾斜案内路176bと、そ
こからレール172と平行にのびる直線出口路176c
とから成る。
【0061】次に、方向転換手段G′の作用について説
明する。図15(A)および図16において、横連鎖状
端子Fから切断分離された端子tを端子チヤック78′
の把持爪80′,80′で掴んだ後、エアシリンダ17
3のピストン173aをのばす。すると、スライダ16
4がレール172に案内されて前記端子クランプ52側
に前進する。始めは、軸足167のカムフォロワ168
がカム溝176の直線導入路176aに位置するので、
その軸163即ち端子チヤック78′と回転盤161と
は直進する。
【0062】次いで、カムフォロワ168がカム溝17
6の中間の傾斜案内路176bに至ると、軸163が図
16において時計と反対方向に回転し始め、該傾斜案内
路176bの終端において最初の位置から90°回転し
た姿勢となる。これにより、図15(B)および図17
に示すように、回転盤161および端子チャック78′
も90°回転し、その端子軸が前記端子クランプ52の
それと一致する。
【0063】この状態で、ピストン棒173aをさらに
のばすと、カムフォロワ168はカム溝176の直線出
口路176cに位置するので、端子チヤック78′は上
記90°回転したままの姿勢で直進する。即ち、直線出
口路176cの長さの範囲で端子チヤック78′は端子
クランプ52と対向しこれと平行に進退する。
【0064】上記方向転換手段G′によれば、端子チヤ
ック78′は90°回転後、端子クランプ52との間の
距離を自由に変えられるから、端子tの長短に合わせて
端子クランプ52の前記正規位置にくるように容易に調
節することができ、前記方向転換手段Gの場合のよう
に、端子送り装置D3 の全体の移動は必要なくなる。
【0065】以上は方向転換装置G,G′における回転
盤141,161が90°回転する例について説明した
が、これに限定されず、端子送り装置D3 と端子のラン
ダム搬送装置Bとのレイアウトなどにより90°を中心
に所定の角度で回転させるようにすることができる。
【0066】
【発明の効果】以上のように、本発明の多品番端子圧着
装置によれば、事前に異種端子付テープを準備すること
なく、複数種類の端子を任意の順序で圧着することがで
き、端子配列の変更も極めて容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の多品番端子圧着装置の一実施例を示す
平面図である。
【図2】図1の端子のランダム搬送装置Bの概観斜視図
である。
【図3】図2の正面図である。
【図4】(A),(B)はそれぞれ図2の端子クランプ
52による端子の挟持状態を示す説明図である。
【図5】図1の端子受渡し装置Cの正面図である。
【図6】図5のX−X線矢視図である。
【図7】図5の前後位置決め機構90,90′の部分の
拡大正面図である。
【図8】図5の上下位置決め機構103,103′の部
分の拡大正面図である。
【図9】図1の端子送り装置D1 (D2 )の正面図であ
る。
【図10】図1の端子送り装置D3 (D4 )の平面図で
ある。
【図11】図10の正面図である。
【図12】図10の側面図である。
【図13】横連鎖状端子Fの説明図である。
【図14】本発明の多品番端子圧着装置の他の実施例を
示す平面図である。
【図15】(A)は図14における方向転換手段G′の
端子チヤック78′の方向転換前の拡大平面図、(B)
はその方向転換後の平面図である。
【図16】図15(A)の左側からみた方向転換手段
G′の一部を断面して示す正面図である。
【図17】図16の方向転換後の正面図である。
【図18】図17の右側面図である。
【図19】本発明の先願に係る異種端子付テープの説明
図である。
【図20】同じく先願に係る多品番端子圧着機aの正面
図である。
【図21】図15の側面図である。
【図22】(A)は図15のクリンプとアンビルの部分
の一部拡大説明図、(B)は端子圧着方法の説明図であ
る。
【符号の説明】
A 多品番端子圧着機 B 端子のランダム搬送装置 C 端子受渡し装置 D1 〜D4 端子送り装置 E 縦連鎖状端子 F 横連鎖状端子 G,G′ 方向転換手段 t1 〜t4 端子 12 クリンパ 13 アンビル 51 無端状チェーン 51a チェーンリンク 52 端子クランプ 53 固定腕 53a 端子受座 54 可動腕 54a 端子押え片 57 スプリング 65(651 〜655 ) 操作用ポスト 76 回転盤 78(781 〜784 ) 端子チヤック 79 エアチャック 80 把持爪 90,90′ 前後位置決め機構 103,103′ 上下位置決め機構

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 異種端子に対応する複数対のクリンパと
    アンビルとを備えると共に所定のクリンパとアンビルを
    選択する手段を備えた多品番端子圧着機と、間欠移動す
    る無端状チェーンに対して一定のピッチで複数の端子ク
    ランプが設けられて、前記多品番端子圧着機に同一また
    は異種端子を所望の順序で搬送供給する端子のランダム
    搬送装置と、該ランダム搬送装置から端子を受取り、方
    向転換をして前記多品番端子圧着機に端子を渡す端子受
    渡し装置と、前記端子のランダム搬送装置に対して異種
    端子を供給する複数の端子送り装置とを備えることを特
    徴とする多品番端子圧着装置。
  2. 【請求項2】 前記ランダム搬送装置の端子クランプ
    が、前記無端状チェーンのチェーンリンクに固定された
    固定腕と、中間部が該固定腕に回動自在に軸支された可
    動腕とから成り、固定腕は先端に端子受座を有し、可動
    腕は該端子受座に対応する端子押え片を有すると共に先
    端部がスプリングにより固定腕側に付勢されている、請
    求項1に記載の多品番端子圧着装置。
  3. 【請求項3】 前記ランダム搬送装置が、前記端子受渡
    し装置および複数の端子送り装置に対応する位置に、前
    記端子クランプの可動腕を解放するための操作用ポスト
    を備えている請求項2に記載の多品番端子圧着装置。
  4. 【請求項4】 前記端子受渡し装置が、90°ずつステ
    ップ回動する回転盤と、該回転盤の90°方位に配置し
    た4個の端子チャックを備え、各端子チャックはエアチ
    ャックにより開閉する上下一対の把持爪を有すると共
    に、前記多品番端子圧着機およびランダム搬送装置にそ
    れぞれ対面する端子チャックを進退および昇降させる前
    後位置決め機構および上下位置決め機構を備えている請
    求項1に記載の多品番端子圧着装置。
  5. 【請求項5】 前記複数の端子送り装置が縦連鎖状端子
    または横連鎖状端子を駒送りするものから選ばれたもの
    である請求項1に記載の多品番端子圧着装置。
  6. 【請求項6】 横連鎖状端子を駒送りする端子送り装置
    が、切断分離された端子の端子軸を前記端子クランプの
    向きに揃える方向転換手段を備えている請求項5に記載
    の多品番端子圧着装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014181729A1 (ja) * 2013-05-10 2014-11-13 矢崎総業株式会社 端子圧着電線製造装置及び端子圧着電線の製造方法
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