JPH07334453A - メモリアクセスシステム - Google Patents
メモリアクセスシステムInfo
- Publication number
- JPH07334453A JPH07334453A JP12338494A JP12338494A JPH07334453A JP H07334453 A JPH07334453 A JP H07334453A JP 12338494 A JP12338494 A JP 12338494A JP 12338494 A JP12338494 A JP 12338494A JP H07334453 A JPH07334453 A JP H07334453A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 メインメモリが接続された基本バス以外に、
IO制御装置の拡張のための拡張バスを有する情報処理
システムで、拡張バスの専有時間を少くする。 【構成】 IO制御装置51〜5nからのDMAリード
をライト動作として、拡張バス6へリードアドレスと自
装置BMアドレスとを送出する。バスアダプタ4では、
リードアドレスをアクセスアドレスバッファ41へ、B
Mアドレスをライトデータバッファ42へ夫々格納して
拡張バス6を解放する。バスアダプタ4は基本バス3を
介してメモリへリードアドレスを用いてアクセスし、リ
ードデータをリードデータバッファ43へ格納する。バ
スアダプタ4は拡張バス6に対してライト動作を実行す
べく、ライトデータバッファ42のBMアドレスとリー
ドデータバッファ43のリードデータとを送出する。こ
のBMアドレスに対応するIO制御装置のバッファメモ
リ101にリードデータが書込まれる。
IO制御装置の拡張のための拡張バスを有する情報処理
システムで、拡張バスの専有時間を少くする。 【構成】 IO制御装置51〜5nからのDMAリード
をライト動作として、拡張バス6へリードアドレスと自
装置BMアドレスとを送出する。バスアダプタ4では、
リードアドレスをアクセスアドレスバッファ41へ、B
Mアドレスをライトデータバッファ42へ夫々格納して
拡張バス6を解放する。バスアダプタ4は基本バス3を
介してメモリへリードアドレスを用いてアクセスし、リ
ードデータをリードデータバッファ43へ格納する。バ
スアダプタ4は拡張バス6に対してライト動作を実行す
べく、ライトデータバッファ42のBMアドレスとリー
ドデータバッファ43のリードデータとを送出する。こ
のBMアドレスに対応するIO制御装置のバッファメモ
リ101にリードデータが書込まれる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はメモリアクセスシステム
に関し、特に入出力(IO)制御装置の拡張のためにシ
ステムの基本バス以外に拡張バスを設けて、この拡張バ
ス及び基本バスを介してIO制御装置からメインメモリ
へのアクセスをなす様にしたメモリアクセスシステムに
関する。
に関し、特に入出力(IO)制御装置の拡張のためにシ
ステムの基本バス以外に拡張バスを設けて、この拡張バ
ス及び基本バスを介してIO制御装置からメインメモリ
へのアクセスをなす様にしたメモリアクセスシステムに
関する。
【0002】
【従来の技術】この種の従来のメモリアクセスシステム
の概略ブロックを図3に示す。図3において、CPU1
とメインメモリ2とはシステムの基本バス3に夫々接続
されており、またIO制御装置(PCU)51〜5nが
拡張バス6に夫々接続されており、情報処理システムに
おけるIO制御装置の拡張が図られている。
の概略ブロックを図3に示す。図3において、CPU1
とメインメモリ2とはシステムの基本バス3に夫々接続
されており、またIO制御装置(PCU)51〜5nが
拡張バス6に夫々接続されており、情報処理システムに
おけるIO制御装置の拡張が図られている。
【0003】この拡張バス6と基本バス3との間にはバ
スアダプタ(BADP)4が接続され、各IO制御装置
51〜5nからのメインメモリ2に対するメモリアクセ
スは、拡張バス6を介してバスアダプタ4へ伝達され、
