JPH07319353A - クリーナユニット及び像形成装置 - Google Patents
クリーナユニット及び像形成装置Info
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- JPH07319353A JPH07319353A JP6107187A JP10718794A JPH07319353A JP H07319353 A JPH07319353 A JP H07319353A JP 6107187 A JP6107187 A JP 6107187A JP 10718794 A JP10718794 A JP 10718794A JP H07319353 A JPH07319353 A JP H07319353A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ブレードのストップ位置が移動でき、また感
光ドラム回転時だけブレードを感光ドラムに押圧するク
リーナユニット及び像形成装置に関し、押圧力が調整で
き、また感光ドラムの停止時に押圧力が低減できて、印
刷品質の確保及び感光ドラムの長寿命化が図れるクリー
ナユニット及び像形成装置を提供する。 【構成】 フレーム10に回動自在に軸支されたブレード
11と、ブレード11の先端を被清掃体50に押圧する押圧部
材13と、押圧部材13によってブレード11を被清掃体50に
押圧した位置でブレード11を停止させるストッパ12と、
ストッパ11の位置を移動させる移動手段14と、移動手段
14によって移動したストッパ12の位置を固定する固定手
段15とを備え、移動手段14によりストッパ12の位置を移
動させて、ブレード11の被清掃体50に対する押圧力を調
整して被清掃体50を清掃する構成とする。
光ドラム回転時だけブレードを感光ドラムに押圧するク
リーナユニット及び像形成装置に関し、押圧力が調整で
き、また感光ドラムの停止時に押圧力が低減できて、印
刷品質の確保及び感光ドラムの長寿命化が図れるクリー
ナユニット及び像形成装置を提供する。 【構成】 フレーム10に回動自在に軸支されたブレード
11と、ブレード11の先端を被清掃体50に押圧する押圧部
材13と、押圧部材13によってブレード11を被清掃体50に
押圧した位置でブレード11を停止させるストッパ12と、
ストッパ11の位置を移動させる移動手段14と、移動手段
14によって移動したストッパ12の位置を固定する固定手
段15とを備え、移動手段14によりストッパ12の位置を移
動させて、ブレード11の被清掃体50に対する押圧力を調
整して被清掃体50を清掃する構成とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真印刷装置等の
クリーナユニット及び像形成装置に係り、特に感光ドラ
ム等に対するブレードの押圧力を調整することができる
クリーナユニット及び像形成装置に関するものである。
クリーナユニット及び像形成装置に係り、特に感光ドラ
ム等に対するブレードの押圧力を調整することができる
クリーナユニット及び像形成装置に関するものである。
【0002】近来、オフィスオートメーションの進展に
より、コンピュータの出力端末装置、ファクシミリ装
置、及び複写機等にレーザプリンタ等の電子写真印刷装
置が多用されている。
より、コンピュータの出力端末装置、ファクシミリ装
置、及び複写機等にレーザプリンタ等の電子写真印刷装
置が多用されている。
【0003】これらの装置では、感光ドラムに形成した
トナー像を転写器で印刷用紙に転写し、転写後に感光ド
ラムに残留するトナーをクリーニングブレードのエッジ
によって除去しているが、クリーナ機構の各機構部品の
寸法のバラツキにより、感光ドラムに押圧するブレード
の押圧力が変化し、強すぎると感光ドラムを傷つけて寿
命を短くし、弱すぎると残留トナーの除去が不十分とな
り印刷汚れを生じるので、押圧力を簡単な機構で調節で
きる方法が望まれている。
トナー像を転写器で印刷用紙に転写し、転写後に感光ド
ラムに残留するトナーをクリーニングブレードのエッジ
によって除去しているが、クリーナ機構の各機構部品の
寸法のバラツキにより、感光ドラムに押圧するブレード
の押圧力が変化し、強すぎると感光ドラムを傷つけて寿
命を短くし、弱すぎると残留トナーの除去が不十分とな
り印刷汚れを生じるので、押圧力を簡単な機構で調節で
きる方法が望まれている。
【0004】また、感光ドラムにブレードを押圧したま
ま長時間放置すると、感光ドラムの面に圧痕が生じて印
刷品質低下の要因となるので、休止時にはブレードの押
圧力を低減させる方法が望まれている。
ま長時間放置すると、感光ドラムの面に圧痕が生じて印
刷品質低下の要因となるので、休止時にはブレードの押
圧力を低減させる方法が望まれている。
【0005】
【従来の技術】図9は本発明が適用されるレーザプリン
タの内部側面図を例示している。図において、1は印刷
用紙(以下用紙という)2a を集積して収容した給紙部、
3は繰出しローラ、4は搬送路、5はプリンタ部、6は
スタッカを示す。
タの内部側面図を例示している。図において、1は印刷
用紙(以下用紙という)2a を集積して収容した給紙部、
3は繰出しローラ、4は搬送路、5はプリンタ部、6は
スタッカを示す。
【0006】プリンタ部5は、像形成体である感光ドラ
ム50aの周辺に配置された帯電器51、光学ユニット52、
現像器53、転写器54、除電器55、クリーナユニット7a、
及び定着器56で構成されている。
ム50aの周辺に配置された帯電器51、光学ユニット52、
現像器53、転写器54、除電器55、クリーナユニット7a、
及び定着器56で構成されている。
【0007】このような構成を有するので、帯電器51に
より感光ドラム50aの面が帯電され、光学ユニット52か
ら印刷情報を光変調させたレーザ光が感光ドラム50aに
照射され、その照射された箇所だけが電荷が下がり静電
潜像が形成される。感光ドラム50aの静電潜像は現像器
53によりトナー現像される。
より感光ドラム50aの面が帯電され、光学ユニット52か
ら印刷情報を光変調させたレーザ光が感光ドラム50aに
照射され、その照射された箇所だけが電荷が下がり静電
潜像が形成される。感光ドラム50aの静電潜像は現像器
53によりトナー現像される。
【0008】一方、用紙2aが繰出しローラ3の回転によ
り繰り出されて、図中矢印A方向に搬送される。転写器
54に感光ドラム50a上のトナー像が用紙2aに吸着され、
転写後、除電器55で除電された感光ドラム50a上に残存
したトナーは、クリーナユニット7aのブレード8aによっ
てクリーニングされ、次の印刷動作に備える。
り繰り出されて、図中矢印A方向に搬送される。転写器
54に感光ドラム50a上のトナー像が用紙2aに吸着され、
転写後、除電器55で除電された感光ドラム50a上に残存
したトナーは、クリーナユニット7aのブレード8aによっ
てクリーニングされ、次の印刷動作に備える。
