JPH07321015A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents
半導体装置の製造方法Info
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- JPH07321015A JPH07321015A JP6112707A JP11270794A JPH07321015A JP H07321015 A JPH07321015 A JP H07321015A JP 6112707 A JP6112707 A JP 6112707A JP 11270794 A JP11270794 A JP 11270794A JP H07321015 A JPH07321015 A JP H07321015A
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Landscapes
- Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
- Dicing (AREA)
- Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】半導体装置に用いられるいわゆるツインウエル
の形成方法の改善に関する。 【構成】第1のフォトマスク11Aを用いて第1のチッ
プ領域21の第1の不純物拡散領域15に対応する領域
とスクライブライン11Bのアラインメントマーク14
に対応する領域とのレジスト膜13を不完全露光し、第
1のフォトマスク11Aを用いてスクライブライン11
Bのアラインメントマーク14に対応する領域と、第2
のチップ領域22とのレジスト膜13を不完全露光し、
アラインメントマーク14に対応する領域を二重露光
し、完全露光領域のレジスト膜13Cを除去し、レジス
ト膜13をマスクにして半導体基板11にアラインメン
トマーク14を形成し、レジスト膜13を全面エッチン
グして不完全露光領域13Aを除去して、露出した絶縁
膜12を介して半導体基板11の表層に一導電型不純物
を注入して、第1の不純物拡散領域15を形成するこ
と。
の形成方法の改善に関する。 【構成】第1のフォトマスク11Aを用いて第1のチッ
プ領域21の第1の不純物拡散領域15に対応する領域
とスクライブライン11Bのアラインメントマーク14
に対応する領域とのレジスト膜13を不完全露光し、第
1のフォトマスク11Aを用いてスクライブライン11
Bのアラインメントマーク14に対応する領域と、第2
のチップ領域22とのレジスト膜13を不完全露光し、
アラインメントマーク14に対応する領域を二重露光
し、完全露光領域のレジスト膜13Cを除去し、レジス
ト膜13をマスクにして半導体基板11にアラインメン
トマーク14を形成し、レジスト膜13を全面エッチン
グして不完全露光領域13Aを除去して、露出した絶縁
膜12を介して半導体基板11の表層に一導電型不純物
を注入して、第1の不純物拡散領域15を形成するこ
と。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体装置の製造方法に
関し、更に詳しく言えば、高微細化が進んだ半導体装置
に用いられるいわゆるツインウエルの形成方法の改善に
関する。
関し、更に詳しく言えば、高微細化が進んだ半導体装置
に用いられるいわゆるツインウエルの形成方法の改善に
関する。
【0002】
【従来の技術】MOSFETなどの半導体装置を形成す
るときには、n型の不純物拡散層(n−well)とp
型の不純物拡散層(p−well)とが隣接して形成さ
れてなるツインウエルを形成することがよくある。以下
で、従来例に係るツインウエルの形成方法について図1
0〜図18を参照しながら説明する。まず、図10に示
すように、シリコン基板(1)上にSiO2膜(2)を形成
したのちにポジ型のフォトレジストを全面に塗布し、膜
厚1μm程度のレジスト膜(3)を形成する。次いで、
第1のフォトマスク(1A)を用いて、スクライブライ
ン領域(1B)のアラインメントマークに対応する領域
を選択的にステップ露光して、露光領域(3A)を形成
する。
るときには、n型の不純物拡散層(n−well)とp
型の不純物拡散層(p−well)とが隣接して形成さ
れてなるツインウエルを形成することがよくある。以下
で、従来例に係るツインウエルの形成方法について図1
0〜図18を参照しながら説明する。まず、図10に示
すように、シリコン基板(1)上にSiO2膜(2)を形成
したのちにポジ型のフォトレジストを全面に塗布し、膜
厚1μm程度のレジスト膜(3)を形成する。次いで、
第1のフォトマスク(1A)を用いて、スクライブライ
ン領域(1B)のアラインメントマークに対応する領域
を選択的にステップ露光して、露光領域(3A)を形成
する。
【0003】次に、図11に示すように、レジスト膜
(3)を現像して露光領域(3A)を除去し、これをマ
スクにしてSiO2膜(2)とシリコン基板(1)をエッチ
ング・除去して、レジスト膜(3)を剥離することによ
りスクライブライン領域(1B)上のシリコン基板
(1)にアラインメントマーク(4)が形成される。次
