JPH07331642A - 杭の結構装置及び杭の結構方法 - Google Patents
杭の結構装置及び杭の結構方法Info
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- JPH07331642A JPH07331642A JP15415994A JP15415994A JPH07331642A JP H07331642 A JPH07331642 A JP H07331642A JP 15415994 A JP15415994 A JP 15415994A JP 15415994 A JP15415994 A JP 15415994A JP H07331642 A JPH07331642 A JP H07331642A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 地盤改良を行うことなく杭の応力及び変
形を抑えることのできる、杭の結構装置及び杭の結構方
法を提供する。 【構成】 杭２０の途上に取り付ける結構部材であ
って、内周面に突条３４を形成した筒体３０と、該筒体
３０に取り付けた注入管３１と、該筒体３０の上部に取
り付けた排出管３２とより構成することを特徴とする、
杭の結構装置１０である。また、地盤中に結構部材を沈
設し、杭を結構部材の筒体内に嵌装後、打設し、該杭と
結構部材を固結材により結合することを特徴とする、杭
の結構方法である。
形を抑えることのできる、杭の結構装置及び杭の結構方
法を提供する。 【構成】 杭２０の途上に取り付ける結構部材であ
って、内周面に突条３４を形成した筒体３０と、該筒体
３０に取り付けた注入管３１と、該筒体３０の上部に取
り付けた排出管３２とより構成することを特徴とする、
杭の結構装置１０である。また、地盤中に結構部材を沈
設し、杭を結構部材の筒体内に嵌装後、打設し、該杭と
結構部材を固結材により結合することを特徴とする、杭
の結構方法である。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、杭式水上構造物を構築
するための、杭の結構装置及び杭の結構方法に関する。
するための、杭の結構装置及び杭の結構方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、軟弱地盤に杭式水上構造物を構築
する際には、構造物の変形や杭断面を小さく抑えるため
に、置換工法やサンドコンパクションパイル工法といっ
た地盤改良を施し、軟弱地盤を所要の水平支持力を持つ
地盤に改良する手法が採られている。
する際には、構造物の変形や杭断面を小さく抑えるため
に、置換工法やサンドコンパクションパイル工法といっ
た地盤改良を施し、軟弱地盤を所要の水平支持力を持つ
地盤に改良する手法が採られている。
【０００３】
【発明が解決しようとする問題点】前記した杭の設置技
術にあっては、次のような問題点がある。 ＜イ＞ 軟弱地盤の改良範囲（厚さ）が増すほど、工期
が長期化すると共に、工費負担が増す。 ＜ロ＞ 工期短縮が求められる現場では、単一工種の地
盤改良で急速施工することに限界があり、その対応が難
しい。 ＜ハ＞ 地盤改良を行う場合、浚渫作業が伴う。 近年の処分用地不足の状況から、浚渫により生じた残土
の処分地確保が困難である場合が多く、残土処分に要す
る費用の負担が大きい。
術にあっては、次のような問題点がある。 ＜イ＞ 軟弱地盤の改良範囲（厚さ）が増すほど、工期
が長期化すると共に、工費負担が増す。 ＜ロ＞ 工期短縮が求められる現場では、単一工種の地
盤改良で急速施工することに限界があり、その対応が難
しい。 ＜ハ＞ 地盤改良を行う場合、浚渫作業が伴う。 近年の処分用地不足の状況から、浚渫により生じた残土
の処分地確保が困難である場合が多く、残土処分に要す
る費用の負担が大きい。
【０００４】
【本発明の目的】本発明は以上の問題点を解決するため
になされたもので、その目的とするところは、地盤改良
を行うことなく杭の応力及び変形を抑えることのでき
る、杭の結構装置及び杭の結構方法を提供することにあ
る。
になされたもので、その目的とするところは、地盤改良
を行うことなく杭の応力及び変形を抑えることのでき
る、杭の結構装置及び杭の結構方法を提供することにあ
る。
【０００５】
【問題点を解決するための手段】本発明は、杭の途上に
取り付ける結構部材であって、内周面に突条を形成した
筒体と、該筒体に取り付けた注入管と、該筒体の上部に
取り付けた排出管とより構成することを特徴とする、杭
の結構装置である。また、上記装置において筒体の上端
及び下端の内周に夫々シール材を配置することを特徴と
する、杭の結構装置である。また、地盤中に結構部材を
沈設し、杭を結構部材の筒体内に嵌装後、打設し、該杭
と結構部材を固結材により結合することを特徴とする、
杭の結構方法である。 また、上記方法において、杭の
頭部に反力桁を配置し、該反力桁より線材を垂下して結