【0009】用紙2aに転写されたトナー像は定着器56
で、例えば、加熱/加圧定着され、スタッカ6に排出さ
れる。ここにおいて、クリーナユニット7aを図10(a) 〜
(c) により詳細に説明する。図10(a) は一部破断して示
す正面図、(b) は側板の内側を示す側面図、(c) は側板
の外側を示す側面図である。
で、例えば、加熱/加圧定着され、スタッカ6に排出さ
れる。ここにおいて、クリーナユニット7aを図10(a) 〜
(c) により詳細に説明する。図10(a) は一部破断して示
す正面図、(b) は側板の内側を示す側面図、(c) は側板
の外側を示す側面図である。
【0010】図10(a) 及び(b) に示すように、クリーナ
ユニット7aは、クリーナ部8a及びトナー排出部9aで構成
されている。クリーナ部8aは、側板10aに回動自在に支
持された軸80に取り付けられた金属材で形成された保持
板81に、弾性を有する樹脂材、例えば、ゴムで形成され
たブレード11aが保持されている。ブレード11aは感光
ドラム50aのトナー付着領域に対応した幅寸法を有して
いる。
ユニット7aは、クリーナ部8a及びトナー排出部9aで構成
されている。クリーナ部8aは、側板10aに回動自在に支
持された軸80に取り付けられた金属材で形成された保持
板81に、弾性を有する樹脂材、例えば、ゴムで形成され
たブレード11aが保持されている。ブレード11aは感光
ドラム50aのトナー付着領域に対応した幅寸法を有して
いる。
【0011】側板10aのブレード11a側にストッパピン
12aがリベット止めにより固定され、軸80の回動により
ブレード11aが図10(b) 中2点鎖線と実線で示すよう
に、回動した時に、保持板81の係合部110 がストッパピ
ン12aに係合して回動が停止する。
12aがリベット止めにより固定され、軸80の回動により
ブレード11aが図10(b) 中2点鎖線と実線で示すよう
に、回動した時に、保持板81の係合部110 がストッパピ
ン12aに係合して回動が停止する。
【0012】一方、図10(a) 及び(c) に示すように、側
板10aより突出した軸80の一端部にレバー82の一端が固
定され、レバー82の他端にスタッド83が設けられてい
る。側板10aにもスタッド84が設けられており、スタッ
ド83,84 間にトグルスプリング13aが掛けられて、レバ
ー82の矢印B、C方向への回動により、スタッド83がス
タッド84に対して夫々軸70の反対側に移動し、トグルス
プリング13aによる付勢方向が切り換えられる。
板10aより突出した軸80の一端部にレバー82の一端が固
定され、レバー82の他端にスタッド83が設けられてい
る。側板10aにもスタッド84が設けられており、スタッ
ド83,84 間にトグルスプリング13aが掛けられて、レバ
ー82の矢印B、C方向への回動により、スタッド83がス
タッド84に対して夫々軸70の反対側に移動し、トグルス
プリング13aによる付勢方向が切り換えられる。
【0013】常態(電源OFF時、電源ONで印刷待ち
及び印刷中、即ち、クリーナユニット7aや感光ドラム50
aの清掃/交換等の保守時以外)では、レバー82が矢印
B方向に回動して、軸80の回動により保持板81がストッ
パピン12aに係合した位置で停止する。
及び印刷中、即ち、クリーナユニット7aや感光ドラム50
aの清掃/交換等の保守時以外)では、レバー82が矢印
B方向に回動して、軸80の回動により保持板81がストッ
パピン12aに係合した位置で停止する。
【0014】この時、ブレード11aは感光ドラム50aに
接触して撓み、先端のエッジは感光ドラム50aの面に所
定圧力で押圧される。従って、ストッパピン12aの位置
及びブレード11aの弾力によって押圧力が決まる。これ
はプリンタの製造時点に決定される。
接触して撓み、先端のエッジは感光ドラム50aの面に所
定圧力で押圧される。従って、ストッパピン12aの位置
及びブレード11aの弾力によって押圧力が決まる。これ
はプリンタの製造時点に決定される。
【0015】また、クリーナユニット7aや感光ドラム50
aの清掃/交換等の保守時等にクリーナユニット7aや感
光ドラム50aを装置外に引き出す時に、レバー82を矢印
C方向に回動させると、ブレード11aは感光ドラム50a
の面から離れて退避する。レバー82の矢印B、C方向へ
の回動は、軸80の他端に設けられた図示していない把手
の回動操作によって行われる。
aの清掃/交換等の保守時等にクリーナユニット7aや感
光ドラム50aを装置外に引き出す時に、レバー82を矢印
C方向に回動させると、ブレード11aは感光ドラム50a
の面から離れて退避する。レバー82の矢印B、C方向へ
の回動は、軸80の他端に設けられた図示していない把手
の回動操作によって行われる。
【0016】また、トナー排出部9aは、クリーナ部7aの
下方に設けられ、ギヤG1,G2 を介して感光ドラム50aの
回転に連動して回転する回転軸90a、及び回転軸90aの
一端に取り付けられて回転軸90aと共に回転し、ブレー
ド11aによって感光ドラム50aから除去されて落下して
溜まったトナーを回転軸90aの端部とは反対側に設けら
れた図示省略した送出口へ送り出すトナー排出ばね91で
構成されている。
下方に設けられ、ギヤG1,G2 を介して感光ドラム50aの
回転に連動して回転する回転軸90a、及び回転軸90aの
一端に取り付けられて回転軸90aと共に回転し、ブレー
ド11aによって感光ドラム50aから除去されて落下して
溜まったトナーを回転軸90aの端部とは反対側に設けら
れた図示省略した送出口へ送り出すトナー排出ばね91で
構成されている。
【0017】従って、印刷開始で感光ドラム50aが回転
すると、感光ドラム50aに押圧されたブレード11aのエ
ッジの線圧によって残留トナーが除去され、溜まったト
ナーはトナー排出ばね81aの回転によって図示省略した
廃トナータンクに送られて収容される。
すると、感光ドラム50aに押圧されたブレード11aのエ
ッジの線圧によって残留トナーが除去され、溜まったト
ナーはトナー排出ばね81aの回転によって図示省略した
廃トナータンクに送られて収容される。
【0018】上記例は、用紙2aがカットシートの場合を
説明したが、ミシン目で折り畳んだ用紙やロール紙のよ
うな連続用紙を使用する装置もある。
説明したが、ミシン目で折り畳んだ用紙やロール紙のよ
うな連続用紙を使用する装置もある。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】上記従来方法によれ
ば、ゴムのブレードの先端のエッジを感光ドラムに押圧
して撓ませて、その時のブレードの弾力による線圧で残
留トナーを除去しているが、この線圧がクリーニング性
能に大きく関わっており、クリーナユニットの各機構部
品の寸法のバラツキによって線圧が変わり、強すぎると
感光ドラムを傷つけて寿命を短くし、弱すぎると残留ト
ナーの除去が不十分となり印刷汚れを生じる。
