JPH07296393A - 光学的情報記録再生方法及び装置 - Google Patents
光学的情報記録再生方法及び装置Info
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- JPH07296393A JPH07296393A JP6106307A JP10630794A JPH07296393A JP H07296393 A JPH07296393 A JP H07296393A JP 6106307 A JP6106307 A JP 6106307A JP 10630794 A JP10630794 A JP 10630794A JP H07296393 A JPH07296393 A JP H07296393A
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- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 21
- 230000033001 locomotion Effects 0.000 claims abstract description 50
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- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
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- GGCZERPQGJTIQP-UHFFFAOYSA-N sodium;9,10-dioxoanthracene-2-sulfonic acid Chemical compound [Na+].C1=CC=C2C(=O)C3=CC(S(=O)(=O)O)=CC=C3C(=O)C2=C1 GGCZERPQGJTIQP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B19/00—Driving, starting, stopping record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor; Control thereof; Control of operating function ; Driving both disc and head
- G11B19/02—Control of operating function, e.g. switching from recording to reproducing
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B7/00—Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
- G11B7/002—Recording, reproducing or erasing systems characterised by the shape or form of the carrier
- G11B7/0033—Recording, reproducing or erasing systems characterised by the shape or form of the carrier with cards or other card-like flat carriers, e.g. flat sheets of optical film
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B7/00—Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
- G11B7/08—Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers
- G11B7/085—Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam into, or out of, its operative position or across tracks, otherwise than during the transducing operation, e.g. for adjustment or preliminary positioning or track change or selection
- G11B7/08505—Methods for track change, selection or preliminary positioning by moving the head
- G11B7/08529—Methods and circuits to control the velocity of the head as it traverses the tracks
Landscapes
- Moving Of The Head For Recording And Reproducing By Optical Means (AREA)
- Optical Recording Or Reproduction (AREA)
- Optical Head (AREA)
- Moving Of Head For Track Selection And Changing (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 目標のトラックにアクセスするために必要な
動作時間を短縮すること。 【構成】 情報の記録又は再生を行なうために、或るト
ラックの長手方向に沿って記録媒体に対して光ビームを
相対的に移動する。別のトラックにアクセスしようとす
る場合、トラックの長手方向への相対的動きを減速し、
この減速の最中に、トラックを横切って所望のトラック
に向う方向に光ビームを相対的に移動することを開始す
る。従って、トラック長手方向への相対的動きが完全に
停止するまでの時間を待つ必要がないので、アクセス時
間を短縮することができる。比較的急峻な減速度から比
較的緩やかな減速度まで徐々に又は段階的に該減速度を
減少させる制御を行ない、比較的緩やかな減速度のとき
に光ビームの相対的移動を開始するようにすれば、急激
な減速による機械的振動の発生を抑止することができ
る。
動作時間を短縮すること。 【構成】 情報の記録又は再生を行なうために、或るト
ラックの長手方向に沿って記録媒体に対して光ビームを
相対的に移動する。別のトラックにアクセスしようとす
る場合、トラックの長手方向への相対的動きを減速し、
この減速の最中に、トラックを横切って所望のトラック
に向う方向に光ビームを相対的に移動することを開始す
る。従って、トラック長手方向への相対的動きが完全に
停止するまでの時間を待つ必要がないので、アクセス時
間を短縮することができる。比較的急峻な減速度から比
較的緩やかな減速度まで徐々に又は段階的に該減速度を
減少させる制御を行ない、比較的緩やかな減速度のとき
に光ビームの相対的移動を開始するようにすれば、急激
