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JPH07295544A - 画像表示装置 - Google Patents

画像表示装置

Info

Publication number
JPH07295544A
JPH07295544A JP6107875A JP10787594A JPH07295544A JP H07295544 A JPH07295544 A JP H07295544A JP 6107875 A JP6107875 A JP 6107875A JP 10787594 A JP10787594 A JP 10787594A JP H07295544 A JPH07295544 A JP H07295544A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
display
frequency
image data
video signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6107875A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyoshi Ito
清 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nifco Inc
Original Assignee
Nifco Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nifco Inc filed Critical Nifco Inc
Priority to JP6107875A priority Critical patent/JPH07295544A/ja
Publication of JPH07295544A publication Critical patent/JPH07295544A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Pinball Game Machines (AREA)
  • Display Devices Of Pinball Game Machines (AREA)
  • Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)
  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 多様な画像を表示できる画像表示装置を低コ
ストで実現する。 【構成】 MPU42は液晶ディスプレイ38に表示したい
画像に対応するROM52上の画像データのアドレスを検
知してVDP50に通知すると共に、主走査方向に沿った
画像の表示倍率を決定し、発振回路58A,58B から入力さ
れる各々周波数の異なる2つの信号の一方を出力するよ
うセレクタ56に指示する。ROM52から読み出されスク
ロール画面ジェネレータ64又は動画面ジェネレータ66の
VRAMに一旦格納された画像データは、セレクタ56か
ら入力された基準信号の周波数に応じてタイミングジェ
ネレータ70から出力された内部クロック信号に同期した
速度で順次読み出されてディスプレイコントローラ62へ
出力され、ディスプレイコントローラ62からは前記基準
信号の周波数に対応する間隔で主走査方向に画素が並ん
だ画像を表すビデオ信号が出力される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は画像表示装置に係り、よ
り詳しくは、画像データをビデオ信号に変換して画像表
示手段に画像を表示する画像表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】パチンコ遊技機には種々のタイプがある
が、一例として表示部を備えた補助ゲーム装置と、これ
に連動して所定回数開放する変動入賞装置と、が遊技盤
に設けられたものがある。補助ゲーム装置の表示部は、
例えば、外周に数字、絵等が記録された複数のドラムが
所謂スロットマシーンのように回転可能に配列されたス
ロットから成り、遊技盤に設けられた特定入賞口へ打球
が入賞すると、スロットが回転した後に停止して表示部
に例えば三桁の数字が表示されるようになっている。そ
して、表示された三つの数字が揃うと、特定遊技状態、
所謂大当たりとなり、閉塞状態を維持していた変動入賞
装置が断続的に開放され、打球の入賞率が急激に増加す
