JPH07296046A - 図面編集支援システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 既存図面の再利用による図面の編集効率を向
上させ、図面編集支援システムの高性能化を図る。 【構成】 図面オブジェクトの作成度に、新規図面オブ
ジェクトと、隣接する既存図面オブジェクトの要素図形
種別と文字列内容を位置情報を付与して対応付け編集情
報テーブル３ａに登録する編集情報登録処理部６と、編
集終了時に、編集情報テーブル３ａの情報に図面識別子
を付与して図面情報ファイル４ａに登録する図面パター
ン登録処理部７と、図面再利用による編集の対象領域の
指定に基づき図面情報ファイル４ａを検索し、指定領域
の各図形オブジェクトと同じ構成を含む既存図面を全て
読み出して表示する対象図面表示処理部８と、表示図面
と編集情報テーブル３ａの内容を、選択された既存図面
のものに入れ替える編集画面切替処理部９とを設け、選
択された図面に対する編集支援処理を継続する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、コンピュータを用いて
既存図面の情報を再利用した対話形式での図面編集を行
う技術に係り、特に、ＣＡＳＥ（ケース、Ｃｏｍｐｕｔ
ｅｒ Ａｉｄｅｄ Ｓｏｆｔｗａｒｅ Ｅｎｇｉｎｅｅ
ｒｉｎｇ）ツールで作成されるデータフロー図やシステ
ムフロー図などのように、予め用意された図形と、各図
形に対応して操作者が入力する文字列からなる図面の編
集支援を効率良く行うのに好適な図面編集支援システム
に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】コンピュータによる編集対象となる図面
には、例えば、ＣＡＳＥツールで作成されるデータフロ
ー図やシステムフロー図などのように、予め決まった図
形を要素図形として持ち、この要素図形と、この要素図
形に付随して入力された文字列とからなる図面オブジェ
クトで作成されているものがある。このような図面オブ
ジェクトからなる図面の編集を行う場合には、例えば、
「インタフェース ’９１−５ Ｎｏ．１６８／ 別冊
付録」（１９９１年、ＣＱ出版社発行）の第１１、１２
頁に記載のＣＡＤにおける部品の再利用と同様に、既存
の図面情報の再利用が可能である。すなわち、予めよく
使われる図面部分をパターンとして登録しておき、操作
者は、そのパターンを選択条件により選び、この選択し
たパターンを利用して図面編集を行うことができる。再
利用するパターンは、システム提供の標準パターンが用
意されているが、この標準パターンだけでは、既存の図
面情報の再利用を図る上で不充分であり、このような場
合には、利用者自身により、再利用するパターンを追
加、変更することができる。

【０００３】しかし、何を再利用パターンとするかの決
定条件はシステム側で用意されていないので、利用者自
身が、よく使われるパターンを見極めて、再利用パター
ンとして登録しなければならず、利用者にとって作業負
荷となる。また、このようにして登録されたパターンの
中から、編集上で再利用したいものを選び出すために
は、条件文からなる選択条件が必要であり、この選択条
件は、標準パターンに対しては予めシステム側で用意さ
れているが、再利用するパターンを新たに追加する場合
には、この追加パターンに対応して、利用者自身が、新
たな選択条件（条件文）を登録しなけならない。もし、
この選択条件が不首尾な場合には、編集で再利用したい
パターンを選び出せなくなるので、この選択条件は非常
に重要である。そのために、この追加パターン用の選択
条件の登録は、利用者への大きな作業負荷となる。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、従来の技術では、編集図面中の全てのパターンを
再利用可能なパターンとして自動的に登録できない点
と、図面を構成する図形および文字列そのものを、再利
用時の選択条件として用いることができない点である。
本発明の目的は、これら従来技術の課題を解決し、再利
用する図面パターンの登録作業、および、この図面パタ
ーンを再利用する場合の選択条件の登録作業を不要と
し、既存図面の再利用による図面の編集効率を向上させ
ることを可能とする図面編集支援システムを提供するこ
とである。

