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JPH0731978Y2 - 傾斜台 - Google Patents

傾斜台

Info

Publication number
JPH0731978Y2
JPH0731978Y2 JP1990070247U JP7024790U JPH0731978Y2 JP H0731978 Y2 JPH0731978 Y2 JP H0731978Y2 JP 1990070247 U JP1990070247 U JP 1990070247U JP 7024790 U JP7024790 U JP 7024790U JP H0731978 Y2 JPH0731978 Y2 JP H0731978Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lever
plate
top plate
bracket
air spring
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1990070247U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH049285U (ja
Inventor
義一 田中
建興 山家
Original Assignee
株式会社大阪タイユー
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社大阪タイユー filed Critical 株式会社大阪タイユー
Priority to JP1990070247U priority Critical patent/JPH0731978Y2/ja
Publication of JPH049285U publication Critical patent/JPH049285U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0731978Y2 publication Critical patent/JPH0731978Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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  • Tables And Desks Characterized By Structural Shape (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はプロジェクター台、作業台として使用出来る傾
斜台の改良に関するものである。
(従来の技術) 傾斜台は天板を自由な角度に任意に変更出来、設定され
た傾斜角度を固定し、天板に載せられるプロジェクター
等の重量物を支持出来る強度を有することが要求され、
天板裏側の狭い空間に、これ等の機能を有する機構を設
けることは困難であった。
(解決しようとする問題点) 本考案は、天板裏側の狭い空間に天板の傾斜姿勢を係止
する機構及び該係止機構を解除し任意の角度を設定出来
る機構を配備すると共に、解除機構は2段階のレバーに
よって軽い操作力で操作できる傾斜台を明らかにするも
のである。
(構成) 本考案は、フレーム(13)上へ天板(2)を傾動可能に
設けた傾斜台に於て、 シリンダ端(51)はフレームに枢止し、ピストンロッド
(52)先端は天板(2)に取付けたブラケット(54)へ
係止し、シリンダ中のリリース弁に対する解除ピン(5
3)をピストンロッド先端から突出させたピストンロッ
ド突出長さ位置決め機能付きエアースプリング(5)
と、 前記ブラケット(54)に一端を枢止し、エアースプリン
グ(5)の解除ピン(53)に対向配備した押え板(81)
と、 天板の回動側の端部に枢止したレバー(3)と、 外管の一端(41)をレバー(3)近傍の天板ブラケット
(21)に、他端(42)を前記ブラケット(54)に取り付
け、内索の一端(43)を前記レバー(3)の近傍に揺動
可能に配備した揺動板(33)の自由端側に連繋し、他端
(44)を前記押え板(81)へ取り付けた遠隔可撓操縦索
(4)と、 揺動板(33)の枢止側とレバー(3)との間を繋ぐ繋ぎ
部材(32)とから構成し、 レバー(3)の回動により、繋ぎ部材(32)及び遠隔可
撓操縦索(4)を介して押え板(81)を揺動させ、エア
ースプリング(5)を作動させることを特徴とする。
(作用効果) エアースプリング(5)による傾斜台の係止機構はシリ
ンダから突出するピストン長さが一時的に固定されてい
るから、天板(2)の傾斜角度は保持される。
天板の傾斜角度の変更は、レバー(3)を操作すること
により解除機構の押え板(81)を傾け、エアースプリン
グ(5)の解除ピン(53)を押込むことによって係止機
構はフリーにし、レバー(3)のグリップを握り乍ら、
天板(2)を自由な角度に傾けてワンタッチで行なうこ
とができる。この時、エアースプリングのピストン(5
2)は天板(2)の傾斜に応じて自由に引出し或いは押
込まれる。
レバー(3)はレバーの枢止部に対する繋ぎ部材(32)
とグリップとの長さ比率に応じて引張り力は拡大される
から、小さい力で押え板(81)従って解除機構を操作で
きる。
天板(2)の角度を定めた後、レバー(3)のグリップ
を手放すと押え板(8)はエアースプリング(5)の解
除ピン(53)を復帰させ、ピストンロッド(52)の突出
長さは固定されるから、天板(2)の傾斜角度はロック
される。
(実施例) 本考案の傾斜台は台車(1)上へ突出した固定柱(11)