ば、ゴムのブレードの先端のエッジを感光ドラムに押圧
して撓ませて、その時のブレードの弾力による線圧で残
留トナーを除去しているが、この線圧がクリーニング性
能に大きく関わっており、クリーナユニットの各機構部
品の寸法のバラツキによって線圧が変わり、強すぎると
感光ドラムを傷つけて寿命を短くし、弱すぎると残留ト
ナーの除去が不十分となり印刷汚れを生じる。
【0020】しかもプリンタの製造時点で線圧が決まっ
てしまうため調整ができないばかりでなく、長期使用に
よりブレードのエッジが磨耗して線圧が弱くなっても調
整ができない。
てしまうため調整ができないばかりでなく、長期使用に
よりブレードのエッジが磨耗して線圧が弱くなっても調
整ができない。
【0021】また、保守時等にブレードを感光ドラムか
ら退避させるが、それ以外は常時感光ドラムにブレード
を押圧しており、休止のまま長時間放置すると感光ドラ
ムの面にブレードの圧痕が生じて印刷品質低下及び感光
ドラムの短寿命の要因となる。
ら退避させるが、それ以外は常時感光ドラムにブレード
を押圧しており、休止のまま長時間放置すると感光ドラ
ムの面にブレードの圧痕が生じて印刷品質低下及び感光
ドラムの短寿命の要因となる。
【0022】これに対して、モータ或いはソレノイド等
を使用した退避機構があるが、退避機構の駆動機構及び
駆動制御回路が必要となり、コストが掛かる。という問
題点がある。
を使用した退避機構があるが、退避機構の駆動機構及び
駆動制御回路が必要となり、コストが掛かる。という問
題点がある。
【0023】本発明は、簡単な機構で、感光ドラムに圧
接するブレードの押圧力を調整することができ、また感
光ドラムの回転が停止した時には、ブレードの押圧力を
低減することができて、印刷品質の確保及び感光ドラム
の長寿命化を図ることができるクリーナユニット及び像
形成装置を提供することを目的としている。
接するブレードの押圧力を調整することができ、また感
光ドラムの回転が停止した時には、ブレードの押圧力を
低減することができて、印刷品質の確保及び感光ドラム
の長寿命化を図ることができるクリーナユニット及び像
形成装置を提供することを目的としている。
【0024】
【課題を解決するための手段】図1〜図3は本発明の原
理図で、図1は請求項1に対応する原理図、図2は請求
項2に対応する原理図、図3は請求項5に対応する原理
図である。
理図で、図1は請求項1に対応する原理図、図2は請求
項2に対応する原理図、図3は請求項5に対応する原理
図である。
【0025】1)請求項1に対応する手段 図1において、10はフレーム、50は被清掃体、11はフレ
ーム10に回動自在に軸支されたブレード、13はブレード
11の先端を被清掃体50に押圧する押圧部材、12は押圧部
材13によってブレード11を被清掃体50に押圧した位置で
ブレード11を停止させるストッパ、14はストッパ11の位
置を移動させる移動手段、15は移動手段14によって移動
したストッパ12の位置を固定する固定手段である。
ーム10に回動自在に軸支されたブレード、13はブレード
11の先端を被清掃体50に押圧する押圧部材、12は押圧部
材13によってブレード11を被清掃体50に押圧した位置で
ブレード11を停止させるストッパ、14はストッパ11の位
置を移動させる移動手段、15は移動手段14によって移動
したストッパ12の位置を固定する固定手段である。
【0026】従って、移動手段14によりストッパ12の位
置を移動させて、ブレード11の被清掃体50に対する押圧
力を調整して被清掃体50を清掃するように構成されてい
る。 2)請求項2に対応する手段 図2において、2は媒体、7はクリーナユニット、10は
フレーム、50A は像形成体、11はフレーム10に回動自在
に軸支されたブレード、13はブレード11の先端を像形成
体50A に押圧する押圧部材、12は押圧部材13によってブ
レード11を像形成体50A に押圧した位置でブレード11を
停止させるストッパ、14はストッパ11の位置を移動させ
る移動手段、15は移動手段14によって移動したストッパ
12の位置を固定する固定手段である。
置を移動させて、ブレード11の被清掃体50に対する押圧
力を調整して被清掃体50を清掃するように構成されてい
る。 2)請求項2に対応する手段 図2において、2は媒体、7はクリーナユニット、10は
フレーム、50A は像形成体、11はフレーム10に回動自在
に軸支されたブレード、13はブレード11の先端を像形成
体50A に押圧する押圧部材、12は押圧部材13によってブ
レード11を像形成体50A に押圧した位置でブレード11を
停止させるストッパ、14はストッパ11の位置を移動させ
る移動手段、15は移動手段14によって移動したストッパ
12の位置を固定する固定手段である。
【0027】像形成体50A に形成された静電潜像をトナ
ー現像し、トナー像を媒体2に転写し、転写後に像形成
体50A に残留したトナーをクリーナユニット7によって
除去するプリンタにおいて、移動手段14によりストッパ
12の位置を移動させて、ブレード11の像形成体50A に対
する押圧力を調整するように構成されている。
ー現像し、トナー像を媒体2に転写し、転写後に像形成
体50A に残留したトナーをクリーナユニット7によって
除去するプリンタにおいて、移動手段14によりストッパ
12の位置を移動させて、ブレード11の像形成体50A に対
する押圧力を調整するように構成されている。
【0028】3)請求項5に対応する手段 図3において、2は媒体、8はクリーナ機構、10はフレ
ーム、50A は像形成体、90はトナー排出機構9に設けら
れ、像形成体50A の回転動作に連動して回転する回転
軸、9はクリーナ機構8により像形成体50A から除去し
たトナーを回転軸90の回転により排出するトナー排出機
構、11はクリーナ機構8に設けられ、フレーム10に回動
自在に軸支されたブレード、16はクリーナ機構8に設け
られ、ブレード11を像形成体50A から離れる方向に付勢
する弾性部材、18はクリーナ機構8に設けられ、トナー
排出機構9の回転軸90に連結し、回転軸90の回転動作に
連動して弾性部材16の弾力に抗してブレード11の先端を
像形成体50A に所定圧力で押圧する押圧手段である。
ーム、50A は像形成体、90はトナー排出機構9に設けら
れ、像形成体50A の回転動作に連動して回転する回転
軸、9はクリーナ機構8により像形成体50A から除去し
たトナーを回転軸90の回転により排出するトナー排出機
構、11はクリーナ機構8に設けられ、フレーム10に回動
自在に軸支されたブレード、16はクリーナ機構8に設け
られ、ブレード11を像形成体50A から離れる方向に付勢
する弾性部材、18はクリーナ機構8に設けられ、トナー
排出機構9の回転軸90に連結し、回転軸90の回転動作に
連動して弾性部材16の弾力に抗してブレード11の先端を
像形成体50A に所定圧力で押圧する押圧手段である。
【0029】回転する像形成体50A に形成された静電潜
