[go: up one dir, main page]

JPH07310513A - エンジンバルブ - Google Patents

エンジンバルブ

Info

Publication number
JPH07310513A
JPH07310513A JP12463794A JP12463794A JPH07310513A JP H07310513 A JPH07310513 A JP H07310513A JP 12463794 A JP12463794 A JP 12463794A JP 12463794 A JP12463794 A JP 12463794A JP H07310513 A JPH07310513 A JP H07310513A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
oxide layer
shaft
surface portion
engine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP12463794A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeki Yamada
茂樹 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aisan Industry Co Ltd
Original Assignee
Aisan Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Aisan Industry Co Ltd filed Critical Aisan Industry Co Ltd
Priority to JP12463794A priority Critical patent/JPH07310513A/ja
Publication of JPH07310513A publication Critical patent/JPH07310513A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Solid-Phase Diffusion Into Metallic Material Surfaces (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 弁軸の酸化処理による歪みが少なく、エンジ
ン高速回転時における弁フェ−ス面部のたたき摩耗に対
する耐摩耗性がすぐれたチタン合金製のエンジンバルブ
を提供する。 【構成】 弁軸2に弁傘3を連設したチタン合金製のエ
ンジンバルブにおいて、弁軸2の摺動面部2aと軸端面
部2bに酸化層5を形成するとともに、弁傘3の弁フェ
−ス面部3aに、酸化層5よりも厚い酸化層6を形成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、内燃機関において吸
気弁または排気弁として用いられるエンジンバルブに関
する。
【0002】
【従来の技術】一般に内燃機関の吸排気弁としては、弁
軸に弁傘を連設したきのこ形のエンジンバルブが用いら
れ、その材料としては従来耐熱鋼が一般に用いられてい
る。そして最近は、この耐熱鋼よりも軽量で耐熱性にす
ぐれたチタン合金が、レ−シング仕様車などのエンジン
バルブに用いられるようになった。しかしこのチタン合
金は、摺動面部等に耐摩耗性を付与するための表面処理
をおこなう必要があり、この方法として、たとえば特開
昭62−256956号に開示されるように、仕上加工
した製品を酸素を有する炉中で加熱し、製品の表面に高
い硬度を有する酸化表面処理層を形成させる表面処理方
法が提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところでエンジンの回
転数がたとえば5000rpm以上の高速回転域になる
と、エンジンバルブが高速回転するカムの動きに追従で
きなくなって、いわゆるサ−ジング(ジャンプ,バウン
ス)現象が発生し、弁軸の軸端面はリフタあるいはロッ
カ−ア−ムに激しく衝突し、また弁傘の弁フェ−ス面部
もバルブシ−トに高速衝突を繰返し、衝突各部にたたき
摩耗が生じる。このため通常の摺動摩耗が生じる弁軸の
摺動面部に比べて、上記軸端面および弁フェ−ス面の方
が上記たたき摩耗により急速に摩耗が進行する傾向にあ
る。
【0004】ところが上記の表面処理方法によって得ら
れるエンジンバルブは、バルブの全面にほぼ均一な厚さ
の酸化表面処理層が形成されたものであるため、弁軸の
