JPH07287552A - 液晶パネルの駆動装置 - Google Patents
液晶パネルの駆動装置Info
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- JPH07287552A JPH07287552A JP6078345A JP7834594A JPH07287552A JP H07287552 A JPH07287552 A JP H07287552A JP 6078345 A JP6078345 A JP 6078345A JP 7834594 A JP7834594 A JP 7834594A JP H07287552 A JPH07287552 A JP H07287552A
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- 238000000034 method Methods 0.000 description 13
- 239000013598 vector Substances 0.000 description 9
- 230000004044 response Effects 0.000 description 8
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 4
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- 239000011521 glass Substances 0.000 description 1
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 1
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- G—PHYSICS
- G09—EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 複数の行を同時選択する、単純マトリクス型
液晶パネルの駆動装置において、低速なメモリを複数個
用いて全体の速度を改善する。 【構成】 画像データ用メモリブロック100は、画像
データ用大容量メモリ1と画像データ用小容量メモリ2
とからなり、1フレーム分のディジタル画像を記憶し出
力する。行列発生ブロック200は、画像データ変換用
の行列と行信号用の行列とを並列に出力する。変換ブロ
ック300は、変換用の行列で画像データを変換し変換
データを作成する。変換データ用メモリブロック400
は、変換データ用大容量メモリ7と変換データ用小容量
メモリ6とからなり、変換データを記憶した後、行の順
を変えて出力する。駆動ブロック500は、行信号用の
行列を行信号に、変換データ用メモリブロック400の
出力データを列信号にそれぞれ用いて単純マトリクス型
液晶表示装置14を駆動する。
液晶パネルの駆動装置において、低速なメモリを複数個
用いて全体の速度を改善する。 【構成】 画像データ用メモリブロック100は、画像
データ用大容量メモリ1と画像データ用小容量メモリ2
とからなり、1フレーム分のディジタル画像を記憶し出
力する。行列発生ブロック200は、画像データ変換用
の行列と行信号用の行列とを並列に出力する。変換ブロ
ック300は、変換用の行列で画像データを変換し変換
データを作成する。変換データ用メモリブロック400
は、変換データ用大容量メモリ7と変換データ用小容量
メモリ6とからなり、変換データを記憶した後、行の順
を変えて出力する。駆動ブロック500は、行信号用の
行列を行信号に、変換データ用メモリブロック400の
出力データを列信号にそれぞれ用いて単純マトリクス型
液晶表示装置14を駆動する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数行を同時選択する
駆動法を用いた、液晶パネルの駆動装置に関するもので
ある。
駆動法を用いた、液晶パネルの駆動装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】現在、液晶パネルは、フラットパネルパ
ネルとして広く一般で使用されているが、その代表的な
種類の1つに、単純マトリクス型液晶パネルがある。こ
の単純マトリクス型液晶パネルは、図15に示されるよ
うに、横方向、縦方向の縞状の透明電極(それぞれ行電
極、列電極)をマトリクス状に形成した、2枚のガラス
基板で液晶層を挟持するという構造となっている。この
構造から、この液晶パネルは、低コストという利点を持
つ。またビデオの動画を表示できる、応答速度の速い液
晶パネルが開発されつつある現在、その利用分野が広が
りつつある。
ネルとして広く一般で使用されているが、その代表的な
種類の1つに、単純マトリクス型液晶パネルがある。こ
の単純マトリクス型液晶パネルは、図15に示されるよ
うに、横方向、縦方向の縞状の透明電極(それぞれ行電
極、列電極)をマトリクス状に形成した、2枚のガラス
基板で液晶層を挟持するという構造となっている。この
構造から、この液晶パネルは、低コストという利点を持
つ。またビデオの動画を表示できる、応答速度の速い液