いで、図13に示すようにSiO2膜(2)上にレジスト膜
(5)を形成したのちに、アラインメントマーク(4)
を用いて、のちにp−well(6)に対応するパター
ンが形成された第2のフォトマスク(1C)とシリコン
基板(1)との位置合わせをし、第2のフォトマスク
(1C)を介してレジスト膜(5)を露光する。これに
より、図13に示すようなp−well(6)に対応す
る露光領域(5A)がレジスト膜(5)上に形成され
る。
(3)を現像して露光領域(3A)を除去し、これをマ
スクにしてSiO2膜(2)とシリコン基板(1)をエッチ
ング・除去して、レジスト膜(3)を剥離することによ
りスクライブライン領域(1B)上のシリコン基板
(1)にアラインメントマーク(4)が形成される。次
いで、図13に示すようにSiO2膜(2)上にレジスト膜
(5)を形成したのちに、アラインメントマーク(4)
を用いて、のちにp−well(6)に対応するパター
ンが形成された第2のフォトマスク(1C)とシリコン
基板(1)との位置合わせをし、第2のフォトマスク
(1C)を介してレジスト膜(5)を露光する。これに
より、図13に示すようなp−well(6)に対応す
る露光領域(5A)がレジスト膜(5)上に形成され
る。
【0004】次に図14に示すようにレジスト膜(5)
を現像して露光領域(5A)を除去してSiO2膜(2)を
露出し、レジスト膜(5)をマスクにして、SiO2膜
(2)を介してボロンイオン(B+ )をシリコン基板
(1)の表層に注入したのちに、レジスト膜(5)を剥
離して、図15に示すようなp−well(6)を形成
する。
を現像して露光領域(5A)を除去してSiO2膜(2)を
露出し、レジスト膜(5)をマスクにして、SiO2膜
(2)を介してボロンイオン(B+ )をシリコン基板
(1)の表層に注入したのちに、レジスト膜(5)を剥
離して、図15に示すようなp−well(6)を形成
する。
【0005】その後、図16に示すように再び全面にレ
ジスト膜(7)を形成したのちに、アラインメントマー
ク(4)を用いてシリコン基板(1)と第3のフォトマ
スク(1D)との位置合わせをして、第3のフォトマス
ク(1D)を用いて、n−well(8)に対応する領
域のレジスト膜(7)を選択的に露光し、露光領域(7
A)を形成する。
ジスト膜(7)を形成したのちに、アラインメントマー
ク(4)を用いてシリコン基板(1)と第3のフォトマ
スク(1D)との位置合わせをして、第3のフォトマス
ク(1D)を用いて、n−well(8)に対応する領
域のレジスト膜(7)を選択的に露光し、露光領域(7
A)を形成する。
【0006】次いで、図17に示すようにレジスト膜
(7)を現像して露光領域(7A)を除去してSiO2膜
(2)を露出したのちに、レジスト膜(7)をマスクに
し、SiO2膜(2)を介してシリコン基板(1)の表層に
燐イオン(P+ )を注入する。その後、レジスト膜
(7)を剥離して1150℃の温度下のN2 雰囲気中で
4時間放置することにより、図18に示すようなp−w
ell(6),n−well(8)からなるツインウエ
ルが形成される。
(7)を現像して露光領域(7A)を除去してSiO2膜
(2)を露出したのちに、レジスト膜(7)をマスクに
し、SiO2膜(2)を介してシリコン基板(1)の表層に
燐イオン(P+ )を注入する。その後、レジスト膜
(7)を剥離して1150℃の温度下のN2 雰囲気中で
4時間放置することにより、図18に示すようなp−w
ell(6),n−well(8)からなるツインウエ
ルが形成される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の製造方法によると、〔1〕アラインメントマーク
(4)の形成工程、〔2〕p−well(6)の形成工
程,〔3〕n−well(8)の形成工程のそれぞれに
ついて、第1〜第3のフォトマスク(11A,11C,
11D)による合計3回ものフォトマスク工程が必要に
なるので、マスク工程数が多くなってコストが高くなっ
てしまうという問題が生じていた。
来の製造方法によると、〔1〕アラインメントマーク
(4)の形成工程、〔2〕p−well(6)の形成工
程,〔3〕n−well(8)の形成工程のそれぞれに
ついて、第1〜第3のフォトマスク(11A,11C,
11D)による合計3回ものフォトマスク工程が必要に
なるので、マスク工程数が多くなってコストが高くなっ
てしまうという問題が生じていた。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記従来の欠点
に鑑み成されたもので、図1〜図9に示すように、スク
ライブライン(11B)を挟んで形成された第1のチッ
プ領域(21)と、第2のチップ領域(22)とを有す
る半導体基板(11)上に絶縁膜(12),レジスト膜
(13)を順次形成する工程と、第1のフォトマスク
(11A)を用いて、前記第1のチップ領域(21)の
第1の不純物拡散領域(15)に対応する領域と、前記
スクライブライン(11B)のアラインメントマーク
(14)に対応する領域の前記レジスト膜(13)をス
テップ露光により不完全露光する工程と、前記第1のフ
