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JPH07304396A - 着脱式電子機器 - Google Patents

着脱式電子機器

Info

Publication number
JPH07304396A
JPH07304396A JP30987694A JP30987694A JPH07304396A JP H07304396 A JPH07304396 A JP H07304396A JP 30987694 A JP30987694 A JP 30987694A JP 30987694 A JP30987694 A JP 30987694A JP H07304396 A JPH07304396 A JP H07304396A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
device body
lock
handle
operating member
detection
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP30987694A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuhiko Takagi
勝彦 高木
Futoshi Ujiie
太 氏家
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Alpine Electronics Inc
Original Assignee
Alpine Electronics Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Alpine Electronics Inc filed Critical Alpine Electronics Inc
Priority to JP30987694A priority Critical patent/JPH07304396A/ja
Priority to GB9503516A priority patent/GB2287501B/en
Priority to US08/403,147 priority patent/US5610376A/en
Priority to DE1995109003 priority patent/DE19509003C2/de
Publication of JPH07304396A publication Critical patent/JPH07304396A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05BLOCKS; ACCESSORIES THEREFOR; HANDCUFFS
    • E05B47/00Operating or controlling locks or other fastening devices by electric or magnetic means
    • E05B47/02Movement of the bolt by electromagnetic means; Adaptation of locks, latches, or parts thereof, for movement of the bolt by electromagnetic means
    • E05B47/023Movement of the bolt by electromagnetic means; Adaptation of locks, latches, or parts thereof, for movement of the bolt by electromagnetic means the bolt moving pivotally or rotatively
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05BLOCKS; ACCESSORIES THEREFOR; HANDCUFFS
    • E05B47/00Operating or controlling locks or other fastening devices by electric or magnetic means
    • E05B47/0001Operating or controlling locks or other fastening devices by electric or magnetic means with electric actuators; Constructional features thereof
    • E05B47/0002Operating or controlling locks or other fastening devices by electric or magnetic means with electric actuators; Constructional features thereof with electromagnets
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05CBOLTS OR FASTENING DEVICES FOR WINGS, SPECIALLY FOR DOORS OR WINDOWS
    • E05C19/00Other devices specially designed for securing wings, e.g. with suction cups
    • E05C19/02Automatic catches, i.e. released by pull or pressure on the wing
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05BLOCKS; ACCESSORIES THEREFOR; HANDCUFFS
    • E05B47/00Operating or controlling locks or other fastening devices by electric or magnetic means
    • E05B47/0001Operating or controlling locks or other fastening devices by electric or magnetic means with electric actuators; Constructional features thereof
    • E05B47/0002Operating or controlling locks or other fastening devices by electric or magnetic means with electric actuators; Constructional features thereof with electromagnets
    • E05B47/0006Operating or controlling locks or other fastening devices by electric or magnetic means with electric actuators; Constructional features thereof with electromagnets having a non-movable core; with permanent magnet
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05CBOLTS OR FASTENING DEVICES FOR WINGS, SPECIALLY FOR DOORS OR WINDOWS
