JPH0732815B2 - パチンコ機の入賞装置 - Google Patents
パチンコ機の入賞装置Info
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- JPH0732815B2 JPH0732815B2 JP30780687A JP30780687A JPH0732815B2 JP H0732815 B2 JPH0732815 B2 JP H0732815B2 JP 30780687 A JP30780687 A JP 30780687A JP 30780687 A JP30780687 A JP 30780687A JP H0732815 B2 JPH0732815 B2 JP H0732815B2
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Description
【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、ソレノイド等の電気的駆動源、装飾ランプ、
あるいは検出スイッチ等の電気的機器を備えたパチンコ
機の入賞装置に関する。
あるいは検出スイッチ等の電気的機器を備えたパチンコ
機の入賞装置に関する。
「従来の技術」 従来、パチンコ機の入賞装置にあっては、興趣を盛り上
げるために入賞し易い状態と入賞し難い状態とに変化可
能な可動片をソレノイド等の電気的駆動源によって複雑
な動作をさせたり、あるいは、装飾ランプ等を具備させ
て装飾効果を高めたり、更には、検出スイッチを設けて
入賞個数を制限したり繰り返し条件を検出させたりして
いた。そして、このような入賞装置は、例えば、前記可
動片で受け入れた入賞玉を遊技盤の裏面へ導き、その裏
面で入賞玉を検出し、あるいは、入賞玉を特定の流路へ
振分ける構造であるとともに、更に、その後方にソレノ
イド等の電気的駆動源や配線の中継基板を取り付けてい
た。
げるために入賞し易い状態と入賞し難い状態とに変化可
能な可動片をソレノイド等の電気的駆動源によって複雑
な動作をさせたり、あるいは、装飾ランプ等を具備させ
て装飾効果を高めたり、更には、検出スイッチを設けて
入賞個数を制限したり繰り返し条件を検出させたりして
いた。そして、このような入賞装置は、例えば、前記可
動片で受け入れた入賞玉を遊技盤の裏面へ導き、その裏
面で入賞玉を検出し、あるいは、入賞玉を特定の流路へ
振分ける構造であるとともに、更に、その後方にソレノ
イド等の電気的駆動源や配線の中継基板を取り付けてい
た。
「発明が解決しようとする問題点」 上記した従来の入賞装置は、受け入れた入賞玉を一旦遊
技盤の裏側に誘導し、その裏側で入賞玉を処理する機構
となっているとともに、さらにその後方に電気的駆動源
や中継基板が取り付けてあるので、入賞装置を遊技盤に
取り付けた際に前後方向の奥行幅が長くなり、遊技盤の
後方に大きく突出することになる。このため、遊技盤の
後方に大きく突出した部分を被覆するためにカバー部材
を特別に用意したり、あるいは遊技盤の裏面に配置され
る入賞玉集合カバー板に凹部を形成したりする等の措置
が必要であった。また、上記したカバー部材が凹部が遊
技盤の後方に突出した状態となっているので、遊技盤の
保管や輸送をする際に、その突出した部分を何かにぶつ
けてりしてカバー部材、あるいは凹部、引いてはそれら
に被覆されている入賞装置をも傷付けて使用不能となる
事故が発生していた。
技盤の裏側に誘導し、その裏側で入賞玉を処理する機構
となっているとともに、さらにその後方に電気的駆動源
や中継基板が取り付けてあるので、入賞装置を遊技盤に
取り付けた際に前後方向の奥行幅が長くなり、遊技盤の
後方に大きく突出することになる。このため、遊技盤の
後方に大きく突出した部分を被覆するためにカバー部材
を特別に用意したり、あるいは遊技盤の裏面に配置され
る入賞玉集合カバー板に凹部を形成したりする等の措置
が必要であった。また、上記したカバー部材が凹部が遊
技盤の後方に突出した状態となっているので、遊技盤の
保管や輸送をする際に、その突出した部分を何かにぶつ
けてりしてカバー部材、あるいは凹部、引いてはそれら
に被覆されている入賞装置をも傷付けて使用不能となる
事故が発生していた。
本発明は、上記した不都合を解消するためになされたも
ので、その目的とするところは、入賞装置を遊技盤に取
り付けた際に、入賞装置の後端が入賞玉集合カバー板の
内側に位置するようにして、カバー部材を特別に用意し
たり、あるいは入賞玉集合カバー板に凹部を形成したり
する必要がなく、かつ遊技盤の裏面に凹凸の生じないパ
チンコ機の入賞装置を提供することにある。
ので、その目的とするところは、入賞装置を遊技盤に取
り付けた際に、入賞装置の後端が入賞玉集合カバー板の
内側に位置するようにして、カバー部材を特別に用意し
たり、あるいは入賞玉集合カバー板に凹部を形成したり
する必要がなく、かつ遊技盤の裏面に凹凸の生じないパ
チンコ機の入賞装置を提供することにある。
「問題点を解決するための手段」 本発明は、上記目的を達成するために、 電気的機器を備えたパチンコ機の入賞装置において、 前記入賞装置の取付基板の後方に遊技盤の肉厚とほぼ同
じ奥行幅を有する空間形成部材を形成し、 前記空間形成部材の空間には、入賞した玉を流下させる
流路が形成されるとともに空間形成部材の後面に前記電
気的機器、あるいは電気的機器からの配線を中継する中
継基板を取着し、 前記取付基板を前記遊技盤に取り付けた際に、入賞装置
の後端が遊技盤の裏面に配置される入賞玉集合カバー板
の内側に位置するようにしたことを特徴とするパチンコ
機の入賞装置。
じ奥行幅を有する空間形成部材を形成し、 前記空間形成部材の空間には、入賞した玉を流下させる
流路が形成されるとともに空間形成部材の後面に前記電
気的機器、あるいは電気的機器からの配線を中継する中
継基板を取着し、 前記取付基板を前記遊技盤に取り付けた際に、入賞装置
の後端が遊技盤の裏面に配置される入賞玉集合カバー板
