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JPH07295064A - スケールを写し込み可能なカメラ - Google Patents

スケールを写し込み可能なカメラ

Info

Publication number
JPH07295064A
JPH07295064A JP6092632A JP9263294A JPH07295064A JP H07295064 A JPH07295064 A JP H07295064A JP 6092632 A JP6092632 A JP 6092632A JP 9263294 A JP9263294 A JP 9263294A JP H07295064 A JPH07295064 A JP H07295064A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
scale
photographing
imprinting
reference scale
distance
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6092632A
Other languages
English (en)
Inventor
Hidenori Miyamoto
英典 宮本
Kiwa Iida
喜和 飯田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nikon Corp filed Critical Nikon Corp
Priority to JP6092632A priority Critical patent/JPH07295064A/ja
Publication of JPH07295064A publication Critical patent/JPH07295064A/ja
Priority to US08/826,041 priority patent/US5937213A/en
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
  • Camera Data Copying Or Recording (AREA)
  • Control Of Exposure In Printing And Copying (AREA)
  • Automatic Focus Adjustment (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 正確な基準スケールを写し込むカメラを提供
する。 【構成】 スケールを写し込み可能なカメラにおいて、
被写体距離を計測する測距手段と、撮影レンズの焦点距
離を検出する焦点距離検出手段と、前記被写体距離と前
記焦点距離とに基づいて撮影倍率を算出する撮影倍率算
出手段と、前記撮影倍率算出手段により算出された撮影
倍率に応じて、フィルム上の被写体像の大きさを推定す
るための基準スケールを設定する基準スケール設定手段
と、前記基準スケール設定手段で設定された基準スケー
ルをフィルムに写し込む写し込み手段と、撮影動作を制
御する制御手段とを備え、前記制御手段は、前記被写体
距離に応じて撮影動作を禁止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はデータを写し込み可能な
カメラに関し、特に、被写体像の大きさを推定するため
の基準スケールを被写体と共に記録媒体に写し込むカメ
ラに関するものである。
【0002】
【従来技術】従来の基準スケールを記録媒体に写し込む
カメラは、特開平4−323506号に開示されている
ように、被写体までの距離が所定距離以上である場合に
は基準スケールの誤差が多いという理由から、警告を発
し、基準スケールの写し込みを行わないで撮影が完了す
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来のカメラでは、被写体までの距離が所定距離以上であ
る場合に、警告は行うが、基準スケールを写し込まれな
いで撮影が行われてしまう。したがって、従来のカメラ
では、撮影者が警告を見落として撮影してしまうと、基
準スケールが写し込まれているものと思っていても、実
際は写し込まれていないという問題が発生する。
【0004】本願発明は、上記問題点を解決することを
目的とする。また、撮影操作中にスケール写し込み設定
ボタンが不用意に操作されても、撮影者の意志どおりの
スケール写し込み撮影が行えるようにすることを目的と
