JPH07329814A - U型フレーム車両の後車輪操舵装置 - Google Patents
U型フレーム車両の後車輪操舵装置Info
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- JPH07329814A JPH07329814A JP13228094A JP13228094A JPH07329814A JP H07329814 A JPH07329814 A JP H07329814A JP 13228094 A JP13228094 A JP 13228094A JP 13228094 A JP13228094 A JP 13228094A JP H07329814 A JPH07329814 A JP H07329814A
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- Steering-Linkage Mechanisms And Four-Wheel Steering (AREA)
Abstract
装置を備え、後部がU型構造でかつ後車輪2が二軸とな
るようにしており、しかも二軸のうちの何れかの後車輪
2を、前車輪1が舵取りを行ったとき前車輪1の舵取り
角に同調して舵取りされる車両において、前車輪1の舵
取り時に前輪舵取り回転軸であるキングピン3を中心に
回転するアーム4に連結されたドラグリンク5から、U
型フレーム6の両側フレーム6a、6aに沿って分岐し
て配列されたドラグリンク7、7により、前記二軸のう
ちの何れかの後車輪2を前車輪1と連動して舵取りでき
るようにしている。 【効果】 U型の狭いフレーム幅の車両で後車輪の舵取
りを可能にしたのであり、従来の後車輪操舵装置と比較
しても複雑な構造とはならず、U型フレーム車両に用い
るのに非常に適したものとなった。
Description
したアーティキュレートステアリング(車体屈折式舵取
り)型車両に用いることのできる後車輪操舵装置に関す
るものである。
車の場合、この車両が曲線走行するとき、後車輪二軸の
前後の車輪が舵取り車輪でないと、路面との間に大きい
横滑りを生じ、タイヤの摩耗が増大する。
車両は、回転半径が小さいため、横滑り量も大きい。ま
た、構内荷役用では、全走行距離に占める曲線走行の割
合が大きく、横滑り摩耗がタイヤの寿命を決めることに
なる。
輪1が舵取りされたときに、センタピン40、アーム41、
ドラグリンク42、レバーピン43、アイドルレバー44、ド
ラグリンク45、ナックルアーム46を経由して、キングピ
ン47で回動自在に支持される一方の後車輪2を、実線の
位置から仮想線の位置までキングピン47の廻りに回転さ
せるようにしている。さらに、ナックルアーム48、タイ
ロッド49、ナックルアーム50を経て、他方の後車輪2
を、実線の位置から仮想線の位置まで回転させるように
している。
りされたときに、センタピン40、アーム41、ドラグリン
ク42、レバーピン43、アーム51、ドラグリンク52、52、
ステアリングアーム53、53を経由して、キングピン54、
54で回動自在に支持される左右両方の後車輪2、2を、
実線の位置から仮想線の位置までそれぞれキングピン5
4、54の廻りに回転させるようにしている。
示すような構造とした後車輪操舵装置では、U型フレー
ム車両においては、左右の後車輪2、2間にタイロッド
49を通すことがきないので、U型フレーム車両に用いる
ことができない。
で、アーム51、ドラグリンク52等を配置するスペースも
なく、また後車輪2が複輪となるため、車両の全幅が極
端に大きくなるので、U型フレーム車両に用いることが
できない。
用いることのできる新規な後車輪操舵装置を提供するこ
とを目的としてなされたものである。
型フレーム車両の後車輪操舵装置は、前車輪1がアーテ
ィキュレートステアリング装置を備え、後部がU型構造
でかつ後車輪2が二軸となるようにしており、しかも二
軸のうちの何れかの後車輪2を、前車輪1が舵取りを行
ったとき前車輪1の舵取り角に同調して舵取りされる車
両において、前車輪1の舵取り時に前輪舵取り回転軸で
あるキングピン3を中心に回転するアーム4に連結され
たドラグリンク5から、U型フレーム6の両側フレーム
6a、6aに沿って分岐して配列されたドラグリンク
7、7により、前記二軸のうちの何れかの後車輪2を前
車輪1と連動して舵取りできるようにしている。
は、U型の狭いフレーム幅の車両で後車輪の舵取りを可
能にし、タイヤの寿命を延ばすことができる。
操舵装置の構成を、実施例として示した図面に基づいて
説明する。
がアーティキュレートステアリング装置を備え、後部が
U型構造でかつ後車輪2が二軸となるようにしており、
しかも二軸のうちの何れかの後車輪2を、前車輪1が舵
取りを行ったとき前車輪1の舵取り角に同調して舵取り
される車両としている。
レーム車両において、前車輪1の舵取り時に前輪舵取り
回転軸であるキングピン3を中心に回転するアーム4に
連結されたドラグリンク5から、U型フレーム6の両側
フレーム6a、6aに沿って分岐して配列されたドラグ
リンク7、7により、前記二軸のうちの何れかの後車輪
2を前車輪1と連動して舵取りできるようにしている。
