JPH07288817A - 動きベクトル検出装置 - Google Patents
動きベクトル検出装置Info
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- JPH07288817A JPH07288817A JP10470594A JP10470594A JPH07288817A JP H07288817 A JPH07288817 A JP H07288817A JP 10470594 A JP10470594 A JP 10470594A JP 10470594 A JP10470594 A JP 10470594A JP H07288817 A JPH07288817 A JP H07288817A
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- 239000013598 vector Substances 0.000 title claims abstract description 210
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims abstract description 146
- 238000000034 method Methods 0.000 description 15
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 11
- 238000000605 extraction Methods 0.000 description 5
- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 description 4
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 239000002699 waste material Substances 0.000 description 2
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 1
- 230000000593 degrading effect Effects 0.000 description 1
- 238000005549 size reduction Methods 0.000 description 1
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- Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 動きベクトル検出ユニットを複数配置してサ
ーチ領域を拡大した場合に、十分な性能が保てると共
に、回路規模の削減がはかれるようにした動きベクトル
検出装置を提供する。 【構成】所定のサーチ領域1〜4の動きベクトル検出ユ
ニットを複数設け、広いサーチ領域10を確保する。サ
ーチ領域10で、正解の動きベクトルが存在する可能性
が高い領域に、更なる動きベクトル検出ユニットのサー
チ領域5を、検索点が増加するようにずらして配置す
る。これにより、正解の動きベクトルが存在する可能性
が高い領域での検出性能が増加する。
ーチ領域を拡大した場合に、十分な性能が保てると共
に、回路規模の削減がはかれるようにした動きベクトル
検出装置を提供する。 【構成】所定のサーチ領域1〜4の動きベクトル検出ユ
ニットを複数設け、広いサーチ領域10を確保する。サ
ーチ領域10で、正解の動きベクトルが存在する可能性
が高い領域に、更なる動きベクトル検出ユニットのサー
チ領域5を、検索点が増加するようにずらして配置す
る。これにより、正解の動きベクトルが存在する可能性
が高い領域での検出性能が増加する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、特に、画像の予測符
号化装置に用いて好適な動きベクトル検出方法及び動き
ベクトル検出装置に関する。
号化装置に用いて好適な動きベクトル検出方法及び動き
ベクトル検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】MPEG(Moving Picture Coding Exper
ts Group) 方式のように、他のフレームとの相関を利用
して画像を符号化する予測符号化方式が知られている。
図29は、このような予測符号化装置の一例である。
ts Group) 方式のように、他のフレームとの相関を利用
して画像を符号化する予測符号化方式が知られている。
図29は、このような予測符号化装置の一例である。
【0003】図13において、入力端子201に画像デ
ータが供給される。この画像データは動きベクトル検出
回路202に供給されると共に、減算回路203に供給
される。動きベクトル検出回路202で、フレーム間の
動きベトクルが求められる。この動きベクトルが動き補
償回路204に供給される。
ータが供給される。この画像データは動きベクトル検出
回路202に供給されると共に、減算回路203に供給
される。動きベクトル検出回路202で、フレーム間の
動きベトクルが求められる。この動きベクトルが動き補
償回路204に供給される。
【0004】一方、参照フレームの画像データは、フレ
ームメモリ205に蓄えられる。フレームメモリ205
の出力は、動き補償回路204に供給される。動き補償
回路204で、フレームメモリ205からの画像データ
が、動きベクトル検出回路202で求められた動きベク
トルに基づいて、動き補償される。この動き補償された
画像データは、減算回路203に供給されると共に、加
算回路206に供給される。
ームメモリ205に蓄えられる。フレームメモリ205
の出力は、動き補償回路204に供給される。動き補償
回路204で、フレームメモリ205からの画像データ
が、動きベクトル検出回路202で求められた動きベク
トルに基づいて、動き補償される。この動き補償された
画像データは、減算回路203に供給されると共に、加
算回路206に供給される。
【0005】減算回路203には、入力端子201から
現フレームの画像テータが供給されると共に、動き補償
回路204で動き補償された参照フレームの画像データ
が供給される。減算回路203で、現フレームの画像デ
ータと、動き補償された参照フレームの画像データとが
減算され、連続するフレーム間の差分データが求められ
る。この差分データが、DCT回路207に供給され
る。DCT回路207でこの差分データがDCT変換さ
れる。DCT回路207の出力が量子化器208に供給
される。量子化器208で、DCT回路207の出力が
量子化される。この量子化器208の出力が出力端子2
09から出力される。
現フレームの画像テータが供給されると共に、動き補償
回路204で動き補償された参照フレームの画像データ
が供給される。減算回路203で、現フレームの画像デ
ータと、動き補償された参照フレームの画像データとが
減算され、連続するフレーム間の差分データが求められ
る。この差分データが、DCT回路207に供給され
る。DCT回路207でこの差分データがDCT変換さ
れる。DCT回路207の出力が量子化器208に供給
される。量子化器208で、DCT回路207の出力が
量子化される。この量子化器208の出力が出力端子2
09から出力される。
【0006】また、このDCT変換され、量子化された
差分データは、逆量子化器210及び逆DCT回路21
1に供給され、元の差分データに戻され、加算器206
に供給される。加算器206には、動き補償回路204
から参照フレームの画像データが供給される。加算器2