    • E05C3/00Fastening devices with bolts moving pivotally or rotatively
    • E05C3/12Fastening devices with bolts moving pivotally or rotatively with latching action
    • E05C3/14Fastening devices with bolts moving pivotally or rotatively with latching action with operating handle or equivalent member rigid with the latch
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T70/00Locks
    • Y10T70/50Special application
    • Y10T70/5009For portable articles
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T70/00Locks
    • Y10T70/50Special application
    • Y10T70/5889For automotive vehicles

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
  • Casings For Electric Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 固定部に機器本体が着脱自在で、さらに機器
本体に操作部材が着脱自在な着脱式電子機器において、
操作部材が取り出されたときに、固定部から機器本体が
離脱できないようにする。 【構成】 固定部20に機器本体10を装着し、ハンド
ル31を下向きに回動させるとロックアーム33が掛止
突部20aに当たり、機器本体10が固定部20にロッ
クされる。押釦51を押すとハンドル31が手前に回動
し、このハンドルを回動させるとロックアーム33と掛
止突部20aとの掛止が解除され、機器本体10を固定
部20から抜き出せる。操作部材13を機器本体10か
ら外すと、検知突起43と操作部材13との当接が外
れ、板ばね41により規制部材42が押釦51の後端に
掛止され、押釦51を押すことができずハンドル31が
持ちやすい位置まで回動できなくなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば車載用音響機器
などのように、固定部に対して機器本体が着脱自在であ
り、さらに機器本体に対して操作部材が着脱自在とされ
た電子機器に係り、特に操作部材が取り出されている状
態で、固定部から機器本体が離脱できないようにした着
脱式電子機器に関する。
【0002】
【従来の技術】図13は従来の着脱式の車載用音響機器
の部分側面図である。符号1は金属板などにより枠状に
形成された固定部であり、自動車の車内のコンソールパ
ネル内に埋設される。機器本体2は、筐体3とその前方
に固定されたノーズ部4とから成る。ノーズ部4の前面
には、操作部材13が着脱できるように取付けられてい
る。この操作部材13の前面が操作面13aであり、こ
の操作面13aに各種操作釦や液晶パネルなどが装備さ
れている。操作部材13とノーズ部4との間には、装着
された操作部材13を固定する固定機構が設けられてい
る。操作面13aには、固定解除釦13eが設けられて
おり、この固定解除釦13eが押されると、操作部材1
3とノーズ部4との固定が解除され、操作部材13をノ
ーズ部4から取り出すことができる。
【0003】さらに機器本体2のノーズ部4の左右両側
面には、支持軸5bが設けられ、この支持軸5bにより
ハンドル5が回動自在に支持されている。ハンドル5は
実線の状態でノーズ部4の両側面から下面に沿う位置に
収納され、また鎖線で示すようにノーズ部4の前方に延
びる位置へ回動できるようになっている。上記ハンドル
5にはピン7によりロックアーム6が回動自在に取付け
られている。筐体3の側面にはガイドピン8が固定さ
れ、前記ロックアーム6に形成されたガイド溝6bは、
ガイドピン8に摺動し、これによりハンドル5の回動に
伴ってロックアーム6が移動できるようになっている。
ロックアーム6の先端には掛止突部6aが、固定部1に
はロック穴1aが形成されている。
【0004】機器本体2を固定部1内に挿入し、ハンド
ル5を実線で示す位置に倒すと、ロックアーム6の先端
の掛止突部6aが、固定部1のロック穴1aに凹凸嵌合
して掛止され、機器本体2が固定部1から抜け出ないよ
うにロックされる。またノーズ部4の前面上部には、ハ
ンドル5を突出させるための押釦9が設けられている。
ハンドル5が実線の状態のときに、押釦9が押される
と、ノーズ部4の内部の付勢板9aが反時計方向へ回動
して、実線の位置にあるハンドル5が反時計方向へわず
かに回動させられ、ハンドル5が手で掴みやすい位置に
突出する。ハンドル5が反時計方向へ回動する際に、掛
止突部6aがロック穴1aから抜け出て、固定部1内で
の機器本体2のロックが解除される。さらにハンドル5
が図13にて鎖線で示す位置まで回動させられてA方向
へ引き出されると、機器本体2が固定部1から抜き出さ
れる。
【0005】この車載用音響装置では、機器本体2を固
定部1から抜き出し、自宅などに持ち帰ることにより、
駐車中などに機器本体2が盗まれたり破損されたりする
のが防止できるようになっている。また、例えば短時間
の駐車や停車中などでは、操作部材13のみを取り外
し、車外へ携帯することができる。操作部材13を取り
外すことにより、機器本体2内の電子回路や各種機構の
操作が不可能になる。操作部材13を外した状態の機器
本体2は操作制御が不能状態であり、このことから、機
器本体2のみを盗んだとしても無意味となり、これによ
り車中からの機器本体2の盗難を未然に防げるようにし
ている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、操作部
材13のみを機器本体2から取り出して車外にて携帯し
ているときに、ハンドル5を図13にて鎖線で示す方向
へ回動させれば、機器本体2を固定部1から取り外すこ
とが可能である。そのため、操作部材13を携帯して自
動車から離れたときに、何者かにより機器本体2が持ち
去られるおそれがある問題が残ったままである。
【0007】本発明は上記従来の課題を解決するもので
あり、操作部材が外されたときに、機器本体を固定部に
対し取り出すことができないようロックできるようにし
た着脱式電子機器を提供することを目的とするものであ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】第1の本発明は、固定部
に機器本体が着脱自在に取り付けられ、さらに機器本体
に対して操作部材が着脱自在に取り付けられた着脱式電
子機器において、機器本体が固定部から離脱するのを防
止するロック手段と、このロック手段のロックを解除す
るロック解除手段と、前記操作部材が機器本体に装着さ
れたことを検知して前記ロック解除手段によるロック解
除動作を可能とする検知手段とが、設けられていること
を特徴とするものである。
【0009】上記において、例えばロック手段は、固定
部に掛止される掛止部で、ロック解除手段は、機器本体
の取出し方向に延びる第1の位置とこの第1の位置に対
して倒れ方向となる第2の位置との間を回動し且つ第1
の位置に回動したときに前記掛止部の掛止を解除するハ
ンドルで、検知手段は、装着されるときの操作部材に押