摺動面部の耐摩耗性が確保できる程度の厚さの酸化表面
処理層を形成した場合は、エンジン高速回転時の弁フェ
−ス面部および軸端面部の摩耗を防止できない。又この
弁フェ−ス面部および軸端面部のたたき摩耗に耐えられ
るように酸化表面処理層厚さを厚くするには、高温長時
間の酸化処理が必要となり、これによって弁軸の歪み
(曲り)や摺動面の荒れが生じ、バルブガイドへの弁軸
の嵌合不能あるいはバルブガイドの早期摩耗等の問題が
生じる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この発明は上記従来の
問題点を解決するもので、弁軸の酸化処理による歪みが
少なく、エンジン高速回転時における弁フェ−ス面部や
弁軸軸端面部のたたき摩耗に対する耐摩耗性がすぐれた
チタン合金製のエンジンバルブを提供しようとするもの
である。
【0006】
【課題を解決するための手段】この出願の第1の発明の
エンジンバルブは、弁軸に弁傘を連設したチタン合金製
のエンジンバルブにおいて、前記弁軸の摺動面部と軸端
面部に酸化層を形成するとともに、前記弁傘の弁フェ−
ス面部に、前記酸化層よりも厚い酸化層を形成したこと
を特徴とする。
【0007】この出願の第2の発明のエンジンバルブ
は、弁軸に弁傘を連設したチタン合金製のエンジンバル
ブにおいて、前記弁軸の摺動面部に酸化層を形成すると
ともに、前記弁傘の弁フェ−ス面部および前記弁軸の軸
端面部に、前記酸化層よりも厚い酸化層を形成したこと
を特徴とする。
【0008】この出願の第3の発明のエンジンバルブ
は、弁軸に弁傘を連設したチタン合金製のエンジンバル
ブにおいて、前記弁軸の摺動面部と軸端面部および前記
弁傘の弁フェ−ス面部に酸化層を形成するとともに、前
記弁フェ−ス面部の前記酸化層の上に窒化層を形成した
ことを特徴とする。
【0009】この出願の第4の発明のエンジンバルブ
は、弁軸に弁傘を連設したチタン合金製のエンジンバル
ブにおいて、前記弁軸の摺動面部と軸端面部および前記
弁傘の弁フェ−ス面部に酸化層を形成するとともに、前
記弁フェ−ス面部および前記弁軸の軸端面部の前記酸化
層の上に、窒化層を形成したことを特徴とする。
【0010】この発明におけるチタン合金としては、T
i−6Al−4V、Ti−5.5Al−4Sn−1Nb
−0.3Mo、Ti−6Al−2.75Sn−4Zr−
0.4Mo、Ti−6Al−2Sn−4Zr−2Mo、
Ti−6Al−2Fe−0.1Siなどの、各種組成の
チタン合金を用いることができる。
【0011】またこの発明における酸化層とは、チタン
合金成分と酸素および空気中の窒素等との化合物から成
るTiO2 を主体とする化合物層を称し、ビッカ−ス硬
度500以上の硬度を有する硬質層である。
【0012】
【作用】この発明のエンジンバルブにおいては、弁軸の
摺動面部に設けた酸化層が、バルブガイドとの摺動によ
る摺動摩耗を防止する。この酸化層は摺動摩耗に耐える
程度の厚さでよいので、高温長時間にわたる酸化処理は
不要であって、酸化処理に伴う弁軸の歪みは小量に抑制
できる。
【0013】また弁フェ−ス面部に形成した、厚い酸化
層(第1および第2の発明の場合)あるいは酸化層と窒
化層から成る硬化物層(第3および第4の発明の場合)
が、エンジン高速回転時における弁フェ−ス面部のバル
ブシ−トとの衝突によるたたき摩耗の進行を抑制する。
【0014】また弁軸の軸端面部に形成した、厚い酸化
層(第2の発明の場合)あるいは酸化層と窒化層から成
る硬化物層(第4の発明の場合)が、エンジン高速回転
時における軸端面部のロッカア−ムやリフタとの衝突に
よるたたき摩耗の進行を抑制する。
【0015】
【実施例】以下図1および図2により第1の発明の一実
施例を説明する。図中、1は排気弁の弁体で、弁軸2の
一端部に弁傘3を一体に連設したきのこ形を呈し、チタ
ン合金製の仕上加工した弁体素材4の表面に後述の酸化
処理をおこなって、弁軸2の摺動面部2aおよび軸端面
部2bに厚さ5〜20μmの酸化層5を設けるととも
に、弁傘3の弁フェ−ス面部3aに前記酸化層5より厚
い厚さ20〜80μmの酸化層6を設けてある。この酸
化層5の厚さは、5μm未満では酸化層(硬化層)が薄
くてバルブガイドとの摺動時に酸化層が破れて凝着摩耗
を早期発生しやすく、20μmを越えると酸化処理時の
軸の歪が大きくなるので、上記の5〜20μmとするの
が好ましい。また酸化層6の厚さは、20μm未満では
バルブシ−トとのたたき摩耗時の弁フェ−ス面部の耐摩
耗性が不充分であり、80μmを越えると弁フェ−ス面
部の靭性がなく弁傘部の疲労破壊をひき起す場合がある