像をトナー現像し、トナー像を媒体2に転写し、転写後
に像形成体50A に残留したトナーをクリーナ機構8によ
って除去し、除去したトナーをトナー排出機構9により
排出する像形成装置であって、像形成体50A の回転動作
に連動する押圧手段18によりブレード11を像形成体50A
に所定圧力で押圧するように構成されている。
像をトナー現像し、トナー像を媒体2に転写し、転写後
に像形成体50A に残留したトナーをクリーナ機構8によ
って除去し、除去したトナーをトナー排出機構9により
排出する像形成装置であって、像形成体50A の回転動作
に連動する押圧手段18によりブレード11を像形成体50A
に所定圧力で押圧するように構成されている。
【0030】
1)請求項1に対応する作用 ストッパ12の位置を移動手段14によって移動させると、
ブレード11を停止させる位置が調整され、被清掃体50に
対する押圧部材13に押圧されるプレード11の押圧力を調
整することができる。
ブレード11を停止させる位置が調整され、被清掃体50に
対する押圧部材13に押圧されるプレード11の押圧力を調
整することができる。
【0031】従って、各機構部品の寸法のバラツキによ
り、ブレード11の押圧力に強弱が生じても、押圧力を調
整することにより、被清掃体50の清掃を正常に行うこと
ができ、また被清掃体50の長寿命化を図ることができ
る。
り、ブレード11の押圧力に強弱が生じても、押圧力を調
整することにより、被清掃体50の清掃を正常に行うこと
ができ、また被清掃体50の長寿命化を図ることができ
る。
【0032】2)請求項2に対応する作用 ストッパ12の位置を移動手段14によって移動させると、
ブレード11を停止させる位置が調整され、像形成体50A
に対する押圧部材13に押圧されるブレード11の押圧力を
調整することができる。
ブレード11を停止させる位置が調整され、像形成体50A
に対する押圧部材13に押圧されるブレード11の押圧力を
調整することができる。
【0033】従って、クリーナユニット7の各機構部品
の寸法のバラツキにより、ブレード11の押圧力に強弱が
生じても、押圧力を調整することにより、残留トナーの
除去が正常に行われ、除去不十分による印刷品質の低下
を防止することができ、また像形成体50A の長寿命化を
図ることができる。
の寸法のバラツキにより、ブレード11の押圧力に強弱が
生じても、押圧力を調整することにより、残留トナーの
除去が正常に行われ、除去不十分による印刷品質の低下
を防止することができ、また像形成体50A の長寿命化を
図ることができる。
【0034】3)請求項5に対応する作用 像形成体50A が回転すると、連動してトナー排出機構9
の回転軸90が回転し、連れて押圧手段18が弾性部材16の
弾力に抗してブレード11を像形成体50A に所定圧力で押
圧して、ブレード11によって像形成体50A の残留トナー
を除去する。除去したトナーは回転軸90の回転で排出さ
れる。
の回転軸90が回転し、連れて押圧手段18が弾性部材16の
弾力に抗してブレード11を像形成体50A に所定圧力で押
圧して、ブレード11によって像形成体50A の残留トナー
を除去する。除去したトナーは回転軸90の回転で排出さ
れる。
【0035】像形成体50A の回転が停止すると、弾性部
材16の復元力により押圧手段18によるブレード11の押圧
が解除され、ブレード11の像形成体50A に対する押圧力
を低減することができる。
材16の復元力により押圧手段18によるブレード11の押圧
が解除され、ブレード11の像形成体50A に対する押圧力
を低減することができる。
【0036】従って、長期間休止状態で放置しても、像
形成体50A を押圧するブレード11のエッジによる圧痕の
発生が防げて、圧痕による印刷品質の低下が防止でき、
また像形成体50A の長寿命化を図ることができる。
形成体50A を押圧するブレード11のエッジによる圧痕の
発生が防げて、圧痕による印刷品質の低下が防止でき、
また像形成体50A の長寿命化を図ることができる。
【0037】
【実施例】以下、従来例で説明したレーザプリンタに本
発明を適用した実施例1〜3を図4〜図9により説明す
る。
発明を適用した実施例1〜3を図4〜図9により説明す
る。
【0038】1)実施例1の説明 図4及び図5により実施例1(請求項1、請求項2及び
請求項3に対応する)を説明する。図4は本発明の実施
例1を示す構成図、図5は実施例1の説明図である。全
図を通じて同一符号は同一対象物を示す。
請求項3に対応する)を説明する。図4は本発明の実施
例1を示す構成図、図5は実施例1の説明図である。全
図を通じて同一符号は同一対象物を示す。
【0039】図4の側板10a、ストッパピン12b及び固
定ナット15aは、図1及び図2のフレーム10、ストッパ
12及び固定手段15に夫々対応し、図4のテーパー部14a
及び調整ねじ120 は、図1及び図2の移動手段14に対応
し、図4のブレード11a及び保持板81は、図1及び図2
のブレード11に対応し、図4のトグルスプリング13a及
びレバー82は、図1及び図2の押圧部材13に対応し、ま
た、図4の感光ドラム50aは、図1の被清掃体50及び図
2の像形成体50A に対応している。
定ナット15aは、図1及び図2のフレーム10、ストッパ
12及び固定手段15に夫々対応し、図4のテーパー部14a
及び調整ねじ120 は、図1及び図2の移動手段14に対応
し、図4のブレード11a及び保持板81は、図1及び図2
のブレード11に対応し、図4のトグルスプリング13a及
びレバー82は、図1及び図2の押圧部材13に対応し、ま
た、図4の感光ドラム50aは、図1の被清掃体50及び図
2の像形成体50A に対応している。
【0040】図4(a) は一部破断して示す正面図、(b)
は側板の内側を示す側面図、(c) は側板の外側を示す側
面図で、(a) 〜(c) に示すように、クリーナユニット7b
のクリーナ部8bのストッパピン12bをテーパー部14a及
び調整ねじ120 で構成し、テーパー部14aの大径側が調
整ねじ120 の先端に固定され、調整ねじ120 は側板10a
に螺合している。調整ねじ120 の他端には固定ナット15
aが螺合している。
は側板の内側を示す側面図、(c) は側板の外側を示す側
面図で、(a) 〜(c) に示すように、クリーナユニット7b
のクリーナ部8bのストッパピン12bをテーパー部14a及
び調整ねじ120 で構成し、テーパー部14aの大径側が調
整ねじ120 の先端に固定され、調整ねじ120 は側板10a
に螺合している。調整ねじ120 の他端には固定ナット15
aが螺合している。
【0041】このような構成を有するので、ブレード11
aの押圧力調整方法を説明すると、 まず、感光ドラム50aを装着しない状態で、従来例で
説明した把手を操作してクリーナユニット7aのブレード
11aをストッパピン12bのテーパー部14aに係合させた
状態にしておき、図示していない位置測定治具により、