更にこのバスアダプタ4から基本バス3を介してメイン
メモリ2へ伝達される様になっている。
スアダプタ(BADP)4が接続され、各IO制御装置
51〜5nからのメインメモリ2に対するメモリアクセ
スは、拡張バス6を介してバスアダプタ4へ伝達され、
更にこのバスアダプタ4から基本バス3を介してメイン
メモリ2へ伝達される様になっている。
【0004】図4は図3のメモリアクセスシステムの動
作例を示すタイミングチャートであり、上側チャートが
拡張バス6のタイムチャートを示し、下側チャートが基
本バス3のそれを示している。
作例を示すタイミングチャートであり、上側チャートが
拡張バス6のタイムチャートを示し、下側チャートが基
本バス3のそれを示している。
【0005】図において、「AD/D」はアドレス/デ
ータを意味し、アドレスとデータとが時分割転送可能状
態となっている。また、「バス有効」はバス使用権を得
たユニット(BADPやPCU)がそのバスを使用中で
あることを示し、「バス応答」はバス転送に対する応答
ユニットが返却する応答信号を示している。更に、「バ
ス要求」はBADPがメインメモリへアクセス要求をな
す信号、「バス許可」はBADPからのメモリアクセス
を許可する信号を夫々示す。
ータを意味し、アドレスとデータとが時分割転送可能状
態となっている。また、「バス有効」はバス使用権を得
たユニット(BADPやPCU)がそのバスを使用中で
あることを示し、「バス応答」はバス転送に対する応答
ユニットが返却する応答信号を示している。更に、「バ
ス要求」はBADPがメインメモリへアクセス要求をな
す信号、「バス許可」はBADPからのメモリアクセス
を許可する信号を夫々示す。
【0006】図4のタイムチャートでは、ある一つのI
O制御装置(PCU)からメインメモリへのリードアク
セス(DMAリード:ダイレクトメモリアクセスリー
ド)を2回実行した場合を示しており、AD1が1回目
のリードアクセスアドレス、AD2が2回目のリードア
クセスアドレスを夫々示す。これ等各リードアクセスに
より夫々拡張バス6が専有され、バスアダプタ(BAD
P)4がこれ等リードアクセスを受けてメインメモリ2
へリードアクセスを夫々行いリードデータD1,D2が
再び拡張バス6を介してIO制御装置へ送出されてくる
までの間、拡張バス6の専有状態は維持されていること
になる。
O制御装置(PCU)からメインメモリへのリードアク
セス(DMAリード:ダイレクトメモリアクセスリー
ド)を2回実行した場合を示しており、AD1が1回目
のリードアクセスアドレス、AD2が2回目のリードア
クセスアドレスを夫々示す。これ等各リードアクセスに
より夫々拡張バス6が専有され、バスアダプタ(BAD
P)4がこれ等リードアクセスを受けてメインメモリ2
へリードアクセスを夫々行いリードデータD1,D2が
再び拡張バス6を介してIO制御装置へ送出されてくる
までの間、拡張バス6の専有状態は維持されていること
になる。
【0007】特開平2−272666号公報には、IO
制御装置からDMA転送要求があったときに、他のIO
制御装置の待ち時間を減らして効率的なデータ転送を行
うことを目的として、FIFO(先入れ先出し)型のバ
ッファメモリを設け、このFIFOメモリを介してDM
A転送を行う技術が開示されている。
制御装置からDMA転送要求があったときに、他のIO
制御装置の待ち時間を減らして効率的なデータ転送を行
うことを目的として、FIFO(先入れ先出し)型のバ
ッファメモリを設け、このFIFOメモリを介してDM
A転送を行う技術が開示されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来の図3に示したメ
モリアクセスシステムでは、IO制御装置からのメモリ
リードアクセスは拡張バス及び基本バスの全てを専有す
るインタロック方式であるために、IO制御装置の接続
台数の増大に伴ってシステム性能が大幅に低下する欠点
がある。
モリアクセスシステムでは、IO制御装置からのメモリ
リードアクセスは拡張バス及び基本バスの全てを専有す