06で、この参照フレームの画像データに、参照フレー
ムと現フレームとの差分データが加算され、現フレーム
の画像データが求められる。求められた現フレームの画
像データは、次の参照フレームとして、フレームメモリ
205に蓄えらる。
差分データは、逆量子化器210及び逆DCT回路21
1に供給され、元の差分データに戻され、加算器206
に供給される。加算器206には、動き補償回路204
から参照フレームの画像データが供給される。加算器2
06で、この参照フレームの画像データに、参照フレー
ムと現フレームとの差分データが加算され、現フレーム
の画像データが求められる。求められた現フレームの画
像データは、次の参照フレームとして、フレームメモリ
205に蓄えらる。
【0007】このように、フレーム間予測符号化処理で
は、動きベクトルに基づいて動き補償された参照フレー
ムと、現フレームとの差分データが符号化される。この
ようなフレーム間予測符号化処理において用いられる動
きベクトル検出方法として、ブロックマッチング法が知
られている。
は、動きベクトルに基づいて動き補償された参照フレー
ムと、現フレームとの差分データが符号化される。この
ようなフレーム間予測符号化処理において用いられる動
きベクトル検出方法として、ブロックマッチング法が知
られている。
【0008】図14は、このようなブロックマッチング
法を説明するためのものである。図14において、22
1は基準フレームを示し、222は検索フレームを示し
ている。基準フレーム221には基準ブロック223が
設定され、検索フレーム222に候補ブロック224が
設定される。検索フレーム222の候補ブロック224
は、所定の探査範囲内を移動される。そして、残差が検
出され、基準フレーム221の基準ブロック223と、
検索フレーム222の候補ブロック224とがどの程度
合致しているかが判断される。基準ブロックに最も合致
している候補ブロック224がマッチングブロックとさ
れる。このマッチングブロックから動きベクトルが求め
られる。
法を説明するためのものである。図14において、22
1は基準フレームを示し、222は検索フレームを示し
ている。基準フレーム221には基準ブロック223が
設定され、検索フレーム222に候補ブロック224が
設定される。検索フレーム222の候補ブロック224
は、所定の探査範囲内を移動される。そして、残差が検
出され、基準フレーム221の基準ブロック223と、
検索フレーム222の候補ブロック224とがどの程度
合致しているかが判断される。基準ブロックに最も合致
している候補ブロック224がマッチングブロックとさ
れる。このマッチングブロックから動きベクトルが求め
られる。
【0009】参照ブロックと検索ブロックとの残差を求
め方や、検索ブロックの移動の仕方については、従来よ
り、種々のものが提案されている。
め方や、検索ブロックの移動の仕方については、従来よ
り、種々のものが提案されている。
【0010】すなわち、参照ブロックと検索ブロックと
の残差を求め方については、参照ブロックと検索ブロッ
クとの残差を求めるのに参照ブロックの全画素と検索ブ
ロックの全画素との比較を行うものが提案されている。
このような全画素比較を行う構成のものは、演算量が非
常に膨大になり、回路規模は大きくなるが、検出性能は
高い。また、参照ブロック及び検索ブロックを更に複数
の小ブロックに分割し、参照ブロック及び検索ブロック
の各小ブロックから特徴値を抽出し、参照ブロックから
抽出された特徴値と検索ブロックから抽出された特徴値
とを比較して、残差を求めるものが提案されている。こ
のように、小ブロックから抽出された特徴値を比較する
構成のものは、演算量が減らせるが、検出性能は低下す
る。
の残差を求め方については、参照ブロックと検索ブロッ
クとの残差を求めるのに参照ブロックの全画素と検索ブ
ロックの全画素との比較を行うものが提案されている。
このような全画素比較を行う構成のものは、演算量が非
常に膨大になり、回路規模は大きくなるが、検出性能は
高い。また、参照ブロック及び検索ブロックを更に複数
の小ブロックに分割し、参照ブロック及び検索ブロック
の各小ブロックから特徴値を抽出し、参照ブロックから
抽出された特徴値と検索ブロックから抽出された特徴値
とを比較して、残差を求めるものが提案されている。こ
のように、小ブロックから抽出された特徴値を比較する
構成のものは、演算量が減らせるが、検出性能は低下す
る。
【0011】検索ブロックの移動の仕方については、検
索ブロックを1画素ずつ探索範囲内の全てに渡って移動
させ、1画素精度の動きベクトルを求めるものが提案さ
れている。このように、1画素ずつ移動させるものは、
フルサーチと呼ばれている。また、検索ブロックを例え
ば2画素ずつ探索範囲内で移動させて動きベクトルの概
略値を求め、求められた動きベクトルの近傍で1画素ず
つ検索ブロックを移動させることで、最終的に1画素精
度の動きベクトルを求めるものが提案されている。この
ようなものはマルチステップサーチと呼ばれており、こ
の例のように2回で最終的な精度の動きベクトルを求め
るものは、2ステップサーチと呼ばれている。マルチス
テップサーチでは、最初に求められた概略の動きベクト
ルが正解の動きベクトルから外れていると、もはや正解
の動きベクトルに辿りつけなくなるが、フルサーチの場
合より回路規模は削減できる。
索ブロックを1画素ずつ探索範囲内の全てに渡って移動
させ、1画素精度の動きベクトルを求めるものが提案さ
れている。このように、1画素ずつ移動させるものは、
フルサーチと呼ばれている。また、検索ブロックを例え
ば2画素ずつ探索範囲内で移動させて動きベクトルの概
略値を求め、求められた動きベクトルの近傍で1画素ず
つ検索ブロックを移動させることで、最終的に1画素精
度の動きベクトルを求めるものが提案されている。この
ようなものはマルチステップサーチと呼ばれており、こ
の例のように2回で最終的な精度の動きベクトルを求め
るものは、2ステップサーチと呼ばれている。マルチス
テップサーチでは、最初に求められた概略の動きベクト
ルが正解の動きベクトルから外れていると、もはや正解
の動きベクトルに辿りつけなくなるが、フルサーチの場
合より回路規模は削減できる。
【0012】動きベクトルの検出性能という点からは、
全画素比較、フルサーチのものが最良である。しかしな
がら、全画素比較、フルサーチのものは、回路規模が最
も大きくなる。また、回路規模が大きいということは、
コストアップにもつながる。回路規模の削減やコストダ
ウンという点では、特徴値抽出比較、マルチステップサ
ーチのものが最良である。しかしながら、特徴値抽出比
較、マルチステップサーチのものは、検出性能は良くな
い。したがって、要求される検出性能や回路規模に応じ
て、動きベクトル検出回路の種類を選ぶ必要がある。
全画素比較、フルサーチのものが最良である。しかしな
がら、全画素比較、フルサーチのものは、回路規模が最
も大きくなる。また、回路規模が大きいということは、
コストアップにもつながる。回路規模の削減やコストダ
ウンという点では、特徴値抽出比較、マルチステップサ
ーチのものが最良である。しかしながら、特徴値抽出比
較、マルチステップサーチのものは、検出性能は良くな
い。したがって、要求される検出性能や回路規模に応じ
て、動きベクトル検出回路の種類を選ぶ必要がある。
【0013】ところで、従来より開発されている動きベ
クトル検出ユニットは、サーチ領域が限られている。こ
れに対して、MPEG方式のような予画像の予測符号化
では、より広い探索範囲が要求されている。そこで、M
PEG方式のような画像の予測符号化を行うための動き