な減速による機械的振動の発生を抑止することができ
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光カードやその他の光
学的記録媒体に対して情報の記録又は再生を光学的に行
なう光学的情報記録再生方法及び装置に関し、特に、光
学ヘッドから発する光ビームを光学的記録媒体の情報記
録面における所望のトラックにアクセスするための制御
の改良に関する。
学的記録媒体に対して情報の記録又は再生を光学的に行
なう光学的情報記録再生方法及び装置に関し、特に、光
学ヘッドから発する光ビームを光学的記録媒体の情報記
録面における所望のトラックにアクセスするための制御
の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、光学的手段、例えばレーザビ
ームを用いて、このレーザビームの光軸と直角をなすよ
うにして相対的に移動するようにしたカード状の光学的
記録媒体(以下「光カード」という)上に情報を記録し
再生する光学的記録再生装置が知られている。最近で
は、光カードは、コンピュータ等の発達と普及に伴い、
携帯性、安全性そして小型ながら記録容量が大きい等の
理由から普及が期待されており、例えば医療関係におけ
る患者の診断記録媒体としての応用など、多方面での応
用が考えられている。
ームを用いて、このレーザビームの光軸と直角をなすよ
うにして相対的に移動するようにしたカード状の光学的
記録媒体(以下「光カード」という)上に情報を記録し
再生する光学的記録再生装置が知られている。最近で
は、光カードは、コンピュータ等の発達と普及に伴い、
携帯性、安全性そして小型ながら記録容量が大きい等の
理由から普及が期待されており、例えば医療関係におけ
る患者の診断記録媒体としての応用など、多方面での応
用が考えられている。
【0003】そのような光カードの一例を示すと、図
4,図5のようである。図4は周知の光カード11の平
面図、図5は図4に示す光カード11のA部拡大図であ
る。図において、12は記録再生領域、13はガイドト
ラック、14はデータトラックである。光カード11の
記録再生領域12には、例えば銀塩写真材料をベースと
した記録層が形成されており、この記録層に対して光学
ヘッドにより適性エネルギのレーザ光スポットを照射す
ることによって、光学的情報の単位であるピットがデー
タトラック14上に形成される。光学ヘッドに対して光
カード11を相対的にX軸方向(光カード11のデータ
及びガイドトラックに平行な方向)に移動させることに
よってレーザ光スポットの照射位置が変化し、所望のデ
ジタル情報に対応する所望の配列でピット列を形成する
ことができる。このようなピット列の書き込みとその読
み出しによって、所望のデジタル情報の記録/再生が行
われる。
4,図5のようである。図4は周知の光カード11の平
面図、図5は図4に示す光カード11のA部拡大図であ
る。図において、12は記録再生領域、13はガイドト
ラック、14はデータトラックである。光カード11の
記録再生領域12には、例えば銀塩写真材料をベースと
した記録層が形成されており、この記録層に対して光学
ヘッドにより適性エネルギのレーザ光スポットを照射す
ることによって、光学的情報の単位であるピットがデー
タトラック14上に形成される。光学ヘッドに対して光
カード11を相対的にX軸方向(光カード11のデータ
及びガイドトラックに平行な方向)に移動させることに
よってレーザ光スポットの照射位置が変化し、所望のデ
ジタル情報に対応する所望の配列でピット列を形成する
ことができる。このようなピット列の書き込みとその読
み出しによって、所望のデジタル情報の記録/再生が行
われる。
【0004】この場合、光カード11のデータトラック
14にピット列を形成するためには例えば、リニアーモ
ータなどの駆動機構を用いて光カード11を光学ヘッド
に対して相対的に移動させる方法が一般に採用される。
しかし、そのような駆動機構の精度には限界があるの
で、機械的位置誤差を免れず、該機械的位置誤差によっ
てデータトラック14に形成されるピットが、ガイドト
ラック13の間のデータトラックの中心に正確に形成さ
れなくなる。そのため、情報が正しく記録/再生できな
くなるという不都合が生ずる。
14にピット列を形成するためには例えば、リニアーモ
ータなどの駆動機構を用いて光カード11を光学ヘッド
に対して相対的に移動させる方法が一般に採用される。
しかし、そのような駆動機構の精度には限界があるの
で、機械的位置誤差を免れず、該機械的位置誤差によっ
てデータトラック14に形成されるピットが、ガイドト
ラック13の間のデータトラックの中心に正確に形成さ
れなくなる。そのため、情報が正しく記録/再生できな
くなるという不都合が生ずる。
【0005】そのような不都合を生じさせないために
は、前記光ビームスポットを2つのガイトトラック13
の間の中央位置に常に正確に位置決めして前記ピットの
記録及びその再生読み取りを行なう必要がある。そのた
めに、上記機械的位置誤差を補正する目的で、自動トラ
ッキング制御(略してAT制御)が従来から行なわれて
いる。自動トラッキング制御は、例えば、3ビーム法と
いわれる制御方法によって行われる。これは、所定の相
互距離だけ離隔された3つのレーザビームを光学ヘッド
から照射し、中央のビームを読み書き用ビームとしてデ
ータトラック14に対応させ、両側の2つのビームをト
ラッキング用ビームとして両側のガイドトラック13に
対応させることを基本とする手法である。すなわち、両
側の2つのレーザビームの反射光を測定することにより
上記トラッキング用ビームが、データトラック14の両
側のガイドトラック13に対して所定の位置関係で正確
に対応するように、ビームスポットの照射位置をサーボ
制御し、その結果として、中央の読み書き用ビームが所
定のデータトラック14の略中央に常に正確に位置決め
されるようにする制御である。また、光カード11の記
録層には常に安定した合焦点を持つレーザ光ビームを照
射する必要があるが、そのためには自動フォーカシング
制御が従来から行なわれる。
は、前記光ビームスポットを2つのガイトトラック13
の間の中央位置に常に正確に位置決めして前記ピットの
記録及びその再生読み取りを行なう必要がある。そのた
めに、上記機械的位置誤差を補正する目的で、自動トラ
ッキング制御(略してAT制御)が従来から行なわれて
いる。自動トラッキング制御は、例えば、3ビーム法と
いわれる制御方法によって行われる。これは、所定の相
互距離だけ離隔された3つのレーザビームを光学ヘッド
から照射し、中央のビームを読み書き用ビームとしてデ
ータトラック14に対応させ、両側の2つのビームをト
ラッキング用ビームとして両側のガイドトラック13に
対応させることを基本とする手法である。すなわち、両
側の2つのレーザビームの反射光を測定することにより
上記トラッキング用ビームが、データトラック14の両
側のガイドトラック13に対して所定の位置関係で正確
に対応するように、ビームスポットの照射位置をサーボ
制御し、その結果として、中央の読み書き用ビームが所