るインタロック方式であるために、IO制御装置の接続
台数の増大に伴ってシステム性能が大幅に低下する欠点
がある。
【0009】また、特開平2−272666号公報の技
術では、システムの基本バスの効率的使用は可能である
が、IO制御装置が接続された拡張バスの効率的使用は
不可能である。
術では、システムの基本バスの効率的使用は可能である
が、IO制御装置が接続された拡張バスの効率的使用は
不可能である。
【0010】本発明の目的は、IO制御装置が接続され
た拡張バスの専有時間を短くして拡張バス使用効率を向
上可能としたメモリアクセスシステムを提供することで
ある
た拡張バスの専有時間を短くして拡張バス使用効率を向
上可能としたメモリアクセスシステムを提供することで
ある
【0011】
【課題を解決するための手段】。 本発明によれば、メ
インメモリと、このメインメモリに対するアクセスアド
レス及びアクセスデータを伝送する基本バスと、拡張バ
スと、この拡張バスに接続された複数の入出力制御装置
とを含み、これ等入出力制御装置から前記メインメモリ
に対するリードアクセスを前記拡張バス及び基本バスを
介してなすようにしたメモリアクセスシステムであっ
て、前記入出力制御装置の各々に設けられ前記メインメ
モリに対するリードアクセス要求と同時に自装置を特定
する装置アドレスを生成して前記拡張バスへ送出する手
段と、前記リードアクセス要求時の要求アドレス及び前
記装置アドレスを一時記憶すると同時に前記拡張バスを
解放状態に制御する制御手段と、この記憶された要求ア
ドレスを前記基本バスへ送出して前記メインメモリへリ
ードアクセスをなすアクセス手段と、このリードアクセ
スによるリードデータを一時記憶するリードデータ記憶
手段と、この記憶されたリードデータと記憶されている
前記装置アドレスとを前記拡張バスを介して当該装置ア
ドレスに対応する入出力制御装置へ送出する送出手段と
を含むことを特徴とするメモリアクセスシステムが得ら
れる。
インメモリと、このメインメモリに対するアクセスアド
レス及びアクセスデータを伝送する基本バスと、拡張バ
スと、この拡張バスに接続された複数の入出力制御装置
とを含み、これ等入出力制御装置から前記メインメモリ
に対するリードアクセスを前記拡張バス及び基本バスを
介してなすようにしたメモリアクセスシステムであっ
て、前記入出力制御装置の各々に設けられ前記メインメ
モリに対するリードアクセス要求と同時に自装置を特定
する装置アドレスを生成して前記拡張バスへ送出する手
段と、前記リードアクセス要求時の要求アドレス及び前
記装置アドレスを一時記憶すると同時に前記拡張バスを
解放状態に制御する制御手段と、この記憶された要求ア
ドレスを前記基本バスへ送出して前記メインメモリへリ
ードアクセスをなすアクセス手段と、このリードアクセ
スによるリードデータを一時記憶するリードデータ記憶
手段と、この記憶されたリードデータと記憶されている
前記装置アドレスとを前記拡張バスを介して当該装置ア
ドレスに対応する入出力制御装置へ送出する送出手段と
を含むことを特徴とするメモリアクセスシステムが得ら
れる。
【0012】
【作用】リードアクセスでは、リードアクセス要求が発
生されてからメインメモリからのリードデータが返送さ
れてくるまでの間拡張バスを専有する必要がある反面、
ライトアクセスでは、ライトアクセス要求が発生される
と直ちに拡張バスは開放可能であるという事実に着目し
たものである。
生されてからメインメモリからのリードデータが返送さ
れてくるまでの間拡張バスを専有する必要がある反面、
ライトアクセスでは、ライトアクセス要求が発生される
と直ちに拡張バスは開放可能であるという事実に着目し
たものである。
【0013】すなわち、IO制御装置からリードアクセ
ス要求時にリードアドレスと装置アドレスとを生成して
拡張バスを介してバスアダプタへライト動作として送出
し、このバスアダプタではこのリードアクセスをライト
アクセスとみなしてリードアドレスを要求アドレスバッ
ファへ、装置アドレスをライトデータバッファへ夫々一
時格納すると共に拡張バスを直ちに解放状態とする。