される検知突起であり、前記ハンドルの第1の方向への
回動を規制する規制手段が設けられ、前記検知突起が押
されたときに前記規制手段による規制が解除されるもの
となる。
【0010】あるいは、ロック手段は、固定部に掛止さ
れる掛止部で、ロック解除手段は、機器本体の取出し方
向に延びる第1の位置とこの第1の位置に対して倒れ方
向となる第2の位置との間を回動し且つ第1の位置に回
動したときに前記掛止部の掛止を解除するハンドルで、
検知手段は、装着されるときの操作部材に押される検知
突起であり、ハンドルを第1の位置へ所定角度回動させ
る押釦と、この押釦が押されるのを規制する規制手段と
が設けられ、前記検知突起が押されたときに前記規制手
段による規制が解除されるものである。
【0011】または、ロック手段は、固定部に掛止され
る掛止部で、ロック解除手段は、前記掛止部の掛止を解
除するソレノイドや電磁石あるいはモータなどの電気駆
動源で、検知手段は、操作部材が機器本体に装着された
ことを電気的に検知するものであり、この検知手段によ
り操作部材の装着が検知された状態で且つ操作部材に設
けられた操作体(いずれかの操作釦)が操作されたとき
に前記電気駆動源が動作して前記掛止部の掛止が解除さ
れるものである。
【0012】第2の本発明は、固定部に機器本体が着脱
自在に取り付けられ、さらに機器本体に対して操作部材
が着脱自在に取り付けられた着脱式電子機器において、
機器本体が固定部から離脱するのを防止するロック手段
と、前記操作部材が機器本体に装着されたことを検知し
て前記ロック手段によるロックを解除する検知手段とが
設けられていることを特徴とするものである。
【0013】上記において、例えば、ロック手段は、固
定部に掛止される掛止レバーで、検知手段は、装着され
る操作部材に押される検知突起であり、この検知突起が
押されたときに、掛止レバーが掛止解除方向へ動作させ
られるものである。
【0014】あるいは、ロック手段は、固定部に掛止さ
れる掛止部で、検知手段は、操作部材が装着されたこと
を電気的に検知するものであり、前記掛止部の掛止を解
除するロック解除手段としてソレノイドや電磁石あるい
はモータなどの電気駆動源が設けられ、前記検知手段に
より操作部材の装着が検知されたときに前記電気駆動源
により掛止部の掛止が解除されるものである。
【0015】また、上記において検知手段が、操作部材
を電気的に検知するものである場合、検知手段として機
器本体と操作部材との間に設けられたコネクタの複数の
端子の一部を使用することが可能である。
【0016】
【作用】上記第1の発明では、機器本体がロック手段に
より固定部にロックされ、操作部材が機器本体から離脱
しているときには、ロック解除手段が動作できないよう
になっている。したがって、操作部材が機器本体から離
脱された状態で何者も機器本体を固定部から取り外すこ
とができなくなり、機器本体の盗難を防止できる。また
操作部材が機器本体に装着されると、前記ロック解除手
段によるロック解除動作が可能になる。したがって、操
作部材が取り付けられた状態の機器本体を車体などの固
定部から外して別の場所に保管することが可能になる。
【0017】上記ロック解除手段としてはハンドルを利
用することができる。このハンドルを、機器本体の取出
し方向に延びる第1の位置に回動させると、ロック手段
のロックが解除されて、機器本体を固定部から取り外す
ことが可能になり、ハンドルを第2の位置へ倒しておく
と機器本体が固定部に対しロックされる。このハンドル
が第1の方向へ回動するのを規制する規制手段を設け、
操作部材が機器本体に装着されたことが検知突起により
検知されたときに前記規制手段による規制を解除すれ
ば、操作部材が装着されているときにのみハンドルを第
1の方向へ回動させて、機器本体を固定部から離脱させ
ることが可能となる。
【0018】あるいは上記ハンドルを所定角度回動させ
る押釦を設ける。例えば第2の位置にあるハンドルが、
機器本体の前端の周囲などに収められて第2の位置のハ
ンドルを手で掴みにくいものとしておく。操作部材が機
器本体から離脱しているときに、規制手段により前記押
釦を押せない状態にしておくと、ハンドルを第1の位置
へ回動させることができなくなり、よってロック解除手
段によるロックを解除できず、機器本体を固定部から外
せなくなる。操作部材が機器本体に装着されると、前記
規制部材による規制が解除され、押釦が押せる状態にな
る。よって押釦を押してハンドルを手で掴む位置へ回動
させることができ、ハンドルを第1の位置へ回動させ
て、機器本体の固定部に対するロックを解除することが
可能になる。
【0019】あるいは、ロック手段として、固定部に掛
止される掛止部を設け、ロック解除手段として掛止部の
掛止を解除するソレノイドや電磁石やモータなどの電気
駆動源を設けることが可能である。この場合には、操作
部材が機器本体に装着されたことを電気的に検知し、こ
の検知により前記電気駆動源を駆動可能な状態に設定す
る。そして操作部材に設けられたいずれかの操作体(操
作釦など)を操作すると、前記電気駆動源が動作して、
掛止部が固定部から外れて機器本体を固定部から離脱で
きるようになる。この場合の電気的な検知手段として、
機器本体と操作部材との間に設けられたコネクタの複数
の端子の一部を使用することが可能である。
【0020】前記第2の本発明では、操作部材が機器本
体から外れているときには、ロック手段により機器本体
が固定部にロックされている。そして操作部材が機器本
体に装着されると、この装着が検知手段により検知さ
れ、直ちにロック手段によるロックが解除され、機器本
体を固定部から離脱させることが可能になる。
【0021】例えばロック手段は、固定部に掛止される
掛止レバーである。また機器本体には、装着される操作
部材により押される検知突起が設けられている。この検
知突起は、例えば掛止レバーと一体に形成される。操作
部材が機器本体に装着されると、前記検知突起が押さ
れ、掛止レバーが動作して固定部から外れ、機器本体を
固定部から離脱できるようになる。また検知突起は掛止
レバーと別体のものであってもよい。この場合には、装
着される操作部材により検知突起が押されると、リンク
機構などを介して掛止レバーが動作させられ、掛止レバ
ーが固定部から外れる。
【0022】また、ロック解除手段である掛止部が、ソ
レノイドや電磁石またはモータなどの電気動力源により
掛止解除方向へ駆動されるものであってもよい。この場
合には、操作部材が機器本体に装着されたことが電気的
な検知手段により検知され、このとき電気駆動源が動作
して、掛止部が固定部から外れ、直ちに機器本体が固定
部から離脱できるものとなる。この電気的な検知手段と
して、機器本体と操作部材との間に設けられたコネクタ
の複数の端子の一部を使用することも可能である。
【0023】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面により説明す
る。図1は本発明による着脱式電子機器の第1実施例と
して着脱式の車載用音響機器を示す斜視図、図2はその
部分側面図、図3はノーズ部の部分正面図、図4は図3
のIV−IV線の拡大断面図である。符号20は固定部
である。この固定部20は、金属製であり枠体形状また
は、箱体形状である。この固定部20は、自動車のコン
ソールパネル内に埋設されて固定される。この固定部2
0に対し、車載用音響機器の機器本体10が挿入でき且
つ取出しできるようになっている。
【0024】機器本体10は、金属製などのシャーシ1
1の前方に樹脂製の化粧部であるノーズ部12が取付け
られ、さらにノーズ部12の前面の凹部12a内に操作
部材13が着脱自在に設けられている。この実施例で
は、シャーシ11とノーズ部12とが一体になったもの
