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JPH07334137A - 画像データ制御装置および画像データ制御方法 - Google Patents

画像データ制御装置および画像データ制御方法

Info

Publication number
JPH07334137A
JPH07334137A JP6147096A JP14709694A JPH07334137A JP H07334137 A JPH07334137 A JP H07334137A JP 6147096 A JP6147096 A JP 6147096A JP 14709694 A JP14709694 A JP 14709694A JP H07334137 A JPH07334137 A JP H07334137A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image data
display
control device
data
signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6147096A
Other languages
English (en)
Inventor
Osamu Yuki
修 結城
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP6147096A priority Critical patent/JPH07334137A/ja
Publication of JPH07334137A publication Critical patent/JPH07334137A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 データの同期位相の相違によってデータ処理
時間がデータ転送時間より長くなることを抑制すること
ができる画像データ制御装置を提供する。 【構成】 画像データ制御装置53は、表示制御装置5
2からの画像データPXDの1画面分の容量を有する4
つのVRAM1,4,7,10と、4つのFIFO3,
6,9,12と、表示データ同期回路2,5,8,11
とを備える。VRAM1には、表示制御装置52から供
給される画像データPXDの1画面分および走査アドレ
ス信号が取り込まれ、画像データPXDは第1の表示装
置55に供給する画像データPXD1として書き込まれ
る。VRAM1はFIFO3と共働して画像データの書
込時間およびその読出時間の調停を行うための記憶手段
を構成し、この記憶手段への画像データPXD1の書込
および読出動作は表示データ同期回路2からの制御信号
によって制御される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像データ制御装置お
よび画像データ制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、データを供給する装置とデータが
供給される装置との間におけるデータの送受のタイミン
グが異なる場合、バッファとなる記憶装置が用いられて
いる。例えば、1バイト単位で入出力データの制御が可
能なFIFO(ファースト・イン・ファースト・アウ
ト)を用いることによって、供給するデータ転送速度が
供給されたデータ処理速度より速い場合でもデータ制御
は可能であるが、バッファとなる記憶装置への書込容量
には制限があるから、データを供給する装置のデータ送
出タイミングを制御する必要がある。
【0003】また、データを非同期で受信する(それぞ
れ異なる周期でデータを受信する)装置の数が複数であ
るとき、データを供給する全ての装置のデータ送出タイ
ミングを全てのデータ受信装置の受信タイミングに合わ
せることはできない。
【0004】表示データが静止画データであるとき、予
め表示データを記憶している複数の読出専用記憶装置か
らそれぞれに対応する複数の表示装置へ個別のタイミン
グで画像データを供給する方法が用いられ、この方法に
よって、送出側の読出専用記憶装置と受信側の表示装置
との間における静止画データの送受のタイミングに対す
る調停を行うことができる。
【0005】しかし、近年、動画用画像記憶装置とし
て、DRAM(ダイナミック・アクセス・メモリ)とS
AM(スタティク・シリアル・アクセス・メモリ)とが
組み合わされている記憶装置であるVRAM(デュアル
・ポート・ビデオメモリと呼ばれる)が出現し、このV
RAMは多く用いられている。なお、このVRAMを使
用した表示制御装置では、DRAMからSAMへの読出
時間が必要である。従って、1台の表示制御装置を用い