ォトマスク(11A)を用いて、前記スクライブライン
(11B)の前記アラインメントマーク(14)に対応
する領域と、前記第2のチップ領域(22)との前記レ
ジスト膜(13)をステップ露光により不完全露光し、
前記スクライブライン(11B)のアラインメントマー
ク(14)に対応する領域を二重露光させて完全露光す
る工程と、前記レジスト膜(13)を現像して前記完全
露光された領域の前記レジスト膜(13C)を除去し、
前記レジスト膜(13)をマスクにして前記絶縁膜(1
2)及び前記半導体基板(11)をエッチング・除去
し、前記半導体基板(11)にアラインメントマーク
(14)を形成する工程と、前記レジスト膜(13)を
全面エッチングして、前記第1の不純物拡散領域(1
5)に対応する不完全露光領域(13A)を除去して前
記絶縁膜(12)を露出する工程と、露出した前記絶縁
膜(12)を介して前記半導体基板(11)の表層に一
導電型不純物を注入して、第1の不純物拡散領域(1
5)を形成する工程と、前記レジスト膜(13)を剥離
したのちに再びレジスト膜(16)を形成し、前記アラ
インメントマーク(14)を用いて第2のフォトマスク
と前記半導体基板(11)とを位置合わせし、前記レジ
スト膜(16)の第2の不純物拡散領域(17)に対応
する領域を完全に露光したのちに現像して露光領域を除
去し、これをマスクにして逆導電型不純物を前記半導体
基板(11)の表層に注入して第2の不純物拡散領域
(17)を形成する工程を有することにより、マスク工
程を減少しつつ、ツインウエルを形成することが可能に
なる半導体装置の製造方法を提供するものである。
に鑑み成されたもので、図1〜図9に示すように、スク
ライブライン(11B)を挟んで形成された第1のチッ
プ領域(21)と、第2のチップ領域(22)とを有す
る半導体基板(11)上に絶縁膜(12),レジスト膜
(13)を順次形成する工程と、第1のフォトマスク
(11A)を用いて、前記第1のチップ領域(21)の
第1の不純物拡散領域(15)に対応する領域と、前記
スクライブライン(11B)のアラインメントマーク
(14)に対応する領域の前記レジスト膜(13)をス
テップ露光により不完全露光する工程と、前記第1のフ
ォトマスク(11A)を用いて、前記スクライブライン
(11B)の前記アラインメントマーク(14)に対応
する領域と、前記第2のチップ領域(22)との前記レ
ジスト膜(13)をステップ露光により不完全露光し、
前記スクライブライン(11B)のアラインメントマー
ク(14)に対応する領域を二重露光させて完全露光す
る工程と、前記レジスト膜(13)を現像して前記完全
露光された領域の前記レジスト膜(13C)を除去し、
前記レジスト膜(13)をマスクにして前記絶縁膜(1
2)及び前記半導体基板(11)をエッチング・除去
し、前記半導体基板(11)にアラインメントマーク
(14)を形成する工程と、前記レジスト膜(13)を
全面エッチングして、前記第1の不純物拡散領域(1
5)に対応する不完全露光領域(13A)を除去して前
記絶縁膜(12)を露出する工程と、露出した前記絶縁
膜(12)を介して前記半導体基板(11)の表層に一
導電型不純物を注入して、第1の不純物拡散領域(1
5)を形成する工程と、前記レジスト膜(13)を剥離
したのちに再びレジスト膜(16)を形成し、前記アラ
インメントマーク(14)を用いて第2のフォトマスク
と前記半導体基板(11)とを位置合わせし、前記レジ
スト膜(16)の第2の不純物拡散領域(17)に対応
する領域を完全に露光したのちに現像して露光領域を除
去し、これをマスクにして逆導電型不純物を前記半導体
基板(11)の表層に注入して第2の不純物拡散領域
(17)を形成する工程を有することにより、マスク工
程を減少しつつ、ツインウエルを形成することが可能に
なる半導体装置の製造方法を提供するものである。
【0009】
【作 用】本発明に係る半導体装置の製造方法によれ
ば、図1〜図9に示すように、第1のフォトマスク(1
1A)を用いて、第1のチップ領域(21)の第1の不
純物拡散領域(15)に対応する領域とスクライブライ
ン(11B)のアラインメントマーク(14)に対応す
る領域のレジスト膜(13)をステップ露光により不完
全露光したのちに、第1のフォトマスク(11A)を用
いて、スクライブライン(11B)のアラインメントマ
ーク(14)に対応する領域と、第2のチップ領域(2
2)とのレジスト膜(13)をステップ露光により不完
全露光し、スクライブライン(11B)のアラインメン
トマーク(14)に対応する領域を二重露光させて完全
露光し、完全露光された領域のレジスト膜(13C)を
除去し、レジスト膜(13)をマスクにして絶縁膜(1
2)及び半導体基板(11)をエッチング・除去し、半
導体基板(11)にアラインメントマーク(14)を形
成している。
ば、図1〜図9に示すように、第1のフォトマスク(1
1A)を用いて、第1のチップ領域(21)の第1の不
純物拡散領域(15)に対応する領域とスクライブライ
ン(11B)のアラインメントマーク(14)に対応す
る領域のレジスト膜(13)をステップ露光により不完
全露光したのちに、第1のフォトマスク(11A)を用
いて、スクライブライン(11B)のアラインメントマ