【０００５】

【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の図面編集支援システムは、図面を構成する
要素図形とこの要素図形に付随して入力された文字列と
からなる図面オブジェクトが、編集処理部（５）を介し
て作成される度に、この作成された新規図面オブジェク
トの要素図形の種別および文字列の内容と、この新規図
面オブジェクトに隣接する既存の図面オブジェクトの要
素図形種別および文字列内容とを対応付けて示すと共
に、この既存の図面オブジェクトと新規図面オブジェク
トとの位置関係を示す編集情報を生成し、主記憶装置
（３）にテーブル（編集情報テーブル３ａ）登録する編
集情報登録処理部（６）と、図面の編集の終了時に、こ
の編集図面の識別情報を編集情報テーブル（３ａ）の情
報に付与して図面情報を生成し、補助記憶装置（４）に
ファイル登録（図面情報ファイル４ａ）する図面パター
ン登録処理部（７）と、編集中図面での複数の図形オブ
ジェクトを含む領域の指定に基づき、図面情報ファイル
（４ａ）を検索して、指定領域の各図形オブジェクトの
構成と同じ図形オブジェクト構成を含む既存の図面を全
て読み出して画面表示する対象図面表示処理部（８）
と、この画面表示中の既存図面から選択された図面のみ
を画面表示すると共に、主記憶装置（３）に登録されて
いる編集情報テーブル（３ａ）を、この画面表示する既
存の図面に対応する図面情報ファイル（４ａ）内の編集
情報テーブル内容に入れ替える編集画面切替処理部
（９）とを設け、選択された図面に対する編集支援処理
を継続することを特徴とする。

【０００６】

【作用】本発明においては、要素図形と文字列とからな
る図面オブジェクトが作成される度に、新規の図面オブ
ジェクトとこの新規図面オブジェクトに隣接する既存の
図面オブジェクトからなるパターンを、再利用可能なパ
ターンとして登録する。このことにより、２つの図面オ
ブジェクトからなるパターンを最小単位として、図面を
構成する全ての図面オブジェクトが再利用可能なものと
なる。このパターンを識別する情報は、両オブジェクト
の要素図形種別と文字列内容の対応付け、および、両図
面オブジェクトの相互の位置関係のみからなり、少ない
データ量で表されるので、編集情報テーブルおよび図面
情報ファイルのサイズを小さくすることができる。操作
者から、図面の再利用のために編集中図面の任意の領域
が指定されれば、図面情報ファイルを検索し、まず、指
定された領域内の各編集情報の組み合わせと合致する部
分を含む編集情報を全て探し出し、次に、これらの編集
情報の識別情報から図面を特定し、さらに、特定した全
ての図面を再利用対象として読み出し、画面表示する。
そして、操作者が、表示された各図面から目的の図面を
選択指定すると、この選択された図面のみを表示すると
共に、編集情報テーブルの内容を、この選択された図面
の内容に変更する。このことにより、図面を構成する図
形および文字列そのものを、再利用時の選択条件として
用いることができる。さらに、選択表示した図面に対す
る操作者による操作に基づき編集を継続して行うことに
より、例えば、再利用対象として特定される図面が多数
で、かつ、相互に包含関係にあり、最適な図面の特定が
困難な場合にも、順次に規模を大きくしながら、領域指
定および選択指定を繰り返すことで、最適な図面を容易
に特定することができる。

【０００７】

【実施例】以下、本発明の実施例を、図面により詳細に
説明する。図１は、本発明の図面編集支援システムの本
発明に係る構成の一実施例を示すブロック図である。本
図において、１はキーボードとディスプレイ画面を有す
る端末、１ａは本実施例における主な入出力操作に用い
られるマウス、２はＣＰＵを具備し本発明に係るデータ
処理を行うコンピュータ、３はコンピュータ２内におい
て内部バスで接続された主記憶装置、４はコンピュータ
２の処理結果や利用データ等を格納する補助記憶装置で
ある。コンピュータ２は、ＣＰＵ動作に基づき、端末１
を介して操作者との対話形式で図面の編集処理を行う編
集処理部５と、本発明の図面の再利用に係る処理を行う
編集情報登録処理部６、図面パターン登録処理部７、対
象図面表示処理部８、および、編集画面切替処理部９に
より構成されている。