感光ドラム50aの軸心に相当する位置からブレード11a
の先端までの距離を測定する。
aの押圧力調整方法を説明すると、 まず、感光ドラム50aを装着しない状態で、従来例で
説明した把手を操作してクリーナユニット7aのブレード
11aをストッパピン12bのテーパー部14aに係合させた
状態にしておき、図示していない位置測定治具により、
感光ドラム50aの軸心に相当する位置からブレード11a
の先端までの距離を測定する。
【0042】その測定値と最適な押圧力を得る基準寸
法との差 (即ち、調整寸法) を求め、その調整寸法に相
当するテーパー部120 の移動距離を求める。即ち、その
調整寸法に軸80の中心からのストッパピン12bの中心位
置とブレード11aの先端までの寸法の比率を掛けて、テ
ーパー部14aの勾配の垂直方向 (差の方向) から底辺方
向 (移動距離) の寸法に変換して近似的に求められる。
法との差 (即ち、調整寸法) を求め、その調整寸法に相
当するテーパー部120 の移動距離を求める。即ち、その
調整寸法に軸80の中心からのストッパピン12bの中心位
置とブレード11aの先端までの寸法の比率を掛けて、テ
ーパー部14aの勾配の垂直方向 (差の方向) から底辺方
向 (移動距離) の寸法に変換して近似的に求められる。
【0043】次に固定ナット121 を緩めて調整ねじ12
0 を回転させてテーパー部14aを上記の移動距離だけ移
動すると、図5に2点鎖線で示すように、テーパー部14
aに係合する係合部110 の位置が移動する。これに連れ
てブレード11aの先端が調整寸法だけ移動する。図で
は、調整ねじ120 を矢印方向に移動させて、係合部110
の位置を矢印方向に移動する場合を示す。
0 を回転させてテーパー部14aを上記の移動距離だけ移
動すると、図5に2点鎖線で示すように、テーパー部14
aに係合する係合部110 の位置が移動する。これに連れ
てブレード11aの先端が調整寸法だけ移動する。図で
は、調整ねじ120 を矢印方向に移動させて、係合部110
の位置を矢印方向に移動する場合を示す。
【0044】調整ねじ120 の位置を固定ナット121 で
固定する。 把手を操作してブレード11aを退避位置に逃がす。 感光ドラム50aを装着した後、把手を操作してブレー
ド11aの係合部110 をストッパピン12bのテーパー部14
aに係合させる。
固定する。 把手を操作してブレード11aを退避位置に逃がす。 感光ドラム50aを装着した後、把手を操作してブレー
ド11aの係合部110 をストッパピン12bのテーパー部14
aに係合させる。
【0045】このようにして、ブレード11aの感光ドラ
ム50aに対する押圧力を調整することができる。更に実
際に印刷を行って残留トナーの除去状態を観察して、ブ
レード11aの位置を微調整することも容易である。
ム50aに対する押圧力を調整することができる。更に実
際に印刷を行って残留トナーの除去状態を観察して、ブ
レード11aの位置を微調整することも容易である。
【0046】従って、プリンタの製造時点でクリーナ部
8bの各機構部品の寸法のバラツキにより、ブレード11a
の押圧力に強弱が生じても、押圧力を適性に調整するこ
とができるばかりでなく、長期使用によってブレード11
aのエッジが磨耗して線圧の低下により残留トナーの除
去が不十分になった時にも、ブレード11aの位置を調整
して、押圧力を適性化することができるので、残留トナ
ーの除去不十分のための印刷品質の低下を防止すること
ができ、また感光ドラム50aの長寿命化を図ることがで
きる。
8bの各機構部品の寸法のバラツキにより、ブレード11a
の押圧力に強弱が生じても、押圧力を適性に調整するこ
とができるばかりでなく、長期使用によってブレード11
aのエッジが磨耗して線圧の低下により残留トナーの除
去が不十分になった時にも、ブレード11aの位置を調整
して、押圧力を適性化することができるので、残留トナ
ーの除去不十分のための印刷品質の低下を防止すること
ができ、また感光ドラム50aの長寿命化を図ることがで
きる。
【0047】2)実施例2の説明 図6により実施例2(請求項1、請求項2及び請求項4
に対応する)を説明する。図6は本発明の実施例2を示
す構成図である。図4と同一符号は同一対象物を示す。
に対応する)を説明する。図6は本発明の実施例2を示
す構成図である。図4と同一符号は同一対象物を示す。
【0048】図6のストッパピン12cは、図1及び図2
のストッパ12に対応し、図6の偏心カム14b及び調整ね
じ120 は、図1及び図2の移動手段14に対応している。
図6に示すように、クリーナユニット7cのクリーナ部8c
のストッパピン12cを偏心カム14b及び調整ねじ120 で
構成し、偏心カム14bは所定厚さに形成して調整ねじ12
0 の先端に固定されている。
のストッパ12に対応し、図6の偏心カム14b及び調整ね
じ120 は、図1及び図2の移動手段14に対応している。
図6に示すように、クリーナユニット7cのクリーナ部8c
のストッパピン12cを偏心カム14b及び調整ねじ120 で
構成し、偏心カム14bは所定厚さに形成して調整ねじ12
0 の先端に固定されている。
【0049】従って、調整ねじ120 の回転によって偏心
カム14bが軸心方向に所定寸法 (最大で偏心カム14bの
1/2回転=調整ねじ120 の1/2ピッチ)だけ移動す
るが、ブレード11aを保持する保持板81の係合部110 の
幅に対して僅かであり、十分係合することができる。
カム14bが軸心方向に所定寸法 (最大で偏心カム14bの
1/2回転=調整ねじ120 の1/2ピッチ)だけ移動す
るが、ブレード11aを保持する保持板81の係合部110 の
幅に対して僅かであり、十分係合することができる。
【0050】このような構成を有するので、上記例と同
様に、必要な調整寸法を求めてから、ストッパピン12c
の移動距離を求め、固定ナット121 を緩めて調整ねじ12
0 を移動距離に対応する角度だけ回転させると、係合部
110 に対応する偏心カム14bの回転中心からの距離が移
動距離だけ変化するので、固定ナット121 で調整ねじ12
0 を固定する。以後は上記実施例1と同様であり、同様
の効果が得られる。
様に、必要な調整寸法を求めてから、ストッパピン12c
の移動距離を求め、固定ナット121 を緩めて調整ねじ12
0 を移動距離に対応する角度だけ回転させると、係合部
110 に対応する偏心カム14bの回転中心からの距離が移
動距離だけ変化するので、固定ナット121 で調整ねじ12
0 を固定する。以後は上記実施例1と同様であり、同様
の効果が得られる。
【0051】3)実施例3の説明 図7及び図8により実施例3(請求項5、請求項6及び
請求項7に対応する)を説明する。図7は本発明の実施
例3を示す構成図、図8は実施例3の説明図である。全
図を通じて同一符号は同一対象物を示す。
請求項7に対応する)を説明する。図7は本発明の実施
例3を示す構成図、図8は実施例3の説明図である。全
