[go: up one dir, main page]

JPH07291582A - 位置決め認識装置付きクレーン - Google Patents

位置決め認識装置付きクレーン

Info

Publication number
JPH07291582A
JPH07291582A JP6091067A JP9106794A JPH07291582A JP H07291582 A JPH07291582 A JP H07291582A JP 6091067 A JP6091067 A JP 6091067A JP 9106794 A JP9106794 A JP 9106794A JP H07291582 A JPH07291582 A JP H07291582A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
camera
crane
registered
information processing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6091067A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazutaka Oda
和孝 小田
Masashi Nosaka
正志 野坂
Koji Yasuda
幸司 安田
Naoto Hashimoto
直人 橋本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP6091067A priority Critical patent/JPH07291582A/ja
Publication of JPH07291582A publication Critical patent/JPH07291582A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
  • Control And Safety Of Cranes (AREA)
  • Image Processing (AREA)
  • Image Analysis (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、物体位置検出装置に関し、特徴量を
とらえることが困難である認識の場合においても、物体
の位置を容易に算出することができる方法及び、これを
利用しクレーンを自動化する方法を提供することにあ
る。 【構成】物体の画像を取り込むカメラ21と、カメラか
らの画像をRGBに分ける変換器22と、カメラからの
画像を処理し、物体の位置を算出する情報処理装置23
と、VGA出力をS端子出力に変換するアダプター24
と、カメラの画像を写しだすモニター25から構成され
る。まず、上記位置決め認識装置のカメラ21から画像
を入力し、入力画像内の認識対象物を含んだエリアと、
エリア内にある対象物の基準位置を情報処理装置23に
登録する。次に、異なった画像がカメラ21から入力さ
れたとき、さきほど登録された画像とのパターンマッチ
ングを行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、物体位置検出装置に関
し、複雑な形状をした物体の色や形といった特徴量を意
識せず、目的エリア内の画像パターンのみによって位置
を算出することが必要な装置に適用する。また、クレー
ン等の吊り具において、つかみ状態を地上側に設置した
本装置でとらえ、本装置からの信号によってクレーンの
動作を行なう自動化設備として利用することができる。
【0002】
【従来の技術】カメラ装置を備えたクレーンは従来から
あるが、あくまでもモニタ用として利用してきた。ま
た、画像を利用した装置では、1つの対象物のずれ量や
傾きをとらえ位置決めを行なう装置はあるが、同一画面
内で異なった形状の対象物間でのずれ量等の位置認識を
行なうものがなく、クレーン(レードルクレーン)にお
いては、自動化が進んでいないのが現状である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】クレーン等で取扱う対
象物は、非常に複雑であり環境上の変化も厳しいものが
ある。また、背景も種々変化する中から対象物を見つけ
ることは、従来の一般の画像認識装置では困難であっ
た。すなわち、解決しなければならない問題点として
は、 1)複雑な背景の中から、複雑な形状の対象物をいかに
早く見つけてくるか。
【0004】2)見つけてきた形状の中に基準点をどの
ように反映するか。
【0005】3)同一画面内で異なった対象物(例え
ば、吊り上げ対象物とクレーンの吊り具)の位置関係を
どのように関連づけ算出するか。
【0006】があげられる。
【0007】本発明の目的は、物体位置検出装置におい
て、上記のような問題が生じた場合でも物体の位置を容
易に算出することができる位置決め認識装置及び、その
装置を組み込んだクレーン自動化設備を提供することに