定のデータトラック14の略中央に常に正確に位置決め
されるようにする制御である。また、光カード11の記
録層には常に安定した合焦点を持つレーザ光ビームを照
射する必要があるが、そのためには自動フォーカシング
制御が従来から行なわれる。
【0006】上記のような自動トラッキング制御と自動
フォーカシング制御は、光学ヘッドの対物レンズを、ト
ラッキング用コイルとフォーカシング用コイルによる電
磁力によって、それぞれY軸方向(光カード11のデー
タ及びガイドトラックを横切る方向)又はZ軸方向(光
カード11の記録再生面に対して垂直な方向)に微小駆
動することによって行われる。この対物レンズは、光学
ヘッドから照射するレーザ光ビームを光カード11の記
録層に集光させて該記録層上に光スポット(上記3ビー
ム法の場合は3ビームスポット)を形成する働きをする
ものである。
フォーカシング制御は、光学ヘッドの対物レンズを、ト
ラッキング用コイルとフォーカシング用コイルによる電
磁力によって、それぞれY軸方向(光カード11のデー
タ及びガイドトラックを横切る方向)又はZ軸方向(光
カード11の記録再生面に対して垂直な方向)に微小駆
動することによって行われる。この対物レンズは、光学
ヘッドから照射するレーザ光ビームを光カード11の記
録層に集光させて該記録層上に光スポット(上記3ビー
ム法の場合は3ビームスポット)を形成する働きをする
ものである。
【0007】一方、光ビームスポットを、光カード11
に対して相対的に、該カード11のトラックを横切る方
向(Y軸方向)に、1トラック乃至複数トラック分移動
して、該光ビームスポットを所望の目標トラックに/又
は目標トラックの近傍にアクセスする制御も知られてい
る。光ビームスポットが現在位置しているトラックから
目標トラックまでの差が1乃至数トラックの場合は、光
学ヘッド本体は固定しておき、上記対物レンズのみをY
軸方向に動かすことにより、これを行なう。この制御を
ニア・ジャンプという。これに対して、光ビームスポッ
トが現在位置しているトラックから目標トラックまでの
差が比較的大きい場合は、光学ヘッド本体そのものをY
軸方向に高速で動かすことにより、目標トラックの近傍
まで光ビームスポットを位置決めする。この制御をファ
ー・ジャンプという。ニア・ジャンプおよびファー・ジ
ャンプの制御中はいずれの場合も、上記自動トラッキン
グ制御はオフとしておき、目的のニア・ジャンプ又はフ
ァー・ジャンプ制御を完了したとき、自動トラッキング
制御をオンに切り換え、目標トラックに光ビームスポッ
トを引き込む。
に対して相対的に、該カード11のトラックを横切る方
向(Y軸方向)に、1トラック乃至複数トラック分移動
して、該光ビームスポットを所望の目標トラックに/又
は目標トラックの近傍にアクセスする制御も知られてい
る。光ビームスポットが現在位置しているトラックから
目標トラックまでの差が1乃至数トラックの場合は、光
学ヘッド本体は固定しておき、上記対物レンズのみをY
軸方向に動かすことにより、これを行なう。この制御を
ニア・ジャンプという。これに対して、光ビームスポッ
トが現在位置しているトラックから目標トラックまでの
差が比較的大きい場合は、光学ヘッド本体そのものをY
軸方向に高速で動かすことにより、目標トラックの近傍
まで光ビームスポットを位置決めする。この制御をファ
ー・ジャンプという。ニア・ジャンプおよびファー・ジ
ャンプの制御中はいずれの場合も、上記自動トラッキン
グ制御はオフとしておき、目的のニア・ジャンプ又はフ
ァー・ジャンプ制御を完了したとき、自動トラッキング
制御をオンに切り換え、目標トラックに光ビームスポッ
トを引き込む。
【0008】ところで、光カードに対する情報の記録又
は再生動作は、上記のように該光カードをトラックに平
行な方向(X方向)に移動させながら行なうが、このX
方向移動は、所定の限界位置まで達したときその向きを
逆方向に切り換える往復運動的な動きからなっている。
従って、光カードのX方向往復運動の反転時には、急激
な減速と加速が行われ、そのために機械的振動が発生す
る。そのような機械的振動が発生している最中に所望ト
ラックにアクセスするための上記ジャンプ制御を行なう
と、前記誤動作が生じ、自動トラッキング制御をオンに
切り換えたときに誤ったトラックに引き込まれてしま
う。そのような誤動作を防止するために、従来行われて
いた方法の1つは、光カードの減速時及び加速時を避
け、定速走行しているときに、所望トラックへのアクセ
スのためのジャンプ制御を行なうことであった。しか
し、そうすると、定速走行領域に対応する記憶領域の一
部が情報の記憶のためには使えないことになり、記憶容
量が制限されてしまうという不都合が起こる。
は再生動作は、上記のように該光カードをトラックに平
行な方向(X方向)に移動させながら行なうが、このX
方向移動は、所定の限界位置まで達したときその向きを
逆方向に切り換える往復運動的な動きからなっている。
従って、光カードのX方向往復運動の反転時には、急激
な減速と加速が行われ、そのために機械的振動が発生す
る。そのような機械的振動が発生している最中に所望ト
ラックにアクセスするための上記ジャンプ制御を行なう
と、前記誤動作が生じ、自動トラッキング制御をオンに
切り換えたときに誤ったトラックに引き込まれてしま
う。そのような誤動作を防止するために、従来行われて
いた方法の1つは、光カードの減速時及び加速時を避
け、定速走行しているときに、所望トラックへのアクセ
スのためのジャンプ制御を行なうことであった。しか
し、そうすると、定速走行領域に対応する記憶領域の一
部が情報の記憶のためには使えないことになり、記憶容
量が制限されてしまうという不都合が起こる。
【0009】そのような不都合に対処するために、特開
昭64−27028号公報においては、光カードのX方
向往復運動の反転時において、所定時間の間、光カード
のX方向移動を停止する時間帯を設定し、この停止時間
帯において所望トラックへのアクセスのためのジャンプ
制御を行なうようにすることが提案されている。その制
御例を図6に示す。(a)は、光カードのX方向移動速
度指令値の時間的変化を示し、(b)は、ジャンプ制御
を行なう時間帯を示す。(a)において、速度指令値の
+/−符号は、X軸移動方向の正/負に対応している。
この場合、停止時間は、T1,T2,T3の部分からな
り、最初のT1は急激な減速による機械的振動が収まる
のに十分な時間に設定する。次のT2はジャンプ制御を
行なうために必要な時間であり、最後のT3は、ジャン
プ制御終了後に上記自動トラッキング制御ループをオン
に切り換えた直後の整定時間であり、いわば光カードの
加速を開始するまでの待ち時間である。
昭64−27028号公報においては、光カードのX方
向往復運動の反転時において、所定時間の間、光カード
のX方向移動を停止する時間帯を設定し、この停止時間
帯において所望トラックへのアクセスのためのジャンプ
制御を行なうようにすることが提案されている。その制
御例を図6に示す。(a)は、光カードのX方向移動速
度指令値の時間的変化を示し、(b)は、ジャンプ制御
を行なう時間帯を示す。(a)において、速度指令値の