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の発明では、スケールを写し込み可
能なカメラにおいて、被写体距離を計測する測距手段
と、撮影レンズの焦点距離を検出する焦点距離検出手段
と、前記被写体距離と前記焦点距離とに基づいて撮影倍
率を算出する撮影倍率算出手段と、前記撮影倍率算出手
段により算出された撮影倍率に応じて、フィルム上の被
写体像の大きさを推定するための基準スケールを設定す
る基準スケール設定手段と、前記基準スケール設定手段
で設定された基準スケールをフィルムに写し込む写し込
み手段と、撮影動作を制御する制御手段とを備え、前記
制御手段は、前記被写体距離に応じて撮影動作を禁止す
る。
【0006】また、請求項2に記載の発明では、請求項
1に記載のスケールを写し込み可能なカメラにおいて、
前記制御手段は、前記被写体距離が所定距離より遠い場
合に撮影動作を禁止する。また、請求項3に記載の発明
では、スケールを写し込み可能なカメラにおいて、被写
体距離を計測する測距手段と、撮影レンズの焦点距離を
検出する焦点距離検出手段と、前記被写体距離と前記焦
点距離とに基づいて撮影倍率を算出する撮影倍率算出手
段と、前記撮影倍率算出手段により算出された撮影倍率
に応じて、フィルム上の被写体像の大きさを推定するた
めの基準スケールを設定する基準スケール設定手段と、
前記基準スケール設定手段で設定された基準スケールを
フィルムに写し込む写し込み手段と、撮影動作を制御す
る制御手段とを備え、前記制御手段は、前記撮影倍率算
出手段の出力に応じて撮影動作を禁止する。
【0007】また、請求項4に記載の発明では、請求項
3に記載のスケールを写し込み可能なカメラにおいて、
前記制御手段は、前記撮影倍率が所定値より小さい場合
に撮影動作を禁止する。また、請求項5に記載の発明で
は、請求項1に記載のスケールを写し込み可能なカメラ
において、前記測距手段を作動させるスイッチと、警告
表示行う表示部とを有し、前記制御手段は、前記スイッ
チのオンにより作動した前記測距手段の測距値に応じて
前記表示部に警告表示をおこない、前記スイッチのオフ
により前記警告表示を停止させる。
【0008】また、請求項6に記載の発明では、請求項
5に記載のスケールを写し込み可能なカメラにおいて、
前記基準スケールを写し込むか否かを選択する選択手段
を有し、前記選択手段は、前記スイッチのオンにより選
択機能が停止することを特徴とする。
【0009】
【作用】上記請求項1,2に記載の発明によれば、被写
体距離に応じて撮影動作を行わないようにしたので、正
確な基準スケールの写し込みが可能でない場合には撮影
を行わない。また、請求項3,4に記載の発明によれ
ば、撮影倍率に応じて撮影動作を行わないようにしたの
で、正確な基準スケールの写し込みが可能でない場合に
は撮影を行わない。
【0010】また、請求項5に記載の発明によれば、警
告表示を必要な時だけ行うことができる。また、請求項
6に記載の発明によれば、不用意に選択手段を操作して
しまっても撮影者の意志どおり基準スケールの写し込み
が可能である。
【0011】
【実施例】図1は実施例のカメラの斜視図である。図1
において31はカメラ本体であり、その前面側には撮影
レンズ32aの光軸方向に進退可能なズームレンズ鏡筒
32が設けられている。ズームレンズ鏡筒32の上方に
は被写体へ向けて赤外光を投光する投光部33、投光部
33から投光され被写体上で反射した赤外光を受光する
受光部34、被写体輝度を検出する露出計35およびフ
ァインダ36が設けられている。
【0012】また、カメラ本体31の上面側にはレリー
ズボタン37、日付等の各種情報を表示する表示器3
8、および日付を写し込むか否かを選択する日付モード
選択ボタン39が設けられている。さらに、カメラ本体
31の前面のズームレンズ鏡筒32の側方には、後述す
る基準スケールを写し込むか否かを選択するスケール写
し込みボタン40が設けられている。このスケール写し
込みボタン40は、押し込み操作を中止するとばね等の
復元力で元の状態に復帰するものである。なお、41は
ストロボである。図2は実施例のカメラの構成を示すブ
ロック図である。
【0013】図2において、スイッチSW1はレリーズ
ボタンの半押し時にオンし、スイッチSW2はレリーズ
ボタンの全押し時にオンする。測光装置3は被写界を測
光し、被写体輝度を検出する。測距装置4は、撮影画面
内に設定された複数の焦点検出エリアで測距を行い、選
択されたいずれかの焦点検出エリアの焦点結果に基づい
て被写体距離D(mm)を検出する。なお、測距装置の構
成および測距方法はこの実施例に限定されるものではな
い。
【0014】また、焦点距離検出装置5は、ズームレン
