JPH0728996A - 近白補正方法及び装置 - Google Patents
近白補正方法及び装置Info
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- JPH0728996A JPH0728996A JP6037076A JP3707694A JPH0728996A JP H0728996 A JPH0728996 A JP H0728996A JP 6037076 A JP6037076 A JP 6037076A JP 3707694 A JP3707694 A JP 3707694A JP H0728996 A JPH0728996 A JP H0728996A
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- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 31
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N1/00—Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
- H04N1/46—Colour picture communication systems
- H04N1/52—Circuits or arrangements for halftone screening
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Color, Gradation (AREA)
- Image Processing (AREA)
- Color Image Communication Systems (AREA)
- Facsimile Image Signal Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 白に実質的に近い画素については、それをデ
ィザ処理することで、白に近い部分の画質の向上をはか
り、もって視覚ダイナミックレンジを広げる。 【構成】 カラー処理システム1において、近白補正
は、記録画像のダイナミックレンジを改良するためのプ
リントする以前に行われる。入力画素は閾値71と比較
され、それ以下の場合には、ディザ処理が出力値を決定
するために行われる。ここで、ディザ処理は出力値がそ
の閾値かゼロに決定する。
ィザ処理することで、白に近い部分の画質の向上をはか
り、もって視覚ダイナミックレンジを広げる。 【構成】 カラー処理システム1において、近白補正
は、記録画像のダイナミックレンジを改良するためのプ
リントする以前に行われる。入力画素は閾値71と比較
され、それ以下の場合には、ディザ処理が出力値を決定
するために行われる。ここで、ディザ処理は出力値がそ
の閾値かゼロに決定する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は表示装置上へのカラー画
像表示及びカラー記録装置によるカラー画像の表示に関
するものである。
像表示及びカラー記録装置によるカラー画像の表示に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】画像は通常、赤(R)、グリーン
(G)、ブルー(B)といったRGBフォーマットのよ
うな加法フォーマットを使用し、CRTディスプレイの
ようなタイプの装置によって表示される。このフォーマ
ットでは、各分離色情報はR,G,Bの各原色に提供さ
れ、それらをいっしょに表示することで所望とする表示
色を形成する。
(G)、ブルー(B)といったRGBフォーマットのよ
うな加法フォーマットを使用し、CRTディスプレイの
ようなタイプの装置によって表示される。このフォーマ
ットでは、各分離色情報はR,G,Bの各原色に提供さ
れ、それらをいっしょに表示することで所望とする表示
色を形成する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ここで
カラー表示装置に表示された画像の色表現を印刷する場
合には、一般に今度は減法混色フォーマットが使用され
る。ここでいう減法混色とは、シアン(C)、マゼンタ
(M),イエロー(Y)及びブラックKのCMYKフォ
ーマットである。そのような減法混色はカラープリンタ
装置において共通に使用されており、特に、キヤノン社
製の「Canon CLC500 colour laser copier/printer」に
使用されている。
カラー表示装置に表示された画像の色表現を印刷する場
合には、一般に今度は減法混色フォーマットが使用され