+/−符号は、X軸移動方向の正/負に対応している。
この場合、停止時間は、T1,T2,T3の部分からな
り、最初のT1は急激な減速による機械的振動が収まる
のに十分な時間に設定する。次のT2はジャンプ制御を
行なうために必要な時間であり、最後のT3は、ジャン
プ制御終了後に上記自動トラッキング制御ループをオン
に切り換えた直後の整定時間であり、いわば光カードの
加速を開始するまでの待ち時間である。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のような
従来技術においては、依然として急激な減速制御が行わ
れており、そのために、急激な減速による機械的振動が
収まるのに十分な待ち時間T1を設定しなければならな
かったので、その分だけ動作時間が余計にかかってしま
うという欠点がある。従って、情報の記録又は再生のた
めに所望の目標トラックにアクセスする時間が余計にか
かってしまうという解決されるべき問題点を有してい
た。本発明は上述の点に鑑みてなされたもので、情報の
記録又は再生のために所望の目標トラックにアクセスす
るために必要な動作時間を短縮することができる方法及
び装置を提供しようとするものである。
従来技術においては、依然として急激な減速制御が行わ
れており、そのために、急激な減速による機械的振動が
収まるのに十分な待ち時間T1を設定しなければならな
かったので、その分だけ動作時間が余計にかかってしま
うという欠点がある。従って、情報の記録又は再生のた
めに所望の目標トラックにアクセスする時間が余計にか
かってしまうという解決されるべき問題点を有してい
た。本発明は上述の点に鑑みてなされたもので、情報の
記録又は再生のために所望の目標トラックにアクセスす
るために必要な動作時間を短縮することができる方法及
び装置を提供しようとするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明に係る方法は、記
録及び再生の少なくとも一方を行なうために、光学的記
録媒体上に並列的に設けられた複数のトラックのうち所
望のトラックに光ビームをアクセスする方法であって、
情報の記録又は再生を行なうために、トラックの長手方
向に沿って前記記録媒体に対して光ビームを相対的に移
動するステップと、前記相対的移動を減速するステップ
と、前記相対的移動が減速されている最中に、トラック
を横切る方向に前記所望のトラックに向って光ビームを
相対的に移動させることを開始するステップとを具える
ことを特徴とするものである。
録及び再生の少なくとも一方を行なうために、光学的記
録媒体上に並列的に設けられた複数のトラックのうち所
望のトラックに光ビームをアクセスする方法であって、
情報の記録又は再生を行なうために、トラックの長手方
向に沿って前記記録媒体に対して光ビームを相対的に移
動するステップと、前記相対的移動を減速するステップ
と、前記相対的移動が減速されている最中に、トラック
を横切る方向に前記所望のトラックに向って光ビームを
相対的に移動させることを開始するステップとを具える
ことを特徴とするものである。
【0012】本発明に係る装置は、複数の情報記録用ト
ラックを並列的に設けた光学的記録媒体に対して記録及
び再生の少なくとも一方を行なうために光ビームを照射
する記録再生用ヘッド手段と、情報の記録又は再生を行
なうために、トラックの長手方向に沿って前記記録媒体
に対して前記光ビームを相対的に移動する第1の駆動手
段と、所望のトラックに光ビームをアクセスするため
に、トラックを横切る方向に前記記録媒体に対して前記
光ビームを相対的に移動する第2の駆動手段と、前記第
1の駆動手段による前記光ビームの相対的移動を減速
し、この減速の最中に前記第2の駆動手段による該光ビ
ームの相対的移動を開始させ、前記所望のトラックに光
ビームをアクセスするよう制御する制御手段とを具えた
ことを特徴とするものである。
ラックを並列的に設けた光学的記録媒体に対して記録及
び再生の少なくとも一方を行なうために光ビームを照射
する記録再生用ヘッド手段と、情報の記録又は再生を行
なうために、トラックの長手方向に沿って前記記録媒体
に対して前記光ビームを相対的に移動する第1の駆動手
段と、所望のトラックに光ビームをアクセスするため
に、トラックを横切る方向に前記記録媒体に対して前記
光ビームを相対的に移動する第2の駆動手段と、前記第
1の駆動手段による前記光ビームの相対的移動を減速
し、この減速の最中に前記第2の駆動手段による該光ビ
ームの相対的移動を開始させ、前記所望のトラックに光
ビームをアクセスするよう制御する制御手段とを具えた
ことを特徴とするものである。
【0013】
【作用】情報の記録又は再生を行なうために、トラック
の長手方向に沿って記録媒体に対して光ビームを相対的
に移動することが行われる。所望のトラックにアクセス
しようとする場合、トラックの長手方向への相対的動き
を減速し、この減速の最中に、トラックを横切る方向に
該所望のトラックに向って光ビームを相対的に移動させ
ることを開始する。従って、トラックの長手方向への相
対的動きが完全に停止し、機械的振動が吸収されるまで
の時間(図6のT1)を待つ必要がないので、アクセス
時間を短縮することができる。好適な実施態様として、
急激な減速による機械的振動の発生を抑止するために、
比較的急峻な減速度から比較的緩やかな減速度まで徐々
に又は段階的に該減速度を減少させる制御を行ない、比
較的緩やかな減速度のときに所望のトラックに向って光
ビームを相対的に移動させることを開始するようにす
る。この減速度制御は、少なくとも2段階速度切り換え
であってよく、勿論、それ以上の多段階切り換えあるい
は滑らかな連続的速度変化等であってもよい。
の長手方向に沿って記録媒体に対して光ビームを相対的
に移動することが行われる。所望のトラックにアクセス
しようとする場合、トラックの長手方向への相対的動き
を減速し、この減速の最中に、トラックを横切る方向に
該所望のトラックに向って光ビームを相対的に移動させ
ることを開始する。従って、トラックの長手方向への相
対的動きが完全に停止し、機械的振動が吸収されるまで
の時間(図6のT1)を待つ必要がないので、アクセス
時間を短縮することができる。好適な実施態様として、
急激な減速による機械的振動の発生を抑止するために、
比較的急峻な減速度から比較的緩やかな減速度まで徐々
に又は段階的に該減速度を減少させる制御を行ない、比
較的緩やかな減速度のときに所望のトラックに向って光
ビームを相対的に移動させることを開始するようにす
る。この減速度制御は、少なくとも2段階速度切り換え
であってよく、勿論、それ以上の多段階切り換えあるい
は滑らかな連続的速度変化等であってもよい。
【0014】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付図面を参照し
て詳細に説明する。図1は、記録媒体として光カードを
用いた光学的情報記録再生装置の光学系システムの基本
的構成例を示すものであり、本発明を実施するために応
用可能なものである。図1においては、主に、光カード
