JPH07329573A - 車両用ドアのウエザストリップ取付け構造 - Google Patents
車両用ドアのウエザストリップ取付け構造Info
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Abstract
来のアッパーベースのような別部材を必要としない一体
成形タイプの基材を、型構造を複雑化することなく一体
成形できるようにするとともに、従来の係止爪を挿入し
た後折り曲げるといった取付け作業を簡略化する。 【構成】 基材1の上端縁裏面に係止部4を設け、この
係止部4に挿入するだけで抜け不能に係止される係止爪
10aをウエザストリップ2側に設け、しかも上記係止
部4は成形型の抜き方向が同じとなる態様で設ける構成
とする。
Description
るドアトリムの上端縁に沿って取付けられるウエザスト
リップの取付け構造に関する。
通常ドアトリムの上端縁に沿って、例えば図6に示すよ
うにして取付けられていた。すなわち、図中上段に示す
ようにドアトリム50の基材50aの上端縁にアッパー
ベース51を取付けるタイプ(以下、「アッパーベース
タイプ」という)にあっては、アッパーベース51に適
宜間隔をおいて孔51a〜51aを設けておく一方、ウ
エザストリップ52の背面に沿って取付けられたベース
53には上記孔51a〜51aに対応して係止爪53a
〜53aを切起し形成し、各係止爪53aをそれぞれ対
応する孔51a内に挿入した後折り曲げておくことで、
当該ウエザストリップ52をドアトリム50の上端縁に
対して幅方向W、長手方向Lおよび高さ方向Hに位置決
めした状態で取り付けていた。
上端縁を折り曲げた状態で一体成形して折曲げ縁56を
設けることにより、上記別体としてのアッパーベース5
1を不要としたタイプ(以下、「一体成形タイプ」とい
う)のドアトリム55においても同様で、折曲げ縁56
には適宜間隔で孔56a〜56aを設けて、各孔56a
内にそれぞれウエザストリップ52側の係止爪53aを
挿入した後折り曲げておくことでウエザストリップ52
をドアトリム55の上端縁に沿って取付けていた。な
お、上記アッパーベースタイプであっても一体成形タイ
プであっても、基材50a,55aの表面にはパッドお
よび表皮が包着され、これらの端末はアッパーベース5
1(または折曲げ縁56)とウエザストリップ52との
間に挟み込んだ状態で処理されるため、同端末部にも孔
51a(または孔56a)に合わせて逃がし孔を形成し
ておき、これらの逃がし孔を経て係止爪53aが各孔5
1a(または孔56a)に挿入されるようになってい
る。
ザストリップの取付け構造にあっては、以下のような問
題があった。すなわち、アッパーベースタイプにあって
は、アッパーベース51を別部材として用意する必要が
あり、従ってその分ドアトリム50の製作工程が増え、
またコストアップの要因となる。また、一体成形タイプ
にあっては、折曲げ縁56を一体成形するため型の抜き
方向が異なることから型構造が複雑になり、従って型費
が嵩む。さらに、これら何れのタイプのドアトリム5
0,55にあっても、ウエザストリップ53を取付ける
際には、係止爪53aを孔51a(または孔56a)内
に挿入し、さらに折り曲げるといった二つの作業を必要
とし、従ってこれを効率よく行うためにはカシメ装置等
の特別の設備を必要とした。
たもので、一体成形タイプのドアトリムではあるが型抜
きが単純であるので型費が節約でき、また簡単な作業で
効率よく取付けることのできる、車両用ドアのウエザス
トリップ取付け構造を提供することを目的とする。
の発明は、車両用ドアのドアトリムの上端縁に対するウ
エザストリップの取付け構造であり、前記ウエザストリ
ップの背面に沿って取付けられたベースには長手方向に
適宜間隔をおいて係止爪を設ける一方、該係止爪に対応
して前記ドアトリムの基材の上端縁には、該係止爪を抜
け不能に係止するための係止部を当該基材との一体成形
により設け、前記係止爪は前記係止部に対する挿入動作
のみで当該係止部に対して抜け不能に係止され、かつ、
該係止部は、前記係止爪の幅方向の移動を規制するため
の幅方向規制面と、高さ方向の移動を規制するための高
さ方向規制面と、長手方向の移動を規制するための長手
方向規制面を、前記一体成形に用いる型の抜き方向が同
じとなる態様で備えた構成としたことを特徴とする。
トリムの上端縁に対するウエザストリップの取付け構造
であり、前記ウエザストリップの背面に沿って取付けら