【０００８】操作者が、端末１を介して図面の編集を開
始すると、コンピュータ２は、編集処理部５により、端
末１を介しての操作者との対話形式での図面の編集を行
う。すなわち、編集処理部５は、端末１からの操作入力
に基づき、要素図形を選択して表示し、かつ、この要素
図形に付随する文字列を入力して、要素図形と文字列か
らなる図面オブジェクトを作成し、この組み合わせによ
る図面の作成および編集を行う。このようにして、編集
処理部５が図面オブジェクトを作成する度に、編集情報
登録処理部６は、作成された新規図面オブジェクトの要
素図形の種別および文字列の内容と、新規図面オブジェ
クトに隣接する既存の図面オブジェクトの要素図形種別
および文字列内容とを対応付けて示すと共に、この既存
の図面オブジェクトと新規図面オブジェクトとの位置関
係を示す編集情報を生成し、主記憶装置３内の編集情報
テーブル３ａに登録する。この結果、編集情報テーブル
３ａには、２つの図面オブジェクトからなるパターン単
位で、図面を構成する全ての図面オブジェクトが、相互
に関連付けられて登録される。

【０００９】操作者が、端末１から図面編集の終了指示
を入力すると、図面パターン登録処理部７により、編集
図面の識別情報を編集情報テーブル３ａの情報に付与し
て図面情報を生成し、補助記憶装置４内の図面情報ファ
イル４ａに登録する。この結果、図面情報ファイル４ａ
には、２つの図面オブジェクトからなるパターンを最小
単位として、図面を構成する全ての図面オブジェクトが
再利用可能なものとして登録される。また、編集情報テ
ーブル３ａおよび図面情報ファイル４ａに登録される編
集情報は、詳細を後述するように、両図面オブジェクト
の要素図形種別と文字列内容の対応付け、および、両図
面オブジェクトの相互の位置関係のみからなり、少ない
データ量で表される。このことにより、編集情報テーブ
ル３ａおよび図面情報ファイル４ａのサイズを小さくす
ることができる。

【００１０】このように、編集情報が図面情報ファイル
４ａに登録された状態で、操作者は、図面の編集に既存
図面を再利用することができる。すなわち、操作者が、
編集中図面において、既存図面を再利用して編集を行い
たい領域をマウス１ａで指定すると、コンピュータ２
は、対象図面表示処理部８により、編集情報テーブル３
ａから、指定された領域内の全ての編集情報を抽出し、
この編集情報の全体構成をキーに図面情報ファイルを検
索して、同じ構成の編集情報を含む既存の図面を全て読
み出して端末１に画面表示する。操作者が、これらの既
存図面から、目的の図面を１つ選択して端末１を介して
指定入力すると、編集画面切替処理部９により、選択さ
れた図面のみを画面表示すると共に、選択画面の編集情
報を図面情報ファイル４ａから読み出し、この編集情報
に、編集情報テーブル３ａの登録内容を入れ替える。以
後、操作者は、選択した既存図面の編集を継続する。こ
のようにして、操作者は、図面を構成する図形および文
字列そのものを、再利用時の選択条件として用いること
ができる。

【００１１】以下、データフロー図の編集を例に、本発
明に係る動作説明を行う。尚、２つの図面オブジェクト
同士の接続関係として２項関係で表現することとする。
図２は、図１における図面編集支援システムの本発明に
係る動作例を示すフローチャートである。端末から図面
編集が指示されると、編集を開始する（ステップ２
１）。すなわち、編集画面を表示し、要素図形が選択さ
れ、文字列が付加されていく。この結果、図３に示すデ
ータフロー図が編集途中の図面として画面表示される。
ここでは、「注文受付」と「受付伝票発行」の文字列が
「処理」（プロセス）を示す四角形の要素図形内に、ま
た、「プロセス」間の流れ方向（フロー）を示す矢印型
の要素図形上に「受付票」の文字が入力されている。

【００１２】この編集画面の情報を登録した図１におけ
る編集情報テーブル３ａの内容例が図４に示されてお
り、ここでは、データの流れが一方向であるものとする
ので、上流を左、下流を右と表現し、例えば、図３にお
ける「注文受付の四角形の要素図形」と「矢印型の要素
図形」とに関する編集情報として、「左要素図形」の項
目に「プロセス」、「左文字列」の項目に「注文受
付」、そして、「右要素図形」の項目に「フロー」、
「右文字列」の項目に「受付票」が、それぞれ登録され
ている。図３に示す図面の編集をさらに進めるために既
存の図面の再利用をする場合には、操作者は、図１にお
けるマウス９を用いて編集対象となる範囲を指定する
（ステップ２２）。このようにして、編集画面で範囲指
定された様子を示したのが図５であり、また、対応する
編集情報テーブルでの該当部分を示したのが図６であ
る。ここでは、図３に示す編集図面の全ての図面オブジ
ェクトが指定されている。