図を通じて同一符号は同一対象物を示す。
【0052】図7のクリーナ部8d、トナー排出部9b、側
板10a、スプリング16a、アーム18a及び感光ドラム50
aは、図3のクリーナ機構8、トナー排出機構9、フレ
ーム10、弾性部材16、押圧手段18及び像形成体50A に夫
々対応し、図7のブレード11a及び保持板81は、図3の
ブレード11に対応している。
板10a、スプリング16a、アーム18a及び感光ドラム50
aは、図3のクリーナ機構8、トナー排出機構9、フレ
ーム10、弾性部材16、押圧手段18及び像形成体50A に夫
々対応し、図7のブレード11a及び保持板81は、図3の
ブレード11に対応している。
【0053】図7(a) 及び(b) に示すように、クリーナ
ユニット7dのクリーナ部8dにおいて、ブレード11aを保
持する保持板81が取り付けられた軸80にレバー82aが固
定され、レバー82aの図において下端にダボ85が設けら
れている。軸80にはスプリング16aが巻着され、レバー
82aを矢印D方向に付勢している。
ユニット7dのクリーナ部8dにおいて、ブレード11aを保
持する保持板81が取り付けられた軸80にレバー82aが固
定され、レバー82aの図において下端にダボ85が設けら
れている。軸80にはスプリング16aが巻着され、レバー
82aを矢印D方向に付勢している。
【0054】またトナー排出部9bの回転軸90aに所定ト
ルクが設定されたトルクリミッタ17の内輪が取り付けら
れ、トルクリミッタ17の外輪にアーム18aが固定されて
いる。アーム18aの先端は、クリーナ部8dのスプリング
16aに付勢されたレバー82aのダボ85に係合している。
ルクが設定されたトルクリミッタ17の内輪が取り付けら
れ、トルクリミッタ17の外輪にアーム18aが固定されて
いる。アーム18aの先端は、クリーナ部8dのスプリング
16aに付勢されたレバー82aのダボ85に係合している。
【0055】また従来例と同様にストッパピン12aが設
けられている。従来例で説明したトグルスプリング13a
及びスタッド83,84 は削除されている。このような構成
を有するので、感光ドラム50aが停止している時は、ア
ーム18aはレバー82aのダボ85に矢印D方向に押され
て、図において右方向に位置している。
けられている。従来例で説明したトグルスプリング13a
及びスタッド83,84 は削除されている。このような構成
を有するので、感光ドラム50aが停止している時は、ア
ーム18aはレバー82aのダボ85に矢印D方向に押され
て、図において右方向に位置している。
【0056】感光ドラム50aが回転すると、連動して回
転軸90aが回転して、トナー排出ばね91aが回転してト
ナーの排出動作を行うと共に、図中2点鎖線で示すよう
に、トルクリミッタ17を介してアーム18aがダボ85を押
してスプリング16aの弾力に抗してレバー82aを矢印E
方向に回動させ、保持板81がストッパピン12aに係合し
て停止し、ブレード11aの位置が決まり、感光ドラム50
aにブレード11aの先端のエッジが押圧される。
転軸90aが回転して、トナー排出ばね91aが回転してト
ナーの排出動作を行うと共に、図中2点鎖線で示すよう
に、トルクリミッタ17を介してアーム18aがダボ85を押
してスプリング16aの弾力に抗してレバー82aを矢印E
方向に回動させ、保持板81がストッパピン12aに係合し
て停止し、ブレード11aの位置が決まり、感光ドラム50
aにブレード11aの先端のエッジが押圧される。
【0057】そしてアーム18aに加わるトルクが所定値
に達するとトルクリミッタ17が作動して外輪は停止して
回転軸90aが空回りし、一定トルクが保持される。感光
ドラム50aの回転が停止すると、回転軸90aの回転が止
まり、トルクリミッタ17に対するトルクが消滅し、アー
ム18aはスプリング16aの復元力によってダボ85に押さ
れて矢印D方向に回動し、連れてブレード11aの感光ド
ラム50aに対する押圧力が低減する。
に達するとトルクリミッタ17が作動して外輪は停止して
回転軸90aが空回りし、一定トルクが保持される。感光
ドラム50aの回転が停止すると、回転軸90aの回転が止
まり、トルクリミッタ17に対するトルクが消滅し、アー
ム18aはスプリング16aの復元力によってダボ85に押さ
れて矢印D方向に回動し、連れてブレード11aの感光ド
ラム50aに対する押圧力が低減する。
【0058】このようにして、感光ドラム50aの回転が
停止している時は、ブレード11aの感光ドラム50aに対
する押圧力を低減することができるので、長期間休止状
態で放置しても、感光ドラム50aを押圧するブレード11
aのエッジによる圧痕の発生が防げて、圧痕による印刷
品質の低下が防止でき、また感光ドラム50a長寿命化を
図ることができる。
停止している時は、ブレード11aの感光ドラム50aに対
する押圧力を低減することができるので、長期間休止状
態で放置しても、感光ドラム50aを押圧するブレード11
aのエッジによる圧痕の発生が防げて、圧痕による印刷
品質の低下が防止でき、また感光ドラム50a長寿命化を
図ることができる。
【0059】更に、クリーナユニット7dや感光ドラム50
aの清掃/交換等の保守時等には、ブレード11aの押圧
力が弱く感光ドラム50aを傷つけることがないので、ブ
レード11aを退避させずにそのままクリーナユニット7a
や感光ドラム50aを装置外に引き出すことができる。
aの清掃/交換等の保守時等には、ブレード11aの押圧
力が弱く感光ドラム50aを傷つけることがないので、ブ
レード11aを退避させずにそのままクリーナユニット7a
や感光ドラム50aを装置外に引き出すことができる。
【0060】上記実施例1及び実施例2では、ブレード
11aの移動手段として、テーパー部14aと調整ねじ120
、及びカム14bと調整ねじ120 を用いて、固定ナット1
21 で固定する場合を説明したが、他の方法、例えば、
図示していないがストッパピン12aの側板10aに嵌入す
る部分を偏心軸とし、偏心軸をアームで回動させてスト
ッパピン12aの位置を調整し、その位置でアーム先端を
固定する方法としても良い。
11aの移動手段として、テーパー部14aと調整ねじ120
、及びカム14bと調整ねじ120 を用いて、固定ナット1
21 で固定する場合を説明したが、他の方法、例えば、
図示していないがストッパピン12aの側板10aに嵌入す
る部分を偏心軸とし、偏心軸をアームで回動させてスト
ッパピン12aの位置を調整し、その位置でアーム先端を
固定する方法としても良い。
【0061】また、上記実施例1及び実施例2では、感
光ドラム50aに付着した残留トナーを除去するクリーナ
ユニット7b,7c の場合を説明したが、他の目的のクリー
ナユニット、例えば、定着器の加熱ローラ等に付着した
トナー等を清掃するクリーナユニットの場合にも同様に
適用することができる。
光ドラム50aに付着した残留トナーを除去するクリーナ