ので、上記の20〜80μmとするのが好ましい。
【0016】上記の各酸化層5,6の形成は次のように
しておこなう。先ず弁体素材4を、大気炉などの酸化雰
囲気炉中で600〜900℃の温度で数分乃至数時間の
加熱処理をおこなって、図2(A)に示すように厚さ5
〜20μmの酸化層5を弁体1の全表面に形成させる。
この酸化層5の表面には、硬くて脆く剥離しやすいチタ
ンの酸化物から成る厚さ1〜10μm程度の酸化スケ−
ル7が形成される。この酸化スケ−ル7を残したままで
弁体1を使用するとバルブガイド部の摩耗や焼付などを
発生させるので、この発明では後述の後工程の酸化処理
後に酸化スケ−ル7は除去するものとする。この除去方
法としては、ショットブラストやバフ研磨などがある。
【0017】上記の酸化層5の厚さは前記の加熱処理の
温度および処理時間によって決まるものであるが、この
うち温度としては、900℃を越えると弁軸2の曲りや
変形を生じるので好ましくなく、また600℃未満では
不働態被膜ができる程度で酸化層5の形成には非能率的
で好ましくない。600〜900℃の範囲内では、85
0℃を越えると酸化スケ−ル7が増え、800℃未満で
は薄い酸化層5を形成するのに時間がかかりすぎるの
で、800〜850℃とするのがもっとも好ましい。
【0018】上記の酸化層5を形成したのち、酸化雰囲
気内でバ−ナの火炎の吹付あるいはレ−ザ−ビ−ムや電
子ビ−ム等の高密度エネルギビ−ムの照射によって、弁
傘3の弁フェ−ス面部3aを局部加熱し、酸素の拡散に
より図2(B)に示すように酸化層5の下に新たな酸化
層5Aを形成させ、最上面部の酸化スケ−ル7をショッ
トブラスト等により除去して、厚い酸化層6を形成させ
る。上記の局部加熱の温度は、弁軸2部とは違って熱変
形を考慮する必要はないので、600℃からチタン合金
の融点までの温度とすればよいが、弁傘3の変形の防止
および酸化層の効率的な形成の点から800〜1000
℃とするのが好ましい。酸化スケ−ル7除去後の酸化層
6に面粗度の劣化が有る場合は、バフ研摩などの仕上加
工をおこなって製品を得る。
【0019】上記の弁体1の弁軸2は1回の通常の酸化
処理をおこなっただけなので曲りは少なく、弁傘3の弁
フェ−ス面部3aに形成された硬質の厚い酸化層6が、
エンジン高速回転時に生じるシリンダヘッドのバルブシ
−ト部との衝突によるたたき摩耗の進行を抑制するの
で、この弁体1は、シリンダヘッドに摺動自在に嵌装し
たリフタを介してカムシャフトのカムにより弁軸2の軸
端面部2b部を開閉駆動する直打式のエンジンバルブ
(リフタと面接触するため軸端面部2bの面圧は小さ
く、薄い酸化層5によってもたたき摩耗に耐えられる)
に、特に適している。
【0020】次に図3は第2の発明の一実施例を示し、
弁傘3の弁フェ−ス面部3aだけではなく、弁軸2の軸
端面部2bにも、厚さ20〜80μmの酸化層6を設け
たものであり、その他の点および各酸化層5,6の形成
工程および仕上加工工程は前記実施例と同じであるの
で、同一部分に同一符号を付して詳細な説明は省略す
る。
【0021】この弁体11は、弁軸2の軸端面部2bに
も硬質の厚い酸化層6が形成され、エンジン高速回転時
に生じる該軸端面部2bのたたき摩耗の進行を抑制する
ので、カムシャフトのカムにより駆動されるロッカ−ア
−ムの端部を軸端面部2bに当接させて弁体11を開閉
駆動するロッカ−ア−ム式のエンジンバルブ(ロッカ−
ア−ムに点接触する軸端面部2bの面圧が大きい)に、
特に適している。
【0022】次に図4および図5により第3の発明の一
実施例を説明する。図中、21は排気弁の弁体で、弁軸
2の一端部に弁傘3を一体に連設したきのこ形を呈し、
チタン合金製の仕上加工した弁体素材4の表面に後述の
酸化処理および窒化処理をおこなって、弁軸2の摺動面
部2aと軸端面部2bおよび弁傘3の弁フェ−ス面部3
aに厚さ5〜20μmの酸化層5を設けるとともに、弁
傘3の弁フェ−ス面部3aの酸化層5の上には、厚さ2
〜15μmの窒化層22を設けてある。この窒化層22
の厚さは、2μm未満では耐たたき摩耗性が不充分であ
り、15μmを越えると弁フェ−ス面部3aの靭性の低
下による疲労破壊を起す原因となるので、上記の2〜1
5μmとするのが好ましい。
【0023】上記の酸化層5および窒化層22の形成は
次のようにしておこなう。先ず酸化層5は、前記第1の
発明の実施例と同方法で形成し、同構成を有するもので
ある。そして図5(A)に示すように酸化層5の表面に
は酸化スケ−ル7が形成されているので、ショットブラ
スト等により弁体21の各部から酸化スケ−ル7を除去