が機器本体10である。ノーズ部12の凹部12a内に
は、凹部底面12eから前方へ隆起する角筒状の挿入枠
12cが一体に形成されており、この挿入枠12c内に
カセットテープの挿入通路12dが形成されている。
【0025】操作部材13の前面は操作面13aであ
り、この操作面13aには、各種操作釦群14,15が
配列されている。また操作面13aには液晶パネルなど
の表示装置16が設置されている。操作部材13には表
裏面を貫通する挿入口13bが形成されており、操作部
材13がノーズ部12の凹部12a内に装着されたとき
に、この挿入口13bの内面と、前記挿入通路12dの
内面とが連続する。カセットテープは、操作部材13に
開口する挿入口13bから、ノーズ部12の挿入通路1
2d内を経てシャーシ11内のカセットテープ駆動機構
に装填される。ノーズ部12の凹部底面12eにはピン
コネクタ18が設けられ、操作部材13がノーズ部12
の凹部12a内に装着されると、このピンコネクタ18
を介して、操作部材13内に設けられた操作釦群14,
15により動作させられるスイッチ素子などと、シャー
シ11の内部回路などとが電気的に接続される。
【0026】ノーズ部12の図示右側の部分と、操作部
材13の右側面13cとには、互いに凹凸嵌合する掛止
部17が設けられている。この掛止部17は、ノーズ部
12から突出する一対の掛止突起17a,17aと、操
作部材13の右側面13cに形成された一対の掛止凹部
17b,17bとから構成されている。掛止突起17
a,17aと掛止凹部17b,17bとが凹凸嵌合する
ことにより、操作部材13の図示右側部分がノーズ部1
2に掛止される。ノーズ部12の凹部底面12eの図示
左側部分には固定機構19が設けられている。操作部材
13が前記掛止部17によりノーズ部12に掛止されて
α方向へ回動するように押し付けられると、この固定機
構19の固定爪19bが、操作部材13の背面の被固定
部13dに掛止され、操作部材13がノーズ部12に固
定される。
【0027】操作部材13の操作面13aには、前記固
定機構19による固定状態を解除するための固定解除釦
13eが設けられている。操作部材13がノーズ部12
の凹部12a内に固定されているときに固定解除釦13
eが押されると、前記固定爪19bと被固定部13dと
の固定が解除される。このとき固定機構19の一部分で
ある突出掛止部材19aが弾性的にノーズ部12の前方
へ突出し、操作部材13は掛止部17を支点としてβ方
向へ所定角度回動した姿勢で、突出掛止部材19aの先
端の爪19cにより仮掛止される。よって操作部材13
を掴みやすくなる。この操作部材13を掴んで手前に引
くと、前記爪19cによる仮掛止が外れ、操作部材13
をノーズ部12から取り外すことができる。
【0028】機器本体10のノーズ部12の両側面12
f,12fには、支持軸32によりハンドル31が回動
自在に取付けられている。このハンドル31は樹脂材料
によりコの字形状に形成されている。この実施例では、
ハンドル31が、機器本体10の固定部20に対するロ
ックを解除するためのロック解除手段として機能する。
【0029】ハンドル31は、ノーズ部12の前方にほ
ぼ垂直となって機器本体10の取出し方向Aへ延びる第
1の位置(図2の(イ))と、第2の位置(図2の
(ロ))との間を回動できるようになっている。第2の
位置に回動したハンドル31は、図1に示すように、機
器本体10の先端の周囲、すなわちノーズ部12の周囲
枠の左右両側面12f,12fと下面12gを囲むよう
な状態に収納される。
【0030】ハンドル31の左側面の内側には、ロック
アーム33が連結軸34により回動自在に連結されてい
る。このロックアーム33は円弧形状であり、ロックア
ーム33には円弧状の長穴33cが穿設されている。ノ
ーズ部12の後端には、シャーシ11の側部外面に設置
される支持片12hが形成されており、この支持片12
hにて、図示上下方向に形成された長穴12j内に付勢
ガイドピン35が挿入されている。この付勢ガイドピン
35はトーションスプリング37により図示上方へ付勢
されている。付勢ガイドピン35は長穴33c内に挿入
され、前記トーションスプリング37の付勢力がロック
アーム33に与えられて、ロックアーム33は、支持片
12hに形成された摺動段差12iに押し付けられてい
る。これにより、ロックアーム33に摺動負荷が与えら
れている。
【0031】一方、固定部20の側板の内面には掛止突
部20aが設けられている。この掛止突部20aは、金
属板である固定部20の側板の一部を内側へ切り起こす
ことなどにより隆起成形されている。図2に示すよう
に、機器本体10が固定部20内に挿入され、ハンドル
31が(ロ)で示す第2の位置へ移動すると、ロックア
ーム33が固定部20の内方へ延び、ロックアーム33
の先端の掛止部33fが掛止突部20aに当たり、機器
本体10が固定部20からA方向へ抜き出されるのが防
止される。この実施例では、ロックアーム33の掛止部
33fが、機器本体10を固定部20にロックするロッ
ク手段となり、ロックアーム33の掛止部33fと掛止
突部20aとで、ロック機構が構成されている。
【0032】図1と図2に示すように、ノーズ部12の
周囲枠の左側の前面には、押釦51が突設されている。
図2に示すように、押釦51はノーズ部12に対しC方
向へ直線的に退行できるように支持されている。押釦5
1にはピン52が固定され、このピン52が付勢板53
の長穴53b内に挿入されている。この付勢板53は、
ハンドル31を支持する支持軸32に回動自在に支持さ
れているものであり、その下端の付勢片53aは、ハン
ドル31の固定部20側の縁部に対向している。また付
勢板53は、トーションスプリング54により常に時計
方向へ付勢されており、これにより押釦51は常にノー
ズ部12から突出する方向(A方向)へ付勢されてい
る。
【0033】図3と図4に示すように、ノーズ部12の
上部の周囲枠12bの内部には、規制手段40が収めら
れている。この規制手段40には、付勢部材またはばね
部材としての板ばね41が設けられている。板ばね41
の基端(図示右端)は、ねじ止めや溶着などの固定手段
44によりノーズ部12の上部の周囲枠12bの内部に
固定されている。板ばね41の先部(図示左部)には、
規制部材42が固定され、この規制部材42は板ばね4
1により(ニ)方向へ付勢されている。前記押釦51が
A方向へ突出していると、(ニ)方向へ付勢されている
規制部材42は、押釦51の後端に掛止され、押釦51
のC方向への押圧操作ができないように規制される。
【0034】規制手段40における規制部材42よりも
図示右側には、操作部材13の装着を検知する検知手段
となる検知突起43が設けられている。この検知突起4
3は、規制部材42と一体に樹脂などにより形成され、
または規制部材42と別体で板ばね41に固定されてい
る。図4に示すようにノーズ部12の上部の周囲枠12
bの下面12pすなわちノーズ部12の凹部12a内に
向く面には、摺動穴12kが穿設され、前記検知突起4
3は、この摺動穴12k内を通過して凹部12a内へ突
出している。図4に示すように、検知突起43のA方向
に向く部分には傾斜部43aが形成されている。なお、
上記ノーズ部12の上部の周囲枠12bの下面12p
は、操作部材13が機器本体10に装着されたときに、
この操作部材13と嵌合する機器本体10の凹部12a
の周囲内面である。または、下面12pは、機器本体1
0に操作部材13が装着されてときに操作部材13の装
着方向と交叉する外面に向く面である。
【0035】次に、上記第1実施例の着脱式の車載用音
響機器の動作について説明する。前述のように、機器本
体10に対して操作部材13が装着されるときには、図
