JPH07321343A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents
半導体装置およびその製造方法Info
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- JPH07321343A JPH07321343A JP12809394A JP12809394A JPH07321343A JP H07321343 A JPH07321343 A JP H07321343A JP 12809394 A JP12809394 A JP 12809394A JP 12809394 A JP12809394 A JP 12809394A JP H07321343 A JPH07321343 A JP H07321343A
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 バイアホールを微細に加工できるようにす
る。トランジスタや配線の寄生容量を低減化する。基板
を再現性よく薄膜化する。 【構成】 GaAs基板1上に、AlGaAsの第1の
エッチング阻止層2、GaAs中間層3、AlGaAs
の第2のエッチング阻止層4、活性層5を形成し、ゲー
ト電極8、ソース・ドレイン電極7、9を有するMES
FET6を形成する[(a)図]。素子形成面に石英板
10を貼り付け、基板1を研磨およびエッチングにより
除去する[(b)図]。エッチング阻止層2、中間層3
を選択的にエッチングしてバイアホールの大径部12を
形成する[(c)図]。第2のエッチング阻止層4、活
性層5を選択的にエッチングしてバイアホールの小径部
13を形成し、裏面電極14を形成する[(d)図]。
石英板10を剥離する。
る。トランジスタや配線の寄生容量を低減化する。基板
を再現性よく薄膜化する。 【構成】 GaAs基板1上に、AlGaAsの第1の
エッチング阻止層2、GaAs中間層3、AlGaAs
の第2のエッチング阻止層4、活性層5を形成し、ゲー
ト電極8、ソース・ドレイン電極7、9を有するMES
FET6を形成する[(a)図]。素子形成面に石英板
10を貼り付け、基板1を研磨およびエッチングにより
除去する[(b)図]。エッチング阻止層2、中間層3
を選択的にエッチングしてバイアホールの大径部12を
形成する[(c)図]。第2のエッチング阻止層4、活
性層5を選択的にエッチングしてバイアホールの小径部
13を形成し、裏面電極14を形成する[(d)図]。
石英板10を剥離する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体装置およびその
製造方法に関し、特に、発熱性の素子を熱伝導率の低い
化合物半導体上に形成し、素子から放出される熱を基板
裏面に形成された裏面電極より放散させるようにした、
いわゆるPHS(Plated Heat Sink)構造の半導体装置
およびその製造方法に関するものである。
製造方法に関し、特に、発熱性の素子を熱伝導率の低い
化合物半導体上に形成し、素子から放出される熱を基板
裏面に形成された裏面電極より放散させるようにした、
いわゆるPHS(Plated Heat Sink)構造の半導体装置
およびその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、特に熱伝導性の悪いGaAs
等の化合物半導体においては、半導体基板表面に形成さ
れた半導体素子の放熱性を向上させるために半導体基板
を薄膜化し、基板裏面に裏面電極(接地電極)を形成す
ることが行われてきた。また、ソースの接地方式とし
て、ソース電極下にバイアホールを形成しこれによりソ
ース電極を直接接地する方式は他の接地方式と比較して
配線抵抗およびインダクタンスが低くなることから、高
周波特性が重要視される場合に採用されている。このバ
イアホール接続方式が採用される場合、基板の薄膜化
は、バイアホールの微細化やバイアホールでの被覆性を
改善するためにも必要となる。
等の化合物半導体においては、半導体基板表面に形成さ
れた半導体素子の放熱性を向上させるために半導体基板
を薄膜化し、基板裏面に裏面電極(接地電極)を形成す
ることが行われてきた。また、ソースの接地方式とし
て、ソース電極下にバイアホールを形成しこれによりソ
ース電極を直接接地する方式は他の接地方式と比較して
配線抵抗およびインダクタンスが低くなることから、高
周波特性が重要視される場合に採用されている。このバ
イアホール接続方式が採用される場合、基板の薄膜化
は、バイアホールの微細化やバイアホールでの被覆性を
改善するためにも必要となる。
【0003】図4は、この種従来の半導体装置の断面図
である。同図に示されるように、GaAs基板1上に
は、GaAsからなる活性層5が形成され、該活性層上
にはこれとショットキー接合を形成するゲート電極8
と、これとオーミックに接触するソース電極7およびド
レイン電極9が設けられ、ここにGaAsのMESFE
T(Metal Semiconductor Field Effect Transistor)6