ベクトル検出装置では、複数の動きベクトル検出ユニッ
トが並べて配置され、サーチ範囲が広げられている。
クトル検出ユニットは、サーチ領域が限られている。こ
れに対して、MPEG方式のような予画像の予測符号化
では、より広い探索範囲が要求されている。そこで、M
PEG方式のような画像の予測符号化を行うための動き
ベクトル検出装置では、複数の動きベクトル検出ユニッ
トが並べて配置され、サーチ範囲が広げられている。
【0014】このように、複数の動きベクトル検出ユニ
ットを配置して、動きベクトルのサーチ範囲を広げる場
合に、従来では、同一の種類の動きベクトル検出ユニッ
トを並べている。例えば、性能の向上を図ったもので
は、全画素比較、フルサーチの構成のような、検出性能
の高い動きベクトル検出ユニットが複数並べられてい
る。また、回路規模の削減を図ったものでは、特徴値抽
出比較、マルチステップサーチの構成のような、回路規
模の小さい動きベクトル検出ユニットが複数並べられて
いる。
ットを配置して、動きベクトルのサーチ範囲を広げる場
合に、従来では、同一の種類の動きベクトル検出ユニッ
トを並べている。例えば、性能の向上を図ったもので
は、全画素比較、フルサーチの構成のような、検出性能
の高い動きベクトル検出ユニットが複数並べられてい
る。また、回路規模の削減を図ったものでは、特徴値抽
出比較、マルチステップサーチの構成のような、回路規
模の小さい動きベクトル検出ユニットが複数並べられて
いる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、全ての
動きベクトル検出ユニットを、検出性能の高いものとし
ても、全ての動きベクトル検出ユニットの性能が有効に
利用されているとは限らない。また、検出性能の良くな
い動きベクトル検出ユニットでも、その配置方法を工夫
することで、検出性能が向上できると考えられる。更
に、検出性能の高い動きベクトル検出ユニットと、検出
性能の低い動きベクトル検出ユニットとを組み合わせる
ことにより、動きベクトル検出ユニットの性能を有効に
利用し、検出性能を低下させずに、回路規模を削減する
ことが考えられる。
動きベクトル検出ユニットを、検出性能の高いものとし
ても、全ての動きベクトル検出ユニットの性能が有効に
利用されているとは限らない。また、検出性能の良くな
い動きベクトル検出ユニットでも、その配置方法を工夫
することで、検出性能が向上できると考えられる。更
に、検出性能の高い動きベクトル検出ユニットと、検出
性能の低い動きベクトル検出ユニットとを組み合わせる
ことにより、動きベクトル検出ユニットの性能を有効に
利用し、検出性能を低下させずに、回路規模を削減する
ことが考えられる。
【0016】したがって、この発明の目的は、複数の動
きベクトル検出ユニットを複数配置した場合に、十分な
性能が保てると共に、回路規模の削減がはかれるように
した動きベクトル検出装置を提供することにある。
きベクトル検出ユニットを複数配置した場合に、十分な
性能が保てると共に、回路規模の削減がはかれるように
した動きベクトル検出装置を提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】この発明は、第1のサー
チ領域の動きベクトル検出ユニットを複数設け、第1の
サーチ領域より広い第2のサーチ領域で動きベクトルを
検出できるようにした動きベクトル検出装置において、
第2のサーチ領域において正解の動きベクトルが存在す
る可能性が高い領域での検出性能を高くするようにした
動きベクトル検出装置である。
チ領域の動きベクトル検出ユニットを複数設け、第1の
サーチ領域より広い第2のサーチ領域で動きベクトルを
検出できるようにした動きベクトル検出装置において、
第2のサーチ領域において正解の動きベクトルが存在す
る可能性が高い領域での検出性能を高くするようにした
動きベクトル検出装置である。
【0018】この発明は、第1のサーチ領域のマルチス
テップサーチの動きベクトル検出ユニットを複数設け、
第1のサーチ領域より広い第2のサーチ領域で動きベク
トルを検出できるようにした動きベクトル検出装置にお
いて、第2のサーチ領域において正解の動きベクトルが
存在する可能性が高い領域で、マルチステップサーチの
動きベクトル検出ユニットのサーチ領域を重ね合わせる
ようにした動きベクトル検出装置である。
テップサーチの動きベクトル検出ユニットを複数設け、
第1のサーチ領域より広い第2のサーチ領域で動きベク
トルを検出できるようにした動きベクトル検出装置にお
いて、第2のサーチ領域において正解の動きベクトルが
存在する可能性が高い領域で、マルチステップサーチの
動きベクトル検出ユニットのサーチ領域を重ね合わせる
ようにした動きベクトル検出装置である。
【0019】この発明では、サーチ領域の重ね合わせ
は、検索点が増加するように重ねるものである。
は、検索点が増加するように重ねるものである。
【0020】この発明は、第1のサーチ領域で動きベク
トルを検出する動きベクトル検出ユニットを複数設け、
第1のサーチ領域より広い第2のサーチ領域で動きベク
トルを検出できるようにした動きベクトル検出装置にお
いて、第2のサーチ領域において正解の動きベクトルが
存在する可能性が高い領域に、検出精度の高い動きベク
トル検出ユニットを配置するようにした動きベクトル検
出装置である。
トルを検出する動きベクトル検出ユニットを複数設け、
第1のサーチ領域より広い第2のサーチ領域で動きベク
トルを検出できるようにした動きベクトル検出装置にお
いて、第2のサーチ領域において正解の動きベクトルが
存在する可能性が高い領域に、検出精度の高い動きベク
トル検出ユニットを配置するようにした動きベクトル検
出装置である。
【0021】この発明では、正解の動きベクトルが存在
する可能性の高い領域は、求まっている動きベクトルに
ついて複数の領域内に存在する数を求めて決定するよう
にしている。
する可能性の高い領域は、求まっている動きベクトルに
ついて複数の領域内に存在する数を求めて決定するよう
にしている。
【0022】
【作用】正解の動きベクトルが存在する可能性高い位置
で、動きベクトルの検出領域を重ねることにより又は検
出精度の高い動きベクトル検出ユニットを用いることに
より、動きベクトルの検出性能が上げられている。そし
て、正解の動きベクトルが存在する以外の領域では動き
ベクトル検出ユニットを簡単の構成としても検出精度が
低下することがなく、全体的な回路規模の削減をでき
る。また、要求されるサーチ領域の大きさに応じて、無
駄なく動きベクトル検出ユニットの性能を引き出せる。
で、動きベクトルの検出領域を重ねることにより又は検
出精度の高い動きベクトル検出ユニットを用いることに
より、動きベクトルの検出性能が上げられている。そし
て、正解の動きベクトルが存在する以外の領域では動き
ベクトル検出ユニットを簡単の構成としても検出精度が
低下することがなく、全体的な回路規模の削減をでき
る。また、要求されるサーチ領域の大きさに応じて、無
駄なく動きベクトル検出ユニットの性能を引き出せる。
【0023】
【実施例】以下、この発明の一実施例について図面を参
照して説明する。この実施例は、(−7)画素から+8
画素まで(以下、(−7/+8)と表記する)のサーチ
領域の2ステップサーチの動きベクトル検出ユニットを
5つ用いて、動きベクトル検出装置を構成したものであ
る。
照して説明する。この実施例は、(−7)画素から+8
画素まで(以下、(−7/+8)と表記する)のサーチ
領域の2ステップサーチの動きベクトル検出ユニットを
5つ用いて、動きベクトル検出装置を構成したものであ
る。