へ昇降マスト(12)を上下動可能に配備し、該昇降マス
ト(12)の上端からフレーム(13)を一体に配備してい
る。天板(2)は裏側にブラケット(21)を具え、該ブ
ラケットの側板(22)の端部及びフレーム(13)の先端
に枢軸(23)を貫通して、フレーム(13)の先部へ天板
(2)を回動自由に支持している。側板(22)には枢軸
(55)を貫通し、係止機構のブラケット(54)を回動自
由に支持し、該ブラケット(54)とフレームの間に天板
の傾斜姿勢の係止機構としてピストンロッド突出長さ位
置決め機能付きのエアースプリング(5)を配備してい
る。
エアースプリング(5)の一端(51)は昇降マスト(1
2)の上端部近傍へ枢止し、エアースプリングから突出
するピストンロッド(52)の先端は前記ブラケット(5
4)へ固定している。
上記ピストンロッド突出長さ位置決め機能付きエアース
プリング(5)は市販物品であって、シリンダ内部にピ
ストン、圧縮ガス、作動流体、リリース弁を具え、ピス
トンロッド(52)の突出長さはシリンダ内部でピストン
位置がロックされているため変らないが、解除ピン(5
3)を押圧操作することによりピストン内部のリリース
弁が解放されたピストンの自由な動きによってピストン
ロッド(52)はフリーとなる。
ブラケット(54)にはエアースプリング(5)の解除ピ
ン(53)に対向して解除機構(8)が配備されている。
天板(2)の回動側端部に貫通孔(25)を介してハンド
ル(24)を具えており、天板裏面のハンドル側に、レバ
ー(3)の基端を枢軸(31)で枢止し、レバー先端をハ
ンドル(24)側へ延長している。
レバー(3)は第2図に示す如く、ブラケット(21)に
枢止(34)した揺動板(33)との間を繋ぎ部材(32)で
連結し、該揺動板(33)と解除機構(8)の前記押え板
(81)の間を遠隔可撓操縦索(4)によって連繋してい
る。
該遠隔可撓操縦索(4)の外管の一端(41)は揺動板
(33)の近傍においてブラケット(26)に固定し、外管
の他端(42)はブラケット(54)上に固定している。
内索の一端(43)を揺動板(33)上の凹所(35)に係止
し、内索の他端(82)を解除機構(8)の押え板(81)
先端に設けた切込み(82)へ係止している。従って遠隔
可撓操縦索(4)は2つのブラケット(26)(54)の間
において部材の間を通して自由に屈曲して配置される。
レバー(3)は枢軸(31)に対する繋ぎ部材(32)とグ
リップとの長さ比率に応じて引張り力は拡大される。更
に押え部材(81)に於ては枢軸(83)に対するピン(5
3)と切込み(82)の長さ比率に応じて押込み力が拡大
される。
フレーム(13)の一方には第3図、第4図に示す如く枢
軸(62)を設けて、爪板(61)の基端を枢止している。
該爪板(61)に対して両端を直角に屈曲したバネ線(6
4)を配備し、該バネ線の一端(65)をフレーム(13)
に止め、他端(66)を爪板(61)へ止めて爪板(61)の
当り面(67)を枢軸(55)へ押圧している。バネ線(6
4)は第4図に示す如く両端をフレーム及び爪板に係止
すると、その後に組立てられたエアースプリングがバネ
線(64)の側方に位置してバネ線(64)の抜け出しを妨
げている。爪板(61)の当り面(67)には、天板(2)
が水平姿勢のときの枢軸(55)の位置に対向して凹み
(63)が形成されている。従ってハンドル(24)とレバ
ー(3)のグリップを掴み乍ら、天板(2)に上向き或
いは下向きに力を加えると、係止機構は解除されて天板
は自由に回動する。爪板(61)の凹み(63)が枢軸(5
5)に嵌まったとき、ハンドル(24)には手ごたえがあ
る。この時レバー(3)を手放すと天板(2)の傾きは
係止され、水平姿勢が得られる。
レバー(3)には第1図、第5図に示す如く断面がL字
状のロック駒(7)が回動可能に配備されている。該ロ
ック駒(7)の側板(72)には、深い受け穴(73)と2
本の浅い位置決め溝(74)(75)が凹設されている。
レバーの内面には受け穴(73)に嵌まる凸軸(36)及び
位置決め溝(74)(75)に対応する1本の凸条(37)を
形成している。従ってロック駒(7)は凸軸(36)を受
け穴(73)に嵌め、凸条(37)を2つの位置決め溝(7
4)(75)の何れか一方に嵌めて、ロック駒を待機位置
(第1図実線)又は立ち上がって止め板(71)を天板
(2)の裏側に当てた回り止め位置の間を回動する。止
め板(71)は凸条(37)が受け溝(74)(75)に嵌まっ
て回動位置が係止されるから、ロック駒(7)によるレ
バー(3)のロック状態は保持され、不用意に外れるこ
とはない。
天板(2)の傾斜角度は、ロック駒(7)を起こすこと
によってレバー(3)の操作が妨げられ、従って解除機
構(8)は作動せず、天板の傾斜を維持出来るのであ
る。
本考案は実用新案登録請求の範囲の記載の中で多くの実
施変更が出来ることは当然であり、図面及び実施例の記
載に限定されないことは勿論である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の傾斜台の正面図、第2図は天板の係止
機構及び解除機構を示す拡大断面図、第3図は天板の係
止機構及び解除機構を省略し爪板(61)の構成を示す拡
大正面図、第4図は天板及びブラケットを外した平面
図、第5図はレバー及びロック駒を示す斜面図である。 (2)…天板、(3)…レバー (4)…遠隔可撓操縦索、(5)…エアースプリング (52)…ピストンロッド、(53)…ピン (61)…爪板、(64)…バネ線 (65)(66)…バネ線端部、(8)…解除機構、(81)
…押え板