【００１３】このように編集対象範囲が指定されると、
図６に示した当該部分と同じ構成の編集情報を一部に含
む全ての図面を、図１における図面情報ファイル４ａか
ら読み出し、端末の画面に表示する（ステップ２３）。
図６において指定された編集情報部分を含む図面を、図
１における図面情報ファイル４ａにおいて示したのが、
図７であり、この図７において囲ってある（「図面識別
子がＡ〜Ｃ」の）各部分が、図６において指定された部
分と合致する部分である。読み出された図面Ａ、Ｂ、Ｃ
（上方からの順）の表示結果を図８に示す。操作者の指
示に基づき、表示された各図面の中から、編集に用いる
のに最適なものを選択する（ステップ２４）。ここで
は、図８において囲ってある図面（Ｃ）が選択されてい
る。また、この選択の結果、候補選択の前の図４におけ
る編集情報テーブルの内容は、図９に示すように、図７
における図面（Ｃ）の編集情報に入れ替えられる。

【００１４】操作者からの操作入力に基づき、選択して
入れ替わった図面の修正を行う（ステップ２５）。この
修正結果の編集画面を示したのが、図１０であり、「与
信確認」処理の後に、下向きの矢印型の要素図形と、文
字列「エラー情報」が付与された「データ蓄積」処理を
示す四角形の要素図形が追加されている。また、この編
集画面の修正後の編集情報テーブルの内容を示したの
が、図１１であり、下から１、２行目の編集情報が、図
９におけるテーブル内容に追加されている。編集の終了
が指示されると（ステップ２６）、図１１に示した編集
情報テーブルの内容を、図面情報ファイルに格納して
（ステップ２７）、編集処理を終了する（ステップ２
８）。この格納結果を示したのが、図１２であり、新た
に格納する図面に対しては、システムが自動的に一意の
図面識別子を与える。ここでは、図面Ｄとして登録され
ている。このように、既存の図面を再利用して編集を行
った場合にも、その結果は編集情報テーブルに反映さ
れ、かつ、最終的に図面情報ファイルに格納され、新た
な選択候補となる。

【００１５】尚、ステップ２５からステップ２２に戻っ
て、図１０に示した編集中図面に対する図面の再利用に
よる編集作業を継続することもできる。また、図５のよ
うに編集中の図面全てを範囲指定するのではなく、その
一部を指定することもできる。また、図８で示す図面の
選択においても、同様に、表示図面の一部を選択指定す
ることができる。いずれにおいても、その結果は、編集
情報テーブルに反映される。すなわち、図面および編集
情報テーブルの入れ替えは、部分的に行われる。このよ
うにして、再利用対象の図面を捜すための範囲指定や、
最適な再利用図面を選ぶための指定操作のいずれにおい
ても自由度をもたすことができる。

【００１６】以上、図１〜図１２を用いて説明したよう
に、本実施例の図面編集支援システムでは、図面の編集
時に作成する図面オブジェクトを全て再利用可能なもの
として登録し、かつ、既存の図面を再利用する編集部分
の領域の指定に基づき、再利用対象となり得る図面を全
て読み出して表示する。このように、既存図面のすべて
を再利用可能なものとすることで、再利用されない既存
図面情報を減少させ、図面再利用の向上を図ることがで
きる。そして、図面再利用の向上により、再利用する図
面を探索する上での精度を上げることで、図面編集作業
の能率の向上を図ることも可能となる。また、再利用す
るパターン、および、このパターン選択条件を予め登録
しておく必要が無く、また、操作者は、どのパターンを
再利用するかを決める必要が無く、このことにより、要
素図形と文字列からなる図面の編集における既存図面の
再利用効率を向上させると共に、編集作業に係る操作者
の負荷の軽減を図ることができる。