れたベースには、相互に対向する一対の係止爪を長手方
向に適宜間隔をおいて複数箇所に設ける一方、各対の係
止爪に対応して前記ドアトリムの基材の上端縁には、該
各対の係止爪を抜け不能に係止するための係止部を当該
基材との一体成形により設け、前記係止爪は前記係止部
に対する挿入動作のみで当該係止部に対して抜け不能に
係止され、かつ、該係止部は、前記一対の係止爪の幅方
向の移動を規制するための幅方向規制面と、高さ方向の
移動を規制するための高さ方向規制面と、前記一対の係
止爪に弾性挟着されて当該一対の係止爪の長手方向およ
び抜け方向の移動を規制するための挟着部を、前記一体
成形に用いる型の抜き方向が同じとなる態様で備えた構
成としたことを特徴とする。
記載の車両用ドアのウエザストリップ取付け構造におい
て、上端縁が湾曲形成された基材の当該湾曲部の裏面に
はリブを設けて該リブに係止部を設ける構成としたこと
を特徴とする。
両用ドアのウエザストリップ取付け構造において、リブ
の端面と基材の上端面とを面一に揃えてウエザストリッ
プのベースが当接される当接面とすることを特徴とす
る。
プのベースに設けられた係止爪を、基材に設けられた係
止部に挿入すれば、ウエザストリップは基材の上端縁に
沿って所定の状態に取り付けられるので、従来のように
係止爪53aを基材側の係止孔51a(または56a)
に挿入した後折り曲げるといった作業は不要であり、従
ってウエザストリップの取付け作業は簡単になる。
制面および高さ方向規制を備えているので、挿入された
係止爪の上記各方向への移動が規制され、従ってウエザ
ストリップの上記各方向への位置ズレが防止される。し
かも、上記各規制面は、当該係止部を基材との一体成形
により設けるにあたり用いられる成形型の抜き方向が同
一となる態様で設けられているので、当該成形型の型構
造を複雑化することなく一体成形タイプの基材とするこ
とができる。
リップのベースに設けられた複数対の係止爪を、基材に
設けられた係止部に挿入すると各対の係止爪は係止部の
挟着部を弾性挟着した状態となり、これにより各対の係
止爪が係止部に対して抜け不能に係止されてウエザスト
リップは所定の状態に取付けられる。このことから、従
来のような係止爪の挿入と折曲げといった二工程を要す
ることなく、ウエザストリップは係止爪の挿入操作のみ
で簡単に取り付けられる。
制面および高さ方向規制面を備えているので、各係止部
に係止された係止爪は上記各方向の移動を規制され、ひ
いてはウエザストリップの位置ズレが防止される。
設けられるので、従来のアッパーベースタイプにおける
ような別部材を必要とせず、しかも係止部における幅方
向規制面、長手方向規制面、高さ方向規制面および挟着
部は、それぞれ型の抜き方向が同じである態様に設けら
れているので、係止部を基材との一体成形により設ける
場合に用いられる成形型の型構造は複雑化することな
く、従って一体成形タイプであっても従来のように型費
の増大を招くことはない。
縁が湾曲形成されたタイプのドアトリムに対して係止部
を設ける場合に、上記湾曲部の裏面にリブを設けこのリ
ブの端面に係止部が設けられるので、ドアトリムの上端
縁の強度が高まる。
リップは、ベースの背面を基材の上端面および係止部の
端面に当接させた状態で取付けられるので、ドアトリム
の上端縁に沿って確実に位置決めされた状態で取付けら
れ、また見栄え良く取付けられる。
づいて説明する。図1には、本例の取付け構造に係るド
アトリムの基材1の一部と、この基材1の上端縁に沿っ
て取付けられるウエザストリップ2の一部が示されてい
る。なお、以下の説明において、車両の幅方向を「幅方
向W」といい、車両の前後方向を「長手方向L」とい
い、車両の高さ方向を「高さ方向H」という。
成形型を用いて一体成形により形成されている。この基
材1の上端縁は図示するように湾曲状に形成されてお
り、この湾曲部の裏面には、それぞれ略扇形の平板状を
なすリブ3〜3が長手方向に適宜間隔をおいて設けられ
ている。各リブ3の端面(正面)3aは、基材1の上端
面1aと面一に揃えられて、後述するウエザストリップ
2のベース10が当接される当接面とされている。
ストリップ2を取付けるための係止部4が形成されてい
る。この係止部4は、リブ3の両側面に一定の長さおよ
び幅の溝部4a,4aを形成してなるもので、それぞれ
の溝部4aにおいて幅方向突き当たり面に相当する幅方
向規制面5と、高さ方向上下側面に相当する高さ方向規
制面6,6と、底面に相当する長手方向規制面7を備え