るように構成されている。
【0003】また、最近では遊技者に対するサービスの
向上を図るため、補助ゲーム装置の表示部として液晶等
のディスプレイを含んで構成された画像表示装置を用い
たものも見受けられる。画像表示装置は、多数フレーム
分の画像データが予め記憶されたROM等の記憶装置及
び画像処理プロセッサを備えている。画像処理プロセッ
サは前記ROM等に記憶されている多数フレーム分の画
像データの中からディスプレイに表示する画像に対応す
る画像データを選択的に読み出し、ディスプレイ駆動用
信号に変換してディスプレイに出力する。これにより前
記画像データの画像がディスプレイに表示される。上記
構成では、前述のようなスロットを表す画像に限らず種
々の画像を表示することができるので、遊技者に対する
サービスの向上を図ることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、パチン
コ遊技機では遊技者に対する更なるサービスの向上が常
に求められており、画像表示装置についても、より多様
な画像を表示できることが要求されている。この要求を
実現するためには前記多様な画像に対応して大量の画像
データをROM等の記憶手段に記憶することが必要とな
ってくるが、これに伴い、大容量のROMやアドレス空
間の大きな画像処理プロセッサが必要となるので、画像
表示装置のコストが嵩むという問題があった。
【0005】本発明は上記事実を考慮して成されたもの
で、低コストで、かつ多様な画像を表示することができ
る画像表示装置を得ることが目的である。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明に係る画像表示装置は、予め画像データを記憶
した記憶手段と、前記記憶手段に記憶されている画像デ
ータを、入力された基準信号の周波数に対応する間隔で
主走査方向に画素が並んだ画像を表すビデオ信号に変換
して出力するビデオ信号出力手段と、前記ビデオ信号出
力手段からビデオ信号が入力され、入力されたビデオ信
号が表す画像を表示する画像表示手段と、前記画像表示
手段における所定の主走査ラインの表示が完了した後及
び1画像の表示が完了した後の少なくとも一方の画像非
表示期間に前記基準信号の周波数を変更する周波数変更
手段と、を含んで構成している。
【0007】
【作用】本発明では、画像データが記憶手段に予め記憶
されており、ビデオ信号出力手段は、記憶手段に記憶さ
れている画像データを、入力された基準信号の周波数に
対応する間隔で主走査方向に画素が並んだ画像を表すビ
デオ信号に変換して出力し、画像表示手段はビデオ信号
出力手段から入力されたビデオ信号が表す画像を表示す
る。一方、周波数変更手段では、画像表示手段における
所定の主走査ラインの表示が完了した後及び1画像の表
示が完了した後の少なくとも一方の画像非表示期間に基
準信号の周波数を変更する。周波数変更手段によって基
準信号の周波数が変更されると、画像表示手段に表示さ
れる画像の主走査方向に沿った画素の間隔が変化し、画
像表示手段に表示される画像の主走査方向に沿った表示
倍率が変化する。
【0008】例えば、周波数制御手段により1画像の表
示が完了した後の画像非表示期間に基準信号の周波数が
変更された場合には、主走査方向に沿った表示倍率が全
体的に変化した画像が表示される。また例えば、周波数
制御手段により所定の主走査ラインの表示が完了した後
の画像非表示期間に基準信号の周波数が変更された場合
には、主走査方向に沿った画素間隔が部分的に変化した
画像が表示される。
【0009】このように、周波数変更手段が基準信号の
周波数を変更することにより、単一のフレーム画像に対
応する画像データに対し、例えば1フレームの全体を表
示したり、1フレームの一部分のみを拡大表示したり、
部分的に表示倍率を変更することによって遠近感を表現
したり、等のように種々の表示方法で表示することがで
きるので、例えば上述のような表示を行うために個々の
表示に対応して各々画像データを用意する必要がなくな
る。従って、画像データを記憶する記憶手段の記憶容量
を大きくしたり、ビデオ信号出力手段としてアドレス空
間の大きな画像処理プロセッサ等を用いる必要が無くな
るので、多様な画像を表示することができる画像表示装
置を低コストで実現できる。
【0010】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。なお、以下では本発明に係る画像表示装置をパチ
ンコ遊技機に適用した場合を例に説明する。
【0011】〔第1実施例〕図1には本第1実施例に係
るパチンコ機10が示されている。パチンコ機10は保
持枠12を備えており、この保持枠12の前面上部位置
には遊技盤14が嵌め込まれている。また、保持枠12
の前面下部位置にはパチンコ球を供給する供給皿16及
び出球を貯留する受皿18が配設されている。さらに、
この受皿18の図1紙面右側にはパチンコ球を発射する
発射装置20が配設されている。発射装置20は操作ダ
イヤル22を備えており、この操作ダイヤル22を所定
量回転することによりパチンコ球が連続的に発射される
ようになっている。
【0012】上述した遊技盤14の下部には変動入賞装
置24が配設されており、所定の場合にのみ断続的に開
放するように構成されている。また、遊技盤14の中央
部には、可変表示装置26が配設されている。この可変
表示装置26の両脇には、第1の特定入賞口28がそれ
ぞれ配設されている。また、可変表示装置26の下方に
は、第2の特定入賞口30が配設されている。
【0013】図2には、上述した可変表示装置26が拡
大した状態で示されている。この可変表示装置26は、
カラー液晶ディスプレイ38を備えた表示部32と、変
動入賞装置24の開放回数をカウントする回数表示部3
4と、表示部32の表示内容の変更途中で第1の特定入
賞口28及び第2の特定入賞口30へ入賞した打球の数
をプールして表示するための入賞球表示部36と、を備
えている。
【0014】液晶ディスプレイ38は、各々一方の面に
透明電極が形成された一対のガラス基板が、前記透明電
極が所定間隔隔てて向かい合うように配置され、かつ前
記一対のガラス基板の間に液晶が充填されて構成されて
いる。液晶は電極を介して電圧が印加されると電極に挟
まれた部分の光透過率が印加電圧の大きさに応じて変化
するが、前記透明電極は、画像表示面を微小面積の1ド
ットを単位としてマトリックス状に区画したときの各ド
ットに対応する部分毎に光透過率を変更可能な配置とさ
れている。
【0015】また各ドットには、例として図3に示すよ
うにB(ブルー)光またはG(グリーン)光またはR
(レッド)光を透過するフィルタが対応している。図3
に示す例では太線で示す6ドットが概念的な1画素を構
成しており、前記各画素の色及び輝度は各ドットの光透
過率、詳しくは液晶ディスプレイ38の背面に配設され
た図示しないバックライトから射出され各ドットを透過
したBまたはGまたはRの色の光の光量によって変化す
る。
【0016】図4に示すように、液晶ディスプレイ38
は表示装置40に接続されている。表示装置40はMP
U(マイクロプロセッシングユニット)42、RAM4
4、ROM46及び入出力ポート48を備えており、こ
れらはバスを介して互いに接続されている。また、入出
力ポート48には図示しない複数の外部回路が接続され
ている。外部回路は、各々パチンコ機10の各部の状態
(例えば特定入賞口に打球が入賞したか否か)を検出す
るセンサと、センサの検出結果を表す数ビットのデータ
(コマンドと称する)を出力する制御回路と、で構成さ
れており、外部回路から出力されたコマンドは入出力ポ
ート48を介してMPU42に入力される。
【0017】入出力ポート48にはセレクタ56が接続
されている。セレクタ56は2個の入力端を備えてお
り、一方の入力端には周波数f1 の信号を出力する発振
回路58Aが、他方の入力端には前記周波数f1 と異な
る周波数f2 の信号を出力する発振回路58Bが各々接
続されている。セレクタ56は入出力ポート48を介し
てMPU42から入力された指示信号に応じて、発振回
路58A、58Bから各々入力された2つの信号の何れ
か一方を出力する。なお、MPU42、セレクタ56及
び発振回路58A、58Bは本発明の周波数変更手段を
構成している。
【0018】またMPU42には、本発明のビデオ信号
出力手段としてのビデオ・ディスプレイ・プロセッサ
(以下、VDPと称する)50が接続されている。VD
P50は、バス50Aを介して互いに接続されたMPU
インタフェース部60、ディスプレイコントローラ6
2、スクロール画面ジェネレータ64、動画面ジェネレ
ータ66及びROMインタフェース部68と、更にタイ
ミングジェネレータ70と、を備えている。MPUイン
タフェース部60はMPU42に接続されており、MP
U42との間で各種のコマンドやデータの受け渡しを行
う。また、MPUインタフェース部60の信号出力端は