が形成されている。ソース電極7下には、GaAs基板
1および活性層5を貫通するバイアホール13aが設け
られており、該バイアホール内に埋め込まれた導電体に
よりソース電極7は裏面電極14と接続されている。
である。同図に示されるように、GaAs基板1上に
は、GaAsからなる活性層5が形成され、該活性層上
にはこれとショットキー接合を形成するゲート電極8
と、これとオーミックに接触するソース電極7およびド
レイン電極9が設けられ、ここにGaAsのMESFE
T(Metal Semiconductor Field Effect Transistor)6
が形成されている。ソース電極7下には、GaAs基板
1および活性層5を貫通するバイアホール13aが設け
られており、該バイアホール内に埋め込まれた導電体に
よりソース電極7は裏面電極14と接続されている。
【0004】図4に示された半導体装置は、次のように
形成される。GaAs基板1は、素子形成の際に基板割
れ等の不良発生を防ぐために、例えば3″φのウェハの
場合600μm程度の厚さのものが用いられる。この基
板上に活性層5をエピタキシャル成長させ、ショットキ
ー接合を形成する材料にてゲート電極8を、続いてオー
ミック接触する材料にてソース電極7、ドレイン電極9
をそれぞれリフトオフ法にて形成する。
形成される。GaAs基板1は、素子形成の際に基板割
れ等の不良発生を防ぐために、例えば3″φのウェハの
場合600μm程度の厚さのものが用いられる。この基
板上に活性層5をエピタキシャル成長させ、ショットキ
ー接合を形成する材料にてゲート電極8を、続いてオー
ミック接触する材料にてソース電極7、ドレイン電極9
をそれぞれリフトオフ法にて形成する。
【0005】次に、GaAs基板1の裏面を研磨して厚
さを100μm程度とする。次いで、基板裏面をエッチ
ングして厚さを10〜40μmに仕上げ、さらに、ソー
ス電極7下のGaAs基板1および活性層5を選択的に
エッチングしてバイアホール13aを形成する。続い
て、下地金属層の蒸着および電解メッキにより裏面電極
14を形成する。
さを100μm程度とする。次いで、基板裏面をエッチ
ングして厚さを10〜40μmに仕上げ、さらに、ソー
ス電極7下のGaAs基板1および活性層5を選択的に
エッチングしてバイアホール13aを形成する。続い
て、下地金属層の蒸着および電解メッキにより裏面電極
14を形成する。
【0006】上述のようにして形成された半導体装置で
は、基板裏面の研磨およびエッチング工程における面内
均一性が低いために、基板厚さのばらつきが例えば基板
の厚さ程度と極めて大きくなり、そのため放熱特性のば
らつき延いては素子特性のばらつきが大きくなる。この
点に対処したものとして、特開昭61−168966号
公報には、GaAs基板上にエッチング阻止層を設けそ
の上に活性層を設ける手法が提案されている。
は、基板裏面の研磨およびエッチング工程における面内
均一性が低いために、基板厚さのばらつきが例えば基板
の厚さ程度と極めて大きくなり、そのため放熱特性のば
らつき延いては素子特性のばらつきが大きくなる。この
点に対処したものとして、特開昭61−168966号
公報には、GaAs基板上にエッチング阻止層を設けそ
の上に活性層を設ける手法が提案されている。
【0007】すなわち、図5に示すように、GaAs基
板1上にAlGaAsからなるエッチング阻止層2aを
形成し、その上に活性層5を形成する。しかる後、活性
層5上にトランジスタを形成し、GaAs基板1または
GaAs基板およびエッチング阻止層2aを研磨および
エッチングにより除去する。この方法によれば、基板の
エッチング時にGaAs基板とエッチング阻止層とのエ
ッチング速度の違いを利用して、エッチングをこのエッ
チング阻止層で自動的に停止させることができるため、
残存基板の膜厚を正確にコントロールすることができ
る。
板1上にAlGaAsからなるエッチング阻止層2aを
形成し、その上に活性層5を形成する。しかる後、活性
層5上にトランジスタを形成し、GaAs基板1または
GaAs基板およびエッチング阻止層2aを研磨および
エッチングにより除去する。この方法によれば、基板の
エッチング時にGaAs基板とエッチング阻止層とのエ
ッチング速度の違いを利用して、エッチングをこのエッ
チング阻止層で自動的に停止させることができるため、
残存基板の膜厚を正確にコントロールすることができ
る。
【0008】また、特開平3−62930号公報には、
GaAs基板と活性層間にエッチング阻止層を設け、バ
イアホールを基板表面側より形成する技術が提案されて
いる。この従来例では、図5に示すようにエピタキシャ
ル基板を形成した後、図6に示すように、活性層上にM
ESFET6を形成する。しかる後、基板表面より、エ
ッチング阻止層2aをストッパとして選択的エッチング
を行ってバイアホール13bを形成する。バイアホール
13bに金属層15を形成した後、再びエッチング阻止
層2aをストッパとする基板エッチングを行って、ME
SFET6下のエッチング阻止層2aの裏面側を露出さ