ス要求時にリードアドレスと装置アドレスとを生成して
拡張バスを介してバスアダプタへライト動作として送出
し、このバスアダプタではこのリードアクセスをライト
アクセスとみなしてリードアドレスを要求アドレスバッ
ファへ、装置アドレスをライトデータバッファへ夫々一
時格納すると共に拡張バスを直ちに解放状態とする。
【0014】しかる後に、バスアダプタはこのライトア
クセスとみなしたものを再びメインメモリへのリードア
クセスに変換して基本バスを介して要求アドレスバッフ
ァ内のリードアドレスのみをメインメモリへ送出しリー
ド動作をなし、このリードデータをリードデータバッフ
ァへ一時格納する。そして、再びバスアダプタは拡張バ
スをライトアクセス要求として専有して要求元のIO制
御装置へライトアクセスし、ライトデータバッファ内の
装置アドレスとリードデータバッファ内のリードデータ
とを送出するのである。
クセスとみなしたものを再びメインメモリへのリードア
クセスに変換して基本バスを介して要求アドレスバッフ
ァ内のリードアドレスのみをメインメモリへ送出しリー
ド動作をなし、このリードデータをリードデータバッフ
ァへ一時格納する。そして、再びバスアダプタは拡張バ
スをライトアクセス要求として専有して要求元のIO制
御装置へライトアクセスし、ライトデータバッファ内の
装置アドレスとリードデータバッファ内のリードデータ
とを送出するのである。
【0015】
【実施例】以下、図面を用いて本発明の実施例について
説明する。
説明する。
【0016】図1は本発明の実施例のシステムブロック
図であり、図3と同等部分は同一符号により示してい
る。図において、CPU1とメインメモリ2とが接続さ
れた基本バス3には、更にバスアダプタ4が接続され、
このバスアダプタ4は更に複数のIO制御装置(PC
U)51〜5nが接続された拡張バス6に接続されてい
る。
図であり、図3と同等部分は同一符号により示してい
る。図において、CPU1とメインメモリ2とが接続さ
れた基本バス3には、更にバスアダプタ4が接続され、
このバスアダプタ4は更に複数のIO制御装置(PC
U)51〜5nが接続された拡張バス6に接続されてい
る。
【0017】拡張バス6と平行にSP要求線7とSP応
答線8とが付加されており、SP要求は各IO制御装置
51〜5nからのDMA要求のうちリードアクセス要求
を示すもので、近時のIOバス技術であるIEEE89
6.2等に規定されたSPLIT方式(DMAアドレス
送出時に応答用IDをもらってバスを解放し、その後応
答用IDとリードデータとを送出する方式)を引用して
SP要求としている。尚、SP応答はこのSP要求に対
する応答を示すものである。
答線8とが付加されており、SP要求は各IO制御装置
51〜5nからのDMA要求のうちリードアクセス要求
を示すもので、近時のIOバス技術であるIEEE89
6.2等に規定されたSPLIT方式(DMAアドレス
送出時に応答用IDをもらってバスを解放し、その後応
答用IDとリードデータとを送出する方式)を引用して
SP要求としている。尚、SP応答はこのSP要求に対
する応答を示すものである。
【0018】各IO制御装置はその配下のIOデバイス
102と、プロセッサ(MPU)100と、バッファメ
モリ(BM)101とを有しており、バッファメモリ1
01にはそのIO制御装置独自の装置アドレス(以下B
Mアドレスと称す)が予め割当てられているものとす
る。
102と、プロセッサ(MPU)100と、バッファメ
モリ(BM)101とを有しており、バッファメモリ1
01にはそのIO制御装置独自の装置アドレス(以下B
Mアドレスと称す)が予め割当てられているものとす
る。
【0019】バスアダプタ4は各IO制御装置51〜5
nからのアクセスアドレスを一時格納するFIFOバッ
ファ41と、ライトデータを一時格納するFIFOバッ
ファ42と、リードデータを一時格納するFIFOバッ
ファ43とを有し、更に後述する応答アドレスレジスタ
44を有する。
nからのアクセスアドレスを一時格納するFIFOバッ
ファ41と、ライトデータを一時格納するFIFOバッ