構部材を吊り、杭と水底の途上で結構部材を仮止めし、
杭と結構部材を固化材により結合することを特徴とす
る、杭の結構方法である。
取り付ける結構部材であって、内周面に突条を形成した
筒体と、該筒体に取り付けた注入管と、該筒体の上部に
取り付けた排出管とより構成することを特徴とする、杭
の結構装置である。また、上記装置において筒体の上端
及び下端の内周に夫々シール材を配置することを特徴と
する、杭の結構装置である。また、地盤中に結構部材を
沈設し、杭を結構部材の筒体内に嵌装後、打設し、該杭
と結構部材を固結材により結合することを特徴とする、
杭の結構方法である。 また、上記方法において、杭の
頭部に反力桁を配置し、該反力桁より線材を垂下して結
構部材を吊り、杭と水底の途上で結構部材を仮止めし、
杭と結構部材を固化材により結合することを特徴とす
る、杭の結構方法である。
【０００６】
【実施例１】以下図を参照しながら本発明の地中結構部
材について説明する。
材について説明する。
【０００７】＜イ＞結構装置（図１、２） 結束部材である結構装置１０は、杭２０を挿通可能な複
数の筒体３０と、各筒体３０を連結する連結材４０とよ
り構成する。
数の筒体３０と、各筒体３０を連結する連結材４０とよ
り構成する。
【０００８】＜ロ＞筒体 図２に示すように筒体３０は、杭２０の外径より若干大
きな内径を有する円筒で、その周面に注入管３１と排出
管３２が夫々接続されていて、筒体３０内に固化材を注
入できるようになっている。筒体３０内の上部及び下部
には環状のシール材３３が取り付けてあり、杭２０との
周面と筒体３０の上下間でシールできるようになってい
る。また、杭２０との結合力を向上させるため、筒体３
０の内周面及び杭２０の外周面に複数のシアキー３４が
突設してある。尚、シアキー３４を省略する場合もあ
る。
きな内径を有する円筒で、その周面に注入管３１と排出
管３２が夫々接続されていて、筒体３０内に固化材を注
入できるようになっている。筒体３０内の上部及び下部
には環状のシール材３３が取り付けてあり、杭２０との
周面と筒体３０の上下間でシールできるようになってい
る。また、杭２０との結合力を向上させるため、筒体３
０の内周面及び杭２０の外周面に複数のシアキー３４が
突設してある。尚、シアキー３４を省略する場合もあ
る。
【０００９】＜ハ＞連結材 図１に示すように連結材４０は、各筒体３０を連結する
ためのトラス構造体で、その長さは、杭２０の建込間隔
に合わせて各筒体３０を保持できる寸法に設定されてい
る。
ためのトラス構造体で、その長さは、杭２０の建込間隔
に合わせて各筒体３０を保持できる寸法に設定されてい
る。
【００１０】
【作用】次に杭の結構方法について説明する。
【００１１】＜イ＞結構装置の沈設 図３に示すように、結構装置１０を軟弱地盤６０に貫入
させ、結構装置１０の沈設は、結構装置１０の自重を利
用して行うか、或いは結構装置１０の下部に下向きにノ
ズルを取り付け、ジェット水を噴射しながら沈設した
り、結構装置１０の上部側をバイブロハンマー等で打設
する方法等の補助工法を利用できる。
させ、結構装置１０の沈設は、結構装置１０の自重を利
用して行うか、或いは結構装置１０の下部に下向きにノ
ズルを取り付け、ジェット水を噴射しながら沈設した
り、結構装置１０の上部側をバイブロハンマー等で打設
する方法等の補助工法を利用できる。
【００１２】＜ロ＞杭の建て込み・打設 図４に示すように、軟弱地盤６０中の所定深度まで結構
装置１０を沈設したら、水上側から吊り上げた杭２０を
各筒体３０内に夫々建て込む。杭２０は、各筒体３０を
ガイド部材として、支持地盤５０まで打設する。
装置１０を沈設したら、水上側から吊り上げた杭２０を
各筒体３０内に夫々建て込む。杭２０は、各筒体３０を
ガイド部材として、支持地盤５０まで打設する。
【００１３】＜ハ＞結構装置と杭の結合 杭２０の打設後、次に示す要領で杭２０と結構装置１０
を固化材により結合する。先ず、注入管３１より水を送
り、シール材３３で画成された杭２０と結構装置１０と
の空間内を洗浄する。その後、同じ注入管３１より固化
材の注入を開始し、排出管３２から固化材の戻りが確認
されるまで、固化材を注入する。以上の工程を各結合部
で実施することにより、各杭２０と結構装置１０の各筒
体３０を一体に結合する。結構装置１０の筒体３０内周
面及び杭２０の結構装置１０との対向部分付近には複数
のシアキー３４を形成しているため、杭２０と結構装置
１０との結合力が高くなる。これにより、各筒体３０に
建て込んだ杭２０にかかる応力及び変形力を抑制するこ
とができる。また、結構装置１０を地盤５０に接面させ
ているため、支持力が増大する。よって杭２０が細径で
あっても十分な支持力を確保できる。
を固化材により結合する。先ず、注入管３１より水を送
り、シール材３３で画成された杭２０と結構装置１０と
の空間内を洗浄する。その後、同じ注入管３１より固化
材の注入を開始し、排出管３２から固化材の戻りが確認