せ、続いてこの部分のエッチング阻止層をエッチング除
去し、常法により裏面電極14を形成する。
GaAs基板と活性層間にエッチング阻止層を設け、バ
イアホールを基板表面側より形成する技術が提案されて
いる。この従来例では、図5に示すようにエピタキシャ
ル基板を形成した後、図6に示すように、活性層上にM
ESFET6を形成する。しかる後、基板表面より、エ
ッチング阻止層2aをストッパとして選択的エッチング
を行ってバイアホール13bを形成する。バイアホール
13bに金属層15を形成した後、再びエッチング阻止
層2aをストッパとする基板エッチングを行って、ME
SFET6下のエッチング阻止層2aの裏面側を露出さ
せ、続いてこの部分のエッチング阻止層をエッチング除
去し、常法により裏面電極14を形成する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】近年、応用機器の軽少
短薄化の傾向に従ってMESFETについても小型化が
求められている。而して、バイアホール接続方式を採用
するMESFETにおいいては、素子の微細化のために
は基板の薄膜化が必須の要件となる。基板が厚い場合、
例えば、湿式でバイアホールを形成する場合、開口の横
方向の広がりが大きくなりまたマージンを大きくとらな
ければならないためソース電極を大きくせざるを得なく
なるからであり、また、異方性の高いドライ法でバイア
ホールを形成する場合、アスペクト比が高くなり、被覆
性の悪化によりバイアホール内にボイドが発生すること
になるからである。
短薄化の傾向に従ってMESFETについても小型化が
求められている。而して、バイアホール接続方式を採用
するMESFETにおいいては、素子の微細化のために
は基板の薄膜化が必須の要件となる。基板が厚い場合、
例えば、湿式でバイアホールを形成する場合、開口の横
方向の広がりが大きくなりまたマージンを大きくとらな
ければならないためソース電極を大きくせざるを得なく
なるからであり、また、異方性の高いドライ法でバイア
ホールを形成する場合、アスペクト比が高くなり、被覆
性の悪化によりバイアホール内にボイドが発生すること
になるからである。
【0010】一方、ソース電極形成個所を除くトランジ
スタ形成領域の基板厚さについては、放熱の観点からは
薄い程有利である。しかし、広い面積にわたって薄膜化
した場合には基板の強度が落ち半導体素子部にクラック
が生じてしまうことになり、また、トランジスタの接地
容量が増加して高速動作が阻害される。特に、MMIC
(Monolithic Microwave IC)では、配線の寄生容量の増
加の影響が加わり特性が著しく劣化する。よって、基板
厚さはバイアホール部とそれ以外の活性領域で異なる膜
厚とすることが望ましいが、上述したエッチング阻止層
を活性層下に設けた従来例ではこの要求に応えることは
できなかった。
スタ形成領域の基板厚さについては、放熱の観点からは
薄い程有利である。しかし、広い面積にわたって薄膜化
した場合には基板の強度が落ち半導体素子部にクラック
が生じてしまうことになり、また、トランジスタの接地
容量が増加して高速動作が阻害される。特に、MMIC
(Monolithic Microwave IC)では、配線の寄生容量の増
加の影響が加わり特性が著しく劣化する。よって、基板
厚さはバイアホール部とそれ以外の活性領域で異なる膜
厚とすることが望ましいが、上述したエッチング阻止層
を活性層下に設けた従来例ではこの要求に応えることは
できなかった。
【0011】本発明は、この点に鑑みてなされたもので
あって、その目的とするところは、基板厚さの均一性、
再現性を確保するとともに、バイアホール部での基板厚
さとそれ以外の領域の基板厚さとを独立にコントロール
できるようにして、バイアホールの微細化と、基板の機
械的強度の改善および寄生容量の削減を同時に達成しう
るようにすることである。そして、このことにより、小
型で高周波特性にすぐれた半導体装置を再現性よく製造
できるようにしようとするものである。
あって、その目的とするところは、基板厚さの均一性、
再現性を確保するとともに、バイアホール部での基板厚
さとそれ以外の領域の基板厚さとを独立にコントロール
できるようにして、バイアホールの微細化と、基板の機
械的強度の改善および寄生容量の削減を同時に達成しう
るようにすることである。そして、このことにより、小
型で高周波特性にすぐれた半導体装置を再現性よく製造
できるようにしようとするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明によれば、表面にソース電極(7)、ドレイ
ン電極(9)およびゲート電極(8)を有するトランジ
スタ(6)が形成され、ソース電極下に小径のバイアホ
ール(13)が形成された活性層(5)と、前記活性層
下に形成され、該活性層と同じ位置に小径のバイアホー
ルが形成された第2のエッチング阻止層(4)と、前記
第2のエッチング阻止層下に形成され、前記ソース電極
下に大径のバイアホール(12)が形成された半導体中
間層(3)と、前記半導体中間層下に形成され、該半導