の内側に位置するようにしたことを特徴とするパチンコ
機の入賞装置。
という構成を採用したものである。
「作 用」 本発明は、入賞した玉を遊技盤の肉厚内であって空間形
成部材によって形成された空間内で入賞玉が流下処理さ
れ、また電気的機器や中継基板は、遊技盤と入賞玉集合
カバー板とで形成される空間内に位置するようになって
いる。
成部材によって形成された空間内で入賞玉が流下処理さ
れ、また電気的機器や中継基板は、遊技盤と入賞玉集合
カバー板とで形成される空間内に位置するようになって
いる。
「実施例」 以下、図面に基づいて本発明の実施例について説明す
る。まず、第6図ないし第8図に基づいて実施例に係る
入賞装置が適用されるパチンコ機について説明する。第
6図は、パチンコ機の正面図であり、第7図は、遊技盤
を取り外した状態でのパチンコ機の背面から見た分解斜
視図であり、第8図は、遊技盤の背面図である。図にお
いて、パチンコ機1の前面枠2には、金枠3、ガラス4a
を有するガラス扉枠4、前面枠5等が取り付けられ、ま
た前面枠2の裏面には遊技盤6が着脱自在に取り付けら
れている。
る。まず、第6図ないし第8図に基づいて実施例に係る
入賞装置が適用されるパチンコ機について説明する。第
6図は、パチンコ機の正面図であり、第7図は、遊技盤
を取り外した状態でのパチンコ機の背面から見た分解斜
視図であり、第8図は、遊技盤の背面図である。図にお
いて、パチンコ機1の前面枠2には、金枠3、ガラス4a
を有するガラス扉枠4、前面枠5等が取り付けられ、ま
た前面枠2の裏面には遊技盤6が着脱自在に取り付けら
れている。
遊技盤6には、打球を誘導するとともに遊技領域7を区
画形成する誘導レール8がほぼ円状に植立されている。
遊技領域7のほぼ中央には、複数のデジタル表示器9a〜
9cを有する組み合せ表示装置10が設けられている。この
組み合せ表示装置10は、遊技盤6に設けられた始動入賞
口11a〜11cに打球が入賞することによってデジタル表示
器9a〜9cが可変表示開始し、後述する下皿18の上部に設
けられたストップスイッチ12を遊技客が押圧することに
よって、あるいは一定時間後に自動的にその可変状態を
停止するようになっている。
画形成する誘導レール8がほぼ円状に植立されている。
遊技領域7のほぼ中央には、複数のデジタル表示器9a〜
9cを有する組み合せ表示装置10が設けられている。この
組み合せ表示装置10は、遊技盤6に設けられた始動入賞
口11a〜11cに打球が入賞することによってデジタル表示
器9a〜9cが可変表示開始し、後述する下皿18の上部に設
けられたストップスイッチ12を遊技客が押圧することに
よって、あるいは一定時間後に自動的にその可変状態を
停止するようになっている。
また、遊技領域7の下方には、本発明の実施例である入
賞装置の一例としての変動入賞装置30が取着されてい
る。この変動入賞装置30には、電気的駆動源であるソレ
ノイド60によって開閉駆動される開閉板31が設けられて
おり、この開閉板31が前記組み合せ表示装置10の組み合
せ態様により所定の条件で開閉駆動されるようになって
いる。具体的には、前記デジタル表示器9a〜9cの表示が
すべて「7」を表示した場合には、大当りとなって、開
閉板31を30秒経過するまで、あるいは10個の入賞玉が発
生するまで開放し、しかもその開放中に開閉板31に入賞
した入賞玉がV入賞口47aに入賞したときには、再度開
閉板31が30秒または10個の入賞玉が発生するまで開放
し、このような動作をV入賞口47aに入賞玉が入賞する
かぎり最高10回まで繰り返すことができるようになって
いる。なお、変動入賞装置30については、後に詳述す
る。更に、遊技領域7には、風車ランプ付入賞口13a,13
b、大当りランプ14a,14b、およびアウト口15等がそれぞ
れ設けられている。
賞装置の一例としての変動入賞装置30が取着されてい
る。この変動入賞装置30には、電気的駆動源であるソレ
ノイド60によって開閉駆動される開閉板31が設けられて
おり、この開閉板31が前記組み合せ表示装置10の組み合
せ態様により所定の条件で開閉駆動されるようになって
いる。具体的には、前記デジタル表示器9a〜9cの表示が
すべて「7」を表示した場合には、大当りとなって、開
閉板31を30秒経過するまで、あるいは10個の入賞玉が発
生するまで開放し、しかもその開放中に開閉板31に入賞
した入賞玉がV入賞口47aに入賞したときには、再度開
閉板31が30秒または10個の入賞玉が発生するまで開放
し、このような動作をV入賞口47aに入賞玉が入賞する
かぎり最高10回まで繰り返すことができるようになって
いる。なお、変動入賞装置30については、後に詳述す
る。更に、遊技領域7には、風車ランプ付入賞口13a,13
b、大当りランプ14a,14b、およびアウト口15等がそれぞ
れ設けられている。
前記前面板5の表面には、払い出された景品玉を貯溜
し、かつ発射位置に打球を供給する上皿16が固着され、
該上皿16の下方の前面枠2の前面には、打球の弾発力が
調節する操作ハンドル17や上皿16に貯溜しきれなかった
景品玉を貯溜する下皿18が取り付けられている。
し、かつ発射位置に打球を供給する上皿16が固着され、
該上皿16の下方の前面枠2の前面には、打球の弾発力が
調節する操作ハンドル17や上皿16に貯溜しきれなかった
景品玉を貯溜する下皿18が取り付けられている。
前記遊技盤6の裏面には、入賞玉集合カバー板の一種で
ある入賞玉集合保護板19が容易に着脱できるように取着
されている。この入賞玉集合保護板19は、遊技盤6に設
けられた各種の入賞装置から排出されるすべての入賞玉
の通路を覆うほどの大きさに選ばれるとともに、それら
の入賞装置や装飾装置からの配線を内部に納めて保護す
る役目を有するものである。したがって、入賞玉集合保
護板19は、パチンコ玉の直径よりも若干長い奥行巾を有
するように形成されるとともに、下方を除いて側壁が一
体的に形成されている。また、入賞玉集合保護板19の上
