JPH0731894A - 渦流式微粉砕機の物質導入装置 - Google Patents
渦流式微粉砕機の物質導入装置Info
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- JPH0731894A JPH0731894A JP5182490A JP18249093A JPH0731894A JP H0731894 A JPH0731894 A JP H0731894A JP 5182490 A JP5182490 A JP 5182490A JP 18249093 A JP18249093 A JP 18249093A JP H0731894 A JPH0731894 A JP H0731894A
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- Crushing And Pulverization Processes (AREA)
Abstract
胴筒内に、物質が付着しないよう吸気とともに有効に導
入可能とする。 【構成】円筒形胴筒1の上下部には吸気排粉室2及び空
気通入路3を連通連設し、内周にライナー4を有する前
記胴筒の内部には複数の回転板5を有する回転軸6を軸
装し、空気通入路から送入した物質が胴筒内を通過する
際に回転板により生ずる渦流により物質をライナーに衝
突させて微粉化するようにした渦流式微粉砕機におい
て、胴筒の底面中心部に形成した小径の吸込口7の下方
には有底の吸込み皿体8を連通連設し、吸込み皿体の周
面には平面視円弧状となる流入口を形成し、吸込み皿体
の内径より幅狭となって流入口に連通する前記空気通入
路の少なくとも終端側となる横一側面3aを吸込み皿体
の周面接線方向に向け延設するとともに、その終端部を
流入口の一端側端部に連設した。
Description
に穀物などの物質を吸気とともに有効に導入させること
ができる渦流式微粉砕機の物質導入装置に関する。
1−101384号に見られるように、垂立した円筒形
胴筒の上下部には吸気排粉室及び空気通入路を連通連設
するとともに、内周にライナーを有する前記胴筒の内部
には複数の回転板を有する回転軸を軸装し、空気通入路
から送入した物質が胴筒内を通過する際に回転板により
生ずる渦流により物質をライナーに衝突させて微粉化す
るようにした渦流式微粉砕機において、図6に示すよう
に、幅狭となる空気通入路Aの終端側に形成される胴筒
下方の流入口aは、該流入口aの横幅方向中心が胴筒の
中心点01 に一致してストレートに開口するような構造
になっていた。
示すように、空気通入路Aから矢印イで示すように吸気
と物質が流れて導入されると、流入口aからは回転軸6
aをよけながら矢印ロ群で示すように、Pで示す流入口
aの対面側のエリアに導入されて衝突する状態となり、
その後に初速0の状態から矢印ハで示すような時計回り
の空気渦と上方の下部ファンにぶつかりながら上昇を始
めることになるが、水分の多い物質や油脂の多いものあ
るいは付着性の高い物質はPで示すエリア部位におい
て、当初は小球状体が形成され、この小球状体が上昇せ
ずに順次大きくなったり、被粉砕物によってはPエリア
部位に付着することになり、これら球状体及び付着物が
増えてくると導入部や流入口a側を埋めてしまうことに
なって、物質の導入が止められて機械をも停止させてし
まうことになる、といった不具合を呈していた。
具合を解決し、空気通入路から物質を吸気とともに有効
に導入可能にしたものであり、そのため、胴筒の底面中
心部に形成した小径の吸込口の下方には有底の吸込み皿
体を連通連設し、該吸込み皿体の周面には平面視円弧状
となる流入口を形成し、前記吸込み皿体の内径より幅狭
となって前記流入口に連通する空気通入路の少なくとも
終端側となる横一側面を前記吸込み皿体の周面接線方向
に向け延設するとともに、その終端部を前記流入口の一
端側端部に連設して構成したものであり、また、空気通
入路の少なくとも終端側となる横他側面を横一側面と略
平行状にしてその終端部を流入口の他端側他端部に連設
したり、吸込み皿体は逆截頭円錐形状に形成したり、空
気通入路の横一側面及び横他側面が空気通入路の延出方
向に対し平面傾斜して延長するように形成したり、流入
口の高さは吸込み皿体の高さと略同様に形成したり、空
気通入路の横一側面の上方または下方には終端側が幅広
化して横一側面に対し屈折して傾斜する案内面を形成し
たり、空気通入路の横幅方向中心線が吸込み皿体の中心
点に一致するようにしたり、空気通入路の途中部分の下
面を前下がりの傾斜面にして構成したものである。
に旋回流する吸気にともなって、空気通入路内を流れる
空気と物質は終端側となる横一側面の側に寄せられるよ
うに流れながら、その横一側面に案内されて流入口の端
部側より吸込み皿体の周面接線方向に導入されることに
なって、物質は吸込み皿体内の空気渦にそのままのっか
りながら初速を減じることなく導入されることになり、
そのために、物質が吸込み皿体の内周面に付着すること
なく有効に流通し、しかも、導入される物質の接線方向
へのエネルギーでもって吸込み皿体の内周面を付着しな
いようセルフクリーニングすることができる。