されるまで、固化材を注入する。以上の工程を各結合部
で実施することにより、各杭２０と結構装置１０の各筒
体３０を一体に結合する。結構装置１０の筒体３０内周
面及び杭２０の結構装置１０との対向部分付近には複数
のシアキー３４を形成しているため、杭２０と結構装置
１０との結合力が高くなる。これにより、各筒体３０に
建て込んだ杭２０にかかる応力及び変形力を抑制するこ
とができる。また、結構装置１０を地盤５０に接面させ
ているため、支持力が増大する。よって杭２０が細径で
あっても十分な支持力を確保できる。
【００１４】＜ニ＞上部工の施工 図１に示すように、結構した各杭２０の上部に各種の水
上構造物７０を構築する。
上構造物７０を構築する。
【００１５】
【実施例２】図５は水中で杭間を結構する他の実施例を
示す。 ＜イ＞杭打設（図５Ａ） 複数の杭２０を水上より打設する。
示す。 ＜イ＞杭打設（図５Ａ） 複数の杭２０を水上より打設する。
【００１６】＜ロ＞結構装置の嵌装（図５Ｂ） 打設した各杭２０の頭部より、前記実施例１で説明した
結構装置１０の各筒体３０を嵌装して、後述する仮止め
位置まで降下させる。
結構装置１０の各筒体３０を嵌装して、後述する仮止め
位置まで降下させる。
【００１７】＜ハ＞仮止め（図５Ｃ） 結構装置１０を杭２０の周面途上で仮止めする。仮止め
方法としては、例えば各杭２０の頭部に予め反力桁８０
を設け、この反力桁８０に垂下させた吊り鋼棒９０の下
部を結構装置１０に接続して、杭２０の途上で仮止めす
る。仮止め方法は上記の方法に限らず、例えば杭２０の
外周面の途上に予め引掛部等を設けたり、船上よりクレ
ーンで吊り下げたり、各種公知の方法を採用できる。
方法としては、例えば各杭２０の頭部に予め反力桁８０
を設け、この反力桁８０に垂下させた吊り鋼棒９０の下
部を結構装置１０に接続して、杭２０の途上で仮止めす
る。仮止め方法は上記の方法に限らず、例えば杭２０の
外周面の途上に予め引掛部等を設けたり、船上よりクレ
ーンで吊り下げたり、各種公知の方法を採用できる。
【００１８】＜ニ＞固着（図５Ｄ） 結構装置１０と杭２０との空間内に固化材を注入して結
構装置１０を杭２０に固着し、所定の水上構造物を構築
する。
構装置１０を杭２０に固着し、所定の水上構造物を構築
する。
【００１９】＜ハ＞効果 結構装置１０を使用しないで大深度の海域に杭式水上構
造物を構築しようとすると、海底面からの各杭２０の突
出部２１が長いため、水上構造物の設計水平外力に対し
て、各杭２０に多大な断面力が作用し、水上構造物の変
位も非常に大きくなり、水上構造物の構築が困難であ
る。 本実施例にあっては、結構装置１０を各杭２０の水底よ
り露出する途上間に結構することで、各杭２０に発生す
る断面力を小さくし、水上構造物７０の変位を抑制する
ことができる。
造物を構築しようとすると、海底面からの各杭２０の突
出部２１が長いため、水上構造物の設計水平外力に対し
て、各杭２０に多大な断面力が作用し、水上構造物の変
位も非常に大きくなり、水上構造物の構築が困難であ
る。 本実施例にあっては、結構装置１０を各杭２０の水底よ
り露出する途上間に結構することで、各杭２０に発生す
る断面力を小さくし、水上構造物７０の変位を抑制する
ことができる。
【００２０】
【実施例３】結構装置１０を構成する各筒体３０の配列
は、一直線状に配列することの他に、非直線状、或いは
円筒状、角柱状等、杭２０の打設形態に応じて適宜選択
できる性質のものである。
は、一直線状に配列することの他に、非直線状、或いは
円筒状、角柱状等、杭２０の打設形態に応じて適宜選択
できる性質のものである。
【００２１】
【発明の効果】本発明は以上説明したようになるから次
のような効果を得ることができる。
のような効果を得ることができる。
【００２２】＜イ＞ 地盤改良を行う必要がないため、
工期を短縮でき、且つ工費も低減させることができる。
工期を短縮でき、且つ工費も低減させることができる。
【００２３】＜ロ＞ また、残土等も発生しないため、
残土処分地及び残土処理費用について考慮する必要が無
くなった。
残土処分地及び残土処理費用について考慮する必要が無
くなった。
【００２４】＜ハ＞ よって、無駄な作業を行う必要が
ないから施工工程を短縮できる。
ないから施工工程を短縮できる。
【００２５】＜ニ＞ 地盤改良を行わなくても、支持力
が高いため構造物の変形と杭の仕様を小さくできる。
が高いため構造物の変形と杭の仕様を小さくできる。
【図１】 本発明に係る杭の結構装置及び杭の施工方法
による施工の全体図
による施工の全体図
【図２】 実施例１に係る結構装置の断面図
【図３】 本発明に係る結構装置の沈設時の説明図
【図４】 本発明に係る杭の配置時の説明図
【図５】 実施例２に係る杭の結構方法による施工の説
明図
明図
Claims (6)
- 【請求項１】 複数の杭の周面間に横架させて取り付
ける結構部材であって、 各杭が挿通可能な複数の筒体と、 前記筒体間を杭の建込ピッチに合わせて連結する連結材