ーク(14)に対応する領域と、第2のチップ領域(2
2)とのレジスト膜(13)をステップ露光により不完
全露光し、スクライブライン(11B)のアラインメン
トマーク(14)に対応する領域を二重露光させて完全
露光し、完全露光された領域のレジスト膜(13C)を
除去し、レジスト膜(13)をマスクにして絶縁膜(1
2)及び半導体基板(11)をエッチング・除去し、半
導体基板(11)にアラインメントマーク(14)を形
成している。
【0010】上記までの工程で、第1の不純物拡散領域
(15)に対応する領域は不完全露光領域であるので、
レジスト膜(13)の除去工程の際には完全には除去さ
れていないが、ある程度までは露光されているので、第
1の不純物拡散領域(15)に対応する領域のレジスト
膜(13)には凹部が形成されている。次に、レジスト
膜(13)を全面エッチングすることにより、凹部が形
成されている領域のレジスト膜(13)は完全に除去さ
れるものの、他の領域のレジスト膜(13)は多少なり
とも残存しているので、第1の不純物拡散領域(15)
に対応する領域にのみ選択的に開口を形成してその下層
の絶縁膜(12)を露出することができる。
(15)に対応する領域は不完全露光領域であるので、
レジスト膜(13)の除去工程の際には完全には除去さ
れていないが、ある程度までは露光されているので、第
1の不純物拡散領域(15)に対応する領域のレジスト
膜(13)には凹部が形成されている。次に、レジスト
膜(13)を全面エッチングすることにより、凹部が形
成されている領域のレジスト膜(13)は完全に除去さ
れるものの、他の領域のレジスト膜(13)は多少なり
とも残存しているので、第1の不純物拡散領域(15)
に対応する領域にのみ選択的に開口を形成してその下層
の絶縁膜(12)を露出することができる。
【0011】従って、露出した絶縁膜(12)を介して
半導体基板(11)の表層に一導電型不純物を注入し
て、第1の不純物拡散領域(15)を形成することがで
きることになる。上記までの工程で、アラインメントマ
ーク(14)と、第1の不純物拡散領域(15)が形成
されるが、ここまでで用いたフォトマスクは第1のフォ
トマスク(11A)の1枚のみであって、図10〜図1
5に示すように、第1,第2のフォトマスク(1A,1
C)の計2枚のフォトマスクを用いることでアラインメ
ントマーク(4)とp−well(6)とを形成してい
た従来の製造方法に比して、フォトマスクを1枚少なく
することが可能になる。
半導体基板(11)の表層に一導電型不純物を注入し
て、第1の不純物拡散領域(15)を形成することがで
きることになる。上記までの工程で、アラインメントマ
ーク(14)と、第1の不純物拡散領域(15)が形成
されるが、ここまでで用いたフォトマスクは第1のフォ
トマスク(11A)の1枚のみであって、図10〜図1
5に示すように、第1,第2のフォトマスク(1A,1
C)の計2枚のフォトマスクを用いることでアラインメ
ントマーク(4)とp−well(6)とを形成してい
た従来の製造方法に比して、フォトマスクを1枚少なく
することが可能になる。
【0012】よってその分のフォトマスク工程数を削減
することが可能になり、それに伴ってその分のコスト削
減をすることが可能になる。
することが可能になり、それに伴ってその分のコスト削
減をすることが可能になる。
【0013】
【実施例】以下で、本発明の実施例に係る半導体装置の
製造方法について図1〜図9を参照しながら説明する。
なお、図3は図4のA−A線断面図である。まず、図1
に示すように、第1のチップ領域(21),第2のチッ
プ領域(22)及びスクライブライン(11B)がそれ
らの間に形成されている半導体基板(11)上に膜厚5
00 の酸化膜(12),膜厚1μm程度のレジスト膜
(13)を順次形成したのちに、p−well(15)
とアラインメントマーク(14)のパターンが形成され
ているフォトマスク(11A)を用いて、第1のチップ
領域(21)及びスクライブライン(11B)のレジス
ト膜(13)をステッパによってステップ露光する。こ
のときに、レジスト膜(13)が完全に露光される程度
の光量で露光するのではなく、露光領域のレジスト膜
(13)が100nm程度残存する程度の露光量で露光
する。すると、図2に示すように、下底から100nm
程度は露光されていない露光領域(13A,13B)が
形成される。
製造方法について図1〜図9を参照しながら説明する。
なお、図3は図4のA−A線断面図である。まず、図1
に示すように、第1のチップ領域(21),第2のチッ
プ領域(22)及びスクライブライン(11B)がそれ
らの間に形成されている半導体基板(11)上に膜厚5
00 の酸化膜(12),膜厚1μm程度のレジスト膜
(13)を順次形成したのちに、p−well(15)
とアラインメントマーク(14)のパターンが形成され
ているフォトマスク(11A)を用いて、第1のチップ
領域(21)及びスクライブライン(11B)のレジス
ト膜(13)をステッパによってステップ露光する。こ
のときに、レジスト膜(13)が完全に露光される程度
の光量で露光するのではなく、露光領域のレジスト膜