て、複数の外部同期型表示装置(水平同期信号が表示制
御装置から表示装置へ供給される型の表示装置)へのデ
ータの供給は可能であるが、表示制御装置から以下に説
明する複数の内部同期型表示装置へのデータの供給は不
可能である。
【0006】このVRAMを用いる表示システムとし
て、表示制御装置から表示装置へ画像データ転送同期信
号および画像データを、表示装置から表示制御装置へ水
平走査同期信号をそれぞれ1ライン単位で通信するもの
があり、この表示システムについては、井上らが提案し
た、米国特許第4922241号公報に詳細に述べられ
ている。
【0007】上述の表示システムにおけるデータ通信タ
イミングについて図を参照しながら説明する。図6は画
像データ転送同期を説明するための各信号のタイミング
チャートである。
【0008】上述の表示システムでは、表示制御装置と
表示装置とが1対1で対応し、表示制御装置はVRAM
を有する。
【0009】図6を参照するに、1ライン分の画像デー
タDAT0,…,DAT7は表示制御装置からの画像デ
ータ転送クロックと同期を取りながら8ビット単位でV
RAMに転送され、表示装置から表示制御装置へ供給さ
れる水平同期信号のローレベル期間内においてVRAM
内のDRAMからSAMへの1ライン分の画像データD
AT0,…,DAT7の転送が行われる。DRAMから
SAMへの画像データ転送後、表示制御装置から表示装
置へ供給される画像データ転送クロックと同期を取りな
がらSAMに保持されている画像データDAT0,…,
DAT7が表示装置へ転送される。表示装置に転送され
た画像データDAT0,…,DAT7の走査位置はアド
レス/データ識別信号に基づき決定される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかし、供給する1ラ
イン分のデータ転送時間Tは供給される画像データ転送
時間と同時間であるが位相が異なるときに、VRAMに
よって書き込み時間と読みだし時間との調停を行うと、
データの処理時間としては最大転送時間Tの2倍の時間
が必要となる。
【0011】本発明の目的は、データの同期位相の相違
によってデータ処理時間がデータ転送時間より長くなる
ことを抑制することができる画像データ制御装置および
画像データ制御方法を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
表示制御装置から表示装置へ画像データ転送同期信号お
よび画像データを、前記表示装置から前記表示制御装置
へ水平同期信号をそれぞれ1ライン単位で供給する表示
システムに用いられる画像データ制御装置において、前
記表示制御装置からの1ライン単位の画像データを保持
する記憶手段と、前記表示制御装置から前記記憶手段へ
の1ライン単位の画像データの書込時間と前記記憶手段
から前記表示装置への1ライン単位の画像データの読出
時間との調停制御を行う制御手段とを備えることを特徴
とする。
【0013】請求項2記載の発明は、請求項1記載の画
像データ制御装置において、前記記憶手段は、ダイナミ
ックアクセスメモリ、スタチィックシリアル転送メモリ
およびファーストインファーストアウトメモリから構成
されることを特徴とする。
【0014】請求項3記載の発明は、請求項1記載の画
像データ制御装置において、前記制御手段は、前記画像
データ転送同期信号および前記水平同期信号を検出し、
この検出結果に基づき前記記憶手段に対する調停制御を
行うことを特徴とする。
【0015】請求項4記載の発明は、請求項3記載の画
像データ制御装置において、前記画像データ転送同期信
号の位相と前記水平同期信号の位相との関係が同相であ
るとき、前記記憶手段に対する調停制御が可能なように
設定されていることを特徴とする。
【0016】請求項5記載の発明は、請求項1記載の画
像データ制御装置において、前記表示装置は強誘電性の
液晶パネルを有する表示装置からなることを特徴とす
る。
【0017】請求項6記載の発明は、表示制御装置から
表示装置へ画像データ転送同期信号および画像データ
を、前記表示装置から前記表示制御装置へ水平同期信号
をそれぞれ1ライン単位で供給する表示システムに用い
られる画像データ制御方法において、前記表示制御装置
からの1ライン単位の画像データを記憶手段に保持する
工程と、前記表示制御装置から前記記憶手段への1ライ
ン単位の画像データの書込時間と前記記憶手段から前記
表示装置への1ライン単位の画像データの読出時間との
調停を行う工程とを備えることを特徴とする。
【0018】
【作用】請求項1記載の画像データ制御装置では、記憶
手段に表示制御装置からの1ライン単位の画像データを
保持し、制御手段で表示制御装置から記憶手段への1ラ
