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JPH07304887A - 複合膜およびその製造方法 - Google Patents

複合膜およびその製造方法

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Publication number
JPH07304887A
JPH07304887A JP11076695A JP11076695A JPH07304887A JP H07304887 A JPH07304887 A JP H07304887A JP 11076695 A JP11076695 A JP 11076695A JP 11076695 A JP11076695 A JP 11076695A JP H07304887 A JPH07304887 A JP H07304887A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
polymer
composite membrane
layer
crosslinked
membrane
Prior art date
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Pending
Application number
JP11076695A
Other languages
English (en)
Inventor
Ude Scheunemann
ウデ・ショイネマン
Olaf Althoff
オラフ・アルトフ
Werner Hickel
ヴェルナー・ヒッケル
Gunther Appel
グンター・アッペル
Jacqueline Bauer
ヤッケリネ・バウアー
Gerhard Geiss
ゲルハルト・ガイス
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hoechst AG
Original Assignee
Hoechst AG
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hoechst AG filed Critical Hoechst AG
Publication of JPH07304887A publication Critical patent/JPH07304887A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D67/00Processes specially adapted for manufacturing semi-permeable membranes for separation processes or apparatus
    • B01D67/0002Organic membrane manufacture
    • B01D67/0006Organic membrane manufacture by chemical reactions
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D69/00Semi-permeable membranes for separation processes or apparatus characterised by their form, structure or properties; Manufacturing processes specially adapted therefor
    • B01D69/10Supported membranes; Membrane supports
    • B01D69/107Organic support material
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D69/00Semi-permeable membranes for separation processes or apparatus characterised by their form, structure or properties; Manufacturing processes specially adapted therefor
    • B01D69/12Composite membranes; Ultra-thin membranes
    • B01D69/1213Laminated layers
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    • B01D71/00Semi-permeable membranes for separation processes or apparatus characterised by the material; Manufacturing processes specially adapted therefor
    • B01D71/06Organic material
    • B01D71/70Polymers having silicon in the main chain, with or without sulfur, nitrogen, oxygen or carbon only
    • B01D71/701Polydimethylsiloxane
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
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    • B01D2323/00Details relating to membrane preparation
    • B01D2323/30Cross-linking
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B01DSEPARATION
    • B01D2323/00Details relating to membrane preparation
    • B01D2323/34Use of radiation
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
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  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Processes Of Treating Macromolecular Substances (AREA)
  • Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 高ガス透過性と溶剤に対する高抵抗性とを有
する孔のない層を有する複合膜を製造するための方法を
提供することである。 【構成】 複合膜を製造するために、ポリマーの揮発性
有機溶剤溶液を水に拡げ、溶剤を蒸発させ、ポリマーを
架橋し、形成されたポリマーフィルムを多孔質支持体に
転写する。ポリマーは、好ましくは、ポリマー結合した
OH基を介して架橋したポリシロキサンである。複合膜
は、とりわけ、透過蒸発に対して適当である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、多孔質支持体層とその
上に塗装された架橋ポリマー層とを含む複合膜およびそ
の製造方法ならびにその使用に関する。
【0002】
【従来の技術】膜を使用することにより、マルチ材料シ
ステムを分離するための方法は、近年、重要となりつつ
ある。これは、また、物質移動が供給物と透過空間との
間の化学ポテンシャルの差によって行われる非多孔質膜
にも適用することができる。非多孔質膜は、多くの技術
的分野、例えば、透析、逆浸透、透過蒸発、気体透過ま
たはガス分離において使用される。ガス分離用の膜は、
例えば、空気の酸素富裕化用、メタンと二酸化炭素との
分離用または空気の窒素富裕化用に使用される。
【0003】高透過性と高選択性とを有する膜が望まし
い。原理的な問題点は、高透過性と高選択性とが対立す
ることがしばしばあることである。選択性は、材料の性
質であるが、膜の透過性は、透過係数と厚さとによって
決定される。高選択性を有する材料は、非常に小さい透
過係数を有するのみであるのに対し、他の材料は低選択
性とともに高透過性を有する。良好な選択性を有する材
料を選択し、膜の層を可能な限り薄くすることが試みら
れることが多い。この薄い膜層は、多孔質支持体膜また
は高度に透過可能な中間層を有する多孔質支持体膜に塗
装される。
【0004】かくして、例えば、日本国特許公開公報JP
63240917は、ガス分離用の二層の複合膜を記載してお
り、この膜は、ポリスルホン製の多孔質支持体膜(A)
と、テトラフルオロエチレンおよびビニル基含有シラン
とのコポリマー製の選択的な薄いカバー層(C)とを含
む。
【0005】十分に高い透過性を達成するためには、超
薄膜となるようにこのカバー層を塗装するのが通常であ
る。しかし、このような超薄膜層は、単に塗装するだけ
では、多孔質支持体の欠陥を生じさせる。このような層
の構成のさらなる欠点は、選択層の有効面積が多孔質支
持体膜の孔の面積によって制限され、かくして、透過性
が低くなることである。
【0006】高透過性材料の非多孔質の中間層がさらに
使用され場合には、事情は異なる。一方では、その上
に、非常に薄い膜が生成されるものの、他方において、
樋(gutter)としての中間層の作用によって、有効孔面
積を大きくすることでき、かくして、複合膜の透過性が
増大する。ドイツ国特許公報DE-A-34 15 624には、3層
の構造を有するガス分離用のこのような複合膜が記載さ
れている。詳しくは、それは、多孔質支持体材料
(A)、高度に透過可能な中間層(B)および、それに
塗装された選択的なカバー層(C)を含む。層(B)
は、とりわけ、高透過性の架橋または未架橋ポリオルガ
ノシロキサン層であってもよい。ポリシロキサン層は、
ポリシロキサンを有機溶剤に溶解させ、得られた希釈溶
液を多孔質支持体膜に直接塗装し、溶液を乾燥させるこ
とによって製造することができる。
【0007】この変形例は、液体の多孔質支持体への塗
装において、液体が孔に入り込み、膜の透過性が著しく
低下するという欠点を有する。記載する第2の変形例に
従えば、溶液は、水面上に拡がって多孔質支持体膜に塗
装されたポリシロキサンの薄い層を生ずる。出願人の観
測によれば、孔に入る層材料は、層が架橋されていない
場合には、この変形例において認められない。
【0008】架橋は、慣用的には、支持体材料と結合さ
れた膜で行われる。日本国特許公報JA 83-062430に従え
ば、架橋は、ポリシロキサン膜を支持体上で加熱するこ
とによって行われる。
【0009】層を製造する可能な方法は、ウオータキャ
スチング法であり、これは、例えば、US-A 4,279,855に
記載されている。ここで、層材料の溶液は、水面に拡げ
られる。溶剤を蒸発させた後、超薄膜の固体フィルムが
形成され、このフィルムは、多孔質支持体膜上に積層さ
れる。しかし、溶剤の蒸発によってのみ固体となるフィ
ルムは、フィルム形成材料の必要とされる溶解度ゆえ
に、乾燥後であっても十分に溶剤安定性ではなく、これ
は、さらなる層の塗装においても膜の後者の使用におい
ても問題点を生ずる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明の
課題は、高ガス透過性と溶剤に対する高抵抗性とを有す
る孔のない層を製造することを可能とする方法を見いだ
すことである。
【0011】
【課題を解決するための手段】これらの要件は、本発明
を用いることによって合致させることができる。さて、
複合膜を製造するための方法が見いだされたが、この方
法は、ポリマー溶液を水上の揮発性有機溶剤に拡げ、溶
剤を蒸発させ、ポリマーを架橋し、形成されたポリマー
フィルムを支持体膜に転写することを含む。
【0012】この方法において、多孔質支持体の孔は、
塞がれず、他方、層は、塗装後、架橋され、かくして、
十分に溶剤安定性である。
【0013】さらに、均一なカバー層として、水面上で
架橋されたポリマー層を塗装して不透過性の膜とし、表
面層を生成させるための保護層としてそれを機能させ、
それを、例えば機械的な損傷から保護することが可能で
ある。ここで、長所としては、カバー層の塗装を有機溶
剤なしで行うことができ、それにより、一部溶解によっ
て生成層に傷ができるのを防止することができる。
【0014】架橋することのできるポリマー類として
は、例えば、重縮合物、例として、アクリレートまたは
ビニル基の形態でオレフィン性二重結合を含有するポリ
イミド類を挙げることができ、したがって、高エネルギ
ー放射線によって架橋することもできる。架橋可能なポ
リマー類としては、なおヒドロキシル基を含有し、した
がって、ポリイソシアネート類、メラミン樹脂類および
ポリエポキシド類と反応することのできるポリマー類が
挙げられる。
【0015】ポリオルガノシロキサン類に対する架橋反
応としては、ヒドロシリル化が、しばしば使用される[E
ncyclopedia of Polymer Science and Technol., Vol.