砕機の一部を示した側断面図であり、垂立した円筒形胴
筒1の中心には上下部を軸受け10a、10bに軸架さ
れて下端の入力プーリ11により駆動される垂立の回転
軸6を軸装し、前記胴筒1の下部には中央に小径の吸込
口7を有して上面がテーパ面となる底板12を形設し、
胴筒1内の回転軸6には上下方向に間隔をおいて複数の
回転板5を嵌着するとともに、前記底板12の上方に接
近する下部ファン13を下部に装着し、各回転板5の外
周部には垂立した複数の攪拌板14をそれぞれ架着し、
各攪拌板14の外周となる胴筒1の内周面には粉体の流
れに抵抗となる方向の面を有したライナー4を装着し、
また、胴筒1の上方には通気孔15を有する空気締り板
16を介装して吸気排粉室2を連通連設し、該吸気排粉
室2内の回転軸6には上部ファン17を嵌着し、吸気製
粉室2の外周部には排出口18を連通連設して従来形構
造同様に構成する。
方にはテーパー面の傾斜角度θが略々72度となる逆截
頭円錐形状の有底吸込み皿体8を連設するが、該吸込み
皿体8の円弧状となる流入口9を形成し、また、従来形
同様に先端のホッパ19から例えば穀物などの物質を供
給することができるとともにその近傍から空気を取り入
れることができる横断面長四角状の空気通入路3を前記
流入口9側に延設するが、空気通入路3の横幅を吸込み
皿体8の内径より幅狭にして空気通入路3の横幅方向中
心線Xが吸込み皿体8の中心点Oに一致するように延設
し、空気通入路3の少なくとも終端側となる横一側面3
aは、図1に示すように空気通入路3の延出方向に対し
平面傾斜して前記流入口9の一端側端部9a側となる吸
込み皿体8の周面接線方向に向け延長するよう形成し、
その横一側面3aの下部には、図5に示すように側面視
三角形状となって幅広化する終端部が吸込み皿体8の傾
斜面に一致するよう横一側面3aに対し屈折して傾斜す
るとともに流入口9の端部9aに連設される案内面3a
aを形成し、空気通入路3のすくなくとも終端側となる
横他側面3bは図1及びず3に示すように前記横一側面
3aと略平行状にしてその終端部を流入口9の他端側他
端9bに連設し、前記横一側面3a及び横他側面3bよ
り前方側となる空気通入路3の途中部分の下面3cは図
4に示すように前下がりの傾斜面となるように形設して
構成するとともに、前記横一側面3a及び案内面3aa
は凹凸のない極めて滑らかな仕上げ面に形成している。
へ矢印ニで示すように渦状に旋回流する吸気にともなっ
て、吸気通入路3内を流れる空気と物質は矢印ホ群で示
すように横一側面3aの側に寄せられるように流れなが
ら、横一側面3a及び案内面3aaに案内されて流入口
9の端部9a側より吸込み皿体8の周面接線方向に導入
されることになって、物質は吸込み皿体8内の空気渦に
そのままのっかりながら初速を減じることなく導入され
ることになり、そのために、物質が吸込み皿体の内周面
に付着することなく有効に流通し、しかも、導入される
物質の接線方向へのエネルギーでもって吸込み皿体の内
周面を付着しないようセルフクリーニングすることがで
きることになり、また、吸込み皿体8を逆截頭円錐形状
に形成したので、吸込み皿体8の内部では空気及び物質
の濃度が下部より上部の方が薄くなることになって、吸
込み皿体8の内方に導入される物質をスムーズに上昇さ
せることができる。
の内方から上方へ渦状に旋回流する吸気にともなって、
吸気通入路(3)内を流れる空気と物質は横一側面(3
a)の側に寄せられるように流れながら、横一側面(3
a)に案内されて流入口(9)の端部(9a)側より吸
込み皿体(8)の周面接線方向にスムーズに導入される
ことになって、物質は吸込み皿体(8)内の空気渦にそ
のままのっかりながら初速を減じることなく導入される
ことになり、そのために、物質が吸込み皿体(8)の内
周面に付着することなく有効に流通して導入されること
になり、しかも、導入される物質の接線方向へのエネル
ギーでもって吸込み皿体(8)の内周面を付着しないよ
う有効にセルフクリーニングすることができることにな
り、物質の導入性を一段と工場させてこの種、微粉砕機
の性能を一段と向上させることができ、簡単な構造にし
て好適に実施できる特長を有する。
ある。
Claims (8)
- 【請求項1】垂立した円筒形胴筒(1)の上下部には吸
気排粉室(2)及び空気通入路(3)を連通連設すると
ともに、内周にライナー(4)を有する前記胴筒(1)
の内部には複数の回転板(5)を有する回転軸(6)を
軸装し、空気通入路(3)から送入した物質が胴筒
(1)内を通過する際に回転板(5)により生ずる渦流
により物質をライナー(4)に衝突させて微粉化するよ
うにした渦流式微粉砕機において、前記胴筒(1)の底
面中心部に形成した小径の吸込口(7)の下方には有底
の吸込み皿体(8)を連通連設し、該吸込み皿体(8)
の周面には平面視円弧状となる流入口(9)を形成し、
前記吸込み皿体(8)の内径より幅狭となって前記流入
口(9)に連通する前記空気通入路(3)の少なくとも
終端側となる横一側面(3a)を前記吸込み皿体(8)
の周面接線方向に向け延設するとともに、その終端部を
前記流入口(9)の一端側端部(9a)に連設して構成