ファ42と、リードデータを一時格納するFIFOバッ
ファ43とを有し、更に後述する応答アドレスレジスタ
44を有する。
【0020】IO制御装置は、リードアクセス時には、
SP要求7を“1”として拡張バス6にBMアドレスと
リードアドレスとを送出する。バスアダプタ4はこのS
P要求7が“1”であるとライトアクセスとみなして、
BMアドレスをライトデータバッファ42へ、リードア
ドレスをアクセスアドレスバッファ41へ夫々格納する
と同時に拡張バス6を解放とする。
SP要求7を“1”として拡張バス6にBMアドレスと
リードアドレスとを送出する。バスアダプタ4はこのS
P要求7が“1”であるとライトアクセスとみなして、
BMアドレスをライトデータバッファ42へ、リードア
ドレスをアクセスアドレスバッファ41へ夫々格納する
と同時に拡張バス6を解放とする。
【0021】次に、バスアダプタ4はメインメモリ2に
対してリードアクセスを行うべく、アクセスアドレスバ
ッファ41からリードアドレスを取出して基本バス3へ
送出してメインメモリ2へこのリードアクセスを行うと
同時に、ライトデータバッファ42に格納されているB
Mアドレスを応答レジスタ44へ転送するのである。
対してリードアクセスを行うべく、アクセスアドレスバ
ッファ41からリードアドレスを取出して基本バス3へ
送出してメインメモリ2へこのリードアクセスを行うと
同時に、ライトデータバッファ42に格納されているB
Mアドレスを応答レジスタ44へ転送するのである。
【0022】このリードアクセスによるリードデータは
基本バス3を介してリードデータバッファ43へ一時格
納される。しかる後に、バスアダプタ4は拡張バス6を
専有すべくSP応答8を“1”として、IO制御装置5
1〜5nの各々に対して先のSP要求に対する応答であ
る旨通知し、IO制御装置へライトアクセスを行う。こ
のライトアクセスでは、拡張バス6に対して、応答アド
レスレジスタ44からBMアドレスが、リードデータバ
ッファ43からリードデータが送出され、このBMアド
レスに対応するIO制御装置内のバッファメモリ101
に対してライト動作が行われ、結果として要求元IO制
御装置にDMAリードデータが送られるのである。
基本バス3を介してリードデータバッファ43へ一時格
納される。しかる後に、バスアダプタ4は拡張バス6を
専有すべくSP応答8を“1”として、IO制御装置5
1〜5nの各々に対して先のSP要求に対する応答であ
る旨通知し、IO制御装置へライトアクセスを行う。こ
のライトアクセスでは、拡張バス6に対して、応答アド
レスレジスタ44からBMアドレスが、リードデータバ
ッファ43からリードデータが送出され、このBMアド
レスに対応するIO制御装置内のバッファメモリ101
に対してライト動作が行われ、結果として要求元IO制
御装置にDMAリードデータが送られるのである。
【0023】図2は図1のシステムの動作を示すタイム
チャートであり、図4と同じく上側チャートが拡張バス
6のタイムチャートを示し、下側チャートが基本バス3
のそれを示す。尚、本例では、図4と同一時間内でDM
Aリードを3回実行し、更に拡張バスの空き時間を用い
てDMAライトを2回実行した場合を示している。
チャートであり、図4と同じく上側チャートが拡張バス
6のタイムチャートを示し、下側チャートが基本バス3
のそれを示す。尚、本例では、図4と同一時間内でDM
Aリードを3回実行し、更に拡張バスの空き時間を用い
てDMAライトを2回実行した場合を示している。
【0024】IO制御装置(PCU)のMPU100が
メモリリード要求を発生する場合、SP要求7を“1”
とし、リードアドレス及び自装置のBMアドレスを生成
して、拡張バス6へ出力し、メモリライトを実行するこ
とになる。
メモリリード要求を発生する場合、SP要求7を“1”
とし、リードアドレス及び自装置のBMアドレスを生成
して、拡張バス6へ出力し、メモリライトを実行するこ
とになる。
【0025】バスアダプタ4は拡張バス6のアドレスを
アクセスアドレスバッファ41に、BMアドレスをライ