方の遊技盤6裏面には、前記した各種の入賞装置や装飾
装置からの配線を中継する中継基板20が取り付けられて
いるため、入賞玉集合保護板19の上方の側壁には、配線
が通るように切欠部19aが形成されている。また、入賞
玉集合保護板19には、後述する第2の中継基板64に設け
られる外部接続端子66に対応する位置に長方形状の細穴
19bが穿設され、前記中継基板20と外部接続端子66とが
配線によって接続されるようになっている。
ある入賞玉集合保護板19が容易に着脱できるように取着
されている。この入賞玉集合保護板19は、遊技盤6に設
けられた各種の入賞装置から排出されるすべての入賞玉
の通路を覆うほどの大きさに選ばれるとともに、それら
の入賞装置や装飾装置からの配線を内部に納めて保護す
る役目を有するものである。したがって、入賞玉集合保
護板19は、パチンコ玉の直径よりも若干長い奥行巾を有
するように形成されるとともに、下方を除いて側壁が一
体的に形成されている。また、入賞玉集合保護板19の上
方の遊技盤6裏面には、前記した各種の入賞装置や装飾
装置からの配線を中継する中継基板20が取り付けられて
いるため、入賞玉集合保護板19の上方の側壁には、配線
が通るように切欠部19aが形成されている。また、入賞
玉集合保護板19には、後述する第2の中継基板64に設け
られる外部接続端子66に対応する位置に長方形状の細穴
19bが穿設され、前記中継基板20と外部接続端子66とが
配線によって接続されるようになっている。
上記のように構成された遊技盤6は、前記前面枠2の裏
面に固定した遊技盤取付枠21に着脱自在に取り付けられ
る。すなわち、遊技盤取付枠21には、適宜の位置に止着
ピン22a〜22dが突設され、該止着ピン22a〜22dがが遊技
盤6に穿設された貫通穴23a〜23dを貫通して、遊技盤6
の裏面に開閉自在に設けられた機構板24に固着された固
定具25a〜25d(ただし、25dは図示省略)と係合され、
かつ締着されることによって、遊技盤6と機構板24とを
前面枠2に対して同時に締め付け固定している。なお、
遊技盤6と機構板24とを別々の固定具によって遊技盤取
付枠21に締め付け固定しても良い。
面に固定した遊技盤取付枠21に着脱自在に取り付けられ
る。すなわち、遊技盤取付枠21には、適宜の位置に止着
ピン22a〜22dが突設され、該止着ピン22a〜22dがが遊技
盤6に穿設された貫通穴23a〜23dを貫通して、遊技盤6
の裏面に開閉自在に設けられた機構板24に固着された固
定具25a〜25d(ただし、25dは図示省略)と係合され、
かつ締着されることによって、遊技盤6と機構板24とを
前面枠2に対して同時に締め付け固定している。なお、
遊技盤6と機構板24とを別々の固定具によって遊技盤取
付枠21に締め付け固定しても良い。
機構板24の遊技盤6と対向する前面側には、遊技盤6よ
りやや小さく、かつ前記入賞玉集合保護板19よりも大き
い領域の入賞玉集合凹部26が形成され、この入賞玉集合
凹部26に入賞玉集合保護板19の表面積よりもやや小さい
窓開口27が開設されている。入賞玉集合凹部26は、入賞
玉集合保護板19の奥行巾よりも僅かに長い奥行巾を有す
るように形成されている。また、図示の実施例では、入
賞玉集合保護板19を設けているので、それに対応する入
賞玉集合凹部26に窓開口27を開設したものを示したが、
入賞玉集合保護板19を遊技盤6の裏面に取着しない構造
のものにあっては、機構板24に窓開口27を開設すること
なく入賞玉集合凹部26を平板状に形成して各種の入賞装
置から排出される入賞玉を入賞玉集合凹部26の下辺に形
成される入賞玉集合樋28に落下させ、該集合樋28の流下
下端に対設された入賞玉処理器29に誘導させる。この場
合、機構板24の入賞玉集合凹部26が入賞玉集合カバー板
としての機能を果している。
りやや小さく、かつ前記入賞玉集合保護板19よりも大き
い領域の入賞玉集合凹部26が形成され、この入賞玉集合
凹部26に入賞玉集合保護板19の表面積よりもやや小さい
窓開口27が開設されている。入賞玉集合凹部26は、入賞
玉集合保護板19の奥行巾よりも僅かに長い奥行巾を有す
るように形成されている。また、図示の実施例では、入
賞玉集合保護板19を設けているので、それに対応する入
賞玉集合凹部26に窓開口27を開設したものを示したが、
入賞玉集合保護板19を遊技盤6の裏面に取着しない構造
のものにあっては、機構板24に窓開口27を開設すること
なく入賞玉集合凹部26を平板状に形成して各種の入賞装
置から排出される入賞玉を入賞玉集合凹部26の下辺に形
成される入賞玉集合樋28に落下させ、該集合樋28の流下
下端に対設された入賞玉処理器29に誘導させる。この場
合、機構板24の入賞玉集合凹部26が入賞玉集合カバー板
としての機能を果している。
なお、遊技盤6の裏面に入賞玉集合保護板19を取着した
ものにおいても、入賞玉集合保護板19の下方から落下し
た入賞玉は、前記入賞玉集合樋28上に落下して入賞玉処
理器29に誘導されるようになっている。
ものにおいても、入賞玉集合保護板19の下方から落下し
た入賞玉は、前記入賞玉集合樋28上に落下して入賞玉処
理器29に誘導されるようになっている。
また、機構板24の後面側には、1個の入賞玉に対応する
所定個数の景品玉を払い出すための公知の部品、装置、
あるいは機構等が配設されている。
所定個数の景品玉を払い出すための公知の部品、装置、
あるいは機構等が配設されている。
次に、第1図ないし第5図を参照して本発明に係る入賞
装置の一例としての変動入賞装置30について説明する。
第1図は、変動入賞装置30を遊技盤6に取り付けた状態
での縦断面図であり、第2図は、変動入賞装置30の正面
図であり、第3図は、変動入賞装置30の背面図であり、
第4図は、変動入賞装置30の背面斜視図であり、第5図
は、変動入賞装置30の背面から見た分解斜視図である。
図において、変動入賞装置30は、前記遊技盤6に取り付
けられる取付基板32を有し、該取付基板32の上部には横
