JPH0729753Y2 - 電動機の速度制御装置 - Google Patents
電動機の速度制御装置Info
- Publication number
- JPH0729753Y2 JPH0729753Y2 JP1986085250U JP8525086U JPH0729753Y2 JP H0729753 Y2 JPH0729753 Y2 JP H0729753Y2 JP 1986085250 U JP1986085250 U JP 1986085250U JP 8525086 U JP8525086 U JP 8525086U JP H0729753 Y2 JPH0729753 Y2 JP H0729753Y2
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- Japan
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- converter
- electric motor
- speed control
- analog signal
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Links
- 230000004044 response Effects 0.000 claims description 8
- 230000010354 integration Effects 0.000 claims description 4
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 4
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- 241000723353 Chrysanthemum Species 0.000 description 1
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Landscapes
- Control Of Electric Motors In General (AREA)
- Control Of Ac Motors In General (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 A.産業上の利用分野 本考案は、F/V変換器(周波数−電圧変換器)を速度制
御系に持つ電動機の速度制御装置に関する。
御系に持つ電動機の速度制御装置に関する。
B.考案の概要 本考案は、デイジタル設定値とデイジタル検出値との偏
差をF/V変換器によつてアナログ信号に変換して電動機
駆動用インバータの周波数,電圧を制御する速度制御装
置において、 F/V変換信号を微分要素で一次進み補償しかつ一次遅れ
積分要素でリツプルを低減する補償回路を備えることに
より、 速度制御の応答性及び精度を向上できるようにしたもの
である。
差をF/V変換器によつてアナログ信号に変換して電動機
駆動用インバータの周波数,電圧を制御する速度制御装
置において、 F/V変換信号を微分要素で一次進み補償しかつ一次遅れ
積分要素でリツプルを低減する補償回路を備えることに
より、 速度制御の応答性及び精度を向上できるようにしたもの
である。
C.従来の技術 誘導電動機の速度制御装置は、インバータを駆動電源と
して速度フイードバツクによるインバータの出力周波
数,電圧を制御するものが多い。このフイードバツク方
式でしかもアナログ信号によるインバータ制御にした速
度制御装置において、速度設定をコンピユータにより設
定又はデイジタル信号による遠隔設定するために、第3
図に示す構成のものがある。デイジスイツチ等のデイジ
タル設定器1の設定値とパルスピツクアツプ等の電動機
2の速度検出器3の検出値とを比較器4によつて引算
し、この偏差をF/V変換器5によつて電圧信号に変換
し、さらにアンプ6を通してインバータ本体7の周波数
・電圧指令とする。
して速度フイードバツクによるインバータの出力周波
数,電圧を制御するものが多い。このフイードバツク方
式でしかもアナログ信号によるインバータ制御にした速
度制御装置において、速度設定をコンピユータにより設
定又はデイジタル信号による遠隔設定するために、第3
図に示す構成のものがある。デイジスイツチ等のデイジ
タル設定器1の設定値とパルスピツクアツプ等の電動機
2の速度検出器3の検出値とを比較器4によつて引算
し、この偏差をF/V変換器5によつて電圧信号に変換
し、さらにアンプ6を通してインバータ本体7の周波数
・電圧指令とする。
D.考案が解決しようとする問題点 F/V変換器を制御系に持つ速度制御装置において、F/V変
換器5はD/A変換器や積分回路が使用されるが、変換精
度を高くしようとするとその応答遅れが比較的大きくな
り、例えば50〜60msもの遅れになつてしまう。このた
め、従来の制御装置では電動機の速度一定制御が負荷の
変化等による外乱に対して変動し易くなり、可変速制御
を行うものでは応答遅れになる問題があつた。
換器5はD/A変換器や積分回路が使用されるが、変換精
度を高くしようとするとその応答遅れが比較的大きくな
り、例えば50〜60msもの遅れになつてしまう。このた