ユニット7b,7c の場合を説明したが、他の目的のクリー
ナユニット、例えば、定着器の加熱ローラ等に付着した
トナー等を清掃するクリーナユニットの場合にも同様に
適用することができる。
【0062】
【発明の効果】以上、説明したように本発明によれば、
請求項1では、被清掃体に対するブレードの押圧力を調
整することができるので、製造時の被清掃体とクリーナ
ユニットの組み立て時に、クリーナユニットの各機構部
品の寸法のバラツキにより、ブレードの押圧力に強弱が
生じても、押圧力を適正に調整して正常に清掃すること
ができるばかりでなく、長期使用によってブレードのエ
ッジが磨耗して線圧の低下により清掃が不十分になった
時にも、押圧力を調整して清掃を正常化することができ
る。
請求項1では、被清掃体に対するブレードの押圧力を調
整することができるので、製造時の被清掃体とクリーナ
ユニットの組み立て時に、クリーナユニットの各機構部
品の寸法のバラツキにより、ブレードの押圧力に強弱が
生じても、押圧力を適正に調整して正常に清掃すること
ができるばかりでなく、長期使用によってブレードのエ
ッジが磨耗して線圧の低下により清掃が不十分になった
時にも、押圧力を調整して清掃を正常化することができ
る。
【0063】請求項2では、像形成体に対するブレード
の押圧力を調整することができるので、像形成装置の製
造時に、クリーナユニットの各機構部品の寸法のバラツ
キにより、ブレードの押圧力に強弱が生じても、押圧力
を適正に調整することができるばかりでなく、長期使用
によってブレードのエッジが磨耗して線圧の低下により
残留トナーの除去が不十分になった時にも、押圧力を調
整して正常化することができ、印刷品質の低下を防止す
ることができる。また残留トナーの除去が十分に行われ
ることにより像形成体の表面の傷等の発生が防止でき、
像形成体の長寿命化を図ることができる。
の押圧力を調整することができるので、像形成装置の製
造時に、クリーナユニットの各機構部品の寸法のバラツ
キにより、ブレードの押圧力に強弱が生じても、押圧力
を適正に調整することができるばかりでなく、長期使用
によってブレードのエッジが磨耗して線圧の低下により
残留トナーの除去が不十分になった時にも、押圧力を調
整して正常化することができ、印刷品質の低下を防止す
ることができる。また残留トナーの除去が十分に行われ
ることにより像形成体の表面の傷等の発生が防止でき、
像形成体の長寿命化を図ることができる。
【0064】請求項3では、ストッパの位置を移動させ
る移動手段をテーパー及び調整ねじで構成することによ
り、簡単でコストの安い機構で、容易な操作でブレード
の像形成体に対する押圧力を調整することができる。
る移動手段をテーパー及び調整ねじで構成することによ
り、簡単でコストの安い機構で、容易な操作でブレード
の像形成体に対する押圧力を調整することができる。
【0065】請求項4では、ストッパの位置を移動させ
る移動手段を偏心カムで構成したことにより、簡単でコ
ストの安い機構で、容易な操作でブレードの像形成体に
対する押圧力を調整することができる。
る移動手段を偏心カムで構成したことにより、簡単でコ
ストの安い機構で、容易な操作でブレードの像形成体に
対する押圧力を調整することができる。
【0066】請求項5では、像形成体が停止している時
は、ブレードの像形成体に対する押圧力が低減するの
で、長期間休止状態で放置しても、ブレードの先端の押
圧による像形成体の圧痕の発生が防げて、圧痕による印
刷品質の低下が防止でき、また像形成体の長寿命化を図
ることができる。しかも、モータやソレノイドによって
ブレードを退避させる方法に比べて、駆動回路や駆動制
御回路を必要とせず、コストの改善を図ることができ
る。
は、ブレードの像形成体に対する押圧力が低減するの
で、長期間休止状態で放置しても、ブレードの先端の押
圧による像形成体の圧痕の発生が防げて、圧痕による印
刷品質の低下が防止でき、また像形成体の長寿命化を図
ることができる。しかも、モータやソレノイドによって
ブレードを退避させる方法に比べて、駆動回路や駆動制
御回路を必要とせず、コストの改善を図ることができ
る。
【0067】請求項6では、押圧部材をトルクリミッタ
を介して回転軸に連結したことにより、簡単でコストの
安い機構で、所定押圧力を得ることができる。請求項7
では、押圧部材によってブレードを像形成体に押圧した
位置でブレードを停止させるストッパを設けたことによ
り、ブレードの押圧力を所定値に規制することができ
る。という効果がある。
を介して回転軸に連結したことにより、簡単でコストの
安い機構で、所定押圧力を得ることができる。請求項7
では、押圧部材によってブレードを像形成体に押圧した
位置でブレードを停止させるストッパを設けたことによ
り、ブレードの押圧力を所定値に規制することができ
る。という効果がある。
【図1】 本発明の請求項1に対応する原理図
【図2】 本発明の請求項2に対応する原理図
【図3】 本発明の請求項5に対応する原理図
【図4】 本発明の実施例1を示す構成図
【図5】 実施例1の説明図
【図6】 本発明の実施例2を示す構成図
【図7】 本発明の実施例3を示す構成図
【図8】 実施例3の説明図
【図9】 本発明が適用されるレーザプリンタの内部側
面図
面図
【図10】 従来例のクリーナユニットを示す構成図
2は媒体、 2aは用紙、 7,7a 〜7dは
クリーナユニット、 8はクリーナ機
構、8a〜8dはクリーナ部、 9はトナー排出機構、
9a,9b はトナー排出部、10はフレーム、 10
aは側板、 11,11aはブレード、12はストッ
パ、 12a〜12cはストッパピン、13,18 は押
圧部材、 13aはトグルスプリング、14は移動手
段、14aはテーパー部、 14bは偏心カム、
15は固定手段、15aは固定ナット、 16は弾性部
材、 16aはスプリング、17はトルクリミッ
タ、 18aはアーム、 50は被清掃体、50A
は像形成体、 50aは感光ドラム、 80は
軸、81は保持板、 82,82aはレバー、
90,,90aは回転軸、120 は調整ねじ
クリーナユニット、 8はクリーナ機
構、8a〜8dはクリーナ部、 9はトナー排出機構、
9a,9b はトナー排出部、10はフレーム、 10
aは側板、 11,11aはブレード、12はストッ
パ、 12a〜12cはストッパピン、13,18 は押
圧部材、 13aはトグルスプリング、14は移動手
段、14aはテーパー部、 14bは偏心カム、
15は固定手段、15aは固定ナット、 16は弾性部
材、 16aはスプリング、17はトルクリミッ
タ、 18aはアーム、 50は被清掃体、50A
は像形成体、 50aは感光ドラム、 80は
軸、81は保持板、 82,82aはレバー、
90,,90aは回転軸、120 は調整ねじ
Claims (7)
- 【請求項1】 フレーム(10)に回動自在に軸支されたブ
レード(11)と、 該ブレード(11)の先端を被清掃体(50)に押圧する押圧部