示右側の掛止部17にて掛止突起17aと掛止凹部17
bとを凹凸嵌合させ、操作部材13を前記掛止部17に
よる凹凸嵌合部を始点としてα方向へ回動させる。これ
により、操作部材13が機器本体10のノーズ部12に
形成された凹部12a内に装着され、固定機構19の固
定爪19bが操作部材13の被固定部13dと係合し、
操作部材13が固定される。
【0036】機器本体10を固定部20から外して所持
するときには、ロック解除手段であるハンドル31を、
第1の位置すなわち機器本体10の取出し方向(A方
向)へ向けて回動させる。このとき、連結軸34に引か
れてロックアーム33が図示右方向へ移動している。機
器本体10のシャーシ11を、固定部20内へ向けてC
方向へ挿入した後に、ハンドル31を第2の位置に向け
て回動させる。図1に示すように、ハンドル31が第2
の位置へ完全に回動させられると、ハンドル31はノー
ズ部12の両側面12f,12fと下面12gに沿う位
置に収納される。このときロックアーム33は付勢ガイ
ドピン35による摺動負荷を受けながら、図2に示す位
置まで回動し、ロック手段であるロックアーム33の先
端の掛止部33fが、掛止突部20aに当たり、機器本
体10が固定部20からA方向へ取り出せないようにロ
ックされる。
【0037】機器本体10が固定部20に挿入され、掛
止部33fと掛止突部20aとでロックされた状態で、
操作部材13の操作面13aに設けられた固定解除釦1
3eが押されると、固定機構19の固定爪19bと、操
作部材13の背面の被固定部13dとの係合が解除さ
れ、操作部材13に対する固定が解除される。このとき
固定機構19の一部である突出掛止部材19aがスプリ
ングの力によりノーズ部12の前方へ突出する。このと
き操作部材13の前記被固定部13dは、突出掛止部材
19aの爪19cに係合されたままであり、よって操作
部材13は、図示右側の掛止部17を支点としてβ方向
へ所定角度回動した時点で仮掛止される。
【0038】上記仮掛止状態にて操作部材13を掴み、
手前に引き出すと、被固定部13dと突出掛止部材19
aの爪19cとの係合が外れ、操作部材13がノーズ部
12から完全に離脱する。操作部材13がノーズ部12
の凹部12a内から抜き出されたとき、図3に示す規制
手段40では、板ばね41の弾性力により検知突起43
がノーズ部12の凹部12a内に突出させられ、また規
制部材42が(ニ)方向へ付勢されて押釦51の後面に
掛止された状態となる。よって押釦51をC方向へ押す
ことができなくなる。押釦51をC方向へ押すことがで
きないと、図2に示す付勢板53はトーションスプリン
グ54により時計方向へ回動したままとなり、この付勢
板53の下端の付勢片53aによりハンドル31をA方
向へ押し出すことができなくなる。
【0039】図1に示すように、ハンドル31が第2の
位置に回動しているときには、ノーズ部12の左右両側
面12f,12fと下面12gの周囲を囲む状態に収納
されている。また、固定部20とシャーシ11とは自動
車のコンソールパネル内に埋設され、ノーズ部12の前
面が、コンソールパネルの表面とほぼ同一面となってい
る。よって図1の状態でのハンドル31は、コンソール
パネルの表面の内部に引っ込んで、手で触りにくい位置
に入り込んでおり、ハンドル31を手で掴んで手前に引
き出すのは困難な状態となっている。そして前述のよう
に押釦51の押圧が規制されて付勢板53によりハンド
ル31をA方向へ回動させることができなくなっている
ため、ハンドル31を手で第1の方向へ回動させるのが
実質的に不可能になる。
【0040】このように、操作部材13が機器本体10
から離脱しているときには、規制手段40により押釦5
1が押せない状態になって、ロック解除手段であるハン
ドル31が移動できず、ロック手段である掛止部33f
と掛止突部20aとの掛止を解除できず、機器本体10
は固定部20から抜き出すことができないようにロック
される。
【0041】次に機器本体10が固定部20に対しロッ
クされている状態で、操作部材13がノーズ部12の凹
部12a内に装着されると、その装着経路にて、図4に
示すように操作部材13の背面の上縁部13fがノーズ
部12の周囲枠12bの下面12pから突出している検
知突起43の傾斜部43aに当たる。このまま操作部材
13がノーズ部12の凹部12a内に装着されると、検
知突起43が図3にて(ホ)方向へ押し上げられ、板ば
ね41も同方向へ押し上げられる。そして操作部材13
がノーズ部12の凹部12a内に完全に装着されると、
板ばね41に支持されている規制部材42が押釦51の
後端から上方へ抜け出る。その結果、押釦51をC方向
へ押圧操作できるようになる。
【0042】押釦51がC方向へ押されると、付勢板5
3が反時計方向へ回動し、その下端の付勢片53aによ
りハンドル31の固定部奥側の縁部がA方向へ押され、
ハンドル31が図2にて(ハ)で示す位置まで所定角度
回動する。押釦51が押されることにより、ハンドル3
1はノーズ部12の前方にて手で掴みやすい位置まで回
動できることになる。なお押釦51から手を離すと、ト
ーションスプリング54の弾性力により付勢板53が時
計方向へ回動し、押釦51は突出状態に復帰する。
【0043】(ハ)の位置に回動したハンドル31が手
で掴まれて(イ)の位置まで回動させられると、連結軸
34によりハンドル31に連結されているアーム33が
図2にて反時計方向へ回動移動し、アーム33の先端の
掛止部33fが掛止突部20aから外れ、機器本体10
の固定部20に対するロックが解除される。第1の位置
に回動したハンドル31を手で持って機器本体10をA
方向へ抜き出すと、シャーシ11が固定部20から取り
出される。
【0044】図5と図6は本発明の第2実施例を示して
いる。この実施例では、まず図5に示すように、ノーズ
部12の上部の周囲枠12bの下面12pすなわち凹部
12aに向く面に、凹部12aの深さ方向全長に延びる
溝12mが形成されている。規制手段40の基本的な構
造は図3と同じであるが、検知突起43はこの溝12m
内にて凹部12a方向へ突出している。一方、図6に示
すように、操作部材13の上面13gには、背面側(ノ
ーズ部12の凹部12aへの装着側)部分に突条部13
hが形成されている。操作部材13がノーズ部12の凹
部12a内に装着されるときに、上記突条部13hが溝
12m内に挿入され、突条部13hの上面により検知突
起43が(ホ)方向へ押され、規制部材42が押釦51
の後端から上方へ抜け出るようになっている。
【0045】この実施例では、ノーズ部12の上部の周
囲枠12bの下面12p(凹部12aに向く面)にて、
溝12m内に検知突起43が突出しているので、周囲枠
12bの下面12pを指で触ったときに溝12m内の検
知突起43に触れることができない。このように指で検
知突起43を(ホ)方向へ押せない構造とすることによ
り、押釦51の押圧操作を確実に規制できることにな
り、操作部材13が取り出されている状態での機器本体
10の盗難防止効果を高めることができる。上記図3と
図5に示した実施例での規制手段40では、付勢部材ま
たはばね部材として板ばね41が使用され、規制部材4
2と検知突起43とがこの板ばね41に固定されている
が、規制手段はこのような構造に限られるものではな
い。
【0046】例えば規制部材42と検知突起43とが一
体になったものが、ピンを支点として(ニ)−(ホ)方
向へ回動自在に支持され、あるいは規制部材42と検知
突起43とが一体になったものが図3と図5の上下方向
へ直線移動できるように支持され、規制部材42と検知
突起43とが一体になったものが、板ばねやコイルスプ
リングや他のばね部材などを使用した付勢部材により