MPU42の割込み信号入力端子(図4では「INT」
として示す)に接続されている。
【0019】ROMインタフェース部68には本発明の
記憶手段としてのROM52が接続されている。ROM
52には液晶ディスプレイ38に表示する各種の画像に
対応する各種の画像データが記憶されている。ROMイ
ンタフェース部68はROM52に記憶されている画像
データを読み出し、読み出した画像データをバス50B
を介してスクロール画面ジェネレータ64又は動画面ジ
ェネレータ66へ出力する。スクロール画面ジェネレー
タ64及び動画面ジェネレータ66は各々VRAMを備
えており、ROMインタフェース部68から入力された
画像データをVRAMに一旦格納し、バス50Aを介し
てディスプレイコントローラ62へ、スクロール画面或
いは動画面を表す画像データとして出力する。
【0020】ディスプレイコントローラ62の出力端は
インタフェース部54の信号入力端に接続されている。
ディスプレイコントローラ62はスクロール画面ジェネ
レータ64又は動画面ジェネレータ66から入力された
画像データをビデオ信号に変換し、インタフェース部5
4へ出力する。なお、ビデオ信号の一例として、本実施
例に係るカラーエンコーダ62はNTSC方式に準拠し
たビデオ信号を出力する。インタフェース部54の信号
出力端は本発明の画像表示手段としての液晶ディスプレ
イ38に接続されている。
【0021】また、タイミングジェネレータ70には端
子CLKを介してセレクタ56の出力端が接続されてお
り、セレクタ56から出力された信号が基準信号として
入力される。タイミングジェネレータ70は入力された
基準信号に基づいて、基準信号を分周して内部クロック
信号を生成し、この内部クロック信号を信号線50Bを
介してスクロール画面ジェネレータ64、動画面ジェネ
レータ66、ROMインタフェース部68の各々へ出力
する。これにより、スクロール画面ジェネレータ64、
動画面ジェネレータ66及びROMインタフェース部6
8の各々は、内部クロック信号に同期した速度で動作す
る。
【0022】次に本第1実施例の作用を説明する。パチ
ンコ機10の電源が投入されると各種の初期設定が行わ
れる。MPU42はセレクタ56に指示信号を出力し、
セレクタ56に入力される周波数f1 、f2 の2つの信
号のうち、予め定められた一方の信号を出力するよう指
示する。なお、ここでは一例としてf1 >f2 とし、発
振回路58Aから入力される周波数f1 の信号の出力を
指示したものとする。これにより、タイミングジェネレ
ータ70に周波数f1 の信号が基準信号として入力さ
れ、周波数f1 に応じた周波数の内部クロック信号がタ
イミングジェネレータ70から出力される。
【0023】また表示装置40のROM46には、RO
M52に記憶されている各種の画像データの各々の先頭
アドレスがテーブルとして予め記憶されている。MPU
42ではROM46から前記テーブルを読み出し、電源
投入直後のアイドル状態で表示する画像(例えば図5に
示すようなスロットを表す画像)に対応するROM52
に記憶された画像データの先頭アドレスを検知し、検知
した先頭アドレスをVDP50に通知する。
【0024】VDP50のROMインタフェース部68
では、MPU42からMPUインタフェース部60、バ
ス50Aを介して通知された画像データの先頭アドレス
をROM52に指示し、前記通知されたアドレスに格納
されている画像データの読み出しを行う。なお、上記に
よって読み出される画像データは前記アイドル状態で表
示する画像に対応する画像データの一部である。ROM
インタフェース部68では、ROM52に通知するアド
レスを内部クロック信号の周波数と同期したタイミング
で順次インクリメント又はデクリメントし、1フレーム
分の画像データの読み出しを行う。ROMインタフェー
ス部68によってROM52から読み出された画像デー
タは、スクロール画面ジェネレータ64又は動画面ジェ
ネレータ66のVRAMに順次格納される。
【0025】前記VRAMに一旦格納された画像データ
は、スクロール画面ジェネレータ64又は動画面ジェネ
レータ66により、スクロール画面或いは動画面を表す
画像データとしてディスプレイコントローラ62へ順次
出力されるが、前述のようにスクロール画面ジェネレー
タ64及び動画面ジェネレータ66は内部クロック信号
に同期した速度で動作するので、画像データの出力も内
部クロック信号と同期したタイミングで行われる。一
方、ディスプレイコントローラ62では入力された画像
データを順次映像信号に変換し、同期信号等を付加して
NTSC方式に準拠したビデオ信号として出力するが、
NTSC方式では1回の主走査の時間(水平同期信号の
時間間隔)が一定(63.5μ秒)とされているので、ディ
スプレイコントローラ62からは、前記基準信号の周波
数に対応する間隔で主走査方向に画素が並んだ画像を表
すビデオ信号が出力されることになる。
【0026】なおVDP50では、インタフェース部5
4へ出力するビデオ信号の垂直帰線消去期間が始まった
ときにMPU42の割込み信号入力端子INT1へ信号
を出力し、前記ビデオ信号の水平帰線消去期間が始まっ
たときにMPU42の割込み信号入力端子INT2へ信
号を出力する。
【0027】インタフェース部54は入力されたビデオ
信号の波形を液晶ディスプレイ38に適合した波形に整
形することにより振幅調整、γ補正、コントラスト、ブ
ライト調整等を行い、液晶ディスプレイ38に出力す
る。液晶ディスプレイ38では入力されたビデオ信号に
基づいて各ドットの色及び輝度を判断し、液晶ディスプ
レイ38に設けられた多数の電極のうち電圧を印加する
電極を順次切換えると共に前記判断した各ドットの色及
び輝度に応じて印加電圧を制御する。これにより、一例
として図5に示すような画像が液晶ディスプレイ38に
表示される。
【0028】ところで、遊技者が操作ダイヤル22を所
定量回転させると、発射装置20からパチンコ球が発射
され、遊技が開始される。これに伴い、MPU42には
パチンコ機10の各部の状態等を表すコマンドが外部回
路より入力される。MPU42では外部回路より入力さ
れたコマンドに基づいてパチンコ機10の遊技状態等を
決定し、決定した遊技状態等に応じて液晶ディスプレイ
38に表示する画像の変更や各部の作動を制御する。
【0029】例えば、打球が第1の特定入賞口28及び
第2の特定入賞口30の何れかに入賞した場合、MPU
42は、前記スロットが回転した後に数字が変化した状
態で停止するイメージの動画像(時系列的に連続する多
数フレームの画像から成る、所謂映像)の表示を行わせ
る。また、液晶ディスプレイ38に表示する数字が揃う
と特定遊技状態、所謂大当たりとなる。この場合、MP
U42は変動入賞装置24が断続的に開放され、回数表
示部34に変動入賞装置24が現在何回目の開放状態な
のかが表示されるように制御すると共に、液晶ディスプ
レイ38に遊技者の興をそそるための動画像を表示させ
る。
【0030】上記のように表示する画像を変更する場合
についても、変更表示する画像に対応する画像データの
アドレスを検知して前記と同様に行われる。また、主走
査方向に沿った表示倍率を大きくして画像を表示したい
場合、MPU42は、割込み信号入力端子INT1を介
してVDP50から入力される割込み信号と同期して、
ビデオ信号の垂直帰線消去期間(すなわち、1画像の表
示が完了した後の画像非表示期間)中に発振回路58B
から入力される周波数f2 の信号を出力するようセレク
タ56へ指示する。本実施例ではf1 >f2 であるの
で、この信号がタイミングジェネレータ70に基準信号
として入力されることにより、内部クロック信号の周波
数が低下し、スクロール画面ジェネレータ64又は動画
面ジェネレータ66からディスプレイコントローラ62
への画像データの出力速度も、内部クロック信号の周波
数の低下に同期して低下する。従って、ディスプレイコ
ントローラ62からは主走査方向に沿った画素間隔が広
がった画像を表すビデオ信号が出力されることになる。
【0031】これにより、基準信号として周波数f1
信号を用いて画像を表示した場合の一例を示す図6と比
較して、例として図7に示すように、同一の画像データ
でありながら基準信号の周波数が低下されることによっ
て幅方向の表示倍率が全体的に大きくされ、1フレーム
の一部分が拡大された画像(図7参照)が表示されるこ
とになる。またMPU42が、割込み信号入力端子IN
T2を介して入力される割込み信号と同期して、ビデオ
信号の水平帰線消去期間(すなわち、所定の主走査ライ
ンの表示が完了した後の画像非表示期間)中に基準信号
の周波数を切り替えた場合には、主走査方向の表示倍率
が副走査方向に亘って部分的に変更された画像が表示さ
れる。
【0032】このように、基準信号の周波数を切り替え
ることにより、単一の画像に対応する画像データに対し
種々の表示方法で表示することができるので、例えば上
述のような表示を行うために個々の表示に対応して各々