体中間層と同じ位置に大径のバイアホールが形成された
第1のエッチング阻止層(2)と、前記第1のエッチン
グ阻止層の下面の少なくとも前記トランジスタ下の領域
を覆うように形成され、前記小径のバイアホールおよび
前記大径のバイアホールを介して前記ソース電極に接続
された裏面電極(14)と、を備えた半導体装置、が提
供される。
め、本発明によれば、表面にソース電極(7)、ドレイ
ン電極(9)およびゲート電極(8)を有するトランジ
スタ(6)が形成され、ソース電極下に小径のバイアホ
ール(13)が形成された活性層(5)と、前記活性層
下に形成され、該活性層と同じ位置に小径のバイアホー
ルが形成された第2のエッチング阻止層(4)と、前記
第2のエッチング阻止層下に形成され、前記ソース電極
下に大径のバイアホール(12)が形成された半導体中
間層(3)と、前記半導体中間層下に形成され、該半導
体中間層と同じ位置に大径のバイアホールが形成された
第1のエッチング阻止層(2)と、前記第1のエッチン
グ阻止層の下面の少なくとも前記トランジスタ下の領域
を覆うように形成され、前記小径のバイアホールおよび
前記大径のバイアホールを介して前記ソース電極に接続
された裏面電極(14)と、を備えた半導体装置、が提
供される。
【0013】また、本発明によれば、(a)半導体基板
(1)上に第1のエッチング阻止層(2)、半導体中間
層(3)、第2のエッチング阻止層(4)および活性層
(5)を順次成長させる工程と、(b)前記活性層上に
ゲート電極(8)、ソース電極(7)およびドレイン電
極(9)を形成してトランジスタ(6)を形成する工程
と、(c)前記第1のエッチング阻止層をストッパとし
てエッチングを行い、少なくとも前記トランジスタ下の
前記半導体基板を除去する工程と、(d)前記ソース電
極下の前記第1のエッチング阻止層および前記半導体中
間層を選択的に除去して前記第2のエッチング阻止層の
下面を露出させる大径のバイアホール(12)を形成す
る工程と、(e)前記ソース電極下の前記第2のエッチ
ング阻止層および前記活性層を選択的に除去して前記ソ
ース電極の下面を露出させる小径のバイアホール(1
3)を形成する工程と、(f)前記第1のエッチング阻
止層の下面に、前記大径のバイアホールおよび前記小径
のバイアホールを介して前記ソース電極に接続される裏
面電極(14)を形成する工程と、を有する半導体装置
の製造方法、が提供される。
(1)上に第1のエッチング阻止層(2)、半導体中間
層(3)、第2のエッチング阻止層(4)および活性層
(5)を順次成長させる工程と、(b)前記活性層上に
ゲート電極(8)、ソース電極(7)およびドレイン電
極(9)を形成してトランジスタ(6)を形成する工程
と、(c)前記第1のエッチング阻止層をストッパとし
てエッチングを行い、少なくとも前記トランジスタ下の
前記半導体基板を除去する工程と、(d)前記ソース電
極下の前記第1のエッチング阻止層および前記半導体中
間層を選択的に除去して前記第2のエッチング阻止層の
下面を露出させる大径のバイアホール(12)を形成す
る工程と、(e)前記ソース電極下の前記第2のエッチ
ング阻止層および前記活性層を選択的に除去して前記ソ
ース電極の下面を露出させる小径のバイアホール(1
3)を形成する工程と、(f)前記第1のエッチング阻
止層の下面に、前記大径のバイアホールおよび前記小径
のバイアホールを介して前記ソース電極に接続される裏
面電極(14)を形成する工程と、を有する半導体装置
の製造方法、が提供される。
【0014】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。図1は、本発明の第1の実施例の半導体装
置の断面図である。同図に示されるように、半導体基板
は、Al0.4 Ga0.6 Asからなる膜厚1μmの第1の
エッチング阻止層2、膜厚30μmのGaAs中間層
3、Al0.2 Ga0.8 Asからなる膜厚0.5μmの第
2のエッチング阻止層4およびGaAsからなる膜厚
0.5μmの活性層5の4層の半導体層によって形成さ
れている。活性層5上には、これとショットキー接合を
形成するゲート電極8と、活性層にオーミックに接触す
るソース電極7およびドレイン電極9が形成され、ここ
にMESFET6が形成されている。ソース電極7下に
は、30μmφの大径部12と5μmφの小径部13を
有するバイアホールが形成され、基板裏面には、バイア
ホール(12、13)を介してソース電極7と接続され
た裏面電極14が形成されている。
て説明する。図1は、本発明の第1の実施例の半導体装
置の断面図である。同図に示されるように、半導体基板
は、Al0.4 Ga0.6 Asからなる膜厚1μmの第1の
エッチング阻止層2、膜厚30μmのGaAs中間層
3、Al0.2 Ga0.8 Asからなる膜厚0.5μmの第
2のエッチング阻止層4およびGaAsからなる膜厚
0.5μmの活性層5の4層の半導体層によって形成さ
れている。活性層5上には、これとショットキー接合を
形成するゲート電極8と、活性層にオーミックに接触す
るソース電極7およびドレイン電極9が形成され、ここ