トデータバッファ42へ夫々格納し、SP要求7が
“1”であることを検出すると、拡張バス6を直ちに解
放する。そして、メインメモリ2へのリードアクセスを
開始する。
アクセスアドレスバッファ41に、BMアドレスをライ
トデータバッファ42へ夫々格納し、SP要求7が
“1”であることを検出すると、拡張バス6を直ちに解
放する。そして、メインメモリ2へのリードアクセスを
開始する。
【0026】このとき、アクセスアドレスバッファ41
からリードアクセスをメインメモリ2へ基本バス3を介
して送出すると共に、ライトデータバッファ42に格納
されているBMアドレスを応答アドレスレジスタ44へ
転送する。この転送は図2のタイムチャートでは基本バ
ス3を介して行っているが、基本バス3を用いないで、
バスアダプタ内でバッファ42からレジスタ44へ直接
転送しても良い。
からリードアクセスをメインメモリ2へ基本バス3を介
して送出すると共に、ライトデータバッファ42に格納
されているBMアドレスを応答アドレスレジスタ44へ
転送する。この転送は図2のタイムチャートでは基本バ
ス3を介して行っているが、基本バス3を用いないで、
バスアダプタ内でバッファ42からレジスタ44へ直接
転送しても良い。
【0027】メインメモリ2よりリードデータが返却さ
れてくると、バスアダプタ4はリードデータバッファ4
3へこのリードデータを一時格納し、次に拡張バス6へ
向けてSP応答8を“1”として、応答アドレスレジス
タ44のBMアドレスとリードデータバッファ43のリ
ードデータとを用いて、IO制御装置に対してライト動
作を実行するのである。
れてくると、バスアダプタ4はリードデータバッファ4
3へこのリードデータを一時格納し、次に拡張バス6へ
向けてSP応答8を“1”として、応答アドレスレジス
タ44のBMアドレスとリードデータバッファ43のリ
ードデータとを用いて、IO制御装置に対してライト動
作を実行するのである。
【0028】SP応答8が“1”であることを検出した
IO制御装置では、BMアドレスに対応するバッファメ
モリ101にリードデータが格納(ライト)され、結果
的に自装置が発生したDMAリード要求の終了を知るこ
とができる。
IO制御装置では、BMアドレスに対応するバッファメ
モリ101にリードデータが格納(ライト)され、結果
的に自装置が発生したDMAリード要求の終了を知るこ
とができる。
【0029】尚、上記実施例では、バスアダプタ4を用
いた例を示しているが、メインメモリ2もバスアダプタ
の一種と考えることができ、よってこの場合には、この
メインメモリ内に図1に示したバスアダプタ4の機能が
全て組込まれたものとみることができる。
いた例を示しているが、メインメモリ2もバスアダプタ
の一種と考えることができ、よってこの場合には、この
メインメモリ内に図1に示したバスアダプタ4の機能が
全て組込まれたものとみることができる。
【0030】
【発明の効果】以上述べた様に、本発明によれば、バス
専有時間の長いリード動作を、IO制御装置とバスアダ
プタとの間の拡張バス使用時に限り、ライト動作に変換
して処理するようにしたので、ハードウェアの増大なく
拡張バスの専有時間が短くなり、図2に示した如く、拡
張バスの有効利用が図れるという効果がある。
専有時間の長いリード動作を、IO制御装置とバスアダ
プタとの間の拡張バス使用時に限り、ライト動作に変換
して処理するようにしたので、ハードウェアの増大なく
拡張バスの専有時間が短くなり、図2に示した如く、拡
張バスの有効利用が図れるという効果がある。
【図1】本発明の実施例のシステムブロック図である。
【図2】図1のブロックの動作例を示すタイムチャート
である。
である。
【図3】従来のメモリアクセスシステムのブロック図で
ある。
ある。
【図4】図3のブロックの動作例を示すタイムチートで
ある。
ある。
1 CPU 2 メインメモリ 3 基本バス 4 バスアダプタ 6 拡張バス 7 SP要求 8 SP応答 41 アクセスアドレスFIFOバッファ 42 ライトデータFIFOバッファ 43 リードデータFIFOバッファ 44 応答アドレスレジスタ