長な入賞開口33が穿設されている。そして、この入賞開
口33を開閉するように前記開閉板31がその下端両側に形
成された軸34a,34b(ただし、34bは図示省略)で軸支さ
れている。また、開閉板31には、軸34a近傍に後述する
ソレノイド60によって上下動する摺動歯車部材63と係合
する回動歯車35が形成され、他方の軸34b近傍には、係
止突片36が後方に向って突設されている。この係止突片
36は、開閉板31が開放したときにその回動範囲を規制す
るためのものである。更に、開閉板31には、所定の間隔
を置いて高さの低い誘導突起37a,37bが突設され、該誘
導突起37a,37bの後端部に連続する位置であって、前記
入賞開口33の下縁に臨むように一対のV入賞口形成部材
38a,38bが取付基板32の裏面に形成されている。V入賞
口形成部材38a,38bには、電気的機器としてのV検出ス
イッチ70を挿入支持するV検出スイッチ挿入溝39a,39b
が形成されている。このため、開閉板31の誘導突起37a,
37bに挟まれた領域に打球が落下するとその多くはその
ままV入賞口形成部材38a,38bによって形成されるV入
賞口47aに入賞してV検出スイッチ70を作動させ、これ
により繰り返し条件が達成されたことを検出する。もと
ろん、誘導突起37a,37bが低く形成してあるため、誘導
突起37a,37b間に落下した打球であってもV入賞口47aに
誘導されずに、誘導突起37a,37bを飛び越してV入賞口
形成部材38a,38bの外側に誘導される打球もある。ま
た、V入賞口形成部材38a,38bの外側両サイドは、通常
の入賞として扱われる通常入賞口47b,47cを構成してい
る。
装置の一例としての変動入賞装置30について説明する。
第1図は、変動入賞装置30を遊技盤6に取り付けた状態
での縦断面図であり、第2図は、変動入賞装置30の正面
図であり、第3図は、変動入賞装置30の背面図であり、
第4図は、変動入賞装置30の背面斜視図であり、第5図
は、変動入賞装置30の背面から見た分解斜視図である。
図において、変動入賞装置30は、前記遊技盤6に取り付
けられる取付基板32を有し、該取付基板32の上部には横
長な入賞開口33が穿設されている。そして、この入賞開
口33を開閉するように前記開閉板31がその下端両側に形
成された軸34a,34b(ただし、34bは図示省略)で軸支さ
れている。また、開閉板31には、軸34a近傍に後述する
ソレノイド60によって上下動する摺動歯車部材63と係合
する回動歯車35が形成され、他方の軸34b近傍には、係
止突片36が後方に向って突設されている。この係止突片
36は、開閉板31が開放したときにその回動範囲を規制す
るためのものである。更に、開閉板31には、所定の間隔
を置いて高さの低い誘導突起37a,37bが突設され、該誘
導突起37a,37bの後端部に連続する位置であって、前記
入賞開口33の下縁に臨むように一対のV入賞口形成部材
38a,38bが取付基板32の裏面に形成されている。V入賞
口形成部材38a,38bには、電気的機器としてのV検出ス
イッチ70を挿入支持するV検出スイッチ挿入溝39a,39b
が形成されている。このため、開閉板31の誘導突起37a,
37bに挟まれた領域に打球が落下するとその多くはその
ままV入賞口形成部材38a,38bによって形成されるV入
賞口47aに入賞してV検出スイッチ70を作動させ、これ
により繰り返し条件が達成されたことを検出する。もと
ろん、誘導突起37a,37bが低く形成してあるため、誘導
突起37a,37b間に落下した打球であってもV入賞口47aに
誘導されずに、誘導突起37a,37bを飛び越してV入賞口
形成部材38a,38bの外側に誘導される打球もある。ま
た、V入賞口形成部材38a,38bの外側両サイドは、通常
の入賞として扱われる通常入賞口47b,47cを構成してい
る。
また、取付基板32の後面には、前記V入賞口47aおよび
通常入賞口47b,47cから流下する入賞玉を誘導する一対
の流路形成壁41a,41bが形成される。この一対の流路形
成壁41a,41bは、上方部分が中央に向って傾斜するよう
に形成されるとともに中央部分で垂直となるように形成
されて流路42を構成し、その垂直部分の上部には、電気
的機器としての10カウント検出スイッチ71が挿入支持さ
れる10カウント検出スイッチ挿入溝43a,43bが形成され
ている。このため、開閉板31によって受け止められたす
べての入賞玉、すなわち、V入賞口47aおよび通常入賞
口47b,47cに入賞した入賞玉は、10カウント検出スイッ
チ71によってすべて検出され、これにより変動入賞装置
30に入賞する玉数を所定個数(10個)に制限することが
できる。なお、流路42の最下端部分の取付基板32には、
流路42を流下してきた入賞玉の流下方向を後方に変化さ
せるための可変突起48が突設されている。
通常入賞口47b,47cから流下する入賞玉を誘導する一対
の流路形成壁41a,41bが形成される。この一対の流路形
成壁41a,41bは、上方部分が中央に向って傾斜するよう
に形成されるとともに中央部分で垂直となるように形成
されて流路42を構成し、その垂直部分の上部には、電気
的機器としての10カウント検出スイッチ71が挿入支持さ
れる10カウント検出スイッチ挿入溝43a,43bが形成され
ている。このため、開閉板31によって受け止められたす
べての入賞玉、すなわち、V入賞口47aおよび通常入賞
口47b,47cに入賞した入賞玉は、10カウント検出スイッ
チ71によってすべて検出され、これにより変動入賞装置
30に入賞する玉数を所定個数(10個)に制限することが
できる。なお、流路42の最下端部分の取付基板32には、
流路42を流下してきた入賞玉の流下方向を後方に変化さ
せるための可変突起48が突設されている。
以上説明した入賞開口33および流路形成壁41a,41bを包
含するように取付基板32の裏面には、後面周壁40が一体