ている。両側面における幅方向規制面5,5は、それぞ
れリブ3の端面3aから一定の距離をおいて設けられて
おり、また片側の側面において高さ方向規制面6,6は
相互に一定の間隔をおいて平行に設けられている。ま
た、リブ3の両側面に溝部4a,4aを形成することに
より一定厚さの挟着部8が形成され、この挟着部8の両
側面が上記長手方向規制面7,7となっている。また、
この挟着部8の先端は断面鋭角形状に形成されている。
成し、また各リブ3に溝部4a,4aを形成することに
より幅方向規制面5,5、高さ方向規制面6〜6および
挟着部8を設けた構成としたので、当該基材1を一体成
形する際に用いられる成形型の抜き方向は全て同じ方向
で足りる構成となっている。
皮材20が被せられ、この表皮材20の端末部は基材1
の上端縁に揃えられて、以下説明するウエザストリップ
2が取付けられることによりそのベース10の上端折曲
げ部によって押さえ付けられる。
製のベース10が取付けられており、このベース10に
は一対の係止爪10a,10aが上記係止部4に対応し
た間隔で複数箇所に設けられている。この一対の係止爪
10a,10aは、図2に示すように上下方向にずれて
相互に対向した状態に設けられている。また、両係止爪
10a,10aは相互に閉じ方向に若干傾斜して設けら
れているため、両係止爪10a,10aの先端間の隙間
は、上記係止部4の挟着部8の板厚(長手方向規制面
7,7間の間隔)よりも狭くなっている。さらに、両係
止爪10a,10aは相互の開閉方向に適度な弾性力を
有している。そして、図2に示すように両係止爪10
a,10aの上下端縁間の寸法S1 は、前記係止部4に
おける両高さ方向規制面6,6間の間隔よりも僅かに小
さな寸法に形成され、かつ両係止爪10a,10aの長
さS2 は、前記係止部4における幅方向規制面5とリブ
3の端面3aとの間の距離にほぼ等しい寸法に設定され
ている。
エザストリップ2が以下のようにして取付けられる。す
なわち、図1に示すように基材1の表面には表皮材20
が包着され、この表皮材20の端末部が基材1の上端縁
に揃えられた状態にセットされる。
トした後、ウエザストリップ2が取付けられる。すなわ
ち、図3に示すようにウエザストリップ2の背面に設け
られた複数対の係止爪10a,10aをそれぞれ対応す
る係止部4の溝部4a,4a内に嵌め込む。この際、両
係止爪10a,10aの先端間の隙間は、係止部4の挟
着部8の板厚よりも小さいので、両係止爪10a,10
aは、挟着部8の先端鋭角部に案内されてそれぞれの弾
性力に抗して押し開かれながら溝部4a内に挿入され
る。
なす係止爪10a,10aがそれぞれ係止部4の溝部4
a,4a内に挿入された状態で当該ウエザストリップ2
が基材1の上端縁に沿って取付けられるのであり、この
取付け状態において、各係止爪10aの先端が係止部4
の幅方向規制面5,5にほぼ当接された状態となってそ
れ以上の挿入が阻止されるので、当該ウエザストリップ
2は、幅方向一方すなわち取付け方向に位置決めされ、
かつこの位置から取付け方向への位置ズレが阻止された
状態で取付けられる。また、両係止爪10a,10aは
それぞれの弾性力によって挟着部8を挟み込んだ状態と
なっているので、ウエザストリップ2は幅方向の一方す
なわち抜け方向に係止された状態で取付けられている。
以上のことから、ウエザストリップ2は、幅方向Wの両
方向に位置ズレしない状態に取付けられる。
10a,10aが挟着部8の側面すなわち長手方向規制
面7,7に当接された状態となっているので、ウエザス
トリップ2はその長手方向Lについても位置ズレ不能に
取付けられ、また、各対における一方の係止爪10aの
上端縁および他方の係止爪10aの下端縁がそれぞれ係
止部4の高さ方向規制面6,6にそれぞれほぼ当接され
た状態となっているので、両係止爪10a,10aの高
さ方向の移動が規制され、これにより当該ウエザストリ
ップ2の高さ方向の位置決めがなされ、かつこの位置か
ら高さ方向に位置ズレ不能な状態で取付けられている。
の係止爪10a,10aを係止部4の溝部4a,4a内
に挿入して挟着部8を挟み込んだ状態とするだけで基材
1の上端縁に沿って取り付けられるので、従来のように
係止爪53aを孔51a(または孔56a)内に挿入し
た後折り曲げるといったように二工程を要することなく
効率よく取付けることができるようになる。
基材1との一体成形にあたり成形型からの抜き方向が同
一となる状態で設けられているので、当該基材1を成形