画像データを用意する必要がなくなる。従って、画像デ
ータを記憶するROM52の記憶容量を大きくしたり、
アドレス空間の大きなVDP50を用いる必要が無くな
るので、多様な画像を表示することができ、かつ表示装
置40のコストを低く抑えることができる。
【0033】〔第2実施例〕次に本発明の第2実施例に
ついて説明する。なお、第1実施例と同一の部分には同
一の符号を付し、説明を省略する。図8に示すように、
本第2実施例に係る表示装置40では第1実施例のセレ
クタ56、発振回路58A、58Bに代えて、周波数制
御回路80及び電圧制御発振回路(以下、VCOとい
う)82が設けられている。
【0034】周波数制御回路80の入力端は入出力ポー
ト48に接続されており、周波数制御回路80の出力端
はVCO82の入力端に接続されている。周波数制御回
路80には、入出力ポート48を介してMPU42から
周波数指示信号が入力され、周波数指示信号によって指
示された周波数に応じた電圧レベルの信号をVCO82
に出力する。VCO82は入力された信号の電圧レベル
に応じた周波数の信号を出力する。VCO82の出力端
はタイミングジェネレータ70に接続されており、VC
O82から出力された信号は基準信号としてタイミング
ジェネレータ70に入力される。なお、本第2実施例で
はMPU42、周波数制御回路80及びVCO82によ
って本発明の周波数変更手段が構成されている。
【0035】次に本第2実施例の作用を説明する。液晶
ディスプレイ38に画像を表示する場合、MPU42は
表示する画像の主走査方向に沿った適切な表示倍率を決
定して該表示倍率に対応する基準信号の周波数を判断
し、周波数制御回路80に前記判断した周波数を指示す
る周波数指示信号を出力する。これにより、周波数制御
回路80からは指示された周波数に対応する電圧レベル
の信号が出力され、VCO82からは前記電圧レベルに
対応する周波数の信号が基準信号としてタイミングジェ
ネレータ70に入力され、タイミングジェネレータ70
からは前記基準信号の周波数に応じた周波数の内部クロ
ック信号が出力される。これにより、スクロール画面ジ
ェネレータ64又は動画面ジェネレータ66からは前記
決定された表示倍率に対応する速度で画像データが出力
され、ディスプレイコントローラ62からは前記適切な
表示倍率に対応する間隔で画素が並んだ画像を表すビデ
オ信号が出力され、前記適切な表示倍率で画像が表示さ
れることになる。
【0036】また、VCO82は入力された信号の電圧
レベルの変化に応じて発振周波数が連続的に変化する。
従って、単一の主走査ラインの表示が完了する毎にVC
O60に入力される信号の電圧レベルが徐々に変化する
ように、MPU42が周波数指示信号を出力した場合に
は、一例として図9或いは図10に示すように、主走査
方向に沿った表示倍率を副走査方向に亘って連続的に変
化させ、遠近感を表現することによって画像を立体的に
見えるように表示させることも可能となる。
【0037】なお、図9、10に示した画像は、主走査
方向に沿った表示倍率を副走査方向に亘って連続的に変
化させることに加え、各主走査ラインにおける画素列の
開始位置も副走査方向に沿って連続的に変化させる必要
があるが、これはROM52か、スクロール画面ジェネ
レータ64又は動画面ジェネレータ66のVRAMから
の画像データの読み出し開始アドレスを変更することに
より実現できる。本実施例のVDP50では、この読み
出し開始アドレスの変更を外部からコントロールするこ
とが可能である。これにより、第1実施例と比較して画
像の表示方法のバリエーションが更に増加する。
【0038】なお、上記では本発明に係るビデオ信号と
して、NTSC方式に準拠したビデオ信号を用いた場合
を例に説明したが、PAL方式やSECAM方式に準拠
したビデオ信号を用いてもよい。また、RGB毎に分離
したデジタルビデオ信号を用いることも可能である。
【0039】また、上記では本発明に係る画像表示手段
としてカラーの液晶ディスプレイ38を用いた例を説明
したが、これに限定されるものではなく、モノクロの液
晶ディスプレイ、ブラウン管、プラズマ表示パネル、エ
レクトロルミネセント・パネル等の各種の表示デバイス
を適用することが可能である。
【0040】更に、上記では本発明に係る記憶手段とし
てROMを用いた例を説明したが、これに限定されるも
のではなく、他の不揮発性の半導体メモリ、例えばEP
ROM、EEPROM等を用いたり、光ディスクや光磁