ズ鏡筒内に設けられたエンコーダによりズームレンズの
焦点距離f(mm)を検出する。なお、電動ズームレンズ
の場合はズームレンズ駆動用モータにエンコーダを設
け、基準位置からの駆動量を検出して焦点距離f(mm)
に換算するようにしてもよい。制御回路50は、マイク
ロコンピュータとその周辺部品から構成され、カメラの
シーケンス制御や各種の演算制御を行うとともに、後述
するプログラムを実行して基準スケールの写し込み制御
を行う。
【0015】さらに、フィルム給送モータ駆動回路7
は、フィルム給送モータ7mを駆動してフィルムの巻上
げ、巻き戻しを行う。撮影レンズ駆動回路8は、制御回
路6からのレンズ駆動量および駆動方向指令に従ってレ
ンズモータ8mを駆動し、撮影レンズを合焦させる。L
ED駆動回路9は、9個のLEDから成るLEDアレイ
9aを駆動し、基準スケールや文字をフィルムに写し込
む。露出制御回路10は、シャッター機構部10aおよ
び絞り機構部10bを駆動制御してフィルムの露光を行
う。
【0016】さらに、制御回路50には、図1に示すス
ケール写し込みボタン40の押し込み操作でオンし、次
の押し込み操作までオン状態を保持するスイッチSW
3、日付モード選択ボタン39が押されたときにオンす
るスイッチSW4およびカレンダー回路51が接続され
ている。スイッチSW4が1回オンされる毎にカレンダ
ー回路51内で日付モードが交互にオン・オフされ、日
付モードがオンのときにはカレンダー回路51から制御
回路50へ日付データが出力され、日付モードがオフの
ときはカレンダー回路51から制御回路50への日付デ
ータの出力が中止される。図3,4は基準スケールを写
し込んだ写真を示す。図3はカメラを縦位置に構えて子
供と犬を撮影し、子供の身長を推定するための基準スケ
ール15,16と撮影日付17を写し込んだ例を示す。
また、図4はカメラを正位置に構えて魚を撮影し、魚の
体長を推定するための基準スケール19,20と撮影日
付21を写し込んだ例を示す。
【0017】ここで、撮影倍率を変えると、フィルム上
の被写体像の大きさが変化するので基準スケールの長さ
を撮影倍率に応じて変える必要がある。例えば、撮影倍
率が10倍になった場合は、被写体像の大きさが10倍
になり、基準スケールをもとの長さの10倍にしなけれ
ばならない。しかし、そのようにすると撮影駒の横の長
さを超えてしまうので、図3,4に示すように基準スケ
ールをスケール目盛15,19とその長さを示す単位1
6,20とにより表すことにし、例えば撮影倍率が10
倍になった時はスケール目盛の長さをもとのままとし、
単位を1/10にする。
【0018】なお、図3に示す文字Lおよび寸法線18
はネガ上の基準スケールの実際の長さを示すもので、写
し込まれるものではない。図5は、LEDアレイによる
基準スケールと文字の写し込み動作を説明する図であ
る。この図5により、文字「日」を写し込む場合を例に
上げて説明する。図5(a)は、図9に示すフィルム給
送パルス発生装置において、フィルム給送時、ローラ2
5に連動して回転するスリット円板29とフォトインタ
ラプタ33から発生するパルス信号を示す。撮影駒の露
光後にフィルムが巻上げられると、ローラ25がフィル
ムに従動し、スリット円板29とフォトインタラプタ3
3からなるエンコーダからパルス信号が発生する。LE
D駆動回路9は、図5(b)に示すように、エンコーダ
のパルス信号の立ち下がりに同期してLEDの点灯タイ
ミングパルス信号を生成する。フィルム給送にともなっ
てLEDアレイ9aが写し込み領域13の所定の写し込
み位置に達すると、点灯タイミングの時刻t1におい
て、9個のLEDの内の両端の2個を除く7個のLED
に図6(d)に示すように点灯信号が印加され、図5
(c)に示すようにフィルムを露光する。その後、点灯
タイミングt2からt8まで両端と中央のLEDが点灯
され、点灯タイミングt9で両端を除く7個のLEDが
点灯される。このようにして、基準スケールや文字をフ
ィルムに写し込む。
【0019】図6は、測距値から撮影レンズの焦点距離
に応じて基準スケールの単位を選び出すテーブルであ
る。図6に示すデータは予め制御回路6のメモリに記憶
されており、撮影ごとにデータを検索して単位を決め、
この単位に合うスケール長を測距値と撮影レンズの焦点
距離から撮影倍率を求め、スケール長を算出し、フィル
ムの所定移動量当たりの移動発生パルスから写し込みパ
ルス数を演算し、フリースプロケットに設けられたエン
コーダの発生パルスに同期して、LEDを点灯すること
により基準スケール長Lを自動的に写し込むことができ
る。