したことを特徴とする渦流式微粉砕機の物質導入装置。 - 【請求項2】空気通入路(3)の少なくとも終端側とな
る横他側面(3b)を横一側面(3a)と略平行状にし
てその終端部を流入口(9)の他端側他端部(9b)に
連設してなる請求項1記載の渦流式微粉砕機の物質導入
装置。 - 【請求項3】吸込み皿体(8)は逆截頭円錐形状に形成
してなる請求項1、2または3記載の渦流式微粉砕機の
物質導入装置。 - 【請求項4】空気通入路(3)の横一側面(3a)及び
横他側面(3b)が空気通入路(3)の延出方向に対し
平面傾斜して延長するように形成してなる請求項2記載
の渦流式微粉砕機の物質導入装置。 - 【請求項5】流入口(9)の高さは吸込み皿体(8)の
高さと略同様に形成してなる請求項1、2、3または4
記載の渦流式微粉砕機の物質導入装置。 - 【請求項6】空気通入路(3)の横一側面(3a)の上
方または下方には終端側が幅広化して横一側面(3a)
に対し屈折して傾斜する案内面(3aa)を形成してな
る請求項1、2、3、4、または5記載の渦流式微粉砕
機の物質導入装置。 - 【請求項7】空気通入路(3)の横幅方向中心線(X)
が吸込み皿体(8)の中心点(0)に一致するようにし
てなる請求項1、2、3、4、5または6記載の渦流式
微粉砕機の物質導入装置。 - 【請求項8】空気通入路(3)の途中部分の下面(3
C)を前下がりの傾斜面にしてなる請求項1、2、3、
4、5、6または7記載の渦流式微粉砕機の物質導入装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5182490A JPH0731894A (ja) | 1993-07-23 | 1993-07-23 | 渦流式微粉砕機の物質導入装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5182490A JPH0731894A (ja) | 1993-07-23 | 1993-07-23 | 渦流式微粉砕機の物質導入装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0731894A true JPH0731894A (ja) | 1995-02-03 |
Family
ID=16119199
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5182490A Pending JPH0731894A (ja) | 1993-07-23 | 1993-07-23 | 渦流式微粉砕機の物質導入装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0731894A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6633355B2 (en) | 1996-01-09 | 2003-10-14 | Lg. Philips Lcd Co., Ltd. | Method for controlling pretilt angle direction in a liquid crystal cell |
US8067051B2 (en) * | 2006-06-19 | 2011-11-29 | Kraft Foods R & D, Inc. | Process for milling cocoa shells |
KR102000089B1 (ko) * | 2018-11-30 | 2019-10-01 | 동명대학교산학협력단 | 분급로터의 선회류 발생 효율을 극대화한 분쇄 장치 |
-
1993
- 1993-07-23 JP JP5182490A patent/JPH0731894A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6633355B2 (en) | 1996-01-09 | 2003-10-14 | Lg. Philips Lcd Co., Ltd. | Method for controlling pretilt angle direction in a liquid crystal cell |
US7145618B2 (en) | 1996-01-09 | 2006-12-05 | Lg.Philips Lcd Co., Ltd | Method for controlling pretilt angle direction in a liquid crystal cell |
US8067051B2 (en) * | 2006-06-19 | 2011-11-29 | Kraft Foods R & D, Inc. | Process for milling cocoa shells |
KR102000089B1 (ko) * | 2018-11-30 | 2019-10-01 | 동명대학교산학협력단 | 분급로터의 선회류 발생 효율을 극대화한 분쇄 장치 |
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