め、従来の制御装置では電動機の速度一定制御が負荷の
変化等による外乱に対して変動し易くなり、可変速制御
を行うものでは応答遅れになる問題があつた。
E.問題点を解決するための手段と作用 本考案は、上記問題点に鑑みてなされたもので、デイジ
タル設定値とデイジタル検出値との偏差をF/V変換器に
よつてアナログ信号に変換し、このアナログ信号によつ
て電動機駆動用インバータの出力周波数,電圧を制御す
る速度制御装置において、前記F/V変換器の出力を入力
とし該F/V変換器の応答遅れを一次進み補償する微分要
素と該F/V変換器の出力に含まれるリツプル分を低減す
る一次遅れ積分要素とを有して前記アナログ信号を得る
補償回路を備え、F/V変換器の精度を下げて応答性を上
げ、補償回路によつて応答性をさらに高めかつリツプル
分の上昇を抑制する。
タル設定値とデイジタル検出値との偏差をF/V変換器に
よつてアナログ信号に変換し、このアナログ信号によつ
て電動機駆動用インバータの出力周波数,電圧を制御す
る速度制御装置において、前記F/V変換器の出力を入力
とし該F/V変換器の応答遅れを一次進み補償する微分要
素と該F/V変換器の出力に含まれるリツプル分を低減す
る一次遅れ積分要素とを有して前記アナログ信号を得る
補償回路を備え、F/V変換器の精度を下げて応答性を上
げ、補償回路によつて応答性をさらに高めかつリツプル
分の上昇を抑制する。
F.実施例 第1図は本考案の一実施例を示す要部回路図である。F/
V変換器5の出力は補償回路6Aを通してインバータ本体
7の入力としている。この補償回路6Aは、従来のアンプ
6を兼ねるもので演算増幅器OPの入力回路に抵抗R1と、
この抵抗R1に並列に抵抗R2とコンデンサC1の直列回路を
具え、帰還回路に抵抗R3とコンデンサC2の並列回路を具
える。
V変換器5の出力は補償回路6Aを通してインバータ本体
7の入力としている。この補償回路6Aは、従来のアンプ
6を兼ねるもので演算増幅器OPの入力回路に抵抗R1と、
この抵抗R1に並列に抵抗R2とコンデンサC1の直列回路を
具え、帰還回路に抵抗R3とコンデンサC2の並列回路を具
える。
このような補償回路6Aにおいて、抵抗R1とR3の比はアン
プ6のゲインに合わされるゲイン設定要素にされ、抵抗
R2とコンデンサC1はF/V変換器5の応答遅れを補償する
ための一次進み微分要素にされ、コンデンサC2はF/V変
換器5の出力に含まれるリツプリ分を低減するための一
次遅れ積分要素にされる。
プ6のゲインに合わされるゲイン設定要素にされ、抵抗
R2とコンデンサC1はF/V変換器5の応答遅れを補償する
ための一次進み微分要素にされ、コンデンサC2はF/V変
換器5の出力に含まれるリツプリ分を低減するための一
次遅れ積分要素にされる。
上述の構成によれば、補償回路6Aによつて、F/V変換器
5の応答遅れ分が進み補償されて少ない遅れになるし、
この補償に加えて入力に含まれるリツプル分の低減にな
る。このことは、F/V変換器5の変換精度を多少犠牲に
した構成にしてその応答性を改善することができ、これ
に加えて微分要素による進み補償で増々応答性を改善す
ることができる。
5の応答遅れ分が進み補償されて少ない遅れになるし、
この補償に加えて入力に含まれるリツプル分の低減にな
る。このことは、F/V変換器5の変換精度を多少犠牲に
した構成にしてその応答性を改善することができ、これ
に加えて微分要素による進み補償で増々応答性を改善す
ることができる。
本実施例による実験結果は、第2図に示すようになり、
F/V変換器5への時刻t0でのステツプ入力(同図a)に
対する補償回路6Aの出力は同図(b)に実線で示すT0の
遅れになり、同図(b)に破線で示す従来のF/V変換器
の遅れT1に較べて大幅に改善されたもので、T1=50〜60
msに対してT0=16msにすることができた。また、リツプ
ル分は同程度に抑えることができた。
F/V変換器5への時刻t0でのステツプ入力(同図a)に
対する補償回路6Aの出力は同図(b)に実線で示すT0の
遅れになり、同図(b)に破線で示す従来のF/V変換器
の遅れT1に較べて大幅に改善されたもので、T1=50〜60
msに対してT0=16msにすることができた。また、リツプ
ル分は同程度に抑えることができた。
G.考案の効果 以上のとおり、本考案によれば、F/V変換器の出力に対
して一次進み微分要素と一次遅れ積分要素を有する補償
回路を備えてアナログ信号を得るようにしたため、周波
数−電圧変換に等価的に応答性高めかつリツプルの少な
い精度良い速度制御を得ることができる効果がある。ま
た、構成上はアンプ6に少しの素子を追加するのみで済
む。
して一次進み微分要素と一次遅れ積分要素を有する補償
回路を備えてアナログ信号を得るようにしたため、周波
数−電圧変換に等価的に応答性高めかつリツプルの少な
い精度良い速度制御を得ることができる効果がある。ま
た、構成上はアンプ6に少しの素子を追加するのみで済
む。
第1図は本考案の一実施例を示す要部回路図、第2図は
第1図におけるF/V変換の入出力波形図、第3図は速度
制御装置の構成図である。 5…F/V変換器、6A…補償回路、7…インバータ本体。
第1図におけるF/V変換の入出力波形図、第3図は速度
制御装置の構成図である。 5…F/V変換器、6A…補償回路、7…インバータ本体。