的に周設されている。この後面周壁40の奥行巾は、前記
V入賞口形成部材38a,38bおよび流路形成壁41a,41bの奥
行巾よりも短く形成されており、後述する後面カバー枠
50とによって形成される空間の巾とV入賞口形成部材38
a,38bおよび流路形成壁41a,41bの奥行巾とがほぼ同じと
なるようになっている。なお、後面周壁40は、取付基板
32の形状に沿って周設されており、その下部左右位置に
は、装飾板44a,44bがはめ込まれている。
含するように取付基板32の裏面には、後面周壁40が一体
的に周設されている。この後面周壁40の奥行巾は、前記
V入賞口形成部材38a,38bおよび流路形成壁41a,41bの奥
行巾よりも短く形成されており、後述する後面カバー枠
50とによって形成される空間の巾とV入賞口形成部材38
a,38bおよび流路形成壁41a,41bの奥行巾とがほぼ同じと
なるようになっている。なお、後面周壁40は、取付基板
32の形状に沿って周設されており、その下部左右位置に
は、装飾板44a,44bがはめ込まれている。
また、取付基板32の下部左右位置の前面には、通常の入
賞口45a,45bが取着され、更に、取付基板32の前面中央
には、装飾部材46が取着されている。
賞口45a,45bが取着され、更に、取付基板32の前面中央
には、装飾部材46が取着されている。
一方、取付基板32の後面には、前記後面周壁40に対応し
て後面カバー枠50がビスで螺着されている。この後面カ
バー枠50を後面周壁40と合致させて取着したときには、
外部と区画される空間が形成されることになるが、後面
カバー枠50の中央下方部であって、前記流路42に対応す
る位置には切欠部51が穿設されており、この箇所が外部
と連絡していることになる。すなわち、開閉板31によっ
て導かれた入賞玉は、後面周壁40と後面カバー枠50とが
形成される空間内に設けられる流路42を通って前記突起
48に当って切欠部51から外部へ排出されるようになって
いる。したがって、後面周壁40と後面カバー枠50とによ
って空間形成部材を構成している。なお、空間形成部材
は、図示の実施例に限定されず要は取付基板32の後方に
入賞玉の流下する流路が設けられる空間であればどのよ
うな構成であってもよい。
て後面カバー枠50がビスで螺着されている。この後面カ
バー枠50を後面周壁40と合致させて取着したときには、
外部と区画される空間が形成されることになるが、後面
カバー枠50の中央下方部であって、前記流路42に対応す
る位置には切欠部51が穿設されており、この箇所が外部
と連絡していることになる。すなわち、開閉板31によっ
て導かれた入賞玉は、後面周壁40と後面カバー枠50とが
形成される空間内に設けられる流路42を通って前記突起
48に当って切欠部51から外部へ排出されるようになって
いる。したがって、後面周壁40と後面カバー枠50とによ
って空間形成部材を構成している。なお、空間形成部材
は、図示の実施例に限定されず要は取付基板32の後方に
入賞玉の流下する流路が設けられる空間であればどのよ
うな構成であってもよい。
後面カバー枠50の後面には、取付ボス52a,52b、および
取付ボス53a〜53iが突設され、また係合部材挿入長穴5
4、係合長穴55、V検出スイッチ挿入穴56、およびラン
プ挿通穴57a〜57fが穿設され、更に、光を透過する透過
板58が設けられている。
取付ボス53a〜53iが突設され、また係合部材挿入長穴5
4、係合長穴55、V検出スイッチ挿入穴56、およびラン
プ挿通穴57a〜57fが穿設され、更に、光を透過する透過
板58が設けられている。
前記取付ボス52a,52bには電気的機器としてのソレノイ
ド60がビスで固定されている。ソレノイド60のプランジ
ャー61には、前記係合部材挿入長穴54を介して摺動歯車
部材63が固着され、該摺動歯車部材63が前記開閉板31の
回動歯車35と係合するようになっている。そして、ソレ
ノイド60は、常にはプランジャー61に貫挿された付勢バ
ネ62によって下方向に付勢されているため、摺動歯車部
材63と回動歯車35との係合により開閉板31を閉じた状態
に保持している。これに対し、ソレノイド60が励磁され
ると、付勢バネ62の付勢力に抗してプランジャー61が上
昇し、これに伴って摺動歯車部材63も上昇するので、回
動歯車35が回動し、開閉板31が軸34a,34bを中心に回動
して開放状態となり、打球を受け入れることができる。
このとき、開閉板31の他端に設けた前記係止突片36が前
記係合長穴55の上縁と当接して開閉板31の開閉範囲を規
制している。
ド60がビスで固定されている。ソレノイド60のプランジ
ャー61には、前記係合部材挿入長穴54を介して摺動歯車
部材63が固着され、該摺動歯車部材63が前記開閉板31の
回動歯車35と係合するようになっている。そして、ソレ
ノイド60は、常にはプランジャー61に貫挿された付勢バ
ネ62によって下方向に付勢されているため、摺動歯車部
材63と回動歯車35との係合により開閉板31を閉じた状態
に保持している。これに対し、ソレノイド60が励磁され
ると、付勢バネ62の付勢力に抗してプランジャー61が上
昇し、これに伴って摺動歯車部材63も上昇するので、回
動歯車35が回動し、開閉板31が軸34a,34bを中心に回動
して開放状態となり、打球を受け入れることができる。
このとき、開閉板31の他端に設けた前記係止突片36が前
記係合長穴55の上縁と当接して開閉板31の開閉範囲を規
制している。
前記取付ボス53a〜53cには、第1の中継基板65がビスで
固定される(ただし、取付ボス53bは位置決め用のピン
が突出している)。この第1の中継基板65には、前記装
飾板44aを装飾するための装飾ランプ68a,68bと前記装飾
部材46の一方を装飾するための装飾ランプ68cとが固定
されている。装飾ランプ68a,68bは、前記ランプ挿通穴5
7a,57bにその先端部を臨ませて装飾板44aを装飾してい