11と、その上方に位置する光学ヘッド2の光学系との
関連を示している。光カード11の具体的構成例は図
4,図5に示したようなものであってよい。この光カー
ド11は、図2に示したX軸駆動装置15(例えば、リ
ニアーモータ等を含む)によりX軸方向(光カード11
のガイドトラック13及びデータトラック14に平行な
方向)に往復動可能である。
て詳細に説明する。図1は、記録媒体として光カードを
用いた光学的情報記録再生装置の光学系システムの基本
的構成例を示すものであり、本発明を実施するために応
用可能なものである。図1においては、主に、光カード
11と、その上方に位置する光学ヘッド2の光学系との
関連を示している。光カード11の具体的構成例は図
4,図5に示したようなものであってよい。この光カー
ド11は、図2に示したX軸駆動装置15(例えば、リ
ニアーモータ等を含む)によりX軸方向(光カード11
のガイドトラック13及びデータトラック14に平行な
方向)に往復動可能である。
【0015】光学ヘッド2において、レーザ光を発する
光源としてレーザダイオード27が設けられており、こ
のレーザダイオード27から投射された拡散光がコリメ
ーターレンズ26aによって平行光とされる。この平行
光とされたレーザ光は、回折格子25により3分割さ
れ、前述した3つの光ビームが作成される。ビームスプ
リッタ24では、光カード11に照射する光ビームと光
カード11から反射してくる反射光とを分離する働きを
する。反射ミラー23は、光ビームを反射させて、その
光路を90度曲げる働きをする。対物レンズ22は、前
記平行光化されたレーザ光ビームを光カード11の記録
層に集光させて照射し、光スポットを形成する働きをす
る。
光源としてレーザダイオード27が設けられており、こ
のレーザダイオード27から投射された拡散光がコリメ
ーターレンズ26aによって平行光とされる。この平行
光とされたレーザ光は、回折格子25により3分割さ
れ、前述した3つの光ビームが作成される。ビームスプ
リッタ24では、光カード11に照射する光ビームと光
カード11から反射してくる反射光とを分離する働きを
する。反射ミラー23は、光ビームを反射させて、その
光路を90度曲げる働きをする。対物レンズ22は、前
記平行光化されたレーザ光ビームを光カード11の記録
層に集光させて照射し、光スポットを形成する働きをす
る。
【0016】ビームスプリッタ24で分離された反射光
は、コリメーターレンズ26bに入光し、その平行光が
集束光に変換される。凹レンズ28は、コリメーターレ
ンズ26bからの集束光を適性の拡散光にする働きをす
る。エッジミラー29は、光カード11からの反射光を
均等に2分割化する働きをする。エッジミラー29で分
割された光を夫々受光する光検出器3及び3’は、光カ
ード11からの反射光を電気信号に変換し、トラッキン
グエラーおよびフォーカスエラーを検出するためのもの
である。図1の例では、トラッキングエラーおよびフォ
ーカスエラーの検出法として、3ビーム法およびエッジ
ミラー法と呼ばれる方法を採用しており、光検出器3及
び3’においては夫々3部分の受光素子3a,3b,3
c,3'a,3'b,3'cが設けられているが、その詳細説
明は省略する。
は、コリメーターレンズ26bに入光し、その平行光が
集束光に変換される。凹レンズ28は、コリメーターレ
ンズ26bからの集束光を適性の拡散光にする働きをす
る。エッジミラー29は、光カード11からの反射光を
均等に2分割化する働きをする。エッジミラー29で分
割された光を夫々受光する光検出器3及び3’は、光カ
ード11からの反射光を電気信号に変換し、トラッキン
グエラーおよびフォーカスエラーを検出するためのもの
である。図1の例では、トラッキングエラーおよびフォ
ーカスエラーの検出法として、3ビーム法およびエッジ
ミラー法と呼ばれる方法を採用しており、光検出器3及
び3’においては夫々3部分の受光素子3a,3b,3
c,3'a,3'b,3'cが設けられているが、その詳細説
明は省略する。
【0017】対物レンズ22は、トラッキング用コイル
20による電磁力によってY軸方向(光カード11のデ
ータ及びガイドトラックを横切る方向)に微動調整され
るようになっており、かつ、フォーカシング用コイル2
1による電磁力によってZ軸方向(光カード11の記録
再生面に対して垂直な方向)に微動調整されるようにな
っている。トラッキング用コイル20はトラッキング駆
動回路41からの駆動信号によって駆動され、フォーカ
シング用コイル21はフォーカシング駆動回路42から
の信号によって駆動される。自動トラッキング制御時の
トラッキングエラーおよびフォーカスエラーを適宜の方
法で夫々検出し、このエラー検出に応じてトラッキング
駆動回路41及びフォーカシング駆動回路42では、対
物レンズ22のY軸位置及びZ軸位置をサーボ制御す
る。
20による電磁力によってY軸方向(光カード11のデ
ータ及びガイドトラックを横切る方向)に微動調整され
るようになっており、かつ、フォーカシング用コイル2
1による電磁力によってZ軸方向(光カード11の記録
再生面に対して垂直な方向)に微動調整されるようにな
っている。トラッキング用コイル20はトラッキング駆
動回路41からの駆動信号によって駆動され、フォーカ
シング用コイル21はフォーカシング駆動回路42から
の信号によって駆動される。自動トラッキング制御時の
トラッキングエラーおよびフォーカスエラーを適宜の方
法で夫々検出し、このエラー検出に応じてトラッキング
駆動回路41及びフォーカシング駆動回路42では、対
物レンズ22のY軸位置及びZ軸位置をサーボ制御す
る。
【0018】図2は、図1に示された光学系に関連する
制御系の一実施例を示すブロック図である。コントロー
ラ40はこの制御系の全体の動作を制御するものであ
り、例えばマイクロプロッセッサ等のコンピュータを含
む。フォーカシング制御回路43は、前述のように光検
出器3及び3’の出力信号に基づき自動フォーカシング
制御を行なうものであり、その出力をフォーカシング駆
動回路42に与えてフォーカシング用コイル21を駆動
制御し、対物レンズ22のZ軸位置をサーボ制御する。
トラッキング制御回路44は、前述のように光検出器3
及び3’の出力信号に基づき自動トラッキング制御を行
なうものであり、その出力をトラッキング駆動回路41
に与えてトラッキング用コイル20を駆動制御し、対物
レンズ22のY軸位置をサーボ制御する。トラックジャ
ンプ制御回路45は、前述のニア・ジャンプ制御を行な
うためのものであり、このニア・ジャンプ制御を行なう
ときは、トラッキング制御回路44による自動トラッキ
ング制御をオフとしておき、トラックジャンプ制御回路
45からトラッキング駆動回路41に制御信号を与えて
トラッキング用コイル20を駆動制御する。トラック横
断検出回路46は、ニア・ジャンプ時あるいはファー・
ジャンプ時において、光検出器3及び3’の出力信号に
基づき、横切ったトラック数を検出するものである(例
えば横切ったガイドトラック13の数を計数する)。ト
ラックジャンプ制御時に、所望のトラック数だけ横断し