にMESFET6が形成されている。ソース電極7下に
は、30μmφの大径部12と5μmφの小径部13を
有するバイアホールが形成され、基板裏面には、バイア
ホール(12、13)を介してソース電極7と接続され
た裏面電極14が形成されている。
【0015】このように構成された半導体装置では、バ
イアホールの小径部13の形成される部分の基板厚さと
それ以外の部分の基板厚さとを独立に設定することがで
きるため、小径のバイアホールの形成される部分の基板
(4、5)の厚さを十分に薄くして、金属膜形成時にお
けるボイドの発生を防止しつつバイアホールの小径化を
実現することができ、また、それ以外の領域の基板厚を
機械的強度を損なわれることがなく、かつ、寄生容量が
特性に大きく影響を与えない厚さに選択することが可能
となる。よって、本実施例により、小型で高周波特性に
優れた半導体装置を歩留り高く製造することができるよ
うになる。
イアホールの小径部13の形成される部分の基板厚さと
それ以外の部分の基板厚さとを独立に設定することがで
きるため、小径のバイアホールの形成される部分の基板
(4、5)の厚さを十分に薄くして、金属膜形成時にお
けるボイドの発生を防止しつつバイアホールの小径化を
実現することができ、また、それ以外の領域の基板厚を
機械的強度を損なわれることがなく、かつ、寄生容量が
特性に大きく影響を与えない厚さに選択することが可能
となる。よって、本実施例により、小型で高周波特性に
優れた半導体装置を歩留り高く製造することができるよ
うになる。
【0016】次に、図2を参照して、図1に示された半
導体装置の製造方法について説明する。なお、図2
(a)〜(d)は、第1の実施例の半導体装置の製造方
法を工程順に示した工程断面図である。まず、図2
(a)に示すように、600μmの厚さを持つGaAs
基板1上にMOCVD(Metal Organic Chemical Vapor
Deposition)法を用いて、第1のエッチング阻止層2と
してAl0.4 Ga0.6 As層を1.0μmの厚さに形成
した後、GaAsを30μmの膜厚に成長させてGaA
s中間層3を形成する。
導体装置の製造方法について説明する。なお、図2
(a)〜(d)は、第1の実施例の半導体装置の製造方
法を工程順に示した工程断面図である。まず、図2
(a)に示すように、600μmの厚さを持つGaAs
基板1上にMOCVD(Metal Organic Chemical Vapor
Deposition)法を用いて、第1のエッチング阻止層2と
してAl0.4 Ga0.6 As層を1.0μmの厚さに形成
した後、GaAsを30μmの膜厚に成長させてGaA
s中間層3を形成する。
【0017】さらに、第2のエッチング阻止層4として
Al0.2 Ga0.8 As層を0.5μmの厚さに形成した
後、n型不純物としてSiが1×1017cm-3程度にド
ープされたGaAsを0.5μmの膜厚に成長させて活
性層5とする。次に、ショットキー性金属の蒸着とリフ
トオフによりゲート電極8を形成し、引き続き、オーミ
ック性金属の蒸着とリフトオフによりソース電極7とド
レイン電極9を形成して、MESFET6を作製する。
Al0.2 Ga0.8 As層を0.5μmの厚さに形成した
後、n型不純物としてSiが1×1017cm-3程度にド
ープされたGaAsを0.5μmの膜厚に成長させて活
性層5とする。次に、ショットキー性金属の蒸着とリフ
トオフによりゲート電極8を形成し、引き続き、オーミ
ック性金属の蒸着とリフトオフによりソース電極7とド
レイン電極9を形成して、MESFET6を作製する。
【0018】次に、図2(b)に示すように、MESF
ET6が形成された面をワックス11を用いて石英板1
0に貼り付ける。しかる後、GaAs基板1の裏面を機
械的な研磨方法を用いて80μmの厚さにする。この
後、基板1を石英板10に貼り付けたままアンモニアと
過酸化水素水を用いて第1のエッチング阻止層2まで基
板1のエッチングを行う。アンモニアと過酸化水素水と
の混合液によるエッチングは、Alの組成比が0.4の
Al0.4 Ga0.6 As層では速度が遅く、GaAs基板
1のエッチング後、第1のエッチング阻止層2でほぼ停
止する。
ET6が形成された面をワックス11を用いて石英板1
0に貼り付ける。しかる後、GaAs基板1の裏面を機
械的な研磨方法を用いて80μmの厚さにする。この
後、基板1を石英板10に貼り付けたままアンモニアと
過酸化水素水を用いて第1のエッチング阻止層2まで基
板1のエッチングを行う。アンモニアと過酸化水素水と
の混合液によるエッチングは、Alの組成比が0.4の
Al0.4 Ga0.6 As層では速度が遅く、GaAs基板
1のエッチング後、第1のエッチング阻止層2でほぼ停
止する。
【0019】次に、図2(c)に示すように、第1のエ
ッチング阻止層2を、バイアホール形成領域に30μm
φの開口の形成されたエッチング保護膜で覆い、塩素化
合物ガスを用いたプラズマエッチングによりAl0.4 G
a0.6 As層(第1のエッチング阻止層2)を、続いて