輪とする場合の実施例を示しており、図3は、後軸側の
後車輪2を舵取りする場合の実施例を示している。
中心に回転できるように構成され、ステアリング用油圧
シリンダ8、8により舵取りされるようにした前車輪1
側のアーム4にピン9によりドラグリンク5を軸支して
いる。そして、このドラグリンク5にレバー軸10に取付
けたL型レバー11を軸支し、このL型レバー11にU型フ
レーム6の前フレーム6bに配置したドラグリンク12、
13を軸支している。さらに、これらドラグリンク12、13
のそれぞれにU型フレーム6のコーナ部6cに設けたレ
バー軸14、14のそれぞれに軸支したL型レバー15、15を
軸支し、これらL型レバー15、15のそれぞれににステア
リングバルブ16、16を軸支している。また、これらステ
アリングバルブ16、16のそれぞれにU型フレーム6の両
側フレーム6a、6aの内側に沿って配置したドラグリ
ンク7a、7aを軸支している。そして、これらドラグ
リンク7a、7aのそれぞれに、レバー軸17、17に軸支
したレバー18、18を介してドラグリンク7b、7bを連
結している。
ダ19、19のロッド20、20がそれぞれ連結されている。そ
して、これら油圧シリンダ19、19には、前記ステアリン
グバルブ16、16からの油圧回路(図示せず)がそれぞれ
設けられている。なお、ステアリングバルブ16、16は、
通常のセパレート型リンケージタイプパワーステアリン
グのバルブと同じもので、バルブの軸の中心にバルブス
プール(図示せず)を有したものとしている。
記ドラグリンク7b、7bのそれぞれに、レバー軸21、
21に軸支したレバー22、22を連結し、これらレバー22、
22のそれぞれにドラグリンク7c、7cを軸支してい
る。さらに、これらドラグリンク7c、7cにナックル
アーム23、23を軸支し、これらナックルアーム23、23の
それぞれにキングピン24、24により後車輪2を軸支して
いる。
グリンク7b、7bのそれぞれに直接ナックルアーム2
3、23を軸支し、これらナックルアーム23、23のそれぞ
れにキングピン24、24により後車輪2を軸支している。
レーム車両の後車輪操舵装置では、先ず、前車輪2がス
テアリング用油圧シリンダ8、8により舵取りされる
と、前車輪2のアーム4に軸支されたドラグリンク5を
経て、レバー軸10に取付けたL型レバー11、U型フレー
ム6の前フレーム6bに配置したドラグリンク12、13か
らU型フレーム6のコーナ部6cに設けたレバー軸14、
14の一端に軸支したL型レバー15、15が作動する。これ
により、L型レバー15、15の他端に軸支したステアリン
グバルブ16、16を介して、U型フレーム6の両側フレー
ム6a、6aの内側に沿って配置したドラグリンク7
a、7aが作動し、レバー軸17、17に取付けたレバー1
8、18が作動する。
らの油圧が油圧回路を経て、それぞれに対応する油圧シ
リンダ19、19に送られる。
記油圧シリンダ19、19の推力によりレバー軸21、21に回
動自在に取付けられたレバー22、22を操作し、これらレ
バー22、22に一端を連結されたドラグリンク7c、7c
が作動する。さらに、これらドラグリンク7c、7cの
他端に軸支したナックルアーム23、23を作動させると、
キングピン24、24に軸支された後車輪2が図中の仮想線
位置まで舵取りされる。
シリンダ19、19の推力により直接ドラグリンク7b、7
bを作動させる。そして、これらドラグリンク7b、7
bの他端に軸支したナックルアーム23、23を作動させる
と、図1、2に示した実施例と同様、キングピン24、24
に軸支された後車輪2が図中の仮想線位置まで舵取りさ
れる。
スプールが所要ストロークだけ移動した後は、直接ドラ
グリンク7a、7aを押し引きすることになり、機械的
にレバー18、18、ドラグリンク7b、7b、レバー22、
22を作動させることになり、油圧系統の故障時にも確実
に前車輪1の舵取り角に同調して、後車輪2が舵取りさ
れることになる。
別のバルブにより操作されるので、ドラグリンク7a、
7a、7b、7b、7c、7c等には、過剰な油圧シリ
ンダによる推力が作用することはなく、適正な強度を保
つことができる。
ギービーム25はフレーム6aに固定されたボギービーム
軸26の廻りに揺動できるようになっており、後二軸の輪
荷重を均等に配分するようにしている。そして、後前軸
27は、ボギービーム25に固定され、トルクロッド用アー
ム28を回動自在に取付けている。このトルクロッド用ア
ーム28は、ブレーキの固定側メンバを支持しており、ブ
レーキトルクの反力を分担する部材となる。
軸26、後前軸27、ピン29、30を結ぶ線が、平行四辺形と
なるよう構成することにより、ピン29、30間に連結され
たトルクロッド31によりトルクロッド用アーム28はフレ
ーム6aに対し一定の角度に保持され、またブレーキト
ルクの反力をフレーム6aに伝達する。したがって、路
面の凹凸によるボギービーム25の揺動によって後車輪2
がフレーム6aに対し上下してもキングピン24、24のフ
レーム6aに対する角度(キングピン角度)は変化しな
い。
舵装置は、以上に述べたように構成されることにより、