たかどうかは、このトラック横断検出回路46の出力に
基づいて判定することができる。
制御系の一実施例を示すブロック図である。コントロー
ラ40はこの制御系の全体の動作を制御するものであ
り、例えばマイクロプロッセッサ等のコンピュータを含
む。フォーカシング制御回路43は、前述のように光検
出器3及び3’の出力信号に基づき自動フォーカシング
制御を行なうものであり、その出力をフォーカシング駆
動回路42に与えてフォーカシング用コイル21を駆動
制御し、対物レンズ22のZ軸位置をサーボ制御する。
トラッキング制御回路44は、前述のように光検出器3
及び3’の出力信号に基づき自動トラッキング制御を行
なうものであり、その出力をトラッキング駆動回路41
に与えてトラッキング用コイル20を駆動制御し、対物
レンズ22のY軸位置をサーボ制御する。トラックジャ
ンプ制御回路45は、前述のニア・ジャンプ制御を行な
うためのものであり、このニア・ジャンプ制御を行なう
ときは、トラッキング制御回路44による自動トラッキ
ング制御をオフとしておき、トラックジャンプ制御回路
45からトラッキング駆動回路41に制御信号を与えて
トラッキング用コイル20を駆動制御する。トラック横
断検出回路46は、ニア・ジャンプ時あるいはファー・
ジャンプ時において、光検出器3及び3’の出力信号に
基づき、横切ったトラック数を検出するものである(例
えば横切ったガイドトラック13の数を計数する)。ト
ラックジャンプ制御時に、所望のトラック数だけ横断し
たかどうかは、このトラック横断検出回路46の出力に
基づいて判定することができる。
【0019】光カード11を光学ヘッド2に対して相対
的にX軸方向に移動するためにX軸駆動装置15が設け
られており、これに関連して速度検出器17が設けら
れ、光カード11のX軸方向の相対的移動の速度を検出
する。速度検出器17は、どのような構成のものを用い
てもよい。例えば、X軸方向の移動量を検出するリニア
エンコーダを含み、移動位置に対応するエンコードパル
ス出力を得るようにし、このエンコードパルスの数から
移動位置を検出し、パルス間隔から移動速度を検出する
ような、位置と速度の両方を検出できるタイプのもので
もよい。コントローラ40では、光カード11への情報
書込み時または読み出し時に、この速度検出器17で検
出した移動速度に応じて、下記に掲げる例のように制御
を行なう。
的にX軸方向に移動するためにX軸駆動装置15が設け
られており、これに関連して速度検出器17が設けら
れ、光カード11のX軸方向の相対的移動の速度を検出
する。速度検出器17は、どのような構成のものを用い
てもよい。例えば、X軸方向の移動量を検出するリニア
エンコーダを含み、移動位置に対応するエンコードパル
ス出力を得るようにし、このエンコードパルスの数から
移動位置を検出し、パルス間隔から移動速度を検出する
ような、位置と速度の両方を検出できるタイプのもので
もよい。コントローラ40では、光カード11への情報
書込み時または読み出し時に、この速度検出器17で検
出した移動速度に応じて、下記に掲げる例のように制御
を行なう。
【0020】図3の(a)は、X軸駆動装置15による
光カード11のX軸方向の相対的移動速度の変化例を示
す。同図の(b)は、ニア・ジャンプ動作を行なうタイ
ミング例を示す。図3の時点t0では、光ビームスポッ
トが或る所定の1つのデータトラック14にアクセスし
ている状態であり、自動トラッキング及び自動フォーカ
シング制御がオンであり、X軸方向の相対的移動は所定
の限界点で停止しているとする。この時点t0から光カ
ード11のX軸方向移動を開始する。まず加速し、それ
から所定速度で定速移動する。この定速移動の際に、現
在アクセスしている該データトラック14に対する情報
の書込み又は読み出しを行なう。所定の減速点に達する
と減速を開始する。
光カード11のX軸方向の相対的移動速度の変化例を示
す。同図の(b)は、ニア・ジャンプ動作を行なうタイ
ミング例を示す。図3の時点t0では、光ビームスポッ
トが或る所定の1つのデータトラック14にアクセスし
ている状態であり、自動トラッキング及び自動フォーカ
シング制御がオンであり、X軸方向の相対的移動は所定
の限界点で停止しているとする。この時点t0から光カ
ード11のX軸方向移動を開始する。まず加速し、それ
から所定速度で定速移動する。この定速移動の際に、現
在アクセスしている該データトラック14に対する情報
の書込み又は読み出しを行なう。所定の減速点に達する
と減速を開始する。
【0021】この発明に関わる一実施例では、X軸方向
の相対的移動の減速が2段階の特性で行なわれるよう、
X軸駆動装置15の減速動作を制御する。まず、第1の
減速段階では、図3(a)の時間帯T4に示すように、
比較的急峻な減速度で減速が行なわれるようにする。次
に、第2の減速段階では時間帯T5に示すように、比較
的緩やかな減速度で減速が行なわれるようにする。これ
により、減速が滑らかに行なわれ、機械的振動の発生を
抑止することができる。次にアクセスすべき目標トラッ
クへの移動の開始は、図3の(b)の信号立ち上がり時
点t1にて示すように、上記第2の減速段階の減速動作
の最中(T5の最中)に行なう。すなわち、コントロー
ラ40の働きによって、トラッキング制御回路44に対
して自動トラッキングをオフとする制御を行ない、か
つ、トラックジャンプ制御回路45に対して、指示され
た次の目標トラックに対するニア・ジャンプ動作を開始
するよう指示する。これにより、X軸駆動装置15によ
るX軸方向への減速移動が行なわれている最中に、対物
レンズ22がY軸方向にトラッキング駆動される。な
お、目標トラックへの移動の開始時点t1は、第2の減
速段階が開始したときから所定時間後というように時間
基準で決定するようにしてもよいし、若しくはX軸方向
の移動速度が所定速度以下となったときというように速
度基準で決定するようにしてもよい。
の相対的移動の減速が2段階の特性で行なわれるよう、
X軸駆動装置15の減速動作を制御する。まず、第1の
減速段階では、図3(a)の時間帯T4に示すように、
比較的急峻な減速度で減速が行なわれるようにする。次
に、第2の減速段階では時間帯T5に示すように、比較
的緩やかな減速度で減速が行なわれるようにする。これ
により、減速が滑らかに行なわれ、機械的振動の発生を
抑止することができる。次にアクセスすべき目標トラッ
クへの移動の開始は、図3の(b)の信号立ち上がり時
点t1にて示すように、上記第2の減速段階の減速動作
の最中(T5の最中)に行なう。すなわち、コントロー
ラ40の働きによって、トラッキング制御回路44に対
して自動トラッキングをオフとする制御を行ない、か
つ、トラックジャンプ制御回路45に対して、指示され
た次の目標トラックに対するニア・ジャンプ動作を開始
するよう指示する。これにより、X軸駆動装置15によ
るX軸方向への減速移動が行なわれている最中に、対物
レンズ22がY軸方向にトラッキング駆動される。な
お、目標トラックへの移動の開始時点t1は、第2の減
速段階が開始したときから所定時間後というように時間
基準で決定するようにしてもよいし、若しくはX軸方向