材(13)と、 該押圧部材(13)によって該ブレード(11)を該被清掃体(5
0)に押圧した位置で該ブレード(11)を停止させるストッ
パ(12)と、 該ストッパ(11)の位置を移動させる移動手段(14)と、 該移動手段(14)によって移動した該ストッパ(12)の位置
を固定する固定手段(15)とを備え、 該移動手段(14)により該ストッパ(12)の位置を移動させ
て、該ブレード(11)の該被清掃体(50)に対する押圧力を
調整して被清掃体(50)を清掃することを特徴とするクリ
ーナユニット。 - 【請求項2】 像形成体(50A) に形成されたトナー像を
媒体(2) に転写し、転写後に該像形成体(50A) に残留し
たトナーをクリーナユニット(7) によって除去する像形
成装置であって、 前記クリーナユニット(7) は、 フレーム(10)に回動自在に軸支されたブレード(11)と、 該ブレード(11)の先端を前記像形成体(50A) に押圧する
押圧部材(13)と、 該押圧部材(13)によって該ブレード(11)を該像形成体(5
0A) に押圧した位置で該ブレード(11)を停止させるスト
ッパ(12)と、 該ストッパ(11)の位置を移動させる移動手段(14)と、 該移動手段(14)によって移動した該ストッパ(12)の位置
を固定する固定手段(15)とを備え、 該移動手段(14)により該ストッパ(12)の位置を移動させ
て、該ブレード(11)の該像形成体(50A) に対する押圧力
を調整することを特徴とする像形成装置。 - 【請求項3】 前記移動手段(14)は、 前記ストッパ(12)をテーパー形状に形成し、該テーパー
形状の大径が先端に固定され前記フレーム(10)に螺合す
る調整ねじであることを特徴とする請求項1に記載のク
リーナユニット或いは請求項2に記載の像形成装置。 - 【請求項4】 前記移動手段(14)は、 前記ストッパ(12)を前記フレーム(10)に回動自在に軸支
された偏心カムで形成したことを特徴とする請求項1に
記載のクリーナユニット或いは請求項2に記載の像形成
装置。 - 【請求項5】 回転する像形成体(50A) に形成されたト
ナー像を媒体(2) に転写し、転写後に該像形成体(50A)
に残留したトナーをクリーナ機構(8) によって除去し、
該除去したトナーを該像形成体(50A) の回転動作に連動
して回転する回転軸(90)を有するトナー排出機構(9) に
より排出する像形成装置であって、 前記クリーナ機構(8) は、 フレーム(10)に回動自在に軸支されたブレード(11)と、 該ブレード(11)を前記像形成体(50A) から離れる方向に
付勢する弾性部材(16)と、 前記トナー排出機構(9) の前記回転軸(90)に連結し、該
回転軸(90)の回転動作に連動して該弾性部材(16)の弾力
に抗して該ブレード(11)の先端を前記像形成体(50A) に
所定圧力で押圧する押圧手段(18)とを備え、 該押圧手段(18)は、該像形成体(50A) の回転動作に連れ
て該ブレード(11)を該像形成体(50A) に所定圧力で押圧
することを特徴とする像形成装置。 - 【請求項6】 前記押圧手段(18)はトルクリミッタを介
して前記回転軸(90)に連結されたことを特徴とする請求
項5に記載の像形成装置。 - 【請求項7】 前記押圧手段(18)によって前記ブレード
(11)を前記像形成体(50A) に押圧した位置で該ブレード
(11)を停止させるストッパを設けたことを特徴とする請
求項6に記載の像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6107187A JPH07319353A (ja) | 1994-05-20 | 1994-05-20 | クリーナユニット及び像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6107187A JPH07319353A (ja) | 1994-05-20 | 1994-05-20 | クリーナユニット及び像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07319353A true JPH07319353A (ja) | 1995-12-08 |
Family
ID=14452683
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6107187A Pending JPH07319353A (ja) | 1994-05-20 | 1994-05-20 | クリーナユニット及び像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07319353A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6029025A (en) * | 1997-03-12 | 2000-02-22 | Minolta Co., Ltd. | Image forming apparatus with variable efficiency cleaning mechanism |
US7894755B2 (en) | 2006-11-30 | 2011-02-22 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Developing unit with toner regulator and image forming apparatus using the same |
CN108535982A (zh) * | 2017-03-01 | 2018-09-14 | 柯尼卡美能达株式会社 | 图像形成装置、其控制方法及储存有控制程序的存储介质 |
-
1994
- 1994-05-20 JP JP6107187A patent/JPH07319353A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6029025A (en) * | 1997-03-12 | 2000-02-22 | Minolta Co., Ltd. | Image forming apparatus with variable efficiency cleaning mechanism |
US7894755B2 (en) | 2006-11-30 | 2011-02-22 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Developing unit with toner regulator and image forming apparatus using the same |
CN108535982A (zh) * | 2017-03-01 | 2018-09-14 | 柯尼卡美能达株式会社 | 图像形成装置、其控制方法及储存有控制程序的存储介质 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20010703 |