Claims (1)
- 【請求項1】デイジタル設定値とデイジタル検出値との
偏差をF/V変換器によってアナログ信号に変換し、この
アナログ信号によって電動機駆動用インバータの出力周
波数,電圧を制御する速度制御装置において、前記F/V
変換器の出力を入力とし該F/V変換器の応答遅れを一次
進み補償する微分要素と該F/V変換器の出力に含まれる
リップル分を低減する一次遅れ積分要素とを有して前記
アナログ信号を得る補償回路を備えたことを特徴とする
電動機の速度制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986085250U JPH0729753Y2 (ja) | 1986-06-04 | 1986-06-04 | 電動機の速度制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986085250U JPH0729753Y2 (ja) | 1986-06-04 | 1986-06-04 | 電動機の速度制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62198896U JPS62198896U (ja) | 1987-12-17 |
JPH0729753Y2 true JPH0729753Y2 (ja) | 1995-07-05 |
Family
ID=30940488
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986085250U Expired - Lifetime JPH0729753Y2 (ja) | 1986-06-04 | 1986-06-04 | 電動機の速度制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0729753Y2 (ja) |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5612882A (en) * | 1979-07-11 | 1981-02-07 | Toyo Electric Mfg Co Ltd | Speed control device with drift compensator |
JPS57132792A (en) * | 1981-12-25 | 1982-08-17 | Mitsubishi Electric Corp | Control system for induction motor |
JPS58103896A (ja) * | 1981-12-10 | 1983-06-21 | Fuji Electric Co Ltd | 誘導電動機の制御方式 |
JPS58218884A (ja) * | 1982-06-11 | 1983-12-20 | Teac Co | モ−タ駆動回路 |
JPS5914383A (ja) * | 1982-07-14 | 1984-01-25 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 直流モ−タのスイツチングガバナ装置 |
JPS60229691A (ja) * | 1984-04-27 | 1985-11-15 | Citizen Watch Co Ltd | 直流モ−タ駆動回路 |
-
1986
- 1986-06-04 JP JP1986085250U patent/JPH0729753Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5612882A (en) * | 1979-07-11 | 1981-02-07 | Toyo Electric Mfg Co Ltd | Speed control device with drift compensator |
JPS58103896A (ja) * | 1981-12-10 | 1983-06-21 | Fuji Electric Co Ltd | 誘導電動機の制御方式 |
JPS57132792A (en) * | 1981-12-25 | 1982-08-17 | Mitsubishi Electric Corp | Control system for induction motor |
JPS58218884A (ja) * | 1982-06-11 | 1983-12-20 | Teac Co | モ−タ駆動回路 |
JPS5914383A (ja) * | 1982-07-14 | 1984-01-25 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 直流モ−タのスイツチングガバナ装置 |
JPS60229691A (ja) * | 1984-04-27 | 1985-11-15 | Citizen Watch Co Ltd | 直流モ−タ駆動回路 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62198896U (ja) | 1987-12-17 |
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