U型の狭いフレーム幅の車両で後車輪の舵取りを可能に
したのであり、従来の後車輪操舵装置と比較しても複雑
な構造とはならず、U型フレーム車両に用いるのに非常
に適したものとなった。
の一実施例を示す概略説明図である。
を示す概略説明図である。
の他実施例を示す概略説明図である。
明図である。
明図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 前車輪(1)がアーティキュレートステ
アリング装置を備え、後部がU型構造でかつ後車輪
(2)が二軸となるようにしており、しかも二軸のうち
の何れかの後車輪(2)を、前車輪(1)が舵取りを行
ったとき前車輪(1)の舵取り角に同調して舵取りされ
る車両において、前車輪(1)の舵取り時に前輪舵取り
回転軸であるキングピン(3)を中心に回転するアーム
(4)に連結されたドラグリンク(5)から、U型フレ
ーム(6)の両側フレーム(6a)(6a)に沿って分
岐して配列されたドラグリンク(7)(7)により、前
記二軸のうちの何れかの後車輪(3)を前車輪(1)と
連動して舵取りできるようにしたことを特徴とするU型
フレーム車両の後車輪操舵装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13228094A JP3409147B2 (ja) | 1994-06-14 | 1994-06-14 | U型フレーム車両の後車輪操舵装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13228094A JP3409147B2 (ja) | 1994-06-14 | 1994-06-14 | U型フレーム車両の後車輪操舵装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07329814A true JPH07329814A (ja) | 1995-12-19 |
JP3409147B2 JP3409147B2 (ja) | 2003-05-26 |
Family
ID=15077594
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13228094A Expired - Lifetime JP3409147B2 (ja) | 1994-06-14 | 1994-06-14 | U型フレーム車両の後車輪操舵装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3409147B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106275070A (zh) * | 2015-05-27 | 2017-01-04 | 比亚迪股份有限公司 | 车轮转向机构及车辆 |
GB2591143A (en) * | 2020-01-20 | 2021-07-21 | Bamford Excavators Ltd | An undercarriage |
CN113184049A (zh) * | 2021-04-30 | 2021-07-30 | 中国重汽集团济南动力有限公司 | 多轴重型车用机械式全轮转向系统 |
US11459034B2 (en) | 2021-01-20 | 2022-10-04 | J.C. Bamford Excavators Limited | Undercarriage |
-
1994
- 1994-06-14 JP JP13228094A patent/JP3409147B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106275070A (zh) * | 2015-05-27 | 2017-01-04 | 比亚迪股份有限公司 | 车轮转向机构及车辆 |
CN106275070B (zh) * | 2015-05-27 | 2018-10-16 | 比亚迪股份有限公司 | 车轮转向机构及车辆 |
GB2591143A (en) * | 2020-01-20 | 2021-07-21 | Bamford Excavators Ltd | An undercarriage |
GB2591143B (en) * | 2020-01-20 | 2023-11-08 | Bamford Excavators Ltd | An undercarriage |
US11459034B2 (en) | 2021-01-20 | 2022-10-04 | J.C. Bamford Excavators Limited | Undercarriage |
CN113184049A (zh) * | 2021-04-30 | 2021-07-30 | 中国重汽集团济南动力有限公司 | 多轴重型车用机械式全轮转向系统 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3409147B2 (ja) | 2003-05-26 |
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