る。ここでいう減法混色とは、シアン(C)、マゼンタ
(M),イエロー(Y)及びブラックKのCMYKフォ
ーマットである。そのような減法混色はカラープリンタ
装置において共通に使用されており、特に、キヤノン社
製の「Canon CLC500 colour laser copier/printer」に
使用されている。
【0004】カラー変換装置はRGBフォーマットをC
MYKフォーマットに変換する場合に必要になる。しか
しながら、カラー画像をCMYKフォーマットで表示す
るには、表示近白値の値をプリントする場合、いくつも
の問題点が発生する。
MYKフォーマットに変換する場合に必要になる。しか
しながら、カラー画像をCMYKフォーマットで表示す
るには、表示近白値の値をプリントする場合、いくつも
の問題点が発生する。
【0005】その問題点の1つには、少しの量の色材し
か有さないときには線形性が乏しいのと同様に、プリン
タが有する近白の色材レベルの分離の数が不十分である
ということである。これは、特に白に近い画像の細部が
消えてしまうと同様に、少なくとも1つのカラー成分で
ゆっくりと増加、もしくは減少するカラー合成をプリン
トするとき、“縞(band)”として目立ってしまうこと
になる。そして、白に近い多くの色が、作用的に、白に
飽和されてしまう。
か有さないときには線形性が乏しいのと同様に、プリン
タが有する近白の色材レベルの分離の数が不十分である
ということである。これは、特に白に近い画像の細部が
消えてしまうと同様に、少なくとも1つのカラー成分で
ゆっくりと増加、もしくは減少するカラー合成をプリン
トするとき、“縞(band)”として目立ってしまうこと
になる。そして、白に近い多くの色が、作用的に、白に
飽和されてしまう。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、少なくとも上
記従来技術の問題点の1つを実質上解決、或いは改良す
るものである。
記従来技術の問題点の1つを実質上解決、或いは改良す
るものである。
【0007】この課題を解決するため、例えば本発明の
画像処理方法は以下に示す工程を備える。すなわち、出
力デバイスでプリントされるカラー画像の知覚ダイナミ
ックレンジを向上する方法であって、白に実質的に近い
画像値を検出し、前記画像値をディザすることを特徴と
する近白カラー補正方法。
画像処理方法は以下に示す工程を備える。すなわち、出
力デバイスでプリントされるカラー画像の知覚ダイナミ
ックレンジを向上する方法であって、白に実質的に近い
画像値を検出し、前記画像値をディザすることを特徴と
する近白カラー補正方法。
【0008】
【作用】上記工程において、白に実質的に近い画素につ
いては、それをディザ処理することで、白に近い部分の
画質の向上をはかり、もって視覚ダイナミックレンジを
広げる。
いては、それをディザ処理することで、白に近い部分の
画質の向上をはかり、もって視覚ダイナミックレンジを
広げる。
【0009】
【実施例】以下、添付図面に従って本発明に係る実施例
を詳細に説明する。
を詳細に説明する。
【0010】図1に、実施例における好適なカラー変換
装置2の示す。しかしながら、本発明はこれに限定され
るものではない。
装置2の示す。しかしながら、本発明はこれに限定され
るものではない。
【0011】図1は、実施例の本願出願で使用されるカ
ラー画像処理システム1の簡単なブロック構成を示して
おり、スタンダードなコンピュータシステム上で動作す
るようになっている。カラー変換装置2は2つのメイン
サブシステムで相互作用するようになっている。
ラー画像処理システム1の簡単なブロック構成を示して
おり、スタンダードなコンピュータシステム上で動作す
るようになっている。カラー変換装置2は2つのメイン
サブシステムで相互作用するようになっている。
【0012】その1つはプロセッササブシステム60で
あり、特にプロセッサメモリ61を含んでいる。各色パ
ス(colour pass)で要求されるカラー変換テーブル
は、処理メモリ61内に設けられている。カラー画像処
理システム1は、変換パスの初期段階で、各色パス
(C,M,Y或いはK)で要求されるカラー変換テーブ
ルをロードする。これらのロード処理は、処理メモリ6
1への正常時の書き込みサイクル、もしくは、DMAマ
スタコントローラ64の制御下で行われる。プロセッサ
サブシステム60へは、複合メモリ(compositing memo
ry)62と対応する複合バス63(compositing bus)
が接続されている。
あり、特にプロセッサメモリ61を含んでいる。各色パ
ス(colour pass)で要求されるカラー変換テーブル
は、処理メモリ61内に設けられている。カラー画像処
