JPH07317971A - 管継手 - Google Patents
管継手Info
- Publication number
- JPH07317971A JPH07317971A JP6111097A JP11109794A JPH07317971A JP H07317971 A JPH07317971 A JP H07317971A JP 6111097 A JP6111097 A JP 6111097A JP 11109794 A JP11109794 A JP 11109794A JP H07317971 A JPH07317971 A JP H07317971A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- nut
- main body
- joint main
- joint
- sealing tape
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 14
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 2
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 238000012856 packing Methods 0.000 description 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
Landscapes
- Joints With Pressure Members (AREA)
- Joints With Sleeves (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明は、素手ではナットを回せないが、スパ
ナ等の締め付け工具を用いると封印テープが破断または
剥離してナットを回転締め付けできる管継手を容易に提
供する。 【構成】継手本体と、継手本体に螺合するナットと、継
手本体とナット間に装着した食い込みリング等の内装部
材と、内装部材を装着した継手本体とナットの両外面に
亘って貼り付けた封印テープとからなり、封印テープの
封印によって素手ではナットを回せないが、スパナ等の
締め付け工具を用いると封印テープが破断または剥離し
てナットを回転締め付けできることを特徴とする管継手
である。
ナ等の締め付け工具を用いると封印テープが破断または
剥離してナットを回転締め付けできる管継手を容易に提
供する。 【構成】継手本体と、継手本体に螺合するナットと、継
手本体とナット間に装着した食い込みリング等の内装部
材と、内装部材を装着した継手本体とナットの両外面に
亘って貼り付けた封印テープとからなり、封印テープの
封印によって素手ではナットを回せないが、スパナ等の
締め付け工具を用いると封印テープが破断または剥離し
てナットを回転締め付けできることを特徴とする管継手
である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、継手本体とナットとの
分解によって内装部材が脱落するのを防止した管継手に
関するものである。
分解によって内装部材が脱落するのを防止した管継手に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般的に管継手と管を接続する場合、管
継手のナットを継手本体から外してから接続作業が行わ
れることが多い。この場合施工現場での接続作業となる
ので、管継手内に装着するパッキンや食い込みリング等
の内装部材を組み付けるのを忘れたり、また内装部材の
組み付け方向を間違えたりする装着ミスの問題がある。
そこで本出願人は特開平5−302692号公報で開示
された図3、図4に示す管継手を発明した。このものは
ナット1に係止した仮固定用ピン2を継手本体3に設け
た切欠き4内に設けて、素手ではナット1を回せないが
スパナ等の締め付け工具を用いてナットを締め付ける
と、仮固定用ピン2が破断してナットの締め付けが行え
るようにした管継手である。これによって施工現場での
継手本体3とナット1とが接続前に分解されるのを防止
し、継手本体とナット間に内装部材を組み付けた状態で
ナットの後端から管を差し込んでナットの締め付けを行
ない、接続作業を簡便にした管継手である。
継手のナットを継手本体から外してから接続作業が行わ
れることが多い。この場合施工現場での接続作業となる
ので、管継手内に装着するパッキンや食い込みリング等
の内装部材を組み付けるのを忘れたり、また内装部材の
組み付け方向を間違えたりする装着ミスの問題がある。
そこで本出願人は特開平5−302692号公報で開示
された図3、図4に示す管継手を発明した。このものは
ナット1に係止した仮固定用ピン2を継手本体3に設け
た切欠き4内に設けて、素手ではナット1を回せないが
スパナ等の締め付け工具を用いてナットを締め付ける
と、仮固定用ピン2が破断してナットの締め付けが行え
るようにした管継手である。これによって施工現場での
継手本体3とナット1とが接続前に分解されるのを防止
し、継手本体とナット間に内装部材を組み付けた状態で
ナットの後端から管を差し込んでナットの締め付けを行
ない、接続作業を簡便にした管継手である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが上記従来の技