塩素およびフッ素化合物の混合ガスを用いたプラズマエ
ッチングによりGaAs中間層3をそれぞれ選択的に除
去して、バイアホールの大径部12を形成する。このと
きのエッチングは第2のエッチング阻止層4が露出する
とほぼ停止する。
ッチング阻止層2を、バイアホール形成領域に30μm
φの開口の形成されたエッチング保護膜で覆い、塩素化
合物ガスを用いたプラズマエッチングによりAl0.4 G
a0.6 As層(第1のエッチング阻止層2)を、続いて
塩素およびフッ素化合物の混合ガスを用いたプラズマエ
ッチングによりGaAs中間層3をそれぞれ選択的に除
去して、バイアホールの大径部12を形成する。このと
きのエッチングは第2のエッチング阻止層4が露出する
とほぼ停止する。
【0020】次に、図2(d)に示すように、小径のバ
イアホール形成領域に5μmφの開口を有するエッチン
グ保護膜で基板裏面を覆い、図2(c)の工程における
エッチングと同様のプラズマエッチングにより、第2の
エッチング阻止層4と活性層5とをそれぞれ選択的にエ
ッチング除去して、ソース電極7の裏面を露出させるバ
イアホールの小径部12を形成する。エッチング保護膜
を除去した後、裏面全面にTi/Pt/Auをそれぞれ
スパッタ法により付着させ、裏面全面に50μmの膜厚
にAuをメッキして裏面電極14を形成する。
イアホール形成領域に5μmφの開口を有するエッチン
グ保護膜で基板裏面を覆い、図2(c)の工程における
エッチングと同様のプラズマエッチングにより、第2の
エッチング阻止層4と活性層5とをそれぞれ選択的にエ
ッチング除去して、ソース電極7の裏面を露出させるバ
イアホールの小径部12を形成する。エッチング保護膜
を除去した後、裏面全面にTi/Pt/Auをそれぞれ
スパッタ法により付着させ、裏面全面に50μmの膜厚
にAuをメッキして裏面電極14を形成する。
【0021】最後に、基板表面に貼り付けた石英板10
を加熱したトリクロルエチレン中で剥離すると図1に示
すPHS構造の半導体装置が得られる。なお、上記実施
例において、第1のエッチング阻止層のAlの組成比を
第2のエッチング阻止層のそれより大きくしたのは、第
1のエッチング阻止層の方が厚いGaAs層のエッチン
グストッパとして機能しているからであり、また、第2
のエッチング阻止層のAlの組成比を低く抑えることに
よりこの層を活性層に対するバッファ層として機能させ
ることができるからである。
を加熱したトリクロルエチレン中で剥離すると図1に示
すPHS構造の半導体装置が得られる。なお、上記実施
例において、第1のエッチング阻止層のAlの組成比を
第2のエッチング阻止層のそれより大きくしたのは、第
1のエッチング阻止層の方が厚いGaAs層のエッチン
グストッパとして機能しているからであり、また、第2
のエッチング阻止層のAlの組成比を低く抑えることに
よりこの層を活性層に対するバッファ層として機能させ
ることができるからである。
【0022】図3に、本発明の第2の実施例の半導体装
置の断面図を示す。図3に示す実施例の製造工程では、
図2に示した第1の実施例に対する製造方法と同様にエ
ッチングを行なうが、図2(b)の工程において、Ga
As基板1を80μmの厚さまで機械研磨を行った後、
石英板に貼り付けずにMESFET6とバイアホールの
形成される領域の基板のみをエッチング除去することに
より他の領域の半導体基板の厚さを厚く保った構造とし
ている。本実施例においては、GaAs基板1は80μ
mの厚さがあるため、石英板に貼り付けることなしに基
板裏面に電極を形成することができる。本実施例によれ
ば、発熱性のFET部および微細加工を必要とするバイ
アホール部を薄くして放熱性と微細加工性を確保すると
ともに、配線の対地容量を低減化することができるの
で、周波数特性に優れたMMICを構成することが可能
になる。
置の断面図を示す。図3に示す実施例の製造工程では、
図2に示した第1の実施例に対する製造方法と同様にエ
ッチングを行なうが、図2(b)の工程において、Ga
As基板1を80μmの厚さまで機械研磨を行った後、
石英板に貼り付けずにMESFET6とバイアホールの
形成される領域の基板のみをエッチング除去することに
より他の領域の半導体基板の厚さを厚く保った構造とし
ている。本実施例においては、GaAs基板1は80μ
mの厚さがあるため、石英板に貼り付けることなしに基
板裏面に電極を形成することができる。本実施例によれ
ば、発熱性のFET部および微細加工を必要とするバイ
アホール部を薄くして放熱性と微細加工性を確保すると
ともに、配線の対地容量を低減化することができるの
で、周波数特性に優れたMMICを構成することが可能
になる。
【0023】以上好ましい実施例について説明したが、
本発明はこれら実施例に限定されるされるものではな
く、本願発明の要旨を逸脱しない範囲内において各種の
変更が可能である。例えば、実施例では、半導体層の成
膜をMOCVD法により行っていたが、これに代え、M
BE(Molecular Beam Epitaxy)法等他の成膜技術を用
いることができ、また、エッチング法も実施例における