【0020】このように、撮影倍率に応じて基準スケー
ルを設定し、単位とスケール目盛をフィルムに写し込む
ようにしたので、撮影時の撮影倍率やプリントサイズに
関わらず、写し込まれた基準スケールによって被写体の
大きさを容易に推定することができる。図7、図8は制
御回路50のマイクロコンピュータで実行される制御プ
ログラムを示す。このフローチャートにより、基準スケ
ール写し込み動作を説明する。
【0021】まず、図8において、ステップS801
で、スケール写し込みボタン40の変化があるかどうか
を判断する。変化があればステップS802に進み、変
化がなければ図7のステップS100に進む。ステップ
S802では、SW3がオンしているか否かを判断し、
オンしていればステップS803に進み、オンしていな
ければステップS804に進む。
【0022】ステップS803では、SW3をオフし、
図7のステップS100に進む。ステップS804で
は、SW3をオンし、図7のステップS100に進む。
図7において、ステップS100でスイッチSW1によ
りレリーズボタン37が半押しされたか否かを判別し、
半押しされたらステップS101へ進む。ステップS1
01では、スケール写し込みボタン40の機能を停止さ
せる。つまり、スケール写し込みボタン40が押されて
もSW3のオン,オフ状態は変化しないようにする。
【0023】ステップS102では、測光装置3により
被写体輝度を検出し、続くステップS103で測距装置
4により被写体距離D(mm)を検出する。次のステップ
S104では、カレンダー回路51からの日付データの
出力の有無により日付モードがオンされているか否かを
判別し、日付モードがオンならばステップS105でカ
レンダー回路51からの日付データを制御回路50のメ
モリに書き込む。日付モードがオフならばステップS1
06にて制御回路50のメモリの日付データを消去す
る。
【0024】続くステップS107では、SW3がオン
状態であるか否かを判別し、オン状態でなければステッ
プS113へ進む。SW3がオン状態であればステップ
S108へ進む。ステップS108では先の測距値Rが
3.41mより近くである時はステップS109へ進
む。また、測距値Rが3.41mより遠い時はステップ
S123に進む。ステップS123では半押しスイッチ
SW1がオンかオフかを判断し、オンであればステップ
S124に進む。ステップS124では、図10の表示
LED43を点滅させ、ステップS123に戻る。SW
1がオンしている間中、ステップS123とステップS
124を繰り返し、レリーズロック状態になる。ステッ
プS123でSW1がオフされたと判断されるとステッ
プS125に進み、図10の表示LED43を消灯し、
ステップS126に進む。
【0025】ステップS126では、ステップS101
で機能停止したスケール写し込みボタン40の機能を復
活させ、ステップS100へ戻る。ステップS109で
は焦点距離検出装置5によりズームレンズの焦点距離f
(mm)を検出し、ステップS110で上述した(1)式
により撮影倍率Xを演算する。そして、ステップS11
1で制御回路50のメモリに記憶されている図7に示す
データを検索し、撮影倍率Xに対応する基準スケールの
単位、基準スケール長L(mm)、および点灯タイミング
パルス数を読み出す。この後、ステップS112で、ス
ケールデータとして基準スケールの単位、点灯タイミン
グパルス数を制御回路50のメモリに書き込む。
【0026】続くステップS113でスイッチSW2に
よりレリーズされたか否かを判別する。レリーズされた
らステップS115へ進み、ステップS103での測距
結果に基づいて撮影レンズ駆動回路8を制御して撮影レ
ンズを被写体に合焦させる。そして、ステップS116
で露出制御回路10を制御してフィルムの露光を行う。
露光後のステップS117でフィルム給送モータ駆動回
路7を制御してフィルムの巻上げを開始する。続くステ
ップS118では、制御回路50のメモリに書き込まれ
たスケールデータに基づいてLED駆動回路9を制御
し、基準スケールの単位および基準スケールを撮影駒1
2の写し込み領域13に写し込む。この際、スケールデ
ータがステップS108で消去されているときはLED
駆動回路9が作動しない。続くステップS119で制御
回路50のメモリに書き込まれた日付データに基づいて
LED駆動回路9を制御し、撮影駒12の写し込み領域
13にスケールデータに続いて日付を写し込む。この
際、日付データがステップS106で消去されていると
きはLED駆動回路9が作動しない。
【0027】ステップS120で1駒分の巻上げが完了
したか否かを判別し、巻上げが完了したらステップS1