気ディスク等の記憶媒体を用いてもよい。
【0041】また、本実施例ではビデオ信号出力手段と
してVDP50を適用した例を説明したが、本発明はこ
れに限定されるものではない。ビデオ信号出力手段とし
ては、入力された画像データをビデオ信号に変換して出
力すると共に表示タイミング(主走査方向のドット数、
副走査方向のライン数、表示開始位置等)を外部より制
御可能なものであればよく、例えばスタンダードセルI
C、或いはカスタムゲートアレイにより実現することが
できる。
【0042】また、上記では本発明に係る画像表示装置
をパチンコ機の表示部に適用した場合を例に説明した
が、これに限定されるものではなく、記憶装置に記憶さ
れた画像データを読み出し、該画像データの画像を画像
表示手段に表示する表示装置であれば適用することが可
能であり、例えば他のゲーム機の表示部に適用したり、
広告宣伝用のディスプレイとして用いることができるこ
とは言うまでもない。
【0043】以上、本発明の実施例を説明したが、上記
実施例には特許請求の範囲に記載した技術的事項以外
に、以下に記載した技術的事項の実施態様を有してい
る。
【0044】(1) 周波数変更手段は基準信号の周波
数を所定値以下の変更幅で変更可能であることを特徴と
する請求項1記載の画像表示装置。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、記憶手段
に記憶されている画像データを、入力された基準信号の
周波数に対応する間隔で主走査方向に画素が並んだ画像
を表すビデオ信号に変換して出力し画像表示手段に画像
を表示させ、周波数変更手段により、画像表示手段にお
ける所定の主走査ラインの表示が完了した後及び1画像
の表示が完了した後の少なくとも一方の画像非表示期間
に基準信号の周波数を変更するようにしたので、低コス
トでかつ多様な画像を表示することができる、という優
れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例に係るパチンコ機を示す正面図であ
る。
【図2】パチンコ機の可変表示装置を示す拡大正面図で
ある。
【図3】カラー液晶ディスプレイの画素の配列を示す概
念図である。
【図4】第1実施例に係る表示装置の概略構成を示すブ
ロック図である。
【図5】液晶ディスプレイに表示する画像の一例として
スロットを表す画像を示す平面図である。
【図6】第1実施例の表示装置において周波数f1 の基
準信号を用いた場合に表示される画像の一例を示すイメ
ージ図である。
【図7】第1実施例の表示装置において周波数f2 の基
準信号を用いた場合に表示される画像の一例を示すイメ
ージ図である。
【図8】第2実施例に係る表示装置の概略構成を示すブ
ロック図である。
【図9】第2実施例の表示装置において表示可能な画像
の画素配列の一例を示すイメージ図である。
【図10】第2実施例の表示装置において表示可能な画
像の画素配列の一例を示すイメージ図である。
【符号の説明】
10 パチンコ機 38 液晶ディスプレイ 40 表示装置 42 MPU 50 VDP 52 ROM 56 セレクタ 58A 発振回路 58B 発振回路 62 ディスプレイコントローラ 64 スクロール画面ジェネレータ 66 動画面ジェネレータ 80 周波数制御回路 82 VCO

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 予め画像データを記憶した記憶手段と、 前記記憶手段に記憶されている画像データを、入力され
    た基準信号の周波数に対応する間隔で主走査方向に画素
    が並んだ画像を表すビデオ信号に変換して出力するビデ
    オ信号出力手段と、 前記ビデオ信号出力手段からビデオ信号が入力され、入
    力されたビデオ信号が表す画像を表示する画像表示手段
    と、 前記画像表示手段における所定の主走査ラインの表示が
    完了した後及び1画像の表示が完了した後の少なくとも
    一方の画像非表示期間に前記基準信号の周波数を変更す
    る周波数変更手段と、を含む画像表示装置。
JP6107875A 1994-04-22 1994-04-22 画像表示装置 Pending JPH07295544A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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