ガス以外のガスを用いて行うことができさらにプラズマ
エッチング法以外のエッチング方法を採用することもで
きる。
本発明はこれら実施例に限定されるされるものではな
く、本願発明の要旨を逸脱しない範囲内において各種の
変更が可能である。例えば、実施例では、半導体層の成
膜をMOCVD法により行っていたが、これに代え、M
BE(Molecular Beam Epitaxy)法等他の成膜技術を用
いることができ、また、エッチング法も実施例における
ガス以外のガスを用いて行うことができさらにプラズマ
エッチング法以外のエッチング方法を採用することもで
きる。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、半導体
基板上に、第1のエッチング阻止層、半導体中間層、第
2のエッチング阻止層および活性層を成膜し、半導体基
板を除去するものであるので、第1のエッチング阻止層
を利用することにより発熱性のMESFET部の基板を
基板の強度が低下しない程度にまで、また寄生容量の許
容範囲内において独立に薄膜化することができ、またバ
イアホールのように微細加工が必要な部分は第2のエッ
チング阻止層を設けることにより他の領域の基板の厚さ
とは独立に微細加工可能な厚さにまで薄層化することが
可能となる。したがって、本発明によれば、小型で放熱
性、高周波特性に優れた半導体装置を提供することが可
能となり、高周波、高出力のICを製造するのに有利な
手段を提供することができる。
基板上に、第1のエッチング阻止層、半導体中間層、第
2のエッチング阻止層および活性層を成膜し、半導体基
板を除去するものであるので、第1のエッチング阻止層
を利用することにより発熱性のMESFET部の基板を
基板の強度が低下しない程度にまで、また寄生容量の許
容範囲内において独立に薄膜化することができ、またバ
イアホールのように微細加工が必要な部分は第2のエッ
チング阻止層を設けることにより他の領域の基板の厚さ
とは独立に微細加工可能な厚さにまで薄層化することが
可能となる。したがって、本発明によれば、小型で放熱
性、高周波特性に優れた半導体装置を提供することが可
能となり、高周波、高出力のICを製造するのに有利な
手段を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の半導体装置を示す断面
図。
図。
【図2】本発明の第1の実施例の半導体装置の製造方法
を説明するための工程断面図。
を説明するための工程断面図。
【図3】本発明の第2の実施例の半導体装置を示す断面
図。
図。
【図4】第1の従来例の断面図。
【図5】第2の従来例の製造方法を説明するための半導
体基板の断面図。
体基板の断面図。
【図6】第3の従来例の断面図。
1 GaAs基板 2 第1のエッチング阻止層 2a エッチング阻止層 3 GaAs中間層 4 第2のエッチング阻止層 5 活性層 6 MESFET 7 ソース電極 8 ゲート電極 9 ドレイン電極 10 石英板 11 ワックス 12 バイアホールの大径部 13 バイアホールの小径部 13a、13b バイアホール 14 裏面電極 15 金属層
Claims (4)
- 【請求項1】 表面にソース電極、ドレイン電極および
ゲート電極を有するトランジスタが形成され、ソース電
極下に小径のバイアホールが形成された活性層と、 前記活性層下に形成され、該活性層と同じ位置に小径の
バイアホールが形成された第2のエッチング阻止層と、 前記第2のエッチング阻止層下に形成され、前記ソース
電極下に大径のバイアホールが形成された半導体中間層
と、 前記半導体中間層下に形成され、該半導体中間層と同じ
位置に大径のバイアホールが形成された第1のエッチン
グ阻止層と、 前記第1のエッチング阻止層の下面の少なくとも前記ト
ランジスタ下の領域を覆うように形成され、前記小径の
バイアホールおよび前記大径のバイアホールを介して前
記ソース電極に接続された裏面電極と、を備えたことを
特徴とする半導体装置。 - 【請求項2】 前記第1のエッチング阻止層下には前記
トランジスタ下に開口を有する半導体基板が設けられ、
該半導体基板裏面には、前記第1のエッチング阻止層の
前記トランジスタ下の裏面に形成された裏面電極と一体
化的に形成された裏面電極が延在していることを特徴と
する請求項1記載の半導体装置。 - 【請求項3】 前記活性層および前記半導体中間層がG
aAsにより形成され、前記第1および第2のエッチン
グ阻止層がAlGaAsにより形成され、かつ、前記第
1のエッチング阻止層のAl組成比が前記第2のエッチ
ング阻止層のそれより高いことを特徴とする請求項1記
載の半導体装置。 - 【請求項4】 (1)半導体基板上に第1のエッチング
阻止層、半導体中間層、第2のエッチング阻止層および
活性層を順次成長させる工程と、(2)前記活性層上に
ゲート電極、ソース電極およびドレイン電極を形成して
トランジスタを形成する工程と、(3)前記第1のエッ
チング阻止層をストッパとしてエッチングを行い、少な
くとも前記トランジスタ下の前記半導体基板を除去する