(ニ)方向または下方向へ付勢されていてもよい。また
規制部材42は押釦51の後端に掛止されるものに限ら
れず、押釦51に溝が形成され、規制部材42がこの溝
に嵌合掛止されることにより、押釦51のC方向への押
圧動作が規制されるものであってもよい。
【0047】すなわち上記実施例での規制手段は、突出
状態の押釦に対しその押圧動作を阻止できる方向(また
は押釦に掛止される方向)へ移動できる規制部材と、こ
の規制部材を押釦の押圧動作を阻止できる方向(または
押釦に掛止される方向)へ付勢する付勢部材と、装着さ
れる操作部材の装着方向と交叉する外面に向けて突出す
る検知突起、とから構成され、装着される操作部材の前
記外面により検知突起が押されたときに、前記規制部材
が押釦から離れる方向へ移動させられるものである。
【0048】また図5と図6に示す実施例では、機器本
体に装着された操作部材の前記外面に対面する部分に溝
が形成されて、前記検知突起がこの溝内にて操作部材に
向く方向へ突出し、操作部材には前記溝内に入り前記検
知突起を押すことのできる突起または突部あるいは突条
部が形成されているものである。
【0049】あるいは、図5において、周囲枠12bの
下面12pに、ノーズ部12の前方から見ることのでき
ない丸穴などの穴が形成され、検知突起43がこの穴の
中に位置し、一方、操作部材13の上面に弾性的に突出
する突起が設けられ、操作部材13がノーズ部12の凹
部12a内に装着されたときに、操作部材13の上面の
突起が周囲枠12bの下面12pに当たって一旦退行
し、操作部材13がノーズ部12の凹部12a内に完全
に装着されたときに、この突起が前記丸穴などの穴内に
弾性的に突出し、突起により検知突起43が(ホ)方向
へ押され、規制部材42による押釦51への規制が解除
される構造であってもよい。この場合には、検知突起4
3ではなく、規制手段40に操作部材の一部により押圧
される突起以外の解除部が設けられていればよい。
【0050】すなわち、この実施例を含む本発明は、規
制手段が、突出状態の押釦に対しその押圧動作を阻止で
きる方向(または押釦に掛止される方向)へ移動できる
規制部材と、この規制部材を押釦の押圧動作を阻止でき
る方向(または押釦に掛止される方向)へ付勢する付勢
部材と、操作部材の一部により押圧される解除部とから
構成され、操作部材が機器本体に装着され、操作部材の
一部により解除部が押されると、規制部材が押釦の規制
を解除できる方向へ移動させられるものである。
【0051】図7は、本発明の第3実施例を示してい
る。この実施例では、図1に示す実施例と同様に、ロッ
ク手段となるロックアーム33の掛止部33fが設けら
れ、この掛止部33fが掛止突部20aに掛止されるこ
とにより、機器本体10が固定部20に対してロックさ
れる。またこのロック手段によるロックを解除するロッ
ク解除手段としてハンドル31が設けられている。そし
てこのハンドル31が、規制手段60により直接に、第
2の位置(ロ)に規制されるものとなっている。すなわ
ち、上記規制手段60は、ノーズ部12の下側の周囲枠
内に収められ、操作部材13が機器本体10から取り出
されたときに、ハンドル31の第1の位置方向への回動
そのものを規制できるものとなっている。
【0052】機器本体10(ノーズ部12の周囲枠)に
は、第2の位置へ回動したハンドル31に凹凸嵌合して
ハンドル31の第1の位置への回動を規制する規制部材
63が設けられている。この規制部材63は支点61を
中心として回動するアーム62に固定され、付勢部材ま
たはばね部材としての板ばね65により、規制部材63
はハンドル31の回動を規制できる方向(またはハンド
ル31に形成された穴または凹部に嵌合できる方向)へ
付勢されている。規制手段60には、規制部材63がハ
ンドル31を規制しているときに、操作部材の一部によ
り押される位置にある検知突起64が設けられ、操作部
材13が機器本体10(ノーズ部12)に完全に装着さ
れたときに、検知突起64が操作部材13の一部により
押され、これにより規制部材63はハンドル31の規制
を解除する方向へ移動させられるものである。
【0053】この実施例では、機器本体10から操作部
材13が取り外されると、ハンドル31が回動しなくな
るため、ハンドル31を回動させることもまた押釦51
を押すこともできなくなり、よって機器本体10が固定
部20から取り出せなくなる。
【0054】また図7の実施例においても、図5に示し
たのと同様に、ノーズ部12の周囲枠に形成された溝
(12m)内に検知突起64を位置させ、操作部材13
の下面に図6に示したような突条部を設け、この突条部
を溝に嵌合させ、検知突起64を押せるようにしてもよ
い。あるいは図7の実施例において、下側の周囲枠の上
面に、ノーズ部12の前方から見ることのできない丸穴
などの穴が形成され、検知突起64がこの穴の中に位置
し、一方、操作部材13の下面に弾性的に突出する突起
が設けられ、操作部材13がノーズ部12の凹部12a
内に装着されたときに、突起が丸穴内などに弾性的に突
出し、この突起により検知突起64が押され、規制部材
63によるハンドル31の規制が解除される構造であっ
てもよい。
【0055】図8は本発明の第4実施例を示す車載用音
響機器の側面図、図9は、操作部材13が装着される部
分を示す断面図である。図8に示すように、この実施例
では、装置本体10のノーズ部12の左右両側面に支持
軸32によりハンドル31が回動自在に支持されてい
る。またノーズ部12の前方には押釦51が突出してお
り、この押釦51がC方向へ押されると、付勢板53が
支持軸32を中心として反時計方向へ回動し、この付勢
板53によりハンドル31が反時計方向へ回動して掴み
やすい位置となる。ただし、この実施例では、ハンドル
31は、固定部20に対する機器本体10のロックまた
はロック解除に関与していない。
【0056】図9に示すように、機器本体10の内部の
上方に、ロック手段として機能する掛止レバー70が設
けられている。この掛止レバー70はノーズ部12の内
部に設けられた支持軸71により回動自在に支持されて
いる。また掛止レバー70は、トーションスプリング7
2により時計方向へ付勢されている。前記掛止レバー7
0の図示左側の先端には掛止突部70aが一体に形成さ
れ、固定部20には、掛止突部70aが挿入されて掛止
される掛止穴20bが穿設されている。掛止レバー70
の図示右端には、検知手段としての検知突起70bが一
体に形成されている。トーションスプリング72によ
り、掛止レバー70が時計方向へ回動させられた状態で
は、検知突起70bは、ノーズ部12の上側の周囲枠1
2bの下面12pから凹部12a内に向けて突出してい
る。
【0057】この実施例では、機器本体10が固定部2
0に挿入されて装着された状態で、機器本体10の前方
であるノーズ部12の凹部12aから、操作部材13を
離脱させると、トーションスプリング72により付勢さ
れている掛止レバー70が時計方向へ回動し、掛止突部
70aが掛止穴20bに嵌合し、機器本体10が固定部
20に対してロックされる。よってハンドル31を図8
にて鎖線で示す位置に回動させて機器本体10を引っ張
ったとしても、機器本体10は固定部20内から抜け出
ることはない。
【0058】ノーズ部12の凹部12a内に操作部材1
3を装着すると、固定機構19(図1参照)により操作
部材13が機器本体10に固定される。操作部材13が
凹部12a内に装着されるときに、操作部材13の上面
が検知突起70bに当たり、検知突起70bが押されて
掛止レバー70が反時計方向へ回動させられる。この回
動により掛止突部70aが掛止穴20bから抜け出て、
ロック手段である規制レバー70によるロックが解除さ
れる。よって操作部材13が機器本体10に装着されて