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】複雑な背景の中から対象
物を探す手段として、画面上の対象物をあらかじめ学習
によって記憶させ、異なった画面が表示された時、学習
されている画像とのパターンマッチングを行なう。学習
の際、全視野内から対象物を抽出する手段としては、対
象物を含んだ特定の範囲をマウス等の容易な操作手段を
介して指定することにより、抽出対象を決定する。また
基準点についても、抽出したエリア(テンプレートと称
する)内にマウス等の容易な操作手段を介して画面上で
指定することにより、テンプレート内の相対的基準点を
決定し、ずれ量等の算出に利用する。また、同一画面内
の異なった対象物については、上記テンプレートによる
抽出エリアを複数個設定可能とし、上記基準点で指定し
た間の位置情報を比較できるようにする。
【0009】クレーン自動化設備については、上記位置
決め認識装置を組み込んだシステム構成にすることによ
り達成される。
【0010】
【作用】対象物を含んだ抽出エリア(テンプレート)の
指定は、対象物の形状にとらわれることなく、対象物を
含んだ、形状の容易なテンプレート内の全体として位置
付ける。この範囲では、対象物はテンプレート内のどこ
にあるかは不明な状態である。即ち、複雑な形状をとら
えるということは、複雑な形状を意識しないという機能
を付加することにある。しかしながら、対象物の位置を
算出したいわけであるから、その方法としてテンプレー
ト内の対象物の位置を画面上でピックすることにより、
その位置を対象物の基準点として決定する。パターンマ
ッチングは、このテンプレートにて実施し、見つけだし
た画像から、登録してある画像との基準点の相対位置を
とらえ、位置情報を提供する。
【0011】
【実施例】本発明をレードルクレーンの自動化に適用し
た例を示す。図1において、鋳なべを持ち上げたり運ん
だりするレードルクレーン11と、レードルクレーン1
1の操縦を行う操縦席12と、鋳なべを吊るラミネート
フック13と、溶けた鉄を入れる鋳なべ14と、鋳なべ
14にラミネートフック13を掛けるトラニオン15か
ら構成されるレードルクレーン設備の概要図示す。
【0012】図2において、物体の画像を取り込むカメ
ラ21と、カメラからの画像をRGBに分ける変換器2
2と、カメラ21からの画像を処理し、物体の位置を算
出する情報処理装置23と、VGA出力をS端子出力に
変換するアダプター24と、カメラの画像を操縦席12
に写しだすモニター25から構成される位置決め認識装
置の概要図を示す。
【0013】レードルクレーンによる鋳なべ14の吊り
上げ作業は、従来、レードルクレーン11の操縦者と地
上側でトラニオン15とラミネートフック13との位置
関係を目視し、操縦者に合図を送る操縦指示者の2名に
よる相互作業で行なっていた。さらに、操縦指示者の目
視に依存していたため、作業の所要時間が長く、システ
ム全体の能率低下をまねいていた。
【0014】現在、この作業時間を短縮するため、地上
側にカメラ、レードルクレーン11の操縦席にモニター
を設置し、カメラの映像により操縦をおこなっている。
しかし、この作業も、操縦者の目視に依存するため、少
なからず時間を要している。
【0015】そこで本発明では、レードルクレーン11
を自動で定位置まで移動させ、図2の位置決め認識装置
を使用し、カメラ21の映像より、トラニオン15とラ
ミネートフック13との位置関係の可否を判定し、その
信号を操縦席12にいる操縦者に送ることとした。これ
により、操縦者の作業は、可否信号の最終判定のみとな
る。次に、その詳細を説明する。
【0016】図3に、制御ブロック図を示す。カメラ2
1の画像を情報処理装置23で処理し、処理結果を操縦
席12にランプ表示する。操縦者がランプより、最終判
定をボタンで入力し、その結果によりクレーン11が動
作を行う。
【0017】図4〜6に、処理のフローチャートを示
す。まず自動運転を行う前に学習運転として、クレーン
11を定位置から吊り上げまで連動し動作を学習させ
る。次に、ラミネートフック13とトラニオン15の位
置関係を判定させるため、位置関係判定場所の画像をカ
メラ21より入力する。入力方法は、図7のようにして
行う(図7は、上部より見た図)。入力場所は、図8に
示す4ヵ所で行う(図8は、固定カメラ視野内の画
像)。尚、クレーンも図に示す8−2、8−3、8−4
の場所で停止し、判定待ちするよう学習させる。次に、
入力画像よりラミネートフック13とトラニオン15の
画像範囲を抽出する。抽出した画像範囲は、テンプレー
トと呼び、図8の破線で囲んだ部分にあたる。次に、抽
出したテンプレートから、ラミネートフック13とトラ
ニオン15の中心を指定し情報処理装置23に登録す
る。上記登録操作は、情報処理装置マウスにより容易に
登録を行えるようにする。次に自動運転を行う。
【0018】まず搬入された鋳なべ13が、定位置にあ
るかを認識させる。入力画像は図8の8−1で、テンプ
レート登録されたトラニオン15と、入力画像のパター
ンマッチングを行い、ずれ量を算出し判定を行う。次