し、該除去面部に酸化処理による面粗度の劣化が有る場
合はバフ研摩等による仕上加工をおこなう。その後、窒
化炉内などの窒化雰囲気中でバ−ナの火炎の吹付あるい
はレ−ザ−ビ−ムや電子ビ−ム等の高密度エネルギビ−
ムの照射によって、弁フェ−ス面部3aを局部加熱し、
酸化層内の非酸化チタンを窒化することにより、酸化層
5の上に窒化層22を形成させる。この窒化層22は、
窒化チタン(TiN)を主体としTiO2 を含む緻密で
ビッカ−ス硬度500以上の硬質の層である。窒化処理
後の窒化層22の表面の面粗度の劣化が有る場合は、再
度バフ研摩などの仕上加工をおこなって製品を得る。な
お軸2の摺動面部2aと軸端面部2bの仕上加工は、弁
フェ−ス面部3aの窒化処理後に実施してもよい。
【0024】上記の弁体21の弁軸2部は1回の通常の
酸化処理をおこなっただけなので曲りは少なく、弁傘3
の弁フェ−ス面部3aに形成された酸化層5に支持され
た窒化層22が、エンジン高速回転時に生じるシリンダ
ヘッドのバルブシ−ト部との衝突によるたたき摩耗の進
行を抑制するので、この弁体21は、シリンダヘッドに
摺動自在に嵌装したリフタを介してカムシャフトのカム
により弁軸2の軸端面部2b部を開閉駆動する直打式の
エンジンバルブ(リフタと面接触するため軸端面部2b
の面圧は小さく、薄い酸化層5によってもたたき摩耗に
耐えられる)に、特に適している。
【0025】次に図6は第4の発明の一実施例を示し、
弁傘3の弁フェ−ス面部3a上だけではなく、弁軸2の
軸端面部2bの酸化層5の上にも、厚さ20〜80μm
の窒化層22を設けたものであり、その他の点および酸
化層5および窒化層22の形成工程および仕上加工工程
は前記実施例と同じであるので、同一部分に同一符号を
付して詳細な説明は省略する。
【0026】この弁体31は、弁軸2の軸端面部2bに
も酸化層5に支持された硬質の窒化層22が形成され、
エンジン高速回転時に生じる該軸端面部2bのたたき摩
耗の進行を抑制するので、カムシャフトのカムにより駆
動されるロッカ−ア−ムの端部を軸端面部2bに当接さ
せて弁体31を開閉駆動するロッカ−ア−ム式のエンジ
ンバルブ(ロッカ−ア−ムに点接触する軸端面部2bの
面圧が大きい)に、特に適している。
【0027】この発明は上記実施例に限定されるもので
はなく、たとえば弁体1の具体的形状は上記以外のもの
としてもよい。またこの発明は内燃機関の排気弁にも適
用できるものである。
【0028】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明によれば、
弁軸の摺動面部に設けた酸化層より厚い酸化層あるいは
酸化層と窒化層から成る硬化物層を弁フェ−ス面部に設
け、さらに弁軸の軸端面部に厚い酸化層(第2の発明の
場合)あるいは酸化層と窒化層から成る硬化物層(第4
の発明の場合)を設けたので、弁軸の摺動面部の酸化層
は摺動摩耗に耐える程度の厚さでよいので酸化処理に伴
う歪みが少なく、かつ弁フェ−ス面部、および弁軸軸端
面部(第2および第4発明の場合)のたたき摩耗に対す
る耐摩耗性がすぐれたチタン合金製のエンジンバルブが
得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の発明の一実施例を示す排気弁の一部切欠
正面図である。
【図2】図1における酸化層の形成工程を示す弁体表面
部の模式断面図である。
【図3】第2の発明の一実施例を示す排気弁の一部切欠
正面図である。
【図4】第3の発明の一実施例を示す排気弁の一部切欠
正面図である。
【図5】図4における酸化層および窒化層の形成工程を
示す弁体表面部の模式断面図である。
【図6】第4の発明の一実施例を示す排気弁の一部切欠
正面図である。
【符号の説明】
1…弁体、2…弁軸、2a…摺動面部、2b…軸端面
部、3…弁傘、3a…弁フェ−ス面部、4…弁体素材、
5…酸化層、5A…酸化層、6…酸化層、11…弁体、
21…弁体、22…窒化層、31…弁体。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 弁軸に弁傘を連設したチタン合金製のエ
    ンジンバルブにおいて、前記弁軸の摺動面部と軸端面部
    に酸化層を形成するとともに、前記弁傘の弁フェ−ス面
    部に、前記酸化層よりも厚い酸化層を形成したことを特
    徴とするエンジンバルブ。
  2. 【請求項2】 弁軸に弁傘を連設したチタン合金製のエ
    ンジンバルブにおいて、前記弁軸の摺動面部に酸化層を
    形成するとともに、前記弁傘の弁フェ−ス面部および前