理システム1は、変換パスの初期段階で、各色パス
(C,M,Y或いはK)で要求されるカラー変換テーブ
ルをロードする。これらのロード処理は、処理メモリ6
1への正常時の書き込みサイクル、もしくは、DMAマ
スタコントローラ64の制御下で行われる。プロセッサ
サブシステム60へは、複合メモリ(compositing memo
ry)62と対応する複合バス63(compositing bus)
が接続されている。
【0013】もう一方は、プリンタサブシステム8であ
る。カラー変換装置2によるカラーテーブルの補間によ
って生成されたC,M,Y或いはKの値は、カラー変換
装置2によってプリンタサブシステム8に出力される。
る。カラー変換装置2によるカラーテーブルの補間によ
って生成されたC,M,Y或いはKの値は、カラー変換
装置2によってプリンタサブシステム8に出力される。
【0014】カラー変換装置2へ/からのプロセッサ入
出力(I/O)は処理クロックに同期して、プロセッサ
バス4を介してプロセッサバスインターフェースサブシ
ステムで実行される。プリンタサブシステム8へ/から
のI/Oは、関連するプリンタサブシステムの画素クロ
ックに同期する。本発明の好適な実施例で使用するプリ
ンタサブシステム8は、例えばキヤノン社製「CLC5
00」カラープリンタである。
出力(I/O)は処理クロックに同期して、プロセッサ
バス4を介してプロセッサバスインターフェースサブシ
ステムで実行される。プリンタサブシステム8へ/から
のI/Oは、関連するプリンタサブシステムの画素クロ
ックに同期する。本発明の好適な実施例で使用するプリ
ンタサブシステム8は、例えばキヤノン社製「CLC5
00」カラープリンタである。
【0015】図2にカラー変換装置2の概略構成を、図
3にそのデータの流れを示す。
3にそのデータの流れを示す。
【0016】カラー変換装置2内のモジュールは、複合
バス63からのR,G,B画素データのストリームを入
力する処理パイプラインを形成しており、そして、プリ
ンタインターフェースに出力するための適当なカラー変
換データを生成させるために処理パイプラインに沿って
通過させる。
バス63からのR,G,B画素データのストリームを入
力する処理パイプラインを形成しており、そして、プリ
ンタインターフェースに出力するための適当なカラー変
換データを生成させるために処理パイプラインに沿って
通過させる。
【0017】カラー変換装置2のプロセッサバス4への
インターフェースは、プロセッサバスインターフェース
サブシステム3によって制御される。プロセッサバスイ
ンターフェースサブシステム3は、レジスタ読み取り及
び書き込みサイクルで内部レジスタバス5へのプロセッ
サバス4を調停し、カラー変換装置2内の内部RAMへ
プロセッサDMAアクセスする。
インターフェースは、プロセッサバスインターフェース
サブシステム3によって制御される。プロセッサバスイ
ンターフェースサブシステム3は、レジスタ読み取り及
び書き込みサイクルで内部レジスタバス5へのプロセッ
サバス4を調停し、カラー変換装置2内の内部RAMへ
プロセッサDMAアクセスする。
【0018】カラー変換装置2のコングレーション及び
コントロールは、カラー変換装置2のコンフィグレーシ
ョン・コントロールレジスタ6の読み取り及び書き込み
で実現する。カラー変換装置2は、これらのレジスタか
ら制御情報7を生成することになる。
コントロールは、カラー変換装置2のコンフィグレーシ
ョン・コントロールレジスタ6の読み取り及び書き込み
で実現する。カラー変換装置2は、これらのレジスタか
ら制御情報7を生成することになる。
【0019】内部メモリのそれぞれはデュアルポートで
あり(物理的に必須ではないが、コングレーション・コ
ントロールレジスタ6内の処理モードビットの手段によ
る機能があればよい)、カラー変換装置2の実行パイプ
ラインに割り当てるポートと、レジスタバス5へ割り当
てられるポートを備える。レジスタバス5へ割り当てら
れたポートは、プリンタサブシステム8の各カラーパス
の前に設けられた各内部メモリにロードするために用い
られる。
あり(物理的に必須ではないが、コングレーション・コ
ントロールレジスタ6内の処理モードビットの手段によ
る機能があればよい)、カラー変換装置2の実行パイプ
ラインに割り当てるポートと、レジスタバス5へ割り当
てられるポートを備える。レジスタバス5へ割り当てら
れたポートは、プリンタサブシステム8の各カラーパス
の前に設けられた各内部メモリにロードするために用い
られる。
【0020】3つの動作処理がカラー変換装置2で実行
される。これらは、カラー変換、近白補正ユニット35
により実行される近白補正、そして、近黒補正ユニット
36により実行されるテキストエッジ強調処理である。
この結果の出力データ9は、関連するプリンタ装置によ
って要求されるCMYKへ色変換するためのRGBデー
タである。
される。これらは、カラー変換、近白補正ユニット35
により実行される近白補正、そして、近黒補正ユニット
36により実行されるテキストエッジ強調処理である。
この結果の出力データ9は、関連するプリンタ装置によ
って要求されるCMYKへ色変換するためのRGBデー
タである。
【0021】出力データ9は双方向バッファ10によっ
て複合メモリ62に戻すことができる。
て複合メモリ62に戻すことができる。
【0022】図3に、カラー画像処理システム1のパイ
プラインの実行を示す。ここではm3つの異なる処理が
実行される。カラー変換はカラー変換ユニット58と補
間ユニット4で実行され、近白処理は近白処理ユニット
35によって実行され、近黒処理は近黒処理ユニット3
6で行われる。
プラインの実行を示す。ここではm3つの異なる処理が
実行される。カラー変換はカラー変換ユニット58と補
間ユニット4で実行され、近白処理は近白処理ユニット
35によって実行され、近黒処理は近黒処理ユニット3
6で行われる。
【0023】カラー変換ユニット58は、カラー変換R
AM33、非一様カラー空間変換インターバルRAM1
1、そして、補間プロセッサの組み合わせを示してお
り、RGBフォーマットからCMYKフォーマットへの
カラー変換を実行する。近白補正ユニット35は、プリ
ンタのような出力デバイスにおけるプリント色が白に近
いとき、そのダイナミックレンジを広げるためにその出
力上で近白補正を実行する。その出力は、近黒補正ユニ
ット36を経て、プリントするためのプリンタインター
フェースに提供される。
AM33、非一様カラー空間変換インターバルRAM1
1、そして、補間プロセッサの組み合わせを示してお
り、RGBフォーマットからCMYKフォーマットへの
カラー変換を実行する。近白補正ユニット35は、プリ
ンタのような出力デバイスにおけるプリント色が白に近
いとき、そのダイナミックレンジを広げるためにその出
力上で近白補正を実行する。その出力は、近黒補正ユニ
ット36を経て、プリントするためのプリンタインター
フェースに提供される。
【0024】図4は、近白補正ユニット35の構成を示
している。補間プロセッサ16の出力のカラー変換デー
タ70の上位4ビットはゼロ検出ユニット71の入力に
使用される。ゼロ検出ユニット71は取り得る近白値を
検出し、マルチプレクサ選択信号72を出力する。マル
チプれ草74はこのマルチプレクサ選択信号72を使用
して、下位4ビットの出力を選択する。
している。補間プロセッサ16の出力のカラー変換デー
タ70の上位4ビットはゼロ検出ユニット71の入力に
使用される。ゼロ検出ユニット71は取り得る近白値を
検出し、マルチプレクサ選択信号72を出力する。マル
チプれ草74はこのマルチプレクサ選択信号72を使用
して、下位4ビットの出力を選択する。
【0025】近白補正ユニット35は、プリントアウト
の知覚ダイナミックレンジを大きくするため、0〜0x
0Fの濃度の範囲で各値をディザ処理を行う。
の知覚ダイナミックレンジを大きくするため、0〜0x
0Fの濃度の範囲で各値をディザ処理を行う。
【0026】画像のディザ処理では、特定の出力位置の
強度の決定は、その特定点の所望とする強度S(x,
y)と所定のディザマトリックス値D(i,j)に依存
してなされる。O(x,y)に要求される点を表示する
ためには、次のようにして値を発生することが必要にな
る。
強度の決定は、その特定点の所望とする強度S(x,
y)と所定のディザマトリックス値D(i,j)に依存
してなされる。O(x,y)に要求される点を表示する
ためには、次のようにして値を発生することが必要にな
る。
【0027】 i=x modulo n (13) j=y modulo n (14) ここで、S(x,y)>D(i,j)である場合には、
O(x,y)における点は強調され、それ以外の場合に
は強調されない。
O(x,y)における点は強調され、それ以外の場合に
は強調されない。
【0028】図5は、2×2のディザマトリックス値7
5を使用したディザ処理の例を示している。入力マトリ
ックス値76はS(x,y)を含み、ディザマトリック
ス値75はD(i,j)を持っていて、それらは上記規
則と共に使用され、強調されない点に対応する0、強調
される点に対応する1となる出力マトリックス値77O
(x,y)を生成する。その結果、入力位置のS(0、
0)の値0はD(0、0)(ここでは、0である)と比
較されるが、比較判断が満足しないので、点(0、0)
は強調されない。また、値3を持った入力要素S(2、
3)では、ディザマトリックスの要素D(0,1)(な
ぜなら、2 modulo 2=0 であり、3 modulo 2=1になるか
らである)とマッチングがとられ、D(0、1)は値2
をもっているので、出力要素(2、3)は強調されるこ
とになる。
5を使用したディザ処理の例を示している。入力マトリ
ックス値76はS(x,y)を含み、ディザマトリック
ス値75はD(i,j)を持っていて、それらは上記規
則と共に使用され、強調されない点に対応する0、強調
される点に対応する1となる出力マトリックス値77O
(x,y)を生成する。その結果、入力位置のS(0、
0)の値0はD(0、0)(ここでは、0である)と比
較されるが、比較判断が満足しないので、点(0、0)
は強調されない。また、値3を持った入力要素S(2、
3)では、ディザマトリックスの要素D(0,1)(な
ぜなら、2 modulo 2=0 であり、3 modulo 2=1になるか
らである)とマッチングがとられ、D(0、1)は値2
をもっているので、出力要素(2、3)は強調されるこ
とになる。
【0029】上記例は、出力をONもしくはOFFにす
る、2×2の要素のディザマトリックスの動作例である
が、本発明における好適な実施例では16×16のディ
ザマトリックスを使用している。
る、2×2の要素のディザマトリックスの動作例である
が、本発明における好適な実施例では16×16のディ
ザマトリックスを使用している。
【0030】近白補正ユニット35は、補間プロセッサ
16からの出力を受け、近白閾値以下の強度、例えば0
x0Fで点をディザ処理する。もし、カラー変換データ
70の上位4ビットが近白閾値より大きい値に対応する
場合には、ゼロ検出ユニット71は、マルチプレクサ7
4が入力データを妨害されずに通過するよう、マルチプ
レクサ選択信号72を出力する。これ以外の場合には、
ゼロ検出ユニット71の出力は、比較ユニット78によ
って提供される値を出力するようにさせる。補間プロセ
ッサ16からの入力データ73の下位4ビットは比較ユ
ニット78に入力され、ここでこのデータがディザマト
リックスRAM79からフェッチされたディザマトリッ
クス値より大きいかが検査される。もし、そのディザ閾
値を越える場合には、近白閾値が比較ユニット78内の
或るレジスタから出力される。また、入力データ73の
下位4ビットが、ディザマトリックスの値以下である場
合には、比較ユニット78はゼロ“00”値を出力す
る。
16からの出力を受け、近白閾値以下の強度、例えば0
x0Fで点をディザ処理する。もし、カラー変換データ
70の上位4ビットが近白閾値より大きい値に対応する
場合には、ゼロ検出ユニット71は、マルチプレクサ7
4が入力データを妨害されずに通過するよう、マルチプ
レクサ選択信号72を出力する。これ以外の場合には、
ゼロ検出ユニット71の出力は、比較ユニット78によ
って提供される値を出力するようにさせる。補間プロセ
ッサ16からの入力データ73の下位4ビットは比較ユ
ニット78に入力され、ここでこのデータがディザマト
リックスRAM79からフェッチされたディザマトリッ
クス値より大きいかが検査される。もし、そのディザ閾
値を越える場合には、近白閾値が比較ユニット78内の
或るレジスタから出力される。また、入力データ73の
下位4ビットが、ディザマトリックスの値以下である場
合には、比較ユニット78はゼロ“00”値を出力す
る。
【0031】ディザマトリックスRAM79からの出力
値は入力インデックス値によって決定され、この入力イ
ンデックス値は4ビット画素カウンタ80と4ビットラ
インカウンタ81からのデータで構成される。これらカ
ウンタはディザマトリックス内の画素位置を走査するよ
うに維持されている。
値は入力インデックス値によって決定され、この入力イ
ンデックス値は4ビット画素カウンタ80と4ビットラ
インカウンタ81からのデータで構成される。これらカ
ウンタはディザマトリックス内の画素位置を走査するよ
うに維持されている。
【0032】4ビットラインカウンタ81はFSYNC
信号82によるフレーム先スタート時にリセットされ、
LSYNC信号83のパルスを計数する。4ビット画素
カウンタ80は、LSYNC信号83のラインの先スタ
ート時にリセットされ、PIXCLK84のパルスを計
数する。
信号82によるフレーム先スタート時にリセットされ、
LSYNC信号83のパルスを計数する。4ビット画素
カウンタ80は、LSYNC信号83のラインの先スタ
ート時にリセットされ、PIXCLK84のパルスを計
数する。
【0033】近白補正ユニット35は近白出力85を提
供する。この近白出力85は、補間プロセッサ16から
出力されるカラー変換データ70の上位4ビットから得