術は、ナット1に固定用ピン2を固定するための小孔5
を明ける作業や、ナットの小孔5と継手本体の切欠き位
置4を合わせて、ナットの小孔5に固定用ピン2を打ち
込む作業が必要で、このため管継手の封印組み付け作業
が煩雑で時間がかかり、製造上原価高の問題があった。
本発明は上記従来技術の問題点を解消して、簡単な構成
で上記従来の機能を満足する管継手を提供するものであ
る。
術は、ナット1に固定用ピン2を固定するための小孔5
を明ける作業や、ナットの小孔5と継手本体の切欠き位
置4を合わせて、ナットの小孔5に固定用ピン2を打ち
込む作業が必要で、このため管継手の封印組み付け作業
が煩雑で時間がかかり、製造上原価高の問題があった。
本発明は上記従来技術の問題点を解消して、簡単な構成
で上記従来の機能を満足する管継手を提供するものであ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の要旨は、継手本
体と、継手本体に螺合するナットと、継手本体とナット
間に装着した食い込みリング等の内装部材と、内装部材
を装着した継手本体とナットの両外面に亘って貼り付け
た封印テープとからなり、封印テープの封印によって素
手ではナットを回せないが、スパナ等の締め付け工具を
用いると封印テープが破断または剥離してナットを回転
締め付けできることを特徴とする管継手である。
体と、継手本体に螺合するナットと、継手本体とナット
間に装着した食い込みリング等の内装部材と、内装部材
を装着した継手本体とナットの両外面に亘って貼り付け
た封印テープとからなり、封印テープの封印によって素
手ではナットを回せないが、スパナ等の締め付け工具を
用いると封印テープが破断または剥離してナットを回転
締め付けできることを特徴とする管継手である。
【0005】
【作用】本発明は上記の構成であるから、接続作業に際
して、作業者は素手でナットを回転することが出来ない
から、ナットの分解による内装部材の紛失や組み付けミ
スが起こらない。従って接続管を組み付け状態の管継手
に挿入し、スパナ等の締め付け工具を用いてナットを締
め付けることにより、封印テープが破断又は剥がれてナ
ットが回転し、接続作業が簡単に行える。
して、作業者は素手でナットを回転することが出来ない
から、ナットの分解による内装部材の紛失や組み付けミ
スが起こらない。従って接続管を組み付け状態の管継手
に挿入し、スパナ等の締め付け工具を用いてナットを締
め付けることにより、封印テープが破断又は剥がれてナ
ットが回転し、接続作業が簡単に行える。
【0006】封印テープの貼着強度は、素手ではナット
を回転することが出来ず、スパナ等の締め付け工具を用
いれば封印テープが破断又は剥がれる強度を持ってい
る。このため接続作業時のナットを締め付け回転が必要
な場合にのみ、ナットを締め付けることが出来る。封印
テープの貼着は、内装部材を装着して継手本体とナット
を仮組みした状態で継手本体とナット間に亘って両外面
にテープを貼るだけであるから、その封印作業も簡単に
行える。
を回転することが出来ず、スパナ等の締め付け工具を用
いれば封印テープが破断又は剥がれる強度を持ってい
る。このため接続作業時のナットを締め付け回転が必要
な場合にのみ、ナットを締め付けることが出来る。封印
テープの貼着は、内装部材を装着して継手本体とナット
を仮組みした状態で継手本体とナット間に亘って両外面
にテープを貼るだけであるから、その封印作業も簡単に
行える。
【0007】
【実施例】以下本発明の実施例を図面を参照して説明す
る。図1、図2は本発明の一実施例を示すもので、図1
は管継手の組立前の状態を、図2は組立後の状態を示す
斜視図である。本実施例の管継手は、継手本体11、袋
ナット12、ロックリング13、Oリング14、インジ
ケータ15及び封印テープ16からなる。内装部材であ
るロックリング13とインジケータ15が軸線方向非対
称な形状をしており、内装部材の装着間違いがあると、
接続後に目的の性能を発揮できない。
る。図1、図2は本発明の一実施例を示すもので、図1
は管継手の組立前の状態を、図2は組立後の状態を示す
斜視図である。本実施例の管継手は、継手本体11、袋
ナット12、ロックリング13、Oリング14、インジ
ケータ15及び封印テープ16からなる。内装部材であ
るロックリング13とインジケータ15が軸線方向非対
称な形状をしており、内装部材の装着間違いがあると、
接続後に目的の性能を発揮できない。
【0008】これを防止するために、継手本体11に内
装部材を組み込み、袋ナット12と仮組した状態で封印
テープ16を継手本体11と袋ナット12間の外面に亘
って貼り付けてある。封印テープ16の大きさ及び材料
は何でも良く、要は貼り付けた後、素手で袋ナット12
を回転できない貼り付け強度を持ったものが好ましい。
テープの材質として紙又は樹脂が用いられる。またテー
プの表面には、「管を継手に挿入するまでナットを分解
しないように」等の注意書きを表示すると、更に誤った
接続作業を防止することが出来る。このため、管との接
続前に袋ナットを外して内装部材を分解することがな
く、また簡単な構成なので管継手の製造も容易に行え
る。
装部材を組み込み、袋ナット12と仮組した状態で封印
テープ16を継手本体11と袋ナット12間の外面に亘
って貼り付けてある。封印テープ16の大きさ及び材料