の移動速度が所定速度以下となったときというように速
度基準で決定するようにしてもよい。
【0022】その後、X軸駆動装置15の減速動作が完
了し、X軸方向への移動が停止する。この発明では、段
階的減速制御によって機械的振動を吸収しているので、
停止時間幅T6は余り多く取る必要はなく、図3の時点
t2に示すように、次のトラックに対する情報の書込み
又は読み出しを行なうための反対方向へのX軸移動を、
比較的素早く開始することができる。すなわち、対物レ
ンズ22のY軸方向へのトラッキング駆動による目標ト
ラックへのジャンプ動作が完了する前に、X軸移動のた
めの加速を開始するようにすることができる。勿論、目
標トラックへのジャンプ動作が早く完了するような場合
は、ジャンプ動作完了後にX軸移動のための加速が開始
されてもよい。
了し、X軸方向への移動が停止する。この発明では、段
階的減速制御によって機械的振動を吸収しているので、
停止時間幅T6は余り多く取る必要はなく、図3の時点
t2に示すように、次のトラックに対する情報の書込み
又は読み出しを行なうための反対方向へのX軸移動を、
比較的素早く開始することができる。すなわち、対物レ
ンズ22のY軸方向へのトラッキング駆動による目標ト
ラックへのジャンプ動作が完了する前に、X軸移動のた
めの加速を開始するようにすることができる。勿論、目
標トラックへのジャンプ動作が早く完了するような場合
は、ジャンプ動作完了後にX軸移動のための加速が開始
されてもよい。
【0023】対物レンズ22のY軸方向駆動に伴って、
光ビームスポットがガイドトラックを横切ると、そのト
ラック横断数が検出回路46で検出される。目標トラッ
クに応じて1又は数トラックの横断が検出されると、光
ビームスポットが目標トラックにアクセスしたことが判
定される。これにより、図3の時点t2に示すように、
ジャンプ動作が終了する。この終了と同時に、トラッキ
ング制御回路44に対して自動トラッキングをオンとす
る制御を行ない、アクセスした目標トラックに沿って正
確に光ビームスポットがX軸方向に相対的に移動される
ようサーボ制御されるようになる。以上のようなコント
ローラ40による制御は、コンピュータのソフトウエア
プログラムに従って実行するようにしてもよいし、ある
いは専用のハードウエア回路を用いて実行するようにし
てもよい。
光ビームスポットがガイドトラックを横切ると、そのト
ラック横断数が検出回路46で検出される。目標トラッ
クに応じて1又は数トラックの横断が検出されると、光
ビームスポットが目標トラックにアクセスしたことが判
定される。これにより、図3の時点t2に示すように、
ジャンプ動作が終了する。この終了と同時に、トラッキ
ング制御回路44に対して自動トラッキングをオンとす
る制御を行ない、アクセスした目標トラックに沿って正
確に光ビームスポットがX軸方向に相対的に移動される
ようサーボ制御されるようになる。以上のようなコント
ローラ40による制御は、コンピュータのソフトウエア
プログラムに従って実行するようにしてもよいし、ある
いは専用のハードウエア回路を用いて実行するようにし
てもよい。
【0024】上記実施例では、X軸方向の相対的移動の
減速を、2段階で行なうようにしているが、3段階以上
であってもよい。また、比較的急峻な減速度から比較的
緩やかな減速度まで連続的に減速度を減少させるように
してもよい。何れの場合も、機械的振動を吸収した比較
的緩やかな減速度の段階で、トラックジャンプ動作を開
始するものとする。なお、加速段階においても、減速段
階と同様に、比較的緩やかな加速度から比較的急峻な加
速度まで徐々に段階的に又は連続的に加速度を制御する
ようにしてもよい。そうすれば、急峻な加速による機械
的振動の影響をやわらげることができる。その場合、対
物レンズ22のY軸方向へのトラッキング駆動による目
標トラックへのジャンプ動作が完了する前に、X軸移動
のための加速を開始したとしても、最初は比較的緩やか
な加速度であるため、トラックジャンプ動作に対して機
械的振動の影響を及ぼすことがないので、好ましい。従
って、次のトラックに対する情報の書込み又は読み出し
を行なうための反対方向へのX軸移動を、トラックジャ
ンプ動作が完了する前に比較的素早く開始することがで
き、全体的な処理時間の短縮化を図ることができる。
減速を、2段階で行なうようにしているが、3段階以上
であってもよい。また、比較的急峻な減速度から比較的
緩やかな減速度まで連続的に減速度を減少させるように
してもよい。何れの場合も、機械的振動を吸収した比較
的緩やかな減速度の段階で、トラックジャンプ動作を開
始するものとする。なお、加速段階においても、減速段
階と同様に、比較的緩やかな加速度から比較的急峻な加
速度まで徐々に段階的に又は連続的に加速度を制御する
ようにしてもよい。そうすれば、急峻な加速による機械
的振動の影響をやわらげることができる。その場合、対
物レンズ22のY軸方向へのトラッキング駆動による目
標トラックへのジャンプ動作が完了する前に、X軸移動
のための加速を開始したとしても、最初は比較的緩やか
な加速度であるため、トラックジャンプ動作に対して機
械的振動の影響を及ぼすことがないので、好ましい。従
って、次のトラックに対する情報の書込み又は読み出し
を行なうための反対方向へのX軸移動を、トラックジャ
ンプ動作が完了する前に比較的素早く開始することがで
き、全体的な処理時間の短縮化を図ることができる。
【0025】また、上記実施例では、ニア・ジャンプの
場合に本発明の制御を行なうようにしたが、これに限ら
ずファー・ジャンプの場合に本発明の制御を行なうよう
にしてもよい。すなわち、光ビームがトラックを横切る
方向(Y軸方向)に相対的に移動させる動作は、トラッ
キング用コイル20によらずに、Y軸駆動装置16によ
って行なってもよい。また、光学的記録媒体としては、
カード状の媒体に限らず、ディスク状のものやその他の
ものであってもよい。本発明に係る方法又は装置を実施
するための光学系又は制御系の基本構成は、図1又は図
2に示したものに限らず、その他の任意の構成を用いる
ことができる。
場合に本発明の制御を行なうようにしたが、これに限ら
ずファー・ジャンプの場合に本発明の制御を行なうよう
にしてもよい。すなわち、光ビームがトラックを横切る
方向(Y軸方向)に相対的に移動させる動作は、トラッ
キング用コイル20によらずに、Y軸駆動装置16によ
って行なってもよい。また、光学的記録媒体としては、
カード状の媒体に限らず、ディスク状のものやその他の
ものであってもよい。本発明に係る方法又は装置を実施
するための光学系又は制御系の基本構成は、図1又は図
2に示したものに限らず、その他の任意の構成を用いる
ことができる。
【0026】
【発明の効果】以上の通り、この発明によれば、光ビー
ムのトラックの長手方向への相対的動きを減速し、この
減速の最中に、トラックを横切る方向に該所望のトラッ
クに向って光ビームを相対的に移動させることを開始す
るようにしたので、トラックの長手方向への相対的動き
が完全に停止するまでトラックジャンプ動作を待つ必要
がないので、目標トラックへのアクセス時間を短縮する