21へ進み、フィルムの給送を停止させる。そして、ス
テップS122でスケールデータを消去してこのプログ
ラムを終了する。なお、ステップS113でレリーズさ
れていないときはステップS114へ進み、スイッチS
W1によりレリーズボタン37の半押し操作が継続され
ているか否かを判別する。半押し操作が継続されていれ
ばステップS113に戻り、半押し操作が解除されてい
るときはステップS127へ進む。
【0028】ステップS127では、ステップS101
で機能停止したスケール写し込みボタン40の機能を復
活させ、ステップS100へ戻る。以上のように、本実
施例では、スケール写し込みボタン40でSW3のオ
ン,オフ状態を変化することが可能なのは、SW1がオ
ンする(レリーズボタン37の半押し状態)前までとし
た。つまり、レリーズボタン37の半押し後に、スケー
ル写し込みボタン40が押されても、半押し前の設定の
ままである。したがって、半押し後にスケール写し込み
ボタン40が不用意に押されてしまった場合でも、スケ
ール写し込みを行うか行わないかの状態が変化すること
はない。また、上記実施例では、SW3は、スケール写
し込みボタン40の押し込みでオンし、次の押し込みで
オフする構成のスイッチとしたが、SW3をスケール写
し込みボタン40を押している間オンする構成のスイッ
チであってもよい。その場合、SW3がオンしている時
にSW1がオンされるとスケール写し込みを行う状態に
なる。つまり、スケール写し込みボタン40を押し込み
ながらレリーズボタン37を半押したときにだけスケー
ル写し込みを行う状態になる。なお、撮影倍率Xに対す
る基準スケールの単位、基準スケール長、パルス数およ
びネガ上の実長は上記実施例に限定されない。また、基
準スケールの形態も上記実施例に限定されない。さら
に、基準スケールおよび文字を写し込むLEDの数は上
記実施例に限定されない。更に、本実施例は、被写体ま
での距離が所定距離以上の時に、レリーズロックさせる
ようにしたが、撮影倍率が所定値より小さい時に、レリ
ーズロックさせるようにしてもよい。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように請求項1〜4に記載
の発明によれば、正確な基準スケールの写し込みが可能
でない場合には撮影を行わないようにしたので、撮影終
了後に失敗に気付くということが無くなる。また、請求
項5に記載の発明によれば、撮影動作が行われない理由
を撮影者に知らせることができるとともに、警告表示を
必要な時だけ行うことができる。
【0030】また、請求項6に記載の発明によれば、不
用意に選択手段を操作してしまっても撮影者の意志どお
り撮影を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は実施例のカメラの斜視図。
【図2】図2は実施例のカメラの構成を示すブロック
図。
【図3】図3は基準スケールの写し込み例を示す図。
【図4】図4は基準スケールの写し込み例を示す図。
【図5】図5は、LEDアレイによる基準スケールと文
字の写し込み動作を説明する図。
【図6】図6は測距値から撮影レンズの焦点距離に応じ
て基準スケールの単位を選び出すテーブルを示した図。
【図7】図7は制御回路50のマイクロコンピュータで
実行される制御プログラムを示す図。
【図8】図8は制御回路50のマイクロコンピュータで
実行される制御プログラムを示す図。
【図9】図9はフィルム給送パルス発生装置を示した
図。
【図10】図10はファインダ接眼部に設けられた表示
LED43を示した図。
【符号の説明】
3 測光装置 4 測距装置 5 焦点距離検出装置 50 制御回路 7 フィルム給送モータ駆動回路 7m フィルム給送モータ 8 撮影レンズ駆動回路 8m レンズモータ 9 LED駆動回路 9a LEDアレイ 10 露出制御回路 10a シャッター機構部 10b 絞り機構部 15,19 スケール目盛 16,20 単位 17,21 日付 40 スケール写し込みボタン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03B 27/80

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被写体距離を計測する測距手段と、 撮影レンズの焦点距離を検出する焦点距離検出手段と、 前記被写体距離と前記焦点距離とに基づいて撮影倍率を
    算出する撮影倍率算出手段と、 前記撮影倍率算出手段により算出された撮影倍率に応じ
    て、フィルム上の被写体像の大きさを推定するための基