【0024】図1A〜図1Cにおいて、1〜5は、(−
7/+8)の動きベクトル検出ユニットのそれぞれのサ
ーチ領域である。これらの動きベクトル検出ユニット
は、2ステップサーチで動きベクトルを求める構成とさ
れている。図1Aに示すように、4つの動きベクトル検
出ユニットのサーチ領域1〜4は、サーチ領域が隣接す
るように配置されている。したがって、この状態で、約
4倍とされたサーチ領域10が確保される。更に、図1
Bに示すように、もう1つの動きベクトル検出ユニット
が用意される。図1Cに示すように、この動きベクトル
検出ユニットのサーチ領域5は、正解の動きベクトルが
存在する確率の高い位置、例えば4つの動きベクトル検
出ユニットで構成されるサーチ領域10の略中央に配置
される。この時、サーチ領域5は、4つの動きベクトル
検出ユニットのサーチ領域1〜4に対して、検索画素が
1画素分ずれるような状態とされる。
7/+8)の動きベクトル検出ユニットのそれぞれのサ
ーチ領域である。これらの動きベクトル検出ユニット
は、2ステップサーチで動きベクトルを求める構成とさ
れている。図1Aに示すように、4つの動きベクトル検
出ユニットのサーチ領域1〜4は、サーチ領域が隣接す
るように配置されている。したがって、この状態で、約
4倍とされたサーチ領域10が確保される。更に、図1
Bに示すように、もう1つの動きベクトル検出ユニット
が用意される。図1Cに示すように、この動きベクトル
検出ユニットのサーチ領域5は、正解の動きベクトルが
存在する確率の高い位置、例えば4つの動きベクトル検
出ユニットで構成されるサーチ領域10の略中央に配置
される。この時、サーチ領域5は、4つの動きベクトル
検出ユニットのサーチ領域1〜4に対して、検索画素が
1画素分ずれるような状態とされる。
【0025】このようにすると、マルチステップサーチ
特有の欠点が改善される。つまり、マルチステップサー
チは、正解点から距離が遠くなるのに対応して、残差が
単調に増加するという仮定で成り立っている。図2は、
このような理想的な場合の特性を示している。図2にお
いて、横軸は検索ブロックの位置を示し、縦軸は参照ブ
ロックと基準ブロックとの間の残差を示している。な
お、横軸の目盛りは、1画素分を示しいる。この例で
は、説明を簡単とするため、画像の移動方向を一次元で
示しており、また、画素も実際より少なく示してある。
特有の欠点が改善される。つまり、マルチステップサー
チは、正解点から距離が遠くなるのに対応して、残差が
単調に増加するという仮定で成り立っている。図2は、
このような理想的な場合の特性を示している。図2にお
いて、横軸は検索ブロックの位置を示し、縦軸は参照ブ
ロックと基準ブロックとの間の残差を示している。な
お、横軸の目盛りは、1画素分を示しいる。この例で
は、説明を簡単とするため、画像の移動方向を一次元で
示しており、また、画素も実際より少なく示してある。
【0026】図2に示すように、理想的には、極小値は
1つであり、この極小値に正解の動きベクトルが存在す
る。このような理想的な特性の場合には、極小値が1つ
なので、マルチステップサーチでも問題は生じない。す
なわち、例えば2ステップサーチなら、先ず、検索ブロ
ックの位置が、X1、X3、X5…の順(丸印の点)
に、2画素ステップで動かされる。このように2画素ス
テップで検索ブロックが動かされると、X5が正解の近
傍の点として検出される。それから、X5の周辺で1画
素ステップで動きベクトルが検出され、正解の点X4が
検出される。
1つであり、この極小値に正解の動きベクトルが存在す
る。このような理想的な特性の場合には、極小値が1つ
なので、マルチステップサーチでも問題は生じない。す
なわち、例えば2ステップサーチなら、先ず、検索ブロ
ックの位置が、X1、X3、X5…の順(丸印の点)
に、2画素ステップで動かされる。このように2画素ス
テップで検索ブロックが動かされると、X5が正解の近
傍の点として検出される。それから、X5の周辺で1画
素ステップで動きベクトルが検出され、正解の点X4が
検出される。
【0027】ところが、残差の変化は、このような単調
の場合のみとは限らない。正解の点を示す極小値の他
に、ローカルな極小値が存在する場合がある。図3は、
そのような例である。この場合、マルチステップサーチ
では、正解の動きベクトルを検出できなくなる。すなわ
ち、2ステップサーチなら、先ず、検索ブロックの位置
が、X1、X3、X5、…の順(丸印の点)に、2画素
ステップで動かされる。このように2画素ステップで検
索ブロックが動かされると、X7が正解の近傍の点とし
て検出される。ところが、このX7の点は、ローカルな
極小値であり、正解の点ではない。次に、X7の周辺で
1画素ステップで動きベクトルが検出されるが、ローカ
ルな極小値X7を中心として動きベクトルが検出される
ので、正解点であるX4には辿りつけない。
の場合のみとは限らない。正解の点を示す極小値の他
に、ローカルな極小値が存在する場合がある。図3は、
そのような例である。この場合、マルチステップサーチ
では、正解の動きベクトルを検出できなくなる。すなわ
ち、2ステップサーチなら、先ず、検索ブロックの位置
が、X1、X3、X5、…の順(丸印の点)に、2画素
ステップで動かされる。このように2画素ステップで検
索ブロックが動かされると、X7が正解の近傍の点とし
て検出される。ところが、このX7の点は、ローカルな
極小値であり、正解の点ではない。次に、X7の周辺で
1画素ステップで動きベクトルが検出されるが、ローカ
ルな極小値X7を中心として動きベクトルが検出される
ので、正解点であるX4には辿りつけない。
【0028】これに対して、この発明の一実施例では、
4つの動きベクトル検出ユニットで形成されたサーチ領
域10上で、正解の動きベクトルが存在する確率の高い
位置にそのサーチ範囲が位置するように、検索画素が1
画素分ずれるような状態で、動きベクトル検出ユニット
のサーチ領域5が重られている。このような状態で、2
ステップサーチを行うと、以下のようになる。
4つの動きベクトル検出ユニットで形成されたサーチ領
域10上で、正解の動きベクトルが存在する確率の高い
位置にそのサーチ範囲が位置するように、検索画素が1
画素分ずれるような状態で、動きベクトル検出ユニット
のサーチ領域5が重られている。このような状態で、2
ステップサーチを行うと、以下のようになる。
【0029】先ず、4つの動きベクトル検出ユニットで
構成されるサーチ領域10で、X1、X3、X5、…の
順(丸印の点)に、2画素ステップで検索ブロックが動
かれ、X7が正解の近傍の点として検出される。同時
に、サーチ領域5で、X2、X4、X6の順(三角印の
点)で、2画素ステップで検索ブロックが動かされ、X
4が正解の動きベクトルとして検出される。サーチ領域
10で検出された点X7の残差と、サーチ領域5で検出
された点X4の残差とが比較される。この場合、点X4
での残差の方が点X7での残差より小さいので、点X4
が正解の近傍の点とされる。次に、点X4の周辺で、1
画素ステップで動きベクトルが検出され、正解の点X4
が検出される。
構成されるサーチ領域10で、X1、X3、X5、…の
順(丸印の点)に、2画素ステップで検索ブロックが動
かれ、X7が正解の近傍の点として検出される。同時
に、サーチ領域5で、X2、X4、X6の順(三角印の
点)で、2画素ステップで検索ブロックが動かされ、X
4が正解の動きベクトルとして検出される。サーチ領域
10で検出された点X7の残差と、サーチ領域5で検出
された点X4の残差とが比較される。この場合、点X4
での残差の方が点X7での残差より小さいので、点X4