イン単位の画像データの書込時間と記憶手段から表示装
置への1ライン単位の画像データの読出時間との調停制
御を行う。
【0019】請求項2記載の画像データ制御装置では、
記憶手段が、ダイナミックアクセス、スタチィックシリ
アル転送メモリおよびファーストインファーストアウト
メモリから構成される。
【0020】請求項3記載の画像データ制御装置では、
制御手段で、画像データ転送同期信号および水平同期信
号を検出し、この検出結果に基づき記憶手段に対する調
停制御を行う。
【0021】請求項4記載の画像データ制御装置では、
画像データ転送同期信号の位相と水平同期信号の位相と
の関係が同相であるとき、記憶手段に対する調停制御が
可能なように設定されている。
【0022】請求項5記載の画像データ制御装置では、
表示装置が強誘電性の液晶パネルを有する表示装置から
なる。
【0023】請求項6記載の画像データ制御方法では、
表示制御装置からの1ライン単位の画像データを記憶手
段に保持し、表示制御装置から記憶手段への1ライン単
位の画像データの書込時間と記憶手段から表示装置への
1ライン単位の画像データの読出時間との調停を行う。
【0024】
【実施例】以下に、本発明の実施例について図を参照し
ながら説明する。
【0025】図1は本発明の画像データ制御装置の一実
施例が用いられている表示システムの構成を示すブロッ
ク図である。
【0026】表示システムは、図1に示すように、パー
ソナルコンピュータ(図示せず)の拡張バスに接続され
ている表示制御装置52と、表示制御装置52に接続さ
れている画像データ制御装置53と、画像データ制御装
置53に接続され、強誘電性液晶パネルを有する第1、
第2、第3、第4の表示装置55,56,57,58と
から構成される。このパーソナルコンピュータにより処
理されたデータなどが表示制御装置52を介して表示装
置55,56,57,58に表示される。
【0027】表示制御装置52は、画像データ制御装置
53からの水平同期信号HSを取り込み、画像データ転
送クロックを画像データの転送同期信号として、画像デ
ータPXDを画像データ制御装置53へ供給する。表示
制御装置52は相手パーソナルコンピュータ(図示せ
ず)の拡張バスに接続されている。画像データ制御装置
53からの水平同期信号HSの同期速度は後述する各第
1、第2、第3、第4の表示装置55,56,57,5
8からの水平同期信号HS1,HS2,HS3,HS4
の中の最速同期速度に等しくなるように設定されてい
る。本実施例では、水平同期信号HSの同期速度は4
4.8μsecに設定されている。
【0028】画像データ制御装置53は、表示制御装置
52からの画像データPXDの1画面分の容量を有する
4つのVRAM1,4,7,10と、4つのFIFO
3,6,9,12と、表示データ同期回路2,5,8,
11とを備える。
【0029】VRAM1には、44.8μsec毎に表
示制御装置52から供給される画像データPXDの1画
面分および走査アドレス信号(図示せず)が取り込ま
れ、画像データPXDは走査アドレス信号からアドレス
変換された所定の位置に画像データPXD1として書き
込まれる。VRAM1はFIFO3と共働して画像デー
タの書込時間およびその読出時間の調停を行うための記
憶手段を構成し、この記憶手段は第1の表示装置55に
供給する画像データPXD1を保持する。前記記憶手段
への画像データPXD1の書込および読出動作は表示デ
ータ同期回路2からの制御信号(図示せず)によって制
御され、表示データ同期回路2は、水平同期信号HSの
立上りエッジ部および第1の表示装置55からの水平同
期信号HS1の立下りエッジ部を検出し、この検出の結
果に基づき前記制御信号を生成する。具体的には、前記
制御信号によって、VRAM1のDRAMからSAMへ
の画像データPXD1の書込、SAMからFIFO3へ
の画像データPXD1の書き込み、およびFIFO3か
ら第1の表示装置55に供給する画像データPXD1の
読出が制御される。
【0030】同様に、各VRAM4,7,10には、4
4.8μsec毎に表示制御装置52から供給される画
像データPXDの1画面分および走査アドレス信号(図
示せず)が取り込まれ、画像データPXDは走査アドレ
ス信号からアドレス変換された所定の位置に画像データ
PXD2,3,4として書き込まれる。各VRAM4,
7,10は対応するFIFO6,9,12と共働して第
2、第3、第4の表示装置56,57,58に供給する
画像データPXD2,PXD3,PXD4を保持する記
憶手段を構成する。各記憶手段への画像データの書込お
よび読出動作は対応する表示データ同期回路5,8,1
1からの制御信号(図示せず)によって制御され、この
制御信号は、検出された水平同期信号HSの立上りエッ
ジ部および第2、第3、第4の表示装置56,57,5
8からの水平同期信号HS2,HS3,HS4の立下り
エッジ部に基づき生成される。
【0031】各第1、第2、第3、第4の表示装置5
5,56,57,58は、それぞれの水平同期信号HS
1,HS2,HS3,HS4に応じて画像データPXD
1,PXD2,PXD3,PXD4を受信し、表示す
る。
【0032】次に、各水平同期信号HS,HS1,HS
2,HS3,HS4について図を参照しながら説明す
る。図2は図1の表示制御装置からの水平同期信号HS
と各表示装置からの水平同期信号HS1,HS2,HS
3,HS4との関係を示す図である。
【0033】各水平同期信号HS1,HS2,HS3,
HS4の周期は、各第1、第2、第3、第4の表示装置
55,56,57,58が設置された環境温度に対し変
化する。その周期の変化範囲は44.8μsec〜35
8.4μsecの範囲になり、水平同期信号HSが示す
転送要求周期の1〜8倍の範囲になる。
【0034】また、水平同期信号HSの周期は各水平同
期信号HS1,HS2,HS3,HS4の最短周期から
規定され、水平同期信号HSはその位相と各水平同期信
号HS1,HS2,HS3,HS4の位相と関係ないタ
イミングで表示制御装置52へ供給される。表示制御手
段52を設けることによって、各VRAM1,4,7,
10と対応するFIFO3,6,9,12との間におけ
る書込、読出に対する調停制御が行われ、水平同期信号
HSの位相と各水平同期信号HS1,HS2,HS3,
HS4の位相とのずれが調整される。
【0035】次に、この調停制御について図を参照しな
がら説明する。図3は図1の画像データ制御装置におけ
る調停制御を説明するための図である。
【0036】この調停制御について、表示制御装置52
からの水平同期信号HSと第2の表示装置56からの水
平同期信号HS2を例に説明する。
【0037】表示データ同期回路5は、図3に示すよう
に、水平同期信号HSの立上がりエッジ部でハイレベル
に、水平同期信号HS2の立下りエッジ部でローレベル
になる転送トリガ信号TRG2を生成する。水平同期信
号HSがローレベルおよび水平同期信号HS2(実際に
は、DRAMからSAMへの読出アドレスの設定期間を
示す)がハイレベルかつ転送トリガ信号TRG2がロー
レベルであるとき、VRAM4のDRAMからSAMへ
の1ライン画像データ読出期間SR2が設定され、この
期間SR2にSAMへの読出が行われる。
【0038】画像データのSAMへの読出後、画像デー
タはSAMからFIFO6へ1バイト単位で書き込ま
れ、この書込期間は期間FW2である。FIFO6に書
き込まれた画像データは、水平同期信号HS2の立下り
エッジ部に同期した期間FR2において読み出され、読
み出された画像データは第2の表示装置56に供給され
る。
【0039】なお、本実施例では、表示制御装置52か
らの水平同期信号HSと第2の表示装置56からの水平
同期信号HS2を例にとり、調停制御を説明したが、第
1、第3、第4の表示装置55,57,58に対する調
停制御も同様に行われる。
【0040】上述の調停制御とともに、各水平同期信号
HS1,HS2,HS3,HS4の周期と水平同期信号
HSの周期との相違を補償するための同期信号重なり補
償が行われる。
【0041】次に、この同期信号重なり補償について図
を参照しながら説明する。図4は図1の画像データ制御
装置における同期信号重なり補償を説明するための図で
ある。なお、本実施例では、表示制御装置52からの水
平同期信号HSと第2の表示装置56からの水平同期信
号HS2を例に説明する。
【0042】表示データ同期回路5は、図4に示すよう
に、水平同期信号HSの立上がりエッジ部でハイレベル
に、水平同期信号HS2の立下りエッジ部でローレベル
になる転送トリガ信号TRG2を生成する。水平同期信
号HSがローレベルおよび水平同期信号HS2がハイレ
ベルかつ転送トリガ信号TRG2がローレベルであると
き、VRAM4のDRAMからSAMへの1ライン画像
データ読出期間SR2が設定され、この期間SR2にS
AMへの読出が行われる。
【0043】次いで、書き込み期間FW2において、画
像データはSAMからFIFO6へ1バイト単位で書き
込まれ、期間FR2において、FIFO6に書き込まれ
た画像データは読み出され、読み出された画像データは
第2の表示装置56に供給される。
【0044】しかし、水平同期信号HSの2番目のロー
レベル期間は水平同期信号HS2のローレベル期間に重
なり合うから、転送トリガ信号TRG2が所定の期間に
発生されず、図中の1点鎖線で囲まれる各期間の動作は