る。また、装飾ランプ68cは、前記ランプ挿通穴57cにそ
の先端部を臨ませているとともに取付基板32に穿設した
光透過穴49aから光を透過させて装飾部材46を装飾して
いる。
固定される(ただし、取付ボス53bは位置決め用のピン
が突出している)。この第1の中継基板65には、前記装
飾板44aを装飾するための装飾ランプ68a,68bと前記装飾
部材46の一方を装飾するための装飾ランプ68cとが固定
されている。装飾ランプ68a,68bは、前記ランプ挿通穴5
7a,57bにその先端部を臨ませて装飾板44aを装飾してい
る。また、装飾ランプ68cは、前記ランプ挿通穴57cにそ
の先端部を臨ませているとともに取付基板32に穿設した
光透過穴49aから光を透過させて装飾部材46を装飾して
いる。
前記取付ボス53e〜53iには、第2の中継基板64がビスで
固定される(ただし、取付ボス53g,53iは位置決め用の
ピンが突出している)。この第2の中継基板64には、前
記装飾板44bを装飾するための装飾ランプ68e,68fと前記
装飾部材46の他方を装飾するための装飾ランプ68dと前
記透過板58を装飾するための装飾ランプ68gとが固定さ
れている。装飾ランプ68e,68fは、前記ランプ挿通穴57
e,57fにその先端部を臨ませて装飾板44bを装飾し、装飾
ランプ68dは、前記ランプ挿通穴57dにその先端部を臨ま
せているとともに取付基板32に穿設した光透過穴49bか
ら光を透過させて装飾部材46の他方を装飾している。ま
た、装飾ランプ68gは、透過板58の後面からV入賞口47a
に入賞したことを知らせるために点灯するものである。
固定される(ただし、取付ボス53g,53iは位置決め用の
ピンが突出している)。この第2の中継基板64には、前
記装飾板44bを装飾するための装飾ランプ68e,68fと前記
装飾部材46の他方を装飾するための装飾ランプ68dと前
記透過板58を装飾するための装飾ランプ68gとが固定さ
れている。装飾ランプ68e,68fは、前記ランプ挿通穴57
e,57fにその先端部を臨ませて装飾板44bを装飾し、装飾
ランプ68dは、前記ランプ挿通穴57dにその先端部を臨ま
せているとともに取付基板32に穿設した光透過穴49bか
ら光を透過させて装飾部材46の他方を装飾している。ま
た、装飾ランプ68gは、透過板58の後面からV入賞口47a
に入賞したことを知らせるために点灯するものである。
また、第2の中継基板64には、各種の接続端子が設けら
れている。すなわち、前記した入賞玉集合保護板19に穿
設された細穴19aを介して中継基板20と接続される外部
接続端子66や、前記10カウント検出スイッチ71からの配
線を接続する10カウント用接続端子67a、前記V検出ス
イッチ70からの配線を接続するV検出用接続端子67b、
前記ソレノイド60からの配線を接続する駆動源接続端子
67c、および前記第1の中継基板65からの配線を接続す
る中継基板用接続端子67dが設けられている。なお、図
示の外部接続端子66は、その接続ピンが入賞玉集合保護
板19に対して直交する方向に植立されたものを示した
が、接続ピンが入賞玉集合保護板19と平行となるように
植立されたものを使用しても良い。この場合、中継基板
20と接続される配線を入賞玉集合保護板19内に収納する
ことができるので、前記細穴19bを穿設する必要はな
い。また、外部接続ピン66に接続される配線の他端を中
継基板20ではなく、入賞玉集合保護板19または機構板24
の裏面等に設けられる制御回路基板(図示しない)に直
接接続しても良い。
れている。すなわち、前記した入賞玉集合保護板19に穿
設された細穴19aを介して中継基板20と接続される外部
接続端子66や、前記10カウント検出スイッチ71からの配
線を接続する10カウント用接続端子67a、前記V検出ス
イッチ70からの配線を接続するV検出用接続端子67b、
前記ソレノイド60からの配線を接続する駆動源接続端子
67c、および前記第1の中継基板65からの配線を接続す
る中継基板用接続端子67dが設けられている。なお、図
示の外部接続端子66は、その接続ピンが入賞玉集合保護
板19に対して直交する方向に植立されたものを示した
が、接続ピンが入賞玉集合保護板19と平行となるように
植立されたものを使用しても良い。この場合、中継基板
20と接続される配線を入賞玉集合保護板19内に収納する
ことができるので、前記細穴19bを穿設する必要はな
い。また、外部接続ピン66に接続される配線の他端を中
継基板20ではなく、入賞玉集合保護板19または機構板24
の裏面等に設けられる制御回路基板(図示しない)に直
接接続しても良い。
前記取付ボス53dには、V検出スイッチ70と10カウント
検出スイッチ71の後端を支持固定する固定板72がビスが
取着される。すなわち、V検出スイッチ70を前記V検出
スイッチ挿入穴56から挿入してその先端をV検出スイッ
チ挿入溝39a,39bにはめ合わせ、さらに10カウント検出
スイッチ71を前記切欠部51の上端部から挿入してその先
端を10カウント検出スイッチ43a,43bにはめ合わせた後
に固定板72を固定することにより上記2つの検出スイッ
チが安定的に固定支持される。なお、固定板72をビスで
螺着する際に、第3図で示すように各種の電気的機器か
ら前記第1の中継端子64の接続端子67a〜67dに接続する
配線を固定板72の前方側を通すようにすれば、それらの
配線が外に飛び出すことなく整然と処理することができ
る。なお、前記した装飾ランプ68a〜68gも電気的機器の
一種である。
検出スイッチ71の後端を支持固定する固定板72がビスが
取着される。すなわち、V検出スイッチ70を前記V検出
スイッチ挿入穴56から挿入してその先端をV検出スイッ
チ挿入溝39a,39bにはめ合わせ、さらに10カウント検出
スイッチ71を前記切欠部51の上端部から挿入してその先
端を10カウント検出スイッチ43a,43bにはめ合わせた後
に固定板72を固定することにより上記2つの検出スイッ
チが安定的に固定支持される。なお、固定板72をビスで
螺着する際に、第3図で示すように各種の電気的機器か
ら前記第1の中継端子64の接続端子67a〜67dに接続する
配線を固定板72の前方側を通すようにすれば、それらの
配線が外に飛び出すことなく整然と処理することができ
る。なお、前記した装飾ランプ68a〜68gも電気的機器の
一種である。
以上のように構成された変動入賞装置30は、第3図に示
されるように取付基板32の後方に形成される空間形成部
材や各種の電気的機器等が取付基板32の投影面積の範囲
内に構成されているため、遊技盤6の前方から容易に遊
技盤6に取り付けることができる。そして、その取り付
けた状態は、第1図に示されるように取付基板32の後方
に形成される後面周壁40および後面カバー枠50とからな
る空間形成部材が遊技盤6の肉厚とほぼ同じ奥行巾とな
るので、空間形成部材内に形成される流路42が遊技盤6
の肉厚内に位置することになる。このため開閉板31によ
って受け入れられた打球(入賞玉)は、前記流路42を流
下して可変突起48に衝突し、その流下方向を変化させら
れて後面カバー枠50の切欠部51から入賞玉集合保護板19
と遊技盤6の後面とで形成される入賞玉集合空間へ誘導
され、その後、機構板24の入賞玉集合樋28へと誘導され
る。
されるように取付基板32の後方に形成される空間形成部
材や各種の電気的機器等が取付基板32の投影面積の範囲
内に構成されているため、遊技盤6の前方から容易に遊
技盤6に取り付けることができる。そして、その取り付
けた状態は、第1図に示されるように取付基板32の後方
に形成される後面周壁40および後面カバー枠50とからな
る空間形成部材が遊技盤6の肉厚とほぼ同じ奥行巾とな
るので、空間形成部材内に形成される流路42が遊技盤6
の肉厚内に位置することになる。このため開閉板31によ
って受け入れられた打球(入賞玉)は、前記流路42を流
下して可変突起48に衝突し、その流下方向を変化させら
れて後面カバー枠50の切欠部51から入賞玉集合保護板19
と遊技盤6の後面とで形成される入賞玉集合空間へ誘導
され、その後、機構板24の入賞玉集合樋28へと誘導され
る。
一方、空間形成部材の裏面である後面カバー枠50の裏面
が遊技盤6の裏面とほぼ同一平面となるように位置する
ので、後面カバー枠50の裏面に取着されるソレノイド60
や検出スイッチ70,71や装飾ランプ62a〜68g等の電気的
機器、およびそれらの電気的機器からの配線を中継する
中継基板64,65が遊技盤6の裏面に直接取り付けられた
と同等の位置に配置されることとなり、このため遊技盤
6裏面からの突出巾が相対的に小さくなり、遊技盤6と
該遊技盤6の裏面に取着された入賞玉集合保護板19とで
形成される空間内に上記した電気的機器および中継基板
を配置することができる。これにより遊技盤6の裏面の
突出が少いので、遊技盤6をパチンコ機1本体に取り付
けた場合に、入賞玉集合保護カバー19が設けられている
ものにあってはその入賞玉集合保護カバー19に対して、
または入賞玉集合保護カバー19が設けられていないもの
にあっては機構板24の入賞玉集合凹面26に対して、それ
ぞれにカバー部材を特別に用意して取着したり、あるい
は凹部を形成したりする必要がない。また、遊技盤6の
保管や輸送に際しても突出部分がないので、何かにぶつ
けたり引っ掛けたりして変動入賞装置30を壊す心配がが
ない。
が遊技盤6の裏面とほぼ同一平面となるように位置する
ので、後面カバー枠50の裏面に取着されるソレノイド60
や検出スイッチ70,71や装飾ランプ62a〜68g等の電気的
機器、およびそれらの電気的機器からの配線を中継する
中継基板64,65が遊技盤6の裏面に直接取り付けられた
と同等の位置に配置されることとなり、このため遊技盤
6裏面からの突出巾が相対的に小さくなり、遊技盤6と
該遊技盤6の裏面に取着された入賞玉集合保護板19とで
形成される空間内に上記した電気的機器および中継基板
を配置することができる。これにより遊技盤6の裏面の
突出が少いので、遊技盤6をパチンコ機1本体に取り付
けた場合に、入賞玉集合保護カバー19が設けられている
ものにあってはその入賞玉集合保護カバー19に対して、
または入賞玉集合保護カバー19が設けられていないもの
にあっては機構板24の入賞玉集合凹面26に対して、それ
ぞれにカバー部材を特別に用意して取着したり、あるい
は凹部を形成したりする必要がない。また、遊技盤6の
保管や輸送に際しても突出部分がないので、何かにぶつ
けたり引っ掛けたりして変動入賞装置30を壊す心配がが
ない。
なお、上述した実施例においては、入賞装置として変動
入賞装置30を例示したが、本発明にあっては、電気的機
器を備えた入賞装置であればどのような入賞装置にも適
用できるものである。
入賞装置30を例示したが、本発明にあっては、電気的機
器を備えた入賞装置であればどのような入賞装置にも適
用できるものである。
「発明の効果」 本発明は、入賞装置の取付基板の後方に遊技盤の肉厚と
ほぼ同じ奥行巾を有する空間形成部材を形成したので、
入賞装置に入賞した玉を遊技盤の肉厚内であって空間形
成部材によって形成された空間内で入賞玉を流下処理す
ることができ、また空間形成部材の後面に取着された電
気的機器や中継基板は、遊技盤と入賞玉集合カバー板と
で形成される空間内に位置するようになっているため、
遊技盤裏面の突出部分が相対的に少なく、入賞玉集合カ
バー板に対して、入賞装置を保護するカバー部材を用意
したり、あるいは凹部を形成したりする必要がない。ま
た、遊技盤の保管や輸送に際しても突出部分がないの
で、何かにぶつけたり引っ掛けたりして変動入賞装置を
壊す心配がなく、更に、後方に大きく突出する部分がな
いので、すばやく遊技盤をパチンコ機本体に取り付ける
ことができる。
ほぼ同じ奥行巾を有する空間形成部材を形成したので、
入賞装置に入賞した玉を遊技盤の肉厚内であって空間形
成部材によって形成された空間内で入賞玉を流下処理す