15,John Wiley (1984)]。しかし、このために必要とさ
れるPt触媒は、水分に対して極めて鋭敏であり、この
反応をウオータキャスチング法と組み合わせることはで
きない。
【0016】架橋されるポリマーは、好ましくは、ポリ
シロキサンである。ポリシロキサンがヒドロシリル基を
含有し、かつ、ポリマー結合されたOH基を介して架橋
されていることが特に好ましい。水面上に拡げるために
使用される方法は、好ましくは、ウオータキャスチング
法である。
【0017】ポリオルガノシロキサンの反応溶液が水面
上に拡げられ、溶剤を拡げ、溶剤を蒸発させた後、水面
上のフィルムが、架橋反応の結果、十分に強くなること
が本発明の方法にとって不可欠である。かくして、それ
は、液体フィルム材料が支持体の孔に入ることなく、そ
れらをブロックして、多孔質膜に積層することができ
る。
【0018】使用することのできるさらなるポリマー類
は、二官能性または多官能性イソシアネート類またはメ
ラミン類によって架橋することのできるヒドロキシル含
有ポリマー類である。架橋可能なフッ素含有コポリマー
が、例えば、ヨーロッパ特許出願0 276 649に記載され
ている。さらに、二重結合を含有するポリマー類は、遊
離基によって架橋することもできる。架橋は、ここで
は、開始剤またはUV光によって開始される。
【0019】一つの可能性は、例えば、オレフィン性二
重結合を含むポリオルガノシロキサンを、例として、ア
クリレートまたはメタクリレート基の形態でUV光によ
って架橋することである。反応は、遊離基機構によって
進行する。十分に速い架橋反応は、酸素を排除するよう
に、不活性ガスでフィルムをガスシールすることによっ
て達成される。水上で架橋された層は、続いて、支持体
膜に転写され、良好なガス透過性を有することができ
る。
【0020】驚くべきことに、OH基を有するポリオル
ガノシロキサンは、また、縮合反応によって架橋される
ことが見いだされた。このためには、揮発性有機溶剤中
のポリオルガノシロキサンおよび架橋剤の溶液をコーチ
ングトラフ(coating trough)の水面上に拡げる。溶剤を
蒸発させた後、水面上にには、超薄膜の欠陥のないフィ
ルムが残り、これは、縮合架橋が発生した結果、公知の
方法によって多孔質支持体膜に転写することが可能な
程、十分な強度を有する。
【0021】ポリマー結合したOH基を有するポリオル
ガノシロキサン類の縮合架橋の原理は、例えば、Encycl
opedia of Polymer Science and Engineering, Volume
15,Section “Silicones", John Willey, 1989に記載さ
れている。
【0022】OH基を有する適当なポリオルガノシロキ
サン類は、例えば、末端OH基を有する、ポリジメチル
シロキサン類、ポリジエチルシロキサン、ポリジメチル
ジフェニルシロキサンコポリマー、ポリオルガノヒドロ
シロキサン、ポリフルオロアルキルシロキサンまたはポ
リビニルメチルシロキサンである。“架橋”を可能とす
るためには、ポリオルガノシロキサン類は、分子中に、
少なくとも二つのヒドロキシル基を含有する必要があ
る。
【0023】使用することのできる架橋剤は、アセトキ
シ、アルコキシまたはエノキシ基を含有するシラン類で
ある。アミノ基を含有するシラン類を使用することも可
能である。さらに、架橋剤混合物も使用可能である。ア
セトキシシランを用いる架橋、特に、トリアセトキシシ
ランを用いる架橋が特に適当である。
【0024】反応を開始し、促進するためには、数多く
の触媒が存在し、触媒としては、有機アミン類、有機金
属塩類が挙げられ、好ましくは、有機錫塩が挙げられ