工程と、(4)前記ソース電極下の前記第1のエッチン
グ阻止層および前記半導体中間層を選択的に除去して前
記第2のエッチング阻止層の下面を露出させる大径のバ
イアホールを形成する工程と、(5)前記ソース電極下
の前記第2のエッチング阻止層および前記活性層を選択
的に除去して前記ソース電極の下面を露出させる小径の
バイアホールを形成する工程と、(6)前記第1のエッ
チング阻止層の下面に、前記大径のバイアホールおよび
前記小径のバイアホールを介して前記ソース電極に接続
される裏面電極を形成する工程と、を有することを特徴
とする半導体装置の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6128093A JP2629600B2 (ja) | 1994-05-19 | 1994-05-19 | 半導体装置およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6128093A JP2629600B2 (ja) | 1994-05-19 | 1994-05-19 | 半導体装置およびその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07321343A true JPH07321343A (ja) | 1995-12-08 |
JP2629600B2 JP2629600B2 (ja) | 1997-07-09 |
Family
ID=14976232
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6128093A Expired - Fee Related JP2629600B2 (ja) | 1994-05-19 | 1994-05-19 | 半導体装置およびその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2629600B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008078486A (ja) * | 2006-09-22 | 2008-04-03 | Oki Electric Ind Co Ltd | 半導体素子 |
US7786487B2 (en) | 2003-09-30 | 2010-08-31 | Fujitsu Limited | Semiconductor device and manufacturing method thereof |
JP2012044113A (ja) * | 2010-08-23 | 2012-03-01 | Fujitsu Ltd | 半導体装置及びその製造方法 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62211962A (ja) * | 1986-03-12 | 1987-09-17 | Fujitsu Ltd | 高周波半導体装置の製造方法 |
JPS63155773A (ja) * | 1986-12-19 | 1988-06-28 | Hitachi Ltd | モノリシックマイクロ波icの製造方法 |
-
1994
- 1994-05-19 JP JP6128093A patent/JP2629600B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62211962A (ja) * | 1986-03-12 | 1987-09-17 | Fujitsu Ltd | 高周波半導体装置の製造方法 |
JPS63155773A (ja) * | 1986-12-19 | 1988-06-28 | Hitachi Ltd | モノリシックマイクロ波icの製造方法 |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7786487B2 (en) | 2003-09-30 | 2010-08-31 | Fujitsu Limited | Semiconductor device and manufacturing method thereof |
JP2008078486A (ja) * | 2006-09-22 | 2008-04-03 | Oki Electric Ind Co Ltd | 半導体素子 |
JP2012044113A (ja) * | 2010-08-23 | 2012-03-01 | Fujitsu Ltd | 半導体装置及びその製造方法 |
US8987075B2 (en) | 2010-08-23 | 2015-03-24 | Fujitsu Limited | Method for manufacturing a compound semiconductor device |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2629600B2 (ja) | 1997-07-09 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |