JPH07310078A - オリゴマーの製造方法 - Google Patents
オリゴマーの製造方法Info
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- JPH07310078A JPH07310078A JP7064449A JP6444995A JPH07310078A JP H07310078 A JPH07310078 A JP H07310078A JP 7064449 A JP7064449 A JP 7064449A JP 6444995 A JP6444995 A JP 6444995A JP H07310078 A JPH07310078 A JP H07310078A
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Abstract
造する。 【構成】 オレフィンモノマーを三フッ化ホウ素及びヒ
ドロキシカルボニルと接触させることによって、オリゴ
マーを製造する。
Description
フィンのダイマー及びトリマーの製造方法に関する。1
−デセンを三フッ化ホウ素及びブタノールと反応させて
ポリアルファオレフィンを製造することは周知である。
オリゴマー生成物はダイマー、トリマー及びより高分子
量の物質の混合物である。
質の市場は、4センチストークス(cSt)以上の動粘
度を必要とする、軍用用途及び自動車と産業の用途の両
方において充分に確立されている。約2cStの粘度を
有するダイマーは通常反応に再循環された。このことは
良好な経済性を生じたが、やや劣った生成物性能をも生
じていた。トリマー及びより高分子量の物質への市場の
需要があり、ダイマー生産への市場の需要がないため
に、この分野における研究の大部分はダイマー生成量を
最少にすることに関係していた。
流体に有用である。最近、ダイマーが掘削用油剤(drill
ing fluid)に有用であることも判明している。このこと
は石油を主成分とする掘削用油剤中の石油留分、主とし
てディーゼル油を環境的に適合したポリアルファオレフ
ィンと取り替えることを伴う。石油を主成分とする掘削
用油剤は水上に好ましくない油の皮膜を生じ、ある一定
の海洋生命にとって有害であるので、海洋石油探査に好
ましくない。ダイマーのこの新しい市場はこの業界の経
済性を変えている。今や、ダイマーの収率を最少にする
のではなく、ダイマーの収率を高めようとする経済的動
機がある。
171,905号;及び第5,171,918号は主と
してダイマーとトリマーの製造方法を開示する。この方
法はアルコールアルコキシレート: [RO(CHR’−CHR”O)n −H] と共に三フッ化ホウ素を用いる。残念ながら、この方法
は反応物流と水性洗浄液(aqueous wash)流とに非常に粘
稠なエマルジョン層を生じうる。これらのエマルジョン
は例えば反応器中の不均一性、プロセスラインの閉塞、
不良な生成物回収率、及び長い相分離時間のような、操
作の困難性を生ずる可能性がある。
9,363号;第3,997,621号;第4,21
8,330号;第4,436,947号;及び第4,9
82,026号である。ブレナン(Brennan) による米国
特許第3,769,363号は、トリマー収率を改良す
るために三フッ化ホウ素とC5 カルボン酸とを用いた、
例えば1−デセンのような、C6 −C12直鎖α−オレフ
ィンのオリゴマー化を開示する。ブレナンによる米国特
許第3,997,621号は、トリマー収率を改良する
ために、少量のC2 −C5 モノカルボン酸のメチル及び
エチルエステルと共にアルコール又は水の助触媒(promo
tor)を用いた、C6 −C12直鎖α−オレフィンのオリゴ
マー化を開示する。シュブキン(Shubkin) による米国特
許第4,218,330号は、三フッ化ホウ素−水複合
体と過剰な三フッ化ホウ素とによる、C12−C18モノマ
ーのダイマー化を開示する。生成物を蒸留して、モノマ
ーを除去して、クランク室潤滑剤として用いるために水
素化する。この生成物は主としてダイマーであり、微量
のトリマーとより多量化したオリゴマーとを含む。しか
し、モノマー転化率は許容しがたく低い。
許第4,436,947号は、三フッ化ホウ素と、脂肪
族アルコールと脂肪族ケトンとポリオールとの混合物と
による、例えば1−デセンのような、C6 −C20オレフ
ィンのオリゴマー化を開示する。カーン(Karn)等による
米国特許第4,982,026号は、250〜500の
分子量を有し、高いビニリデン含量を有するポリマーを
製造するための三フッ化ホウ素と、例えばリン酸のよう
な、強酸とによる低級アルケンモノマー(C2 −C6 )
の重合を開示する。この方法は、2より大きいオリゴマ
ー化度を有するほかに、不経済である、零下の反応温度
を必要とする。米国特許第3,769,363号;第
3,997,621号;第4,218,330号;第
4,436,947号;第4,982,026号;第
5,068,487号;第5,171,905号;及び
第5,171,918号は全ての目的に関して本明細書
を援用する。
ダイマーとトリマーとを製造する方法を発見した。我々
の方法では、オレフィンモノマーを三フッ化ホウ素とヒ
ドロキシカルボニル助触媒とに接触させる。“ヒドロキ
シカルボニル”なる用語はヒドロキシケトンとヒドロキ
シアルデヒドの両方を含む。助触媒の種類と組成は最良
の生成物分布を得るために重要な役割を果たす。好まし
くは、ヒドロキシカルボニルはヒドロキシケトンであ
る。好ましくは、ヒドロキシル基はメチルヒドロキシ
ル、エチルヒドロキシル、プロピルヒドロキシル、ブチ
ルヒドロキシル、ペンチルヒドロキシル、又はヘキシル
ヒドロキシルであり、アルキル基は直鎖又は分枝鎖のい
ずれかである。好ましくは、ケトン基はメチルケトン又
はエチルケトンである。好ましくは、ヒドロキシケトン
はヒドロキシアセトン、1−ヒドロキシ−2−ブタノ
ン、3−ヒドロキシ−2−ブタノン、3−ヒドロキシ−
3−メチル−2−ブタノン、又は4−ヒドロキシ−4−
メチル−2−ペンタノン(ジアセトンアルコールとして
も知られる)である。より好ましくは、ヒドロキシケト
ンは4−ヒドロキシ−4−メチル−2−ペンタノンであ
る。本発明に特に有用であると判明した化合物はα−ヒ
ドロキシケトンとβ−ヒドロキシケトンである。
助触媒と共に、第2助触媒を用いることができる。この
ような第2助触媒の例には、アルデヒド、アルコール、
アルコールアルコキシレート、カルボン酸、エーテル、
ケトン、及びこれらの混合物がある。好ましくは、この
第2助触媒はメタノールである。オレフィンモノマーは
好ましくは炭素数6〜20、より好ましくは6〜12の
直鎖α−オレフィンである。C6 −C12直鎖α−オレフ
ィンモノマーからのオリゴマー生成物は好ましくは3.
6cSt未満の100℃における動粘度を有する。さら
により好ましくは、オレフィンモノマーは主として炭素
数8〜10である。このようなモノマーからのオリゴマ
ー生成物は好ましくは2.0cSt未満、より好ましく
は1.7cSt未満の100℃における動粘度を有す
る。
トリマーであるべきであり、ダイマー対トリマー以上の
オリゴマーの比は少なくとも0.5:1、より好ましく
は少なくとも1:1であるべきである。好ましくは、未
反応モノマーを除去する前に、オリゴマー生成物は少な
くとも70重量%のダイマー及びトリマーである。より
好ましくは、オリゴマー生成物は少なくとも80重量%
のダイマー及びトリマーである。最も好ましくは、オリ
ゴマー生成物は少なくとも90重量%のダイマー及びト
リマーである。
いて、オレフィンモノマーを三フッ化ホウ素と少なくと
も1種のヒドロキシカルボニル助触媒とに接触させるこ
とによるオレフィンモノマーのオリゴマー化である。
ル基(−OH単位を含む)とカルボニル基(−C=O単
位を含む)の両方を有する有機化合物を意味する。ここ
で用いるかぎり、ヒドロキシカルボニルなる用語はヒド
ロキシケトンとヒドロキシアルデヒドの両方を含むが、
カルボン酸は含まない。ヒドロキシアルデヒドの入手し
にくさ、臭気及び不安定性のために、ヒドロキシカルボ
ニルはヒドロキシケトンであることが好ましい。好まし
くは、ヒドロキシル基はメチルヒドロキシル、エチルヒ
ドロキシル、プロピルヒドロキシル、ブチルヒドロキシ
ル、ペンチルヒドロキシル、又はヘキシルヒドロキシル
であり、アルキル基は直鎖又は分枝鎖のいずれかであ
る。好ましくは、ケトン基はメチルケトン又はエチルケ
トンである。
ロキシル基を有することができ、1個より多いカルボニ
ル基を有することができる。化合物は交互にヒドロキシ
ル基とカルボニル基を有することができる(例えば、4
−ヒドロキシ−4−メチル−2,6−ヘプタンジオ
ン)、又は同じ基はまとめられることができる(例え
ば、6−ヒドロキシ−6−メチル−2,4−ヘプタンジ
オン)。ヒドロキシル基もカルボニル基も分子中で同じ
であってはならない。例えば、ジオン化合物では、カル
ボニル基はメチルケトンとエチルケトンの両方であるこ
とができる(例えば、4−ヒドロキシ−4−メチル−
2,6−オクタンジオン)。1種より多いヒドロキシケ
トンを用いることができる。例えば、好ましい1実施態
様では、1−ヒドロキシ−2−ブタノンと4−ヒドロキ
シ−4−メチル−2−ペンタノンとが併用される。
しくは1:1である(例えば、4−ヒドロキシ−4−メ
チル−2−ペンタノン)。この比はこれより高くなるこ
とも低くなることもできる。例えば、本発明の一部であ
ると考えられる他のヒドロキシケトンは、2,6−ジヒ
ドロキシ−2,6−ジメチル−4−ヘプタノン(2:1
の比)と4−ヒドロキシ−4−メチル−2,6−ヘプタ
ンジオン(1:2の比)を含む。
けではなく、ヒドロキシアセトン、1−ヒドロキシ−2
−ブタノン、3−ヒドロキシ−2−ブタノン、4−ヒド
ロキシ−2−ブタノン、3−ヒドロキシ−3−メチル−
2−ブタノン、3−ヒドロキシ−2−ペンタノン、4−
ヒドロキシ−2−ペンタノン、1−ヒドロキシ−3−ペ
ンタノン、2−ヒドロキシ−3−ペンタノン、3−ヒド
ロキシ−3−メチル−2−ペンタノン、3−ヒドロキシ
−4−メチル−2−ペンタノン、4−ヒドロキシ−3−
メチル−2−ペンタノン、4−ヒドロキシ−4−メチル
−2−ペンタノン、2−ヒドロキシ−2−メチル−3−
ペンタノン、3−ヒドロキシ−2−ヘキサノン、4−ヒ
ドロキシ−2−ヘキサノン、4−ヒドロキシ−3−ヘキ
サノン、5−ヒドロキシ−3−ヘキサノン、4−ヒドロ
キシ−4−メチル−3−ヘキサノン、4−ヒドロキシ−
5−メチル−3−ヘキサノン、5−ヒドロキシ−4−メ
チル−3−ヘキサノン、5−ヒドロキシ−5−メチル−
3−ヘキサノン、4−ヒドロキシ−3−ヘプタノン及び
5−ヒドロキシ−3−ヘプタノンがある。
ヒドロキシ−3−メチル−2−ブタノン、3−ヒドロキ
シ−3−メチル−2−ペンタノン、4−ヒドロキシ−4
−メチル−2−ペンタノン、2−ヒドロキシ−2−メチ
ル−3−ペンタノン、4−ヒドロキシ−4−メチル−3
−ヘキサノン、5−ヒドロキシ−5−メチル−3−ヘキ
サノンのように、第3級炭素に結合する。これらのヒド
ロキシケトンの中で、好ましいヒドロキシケトンは例え
ば4−ヒドロキシ−4−メチル−2−ペンタノン及び5
−ヒドロキシ−5−メチル−3−ヘキサノンのような、
β−ヒドロキシケトンである。
考察するように、反応器中又は洗浄水(water wash)中に
エマルジョンを生じないという理由から、4−ヒドロキ
シ−4−メチル−2−ペンタノンである。1−ヒドロキ