に、自動でクレーンを動かす。1回目の停止位置である
図8の8−2の位置で、カメラより画像を入力し、入力
画像とテンプレート登録された画像をパターンマッチン
グさせ、ずれ量を算出し判定を行う。以下8−3、8−
4と認識させ、鋳なべ14を吊り上げる。今回の対象物
である鋳なべには、溶けた鉄が入っていて危険なため、
最終判定は操縦席12の操縦者の最終判断により情報処
理装置23の可信号と操縦者の可信号のANDによりク
レーン11が動作するものとした。それ以外は主に手動
としクレーン11の操縦者が行う。しかし、情報処理装
置23は否信号を出したが、操縦者は可信号を出した場
合にかぎり、特殊な操作により強制受入れできるものと
する。今回認識は、クレーン横行方向にて行ったが、走
行方向については、操縦者が黙視で容易に確認出来るた
め特別には取り上げないものとする。
【0019】図9に、操縦席12の概要を示す。中央に
は、手動操作が出来るよう、カメラ21の画像を映しだ
すモニター25を配置した。また91、92として、図
3のPBLO、PBLNにあたるランプ付き押しボタン
を配置し、最終判定可否を情報処理装置23に送れるよ
うにした。
【0020】このように、位置決め認識装置と操縦者の
2重の判定による自動運転により、作業の安全性及び、
スピーディーな作業を行なうことができる。
【0021】以上、本発明をレードルクレーンの自動化
に適用した場合について説明したが、本発明はこの他、
複数のレードルクレーンを同時に自動運転させ、1つの
制御室で、1人の監視者のみで監視するシステムにも適
用できる。
【0022】
【発明の効果】本発明によれば、単色の物体あるいは複
雑な形状をした物体において、色や形といった特徴量を
とらえることが困難である場合の認識でも、容易に中心
位置を決めることができ、物体の位置を算出することが
できる効果がある。レードルクレーンの自動化において
も少人数、短時間の作業ができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】レードルクレーンの設備概要図である。
【図2】位置決め認識装置の概要図である。
【図3】位置決め認識装置を組み込んだクレーン自動化
設備の制御ブロック図である。
【図4】自動運転手順のフローチャートである。
【図5】自動運転手順のフローチャートである。
【図6】自動運転手順のフローチャートである。
【図7】カメラと鋳なべの配置場所を上部より見たもの
である。
【図8】トラニオン14とラミネートフック12との位
置関係可否の判定場所である。
【図9】操縦席の概要である。
【符号の説明】
11…レードルクレーン、12…操縦席、13…ラミネ
ートフック、14…鋳なべ、15…トラニオン、21…
カメラ、22…変換器、23…情報処理装置、24…ア
ダプター、25…モニター、91…可ボタン(PBL
O)、91…否ボタン(PBLN)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 橋本 直人 山口県下松市大字東豊井794番地 株式会 社日立製作所笠戸工場内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】固定されたカメラと、カメラからの画像を
    処理する情報処理装置を備える物体位置検出装置におい
    て、あらかじめ情報処理装置に登録した画像を、カメラ
    視野範囲内から見つけだし、登録した画像とのずれ量を
    算出することを特徴とする位置決め認識装置。
  2. 【請求項2】上記請求項1で構成される装置において、
    あらかじめ登録する際、目的の画像を含むエリアを指定
    すると同時に、そのエリア内の対象物を容易にピックす
    る手段にて基準点を決め、登録した画像をカメラ視野範
    囲内から見つけだし、登録した画像とのずれ量をピック
    された基準点に対し算出することを特徴とする位置決め
    認識装置。
  3. 【請求項3】請求項1で構成される装置において、あら
    かじめ登録された複数個の画像に対し、同一画面内の異
    なった対象物の位置ずれ量を請求項1或いは請求項2の
    手段を介して算出し、同一画面内の一方を基準として他
    の画像のずれ量を算出することを特徴とする位置決め認
    識装置。
  4. 【請求項4】請求項1で構成される装置を地上側に設置
    し、吊り上げ対象物及びクレーンの吊り具を上記請求項
    1或いは、請求項2、請求項3にて処理し自動運転を行
    なうことを特徴とするクレーン自動化設備。
JP6091067A 1994-04-28 1994-04-28 位置決め認識装置付きクレーン Pending JPH07291582A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6091067A JPH07291582A (ja) 1994-04-28 1994-04-28 位置決め認識装置付きクレーン

