JPH07290548A - 射出成形装置の成形品良否判定方法 - Google Patents
射出成形装置の成形品良否判定方法Info
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- JPH07290548A JPH07290548A JP8492594A JP8492594A JPH07290548A JP H07290548 A JPH07290548 A JP H07290548A JP 8492594 A JP8492594 A JP 8492594A JP 8492594 A JP8492594 A JP 8492594A JP H07290548 A JPH07290548 A JP H07290548A
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- JP
- Japan
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- mold
- pressure
- molded product
- molding die
- resin material
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 射出成形装置において、成形品の良否の判定
を自動的におこなえるようにする。 【構成】 樹脂材料が射出された成形金型の型内圧力を
測定し、保圧中のこの型内圧力と、予め設定された良品
の成形品の成形時の型内圧力の上下限値とを比較して良
否判定する。成形金型の保圧中の型内圧力が、予め設定
された型内圧力の上限値より高いときは、キャビティへ
の樹脂材料の充填が過多でバリが発生しており、下限値
より低いときは、キャビティへの樹脂材料の充填が不足
してカスレが発生していると、自動的に判定できる。
を自動的におこなえるようにする。 【構成】 樹脂材料が射出された成形金型の型内圧力を
測定し、保圧中のこの型内圧力と、予め設定された良品
の成形品の成形時の型内圧力の上下限値とを比較して良
否判定する。成形金型の保圧中の型内圧力が、予め設定
された型内圧力の上限値より高いときは、キャビティへ
の樹脂材料の充填が過多でバリが発生しており、下限値
より低いときは、キャビティへの樹脂材料の充填が不足
してカスレが発生していると、自動的に判定できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、射出成形装置において
成形された成形品の良否判定方法に関するものである。
成形された成形品の良否判定方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】射出成形装置で成形品を成形する場合、
その成形不良は、成形金型のキャビティへの充填過多に
よるバリの発生と、キャビティへの充填不足によるカス
レの発生とが大部分を占める。そしてこのような成形品
の良品・不良品の判定は作業者が目視等で検査すること
によっておこなわれている。
その成形不良は、成形金型のキャビティへの充填過多に
よるバリの発生と、キャビティへの充填不足によるカス
レの発生とが大部分を占める。そしてこのような成形品
の良品・不良品の判定は作業者が目視等で検査すること
によっておこなわれている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように従来は、成
形品の良否判定のために作業者が必要であって、無人化
運転ができないものであった。本発明は上記の点に鑑み
てなされたものであり、成形品の良否の判定を自動的に
おこなうことができる射出成形装置の成形品良否判定方
法を提供することを目的とするものである。
形品の良否判定のために作業者が必要であって、無人化
運転ができないものであった。本発明は上記の点に鑑み
てなされたものであり、成形品の良否の判定を自動的に
おこなうことができる射出成形装置の成形品良否判定方
法を提供することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明に係る射出成形装
置の成形品良否判定方法は、樹脂材料が射出された成形
金型の型内圧力を測定し、保圧中のこの型内圧力と、予
め設定された良品の成形品の成形時の型内圧力の上下限
値とを比較して良否判定することを特徴とするものであ
る。
置の成形品良否判定方法は、樹脂材料が射出された成形
金型の型内圧力を測定し、保圧中のこの型内圧力と、予
め設定された良品の成形品の成形時の型内圧力の上下限
値とを比較して良否判定することを特徴とするものであ
る。
【0005】また本発明にあって、成形金型内に複数箇
所の型内圧力センサーを設け、複数箇所の型内圧力を測
定するようにしてもよい。
所の型内圧力センサーを設け、複数箇所の型内圧力を測
定するようにしてもよい。
【0006】
【作用】成形金型の保圧中の型内圧力が、予め設定され