とより構成することを特徴とする、 杭の結構装置。 - 【請求項２】 請求項１に記載の杭の結構装置におい
て、筒体の上端及び下端の内周に杭外周面との間を遮蔽
可能なシール材を夫々配置することを特徴とする、杭の
結構装置。 - 【請求項３】 請求項１及び２のいずれかに記載の杭
の結構装置において、 筒体に注入管と排出管とを接続
し、筒体と杭周面間に固結材の注入を可能に構成するこ
とを特徴とする、杭の結構装置。 - 【請求項４】 請求項１乃至３のいずれかに記載の杭
の結構装置において、 筒体の内周面又は杭の外周の一
方又は両方に突条を形成したことを特徴とする、杭の結
構装置。 - 【請求項５】 請求項１乃至４のいずれかの杭の結構
装置を使用し、結構装置を地中に沈設し、前記結構装置
の各筒体内に杭を挿通して打設し、杭と結構装置の筒体
間に固結材を注入して一体に結合することを特徴とす
る、杭の結構方法。 - 【請求項６】 請求項１乃至４のいづれかの杭の結構
装置を使用し、複数の杭を地中に打設し、各杭に跨がっ
て前記結構装置の筒体を嵌装し、結構装置を杭の周面途
上に仮止めし、杭の周面途上と結構装置の筒体内に固化
材を注入して結合することを特徴とする、杭の結構方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15415994A JP3554901B2 (ja) | 1994-06-13 | 1994-06-13 | 杭の結構方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15415994A JP3554901B2 (ja) | 1994-06-13 | 1994-06-13 | 杭の結構方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07331642A true JPH07331642A (ja) | 1995-12-19 |
| JP3554901B2 JP3554901B2 (ja) | 2004-08-18 |
Family
ID=15578132
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15415994A Expired - Fee Related JP3554901B2 (ja) | 1994-06-13 | 1994-06-13 | 杭の結構方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3554901B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013002050A (ja) * | 2011-06-13 | 2013-01-07 | Kajima Corp | 杭構造およびその構築方法 |
| CN103774685A (zh) * | 2014-01-09 | 2014-05-07 | 江苏龙冠新型材料科技有限公司 | 航标混凝土承台的制作方法 |
| CN103821160A (zh) * | 2014-01-28 | 2014-05-28 | 中铁二院工程集团有限责任公司 | 软土地基组合桩网结构 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN106245667A (zh) * | 2016-09-20 | 2016-12-21 | 国网浙江省电力公司经济技术研究院 | 小型群桩与承台的连接结构 |
-
1994
- 1994-06-13 JP JP15415994A patent/JP3554901B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| CN103774685A (zh) * | 2014-01-09 | 2014-05-07 | 江苏龙冠新型材料科技有限公司 | 航标混凝土承台的制作方法 |
| CN103774685B (zh) * | 2014-01-09 | 2015-10-28 | 江苏龙冠新型材料科技有限公司 | 航标混凝土承台的制作方法 |
| CN103821160A (zh) * | 2014-01-28 | 2014-05-28 | 中铁二院工程集团有限责任公司 | 软土地基组合桩网结构 |
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3554901B2 (ja) | 2004-08-18 |
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|---|---|---|---|
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| A521 | Written amendment |
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