【００１７】尚、本発明は、図１〜図１２を用いて説明
した実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱
しない範囲において種々変更可能である。例えば、本実
施例では、編集情報テーブルにおいて、図面オブジェク
ト同士の接続関係を２項関係として保持し、かつ、２つ
の図面オブジェクト間において、左の図面オブジェクト
と右の図面オブジェクトとの接続関係で格納している
が、２つの図面オブジェクト相互の位置関係を示す項目
を、要素図形と文字列との対応付け項目の後に設ける構
成としても良い。この場合、位置関係を示す項目には、
「右、左」のみならず、「上、下、斜め」等の情報を用
いることができ、フローチャートの編集にも応用するこ
とができる。

【００１８】

【発明の効果】本発明によれば、編集図面中の全てのパ
ターンを再利用可能なパターンとして自動的に登録で
き、かつ、図面を構成する図形および文字列そのもの
を、再利用時の選択条件として用いることができ、再利
用する図面パターンの登録作業、および、この図面パタ
ーンを再利用する場合の選択条件の登録作業が不要とな
り、既存図面の再利用による図面の編集効率を向上させ
ることができ、図面編集支援システムの高性能化が可能
である。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の図面編集支援システムの本発明に係る
構成の一実施例を示すブロック図である。

【図２】図１における図面編集支援システムの本発明に
係る動作例を示すフローチャートである。

【図３】編集途中のデータフロー図の画面表示例を示す
説明図である。

【図４】図３におけるデータフロー図に対応する編集情
報テーブルの登録内容例を示す説明図である。

【図５】既存図面の再利用による編集対象の図面の指定
例を示す説明図である。

【図６】図５における図面指定に対応して指定される編
集情報テーブルの登録内容例を示す説明図である。

【図７】図６における登録内容例に合致する図面情報フ
ァイルの登録内容例を示す説明図である。

【図８】図７における図面情報ファイルの各登録内容に
対応する再利用対象図面の表示例、および、最適な再利
用図面の選択状況例を示す説明図である。

【図９】図８における最適な再利用図面として選択され
表示された図面に対応する編集情報テーブルの登録内容
例を示す説明図である。

【図１０】図８における最適な再利用図面として選択さ
れ表示された図面に対する修正状況例を示す説明図であ
る。

【図１１】図１０における修正図面に対応する編集情報
テーブルの登録内容例を示す説明図である。

【図１２】図１０における修正図面の編集終了後の図面
情報ファイルの登録内容例を示す説明図である。

【符号の説明】

１：端末、１ａ：マウス、２：コンピュータ、３：内部
記憶装置、３ａ：編集情報テーブル、４：外部記憶装
置、４ａ：図面情報ファイル、５：編集処理部、６：編
集情報登録処理部、７：図面パターン登録処理部、８：
対象図面表示処理部、９：編集画面切替処理部

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 既存図面の情報を再利用して画面上での
   図面の編集支援を行う図面編集支援システムにおいて、
   上記図面を構成する要素図形と該要素図形に付随して入
   力された文字列とからなる図面オブジェクトが作成され
   る度に、該作成された新規図面オブジェクトの要素図形
   の種別および文字列の内容と、該新規図面オブジェクト
   に隣接する既存の図面オブジェクトの要素図形種別およ
   び文字列内容とを対応付けて示すと共に、該既存の図面
   オブジェクトと新規図面オブジェクトとの位置関係を示
   す編集情報を生成し、主記憶装置にテーブル登録する編
   集情報登録処理手段と、図面の編集の終了時に、該図面
   の識別情報を上記テーブル情報に付与して図面情報を生
   成し、補助記憶装置にファイル登録する図面パターン登
   録処理手段と、編集中図面での複数の図形オブジェクト
   を含む領域の指定に基づき、上記図面情報ファイルを検
   索して、上記指定領域の各図形オブジェクトの構成と同
   じ図形オブジェクト構成を含む既存の図面を全て読み出
   して画面表示する対象図面表示処理手段と、該画面表示
   中の既存図面から選択された図面のみを画面表示すると
   共に、上記主記憶装置に登録されている編集情報テーブ
   ルを、該画面表示する既存の図面に対応する図面情報フ
   ァイル内容の編集情報テーブルに入れ替える編集画面切
   替処理手段とを設け、上記選択された図面に対する編集
   支援処理を継続することを特徴とする図面編集支援シス
   テム。