ことができるという優れた効果を奏する。更に、上記減
速制御を、比較的急峻な減速度から比較的緩やかな減速
度まで徐々に又は段階的に減少させるようにし、比較的
緩やかな減速速度のときにトラックを横切る方向への光
ビームの相対的移動を開始するようにすることにより、
急激な減速による機械的振動の影響を抑止することがで
きるという効果を奏する。
ムのトラックの長手方向への相対的動きを減速し、この
減速の最中に、トラックを横切る方向に該所望のトラッ
クに向って光ビームを相対的に移動させることを開始す
るようにしたので、トラックの長手方向への相対的動き
が完全に停止するまでトラックジャンプ動作を待つ必要
がないので、目標トラックへのアクセス時間を短縮する
ことができるという優れた効果を奏する。更に、上記減
速制御を、比較的急峻な減速度から比較的緩やかな減速
度まで徐々に又は段階的に減少させるようにし、比較的
緩やかな減速速度のときにトラックを横切る方向への光
ビームの相対的移動を開始するようにすることにより、
急激な減速による機械的振動の影響を抑止することがで
きるという効果を奏する。
【図1】本発明を実施するために応用可能な光学的情報
記録再生装置の光学系の基本的システム構成例を示す概
略斜視図。
記録再生装置の光学系の基本的システム構成例を示す概
略斜視図。
【図2】図1に示された光学系に関連する制御系の一実
施例を示すブロック図。
施例を示すブロック図。
【図3】本発明に従うトラックジャンプ動作の一実施例
を示すタイミングチャート。
を示すタイミングチャート。
【図4】従来より知られたカード状の記録媒体の一例を
示す平面図。
示す平面図。
【図5】図4の記録媒体の記録領域の拡大平面図。
【図6】従来のトラックジャンプ動作の一例を示すタイ
ミングチャート。
ミングチャート。
2 光学ヘッド 11 光カード 12 記録・再生領域 13 ガイドトラック 14 データトラック 15 X軸駆動装置 16 Y軸駆動装置 17 速度検出器 20 トラッキング用コイル 21 フォーカシング用コイル 22 対物レンズ 40 コントローラ 41 トラッキング駆動回路 44 トラッキング制御回路
Claims (7)
- 【請求項1】 記録及び再生の少なくとも一方を行なう
ために、光学的記録媒体上に並列的に設けられた複数の
トラックのうち所望のトラックに光ビームをアクセスす
る方法であって、 情報の記録又は再生を行なうために、トラックの長手方
向に沿って前記記録媒体に対して光ビームを相対的に移
動するステップと、 前記相対的移動を減速するステップと、 前記相対的移動が減速されている最中に、トラックを横
切る方向に前記所望のトラックに向って光ビームを相対
的に移動させることを開始するステップとを具えること
を特徴とする光学的情報記録再生方法。 - 【請求項2】 前記相対的移動を減速することは、比較
的急峻な減速速度から比較的緩やかな減速度まで徐々に
又は段階的に該減速度を減少させる制御を含んでおり、
比較的緩やかな減速度のときに前記所望のトラックに向
って光ビームを相対的に移動させることを開始するよう
にしたことを特徴とする請求項1に記載の方法。 - 【請求項3】 前記減速するステップでは、前記相対的
移動の方向を反転させるために該相対的移動を減速する
ものであり、その後停止し、それから反対方向に加速す
るステップを含む請求項1又は2に記載の方法。 - 【請求項4】 前記所望のトラックに向って光ビームを
相対的に移動させることを開始した後から該所望のトラ
ックにアクセスすることが完了するまでの間で、前記相
対的移動が停止し、かつ前記加速が開始されることを特
徴とする請求項3に記載の方法。 - 【請求項5】 複数の情報記録用トラックを並列的に設
けた光学的記録媒体に対して記録及び再生の少なくとも
一方を行なうために光ビームを照射する記録再生用光学
ヘッド手段と、 情報の記録又は再生を行なうために、トラックの長手方
向に沿って前記記録媒体に対して前記光ビームを相対的
に移動する第1の駆動手段と、 所望のトラックに光ビームをアクセスするために、トラ
ックを横切る方向に前記記録媒体に対して前記光ビーム
を相対的に移動する第2の駆動手段と、 前記第1の駆動手段による前記光ビームの相対的移動を
減速し、この減速の最中に前記第2の駆動手段による該
光ビームの相対的移動を開始させ、前記所望のトラック
に光ビームをアクセスするよう制御する制御手段とを具
えたことを特徴とする光学的情報記録再生装置。 - 【請求項6】 前記制御手段は、前記第1の駆動手段に
よる前記相対的移動の減速度を、比較的急峻な減速度か
ら比較的緩やかな減速度まで徐々に又は段階的に減少さ
せる制御を行ない、比較的緩やかな減速を行なっている
最中に前記第2の駆動手段による該光ビームの相対的移
動を開始させるようにした請求項5に記載の光学的情報
記録再生装置。 - 【請求項7】 前記光学的記録媒体は、着脱自在なカー
ド状の媒体からなるものである請求項1乃至6のいずれ
かに記載の方法又は装置。
Priority Applications (9)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6106307A JPH07296393A (ja) | 1994-04-22 | 1994-04-22 | 光学的情報記録再生方法及び装置 |
TW084103095A TW263583B (en) | 1994-04-22 | 1995-03-31 | Optical information recording/playing method and device thereof |
KR1019950008476A KR950030103A (ko) | 1994-04-22 | 1995-04-12 | 광학적 정보 기록재생 방법 및 장치 |
AU16500/95A AU676427B2 (en) | 1994-04-22 | 1995-04-18 | Method of and apparatus for recording and reproducing optical information |
CA002147336A CA2147336C (en) | 1994-04-22 | 1995-04-19 | Method of and apparatus for recording and reproducing optical information |
US08/424,203 US5604720A (en) | 1994-04-22 | 1995-04-19 | Method and apparatus for accessing a target track on optical medium |
DE69517739T DE69517739T2 (de) | 1994-04-22 | 1995-04-20 | Verfahren und Gerät zur optischen Aufzeichnung und Wiedergabe von Informationen |
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