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6091067A JPH07291582A (ja) 1994-04-28 1994-04-28 位置決め認識装置付きクレーン

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07291582A true JPH07291582A (ja) 1995-11-07

Family

ID=14016162

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6091067A Pending JPH07291582A (ja) 1994-04-28 1994-04-28 位置決め認識装置付きクレーン

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07291582A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006136649A1 (en) * 2005-06-22 2006-12-28 Sime Oy Method for repositioning a numerically controlled device
JP2018162144A (ja) * 2017-03-27 2018-10-18 Jfeスチール株式会社 コイルヤードの置場管理方法
JP2020520425A (ja) * 2017-05-05 2020-07-09 ジェイ.シー. バンフォード エクスカベターズ リミテッド 作業機械
CN115108466A (zh) * 2021-12-21 2022-09-27 成都航空职业技术学院 一种集装箱吊具智能定位的方法

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006136649A1 (en) * 2005-06-22 2006-12-28 Sime Oy Method for repositioning a numerically controlled device
US8477987B2 (en) 2005-06-22 2013-07-02 Sime Oy Method for repositioning a numerically controlled device
EP1934128A4 (en) * 2005-06-22 2017-03-29 Sime Oy Method for repositioning a numerically controlled device
JP2018162144A (ja) * 2017-03-27 2018-10-18 Jfeスチール株式会社 コイルヤードの置場管理方法
JP2020520425A (ja) * 2017-05-05 2020-07-09 ジェイ.シー. バンフォード エクスカベターズ リミテッド 作業機械
JP2020520424A (ja) * 2017-05-05 2020-07-09 ジェイ.シー. バンフォード エクスカベターズ リミテッド 訓練機械
CN115108466A (zh) * 2021-12-21 2022-09-27 成都航空职业技术学院 一种集装箱吊具智能定位的方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1457730B1 (en) Intruding object monitoring system
KR102648199B1 (ko) 용철 전처리를 위한 고효율 자동 슬래그 스키밍 방법 및 시스템
US6226399B1 (en) Method and system for identifying an image feature and method and system for determining an optimal color space for use therein
JP2001302121A (ja) エレベータ装置
JP2018008774A (ja) エレベーターの点検作業支援装置と点検作業支援システム
JP7330864B2 (ja) スクラップ画像撮影システム、スクラップ画像撮影方法、撮影支援装置、及びプログラム
CN118239385B (zh) 基于视觉识别的钢卷智能吊装系统及方法
WO2021075438A1 (ja) 荷役車両の操作支援装置
CN118134970B (zh) 基于图像识别的起重工和吊钩检测跟踪方法及系统
JPH07291582A (ja) 位置決め認識装置付きクレーン
CN117776014B (zh) 融合多系统功能交互于一体的塔机安全监测设备和系统
JPS6114074B2 (ja)
CN109859485A (zh) 一种电梯提示停车位方法、电梯及存储装置
CN113286117B (zh) 一种吊装作业风险管控系统
JPH04238592A (ja) 結束棒鋼自動検数装置
KR20240065873A (ko) 크레인 인양물 충돌방지를 위한 센싱 시스템 및 이를 이용한 크레인 인양물 충돌방지 방법
JP7290012B2 (ja) クレーンの操作支援システムおよび操作支援方法
JP2018160153A (ja) 物体検出システム
CN118014992B (zh) 一种天车起吊安全的动态视觉监控方法及系统
KR100428844B1 (ko) 자동 위치결정방법
JPH11268883A (ja) クレーンの運転操作方法及び装置
JP7260076B2 (ja) エレベーター装置及び報告書作成装置
JPH06115870A (ja) クレ−ン操作方法
JPH07330286A (ja) トングの掴み状況監視方法
JPH10229554A (ja) 監視システム