(13)が100nm程度残存する程度の露光量で露光
する。すると、図2に示すように、下底から100nm
程度は露光されていない露光領域(13A,13B)が
形成される。
【0014】次に、図3に示すように、第1のチップ領
域(21)に隣接する第2のチップ領域(22)のレジ
スト膜(13)をステッパ露光する。このときに、第1
のチップ領域(21)と第2のチップ領域(22)の間
にあるスクライブライン(11B)も同時に露光する。
このときの露光量も、図1の工程と同様に、露光領域の
レジスト膜(13)が100nm程度残存する程度の露
光量で露光する。
域(21)に隣接する第2のチップ領域(22)のレジ
スト膜(13)をステッパ露光する。このときに、第1
のチップ領域(21)と第2のチップ領域(22)の間
にあるスクライブライン(11B)も同時に露光する。
このときの露光量も、図1の工程と同様に、露光領域の
レジスト膜(13)が100nm程度残存する程度の露
光量で露光する。
【0015】すると、図3,図4に示すようにスクライ
ブライン(11B)の部分は二重に露光されることにな
るので、スクライブライン(11B)に形成されている
アラインメントマークのパターンに対応する領域は下底
まで完全に露光され、露光領域(13C)が形成され
る。次いで、半導体基板(11)上の不図示の各チップ
領域を同様にして順次ステップ露光する。
ブライン(11B)の部分は二重に露光されることにな
るので、スクライブライン(11B)に形成されている
アラインメントマークのパターンに対応する領域は下底
まで完全に露光され、露光領域(13C)が形成され
る。次いで、半導体基板(11)上の不図示の各チップ
領域を同様にして順次ステップ露光する。
【0016】その後露光領域(13A,13C)のレジ
スト膜(13)を現像して除去する。この現像工程で
は、p−well(15)に対応する露光領域(13
A)も同時に除去されるので、その領域では図5に示す
ような凹部(13D)が形成される。次に、図5に示す
ようなレジスト膜(13)をマスクにして酸化膜(1
2)及び半導体基板(11)をエッチング・除去してア
ラインメントマーク(14)を形成したのちに、図6に
示すようにO2 ガスなどを用いたRIE(Reactive Ion
Etching)などで全面のレジスト膜(13)を100n
m程度エッチングする。この工程で、凹部(13A)に
残存する100nm程度のレジスト膜は完全に除去され
て酸化膜(12)は露出する。
スト膜(13)を現像して除去する。この現像工程で
は、p−well(15)に対応する露光領域(13
A)も同時に除去されるので、その領域では図5に示す
ような凹部(13D)が形成される。次に、図5に示す
ようなレジスト膜(13)をマスクにして酸化膜(1
2)及び半導体基板(11)をエッチング・除去してア
ラインメントマーク(14)を形成したのちに、図6に
示すようにO2 ガスなどを用いたRIE(Reactive Ion
Etching)などで全面のレジスト膜(13)を100n
m程度エッチングする。この工程で、凹部(13A)に
残存する100nm程度のレジスト膜は完全に除去され
て酸化膜(12)は露出する。
【0017】次いでボロンイオン(11B+ )を80ke
V,7.6×1012cm-2の条件で注入し、図7に示す
ようなp−well(15)を形成する。上記の図7に
示すまでの工程で、アラインメントマーク(14)と、
p−well(15)が形成されたわけであるが、この
工程で用いたフォトマスクは第1のフォトマスク(11
A)の1枚のみであって、図10〜図15に示すよう
に、第1,第2のフォトマスク(1A,1C)の計2枚
のフォトマスクを用いることでアラインメントマーク
(4)とp−well(6)とを形成していた従来の製
造方法に比して、フォトマスク工程を1つ削減すること
が可能になる。
V,7.6×1012cm-2の条件で注入し、図7に示す
ようなp−well(15)を形成する。上記の図7に
示すまでの工程で、アラインメントマーク(14)と、
p−well(15)が形成されたわけであるが、この
工程で用いたフォトマスクは第1のフォトマスク(11
A)の1枚のみであって、図10〜図15に示すよう
に、第1,第2のフォトマスク(1A,1C)の計2枚
のフォトマスクを用いることでアラインメントマーク
(4)とp−well(6)とを形成していた従来の製
造方法に比して、フォトマスク工程を1つ削減すること
が可能になる。
【0018】その後レジスト膜(13)を剥離し、再び
全面に膜厚1μmのレジスト膜(16)を形成し、n−
well(17)に対応するパターンが形成されている
不図示の第2のフォトマスクと、半導体基板(11)と
を、アラインメントマーク(14)を用いて位置合わせ
し、第1のチップ領域(21)のレジスト膜をステップ
露光し、第2のチップ領域(22)など、半導体基板
(11)上に形成された全てのチップ領域を順次ステッ
プ露光する。この工程では、露光領域が完全に露光され
るような光量で露光する。
全面に膜厚1μmのレジスト膜(16)を形成し、n−
well(17)に対応するパターンが形成されている
不図示の第2のフォトマスクと、半導体基板(11)と
を、アラインメントマーク(14)を用いて位置合わせ
し、第1のチップ領域(21)のレジスト膜をステップ
露光し、第2のチップ領域(22)など、半導体基板
(11)上に形成された全てのチップ領域を順次ステッ
プ露光する。この工程では、露光領域が完全に露光され
るような光量で露光する。
【0019】次いで、レジスト膜(16)を現像して露
光領域を除去したのちに、このレジスト膜(16)をマ
スクにして図8に示すように燐イオン(31P+ )を、1
60keV,1.8×1013cm-2の条件で注入し、レ
ジスト膜(16)を剥離したのちに、N2 雰囲気中で1
150℃の温度で4時間拡散させ、図9に示すようなp
−well(15),n−well(17)からなるツ
インウエルを形成する。
光領域を除去したのちに、このレジスト膜(16)をマ
スクにして図8に示すように燐イオン(31P+ )を、1
60keV,1.8×1013cm-2の条件で注入し、レ
ジスト膜(16)を剥離したのちに、N2 雰囲気中で1
150℃の温度で4時間拡散させ、図9に示すようなp
−well(15),n−well(17)からなるツ
インウエルを形成する。
【0020】以上説明したように本実施例によれば、第
1のフォトマスク(11A)の1枚のみでアラインメン
トマーク(14)とp−well(15)を形成するこ
とができるので、それぞれに1枚ずつフォトマスクを用
意していた従来に比して、フォトマスクが1枚だけ少な
くて済むので、フォトマスク工程数の削減・ひいてはそ
れに伴うコストの削減が可能になる。
1のフォトマスク(11A)の1枚のみでアラインメン
トマーク(14)とp−well(15)を形成するこ
とができるので、それぞれに1枚ずつフォトマスクを用
意していた従来に比して、フォトマスクが1枚だけ少な
くて済むので、フォトマスク工程数の削減・ひいてはそ
れに伴うコストの削減が可能になる。
【0021】なお、本実施例において、最初にp−we
ll(15)を形成したのちにn−well(17)を
形成しているが、本発明はこれに限らず、逆にn−we
ll(17)を形成したのちにp−well(15)を
形成してもよい。また、図1,2に示すようなp−we
ll(15)に対応する領域を露光する際に、100n
m程度レジスト膜(13)が残存する程度の光量で露光
しているが、本発明はこれに限らず、一回の露光ではレ
ジスト膜が完全に除去されないものの、二重露光された
ときにアラインメントマーク(14)に対応する領域の
レジスト膜が完全に除去される程度の光量で露光すれ
ば、どのような光量で露光しても同様の効果を奏する。
ll(15)を形成したのちにn−well(17)を
形成しているが、本発明はこれに限らず、逆にn−we
ll(17)を形成したのちにp−well(15)を
形成してもよい。また、図1,2に示すようなp−we
ll(15)に対応する領域を露光する際に、100n
m程度レジスト膜(13)が残存する程度の光量で露光
しているが、本発明はこれに限らず、一回の露光ではレ
ジスト膜が完全に除去されないものの、二重露光された
ときにアラインメントマーク(14)に対応する領域の
レジスト膜が完全に除去される程度の光量で露光すれ
ば、どのような光量で露光しても同様の効果を奏する。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る半導体
装置の製造方法によれば、第1のフォトマスク(11
A)を用いて第1のチップ領域(21)の第1の不純物
拡散領域(15)に対応する領域とスクライブライン
(11B)のアラインメントマーク(14)に対応する
領域のレジスト膜(13)をステップ露光により不完全
露光したのちに、第1のフォトマスク(11A)を用い
て、スクライブライン(11B)のアラインメントマー
ク(14)に対応する領域と、第2のチップ領域(2
2)とのレジスト膜(13)をステップ露光により不完
全露光し、スクライブライン(11B)のアラインメン
トマーク(14)に対応する領域を二重露光させて完全
露光し、完全露光された領域のレジスト膜(13C)を
除去し、レジスト膜(13)をマスクにして絶縁膜(1
2)及び半導体基板(11)をエッチング・除去し、半
導体基板(11)にアラインメントマーク(14)を形
成したのちにレジスト膜(13)を全面エッチングする
ことにより、第1の不純物拡散領域(15)に対応する
領域にのみ選択的に開口を形成してその下層の絶縁膜
(12)を露出し、これを介して半導体基板(11)の
表層に一導電型不純物を注入することで、第1の不純物
拡散領域(15)を選択形成することができる。
装置の製造方法によれば、第1のフォトマスク(11
A)を用いて第1のチップ領域(21)の第1の不純物
拡散領域(15)に対応する領域とスクライブライン
(11B)のアラインメントマーク(14)に対応する
領域のレジスト膜(13)をステップ露光により不完全
露光したのちに、第1のフォトマスク(11A)を用い
て、スクライブライン(11B)のアラインメントマー
ク(14)に対応する領域と、第2のチップ領域(2
2)とのレジスト膜(13)をステップ露光により不完
全露光し、スクライブライン(11B)のアラインメン