いるときには、機器本体10は固定部20から抜け出る
ことができない。
【0059】また図9の実施例においても、図5に示し
たのと同様に、ノーズ部12の周囲枠に形成された溝1
2m内に検知突起70bを位置させ、操作部材13の上
面13gに図6に示したような突条部13hを設け、こ
の突条部13hを溝12mに嵌合させ、検知突起70b
を押せるようにしてもよい。あるいは図9の実施例にお
いて、ノーズ部の周囲枠の下面12pに、ノーズ部12
の前方から見ることのできない丸穴などの穴が形成さ
れ、検知突起70bがこの穴の中に位置し、一方、操作
部材13の上面13gに弾性的に突出する突起が設けら
れ、操作部材13がノーズ部12の凹部12a内に装着
されたときに、突起が前記穴内に弾性的に突出し、この
突起により検知突起70bが押される構造であってもよ
い。
【0060】図10は本発明の第5実施例を示すもので
あり、車載用音響機器の前面の操作部材が装着される部
分を示す断面図である。この実施例でも図8に示したの
と同様に、ハンドル31および押釦51が設けられてい
るが、ハンドル31は、機器本体10の固定部20に対
するロックおよびロック解除には関与していない。
【0061】図10に示す実施例では、機器本体10の
内部の上方位置に、ロック手段として磁性材料製の掛止
レバー80が設けられている。この掛止レバー80は、
支持軸81により回動自在に支持されている。掛止レバ
ー80の図示右側の先端には掛止部80aが一体に形成
されている。掛止レバー80はスプリング82により反
時計方向へ付勢されており、この付勢力により前記掛止
部80aがシャーシ11の上面から突出している。また
固定部20には、前記掛止部80aが挿入されて掛止さ
れる掛止穴20bが穿設されている。
【0062】シャーシ11内にはロック解除部材として
電気駆動源である電磁石(ソレノイド)83が設けられ
ている。電磁石83に通電されると、電磁石83に掛止
レバー80が吸引され、掛止レバー80が時計方向へ回
動する。またノーズ部12の凹部12aの底面12eに
は、操作部材13の装着を検知する検知手段85が設け
られている。検知手段85は、底面12eから突出する
検知ピン86と、この検知ピン86を突出方向へ付勢す
るスプリング87と、検知ピン86がC方向へ後退した
ことを検知する電気スイッチ88とから構成されてい
る。
【0063】この実施例では、機器本体10に操作部材
13が装着されたことが検知されていないときには、電
磁石83に通電されない。よって掛止レバー80は電磁
石83に吸引されず、反時計方向へ回動したままであ
る。反時計方向へ回動した掛止レバー80の掛止部80
aは掛止穴20bに挿入されて掛止され、機器本体10
は固定部20から抜け出ることができない状態にロック
される。
【0064】機器本体10が固定部20にロックされて
いる状態で、ノーズ部12の凹部12a内に操作部材1
3が装着され、固定機構19(図1参照)により固定さ
れると、操作部材13の背面13iにより、検知手段8
5の検知ピン86がC方向へ押され、電気スイッチ88
の接点が切換えられる。電気スイッチ88の状態は制御
部89により監視されており、電気スイッチ88が切換
えられたときに、制御部89の制御動作により駆動電源
部(図示せず)から電磁石83に電力が与えられる。電
磁石83が通電されると、掛止レバー80が吸着されて
時計方向へ回動し、掛止部80aが掛止穴20bから抜
け出て、ロック手段によるロックが解除される。よっ
て、機器本体10のハンドル31を引っ張ると、機器本
体10は固定部20から抜け出ることができる。
【0065】また、図10に示す実施例では、操作部材
13がノーズ部12に装着され、この装着が電気スイッ
チ88により検知されたときに、制御部89の制御動作
により電磁石83に直ちに通電して掛止レバー80のロ
ックを解除しているが、電気スイッチ88により操作部
材13の装着が検知されたときに、電磁石83に直ちに
通電しなくてもよい。すなわち、ノーズ部12にはピン
コネクタ18が設けられ、操作部材13の背面13iに
は、ピンコネクタ18に接続されるコネクタ90が設け
られ、操作部材13がノーズ部12に装着された時点
で、操作部材13に設けられた操作釦群14,15の操
作信号を機器本体10側の制御部89に与えることが可
能であるため、この操作部材13側からの操作によりロ
ックを解除することが可能となる。
【0066】まず操作部材13が装着されたことが電気
スイッチ88により検知された時点で、制御部89では
電磁石83に通電可能な待機状態となる。この待機状態
のときに、前記操作釦群14,15のいずれかの操作体
が押されると、その操作信号はコネクタ90と18を介
して制御部89に与えられる。制御部89ではこの操作
信号を受けた時点で電磁石83に通電し、掛止レバー8
0を回動させて、機器本体10の固定部20に対するロ
ックを解除する。操作釦群14,15のいずれか1つま
たは複数の操作体を押すことを暗証としてユーザが記憶
しておけば、操作部材13が機器本体10に装着された
状態では、この暗証を知る者しかロックを解除できない
ことになり、盗難防止効果を高めることができる。
【0067】図11は、図10の実施例の変形例を示し
ている。図11では、ロック手段としての掛止レバー8
0や、ロック解除手段としての電磁石83が、図10に
示したものと同じものである。図10では、操作部材1
3が機器本体10に装着されたことを検知する検知手段
85が設けられているが、図11では、検知手段85が
設けられておらず、ピンコネクタ18とコネクタ90の
複数の端子の一部が検知手段として機能するものとなっ
ている。
【0068】まず、上記ピンコネクタ18とコネクタ9
0が接続された時点で、操作部材13が機器本体10に
装着されたことを検知し、この時点で直ちにロック解除
手段である電磁石83に通電することが可能である。例
えば、図12(A)では、ピンコネクタ18の一対の端
子18a,18bと、操作部材13側のコネクタ90の
一対の端子90a,90bとが導通するものとなってい
る。コネクタ90側の端子90aと90bを短絡させて
おくと、ピンコネクタ18とコネクタ90とが接続され
た時点で、直ちに制御部89において、操作部材13が
装着されたことが検知される。
【0069】あるいは図12(B)に示すように、両コ
ネクタ18と90の複数の端子のうち、電力供給用の端
子18c,18dと90c,90dを使用して、操作部
材13が装着されたか否かの検知動作を行うことができ
る。操作部材13側のコネクタ90の電力供給端子90
cと90dには、操作部材13内の照明用ランプやその
他の部品から成る負荷抵抗R1が接続されている。ま
た、機器本体10側のピンコネクタ18の電力供給端子
18c,18dには電源91が接続されている。端子1
8c,18dと90c,90dとが接続されているとき
と接続されていないときとで、検出抵抗R2に流れる電
流が当然に相違する。よって端子18cと18dに検出
に使用する微弱の電流を与えておき、検出抵抗R2の電
圧を監視し、または電流を監視することにより、操作部
材13が装着されたか否かを制御部89により直ちに認
識できる。
【0070】図12(A)と(B)に示す回路を図10
に示す検知手段85の代わりに使用すると、操作部材1
3が機器本体10に装着された時点で、制御部89にて
これが検知され、この時点で直ちに電磁石83に通電が
なされ、掛止レバー80が吸引されて機器本体10の固
定部20に対するロックが解除される。よって、操作部
材13を機器本体10に装着した時点で、機器本体10
を固定部20から外すことが可能になる。
【0071】また、ピンコネクタ18とコネクタ90と