シ−2−ブタノンは洗浄水中に若干のエマルジョンを生
じ、ヒドロキシアセトンは洗浄水中に顕著なエマルジョ
ンを生じる。一般に、例えば4−ヒドロキシ−4−メチ
ル−2−ペンタノン及び3−ヒドロキシ−3−メチル−
2−ブタノンのような第3級ヒドロキシケトンが全くエ
マルジョンを生じないか又は第2級又は第1級ヒドロキ
シケトンよりも明らかに少量のエマルジョンを形成する
ことを、我々は発見した。例えば3−ヒドロキシ−2−
ブタノンのような第2級ヒドロキシケトンは例えば1−
ヒドロキシ−2−ブタノンのような対応する第1級ヒド
ロキシケトンよりも多くのダイマーを形成するように思
われる。また、β−ヒドロキシケトンに対してα−ヒド
ロキシケトンによっては高い転化率が観察されている。
ル助触媒と共に、第2助触媒を用いることができる。可
能な第2助触媒はアルデヒド、アルコール、アルコール
アルコキシレート、カルボン酸、エーテル、ケトン、及
びこれらの混合物を含む。これらの第2助触媒はオリゴ
マー化をさらに開始させるために用いられる。より迅速
な反応速度を得るために、例えばメタノールのようなア
ルコールを第2助触媒として用いることが好ましい。ア
ルコール又はアルコールアルコキシレートの使用量は、
ある程度、ヒドロキシカルボニル中のヒドロキシル基対
カルボニル基の比に依存する。この比が高ければ(すな
わち、カルボニル基に対して過剰なヒドロキシル基が存
在するならば)、第2助触媒の必要量は少なくなる。
キシレートは例えば次式によって表されうる: RO−(CHR’−CHR”−O)n H 式中、Rは炭素数1〜24のヒドロカルビル(これらの
混合物を含む)であり、R’とR”は独立的に水素、メ
チル又はエチルであり、nは平均して1〜15である。
このようなアルコールアルコキシレートは、“BF3 ア
ルコールアルコキシレート助触媒によるオレフィンオリ
ゴマー化”なる名称の米国特許第5,068,487号
に考察されており、この特許は本明細書に全ての目的に
関して援用される。例えばメチルエチルケトンのような
ケトンもより多量体のオリゴマー(higheroligomer) の
形成を抑制するための第2助触媒として用いることがで
きる。
として(少なくとも50モル%の)、直鎖炭素鎖の1−
又はα−位置にオレフィン不飽和結合(olefinic unsatu
ration) が生ずるC6 −C20直鎖モノオレフィン系不飽
和炭化水素である。直鎖α−オレフィンは比較的大きな
反応性であり、商業的に入手可能であるので、好まし
い。このようなα−オレフィンはパラフィン族炭化水素
の熱分解によって又はトリエチルアンモニウム上での周
知のチーグラー(Ziegler) エチレン鎖成長及び置換(dis
placement)によって製造することができる。個別のオレ
フィンと、このようなオレフィンの混合物も用いること
ができる。このようなオレフィンの例は1−ヘキセン、
1−ヘプテン、1−オクテン、1−ノネン、1−デセ
ン、1−ドデセン、1−ヘキサデセン及び1−テトラデ
センである。より好ましい直鎖α−オレフィンモノマー
は炭素数約6〜12の直鎖α−オレフィンモノマーであ
る。最も好ましいオレフィンモノマーは1−オクテン、
1−デセン及びこれらの混合物である。オレフィンモノ
マーは微量の約50モル%までの、通常は25モル%未
満の内部オレフィン(internal olefin) 及びビニリデン
オレフィンを含むこともできる。
ボニル助触媒、第2助触媒及び未反応モノマーを除去し
た後に残留する反応生成物の部分である。オレフィンモ
ノマーが主として炭素数6〜12である場合には、オリ
ゴマー生成物は好ましくは3.6cSt未満の100℃
における動粘度を有する。好ましくは、オレフィンモノ
マーは主として炭素数8〜10であり、オリゴマー生成
物は好ましくは2.0cSt未満、より好ましくは1.