トマーク(14)に対応する領域を二重露光させて完全
露光し、完全露光された領域のレジスト膜(13C)を
除去し、レジスト膜(13)をマスクにして絶縁膜(1
2)及び半導体基板(11)をエッチング・除去し、半
導体基板(11)にアラインメントマーク(14)を形
成したのちにレジスト膜(13)を全面エッチングする
ことにより、第1の不純物拡散領域(15)に対応する
領域にのみ選択的に開口を形成してその下層の絶縁膜
(12)を露出し、これを介して半導体基板(11)の
表層に一導電型不純物を注入することで、第1の不純物
拡散領域(15)を選択形成することができる。
【0023】上記までの工程で、アラインメントマーク
(14)と、第1の不純物拡散領域(15)が形成され
るが、ここまでで用いたフォトマスクは第1のフォトマ
スク(11A)の1枚のみであるので、ここまでの工程
で2枚のフォトマスク(1A,1C)を用いていた従来
の方法に比して、フォトマスクを1枚少なくすることが
可能になり、その分のコスト削減をすることが可能にな
る。
(14)と、第1の不純物拡散領域(15)が形成され
るが、ここまでで用いたフォトマスクは第1のフォトマ
スク(11A)の1枚のみであるので、ここまでの工程
で2枚のフォトマスク(1A,1C)を用いていた従来
の方法に比して、フォトマスクを1枚少なくすることが
可能になり、その分のコスト削減をすることが可能にな
る。
【図1】本発明の実施例に係る半導体装置の製造方法を
説明する第1の断面図である。
説明する第1の断面図である。
【図2】本発明の実施例に係る半導体装置の製造方法を
説明する第2の断面図である。
説明する第2の断面図である。
【図3】本発明の実施例に係る半導体装置の製造方法を
説明する第3の断面図である。
説明する第3の断面図である。
【図4】本発明の実施例に係る半導体装置の製造方法を
説明する上面図である。
説明する上面図である。
【図5】本発明の実施例に係る半導体装置の製造方法を
説明する第4の断面図である。
説明する第4の断面図である。
【図6】本発明の実施例に係る半導体装置の製造方法を
説明する第5の断面図である。
説明する第5の断面図である。
【図7】本発明の実施例に係る半導体装置の製造方法を
説明する第6の断面図である。
説明する第6の断面図である。
【図8】本発明の実施例に係る半導体装置の製造方法を
説明する第7の断面図である。
説明する第7の断面図である。
【図9】本発明の実施例に係る半導体装置の製造方法を
説明する第8の断面図である。
説明する第8の断面図である。
【図10】従来例に係る半導体装置の製造方法を説明す
る第1の断面図である。
る第1の断面図である。
【図11】従来例に係る半導体装置の製造方法を説明す
る第2の断面図である。
る第2の断面図である。
【図12】従来例に係る半導体装置の製造方法を説明す
る第3の断面図である。
る第3の断面図である。
【図13】従来例に係る半導体装置の製造方法を説明す
る第4の断面図である。
る第4の断面図である。
【図14】従来例に係る半導体装置の製造方法を説明す
る第5の断面図である。
る第5の断面図である。
【図15】従来例に係る半導体装置の製造方法を説明す
る第6の断面図である。
る第6の断面図である。
【図16】従来例に係る半導体装置の製造方法を説明す
る第7の断面図である。
る第7の断面図である。
【図17】従来例に係る半導体装置の製造方法を説明す
る第8の断面図である。
る第8の断面図である。
【図18】従来例に係る半導体装置の製造方法を説明す
る第9の断面図である。
る第9の断面図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 21/78 L
Claims (1)
- 【請求項1】 スクライブライン(11B)を挟んで形
成された第1のチップ領域(21)と、第2のチップ領
域(22)とを有する半導体基板(11)上に絶縁膜
(12),レジスト膜(13)を順次形成する工程と、 第1のフォトマスク(11A)を用いて、前記第1のチ
ップ領域(21)の第1の不純物拡散領域(15)に対
応する領域と、前記スクライブライン(11B)のアラ
インメントマーク(14)に対応する領域の前記レジス
ト膜(13)をステップ露光により不完全露光する工程
と、 前記第1のフォトマスク(11A)を用いて、前記スク
ライブライン(11B)の前記アラインメントマーク
(14)に対応する領域と、前記第2のチップ領域(2
2)との前記レジスト膜(13)をステップ露光により
不完全露光し、前記スクライブライン(11B)のアラ
インメントマーク(14)に対応する領域を二重露光さ
せて完全露光する工程と、 前記レジスト膜(13)を現像して前記完全露光された
領域の前記レジスト膜(13C)を除去し、前記レジス
ト膜(13)をマスクにして前記絶縁膜(12)及び前
記半導体基板(11)をエッチング・除去し、前記半導
体基板(11)にアラインメントマーク(14)を形成
する工程と、 前記レジスト膜(13)を全面エッチングして、前記第
1の不純物拡散領域(15)に対応する不完全露光領域
(13A)を除去して前記絶縁膜(12)を露出する工
程と、 露出した前記絶縁膜(12)を介して前記半導体基板