が正解の近傍の点とされる。次に、点X4の周辺で、1
画素ステップで動きベクトルが検出され、正解の点X4
が検出される。
【0030】なお、サーチ領域5は固定とせずに、図4
に示すように、正解の動きベクトルが存在する確率が高
い位置に移動させるようにしても良い。
に示すように、正解の動きベクトルが存在する確率が高
い位置に移動させるようにしても良い。
【0031】また、4つの動きベクトルからなるサーチ
領域と、サーチ領域5との重合わせ方としては、図5A
に示すように、五の目上に並べる他、図5Bに示すよう
に、垂直方向で画素がそろうようにしたり、図5Cに示
すように、水平方向で画素がそろうようにしても良い。
領域と、サーチ領域5との重合わせ方としては、図5A
に示すように、五の目上に並べる他、図5Bに示すよう
に、垂直方向で画素がそろうようにしたり、図5Cに示
すように、水平方向で画素がそろうようにしても良い。
【0032】図6は、この発明の一実施例を示すもので
ある。図6において、11〜15は、動きベクトル検出
ユニットである。これらの動きベクトル検出ユニット1
1〜15は、例えば、2ステップサーチで動きベクトル
を検出するのもので、そのサーチ領域は(−7/+8)
とされている。動きベクトル検出ユニット11〜15
は、集積回路化又はモジュール化されている。動きベク
トル検出ユニット11〜15は、サーチ領域のデータの
入力ポートP1と、15H遅延されたサーチ領域の入力
ポートP2と、基準ブロックの入力ポートP3とを有し
ている。
ある。図6において、11〜15は、動きベクトル検出
ユニットである。これらの動きベクトル検出ユニット1
1〜15は、例えば、2ステップサーチで動きベクトル
を検出するのもので、そのサーチ領域は(−7/+8)
とされている。動きベクトル検出ユニット11〜15
は、集積回路化又はモジュール化されている。動きベク
トル検出ユニット11〜15は、サーチ領域のデータの
入力ポートP1と、15H遅延されたサーチ領域の入力
ポートP2と、基準ブロックの入力ポートP3とを有し
ている。
【0033】21は検索フレームメモリである。検索フ
レームメモリ21からは、サーチ領域の画像データが読
み出される。22は基準フレームメモリである。基準フ
レームメモリ22からは、基準ブロックの画像データが
読み出される。
レームメモリ21からは、サーチ領域の画像データが読
み出される。22は基準フレームメモリである。基準フ
レームメモリ22からは、基準ブロックの画像データが
読み出される。
【0034】動きベクトル検出ユニット11のポートP
1には、検索フレームメモリ21の出力が供給され、ポ
ートP2には15H遅延回路23を介された検索フレー
ムメモリ21の出力が供給される。また、動きベクトル
検出ユニット11のポートP3には、基準フレームメモ
リ22の出力が供給される。
1には、検索フレームメモリ21の出力が供給され、ポ
ートP2には15H遅延回路23を介された検索フレー
ムメモリ21の出力が供給される。また、動きベクトル
検出ユニット11のポートP3には、基準フレームメモ
リ22の出力が供給される。
【0035】動きベクトル検出ユニット12のポートP
1には、225サンプル遅延回路24を介された検索フ
レームメモリ11の出力が供給され、ポートP2には1
5H遅延回路23及び225サンプル遅延回路25を介
された検索フレームメモリ11の出力が供給される。ま
た、動きベクトル検出ユニット12のポートP3には、
基準フレームメモリ22の出力が供給される。
1には、225サンプル遅延回路24を介された検索フ
レームメモリ11の出力が供給され、ポートP2には1
5H遅延回路23及び225サンプル遅延回路25を介
された検索フレームメモリ11の出力が供給される。ま
た、動きベクトル検出ユニット12のポートP3には、
基準フレームメモリ22の出力が供給される。
【0036】動きベクトル検出ユニット13のポートP
1には、15H遅延回路23を介された検索フレームメ
モリ21の出力が供給され、ポートP2には15H遅延
回路23及び15H遅延回路26を介された検索フレー
ムメモリ11の出力が供給される。また、動きベクトル
検出ユニット13のポートP3には、基準フレームメモ
リ22の出力が供給される。
1には、15H遅延回路23を介された検索フレームメ
モリ21の出力が供給され、ポートP2には15H遅延
回路23及び15H遅延回路26を介された検索フレー
ムメモリ11の出力が供給される。また、動きベクトル
検出ユニット13のポートP3には、基準フレームメモ
リ22の出力が供給される。
【0037】動きベクトル検出ユニット14のポートP
1には、15H遅延回路23及び225サンプル遅延回
路27を介された検索フレームメモリ21の出力が供給
され、ポートP2には15H遅延回路23、15H遅延
回路26及び225サンプル遅延回路28を介された検
索フレームメモリ11の出力が供給される。また、動き
ベクトル検出ユニット14のポートP3には、基準フレ
ームメモリ22の出力が供給される。
1には、15H遅延回路23及び225サンプル遅延回
路27を介された検索フレームメモリ21の出力が供給
され、ポートP2には15H遅延回路23、15H遅延
回路26及び225サンプル遅延回路28を介された検
索フレームメモリ11の出力が供給される。また、動き
ベクトル検出ユニット14のポートP3には、基準フレ
ームメモリ22の出力が供給される。
【0038】動きベクトル検出ユニット15のポートP
1には、可変遅延回路30を介された検索フレームメモ
リ21の出力が供給され、ポートP2には可変遅延回路
30及び15H遅延回路31を介された検索フレームメ
モリ21の出力が供給される。また、動きベクトル検出
ユニット15のポートP3には、基準フレームメモリ2
2の出力が供給される。可変遅延回路30は、例えば、
FIFOで構成される。この可変遅延回路30の遅延量
は、入力端子32からの制御信号により制御される。
1には、可変遅延回路30を介された検索フレームメモ
リ21の出力が供給され、ポートP2には可変遅延回路
30及び15H遅延回路31を介された検索フレームメ
モリ21の出力が供給される。また、動きベクトル検出
ユニット15のポートP3には、基準フレームメモリ2
2の出力が供給される。可変遅延回路30は、例えば、
FIFOで構成される。この可変遅延回路30の遅延量
は、入力端子32からの制御信号により制御される。
【0039】動きベクトル検出ユニット11〜14によ
り、サーチ領域が4倍とされた動きベクトル検出回路が
構成される。動きベクトルユニット15は、動きベクト
ル検出ユニット11〜14により構成された動きベクト
ル検出回路のサーチ領域上の、正解の動きベクトルが存
在する確率の高い位置で、検索画素が1画素分ずれるよ
うな状態で、動きベクトルの検出を行う。
り、サーチ領域が4倍とされた動きベクトル検出回路が
構成される。動きベクトルユニット15は、動きベクト
ル検出ユニット11〜14により構成された動きベクト
ル検出回路のサーチ領域上の、正解の動きベクトルが存
在する確率の高い位置で、検索画素が1画素分ずれるよ
うな状態で、動きベクトルの検出を行う。
【0040】動きベクトル検出ユニット11〜14の出
力は、最小値検出回路33に供給される。また、入力端
子32からの制御信号が最小値検出回路33に供給され
る。最小値検出回路33で、動きベクトル検出ユニット
11〜15の出力を用いて、動きベクトルが検出され
る。求められた動きベクトルは、出力端子34から出力
される。
力は、最小値検出回路33に供給される。また、入力端
子32からの制御信号が最小値検出回路33に供給され