するための成形型が単純化され、従って型費が嵩むこと
はない。
説明する。本例は、前記係止爪10aおよびこれに対応
する係止部4の変形例である。上記説明した実施例で
は、ウエザストリップ2のベース10に、上下にずれて
対向する一対の係止爪10a,10aを設ける一方、係
止部4にはこの一対の係止爪10a,10aによって挟
み込まれる挟着部8を設けた構成とされていた。これに
対して図5の分図(a) に示した実施例では、ウエザスト
リップ30のベース31には、横方向(長手方向)に切
起し形成してなる係止爪31a〜31aを長手方向に適
宜間隔をおいて形成し、各係止爪31aは図示するよう
に鋸刃形状にプレス成形され、これにより各係止爪31
aにはその板厚方向に弾性力を有している。
6の上端縁の裏面には同様にしてリブ37〜37が形成
され、各リブ37の端面には図示するように係止部とし
て縦方向(高さ方向)に長い係止溝37aが形成されて
いる。このリブ37および係止溝37aは、基材36の
成形型の抜き方向が同一となる態様で設けられている。
この係止溝37aの上下の幅および奥行きの寸法は係止
爪31aの幅および切起し長さに合わせられている。ま
た、この係止溝37aの幅は、係止爪31aの厚さより
もわずかに小さな寸法で形成されている。このため、各
係止爪31aはその鋸刃形状をわずかに押し潰しつつこ
の係止溝37a内に挿入され、従って挿入された状態に
おいてはその弾性力により係止溝37a内からの抜け止
めがなされるようになっている。しかも、挿入された状
態において係止溝37aの奥行き方向の移動および幅方
向(高さ方向)の移動が規制されるため、結局係止爪3
1aは、幅方向W、長手方向Lおよび高さ方向Hの移動
を規制された状態で係止溝37a内にはめ込まれ、これ
によりウエザストリップ30が基材36ひいてはドアト
リムの上端縁に沿って位置決めされた状態で取付けられ
る。
てもよい。すなわち、上記分図(a)に示した実施例では
係止爪31aを横方向に切起して形成したが、係止爪4
1aは縦方向に切起し形成してもよい。なお、この場合
にも係止爪41aは鋸刃形状にプレス成形しておく。一
方、基材46の上端縁裏面に形成されたリブ47〜47
の端面には横方向(長手方向)に長い係止溝47aが形
成されている。そして、この係止溝47aの横幅および
奥行きの寸法は係止爪41aの幅および切起し長さに合
わせられており、またこの係止溝47aの上下幅は、係
止爪41aの厚さよりもわずかに小さな寸法で形成され
ている。この構成によっても、各係止爪41aはそれぞ
れ対応する係止溝47a内に嵌め込まれた状態におい
て、幅方向W、長手方向Lおよび高さ方向Hの移動を規
制され、従ってウエザストリップ40が基材46ひいて
はドアトリムの上端縁に沿って位置決めされた状態で取
付けられる。
(b) に示す構成によってもウエザストリップ30,40
は、各係止爪31a〜31a、41a〜41aを係止溝
37a,47aに嵌め込むだけでドアトリムの上端縁に
沿って位置ズレすることなく良好な状態に取付けられる
ので、従来より効率よくウエザストリップ30,40の
取付けを行うことができる。
ての係止溝37a,47aはそれぞれ基材36,46と
の一体成形にあたり型抜き方向が同一となる状態で設け
られているので、型構造が単純化され、従って型費を増
大させることなく、従来のアッパーベース51等の別部
材を必要としない一体成形タイプのドアトリムとするこ
とができる。
ば、成形型を複雑化することなく、従来のアッパーベー
ス等の別部材を必要としない一体成形タイプのドアトリ
ムを得ることができ、請求項3記載の発明によれば、上
端縁が湾曲形成されたタイプのドアトリムにおいて上記
効果を得ることができ、請求項4記載の発明によれば、
ウエザストリップをドアトリムの上端縁に沿って確実に
位置決めされた状態で見栄え良く取付けることができ
る。
材との取付け状態を示す斜視図である。
である。
り、分図(a) は取付け前の状態における係止部および係
止爪の横断面図であり、分図(b) は取付け状態における
係止部と係止爪の係止状態を示す横断面図である。
図(b) は正面図、分図(c) は横断面図である。
横方向に切り起こされた係止爪に係る取付け構造を示す
斜視図であり、分図(b) は縦方向に切り起こされた係止
爪に係る取付け構造を示す斜視図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 車両用ドアのドアトリムの上端縁に対す