(11)の表層に一導電型不純物を注入して、第1の不
純物拡散領域(15)を形成する工程と、 前記レジスト膜(13)を剥離したのちに再びレジスト
膜(16)を形成し、前記アラインメントマーク(1
4)を用いて第2のフォトマスクと前記半導体基板(1
1)とを位置合わせし、前記レジスト膜(16)の第2
の不純物拡散領域(17)に対応する領域を完全に露光
したのちに現像して露光領域を除去し、これをマスクに
して逆導電型不純物を前記半導体基板(11)の表層に
注入して第2の不純物拡散領域(17)を形成する工程
を有することを特徴とする半導体装置の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6112707A JPH07321015A (ja) | 1994-05-26 | 1994-05-26 | 半導体装置の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6112707A JPH07321015A (ja) | 1994-05-26 | 1994-05-26 | 半導体装置の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07321015A true JPH07321015A (ja) | 1995-12-08 |
Family
ID=14593491
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6112707A Pending JPH07321015A (ja) | 1994-05-26 | 1994-05-26 | 半導体装置の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07321015A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6869887B2 (en) | 2002-06-04 | 2005-03-22 | Nec Lcd Technologies, Ltd. | Method for manufacturing thin film semiconductor device and method for forming resist pattern thereof |
KR100614792B1 (ko) * | 2004-09-16 | 2006-08-22 | 삼성전자주식회사 | 반도체 장치의 제조 방법 |
WO2006137582A1 (en) * | 2005-06-24 | 2006-12-28 | Fujifilm Corporation | Exposure method and apparatus |
CN116031143A (zh) * | 2023-02-07 | 2023-04-28 | 深圳市芯辰达电子科技有限公司 | 改善高压均匀性之高压半导体器件制备方法和其高压半导体器件 |
CN117133634A (zh) * | 2023-10-25 | 2023-11-28 | 合肥晶合集成电路股份有限公司 | 半导体器件的制造方法、半导体器件及光刻掩膜版 |
-
1994
- 1994-05-26 JP JP6112707A patent/JPH07321015A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6869887B2 (en) | 2002-06-04 | 2005-03-22 | Nec Lcd Technologies, Ltd. | Method for manufacturing thin film semiconductor device and method for forming resist pattern thereof |
US7476470B2 (en) | 2002-06-04 | 2009-01-13 | Nec Lcd Technologies, Ltd. | Method for manufacturing thin film semiconductor device and method for forming resist pattern thereof |
KR100614792B1 (ko) * | 2004-09-16 | 2006-08-22 | 삼성전자주식회사 | 반도체 장치의 제조 방법 |
WO2006137582A1 (en) * | 2005-06-24 | 2006-12-28 | Fujifilm Corporation | Exposure method and apparatus |
CN116031143A (zh) * | 2023-02-07 | 2023-04-28 | 深圳市芯辰达电子科技有限公司 | 改善高压均匀性之高压半导体器件制备方法和其高压半导体器件 |
CN117133634A (zh) * | 2023-10-25 | 2023-11-28 | 合肥晶合集成电路股份有限公司 | 半导体器件的制造方法、半导体器件及光刻掩膜版 |
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