7cSt未満の100℃における動粘度を有する。好ま
しくは、オリゴマー生成物は主として、モノマーのダイ
マー及びトリマーである。より好ましくは、未反応モノ
マーを除去する前に、オリゴマー生成物の少なくとも7
0重量%がダイマー及びトリマーである。さらにより好
ましくは、未反応モノマーを除去する前に、オリゴマー
生成物の少なくとも80重量%がダイマー及びトリマー
である。最も好ましくは、未反応モノマーを除去する前
に、オリゴマー生成物の少なくとも90重量%がダイマ
ー及びトリマーである。好ましくは、ダイマー対トリマ
ー以上のオリゴマーの比は少なくとも0.5:1であ
る。ダイマー対トリマー以上のオリゴマーの比はダイマ
ー対トリマー以上のオリゴマーの合計の重量比である。
より好ましくは、この比は少なくとも1:1である。
あるが有効量で用いられる。例えば、助触媒の総使用量
はモノマー1モルにつき約0.001〜0.04モル
(0.1〜4.0モル%)であることができる。一般
に、三フッ化ホウ素は助触媒量に対してモル過剰量で用
いられる。これは、閉じた反応器を用いて、反応混合物
上に三フッ化ホウ素を正圧に(positive boron trifluor
ide pressure) 維持することによって達成することがで
きる。助触媒をオレフィン供給材料と混合することがで
き、反応をバッチ式又は連続プロセスで、約0℃〜20
0℃の温度及び大気圧から例えば1,000psigま
での範囲の圧力において実施することができる。反応温
度はオリゴマー分布を変化させ、温度を高めることはダ
イマーの生成に有利である。好ましい反応温度と圧力は
約20℃〜90℃と5〜100psigである。
は、過剰な三フッ化ホウ素ガスを排出し、三フッ化ホウ
素ガス残渣の全てと交換するために窒素ガスでパージす
る。反応生成物、未反応モノマー及び三フッ化ホウ素−
助触媒複合体残渣をさらに処理するために反応器から取
り出す。一部の助触媒は反応器生成物と三フッ化ホウ素
−助触媒複合体との間に形成される好ましくないエマル
ジョン層を生じる可能性がある。一般に、このエマルジ
ョンは反応器生成物よりも大きい粘度を有し、反応器と
運搬ラインとの壁に被膜を生じる可能性がある。次に、
反応器生成物を苛性水溶液(aqueous caustic solution)
によって洗浄し、その後、数回水で洗浄して、確実に中
和する。デカンティング(decanting) 工程中に、有機と
水性の界面におけるエマルジョン層は若干の助触媒(cat
alytic promoter)によって検出することができる。これ
は洗浄溶液からの生成物の効果的でない分離と、例えば
装置の腐食及び閉塞のような操作の困難性を生じる可能
性がある。例えば4−ヒドロキシ−4−メチル−2−ペ
ンタノンのような、一部の第1助触媒は反応器にも洗浄
水にもエマルジョンを形成しない。これに反して、例え
ばアルコールアルコキシレートのような先行技術の助触
媒(米国特許第5,068,487号、第5,171,
918号及び第5,171,905号)は反応器と洗浄
水の両方にエマルジョンを形成する。
含むが、これは蒸留によって除去することができる。こ
のモノマーは検知されうる量の低反応性の異性化物質を
含むことが判明している。しかし、このモノマーは新た
なα−オレフィンモノマーの存在下でオリゴマーを形成
するので、再循環させることができる。例えば、総モノ
マーに基づいて約25重量%まで、好ましくは5〜15
重量%の再循環モノマー部分を新しいモノマーに混合す
ることができる。生成物混合物を蒸留によってさらに分
離して、例えば掘削用油剤、作動液若しくは金属加工油
剤、ギヤ油、クランク室潤滑剤のような、種々な潤滑剤
用途に用いるための好ましい粘度を有する1種以上の生
成物留分を得ることができる。
素化して、生成物の酸化安定性を高めることができる。
担体付きニッケル触媒が有用である。例えば、珪藻土(K
ieselguhr)担体付きニッケルが良好な結果を生じる。バ
ッチ式又は連続プロセスを用いることができる。例え
ば、触媒を液体に加えて、水素圧下で撹拌するか、又は
液体を水素圧下で担体付き触媒の固定床に少しずつ通す
ことができる。約150〜300℃の温度における約1
00〜1,000psigの水素圧が特に有用である。
によって、本発明をさらに説明する。実施例は本発明を
説明するために提供するのであり、本発明を限定するこ
とを意図するものではない。実施例1〜4は本発明の助
触媒を用いたダイマー収率の改良を示す。実施例1はB
F3 −ブタノールを用いる1−オクテンのバッチ式オリ
ゴマー化を示す比較例である。実施例2〜4は本発明の
実施例である。本発明のダイマー対トリマー以上のオリ
ゴマーの比が0.64:1から1.33:1までの範囲
内であり、これらの比が全て、比較例の同じ比の少なく
とも2倍の大きさであることに注目のこと。
た。反応器にはパックレススターラー(packless stirre
r)を備え、全ての濡れた表面は316ステンレス鋼製で
あった。この反応器は温度調節のために外部電気ヒータ
ーと内部冷却コイルとを有した。反応器には浸漬管、ガ
ス入口弁とベント弁、圧力解放ラプチュアディスク(rup
ture disk)を備えた。モノマー供給の前に、反応器を浄
化し、窒素パージし、漏れを検査した。
した。表1に示すように、助触媒としてのブタノールを
供給材料(feed)に基づいて0.25重量%の濃度まで加
えた。反応器の全内容物を窒素ブランケット下で75℃
に達するように加熱した。反応器温度が平衡に達したと
きに、反応器を排気して、窒素を除去した。次に、反応
器温度のオーバーラン(overrun) を避けるために反応器
の冷却コイルに冷却水を循環させることの他に撹拌しな
がら、三フッ化ホウ素ガスを徐々に噴霧した。20ps
igの反応器圧を維持するために必要に応じて、追加の
三フッ化ホウ素を加えた。ガスクロマトグラフィー分析
のために、15、30及び60分間目に少量の典型的な
流体サンプルを採取した。2時間後に過剰な三フッ化ホ
ウ素を排気し、全ての三フッ化ホウ素ガス残渣と交換す
るために窒素ガスでパージすることによって反応を停止
させた。反応生成物と未反応モノマーを反応器から除去
した。次に、反応器生成物を4重量%水酸化ナトリウム
水溶液によって洗浄した後に、数回水で洗浄して、確実
に中和した。洗浄工程中に、若干の助触媒を用いた場合
に、有機と水性との界面にエマルジョン層が観察され
た。最終生成物のオリゴマー分布をガスクロマトグラフ
ィーによって分析した。反応時間と生成物分析を表1に
示す。
710Aガスクロマトグラフを用いて、記載する全ての
実施例の生成物サンプルのオリゴマー分布を分析した。
この機器は、5%デックスシル(Dexsil)300被膜を有
するクロモソルブ(Chromosorb) PAW 80/100メッ
シュパッキングを含む、1/8×30インチのステンレ
ス鋼充填カラムを有した。この機器を下記オーブン(ove
n)温度プロフィルでセットアップした: 初期温度−−−150℃ ランプアップ(ramp up) 速度−−−16℃/分 最終温度−−−400℃ 最終時間−−−16分間 後処理(post)温度−−−100℃ 後処理時間−−−3分間
であったこと以外は、実施例1のプロセスを繰り返し
た。反応時間と生成物分析は表1に記載する。実施例3 BF3 と1−ヒドロキシ−2−ブタノン 助触媒が1−ヒドロキシ−2−ブタノンであったこと以
外は、実施例1のプロセスを繰り返した。反応時間と生
成物分析は表1に記載する。実施例4 BF3 とヒドロキシアセトン 助触媒がヒドロキシアセトンであったこと以外は、実施
例1のプロセスを繰り返した。反応時間と生成物分析は
表1に記載する。
あったこと以外は、実施例1のプロセスを繰り返した。
反応時間と生成物分析は表1に記載する。実施例6 BF3 と3−ヒドロキシ−2−ブタノン 助触媒が3−ヒドロキシ−2−ブタノンであったこと以
外は、実施例1のプロセスを繰り返した。反応時間と生
成物分析は表1に記載する。
テン)
媒との併用を示す。実施例7 BF3 、4−ヒドロキシ−4−メチル−2−ペンタノン
及びメタノール 助触媒が4−ヒドロキシ−4−メチル−2−ペンタノン
であり、第1助触媒の他にメタノールを用いたこと以外
は、実施例1のプロセスを繰り返した。第2助触媒の使
用量は供給材料に基づいて0.05重量%であった。反
応時間と生成物分析は表2に記載する。実施例8 BF3 、1−ヒドロキシ−2−ブタノン及びメチルエチ
ルケトン 助触媒が1−ヒドロキシ−2−ブタノンであり、第1助
触媒の他にメチルエチルケトンを用いたこと以外は、実
施例1のプロセスを繰り返した。第2助触媒の使用量は
供給材料に基づいて0.5重量%であった。反応時間と
生成物分析は表2に記載する。
メチルエチルケトンを用いたこと以外は、実施例1のプ
ロセスを繰り返した。第2助触媒の使用量は供給材料に
基づいて0.5重量%であった。反応時間と生成物分析
は表2に記載する。
たダイマー収率の改良を示す。実施例10はBF3 −ブ
タノールを用いた1−デセンのバッチ式オリゴマー化を
示す比較例である。実施例11と12は本発明の実施例
である。本発明のダイマー対トリマー以上のオリゴマー
の比が1.41:1と1.49:1であり、これらの両
方の比が、比較例の同じ比の少なくとも3倍の大きさで
あることに注目のこと。実施例10 (比較例)BF3 とブタノール 1−オクテンの代わりに1−デセン1,000gを反応
器に供給した以外は、実施例1のプロセスを繰り返し
た。さらに、この比較例においてダイマー形成に有利で
あるように、反応器圧は10psigに維持した。反応
時間と生成物分析を表3に示す。
器に供給したこと及び助触媒が1−ヒドロキシ−2−ブ
タノンであったこと以外は、実施例1のプロセスを繰り
返した。反応時間と生成物分析は表3に記載する。実施例12 BF3 とヒドロキシアセトン 1−オクテンの代わりに1−デセン1,000gを反応
器に供給したこと及び助触媒がヒドロキシアセトンであ
ったこと以外は、実施例1のプロセスを繰り返した。反
応時間と生成物分析は表3に記載する。
ン)
助触媒との併用を示す。第2助触媒を用いたダイマー対
トリマー以上のオリゴマーの最終比が第2助触媒を用い
ない上記比よりも大きいことに注目すること。実施例13 BF3 、1−ヒドロキシ−2−ブタノン及びメチルエチ
ルケトン 1−オクテンの代わりに1−デセン1,000gを反応
器に供給したこと、助触媒が1−ヒドロキシ−2−ブタ
ノンであること、及び第1助触媒の他にメチルエチルケ
トンを用いたこと以外は、実施例1のプロセスを繰り返
した。第2助触媒の使用量は供給材料に基づいて0.5
重量%であった。反応時間と生成物分析は表4に記載す
る。
器に供給したこと、助触媒がヒドロキシアセトンである
こと、及び第1助触媒の他にメチルエチルケトンを用い
たこと以外は、実施例1のプロセスを繰り返した。第2
助触媒の使用量は供給材料に基づいて0.5重量%であ
った。反応時間と生成物分析は表4に記載する。
明の助触媒(4−ヒドロキシ−4−メチル−2−ペンタ
ノン)と第2触媒(メタノール)との併用を示す。実施例15〜17 BF3 、4−ヒドロキシ−4−メチル−2−ペンタノン
及びメタノール ボルト止め蓋のオートクレーブ反応器中で、オリゴマー
化反応を連続的に実施した。反応器にはパックレススタ
ーラーを備え、全ての濡れた表面は316ステンレス鋼
製であった。この反応器は温度調節のために外部電気ヒ
ーターと内部冷却コイルとを有した。反応器には浸漬
管、ガス入口弁とベント弁、圧力解放ラプチュアディス
クを備えた。
おいて必要に応じてガス状三フッ化ホウ素を供給するこ
とによって反応器圧制御を実施した。液体計量ポンプを
用いて、モノマーと助触媒との供給流を所定速度で連続
的に反応器中に注入した。第1助触媒(4−ヒドロキシ
−4−メチル−2−ペンタノン)濃度はモノマー供給材
料の0.42重量%であり、第2助触媒(メタノール)
濃度はモノマー供給材料の0.34重量%であった。モ
ノマーは1−オクテンであった。反応器は撹拌液相と蒸
気相とを含む;差圧セルを用いて液体反応物の流出液に
よって、液体レベルを制御した。このようにして、反応
器の液体量とモノマー流量とによって、反応物の滞留時
間を制御した。液体反応物を低圧降下(letdown)タンク
中に放出した。この助触媒の組合せはエマルジョン層を
形成しなかった。次に、三フッ化ホウ素−助触媒複合体
を除去するために、生成物流を苛性洗浄ポットに導い
た。不飽和生成物(炭化水素)相をデカントした。モノ
マー供給速度と生成物分析とを表5に示す。
チル−2−ペンタノン及びメタノールの使用
れが反応器と反応停止及び洗浄工程との両方においてエ
マルジョンを含まないことである。一般に、エマルジョ
ン形成傾向のある助触媒はこれらのプロセス領域の両方
において厄介である。
ョンの存在を検出した。この方法は、125ml分液ロ
ートにおいて、反応停止しない(unquenched)オリゴマー
反応器生成物15mlと、4重量%NaOH溶液20m
lとを一緒にする。この分液ロートを激しく振とうし
て、相を充分に混合した後に、これらの相を沈降によっ
て分離させた。炭化水素層と水層との間に認められる2
mmを越える厚さを有し、5分間より長く持続する界面
層の存在は安定なエマルジョンの証拠である。エマルジ
ョンはKOHとNH4 OHとを含めた他の塩基によって
も形成されることが観察されており、実験室試験はNa
OHの代わりにこれらの塩基を用いるように変更するこ
とができる。エマルジョン試験を種々な反応器生成物に
適用した。助触媒として1−ヒドロキシ−2−ブタノ
ン、4−ヒドロキシ−4−メチル−2−ペンタノン、又
は3−ヒドロキシ−3−メチル−2−ブタノンを用いた
場合のランでは、エマルジョンが観察されなかった。助
触媒としてヒドロキシアセトン、2−ブトキシエタノー
ル(比較例)又は3−ヒドロキシ−2−ブタノンを用い
た場合の実施では、エマルジョンが観察された。
が、本出願は、請求の範囲の要旨及び範囲から逸脱しな
いで当業者によってなされうるような、種々な変更及び
置換を包含するように意図される。
マーとトリマーとを製造することができる。
Claims (18)
- 【請求項1】 オレフィンモノマーを三フッ化ホウ素及
びヒドロキシカルボニルと接触させることを含むオリゴ
マーの製造方法。 - 【請求項2】 ヒドロキシカルボニルがヒドロキシケト
ンである請求項1記載の方法。 - 【請求項3】 ヒドロキシル基がメチルヒドロキシル、
エチルヒドロキシル、プロピルヒドロキシル、ブチルヒ
ドロキシル、ペンチルヒドロキシル及びヘキシルヒドロ
キシルから成る群から選択され、ケトン基がメチルケト
ン及びエチルケトンから成る群から選択される請求項2
記載の方法。 - 【請求項4】 ヒドロキシル基の−OH単位が第3級炭
素に結合する請求項3記載の方法。 - 【請求項5】 ヒドロキシケトンがヒドロキシアセト
ン、1−ヒドロキシ−2−ブタノン、3−ヒドロキシ−
2−ブタノン、3−ヒドロキシ−3−メチル−2−ブタ
ノン及び4−ヒドロキシ−4−メチル−2−ペンタノン
から成る群から選択される請求項3記載の方法。 - 【請求項6】 ヒドロキシケトンが4−ヒドロキシ−4
−メチル−2−ペンタノンである請求項5記載の方法。 - 【請求項7】 オレフィンモノマーが炭素数6〜20の
直鎖α−オレフィンモノマーである請求項1記載の方
法。 - 【請求項8】 オレフィンモノマーが炭素数6〜12を
有するものである請求項7記載の方法。 - 【請求項9】 オリゴマー生成物が3.6cSt未満の
100℃における動粘度を有する請求項8記載の方法。 - 【請求項10】 オレフィンモノマーが主として炭素数
8〜10である請求項8記載の方法。 - 【請求項11】 オリゴマー生成物が2.0cSt未満
の100℃における動粘度を有する請求項10記載の方
法。 - 【請求項12】 オリゴマー生成物が1.7cSt未満
の100℃における動粘度を有する請求項11記載の方
法。 - 【請求項13】 オリゴマー生成物が前記モノマーの主
としてダイマー及びトリマーであり、ダイマー対トリマ
ー以上のオリゴマーの比が少なくとも0.5:1であ
り、オリゴマー生成物が未反応モノマーの除去前に少な
くとも70重量%のダイマー及びトリマーである請求項
1記載の方法。 - 【請求項14】 オリゴマー生成物が未反応モノマーの
除去前に少なくとも80重量%のダイマー及びトリマー
である請求項13記載の方法。 - 【請求項15】 ダイマー対トリマー以上のオリゴマー
の比が少なくとも1:1であり、オリゴマー生成物が未
反応モノマーの除去前に少なくとも90重量%のダイマ
ー及びトリマーである請求項14記載の方法。 - 【請求項16】 オリゴマー生成物を水素化する請求項
1記載の方法。 - 【請求項17】 オレフィンモノマーを三フッ化ホウ
素、ヒドロキシカルボニル及び、アルデヒド、アルコー
ル、アルコールアルコキシレート、カルボン酸、エーテ
ル、ケトン、及びこれらの混合物から成る群から選択さ
れる助触媒と接触させることを含むオリゴマーの製造方
法。 - 【請求項18】 アルコールがメタノールである請求項
17記載の方法。
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