るウエザストリップの取付け構造であり、前記ウエザス
トリップの背面に沿って取付けられたベースには長手方
向に適宜間隔をおいて係止爪を設ける一方、該係止爪に
対応して前記ドアトリムの基材の上端縁には、該係止爪
を抜け不能に係止するための係止部を当該基材との一体
成形により設け、前記係止爪は前記係止部に対する挿入
動作のみで当該係止部に対して抜け不能に係止され、か
つ、該係止部は、前記係止爪の幅方向の移動を規制する
ための幅方向規制面と、高さ方向の移動を規制するため
の高さ方向規制面と、長手方向の移動を規制するための
長手方向規制面を、前記一体成形に用いる型の抜き方向
が同じとなる態様で備えた構成としたことを特徴とする
車両用ドアのウエザストリップ取付け構造。 - 【請求項2】 車両用ドアのドアトリムの上端縁に対す
るウエザストリップの取付け構造であり、前記ウエザス
トリップの背面に沿って取付けられたベースには、相互
に対向する一対の係止爪を長手方向に適宜間隔をおいて
複数箇所に設ける一方、各対の係止爪に対応して前記ド
アトリムの基材の上端縁には、該各対の係止爪を抜け不
能に係止するための係止部を当該基材との一体成形によ
り設け、前記係止爪は前記係止部に対する挿入動作のみ
で当該係止部に対して抜け不能に係止され、かつ、該係
止部は、前記一対の係止爪の幅方向の移動を規制するた
めの幅方向規制面と、高さ方向の移動を規制するための
高さ方向規制面と、前記一対の係止爪に弾性挟着されて
当該一対の係止爪の長手方向および抜け方向の移動を規
制するための挟着部を、前記一体成形に用いる型の抜き
方向が同じとなる態様で備えた構成としたことを特徴と
する車両用ドアのウエザストリップ取付け構造。 - 【請求項3】 上端縁が湾曲形成された基材の当該湾曲
部の裏面にはリブを設けて該リブに係止部を設ける構成
としたことを特徴とする請求項1または2記載の車両用
ドアのウエザストリップ取付け構造。 - 【請求項4】 リブの端面と基材の上端面とを面一に揃
えてウエザストリップのベースが当接される当接面とす
ることを特徴とする請求項3記載の車両用ドアのウエザ
ストリップ取付け構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13219194A JP3709419B2 (ja) | 1994-06-14 | 1994-06-14 | 車両用ドアのウエザストリップ取付け構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13219194A JP3709419B2 (ja) | 1994-06-14 | 1994-06-14 | 車両用ドアのウエザストリップ取付け構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH07329573A true JPH07329573A (ja) | 1995-12-19 |
JP3709419B2 JP3709419B2 (ja) | 2005-10-26 |
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ID=15075531
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP13219194A Expired - Fee Related JP3709419B2 (ja) | 1994-06-14 | 1994-06-14 | 車両用ドアのウエザストリップ取付け構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3709419B2 (ja) |
Cited By (4)
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JP2001334826A (ja) * | 2000-05-24 | 2001-12-04 | Toyoda Iron Works Co Ltd | 車両用ドアトリムの取付構造 |
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- 1994-06-14 JP JP13219194A patent/JP3709419B2/ja not_active Expired - Fee Related
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