    記弁軸の軸端面部に、前記酸化層よりも厚い酸化層を形
    成したことを特徴とするエンジンバルブ。
  3. 【請求項3】 弁軸に弁傘を連設したチタン合金製のエ
    ンジンバルブにおいて、前記弁軸の摺動面部と軸端面部
    および前記弁傘の弁フェ−ス面部に酸化層を形成すると
    ともに、前記弁フェ−ス面部の前記酸化層の上に窒化層
    を形成したことを特徴とするエンジンバルブ。
  4. 【請求項4】 弁軸に弁傘を連設したチタン合金製のエ
    ンジンバルブにおいて、前記弁軸の摺動面部と軸端面部
    および前記弁傘の弁フェ−ス面部に酸化層を形成すると
    ともに、前記弁フェ−ス面部および前記弁軸の軸端面部
    の前記酸化層の上に、窒化層を形成したことを特徴とす
    るエンジンバルブ。
JP12463794A 1994-05-13 1994-05-13 エンジンバルブ Pending JPH07310513A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12463794A JPH07310513A (ja) 1994-05-13 1994-05-13 エンジンバルブ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12463794A JPH07310513A (ja) 1994-05-13 1994-05-13 エンジンバルブ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07310513A true JPH07310513A (ja) 1995-11-28

Family

ID=14890345

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12463794A Pending JPH07310513A (ja) 1994-05-13 1994-05-13 エンジンバルブ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07310513A (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1997036018A1 (fr) * 1996-03-26 1997-10-02 Citizen Watch Co., Ltd. Element en titane ou en alliage de titane et son procede de traitement de surface
EP1076112A1 (en) * 1999-08-10 2001-02-14 Fuji Oozx Inc. TI alloy poppet valve and surface treatment thereof
JP2006233321A (ja) * 2005-02-28 2006-09-07 Central Res Inst Of Electric Power Ind 耐環境性機器
JP2006241474A (ja) * 2005-02-28 2006-09-14 Central Res Inst Of Electric Power Ind 耐熱部材
JP2006241485A (ja) * 2005-02-28 2006-09-14 Central Res Inst Of Electric Power Ind 構造材
JP2006241477A (ja) * 2005-02-28 2006-09-14 Central Res Inst Of Electric Power Ind 鉄道車両
JP2006241483A (ja) * 2005-02-28 2006-09-14 Central Res Inst Of Electric Power Ind エネルギー発生設備
US7276129B2 (en) 2002-11-20 2007-10-02 Aisan Kogyo Kabushiki Kaisha Surface treating methods of titanium parts

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1997036018A1 (fr) * 1996-03-26 1997-10-02 Citizen Watch Co., Ltd. Element en titane ou en alliage de titane et son procede de traitement de surface
US6221173B1 (en) 1996-03-26 2001-04-24 Citizen Watch Co., Ltd. Titanium or titanium alloy member and surface treatment method therefor
KR100301677B1 (ko) * 1996-03-26 2001-11-22 하루타 히로시 티타늄또는티타늄합금부재와그표면처리방법
EP1076112A1 (en) * 1999-08-10 2001-02-14 Fuji Oozx Inc. TI alloy poppet valve and surface treatment thereof
US7276129B2 (en) 2002-11-20 2007-10-02 Aisan Kogyo Kabushiki Kaisha Surface treating methods of titanium parts
JP2006233321A (ja) * 2005-02-28 2006-09-07 Central Res Inst Of Electric Power Ind 耐環境性機器
JP2006241474A (ja) * 2005-02-28 2006-09-14 Central Res Inst Of Electric Power Ind 耐熱部材
JP2006241485A (ja) * 2005-02-28 2006-09-14 Central Res Inst Of Electric Power Ind 構造材
JP2006241477A (ja) * 2005-02-28 2006-09-14 Central Res Inst Of Electric Power Ind 鉄道車両
JP2006241483A (ja) * 2005-02-28 2006-09-14 Central Res Inst Of Electric Power Ind エネルギー発生設備

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6511045B2 (en) Ti alloy poppet valve and a method of manufacturing the same
EP1076112B1 (en) Poppet valve made of titanium alloy
CN1068394A (zh) 内燃柴油机的排气阀及其制造方法
JPH07310513A (ja) エンジンバルブ
EP0244253B1 (en) Surface treatment of titanium articles
JPH0821216A (ja) エンジンバルブ
US7363901B2 (en) Engine valve, method of manufacturing same, and cylinder head incorporating same
JP4185633B2 (ja) チタン合金製エンジンバルブ及びその表面処理方法
US7600499B2 (en) Titanium alloy valve lifter
JPH0641715A (ja) チタン合金バルブの製造方法
JP4541941B2 (ja) チタン合金製タペット等の部品とその製造方法
JP2001073726A (ja) チタン合金製エンジンバルブ及びその表面処理方法
JPH0849512A (ja) エンジンバルブ
JP2006016691A (ja) 固体合金材料の熱処理方法および熱処理装置
JP2006257942A5 (ja)
US7985307B2 (en) Triple phase titanium fan and compressor blade and methods therefor
JP2003106112A (ja) カムフォロワ、カムフォロワの製造方法及びカムフォロワ機構
EP0721997A1 (en) Method of treating the surface of TI or TI alloy valve element
JPH04171206A (ja) 内燃機関用バルブリテーナ
JPH0539559A (ja) チタン合金バルブの軸部表面の耐摩耗処理方法
JPH07268516A (ja) 吸気エンジンバルブに適した低強度チタン合金棒
JPH07269316A (ja) 低強度チタン合金製吸気エンジンバルブ
JPH0694804B2 (ja) 内燃機関動弁系用バルブリテーナ
JP2004332029A (ja) 窒化した工具、金型およびその製造方法
JPH01318709A (ja) エンジンバルブの製造方法