る。ジブチル錫ジラウレートを用いるのが好ましい。使
用される溶剤は、反応混合物と相溶性であり、良好な拡
がり挙動を示す必要がある。適当な溶剤としては、例え
ば、アルキルアセテート類、具体的には、ブチルアセテ
ートが挙げられる。しかし、溶剤の混合物を使用するこ
とも可能である。溶剤混合物は、また、添加剤を含有す
るのも有効であり、例えば、接着性が改良されたり、機
械的強度が増大し、例えば、SiO2粒子または特定の
界面活性有機ケイ素化合物(例:フェニルメチルポリシ
ロキサンまたはグリシドオキシプロピルトリエトキシシ
ラン)が挙げられる。これは、続いて塗装される透過選
択性の層に対する接着性を増強する。
【0025】混合物を形成し、反応溶液を水上に拡げる
間には、一定の時間、例えば、10分間を経過させるの
がよい。しかし、拡げる前に、完全な架橋を生じてはな
らず、さもないと、フィルム形成がもはや可能ではなく
なってしまう。成分を合わせた後、直接、溶液を水上に
拡げることも可能である。
【0026】多孔質の支持体膜は、市販されている。こ
れらは、例えば、ポリスルホン、ポリプロピレン、ポリ
エチレン、ポリアミド、ポリイミド、ポリエステル、ポ
リアクリロニトリルまたはその他のポリマー類を含む。
これらの孔寸法は、2〜5000nmであり、好ましく
は、5〜250nmである。ここで、多孔質膜は、対称で
あっても非対称であってもよい。酸素に対するその透過
性は、2m3(STP)/m2h・バールより大きい必要がある。
【0027】サブ相としては、多種多様な品質の水を使
用することができる。脱ミネラルした水またはごく通常
の水(normal mains water)を使用することができる。種
々の添加剤、例えば、例として、塩または凍結点を低下
させるための添加剤を加えることも可能である。ここ
で、水の温度は、−10〜+60℃の間であり、好まし
くは、20〜50℃の間である。溶液を拡げ、フィルム
を支持体に転写する間の時間は、2秒〜5分間の間であ
ってよい。フィルムは、水に短時間滞留させた(すなわ
ち、フィルムは一部のみ架橋された)後、多孔質支持体
に転写し、さらに、支持体上でさらに架橋させることが
できる。しかし、フィルムが完全に架橋されるまで待
ち、それを支持体膜に塗装することも可能である。膜
は、続いて、例えば、20〜160℃で2分間〜5時
間、乾燥させ、好ましくは、40〜70℃で1〜30分
間、乾燥させるのがよい。
【0028】この方法は、多種多様な支持体材料および
造形物を塗装するために使用することができる。相互の
頂部に単一相または多層を有する平面膜および中空繊維
膜を塗装することもできる。ウオータキャスチング法
は、バッチ式の塗装または平坦なもしくは中空繊維膜の
ロール材料を塗装する連続式の塗装にも使用することが
でき、塗装材料は、連続的に再供給される。
【0029】かくして得られた複合膜は、その上に、架
橋された透過選択性のポリマー層、特に、架橋されたポ
リシロキサン層が配列された多孔質支持体膜を含む。特
に、架橋されたポリシロキサン層は、式(I)、式(I
I)または式(III):
【化2】 [式中、RおよびR1は、各々、互いに独立に、アルキ
ル基(特に、1〜3個の炭素原子を有する)、フェニル
基またはビニル基である。]で表される単位を含む。
【0030】本発明の複合膜は、また、さらなる透過選
択性の層に対する支持体としても使用することができ
る。この場合、特に、架橋されたポリマー層、好ましく
は、架橋されたポリシロキサン層は、支持体膜と塗装さ
れた透過選択性の層によって囲まれる。架橋されたポリ
マー層、特に、架橋されたポリシロキサン層は、ここ
で、全透過性を改良するための樋(gutter)層としておよ