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】フレーム(13)上へ天板(2)を傾動可能
    に設けた傾斜台に於て、 シリンダ端(51)はフレームに枢止し、ピストンロッド
    (52)先端は天板(2)に取付けたブラケット(54)へ
    係止し、シリンダ中のリリース弁に対する解除ピン(5
    3)をピストンロッド先端から突出させたピストンロッ
    ド突出長さ位置決め機能付きエアースプリング(5)
    と、 前記ブラケット(54)に一端を枢止し、エアースプリン
    グ(5)の解除ピン(53)に対向配備した押え板(81)
    と、 天板の回動側の端部に枢止したレバー(3)と、 外管の一端(41)をレバー(3)近傍の天板ブラケット
    (21)に、他端(42)を前記ブラケット(54)に取り付
    け、内索の一端(43)を前記レバー(3)の近傍に揺動
    可能に配備した揺動板(33)の自由端側に連繋し、他端
    (44)を前記押え板(81)へ取り付けた遠隔可撓操縦索
    (4)と、 揺動板(33)の枢止側とレバー(3)との間を繋ぐ繋ぎ
    部材(32)とから構成し、 レバー(3)の回動により、繋ぎ部材(32)及び遠隔可
    撓操縦索(4)を介して押え板(81)を揺動させ、エア
    ースプリング(5)を作動させることを特徴とする傾斜
    台。
JP1990070247U 1990-06-29 1990-06-29 傾斜台 Expired - Lifetime JPH0731978Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1990070247U JPH0731978Y2 (ja) 1990-06-29 1990-06-29 傾斜台

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1990070247U JPH0731978Y2 (ja) 1990-06-29 1990-06-29 傾斜台

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH049285U JPH049285U (ja) 1992-01-27
JPH0731978Y2 true JPH0731978Y2 (ja) 1995-07-26

Family

ID=31606245

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1990070247U Expired - Lifetime JPH0731978Y2 (ja) 1990-06-29 1990-06-29 傾斜台

Country Status (1)

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JP (1) JPH0731978Y2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50158291U (ja) * 1974-06-17 1975-12-27
JPS63113579U (ja) * 1987-01-19 1988-07-21

Also Published As

Publication number Publication date
JPH049285U (ja) 1992-01-27

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