    準スケールを設定する基準スケール設定手段と、 前記基準スケール設定手段で設定された基準スケールを
    フィルムに写し込む写し込み手段と、 撮影動作を制御する制御手段とを備え、 前記制御手段は、前記被写体距離に応じて撮影動作を禁
    止することを特徴とするスケールを写し込み可能なカメ
    ラ。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、前記被写体距離が所定
    距離より遠い場合に撮影動作を禁止することを特徴とす
    る請求項1に記載のスケールを写し込み可能なカメラ。
  3. 【請求項3】 被写体距離を計測する測距手段と、 撮影レンズの焦点距離を検出する焦点距離検出手段と、 前記被写体距離と前記焦点距離とに基づいて撮影倍率を
    算出する撮影倍率算出手段と、 前記撮影倍率算出手段により算出された撮影倍率に応じ
    て、フィルム上の被写体像の大きさを推定するための基
    準スケールを設定する基準スケール設定手段と、 前記基準スケール設定手段で設定された基準スケールを
    フィルムに写し込む写し込み手段と、 撮影動作を制御する制御手段とを備え、 前記制御手段は、前記撮影倍率算出手段の出力に応じて
    撮影動作を禁止することを特徴とするスケールを写し込
    み可能なカメラ。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、前記撮影倍率が所定値
    より小さい場合に撮影動作を禁止することを特徴とする
    請求項3に記載のスケールを写し込み可能なカメラ。
  5. 【請求項5】 前記測距手段を作動させるスイッチと、 警告表示行う表示部とを有し、 前記制御手段は、前記スイッチのオンにより作動した前
    記測距手段の測距値に応じて前記表示部に警告表示をお
    こない、前記スイッチのオフにより前記警告表示を停止
    させることを特徴とする請求項1記載のスケールを写し
    込み可能なカメラ。
  6. 【請求項6】 前記基準スケールを写し込むか否かを選
    択する選択手段を有し、 前記選択手段は、前記スイッチのオンにより選択機能が
    停止することを特徴とする請求項5記載のスケールを写
    し込み可能なカメラ。
JP6092632A 1992-10-28 1994-04-28 スケールを写し込み可能なカメラ Pending JPH07295064A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6092632A JPH07295064A (ja) 1994-04-28 1994-04-28 スケールを写し込み可能なカメラ
US08/826,041 US5937213A (en) 1992-10-28 1997-03-28 Camera having scale imprintable capabilities and method for imprinting the scale

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6092632A JPH07295064A (ja) 1994-04-28 1994-04-28 スケールを写し込み可能なカメラ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07295064A true JPH07295064A (ja) 1995-11-10

Family

ID=14059825

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6092632A Pending JPH07295064A (ja) 1992-10-28 1994-04-28 スケールを写し込み可能なカメラ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07295064A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2000060311A1 (en) * 1999-04-01 2000-10-12 Brian Emile Montaut A method and apparatus for facilitating a determination of a linear dimension of an object from an image of the object
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