び平滑な欠点のないさらなる透過選択性の層に対する支
持体としての役割を果たす。
【0031】かくして得られた膜は、特に、全層厚さ1
0〜5000nmを有することができる。それは、通常、
酸素に対する透過性0.1〜4m3(STP)/m2h・バールを有
し、酸素/窒素選択性1.9〜3を有する。それは、溶
剤(例えば、アルコール類)に対して抵抗性であり、か
くして、溶剤含有雰囲気においておよび透過蒸発に対し
て使用することができる。
【0032】
【実施例】本発明を実施例によって示す。
【0033】実施例 1:50%強のメチルトリアセト
キシシランのブチルアセテート溶液0.3mlと5%強の
ジブチル錫ジラウレートのブチルアセテート溶液0.1
mlとをポリジメチルシロキサン(2個の末端Si−OH
基を有する)1mlとブチルアセテート5mlとの溶液に加
える。この溶液の50μlを水面上に(300cm2)拡げ
る。水温40℃で1分後、フィルムは、架橋し、水面上
で粘弾性となる。続いて、それを支持体[登録商標セル
ガード(Celgard)2400]に転写し、乾燥オーブン中、
50℃で30分間、乾燥する。続く透過性の測定および
分離ファクタの決定は、酸素の透過性2〜4m3(STP)/m2
h・バールと窒素に対する分離ファクタ1.9〜2.1と
を与える。
【0034】実施例 2:50%強のメチルトリアセト
キシシランのブチルアセテート溶液0.3mlと5%強の
ジブチル錫ジラウレートのブチルアセテート溶液0.1
mlとをOH末端ポリジメチルジフェニルシロキサンコポ
リマー1mlとブチルアセテート5mlとの溶液に加える。
この溶液の50μlを水面上に(300cm2)拡げる。水
温40℃で40秒後、フィルムは、架橋し、水面上で粘
弾性となる。続いて、それを支持体[登録商標セルガー
ド(Celgard)2400]に転写し、乾燥オーブン中、70
℃で15分間、乾燥する。続く透過性の測定および分離
ファクタの決定は、酸素の透過性0.5〜1m3(STP)/m2
h・バールと窒素に対する分離ファクタ2.4〜2.6と
を与える。
【0035】実施例 3:10%強のフェニルメチルシ
リコーン樹脂のブチルアセテート溶液0.7mlと50%
強のメチルトリアセトキシシランのブチルアセテート溶
液0.3mlと5%強のジブチル錫ジラウレートのブチル
アセテート溶液0.1mlとをOH末端ポリジメチルシロ
キサン1mlとブチルアセテート5mlとの溶液に加える。
この溶液の50μlを水面上に(300cm2)拡げる。室
温(22℃)で2分後、フィルムは、架橋し、水面上で
粘弾性となる。続いて、それを支持体[登録商標セルガ
ード(Celgard)2400]に転写する。続く透過性の測定
および分離ファクタの決定は、酸素の透過性2〜4m3(S
TP)/m2h・バールと窒素に対する分離ファクタ1.9〜
2.3とを与える。
【0036】実施例 4:50%強のメチルトリアセト
キシシランのブチルアセテート溶液0.3mlと10%強
のグリシドオキシプロピルトリエトキシシランのブチル
アセテート溶液0.03mlと5%強のジブチル錫ジラウ
レートのブチルアセテート溶液0.1mlとをOH末端ポ
リジメチルシロキサン1mlとブチルアセテート5mlとの
溶液に加える。この溶液の200μlを水面上に(30
0cm2)拡げる。水温40℃で1分後、フィルムは、架橋
し、水面上で粘弾性となる。続いて、それを支持体[登
録商標セルガード(Celgard)2400]に転写し、乾燥オ
ーブン中、50℃で30分間、乾燥する。続く透過性の
測定および分離ファクタの決定は、酸素の透過性0.5
〜1m3(STP)/m2h・バールと窒素に対する分離ファクタ
1.9〜2.3とを与える。