る。最小値検出回路33で、動きベクトル検出ユニット
11〜15の出力を用いて、動きベクトルが検出され
る。求められた動きベクトルは、出力端子34から出力
される。
【0041】上述の説明では、4つの動きベクトル検出
ユニットでサーチ領域を拡大し、この4つの動きベクト
ル検出ユニットにより構成された動きベクトル検出回路
のサーチ領域上に、1つの動きベクトル検出ユニットの
サーチ領域を位置させるようにしたが、各動きベクトル
検出ユニットの役割を固定する必要はない。要求される
サーチ領域の大きさや、検出性能に応じて、各動きベク
トル検出ユニットの役割を適応的に変えることが可能で
ある。
ユニットでサーチ領域を拡大し、この4つの動きベクト
ル検出ユニットにより構成された動きベクトル検出回路
のサーチ領域上に、1つの動きベクトル検出ユニットの
サーチ領域を位置させるようにしたが、各動きベクトル
検出ユニットの役割を固定する必要はない。要求される
サーチ領域の大きさや、検出性能に応じて、各動きベク
トル検出ユニットの役割を適応的に変えることが可能で
ある。
【0042】例えば、MPEG方式のように、予測符号
化を行う場合、参照ピクチャーとの間の距離により、要
求されるサーチ範囲が変わってくる。このような場合に
は、各動きベクトル検出ユニットの役割を適応的に変え
ることは有効である。
化を行う場合、参照ピクチャーとの間の距離により、要
求されるサーチ範囲が変わってくる。このような場合に
は、各動きベクトル検出ユニットの役割を適応的に変え
ることは有効である。
【0043】図7は、MPEG等で用いて好適な実施例
である。図7に示すように、10個の動きベクトル検出
ユニットが用意される。図7Aに示すように、参照ピク
チャーとの間隔が大きいときには、9個の動きベクトル
検出ユニットのサーチ領域51〜59により、9倍のサ
ーチ領域が確保され、サーチ領域51〜59により構成
されるサーチ領域上で、正解の動きベクトルが存在する
可能性が高い位置に、サーチ領域60が1画素ずれた状
態で重られる。
である。図7に示すように、10個の動きベクトル検出
ユニットが用意される。図7Aに示すように、参照ピク
チャーとの間隔が大きいときには、9個の動きベクトル
検出ユニットのサーチ領域51〜59により、9倍のサ
ーチ領域が確保され、サーチ領域51〜59により構成
されるサーチ領域上で、正解の動きベクトルが存在する
可能性が高い位置に、サーチ領域60が1画素ずれた状
態で重られる。
【0044】図7Bに示すように、参照ピクチャーとの
間隔がそれより小さいときには、4個の動きベクトル検
出ユニット51〜54により4倍のサーチ領域が確保さ
れ、その上に、4個の動きベクトル検出ユニットのサー
チ領域55〜58が1画素ずれた状態で重られる。
間隔がそれより小さいときには、4個の動きベクトル検
出ユニット51〜54により4倍のサーチ領域が確保さ
れ、その上に、4個の動きベクトル検出ユニットのサー
チ領域55〜58が1画素ずれた状態で重られる。
【0045】図7Cに示すように、参照ピクチャーとの
間隔が小さいときには、2個の動きベクトル検出ユニッ
ト51及び52が1画素ずれた状態で重ねられる。
間隔が小さいときには、2個の動きベクトル検出ユニッ
ト51及び52が1画素ずれた状態で重ねられる。
【0046】なお、上述までの説明では、2つのサーチ
領域を重ねていたが、更に3つのサーチ領域を重ねるよ
うにしても良い。図8はその例である。図8において、
中心部の領域61では3つのサーチ領域が重られてお
り、中心部分の周辺領域62では2つのサーチ領域が重
られており、周辺の領域63ではサーチ領域は重らてい
ない。このようにすると、正解の動きベクトルが存在す
る可能性の高い中心部程、検出精度が向上される。
領域を重ねていたが、更に3つのサーチ領域を重ねるよ
うにしても良い。図8はその例である。図8において、
中心部の領域61では3つのサーチ領域が重られてお
り、中心部分の周辺領域62では2つのサーチ領域が重
られており、周辺の領域63ではサーチ領域は重らてい
ない。このようにすると、正解の動きベクトルが存在す
る可能性の高い中心部程、検出精度が向上される。
【0047】図9は、この発明の他の実施例を示すもの
である。上述の実施例では、動きベクトル検出ユニット
を全て同一の種類のもので構成していた。これに対し
て、この実施例では、検出精度の異なる複数種類の動き
ベクトル検出ユニットが用いられている。
である。上述の実施例では、動きベクトル検出ユニット
を全て同一の種類のもので構成していた。これに対し
て、この実施例では、検出精度の異なる複数種類の動き
ベクトル検出ユニットが用いられている。
【0048】図9において、71〜79は、動きベクト
ル検出ユニットの夫々のサーチ領域である。サーチ領域
71〜79は、サーチ領域が隣接するように、配置され
る。これにより、9倍のサーチ領域80が確保できる。
ル検出ユニットの夫々のサーチ領域である。サーチ領域
71〜79は、サーチ領域が隣接するように、配置され
る。これにより、9倍のサーチ領域80が確保できる。
【0049】サーチ領域71〜79を形成する動きベク
トル検出ユニットの中で、正解の動きベクトルが存在す
る可能性の高い中心部の領域75の動きベクトル検出ユ
ニットは、検出性能の高いものとされる。例えば、中心
部の領域75の動きベクトル検出ユニットは、全画素比
較、フルサーチの構成のものが用いられる。他の領域7
1、72、73、74、76、77、78、79を形成
する動きベクトル検出ユニットは、回路規模の小さいも
のを用いることができる。領域71、72、73、7
4、76、77、78、79を形成する動きベクトル検
出ユニットは、例えば、特徴値抽出比較、マルチステッ
プサーチのものが用いられる。このようにすると、正解
の動きベクトルが存在する確率の高い領域では、確実に
動きベクトルが検出されるので、マルチステップサーチ
特有の欠点が改善される。
トル検出ユニットの中で、正解の動きベクトルが存在す
る可能性の高い中心部の領域75の動きベクトル検出ユ
ニットは、検出性能の高いものとされる。例えば、中心
部の領域75の動きベクトル検出ユニットは、全画素比
較、フルサーチの構成のものが用いられる。他の領域7
1、72、73、74、76、77、78、79を形成
する動きベクトル検出ユニットは、回路規模の小さいも
のを用いることができる。領域71、72、73、7
4、76、77、78、79を形成する動きベクトル検
出ユニットは、例えば、特徴値抽出比較、マルチステッ
プサーチのものが用いられる。このようにすると、正解
の動きベクトルが存在する確率の高い領域では、確実に
動きベクトルが検出されるので、マルチステップサーチ
特有の欠点が改善される。
【0050】なお、検出性能の高い動きベクトル検出ユ
ニットを配置する位置は、正解の動きベクトルの存在す
る位置に応じて、変えることができる。図10は、検出
精度の高い動きベクトル検出ユニットの位置を変えるた
めの制御を示すものである。なお、各サーチ領域M1〜
M9は、図11に示すように設定するものとする。
ニットを配置する位置は、正解の動きベクトルの存在す
る位置に応じて、変えることができる。図10は、検出
精度の高い動きベクトル検出ユニットの位置を変えるた
めの制御を示すものである。なお、各サーチ領域M1〜
M9は、図11に示すように設定するものとする。
【0051】先ず、高精度の動きベクトル検出ユニット
がサーチ領域M5に設定されて(ステップ81)、動き
ベクトルが検出される(ステップ82)。各領域M1〜
M9での動きベクトル数が求められる(ステップ8
3)。領域M5での動きベクトル数がしきい値Vth1
より大きいかどうかが判断される(ステップ84)。領
域M5での動きベクトル数がしきい値Vth1より大き
ければ、領域M5に高精度の動きベクトル検出ユニット
が配置される(ステップ85)。領域M5での動きベク
トル数がしきい値Vth1より小さければ、各領域M1
〜M9の中で動きベクトル数が最大となる領域Mxが検
出され、この領域Mxでの動きベクトル数がしきい値V
th2より大きいかどうかが判断される(ステップ8
6)。領域Mxでの動きベクトル数がしきい値Vth2
より小さければ、ステップ85に行き、領域M5に高精
度の動きベクトル検出ユニットが配置される。領域Mx
での動きベクトル数最大値がしきい値Vth2より大き
ければ、領域Mxに高精度の動きベクトル検出ユニット
が配置される(ステップ87)。
がサーチ領域M5に設定されて(ステップ81)、動き
ベクトルが検出される(ステップ82)。各領域M1〜
M9での動きベクトル数が求められる(ステップ8
3)。領域M5での動きベクトル数がしきい値Vth1
より大きいかどうかが判断される(ステップ84)。領
域M5での動きベクトル数がしきい値Vth1より大き
ければ、領域M5に高精度の動きベクトル検出ユニット
が配置される(ステップ85)。領域M5での動きベク
トル数がしきい値Vth1より小さければ、各領域M1
〜M9の中で動きベクトル数が最大となる領域Mxが検
出され、この領域Mxでの動きベクトル数がしきい値V
th2より大きいかどうかが判断される(ステップ8
6)。領域Mxでの動きベクトル数がしきい値Vth2
より小さければ、ステップ85に行き、領域M5に高精
度の動きベクトル検出ユニットが配置される。領域Mx
での動きベクトル数最大値がしきい値Vth2より大き
ければ、領域Mxに高精度の動きベクトル検出ユニット
が配置される(ステップ87)。
【0052】図12は、この発明の他の実施例の構成を
示すものである。図12において、101〜109は、
動きベクトル検出ユニットである。これらの動きベクト
ル検出ユニット101〜109のうち、動きベクトル検
出ユニット101は高精度のもの、例えば、全画素比
較、フルサーチの構成のものとされ、他の動きベクトル
検出ユニット102〜109は、回路規模が削減された
もの、例えば、特徴値抽出比較、マルチステップサーチ
のものとされる。動きベクトル検出ユニット101〜1
09からは、サーチ領域のデータ入力ポートP1と、1
5H遅延されたサーチ領域の入力ポートP2と、基準ブ
ロックの入力ポートP3とを有している。
示すものである。図12において、101〜109は、
動きベクトル検出ユニットである。これらの動きベクト
ル検出ユニット101〜109のうち、動きベクトル検
出ユニット101は高精度のもの、例えば、全画素比
較、フルサーチの構成のものとされ、他の動きベクトル
検出ユニット102〜109は、回路規模が削減された
もの、例えば、特徴値抽出比較、マルチステップサーチ
のものとされる。動きベクトル検出ユニット101〜1
09からは、サーチ領域のデータ入力ポートP1と、1
5H遅延されたサーチ領域の入力ポートP2と、基準ブ
ロックの入力ポートP3とを有している。
【0053】111は検索フレームメモリであり、検索
フレームメモリ111からは、サーチ範囲の画素データ
が読み出される。112は基準フレームメモリであり、
基準フレームメモリ112からは、基準ブロックの画素
データが読み出される。
フレームメモリ111からは、サーチ範囲の画素データ
が読み出される。112は基準フレームメモリであり、
基準フレームメモリ112からは、基準ブロックの画素
データが読み出される。
【0054】121〜123は16H遅延回路、131
〜138は256サンプル遅延回路である。検索フレー
ムメモリ111の出力は、これら16H遅延回路131
〜138、256サンプル遅延回路131〜138を介
して、12:18マルチプレクサ140に供給される。
16H遅延回路131〜138、256サンプル遅延回
路131〜138と、マルチプレクサ40とにより、サ
ーチ領域が設定される。設定されたサーチ領域に対応し
て、各動きベクトル検出ユニット101〜109のサー
チ領域のデータ入力ポートP1及び15H遅延されたサ
ーチ領域の入力ポートP2に、サーチ領域のデータ及び
15H遅延されたサーチ領域のデータが供給される。
〜138は256サンプル遅延回路である。検索フレー
ムメモリ111の出力は、これら16H遅延回路131
〜138、256サンプル遅延回路131〜138を介
して、12:18マルチプレクサ140に供給される。
16H遅延回路131〜138、256サンプル遅延回
路131〜138と、マルチプレクサ40とにより、サ
ーチ領域が設定される。設定されたサーチ領域に対応し
て、各動きベクトル検出ユニット101〜109のサー
チ領域のデータ入力ポートP1及び15H遅延されたサ
ーチ領域の入力ポートP2に、サーチ領域のデータ及び
15H遅延されたサーチ領域のデータが供給される。
【0055】また、基準フレームメモリ112の出力が
各動きベクトル検出ユニット101〜109の基準ブロ
ックの入力ポートP3に供給される。
各動きベクトル検出ユニット101〜109の基準ブロ
ックの入力ポートP3に供給される。
【0056】動きベクトル検出ユニット101〜109
の出力が最小値検出回路141に供給される。最小値検
出回路141で、動きベクトル検出ユニット101〜1
09からの残差出力のうち最小のものが検出され、これ
により動きベクトルが求められる。求められた動きベク
トルは、出力端子142から出力されると共に、動きベ
クトル数検出回路143に供給される。動きベクトル数
検出回路143の出力がコントロール判断回路144に
供給される。
の出力が最小値検出回路141に供給される。最小値検
出回路141で、動きベクトル検出ユニット101〜1
09からの残差出力のうち最小のものが検出され、これ
により動きベクトルが求められる。求められた動きベク
トルは、出力端子142から出力されると共に、動きベ
クトル数検出回路143に供給される。動きベクトル数
検出回路143の出力がコントロール判断回路144に
供給される。
【0057】コントロール判断回路144は、図10に
示したような制御に基づいて、高精度の動きベクトル検
出ユニット101を位置させる領域を決定する。このコ
ントロール判断回路144の出力がマルチプレクサ14
0に供給され、正解の動きベクトルが存在する確率の高
い位置に、高精度の動きベクトル検出ユニット101の
サーチ領域が位置される。
示したような制御に基づいて、高精度の動きベクトル検
出ユニット101を位置させる領域を決定する。このコ
ントロール判断回路144の出力がマルチプレクサ14
0に供給され、正解の動きベクトルが存在する確率の高
い位置に、高精度の動きベクトル検出ユニット101の
サーチ領域が位置される。
【0058】
【発明の効果】この発明によれば、正解の動きベクトル
が存在する可能性高い位置で、動きベクトルの検出領域
を重ねることにより又は検出精度の高い動きベクトル検
出ユニットを用いることにより、動きベクトルの検出性
能が上げられている。そして、正解の動きベクトルが存
在する以外の領域では動きベクトル検出ユニットを簡単
の構成としても検出精度が低下することがなく、全体的
な回路規模の削減をできる。また、要求されるサーチ領
域の大きさに応じて、無駄なく動きベクトル検出ユニッ
トの性能を引き出せる。
が存在する可能性高い位置で、動きベクトルの検出領域
を重ねることにより又は検出精度の高い動きベクトル検
出ユニットを用いることにより、動きベクトルの検出性
能が上げられている。そして、正解の動きベクトルが存
在する以外の領域では動きベクトル検出ユニットを簡単
の構成としても検出精度が低下することがなく、全体的
な回路規模の削減をできる。また、要求されるサーチ領
域の大きさに応じて、無駄なく動きベクトル検出ユニッ
トの性能を引き出せる。
【図1】この発明の一実施例の説明に用いる略線図であ
る。
る。
【図2】この発明の一実施例の説明に用いるグラフであ
る。
る。
【図3】この発明の一実施例の説明に用いるグラフであ
る。
る。
【図4】この発明の変形例の説明に用いる略線図であ
る。
る。
【図5】この発明の変形例の説明に用いる略線図であ
る。
る。
【図6】この発明の一実施例のブロック図である。
【図7】この発明の変形例の説明に用いる略線図であ
る。
る。
【図8】この発明の変形例の説明に用いる略線図であ
る。
る。
【図9】この発明の他の実施例の説明に用いる略線図で
ある。
ある。
【図10】この発明の他の実施例の説明に用いるフロー
チャートである。
チャートである。
【図11】この発明の他の実施例の説明に用いる略線図
である。
である。
【図12】この発明の他の実施例のブロック図である。
【図13】従来の符号化装置の一例のブロック図であ
る。
る。
【図14】従来の動きベクトル検出方法の説明に用いる
略線図である。 1〜5 動きベクトル検出ユニットのサーチ領域 11〜15 動きベクトル検出ユニット 30 可変遅延回路
略線図である。 1〜5 動きベクトル検出ユニットのサーチ領域 11〜15 動きベクトル検出ユニット 30 可変遅延回路
Claims (5)
- 【請求項1】 第1のサーチ領域の動きベクトル検出ユ
ニットを複数設け、上記第1のサーチ領域より広い第2
のサーチ領域で動きベクトルを検出できるようにした動
きベクトル検出装置において、 上記第2のサーチ領域において正解の動きベクトルが存
在する可能性が高い領域での検出性能を高くするように
した動きベクトル検出装置。 - 【請求項2】 第1のサーチ領域のマルチステップサー
チの動きベクトル検出ユニットを複数設け、上記第1の
サーチ領域より広い第2のサーチ領域で動きベクトルを
検出できるようにした動きベクトル検出装置において、 上記第2のサーチ領域において正解の動きベクトルが存
在する可能性が高い領域で、上記マルチステップサーチ
の動きベクトル検出ユニットのサーチ領域を重ね合わせ
るようにした動きベクトル検出装置。 - 【請求項3】 上記サーチ領域の重ね合わせは、検索点
が増加するように重ねるものである請求項2記載の動き
ベクトル検出装置。 - 【請求項4】 第1のサーチ領域で動きベクトルを検出
する動きベクトル検出ユニットを複数設け、上記第1の
サーチ領域より広い第2のサーチ領域で動きベクトルを
検出できるようにした動きベクトル検出装置において、 上記第2のサーチ領域において正解の動きベクトルが存
在する可能性が高い領域に、検出精度の高い動きベクト
ル検出ユニットを配置するようにした動きベクトル検出
装置。 - 【請求項5】 上記正解の動きベクトルが存在する可能
性の高い領域は、求まっている動きベクトルについて複
数の領域内に存在する数を求めて決定するようにした請
求項1〜4記載の動きベクトル検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10470594A JPH07288817A (ja) | 1994-04-19 | 1994-04-19 | 動きベクトル検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10470594A JPH07288817A (ja) | 1994-04-19 | 1994-04-19 | 動きベクトル検出装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07288817A true JPH07288817A (ja) | 1995-10-31 |
Family
ID=14387905
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10470594A Pending JPH07288817A (ja) | 1994-04-19 | 1994-04-19 | 動きベクトル検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07288817A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6356590B1 (en) * | 1997-10-08 | 2002-03-12 | Sharp Kabushiki Kaisha | Motion vector detecting device |
US7599436B2 (en) | 2004-03-18 | 2009-10-06 | Fujitsu Microelectronics Limited | Method of determining search region of motion vector and motion vector detection apparatus |
JP2011514605A (ja) * | 2008-03-17 | 2011-05-06 | エーティーアイ・テクノロジーズ・ユーエルシー | 画像の超解像のための方法及び装置 |
US10616588B2 (en) | 2016-03-18 | 2020-04-07 | Fujitsu Limited | Non-transitory computer-readable storage medium, encoding processing method, and encoding processing apparatus |
-
1994
- 1994-04-19 JP JP10470594A patent/JPH07288817A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6356590B1 (en) * | 1997-10-08 | 2002-03-12 | Sharp Kabushiki Kaisha | Motion vector detecting device |
US7599436B2 (en) | 2004-03-18 | 2009-10-06 | Fujitsu Microelectronics Limited | Method of determining search region of motion vector and motion vector detection apparatus |
JP2011514605A (ja) * | 2008-03-17 | 2011-05-06 | エーティーアイ・テクノロジーズ・ユーエルシー | 画像の超解像のための方法及び装置 |
US8306121B2 (en) | 2008-03-17 | 2012-11-06 | Ati Technologies Ulc | Method and apparatus for super-resolution of images |
US10616588B2 (en) | 2016-03-18 | 2020-04-07 | Fujitsu Limited | Non-transitory computer-readable storage medium, encoding processing method, and encoding processing apparatus |
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