Claims (3)
- 【請求項1】 メインメモリと、このメインメモリに対
するアクセスアドレス及びアクセスデータを伝送する基
本バスと、拡張バスと、この拡張バスに接続された複数
の入出力制御装置とを含み、これ等入出力制御装置から
前記メインメモリに対するリードアクセスを前記拡張バ
ス及び基本バスを介してなすようにしたメモリアクセス
システムであって、 前記入出力制御装置の各々に設けられ前記メインメモリ
に対するリードアクセス要求と同時に自装置を特定する
装置アドレスを生成して前記拡張バスへ送出する手段
と、 前記リードアクセス要求時の要求アドレス及び前記装置
アドレスを一時記憶すると同時に前記拡張バスを解放状
態に制御する制御手段と、 この記憶された要求アドレスを前記基本バスへ送出して
前記メインメモリへリードアクセスをなすアクセス手段
と、 このリードアクセスによるリードデータを一時記憶する
リードデータ記憶手段と、 この記憶されたリードデータと記憶されている前記装置
アドレスとを前記拡張バスを介して当該装置アドレスに
対応する入出力制御装置へ送出する送出手段と、 を含むことを特徴とするメモリアクセスシステム。 - 【請求項2】 前記制御手段、前記アクセス手段、前記
リードデータ記憶手段及び前記送出手段は、前記基本バ
スと拡張バスとの間に接続されたバスアダプタ装置であ
ることを特徴とする請求項1記載のメモリアクセスシス
テム。 - 【請求項3】 前記制御手段は、前記リードアドレスを
一時記憶する要求アドレス記憶手段と、ライトデータを
一時記憶するライトデータ記憶手段とを有し、前記装置
アドレスを前記ライトデータ記憶手段へ一時記憶せしめ
るよう構成されていることを特徴とする請求項1または
2記載のメモリアクセスシステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12338494A JPH07334453A (ja) | 1994-06-06 | 1994-06-06 | メモリアクセスシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12338494A JPH07334453A (ja) | 1994-06-06 | 1994-06-06 | メモリアクセスシステム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07334453A true JPH07334453A (ja) | 1995-12-22 |
Family
ID=14859251
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12338494A Pending JPH07334453A (ja) | 1994-06-06 | 1994-06-06 | メモリアクセスシステム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07334453A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6782439B2 (en) | 2000-07-21 | 2004-08-24 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Bus system and execution scheduling method for access commands thereof |
JP2013073425A (ja) * | 2011-09-28 | 2013-04-22 | Kyocera Document Solutions Inc | 情報処理装置及び情報処理方法 |
-
1994
- 1994-06-06 JP JP12338494A patent/JPH07334453A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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