【0037】実施例 5:50%強のメチルトリアセト
キシシランのブチルアセテート溶液0.3mlと5%強の
ジブチル錫ジラウレートのブチルアセテート溶液0.1
mlとをOH末端ポリジメチルシロキサン1mlとブチルア
セテート5mlとの溶液に加える。この溶液の50μlを
水面上に(300cm2)拡げる。水温40℃で1分後、フ
ィルムは、架橋し、水面上で粘弾性となる。続いて、そ
れを支持体[登録商標セルガード(Celgard)2400]に
転写し、乾燥オーブン中、50℃で30分間、乾燥す
る。続く塗装工程において、膜は、二無水2,2−ビス
[(3,4−ジカルボキシフェニル)ヘキサフルオロプ
ロパン酸と2,2−ビス(3−アミノフェニル)ヘキサ
フルオロプロパンとの可溶性の一部フッ素化したポリイ
ミドで塗装する[P.E. Cassidy et. al.J. Macromolec.
Sci. Rev. Macromol. Chem. Physic. C29, 365(1986),
compound XXXIV]。
【0038】このため、このポリイミド50mgのクロロ
ベンゼン1mlとジクロロメタン4mlとの溶液を調製す
る。この溶液50μlを温度30℃で水面に拡げる(ウ
オータキャスチング法)。溶剤を蒸発後、フィルムを膜
に転写し、乾燥オーブン中、40℃で30分間、乾燥す
る。続く透過性の測定および分離ファクタの決定は、酸
素の透過性0.1〜0.2m3(STP)/m2h・バールと窒素に
対する分離ファクタ5.5〜6.0とを与える。
【0039】実施例 6:エチルベンゾイン0.05ml
を(アクリルオキシプロピル)メチルシロキサンコポリ
マー(アクリルオキシプロピルの量比15〜20%)1
mlとブチルアセテート1mlとの溶液に加える。この溶液
300μlを水面上に(300cm2)拡げる。フィルム
は、窒素でガスシールする。フィルムをHg高圧ランプ
によって水面上で照射し、架橋させる。続いて、それを
支持体[登録商標セルガード(Celgard)2400]に転写
する。続く膜の透過性の測定および分離ファクタの決定
は、酸素の透過性0.5〜1m3(STP)/m2h・バールと窒素
に対する分離ファクタ1.9〜2.1とを与える。
【0040】実施例 7:50%強のメチルトリアセト
キシシランのブチルアセテート溶液0.3mlと5%強の
ジブチル錫ジラウレートのブチルアセテート溶液0.1
mlとをOH末端ポリジメチルシロキサン1mlとブチルア
セテート5mlとの溶液に加える。この溶液の50μlを
水面上に拡げる。水温30℃で1分後、フィルムは、水
面上で粘弾性となる。続いて、それを支持体[登録商標
セルガード(Celgard)2400]に転写する。続く塗装工
程において、膜は、二無水2,2−ビス[(3,4−ジ
カルボキシフェニル)ヘキサフルオロプロパン酸と2,
2−ビス(3−アミノフェニル)ヘキサフルオロプロパ
ンとの可溶性の一部フッ素化したポリイミドで塗装する
[P.E. Cassidy et. al.J. Macromolec. Sci. Rev. Mac
romol. Chem. Physic.C29, 365 (1986), compound XXXI
V]。このため、このポリイミド50mgのクロロベンゼン
1mlとジクロロメタン4mlとの溶液を調製する。この溶
液50μlを温度30℃で水面に拡げる。溶剤を蒸発
後、フィルムを膜に転写する。さらなる塗装工程におい
て、50%強のメチルトリアセトキシシランのブチルア
セテートのブチルアセテート溶液0.3mlと5%強のジ
ブチル錫ジラウレート0.1mlとをOH末端ポリジメチ
ルシロキサン1mlとブチルアセテート5mlとに加える。
この溶液の200μlを水面に拡げる。1分後後、フィ