行われない。すなわち、FIFO6に画像データが存在
しない状態で次のFIFO6の読出期間が設定され、第
2の表示装置56における表示が正常に行われない。
【0045】よって、水平同期信号HS2の周期と水平
同期信号HSの周期との相違を補償するための同期信号
重なり補償が行われる。この同期信号重なり補償では、
FIFO6のエンプティフラグを監視し、このエンプテ
ィフラグの立下りエッジでも転送トリガを発生させ、D
RAMからSAMへの読出およびSAMからFIFO6
への書込を行う。
【0046】なお、本実施例では、表示制御装置52か
らの水平同期信号HSと第2の表示装置56からの水平
同期信号HS2を例にとり、同期信号重なり補償を説明
したが、各水平同期信号HS1,HS3,HS4に対す
る同期信号重なり補償も同様に行われる。
【0047】以上により、上述の調停制御および同期信
号重なり補償によって、水平同期信号HSと各水平同期
信号HS1,HS2,HS3,HS4との間における周
期、位相関係のずれによる各表示装置55,56,5
7,58の表示異常を未然に防止することができる。
【0048】次に、上述の表示データ同期回路の構成に
ついて図を参照しながら説明する。図5は図1の表示デ
ータ同期回路の構成の一例を示すブロック図である。な
お、本実施例では表示データ同期回路5について説明す
る。
【0049】表示データ同期回路5は、図5に示すよう
に、水平同期信号HSをクロック信号として取り込むフ
ィリップフロップ(以下、F/Fという)100と、水
平同期信号HS2とFIFO6からのFIFOエンプテ
ィ信号EFとを取り込むNAND回路104とを有す
る。
【0050】F/F100は、水平同期信号HSの立上
りエッジを検出するための回路であり、そのD端子には
F/F101の出力信号が取り込まれる。F/F100
の出力信号はF/F101のD端子および排他的OR回
路102に取り込まれる。
【0051】NOR回路104の出力信号はF/F10
1にクロック信号として取り込まれれる。
【0052】F/F101は、水平同期信号HS2また
はFIFOエンプティ信号EFの立下りを検出するため
の回路であり、その出力信号はF/F101のD端子お
よび排他的NOR回路102に取り込まれる。排他的N
OR回路102からはその出力信号が転送トリガ信号T
RG2として出力され、転送トリガ信号TRG2はOR
回路103に取り込まれる。
【0053】OR回路103は転送トリガ信号TRG2
とともに水平同期信号HSおよびインバータ109を介
して水平同期信号HS2を取り込み、水平同期信号HS
のローレベル期間かつ水平同期信号HS2のハイレベル
期間および転送トリガ信号TRG2のローレベル期間を
検出する。その検出結果を示す出力信号はDRAM→S
AM読出信号発生器105に取り込まれる。
【0054】DRAM→SAM読出信号発生器105
は、VRAM4のRAS,CAS,DTOEなどDRA
MからSAMへの読出に必要な信号を発生し、各信号は
VRAM4に与えられる。
【0055】VRAM4内のSAMからは1ライン分の
画像データが書込信号発生カウンタ107からのクロッ
クに基づき読み出され、読み出された画像データはFI
FO6に与えられる。
【0056】書込信号発生カウンタ107はSAMから
の1ライン分の画像データをカウントしながら前記クロ
ックを発生するとともに、SAMからの1ライン分の画
像データをFIFO6のクロックで書き込む。
【0057】FIFO6からは1ライン分の画像データ
は読込信号発生カウンタ108からのクロックに基づき
読み出され、読み出された画像データは第2の表示装置
56に供給される。
【0058】読込信号発生カウンタ108は、水平同期
信号HS2の入力によって動作を開始し、前記クロック
信号を発生する。
【0059】なお、本実施例では、表示データ同期回路
5について説明したが、他の表示データ同期回路2,
8,11は、表示データ同期回路5の構成と同じ構成を
有する。また、各表示データ同期回路2,5,8,11
の構成についてはこれに限定されるものではない。
【0060】以上により、1つの表示制御装置52から
の水平同期信号HSおよび各第1、第2、第3、第4の
表示装置55,56,57,58からの水平同期信号H
S1,HS2,HS3,HS4に基づきVRAMとFI
FOとで構成される記憶手段の書込期間と読出期間との
調停が行われるから、表示制御装置52からの画像デー
タの転送速度を最速とする速さで各第1、第2、第3、
第4の表示装置55,56,57,58へ1ライン分の
画像データが転送され、フレーム周期が異なる各第1、
第2、第3、第4の表示装置55,56,57,58は
表示制御装置52のフレーム周期と同速で画像を表示す
ることができる。よって、画像データの同期位相の相違
によってデータ処理時間がデータ転送時間より長くなる
ことを抑制することができる。
【0061】
【発明の効果】以上に説明したように、請求項1記載な
いし請求項5の画像データ制御装置によれば、記憶手段
に表示制御装置からの1ライン単位の画像データを保持
し、表示制御装置から記憶手段への1ライン単位の画像
データの書込時間と記憶手段から表示装置への1ライン
単位の画像データの読出時間との調停制御を行うから、
データの同期位相の相違によってデータ処理時間がデー
タ転送時間より長くなることを抑制することができる。
【0062】請求項6記載の画像データ制御方法によれ
ば、データの同期位相の相違によってデータ処理時間が
データ転送時間より長くなることを抑制することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像データ制御装置の一実施例が用い
られている表示システムの構成を示すブロック図であ
る。
【図2】図1の表示制御装置からの水平同期信号HSと
各表示装置からの水平同期信号HS1,HS2,HS
3,HS4との関係を示す図である。
【図3】図1の画像データ制御装置における調停制御を
説明するための図である。
【図4】図1の画像データ制御装置における同期信号重
なり補償を説明するための図である。
【図5】図1の表示データ同期回路の構成の一例を示す
ブロック図である。
【図6】画像データ転送同期を説明するための各信号の
タイミングチャートである。
【符号の説明】
1,4,7,10 VRAM 2,5,8,11 表示データ同期回路 3,6,9,12 FIFO 52 表示制御装置 53 画像データ制御装置 55 第1の表示装置 56 第2の表示装置 57 第3の表示装置 58 第4の表示装置 100,101 F/F 102 排他的NOR回路 103 OR回路 104 NAND回路 105 DRAM→SAM読出信号発生器 107 書込信号発生カウンタ 108 読込信号発生カウンタ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示制御装置から表示装置へ画像データ
    転送同期信号および画像データを、前記表示装置から前
    記表示制御装置へ水平同期信号をそれぞれ1ライン単位
    で供給する表示システムに用いられる画像データ制御装
    置において、前記表示制御装置からの1ライン単位の画
    像データを保持する記憶手段と、前記表示制御装置から
    前記記憶手段への1ライン単位の画像データの書込時間
    と前記記憶手段から前記表示装置への1ライン単位の画
    像データの読出時間との調停制御を行う制御手段とを備
    えることを特徴とする画像データ制御装置。
  2. 【請求項2】 前記記憶手段は、ダイナミックアクセス
    メモリ、スタチィックシリアル転送メモリおよびファー
    ストインファーストアウトメモリから構成されることを
    特徴とする請求項1記載の画像データ制御装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、前記画像データ転送同
    期信号および前記水平同期信号を検出し、この検出結果
    に基づき前記記憶手段に対する調停制御を行うことを特
    徴とする請求項1記載の画像データ制御装置。
  4. 【請求項4】 前記画像データ転送同期信号の位相と前
    記水平同期信号の位相との関係が同相であるとき、前記
    記憶手段に対する調停制御が可能なように設定されてい
    ることを特徴とする請求項3記載の画像データ制御装
    置。
  5. 【請求項5】 前記表示装置は強誘電性の液晶パネルを
    有する表示装置からなることを特徴とする請求項1記載
    の画像データ制御装置。
  6. 【請求項6】 表示制御装置から表示装置へ画像データ
    転送同期信号および画像データを、前記表示装置から前
    記表示制御装置へ水平同期信号をそれぞれ1ライン単位
    で供給する表示システムに用いられる画像データ制御方
    法において、前記表示制御装置からの1ライン単位の画
    像データを記憶手段に保持する工程と、前記表示制御装
    置から前記記憶手段への1ライン単位の画像データの書
    込時間と前記記憶手段から前記表示装置への1ライン単
    位の画像データの読出時間との調停を行う工程とを備え
    ることを特徴とする画像データ制御方法。
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