た良品の成形品の成形時の型内圧力の上限値より高い
と、キャビティへの樹脂材料の充填が過多でバリが発生
しており、下限値より低いと、キャビティへの樹脂材料
の充填が不足してカスレが発生していることが、自動的
に判定できる。
た良品の成形品の成形時の型内圧力の上限値より高い
と、キャビティへの樹脂材料の充填が過多でバリが発生
しており、下限値より低いと、キャビティへの樹脂材料
の充填が不足してカスレが発生していることが、自動的
に判定できる。
【0007】
【実施例】以下本発明を実施例によって詳述する。図2
は射出成形装置とその制御システムを示すものであり、
射出成形装置Aは成形コントローラ1を内蔵する基台2
の上に射出成形機3と成形金型4とを設けて形成してあ
る。成形金型4内には型内圧力センサー5が設けてあ
り、また射出成形機3の射出油圧シリンダーには油圧セ
ンサー6が設けてある。この型内圧力センサー5は変換
器7を介して、油圧センサー6は変換器8を介してそれ
ぞれシーケンサ9に接続してある。また成形コントロー
ラ1もシーケンサ9に接続してあり、シーケンサ9との
間でシリアル通信することができるようにしてある。こ
のシーケンサ9は光ファイバー10によってパーソナル
コンピュータ等の外部計算機器11に接続してある。
は射出成形装置とその制御システムを示すものであり、
射出成形装置Aは成形コントローラ1を内蔵する基台2
の上に射出成形機3と成形金型4とを設けて形成してあ
る。成形金型4内には型内圧力センサー5が設けてあ
り、また射出成形機3の射出油圧シリンダーには油圧セ
ンサー6が設けてある。この型内圧力センサー5は変換
器7を介して、油圧センサー6は変換器8を介してそれ
ぞれシーケンサ9に接続してある。また成形コントロー
ラ1もシーケンサ9に接続してあり、シーケンサ9との
間でシリアル通信することができるようにしてある。こ
のシーケンサ9は光ファイバー10によってパーソナル
コンピュータ等の外部計算機器11に接続してある。
【0008】ここで、成形金型4を型締めした後、射出
成形機3から成形金型4へのフェノール樹脂等の樹脂材
料の射出を開始してから成形金型4の型締めを解除して
型開きをおこなうまでの間、型内圧力センサー5で成形
金型4内の型内圧力を測定すると、図1(a)に示すよ
うな圧力曲線が得られる。すなわち、射出を開始すると
型内圧力が上昇していき、射出が完了すると一旦型内圧
力は若干低下するが、型締め力を保持して保圧すると型
内圧力は再度若干上昇し、そして型締め力を解除すると
型内圧力は急速に低下する。
成形機3から成形金型4へのフェノール樹脂等の樹脂材
料の射出を開始してから成形金型4の型締めを解除して
型開きをおこなうまでの間、型内圧力センサー5で成形
金型4内の型内圧力を測定すると、図1(a)に示すよ
うな圧力曲線が得られる。すなわち、射出を開始すると
型内圧力が上昇していき、射出が完了すると一旦型内圧
力は若干低下するが、型締め力を保持して保圧すると型
内圧力は再度若干上昇し、そして型締め力を解除すると
型内圧力は急速に低下する。
【0009】この型内圧力において、射出完了後の型締
め力を保持している保圧中の型内圧力が高過ぎると、キ
ャビティへの樹脂材料の充填が過多になっており、成形
品にバリが大きく発生していることが多い。また保圧中
の型内圧力が低過ぎると、ランナーの詰まり等によって
キャビティへの樹脂材料の充填が不足しており、成形品
にカスレが発生していることが多い。従って、予備試験
をおこなって、バリが発生しない型内圧力の上限値と、
カスレが発生しない型内圧力の下限値を求め(図1
(a)のイに上限値を、ロに下限値を示す)、保圧中の
型内圧力がこの上下限範囲内に入れば、成形品はバリや
カスレのない良品であると判定することができる。逆
に、保圧中の型内圧力が上限値を超えるとキャビティへ
の樹脂材料の充填が過多でバリが発生しており、また保
圧中の型内圧力が下限値を超えると、キャビティへの樹
脂材料の充填が不足してカスレが発生していると判定す
ることができる。例えば、保圧中の型内圧力の最適値が
320kg/cm2 であると、上限値は最適値+8kg
/cm2 、下限は最適値−5kg/cm2 である。
め力を保持している保圧中の型内圧力が高過ぎると、キ
ャビティへの樹脂材料の充填が過多になっており、成形
品にバリが大きく発生していることが多い。また保圧中
の型内圧力が低過ぎると、ランナーの詰まり等によって
キャビティへの樹脂材料の充填が不足しており、成形品
にカスレが発生していることが多い。従って、予備試験
をおこなって、バリが発生しない型内圧力の上限値と、
カスレが発生しない型内圧力の下限値を求め(図1
(a)のイに上限値を、ロに下限値を示す)、保圧中の
型内圧力がこの上下限範囲内に入れば、成形品はバリや
カスレのない良品であると判定することができる。逆
に、保圧中の型内圧力が上限値を超えるとキャビティへ
の樹脂材料の充填が過多でバリが発生しており、また保