ルムを膜に転写し、乾燥オーブン中、50℃で30分間
乾燥する。続くこの複合膜についての透過性の測定およ
び分離ファクタの決定は、酸素の透過性0.1〜0.2
m3(STP)/m2h・バールと窒素に対する分離ファクタ5.5
〜6.0とを与える。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C08L 83/04 LRM (72)発明者 ヴェルナー・ヒッケル ドイツ連邦共和国デー−67061 ルートヴ ィヒシャフェン,プファルツグラフェンシ ュトラーセ 65 (72)発明者 グンター・アッペル ドイツ連邦共和国デー−65795 ハッテル スハイム,バーンホフシュトラーセ 25ア ー (72)発明者 ヤッケリネ・バウアー ドイツ連邦共和国デー−61440 オーバー ウルゼル,ブライビスコプフシュトラーセ 67アー (72)発明者 ゲルハルト・ガイス ドイツ連邦共和国デー−65875 リーダー バッハ,アン・デア・ウンテルミューレ 2

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリマー溶液を水上の揮発性有機溶剤に
    拡げ、溶剤を蒸発させ、ポリマーを架橋し、形成された
    ポリマーフィルムを支持体膜に転写することを含む、複
    合膜を製造するための方法。
  2. 【請求項2】 ポリマーがポリシロキサンである、請求
    項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 ポリシロキサンがポリマー結合したOH
    基を介して架橋されている、請求項2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 使用される架橋剤が、加水分解可能なS
    iO結合を有する二官能性、三官能性または四官能性シ
    ランである、請求項3に記載の方法。
  5. 【請求項5】 使用される架橋剤が、トリアセトキシメ
    チルシランである、請求項4に記載の方法。
  6. 【請求項6】 架橋が、触媒の存在で行われる、請求項
    3に記載の方法。
  7. 【請求項7】 使用される触媒が錫塩である、請求項6
    に記載の方法。
  8. 【請求項8】 オレフィン性二重結合を有するポリマー
    が、放射線によって架橋される、請求項1または2に記
    載の方法。
  9. 【請求項9】 多孔質支持体膜上に少なくとも一つのポ
    リマー層を含み、このポリマー層が水面から支持体に転
    写され、架橋された複合膜。
  10. 【請求項10】 ポリマー層が保護層としての役割を果
    たす、請求項9に記載の複合膜。
  11. 【請求項11】 ポリマー層がポリシロキサンである、
    請求項9に記載の複合膜。
  12. 【請求項12】 架橋されたポリシロキサン層が、式: 【化1】 [式中、RおよびR1は、各々、互いに独立に、アルキ
    ル、フェニルまたはビニル基である。]で表される単位
    を含む、請求項11に記載の複合膜。
  13. 【請求項13】 ポリマー層が、ポリマー結合したOH
    基を介して架橋されている、請求項9に記載の複合膜。
  14. 【請求項14】 シリコーン層が、放射線によって架橋
    されている、請求項9に記載の複合膜。
  15. 【請求項15】 ガス分離、透過蒸発または気体透過の
    ための、請求項9に記載した複合膜の使用。
  16. 【請求項16】 透過選択層用の支持体としての請求項
    9に記載の複合膜の使用。
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