られた4つの最上位ビットと、マルチプレクサ74の出
力から得られた4つの最下位ビットである。
供する。この近白出力85は、補間プロセッサ16から
出力されるカラー変換データ70の上位4ビットから得
られた4つの最上位ビットと、マルチプレクサ74の出
力から得られた4つの最下位ビットである。
【0034】上記説明は、本願発明のいくつかの実施例
を説明しているが、当業者であれば、本願発明の範囲内
からはずれることなくそれらを改良できることは明らか
であろう。
を説明しているが、当業者であれば、本願発明の範囲内
からはずれることなくそれらを改良できることは明らか
であろう。
【0035】従って、上記実施例の装置は、装置単体で
も、複数の装置から構成されるシステムであっても、更
には一部の処理としてプログラムを供給することで実現
しても良いのは勿論である。
も、複数の装置から構成されるシステムであっても、更
には一部の処理としてプログラムを供給することで実現
しても良いのは勿論である。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
白に実質的に近い画素については、それをディザ処理す
るので、白に近い部分の画質の向上をはかり、もって視
覚ダイナミックレンジを広げることが可能になる。
白に実質的に近い画素については、それをディザ処理す
るので、白に近い部分の画質の向上をはかり、もって視
覚ダイナミックレンジを広げることが可能になる。
【0037】
【図1】本発明における好適な実施例におけるカラー処
理システムのブロック構成図である。
理システムのブロック構成図である。
【図2】好適な実施例のカラー変換装置を示す図であ
る。
る。
【図3】図2のカラー変換装置におけるパイプライン処
理を示す図である。
理を示す図である。
【図4】本発明の好適な実施例のブロック構成図であ
る。
る。
【図5】好適な実施例で使用されるディザ処理の例を示
す図である。
す図である。
1 カラー画像処理システム 2 カラー変換装置 4 プロセッサバス 8 プリンタサブシステム 60 プロセッササブシステム 61 プロセッサメモリ 62 複合メモリ 64 DMAコントローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 1/52 8420−5L G06F 15/66 310 4226−5C H04N 1/46 B (71)出願人 000001007 キヤノン株式会社 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 (72)発明者 ジェームズ ロバート メットカーフ オーストラリア国,ニュー サウス ウェ ールズ州,2098,コラロイ プラテウ,パ ークス ロード 90 (72)発明者 キア シルバブルク オーストラリア国,ニュー サウス ウェ ールズ州,2040,リヒハルド,キャサリン ストリート 214
Claims (6)
- 【請求項1】 出力デバイスでプリントされるカラー画
像の知覚ダイナミックレンジを向上する方法であって、 白に実質的に近い画像値を検出し、 前記画像値をディザする ことを特徴とする近白補正方法。 - 【請求項2】 前記検出工程は、近白閾値を越える画像
値をプリントするための出力工程を備えることを特徴と
する請求項第1項に記載の方法。 - 【請求項3】 前記検出工程は、更に、前記近白閾値以
下の第2の画像値をディザ値と比較する工程を備えるこ
とを特徴とする請求項第2項に記載の方法。 - 【請求項4】 前記第2の画像値が前記ディザ値以下の
場合にプリントに対してゼロ値を出力し、前記第2の画
像値が前記ディザ値以上の場合に前記近白閾値を出力す
ることを特徴とする請求項第3項に記載の方法。 - 【請求項5】 前記ディザ値は、記録しようとしている
画素の画像内の記録位置から得られた画素及びラインの
カウンタを使用して決定されることを特徴とする請求項
第4項に記載の方法。 - 【請求項6】 出力デバイスでプリントされるカラー画
像の知覚ダイナミックレンジを向上する装置であって、 前記画像の画素値が近白閾値以上であるかを判断する第
1の比較手段と、 前記前記画素の値がディザ値以上であるか判断し、もし
そうなら前記近白閾値を出力し、そうでない場合にいは
ゼロ値を出力する第2の比較手段と、 前記第1の比較手段の出力が否定的である場合に、前記
第2の比較手段の出力を装置からの出力として選択し、
前記第1の比較器の出力が肯定的である場合には前記画
素値を出力する選択手段とを備えることを特徴とする近
白補正装置。
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