圧中の型内圧力が下限値を超えると、キャビティへの樹
脂材料の充填が不足してカスレが発生していると判定す
ることができる。例えば、保圧中の型内圧力の最適値が
320kg/cm2 であると、上限値は最適値+8kg
/cm2 、下限は最適値−5kg/cm2 である。
【0010】そこで本発明では、射出成形機3から成形
金型4への樹脂材料の射出を開始してから成形金型4の
型締め解除まで、成形金型4内に設けた型内圧力センサ
ー5で型内圧力を測定するようにしてある。そして図3
に示すように、型内圧力センサー5で測定されたデータ
は変換器7でアナログ信号からデジタル信号に変換さ
れ、高速でサンプリングして(例えば30〜100回/
秒程度)、シーケンサ9の内部メモリー13に保存され
る。これは例えばシーケンサ9のラダー命令を用いてお
こなうことができる。このようにシーケンサ9の内部メ
モリー13に保存された型内圧力のデータは、成形が完
了して成形金型4の型締めが解除された後に、内部メモ
リー13に記憶した順に引き出して外部計算機器11に
出力される。
金型4への樹脂材料の射出を開始してから成形金型4の
型締め解除まで、成形金型4内に設けた型内圧力センサ
ー5で型内圧力を測定するようにしてある。そして図3
に示すように、型内圧力センサー5で測定されたデータ
は変換器7でアナログ信号からデジタル信号に変換さ
れ、高速でサンプリングして(例えば30〜100回/
秒程度)、シーケンサ9の内部メモリー13に保存され
る。これは例えばシーケンサ9のラダー命令を用いてお
こなうことができる。このようにシーケンサ9の内部メ
モリー13に保存された型内圧力のデータは、成形が完
了して成形金型4の型締めが解除された後に、内部メモ
リー13に記憶した順に引き出して外部計算機器11に
出力される。
【0011】シーケンサ9から出力された型内圧力のデ
ータは、図4に示すように、通信ポート14を介して演
算部15に入力される。そして演算部15に入力された
型内圧力のデータに基づいて、パーソナルコンピュータ
のディスプレイ等で形成される表示部16に図1(a)
のようなグラフとして表示されるようにしてある。一
方、上記のようにして予め求めた、良品の成形品の成形
時の保圧中の型内圧力の上限値と下限値とが記憶部17
に入力設定されており、この上下限値のデータは記憶部
17から演算部15に入力され、表示部16において上
限値は図1(a)のイ矢印の曲線ように、下限値は図1
(a)のロ矢印の曲線のように表示されるようにしてあ
る。
ータは、図4に示すように、通信ポート14を介して演
算部15に入力される。そして演算部15に入力された
型内圧力のデータに基づいて、パーソナルコンピュータ
のディスプレイ等で形成される表示部16に図1(a)
のようなグラフとして表示されるようにしてある。一
方、上記のようにして予め求めた、良品の成形品の成形
時の保圧中の型内圧力の上限値と下限値とが記憶部17
に入力設定されており、この上下限値のデータは記憶部
17から演算部15に入力され、表示部16において上
限値は図1(a)のイ矢印の曲線ように、下限値は図1
(a)のロ矢印の曲線のように表示されるようにしてあ
る。
【0012】そして、演算部15にシーケンサ9の内部
メモリー13から入力された成形金型4の型内圧力のデ
ータのうち、保圧中のものが抽出され、演算部15の比
較回路で記憶部17から入力された上下限値のデータと
比較判定される。比較回路での処理は図5のようにして
おこなわれる。すなわち、データを受け取ると、保圧中
の所定時間毎に、成形金型4の型内圧力と設定された上
下限値の範囲とを比較演算し、成形金型4の型内圧力と
設定された上下限値の範囲内であれば、成形金型2で成
形された成形品は良品と判定され、処理は終了する。ま
た成形金型4の型内圧力が設定された上下限値の範囲か
ら外れた場合、つまり図1(b)のように成形金型4の
型内圧力が設定された上限値を上回るように超えた場合
や、図1(b)のように成形金型4の型内圧力が設定さ
れた下限値を下回るように超えた場合には、成形金型2
で成形された成形品は不良品と判定され、成形金型2か
ら成形品を取り出す取出装置18にI/Oポート19を
介して信号が出力される。
メモリー13から入力された成形金型4の型内圧力のデ
ータのうち、保圧中のものが抽出され、演算部15の比
較回路で記憶部17から入力された上下限値のデータと
比較判定される。比較回路での処理は図5のようにして
おこなわれる。すなわち、データを受け取ると、保圧中
の所定時間毎に、成形金型4の型内圧力と設定された上
下限値の範囲とを比較演算し、成形金型4の型内圧力と
設定された上下限値の範囲内であれば、成形金型2で成
形された成形品は良品と判定され、処理は終了する。ま
た成形金型4の型内圧力が設定された上下限値の範囲か
ら外れた場合、つまり図1(b)のように成形金型4の
型内圧力が設定された上限値を上回るように超えた場合
や、図1(b)のように成形金型4の型内圧力が設定さ
れた下限値を下回るように超えた場合には、成形金型2
で成形された成形品は不良品と判定され、成形金型2か
ら成形品を取り出す取出装置18にI/Oポート19を
介して信号が出力される。
【0013】このように取出装置18に信号が出力され
ると、取出装置18で成形金型4から取り出された成形
品は不良品に分類され、後工程に送らないように処分さ
れる。従って成形金型4の型内圧力が高くバリが発生し
ている成形品や、成形金型4の型内圧力が低くカスレが
発生している成形品は、自動的に排除され、後工程には
送られない。このために、後工程に送られて使用される
成形品の不良率が従来10%程度あったものを、2%程
度に低減することが可能になるものである。
ると、取出装置18で成形金型4から取り出された成形
品は不良品に分類され、後工程に送らないように処分さ
れる。従って成形金型4の型内圧力が高くバリが発生し
ている成形品や、成形金型4の型内圧力が低くカスレが
発生している成形品は、自動的に排除され、後工程には
送られない。このために、後工程に送られて使用される
成形品の不良率が従来10%程度あったものを、2%程
度に低減することが可能になるものである。
【0014】上記のようにして成形金型4の型内圧力を
測定する型内圧力センサー5の設置箇所は、成形品の製
品形状や樹脂材料の特性などに応じて設定されるもので
あり。特に限定されるものではない。また型内圧力セン
サー5の設置箇所は、成形品を多数個取りする成形金型
4でも樹脂材料の流動性はほぼ同じなので一箇所でよ
い。勿論型内圧力センサー5を複数箇所に設置して測定
をおこなうようにしてもよい。
測定する型内圧力センサー5の設置箇所は、成形品の製
品形状や樹脂材料の特性などに応じて設定されるもので
あり。特に限定されるものではない。また型内圧力セン
サー5の設置箇所は、成形品を多数個取りする成形金型
4でも樹脂材料の流動性はほぼ同じなので一箇所でよ
い。勿論型内圧力センサー5を複数箇所に設置して測定
をおこなうようにしてもよい。
【0015】図6の実施例では成形金型4のランナー2
0の対称位置の二箇所に型内圧力センサー5を埋め込ん
で設けるようにしてある。図6において21は固定側型
板、22は可動側型板、23はスプルー、24はゲー
ト、25はランナー、さらに26は型内圧力センサー5
に接続した電線である。このように型内圧力センサー5
を二箇所に設けると、それぞれの型内圧力センサー5に
おいて成形金型4の二箇所で型内圧力を測定することが
できる。そしてこの測定された各型内圧力を、上記と同
様にして設定された型内圧力の上下限値と比較してそれ
ぞれの型内圧力について良否判定をおこない、測定され
た二箇所の型内圧力がそれぞれ上下限値の範囲内であれ
ば良品と判定し、測定された二箇所の型内圧力のうち一
方でも上下限値の範囲から外れる場合には不良品と判定
するものである。このように二箇所の型内圧力に基づい
て精度良く良否判定をおこなうことができるものであ
る。
0の対称位置の二箇所に型内圧力センサー5を埋め込ん
で設けるようにしてある。図6において21は固定側型
板、22は可動側型板、23はスプルー、24はゲー
ト、25はランナー、さらに26は型内圧力センサー5
に接続した電線である。このように型内圧力センサー5
を二箇所に設けると、それぞれの型内圧力センサー5に
おいて成形金型4の二箇所で型内圧力を測定することが
できる。そしてこの測定された各型内圧力を、上記と同
様にして設定された型内圧力の上下限値と比較してそれ
ぞれの型内圧力について良否判定をおこない、測定され
た二箇所の型内圧力がそれぞれ上下限値の範囲内であれ
ば良品と判定し、測定された二箇所の型内圧力のうち一
方でも上下限値の範囲から外れる場合には不良品と判定
するものである。このように二箇所の型内圧力に基づい
て精度良く良否判定をおこなうことができるものであ
る。
【0016】
【発明の効果】上記のように本発明は、樹脂材料が射出
された成形金型の型内圧力を測定し、保圧中のこの型内
圧力と、予め設定された良品の成形品の成形時の型内圧
力の上下限値とを比較して良否判定するようにしたの
で、保圧中の型内圧力が予め設定された型内圧力の上限
値より高いと判定されたときには、キャビティへの樹脂
材料のの充填が過多で成形品にバリが発生しており、下
限値より低いと判定されたときには、キャビティへの樹
脂材料の充填が不足して成形品にカスレが発生している
ものであり、成形品の良否の判定を自動的におこなうこ
とができるものである。
された成形金型の型内圧力を測定し、保圧中のこの型内
圧力と、予め設定された良品の成形品の成形時の型内圧
力の上下限値とを比較して良否判定するようにしたの
で、保圧中の型内圧力が予め設定された型内圧力の上限
値より高いと判定されたときには、キャビティへの樹脂
材料のの充填が過多で成形品にバリが発生しており、下
限値より低いと判定されたときには、キャビティへの樹
脂材料の充填が不足して成形品にカスレが発生している
ものであり、成形品の良否の判定を自動的におこなうこ
とができるものである。
【図1】成形金型の型内圧力のグラフを示すものであ
り、(a)は良品の場合のグラフ、(b),(c)は不
良品の場合のグラフである。
り、(a)は良品の場合のグラフ、(b),(c)は不
良品の場合のグラフである。
【図2】本発明に用いる射出成形装置とその制御システ
ムを示す概略図である。
ムを示す概略図である。
【図3】同上の型内圧力のデータの処理を示すブロック
回路図である。
回路図である。
【図4】同上の外部計算機器での型内圧力のデータの処
理を示すブロック回路図である。
理を示すブロック回路図である。
【図5】同上の型内圧力のデータに基づく判定処理のフ
ローチャートである。
ローチャートである。
【図6】成形金型の二箇所に型内圧力センサーを設けた
実施例を示す、成形金型の断面図である。
実施例を示す、成形金型の断面図である。
3 射出成形機 4 成形金型 5 型内圧力センサー 9 シーケンサー 11 外部機器
Claims (2)
- 【請求項1】 樹脂材料が射出された成形金型の型内圧
力を測定し、保圧中のこの型内圧力と、予め設定された
良品の成形品の成形時の型内圧力の上下限値とを比較し
て良否判定することを特徴とする射出成形装置の成形品
良否判定方法。 - 【請求項2】 成形金型内に複数箇所の型内圧力センサ
ーを設け、複数箇所の型内圧力を測定することを特徴と
する請求項1に記載の射出成形装置の成形品良否判定方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8492594A JPH07290548A (ja) | 1994-04-22 | 1994-04-22 | 射出成形装置の成形品良否判定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8492594A JPH07290548A (ja) | 1994-04-22 | 1994-04-22 | 射出成形装置の成形品良否判定方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07290548A true JPH07290548A (ja) | 1995-11-07 |
Family
ID=13844280
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8492594A Withdrawn JPH07290548A (ja) | 1994-04-22 | 1994-04-22 | 射出成形装置の成形品良否判定方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07290548A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009001021A (ja) * | 1997-02-12 | 2009-01-08 | Husky Injection Molding Syst Ltd | 射出成形データ伝送システム |
JP2019013933A (ja) * | 2017-07-04 | 2019-01-31 | 東芝機械株式会社 | 射出装置及び成形機 |
WO2021206017A1 (ja) * | 2020-04-07 | 2021-10-14 | 株式会社ジェイテクト | 成形システム、異常予測装置、異常予測方法、プログラム及び学習済みモデル |
WO2023184293A1 (zh) * | 2022-03-31 | 2023-10-05 | 浙江凯华模具有限公司 | 一种注塑过程的制品瑕疵在线检测方法 |
-
1994
- 1994-04-22 JP JP8492594A patent/JPH07290548A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009001021A (ja) * | 1997-02-12 | 2009-01-08 | Husky Injection Molding Syst Ltd | 射出成形データ伝送システム |
JP2019013933A (ja) * | 2017-07-04 | 2019-01-31 | 東芝機械株式会社 | 射出装置及び成形機 |
WO2021206017A1 (ja) * | 2020-04-07 | 2021-10-14 | 株式会社ジェイテクト | 成形システム、異常予測装置、異常予測方法、プログラム及び学習済みモデル |
WO2023184293A1 (zh) * | 2022-03-31 | 2023-10-05 | 浙江凯华模具有限公司 | 一种注塑过程的制品瑕疵在线检测方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20010703 |