ることができ、また空間形成部材の後面に取着された電
気的機器や中継基板は、遊技盤と入賞玉集合カバー板と
で形成される空間内に位置するようになっているため、
遊技盤裏面の突出部分が相対的に少なく、入賞玉集合カ
バー板に対して、入賞装置を保護するカバー部材を用意
したり、あるいは凹部を形成したりする必要がない。ま
た、遊技盤の保管や輸送に際しても突出部分がないの
で、何かにぶつけたり引っ掛けたりして変動入賞装置を
壊す心配がなく、更に、後方に大きく突出する部分がな
いので、すばやく遊技盤をパチンコ機本体に取り付ける
ことができる。
第1図ないし第7図は、本発明に係る入賞装置の一例と
しての変動入賞装置を示し、第1図は、変動入賞装置を
遊技盤に取り付けた状態での縦断面図であり、第2図
は、変動入賞装置の正面図であり、第3図は、変動入賞
装置の背面図であり、第4図は、変動入賞装置の背面斜
視図であり、第5図は、変動入賞装置の背面から見た分
解斜視図である。 第6図ないし第8図は、実施例に係る変動入賞装置が適
用されるパチンコ機を示し、第6図は、パチンコ機の正
面図であり、第7図は、遊技盤を取り外した状態でのパ
チンコ機の背面から見た分解斜視図であり、第8図は、
遊技盤の背面図である。 1……パチンコ機 6……遊技盤 19……入賞玉集合保護板(入賞玉集合カバー板) 24……機構板 26……入賞玉集合凹面(入賞玉集合カバー板) 30……変動入賞装置(入賞装置) 32……取付基板 40……後面周壁(空間形成部材) 42……流路 50……後面カバー枠(空間形成部材) 60……ソレノイド(電気的機器) 64,65……中継基板 68a〜68g……装飾ランプ(電気的機器) 70……V検出スイッチ(電気的機器) 71……10カウント検出スイッチ(電気的機器)
しての変動入賞装置を示し、第1図は、変動入賞装置を
遊技盤に取り付けた状態での縦断面図であり、第2図
は、変動入賞装置の正面図であり、第3図は、変動入賞
装置の背面図であり、第4図は、変動入賞装置の背面斜
視図であり、第5図は、変動入賞装置の背面から見た分
解斜視図である。 第6図ないし第8図は、実施例に係る変動入賞装置が適
用されるパチンコ機を示し、第6図は、パチンコ機の正
面図であり、第7図は、遊技盤を取り外した状態でのパ
チンコ機の背面から見た分解斜視図であり、第8図は、
遊技盤の背面図である。 1……パチンコ機 6……遊技盤 19……入賞玉集合保護板(入賞玉集合カバー板) 24……機構板 26……入賞玉集合凹面(入賞玉集合カバー板) 30……変動入賞装置(入賞装置) 32……取付基板 40……後面周壁(空間形成部材) 42……流路 50……後面カバー枠(空間形成部材) 60……ソレノイド(電気的機器) 64,65……中継基板 68a〜68g……装飾ランプ(電気的機器) 70……V検出スイッチ(電気的機器) 71……10カウント検出スイッチ(電気的機器)
Claims (1)
- 【請求項1】電気的機器を備えたパチンコ機の入賞装置
において、 前記入賞装置の取付基板の後方に遊技盤の肉厚とほぼ同
じ奥行幅を有する空間形成部材を形成し、 前記空間形成部材の空間には、入賞した玉を流下させる
流路が形成されるとともに空間形成部材の後面に前記電
気的機器、あるいは電気的機器からの配線を中継する中
継基板を取着し、 前記取付基板を前記遊技盤に取り付けた際に、入賞装置
の後端が遊技盤の裏面に配置される入賞玉集合カバー板
の内側に位置するようにしたことを特徴とするパチンコ
機の入賞装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30780687A JPH0732815B2 (ja) | 1987-12-05 | 1987-12-05 | パチンコ機の入賞装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30780687A JPH0732815B2 (ja) | 1987-12-05 | 1987-12-05 | パチンコ機の入賞装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01148286A JPH01148286A (ja) | 1989-06-09 |
JPH0732815B2 true JPH0732815B2 (ja) | 1995-04-12 |
Family
ID=17973446
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30780687A Expired - Lifetime JPH0732815B2 (ja) | 1987-12-05 | 1987-12-05 | パチンコ機の入賞装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0732815B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003006216A1 (en) * | 2001-07-13 | 2003-01-23 | Brooks Automation, Inc. | Substrate transport apparatus with multiple independent end effectors |
-
1987
- 1987-12-05 JP JP30780687A patent/JPH0732815B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01148286A (ja) | 1989-06-09 |
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Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
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