は何でも良く、要は貼り付けた後、素手で袋ナット12
を回転できない貼り付け強度を持ったものが好ましい。
テープの材質として紙又は樹脂が用いられる。またテー
プの表面には、「管を継手に挿入するまでナットを分解
しないように」等の注意書きを表示すると、更に誤った
接続作業を防止することが出来る。このため、管との接
続前に袋ナットを外して内装部材を分解することがな
く、また簡単な構成なので管継手の製造も容易に行え
る。
【0009】
【発明の効果】以上説明のごとく本発明によれば、間違
いがなく簡単に接続出来る管継手を、簡単な封印テープ
の貼り付けによって容易に製造することができるもので
ある。
いがなく簡単に接続出来る管継手を、簡単な封印テープ
の貼り付けによって容易に製造することができるもので
ある。
【図1】 本発明の一実施例を示す組立前の斜視図であ
る。
る。
【図2】 図1の組立後の状態を示す斜視図である。
【図3】 従来技術を示す組立前の斜視図である。
【図4】 図3の組立後の状態を示す斜視図である。
11 継手本体 12 袋ナット 13 ロックリング 14 Oリング 15 インジケータ 16 封印テープ
Claims (1)
- 【請求項1】 継手本体と、継手本体に螺合するナット
と、継手本体とナット間に装着した食い込みリング等の
内装部材と、内装部材を装着した継手本体とナットの両
外面に亘って貼り付けた封印テープとからなり、封印テ
ープの封印によって素手ではナットを回せないが、スパ
ナ等の締め付け工具を用いると封印テープが破断または
剥離してナットを回転締め付けできることを特徴とする
管継手。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6111097A JPH07317971A (ja) | 1994-05-25 | 1994-05-25 | 管継手 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6111097A JPH07317971A (ja) | 1994-05-25 | 1994-05-25 | 管継手 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07317971A true JPH07317971A (ja) | 1995-12-08 |
Family
ID=14552319
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6111097A Pending JPH07317971A (ja) | 1994-05-25 | 1994-05-25 | 管継手 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07317971A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20190117297A (ko) * | 2018-04-06 | 2019-10-16 | (주)스마트락코리아 | 배관 연결 위치 결정이 용이한 배관 피팅장치 |
EP3775654A4 (en) * | 2018-04-06 | 2021-12-08 | Kim, Brian, B. | CONNECTION DEVICE FOR THE MANUFACTURE OF A CONNECTION TUBE |
-
1994
- 1994-05-25 JP JP6111097A patent/JPH07317971A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20190117297A (ko) * | 2018-04-06 | 2019-10-16 | (주)스마트락코리아 | 배관 연결 위치 결정이 용이한 배관 피팅장치 |
CN112204290A (zh) * | 2018-04-06 | 2021-01-08 | 布莱恩·B·金 | 用于制作连接管道的、能精细调整管道的位置的装配设备 |
EP3775654A4 (en) * | 2018-04-06 | 2021-12-08 | Kim, Brian, B. | CONNECTION DEVICE FOR THE MANUFACTURE OF A CONNECTION TUBE |
US11384874B2 (en) | 2018-04-06 | 2022-07-12 | Joe Gon Kim | Fitting device for making connection tube that can fine position adjustment of the tube |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040315 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050707 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20051004 |
|
A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20060221 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |