JPH07308283A - カバー方式内視鏡 - Google Patents
カバー方式内視鏡Info
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Abstract
者に与える苦痛を軽減できるカバー方式内視鏡を提供す
ること。 【構成】 カバー用内視鏡の挿入部12を覆う内視鏡カ
バーの挿入部カバー部18に備えられ、前記挿入部12
とほぼ平行に隣接して収納される吸引チャンネル26に
おける前記挿入部12の太径部38に隣接する部分を、
半径方向に変形及び収縮可能な材質のチューブ体26b
で変形可能部42を形成することにより、太径部38に
隣接する部分のみが膨大するようにして、挿入時の患者
に与える苦痛を軽減できるようにした。
Description
ンネルを有し、内視鏡を覆う内視鏡カバーを備えたカバ
ー方式内視鏡に関する。
察したり、必要に応じて処置することのできる内視鏡が
広く用いられるようになった。内視鏡検査では同一の内
視鏡を複数の検査に用いる場合には各検査の前(検査の
合間)に十分洗浄、消毒を行ない内視鏡を清潔にする必
要がある。従って、一旦検査に使用した内視鏡は次の検
査に使用する前に十分な洗浄、消毒をする必要がある。
行なう為には長時間を要するので、内視鏡の使用効率が
悪い、またその手間が非常に面倒であるという不具合が
あった。そこで近年上述した不具合を解決する為、US
P4,646,722、特公平2−54734号公報に
示される様に、内視鏡検査に必要な送気、送水、吸引チ
ャンネルを備えた、使い捨て型の内視鏡カバーを光学系
を備えた内視鏡に装着して使用する事が提案されてい
る。
の座屈を防止する為、剛性を有する材料からできてい
る。またUSP5,025,778には、細径化の為に
チャンネルを通常状態でつぶれている弾力性材料を使っ
たルーメンで構成する事が提案されている。
鏡を組み合わせた場合の外径は、挿入部と剛性を有する
材質からなるチャンネルの位置で決められている。一
方、内視鏡カバー内に内視鏡を挿入する為には、内視鏡
カバー全長に渡って挿入可能でなければならない。この
為、内視鏡挿入部が挿入されるスペースは後述する内視
鏡挿入部の太径部が挿入できる大きさで、全長に渡って
確保する必要があった。
の軸方向の変化にかかわらず、内視鏡カバーと内視鏡を
組み合わせた外径は一定となる。この為、内視鏡カバー
に挿入して使用する内視鏡については、その外径を部分
的にでも細くするといった試みはなされていない。
を電気信号に変換する固体撮像素子(CCD)とその基
板からなる撮像部に相当する部分や、先端硬質部と湾曲
部の接続部あるいは湾曲部と可撓管の接続部、湾曲ゴム
端部近傍といった最も外径の太くなる部位(以下、太径
部と呼ぶ)に合わせて挿入部外径が設定されていた。こ
の為に、カバーと内視鏡を組み合わせた外径も挿入部の
全長に渡り、前記太径に合わせた外径となってしまい、
患者に大きな苦痛を与えてしまうという問題があった。
では、通常状態でつぶれているチャンネルを介して、吸
引をしようとすると、吸引を開始した際にチャンネル内
の圧力が低下してチャンネルがつぶれたままの状態で密
着し、吸引が不可能となってしまい、観察処置が不可能
となるという問題があった。
されたものであり、その目的は内視鏡に求められる機能
を損なう事なく、患者に与える苦痛を軽減できるカバー
方式内視鏡を提供する事である。
成する為に、内視鏡の挿入部を覆う内視鏡カバーに備え
られ、前記挿入部とほぼ平行に隣接して配置されるチャ
ンネルにおける前記挿入部の太径部に隣接する部分を、
半径方向に変形可能な材質で形成することにより、太径
部に隣接する部分のみが膨大する部分となるようにし
て、患者に与える苦痛を軽減できるようにした。
的に説明する。図1ないし図4は本発明の第1実施例に
係り、図1は第1実施例を備えたカバー式の内視鏡装置
の全体構成を示し、図2はカバー方式内視鏡の先端側の
構造を示し、図3は図2のA−A′断面とB−B′断面
を示し、図4は吸引チャンネル部分の変形可能部の具体
的構造を示す。
装置1は、内視鏡カバー方式の内視鏡(以下、カバー方
式内視鏡と略す)2を有する。このカバー方式内視鏡2
は、内視鏡カバー(以下、カバーと略記する)3と、こ
のカバー3に装着される内視鏡カバー用内視鏡(以下、
カバー用内視鏡と略記する)4との組み合わせからなっ
ている。
3によってカバー用内視鏡4の挿入部等は覆われ、検査
後にはカバー3は廃棄され、一方、カバー用内視鏡4
は、新しい清潔なカバー3によって覆われ、繰り返し使
用される事が特徴となる。これにより、検査後における
内視鏡の洗浄、消毒を不要とするものである。
鏡2と、このカバー方式内視鏡2が接続される各種周辺
機器等を内設したカート5と、前記カバー方式内視鏡2
を保持するカバー保持具6とを有している。
デオプロセッサ8、流体制御装置9、カバー3にカバー
用内視鏡4を装着する際に使用する内視鏡カバー拡張器
(以下、拡張器と略記する)10等が収納されている。
また、前記カート5の上面部には、ビデオプロセッサ8
からの映像信号を受けて内視鏡画像を表示するモニタ1
1が載置されている。
手元側基端部に太径の把持部を兼ねた操作部13が連設
され、操作部13の側部からユニバーサルコード14が
延出しており、このユニバーサルコード14の端部にコ
ネクタ15が設けられている。
カバー用内視鏡4と着脱自在に接続され、内視鏡に照明
光を供給する様になっている。また、ビデオプロセッサ
8は、前記コネクタ15の側部から延出する信号ケーブ
ル16を介してカバー用内視鏡4と着脱自在に接続さ
れ、カバー用内視鏡4に内蔵された撮像手段の駆動、及
び撮像手段から出力される信号に対する信号処理を行な
い、標準的な映像信号に変換してモニタ11へ出力する
様になっている。
続され、この拡張チューブ17を介してカバー3内に空
気を送り込んで拡張する為のものであり、この拡張によ
りカバー3は、カバー用内視鏡4の装着あるいは抜去が
容易にできる様になっている。
るいは取り外す際にはカバー保持具6を用い、例えばカ
バー保持具6によってカバー3の基端側を保持してカバ
ー用内視鏡4を挿入あるいは抜去する様になっている。
と、薄肉で軟らかい例えば塩化ビニル等の高分子材料で
構成された操作部カバー部19及びユニバーサルコード
カバー部20とを備えて構成されており、カバー用内視
鏡4の挿入部12、操作部13、ユニバーサルコード1
4をそれぞれ覆う様になっている。
制御弁22及び吸引制御弁23が設けられ、送気、送水
及び吸引をこれらの電磁弁で制御する様になっている。
送気制御弁21、送水制御弁22、吸引制御弁23は、
それぞれに挿入部カバー部18内に形成されている送気
チャンネル24、送水チャンネル25、吸引チャンネル
26をそれぞれ形成し、挿入部カバー部18の基端に設
けられた口体部31から延出されている送気チューブ2
4a、送水チューブ25a、吸引チューブ26aが接続
されている。
7が接続され、その端部には図示しない吸引器が接続さ
れ、内視鏡先端側より不用な体液等の吸引を行なう様に
なっている。送水制御弁22には送水チューブ28が接
続されており、その先端部には送水タンク29が接続さ
れている。
チューブ30が延出しており、送気制御弁21と送水タ
ンク29とに接続されている。上記口体部31には拡張
チューブ口体部32が設けてあり、拡張チューブ17を
接続して拡張器10から空気を供給することにより、挿
入部カバー部18内の(内視鏡)挿入部挿通路18A内
に空気を送り込み、簡単にカバー用内視鏡4の挿入部1
2を挿入/抜去できるようにしている。
けてあり、この処置具挿入口33から処置具を挿入する
ことにより、内部で連通する吸引チャンネル26を経て
処置具の先端側を吸引チャンネル26の先端開口から突
出できるようにしている。この処置具挿入口33は通常
は閉じた状態にしてあり、吸引動作に影響を及ぼさな
い。
25a,吸引チューブ26aの長さは、挿入部カバー部
18の全長と同じとし、さらに接続部材を介して流体制
御装置9側から延出した吸引チューブ27,送水チュー
ブ28,送気チューブ30にそれぞれ接続する様にして
もよい。
18A内に挿入部12を挿入した状態の断面図を示す。
挿入部カバー部18で覆われる挿入部12は先端側から
図示しない対物光学系及び照明光学系が設けられた先端
硬質部35、湾曲自在の湾曲部36、可撓性を有する可
撓管37が順次形成されている。これら先端硬質部3
5、湾曲部36、可撓管37はその断面は円形である。
36の接続部が(挿入部12の長手方向の)両側の部分
より外径が太くなる太径部38が形成されている。この
太径部38は図示しない撮像部が内蔵されている部位の
近傍である。
この挿入部カバー部18内には挿入部12と隣接してほ
ぼ平行に送気チャンネル24、送水チャンネル25、吸
引チャンネル37をそれぞれ形成する送気チューブ24
a,送水チューブ25a,吸引チューブ26aが挿通さ
れている。これら送気チューブ24a,送水チューブ2
5a,吸引チューブ26aにおいて、吸引チューブ26
aの直径が最も大きい。
を覆う(挿入部)カバー先端部39と、このカバー先端
部39が先端に固定され、柔軟で弾性を有する合成樹脂
性の挿入部カバー外皮40とを有する。この挿入部カバ
ー外皮40内に図2及び図3に示すように挿入部12に
隣接して吸引チャンネル26等も収納されている。この
吸引チャンネル26はカバー先端部39で開口し、体液
等を開口から吸引できるようにしている。
端面に設けられた対物光学系及び照明光学系に対向する
部分を透明のレンズカバー41にして覆うようにしてい
る。また、送気チューブ24a,送水チューブ25aは
カバー先端部39の図示しない開口に固定されたノズル
の基端に接続され、このノズルの出口はレンズカバー4
1に対向し、レンズカバー41が汚れた場合には送気と
か送水を行うことにより汚れを除去して視野を確保でき
るようにしている。
向に形成されている部位のうち、前記挿入部12の太径
部38に隣接して平行に配置されている部分は、変形可
能な材質で形成された変形可能部42(より望ましくは
変形容易な変形容易部)にしていることが特徴となって
いる。
直な方向(単に半径方向或は径方向とも記す)からの外
力により、変形可能部42は半径方向に変形或は変位可
能で、かつ半径方向からの外力により(変形可能部42
の)チューブ部分が収縮可能となるように形成している
ことが特徴となっている。
ては弾性を有する柔軟な合成樹脂が好ましい。また弾性
を有する合成樹脂としては、例えばシリコンポリウレタ
ン樹脂、多孔質四フッ化エチレン樹脂等がよい。
8との干渉にかかわらず、その軸方向の各位置において
挿入部12に最も近い位置に配置され、その先端部が挿
入部カバー先端部39の内壁に固定されている。ここで
上記変形可能部42を変形可能な材質として吸引チャン
ネル26を形成する具体的構造例を図4に示す。
る吸引チューブ26aは太径部38に隣接する部分が変
形可能な材質からなるチューブ体26bと、外力が加わ
っても殆ど変形しないチューブ形状の接続部材43、4
3にそれぞれ接着、溶着といった方法で固定している。
この時、チューブ体26a,26b,接続部分43の内
径は外力が加わった場合にもそれぞれ吸引チャンネル2
6として必要な内径を確保している。
チャンネル26のつぶれを防止するようにしている。図
4において、実線で示す通常の状態(外力が作用しない
状態)に対し、上側にカバー用内視鏡4の挿入部12が
挿通された場合にはその太径部38が変形可能部42の
上側の壁面を下方向に押圧する(半径方向に押圧する)
ことになり、この押圧により太径部42を形成するチュ
ーブ体26bは2点鎖線で示すように下側に突出するよ
うに変形できるようにしている。このように変形するこ
とにより、変形可能部42付近の挿入部カバー外皮40
も変形して、その断面積が大きくなる膨大部が形成され
ることになる。
ば体腔内壁側からの圧力等)と、チューブ体26bは円
形断面が長円形等に変形したり、断面自身が収縮するよ
うにしている。そして、外周側からの圧力等の値にも依
存するが、他の外径とほぼ同じ程度となるまでは比較的
に容易に変形できるように設定してある。
(変形可能部42が半径方向内側に収縮を伴う変形によ
り)他の外径部分とほぼ同じ外径となることができるよ
うにして、狭窄部に対しても容易に通すことができるよ
うにしている。
6における太径部38に隣接する部位で、少なくとも太
径部38の(軸方向の)両端をカバーするように延在し
ている。
る。挿入部カバー部18に挿入部12を挿入する場合に
は図1の拡張チューブ17を拡張チューブ口体部32に
接続して拡張器10から空気を供給することにより、挿
入部カバー部18内の挿入部挿通路18A内に空気を導
入して挿入部カバー外皮40を膨張させる。
2でも挿入部カバー部18内に挿入することができ、先
端硬質部35の端面がカバー先端部39の内側の面に接
触する位置まで挿入し、その後に拡張チューブ17を拡
張チューブ口体部32から外して図2に示すように設定
する。
吸引チャンネル26を押圧するので、この太径部38に
隣接する変形可能部42は図2に示すように下側に変形
してこの部分が他の部分より半径方向外側に突出するこ
とになる。
面は、太径部38以外の例えばB−B′断面より変形し
た部分が半径外側方向に大きくなる。図3(b)に示す
吸引チャンネル26は図3(a)のように半径方向外側
(図3(a)では下側)に変形する(より詳しく述べる
と、図3(a)の点線で示す吸引チャンネル26の中心
は図3(a)の実線で示すように外周側に移動す
る。)。なお、図3(a)の点線は太径部38によって
変形される以前の位置を示す。
ル26の半径方向外側への移動に伴って、この方向に沿
って外周側に移動し、外径が膨大して(図3では左右方
向の径は殆ど変化しないが、上下方向の径が膨大して)
膨大部が形成される。
の外力によっても容易に変形する。従って、太径部38
付近のみが他の部分よりもその外径が大きくなるのみで
あるので(全体的に太くした状態よりも)、内視鏡検査
のため患者に挿入する場合に、患者に与える苦痛を軽減
できる。
によれば、吸引チャンネル26は挿入部12と最も近い
位置に配置され、吸引チャンネル26の太径部38に隣
接する変形可能部42は変形可能な材質によりできてい
るので太径部38に沿って変形して挿入部カバー部18
と挿入部12が組み合わされ、従って、挿入部12と挿
入部カバー部18を組み合わせた際の外径は軸方向の各
部位において必要最小限の外径とする事ができる上、吸
引チャンネル26をつぶす事がない。
円形中空を保っているので150mmHg〜400mmHg程度
の吸引圧で吸引してもつぶれる事はない。よって、内視
鏡に求められる機能を損なう事がなく、患者に大きな苦
痛を与える事のないカバー方式内視鏡2が可能となる。
能部42が変形可能である為、体腔内の狭窄部を通過す
る際にも収縮して変形して、外径が小さくなり、より体
腔内挿入性がよくなるという効果もある。この外力によ
る変形は500gf程度の力量で変形できる。
能な材質からなるチューブ体としてもよく、この場合、
部品点数、組み立て工数を少なくし、原価を低減する事
ができる。
形可能な材質で形成した変形可能部42とすれば本発明
の目的を達成する事ができる。なお、太径部38として
は上述した先端硬質部35と湾曲部36との接続部付近
に限定されるものでなく、挿入部12における太径とな
る部分、例えば湾曲部と可撓管の接続部が太径となる場
合とか、湾曲ゴム端部近傍が太くなる場合等があり、そ
のような太径になる部分に第1実施例(及び以下の変形
例、実施例)は広く適用できる。
る吸引チャンネル26に形成した変形可能部の構成を示
す。
吸引チューブ26aの1部に蛇腹部45を設けて変形可
能部42を形成している。また、図5(b)では内面平
滑で外面にらせん溝46aを設けて成形部46を構成
し、この成形部46によって変形可能な変形可能部42
の機能を有するようにしている。
により変形可能な部位と剛体を有する部位が得られるの
で組み立てが不要になる上、柔軟性と管腔保持力の両方
を得る事ができる。
四フッ化エチレン樹脂(PTFE)、テトラフルオロエ
チレン−パーフルオロアルキルビニールエーテル共重合
体樹脂(PFA)等のフッ素系樹脂が処置具挿通抵抗が
小さくできる効果もあり、好ましい。
に第2実施例の先端側を示す。第1実施例と同一のもの
は同一符号をつけてその説明は省略する。
ブ26aは、先端硬質部35と湾曲部36の接続部付近
の太径部38に向って、挿入部12の長手軸Oに対して
角度を持って先端硬質部35に取り付けられた剛性の金
属あるいは熱可塑性樹脂からなる吸引チャンネル取付パ
イプ47に接着、溶着といった方法で取り付けられてい
る。
は後方側が長手軸から離れるような状態でその先端がカ
バー先端部39に設けた孔に固定し、この吸引チャンネ
ル取付パイプ47の後端に取り付けられた吸引チューブ
26aの先端より少し後方側の部分を半径方向の外側に
変形し易い状態にして、この部分で変形可能部42を形
成している。
の材質として金属ではアルミ、ステンレスが、熱可塑性
樹脂としてはポリサルホン、変性ポリフェニレンオキサ
イド、ポリエーテルイミドが好ましい。
成する事により、吸引チューブ26aは吸引チャンネル
取付パイプ47を介してカバー先端部39に略直線状に
接続できる。さらに吸引チャンネル取付パイプ47が剛
性を有するから吸引チャンネル26内に鉗子等の処置具
を挿入した場合、変形可能部42内に引掛ったりする事
なく、スムースに挿入でき処置が容易、確実に行なえる
という効果を有する。
26aが容易に変形するので、第1実施例同様の作用及
び効果を有する事はいうまでもない。
引チャンネル26を例にとって説明したが、もちろんそ
れに限ったものではなく、送気チャンネル24、送水チ
ャンネル25に用いてもよく、同様の効果を上げられる
ばかりでなく、吸引チャンネル26、送気チャンネル2
4、送水チャンネル25の全てに適用すればその得られ
る効果はより大きく顕著なものとなる。また少なくとも
1つのチャンネル、特に最も径の太い吸引チャンネル2
6についてのみ実施してもよい。
組み付けた状態で前記カバー用内視鏡の太径部に隣接す
る部分のチャンネルは径方向につぶれていると共に、前
記チャンネル内への処置具挿入時には、前記内視鏡とは
反対方向に移動できる程度に前記チャンネルとカバー外
皮が変形可能であるようにしても良い。
設けられた湾曲部36は、操作部13に設けられた湾曲
操作ノブ(図示せず)を回転操作する事によって湾曲操
作ワイヤ(図示せず)を介して、操作部13側から遠隔
的に湾曲操作できる様になっている。
ワイヤの蛇行を防止する為、可撓管37の先端に一端が
固定されて設けられたコイルの内側に前記湾曲操作ワイ
ヤが挿通されていた。
36の外側にチャンネル類、カバー3が設けられている
為、特にチャンネルの配設された方向へ湾曲を掛ける際
には、湾曲中心とチャンネルの中心がずれている為、チ
ャンネルがカバー3内で蛇行し、湾曲を防げるので湾曲
操作ワイヤに加わる張力が大きくなり、繰り返し使用す
る事により湾曲操作ワイヤが伸びてしまい、所望の湾曲
角度が得られなくなってしまうという可能性がある。
して強度、耐性の向上を図ろうとすると、内視鏡挿入部
の外径も太くなってしまい、挿入時、患者に苦痛を与え
てしまうという問題点があった。
曲中心と挿入管中心をずらす構成とすると、湾曲管の加
工性が悪く、原価が高くなるという問題点もあった。そ
こで以下に示す内視鏡は、患者に与える苦痛を軽減で
き、湾曲操作ワイヤの強度、耐性の向上を達成し、湾曲
角を維持する事を目的として、湾曲操作ワイヤを細径の
複数のワイヤとした事を特徴とする。
構造を示す。図7はカバー用内視鏡の湾曲部36の断面
図、図8は可撓管37の断面図を示す。
曲ゴム54、ステンレス細線を編み込んだブレード5
5、湾曲駒56の内部には、ライトガイド57,57、
図示しないCCDからの信号を送る信号線58,58が
収納され、これらライトガイド57,57信号線58,
58は例えば多孔質四フッ化エチレンからなる保護チュ
ーブ59で被覆されている。
は、上下左右の各湾曲方向にそれぞれ2本ずつ配置さ
れ、それぞれ一端が湾曲部36の先端側にロウ付け、半
田付けといった方法で固着され、他端は図示しない湾曲
操作機構に接続されている。
従来の湾曲操作ワイヤの強度を必要な強度に保つ為の断
面積の1/2となっている。また、湾曲操作ワイヤ60
は湾曲駒56内でライトガイド57,信号線58に設け
られた保護チューブ59との隙間に配設されている。
することにより、1本でその2倍の断面積のものをライ
トガイド57,57、信号線58,58等の内蔵物の間
の狭いスペース内に配置することよりも、高い充填率で
配置できるようにして、細径化を実現できる構造にして
いる。
ン、ポリエステルといった合成樹脂からなる外皮62、
ステンレス細線を編み込んだブレード55、金属の薄板
をスパイラル状に巻回したフレックス63の3重の被覆
構造である。
ワイヤ60は、可撓管37内で所定の位置になる様に断
面が長円形のガイド部材64内に挿通されている。ここ
で前記ガイド部材64は、可撓管37の軸方向の長さを
一定に保つ為に密着巻コイルが望ましい。
軸方向の長さを一定に保つ強度を有する材質であれば、
例えばポリイミド、四フッ化エチレンでもよい。前記ガ
イド部材64も図7に示した湾曲操作ワイヤ60と同様
にブレード63内でライトガイド57,信号線58との
隙間に配置されている。
用及び効果を有する。上述した様に湾曲操作ワイヤ60
を配置構成すれば、ワイヤの強度はその断面積にほぼ比
例するので、湾曲操作ワイヤとしての必要な強度は保つ
事ができると共に、湾曲操作ワイヤ60,ガイド部材6
4をライトガイド57,信号線58といった内蔵物の隙
間に配置したので、湾曲部36,可撓管37の外径を最
小にする事ができ、患者の苦痛を少なくする事ができ
る。
ワイヤを単数にした場合よりも、湾曲部内のスペースを
有効に利用でき、細径化が可能になる。なお、図7及び
図8では4方向全てに対して複数の湾曲操作ワイヤ6
0、60にしているが、少なくとも1方向に対して複数
の湾曲操作ワイヤで構成しても、上述の効果を有するこ
とになる。
60の断面積を従来の様な1本の湾曲操作ワイヤの強度
を必要な強度に保つ為の断面積の1/2としているが、
もちろんそれに限らず、例えば60%にし、内蔵物の隙
間に2本配置すれば湾曲部36,可撓管37の外径を大
きくする事なく、湾曲操作ワイヤの強度、耐性をさらに
向上する事ができる。
ものではなく、例えば従来の湾曲操作ワイヤの強度を必
要な強度に保つ為の断面積の1/3として各方向に3本
ずつの湾曲操作ワイヤ60を内蔵物の隙間に配置しても
よい。つまりは湾曲操作ワイヤ60の本数と断面積の積
が従来の様な1本の湾曲操作ワイヤの強度を必要な強度
に保つ為の断面積以上となっていれば、何本でもよい。
も良い。つまり、図7及び図8では各方向に配置した湾
曲操作ワイヤ60を(従来の様な1本の湾曲操作ワイヤ
の強度を保持するために)断面積の1/2としたものを
2本にしているが、この変形例では図9及び図10に示
すように各方向に径の異なる湾曲操作ワイヤ60a,6
0bをそれぞれ配置している。
60bの断面積の和が所望の断面積となるようにして、
必要とされる強度を確保している。なお、図9及び図1
0では2種類の径のものを用いているが、複数の湾曲操
作ワイヤの断面積は、それぞれの方向に配置されるもの
毎に異なっているようにしても良い。
と、部品点数が削減でき、一方湾曲操作ワイヤの径がそ
れぞれ異なっているものを用いた場合には湾曲部36,
可撓管37内のスペースをより有効に使える場合がある
といった利点をそれぞれ有している。
ワイヤの断面積の和が所望の断面積となる様に異なった
径の湾曲操作ワイヤ60a,60bを複数本内蔵物の隙
間に配置する事で湾曲部36,可撓管37内の隙間を有
効に利用すれば、湾曲操作ワイヤの強度を保ったまま湾
曲部36,可撓管37の外径をさらに細くする事も可能
である。
60bの場合には図8のガイド部材64はそれぞれ径の
異なる湾曲操作ワイヤ60a,60bを挿通でき、最小
の断面積となる異形断面を有した形状のガイド部材6
4′となっている事が好ましい(図10参照)。
いて、湾曲操作ワイヤは全ての湾曲方向に複数備えられ
ているが、もちろんそれに限らず、以下の様に備えても
よい。
を備えた方向に湾曲操作する場合に、牽引操作する湾曲
ワイヤ60Aのみ複数本となっている。ここで60Bは
チャンネルの備えられている方向ではない方向に、湾曲
動作する際に湾曲操作ワイヤに必要な耐性強度を有する
断面積を持つ湾曲操作ワイヤである。
等が配設され、湾曲操作ワイヤに大きな張力が加わる方
向の湾曲操作ワイヤの強度を増す事ができる上に、外径
を最小にできる。
ー方式内視鏡に限ったものではなく、従来のカバーなし
内視鏡に適用しても同様の作用、効果を得る事ができ
る。以上述べた図7〜図11による実施例をまとめると
付記26〜35の様なクレームになる。
ために、上記(2)の問題点があり、それを解決する目
的のために湾曲操作ワイヤの伸びを防止し、湾曲角度を
維持する方法としては、以下の様な方法で、湾曲時のカ
バー内でのチャンネルの蛇行を防止してもよい。
側方にチャンネル部組挿入ルーメンを有するチャンネル
別体式内視鏡カバーにおいて、チャンネル部組の吸引チ
ャンネル先端をチャンネル部組先端部に対して軸方向に
スライド可能に固定した事を特徴とするものである。
す。本実施例の挿入部カバー部75は挿入部12を挿入
するスコープルーメン76の側方にチャンネル部組77
を挿入する為のチャンネルルーメン78を有し、前記ス
コープルーメン76の一端には先端硬質部35に嵌まり
合うカバー先端部79が溶着、接着といった方法で気密
的に固着されている。
透明なレンズカバー80が気密的に設けられている。そ
してカバー先端部79の側面には固定溝81が設けられ
ている。
2が開口し、送気ノズル83、送水ノズル84の先端開
口がレンズカバー80の底面に向く様に水密的に位置決
め固定したチャンネル部組先端部85と、このチャンネ
ル部組先端部85の後端となる他端には前記吸引口8
2,送気ノズル83,送水ノズル84に連通した吸引チ
ャンネル86、送気チャンネル87、送水チャンネル8
8からなる。
らチャンネルルーメン78内に挿通し(図12中矢印の
如く)、挿入部カバー先端部79の先端面79Aとチャ
ンネル部組先端部85の先端面85Aとの位置を合わせ
た後、ほぼリング形状の固定部材89を固定溝81に嵌
める事で挿入部カバー先端部79とチャンネル部組先端
部85を固定する。このようにして固定した状態を図1
3に断面図で示す。
部組先端部85に対して図13中の矢印で示すようにス
ライド可能に固定されている。図13中90は挿入部カ
バー外皮である。そして送気ノズル83,送水ノズル8
4は挿入部カバー先端部79に対して位置固定されてい
る。
構成されたカバー方式内視鏡に湾曲操作を行なうと、湾
曲中心91と吸引チャンネルの中心92のずれによって
生じる吸引チャンネル86と挿入部カバー部75の軸方
向の移動量の差は、吸引チャンネル86がチャンネル部
組先端部85に対してスライドする事により吸収され
る。
部カバー先端部79によって外部と隔離されているの
で、吸引チャンネル86と挿入部カバー先端部79は水
密にする必要がなく、吸引チャンネル86はスムーズに
スライドする。
ル86が挿入部カバー部75内に蛇行する事がないの
で、湾曲操作がスムーズに行なえる為、湾曲操作ワイヤ
に加わる張力は少ない。この為、繰り返し湾曲操作を行
なっても湾曲操作ワイヤが伸びる事がなく、湾曲角度が
少なくなる事はない。
イヤの径を太くする必要がないので必然的にカバー用内
視鏡を太径化する必要がなく、患者に大きな苦痛を与え
る事もない。そして送気ノズル83,送水ノズル84は
位置決め固定されているので、どの様な場合でもレンズ
カバー80の表面に確実に送気、送水できるので観察視
野に付着した汚物等を容易に除去する事ができる。ここ
で観察視野内に付着した汚物をより確実に除去する為に
図14に示す以下の様な構成にしてもよい。
93をその先端面のほぼ中央に配置すると共に、その周
囲に照明レンズ94、94を配置し、カバー先端部79
に設けたレンズカバー80を前記対物レンズ93の中心
軸に対してほぼ同軸状の円形状として、チャンネル部組
77に設けた送気ノズル83,送水ノズル84をカバー
先端部79の中心に向けて配置する。
チャンネル部組77を組み付ける際に、円周方向へのず
れが生じても送気ノズル83,送水ノズル84は常に対
物レンズ93に向っているので、確実に対物レンズ93
の視野内の汚物、水滴を除去できる。
まとめると付記36〜38の様になる。なお、上述した
実施例等を部分的に組み合わせたものも本発明に属す
る。
内視鏡の長手軸に対して角度をつけて挿入部カバー先端
部に取り付けた請求項1記載のカバー方式内視鏡。 (2)前記チャンネルの少なくとも1つのチャンネルの
中心が、内視鏡太径部において内視鏡カバー外周側に移
動している請求項1、付記1記載のカバー方式内視鏡。 (3)カバー外皮も前記チャンネルに沿って外周側に移
動し、外径が膨大している膨大部が形成される付記2記
載のカバー方式内視鏡。
より容易に変形し、他の部分と略同一の外径になる程度
に、前記チャンネルは変形可能である付記3記載のカバ
ー方式内視鏡。 (5)前記内視鏡太径部は、撮像部が内蔵されている部
位の近傍である請求項1記載のカバー方式内視鏡。 (6)前記内視鏡太径部は、湾曲ゴム端部付近である請
求項1記載のカバー方式内視鏡。
管の接続部近傍である請求項1記載のカバー方式内視
鏡。 (8)内視鏡と内視鏡カバーを組み付けた状態において
前記内視鏡太径部に隣接する部分のチャンネルが径方向
につぶれている請求項1、付記1記載のカバー方式内視
鏡。 (9)前記チャンネル内への処置具挿通時には、内視鏡
太径部に隣接する部位のチャンネル部は前記内視鏡と反
対方向に移動できる程度に、前記チャンネルとカバー外
皮は変形可能である付記8記載のカバー方式内視鏡。
ネルの軸方向部位のうち内視鏡太径部に隣接する部位が
変形可能である請求項1、付記1記載のカバー方式内視
鏡。 (11)前記チャンネルの全てのチャンネルの軸方向部
位のうち内視鏡太径部に隣接する部位が変形可能である
請求項1、付記1記載のカバー方式内視鏡。 (12)前記チャンネルが変形可能な材質と剛性を有す
る材質を軸方向に組み合わせてなる付記10、11記載
のカバー方式内視鏡。
を有する合成樹脂である付記12記載のカバー方式内視
鏡。 (14)前記柔軟な弾性を有する合成樹脂が多孔質四フ
ッ化エチレンである付記13記載のカバー方式内視鏡。 (15)前記柔軟な弾性を有する合成樹脂がポリウレタ
ンである付記13記載のカバー方式内視鏡。
がシリコンである付記13記載のカバー方式内視鏡。 (17)吸引圧により前記チャンネルが閉塞しない管腔
保持力を有している付記10記載のカバー方式内視鏡。 (18)前記チャンネルが内視鏡太径部に隣接する部分
に、変形容易部を成形した剛性を有する材質からなる付
記10、11記載のカバー方式内視鏡。
腹状に成形してなる付記18記載のカバー方式内視鏡。 (20)前記変形容易部は、内面が平滑で外面にらせん
溝を設けてなる付記18記載のカバー方式内視鏡。 (21)前記剛性を有する材質がフッ素系樹脂である付
記18記載のカバー方式内視鏡。
レン樹脂(PTFE)である付記21記載のカバー方式
内視鏡。 (23)前記フッ素系樹脂がテトラフルオロエチレン−
パーフルオロアルキルビニールエーテル共重合体樹脂
(PFA)である付記21記載のカバー方式内視鏡。 (24)前記内視鏡太径部に隣接する部分の前記チャン
ネルの中心と、内視鏡カバー外皮が内視鏡カバー外周側
に移動し、外径が膨大すると共に、前記膨大部は外周側
からの外力により容易に変形し、他の部分と略同一の外
径となる程度に前記チャンネルが変形可能である付記1
7記載のカバー方式内視鏡。
た状態で前記内視鏡の太径部に隣接する部分のチャンネ
ルは径方向につぶれていると共に、前記チャンネル内へ
の処置具挿入時には、前記内視鏡とは反対方向に移動で
きる程度に前記チャンネルとカバー外皮が変形可能であ
る付記17記載のカバー方式内視鏡。 (26)挿入部先端側に湾曲部を設けると共に、前記湾
曲部にその一端を固定した湾曲操作ワイヤを牽引操作す
る事により、前記湾曲部を湾曲可能に構成した、湾曲付
き内視鏡において、前記湾曲操作ワイヤを少なくとも一
方向は、複数備えた内視鏡。この構成によれば、湾曲操
作ワイヤを単数にした場合よりも、湾曲部内のスペース
を有効に利用でき、細径化が可能になる。
鏡挿入部の外側に設けられたチャンネルの方向に湾曲さ
せる為のワイヤが複数備えられている付記26記載の内
視鏡。 (28)前記複数備えた湾曲操作ワイヤの径がそれぞれ
等しい付記26、27記載の内視鏡。 (29)前記複数備えた湾曲操作ワイヤの径が異なる付
記26、27記載の内視鏡。 (30)前記複数備えた湾曲操作ワイヤの断面積の和が
所望の湾曲操作ワイヤの強度を得る為に必要な断面積以
上となっている付記28、29記載の内視鏡。
内視鏡可撓管内において異形断面を有する中空ガイド部
材内に挿通されている事を特徴とする付記30記載の内
視鏡。 (32)前記中空ガイド部材の断面形状が長円形である
付記31記載の内視鏡。 (33)前記中空ガイド部材が密着巻コイルである付記
31、32記載の内視鏡。
樹脂である付記31、32記載の内視鏡。 (35)前記中空ガイド部材が四フッ化エチレン樹脂で
ある付記31、32記載の内視鏡。 (36)先端に吸引口と送気ノズルと送水ノズルを有し
た先端部の他端に前記吸引口、送気ノズル、送水ノズル
のそれぞれに連通した吸引チャンネル、送気チャンネ
ル、送水チャンネルを有してなるチャンネル部組と、内
視鏡挿入部を被覆しその先端にレンズカバーを設けると
共に、その側方に前記チャンネル部組を挿入するチャン
ネル挿入ルーメンを有する挿入部カバーとからなる内視
鏡カバーにおいて、前記吸引チャンネルが前記先端部に
対してスライド可能に固定されている内視鏡カバー。
合、吸引チャンネルがスライドできるので、吸引チャン
ネルの蛇行を防止できる。また、湾曲操作ワイヤに加わ
る張力が小さくなり、繰り返しの湾曲操作に対してもワ
イヤの伸びを少なくできる。
前記先端部に位置決め固定されている付記36記載の内
視鏡カバー。 (38)前記送気ノズル、送水ノズルは、その開口が前
記レンズカバー表面に向く様に位置決め固定された付記
37記載の内視鏡カバー。
バー用内視鏡の挿入部を覆う内視鏡カバーに備えられ、
前記挿入部とほぼ平行に隣接して配置されるチャンネル
における前記挿入部の太径部に隣接する部分を、半径方
向に変形可能な材質で変形可能部を形成しているので、
太径部に隣接するその変形可能部のみが膨大する部分と
なるようにして、患者に与える苦痛を軽減できる。ま
た、狭窄部を通す場合にも変形可能部が収縮変形するこ
とにより挿通し易い。
鏡装置の全体構成図。
を示す断面図。
を示す断面図。
示す断面図。
図。
示す斜視図。
図。
図。
ては弾性を有する柔軟な合成樹脂が好ましい。また弾性
を有する合成樹脂としては、例えばシリコン、ポリウレ
タン樹脂、多孔質四フッ化エチレン樹脂等がよい。
る吸引チューブ26aは太径部38に隣接する部分が変
形可能な材質からなるチューブ体26bと、外力が加わ
っても殆ど変形しないチューブ形状の接続部材43にそ
れぞれ接着、溶着といった方法で固定している。この
時、チューブ体26a,26b,接続部材43の内径は
外力が加わった場合にもそれぞれ吸引チャンネル26と
して必要な内径を確保している。
Claims (1)
- 【請求項1】 先端部に光学系が設けられた可撓性の挿
入部を有する内視鏡と、該内視鏡とは別体に設けた内視
鏡検査に用いるチャンネルと、少なくとも前記挿入部を
覆うカバーとを組み合わせて使用するカバー方式内視鏡
において、 少なくとも1つのチャンネルの軸方向部位のうち、少な
くとも前記挿入部における太径の部分に隣接してほぼ平
行に配置される部分を、変形可能に形成した事を特徴と
するカバー方式内視鏡。
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