の接続を利用して、次のような制御も可能である。ピン
コネクタ18とコネクタ90とが接続されたときに、特
に図12に示すような特別な検知を行わず、単にピンコ
ネクタ18とコネクタ90とが接続された時点で、操作
部材13が機器本体10に装着された検知状態(接続状
態)とする。そして、操作部材13に設けられた操作釦
群14,15のいずれかの操作体が押され、この信号が
コネクタ18と90を介して制御部89に入力された時
点で、電磁石83に通電し、掛止レバー80を吸着させ
て、固定部20に対する機器本体10のロックを解除す
る。この場合も、操作釦群14,15のいずれか1つま
たは複数の操作体を暗証としてユーザが記憶しておき、
この操作体が押されたときに制御部89によりロック解
除を行う。この場合には、暗証を使用できて、盗難防止
効果を高め、また図10に示す検知手段85を特別に設
ける必要がないため、機器本体10の構造を簡単にでき
るものとなる。
【0072】また、図9、図10、図11に示される掛
止レバー70,80では、掛止突部70a,80aのC
方向の縁部が傾斜面70c,80bになっている。よっ
て機器本体10を固定部20に挿入するときには、前記
傾斜面70c,80bが固定部20の先端に当たって、
掛止突部70a,80aがシャーシ11内に引っ込み、
機器本体10が固定部20に確実に装着された時点で、
掛止突部70a,80bが掛止穴20bに嵌合するもの
となる。なお、本発明の着脱式電子機器は、車載用音響
機器の他、船舶に搭載される音響機器や、音響機器以外
のナビゲーションシステム用の機器などに実施可能であ
る。
【0073】
【発明の効果】以上のように本発明では、操作部材が機
器本体から外されたときに、機器本体と固定部とのロッ
クが解除されず、機器本体が固定部にロックされたまま
の状態となる。よって、操作部材が外れた機器本体が固
定部から外されて盗まれるなどの問題がなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の着脱式の車載用音響機器
を示す斜視図、
【図2】図1に示す車載用音響機器にて、ハンドルが第
2の位置にある状態を示す部分側面図、
【図3】ノーズ部の一部分および規制手段の構造を示す
部分正面図、
【図4】図3のIV−IV線の拡大断面図、
【図5】本発明の第2実施例を示すものであり、規制手
段が設けられたノーズ部の部分正面図、
【図6】図5に示すノーズ部に装着される操作部材の部
分斜視図、
【図7】本発明の第3実施例を示すものであり、ハンド
ルを規制する規制手段を有するノーズ部の部分正面図、
【図8】本発明の第4実施例の着脱式の車載用音響機器
を示すものであり、操作部材が装着される部分の側面
図、
【図9】第4実施例の操作部材が装着される部分を示す
断面図、
【図10】本発明の第5実施例の着脱式の車載用音響機
器を示すものであり、操作部材が装着される部分の断面
図、
【図11】図10の実施例の変形例を示すものであり、
操作部材が装着される部分の断面図、
【図12】(A)(B)は、コネクタを検知手段として
使用した場合の回路構成図、
【図13】従来の着脱式の車載用音響機器の部分側面
図、
【符号の説明】
10 機器本体 11 シャーシ 12 ノーズ部 12a 凹部 13 操作部材 13e 固定解除釦 17 掛止部 18 ピンコネクタ 19 固定機構 20 固定部 20a 掛止突部 31 ハンドル(ロック解除手段) 32 支持軸 33 ロックアーム 33f 掛止部(ロック解除手段) 40 規制手段 41 板ばね 42 規制部材 43 検知突起 51 押釦 53 付勢板 70 掛止レバー 70a 掛止突部 70b 検知突起 80 掛止レバー 80a 掛止部 83 電磁石(ロック解除手段) 85 検知手段 90 コネクタ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定部に機器本体が着脱自在に取り付け
    られ、さらに機器本体に対して操作部材が着脱自在に取
    り付けられた着脱式電子機器において、機器本体が固定
    部から離脱するのを防止するロック手段と、このロック
    手段のロックを解除するロック解除手段と、前記操作部
    材が機器本体に装着されたことを検知して前記ロック解
    除手段によるロック解除動作を可能とする検知手段と
    が、設けられていることを特徴とする着脱式電子機器。
  2. 【請求項2】 ロック手段は、固定部に掛止される掛止
    部で、ロック解除手段は、機器本体の取出し方向に延び
    る第1の位置とこの第1の位置に対して倒れ方向となる
    第2の位置との間を回動し且つ第1の位置に回動したと
    きに前記掛止部の掛止を解除するハンドルで、検知手段
    は、装着されるときの操作部材に押される検知突起であ
    り、前記ハンドルの第1の方向への回動を規制する規制
    手段が設けられ、前記検知突起が押されたときに前記規
    制手段による規制が解除される請求項1記載の着脱式電
    子機器。
  3. 【請求項3】 ロック手段は、固定部に掛止される掛止
    部で、ロック解除手段は、機器本体の取出し方向に延び
    る第1の位置とこの第1の位置に対して倒れ方向となる
    第2の位置との間を回動し且つ第1の位置に回動したと
    きに前記掛止部の掛止を解除するハンドルで、検知手段
    は、装着されるときの操作部材に押される検知突起であ
    り、ハンドルを第1の位置へ所定角度回動させる押釦
    と、この押釦が押されるのを規制する規制手段とが設け
    られ、前記検知突起が押されたときに前記規制手段によ
    る規制が解除される請求項1記載の着脱式電子機器。
  4. 【請求項4】 ロック手段は、固定部に掛止される掛止
    部で、ロック解除手段は、前記掛止部の掛止を解除する
    電気駆動源で、検知手段は、操作部材が機器本体に装着
    されたことを電気的に検知するものであり、この検知手
    段により操作部材の装着が検知された状態で且つ操作部
    材に設けられた操作体が操作されたときに前記電気駆動
    源が動作して前記掛止部の掛止が解除される請求項1記
    載の着脱式電子機器。
  5. 【請求項5】 固定部に機器本体が着脱自在に取り付け
    られ、さらに機器本体に対して操作部材が着脱自在に取
    り付けられた着脱式電子機器において、機器本体が固定
    部から離脱するのを防止するロック手段と、前記操作部
    材が機器本体に装着されたことを検知して前記ロック手
    段によるロックを解除する検知手段とが設けられている
    ことを特徴とする着脱式電子機器。
  6. 【請求項6】 ロック手段は、固定部に掛止される掛止
    レバーで、検知手段は、装着される操作部材に押される
    検知突起であり、この検知突起が押されたときに、掛止
    レバーが掛止解除方向へ動作させられる請求項5記載の
    着脱式電子機器。
  7. 【請求項7】 ロック手段は、固定部に掛止される掛止
    部で、検知手段は、操作部材が装着されたことを電気的
    に検知するものであり、前記掛止部の掛止を解除するロ
    ック解除手段として電気駆動源が設けられ、前記検知手
    段により操作部材の装着が検知されたときに電気駆動源
    により掛止部の掛止が解除される請求項5記載の着脱式
    電子機器。
  8. 【請求項8】 検知手段として、機器本体と操作部材と
    の間に設けられたコネクタの複数の端子の一部が使用さ
    れる請求項4または7記載の着脱式電子機器。
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