晶パネルが開発されつつある現在、その利用分野が広が
りつつある。
【0003】この高速応答のパネルを従来のように、順
次1行ずつ選択しその行の画素の明るさに応じた電圧を
列電極から供給する駆動法で駆動すると、応答が速いた
めに、一度明るくなった後すぐ暗くなりコントラストが
低下するフレーム応答現象が生じてしまう。
次1行ずつ選択しその行の画素の明るさに応じた電圧を
列電極から供給する駆動法で駆動すると、応答が速いた
めに、一度明るくなった後すぐ暗くなりコントラストが
低下するフレーム応答現象が生じてしまう。
【0004】そこで、高速応答の単純マトリクス型液晶
パネルの複数の行を同時に選択してフレーム応答現象の
影響を除去し、コントラストの低下を防ぐ駆動法が開発
された。この駆動法は、1と−1の2値または1と0と
−1の3値からなる直交行列を用いた直交変換に依拠し
た駆動法である。この駆動法を簡単に説明するが、以下
の説明において、行列及び単純マトリクス型液晶パネル
における行と列の定義は数学でなされているものとし、
直交行列とは、任意の異なる2つの行ベクトルまたは列
ベクトルの内積が必ず0になる行列を指す。
パネルの複数の行を同時に選択してフレーム応答現象の
影響を除去し、コントラストの低下を防ぐ駆動法が開発
された。この駆動法は、1と−1の2値または1と0と
−1の3値からなる直交行列を用いた直交変換に依拠し
た駆動法である。この駆動法を簡単に説明するが、以下
の説明において、行列及び単純マトリクス型液晶パネル
における行と列の定義は数学でなされているものとし、
直交行列とは、任意の異なる2つの行ベクトルまたは列
ベクトルの内積が必ず0になる行列を指す。
【0005】まず、1フレーム分のディジタル画像であ
るN行M列(N,Mは自然数)の行列Aの大きさに適し
たN行N列の直交行列Hを考え、この2つの行列の乗算
を(数1)の順序で行い、列信号のパターンであるN行
M列の行列Bを作成する。
るN行M列(N,Mは自然数)の行列Aの大きさに適し
たN行N列の直交行列Hを考え、この2つの行列の乗算
を(数1)の順序で行い、列信号のパターンであるN行
M列の行列Bを作成する。
【0006】
【数1】
【0007】次に、1フレーム期間内の時刻i(iはN
以下の自然数)において、直交行列Hのi行目の各デー
タのうち、1を電圧レベルLow、0を電圧レベルMiddl
e、−1を電圧レベルHighとした行信号を単純マトリク
ス型液晶パネルの各行電極に印加するのに同期して、行
列Bのi行目の各データの値に応じた電圧を列信号とし
て各列電極に印加する。こうすると、1フレーム期間全
体として、行電極、列電極間に、行列Aの各データに比
例した実効値電圧が蓄積される。各画素の液晶層は、行
電極、列電極間の実効値電圧に応じて光を透過するた
め、液晶ディスプレイに画像が表示される。この行信号
のうち、電圧レベルLowと電圧レベルHighとが選択電圧
であり、電圧レベルMiddleが非選択電圧であるので、直
交行列の1つの行にある1と−1との総数分の行が同時
に選択されることになる。
以下の自然数)において、直交行列Hのi行目の各デー
タのうち、1を電圧レベルLow、0を電圧レベルMiddl
e、−1を電圧レベルHighとした行信号を単純マトリク
ス型液晶パネルの各行電極に印加するのに同期して、行
列Bのi行目の各データの値に応じた電圧を列信号とし
て各列電極に印加する。こうすると、1フレーム期間全
体として、行電極、列電極間に、行列Aの各データに比
例した実効値電圧が蓄積される。各画素の液晶層は、行
電極、列電極間の実効値電圧に応じて光を透過するた
め、液晶ディスプレイに画像が表示される。この行信号
のうち、電圧レベルLowと電圧レベルHighとが選択電圧
であり、電圧レベルMiddleが非選択電圧であるので、直
交行列の1つの行にある1と−1との総数分の行が同時
に選択されることになる。
【0008】以上のように、同時に選択される行を増や
し1つの行が1フレーム期間内で複数回選択されるよう
にし、各画素の実効値電圧を分散させて与えることで、
フレーム応答現象を除去でき、コントラストの低下を防
ぐことができる。図16は、この駆動法の動作を図示し
たものである。なお、この駆動法の参考文献として
は、”STN液晶のアクティブ駆動法の検討,”福井
他,テレビジョン学会誌 Vol.48, No.3, pp.343〜346
(1994)などがある。
し1つの行が1フレーム期間内で複数回選択されるよう
にし、各画素の実効値電圧を分散させて与えることで、
フレーム応答現象を除去でき、コントラストの低下を防
ぐことができる。図16は、この駆動法の動作を図示し
たものである。なお、この駆動法の参考文献として
は、”STN液晶のアクティブ駆動法の検討,”福井
他,テレビジョン学会誌 Vol.48, No.3, pp.343〜346
(1994)などがある。
【0009】この駆動法を行う駆動装置においては、画
像データの1列のデータに対して演算を行い、変換デー
タの1つのデータを求める。そこで、画像データの各デ
ータの読み出しの順序は、図16における画像データの
行列で説明すると、 a11→a21→a31→a41→a12→a22→…→a44 ということになるが、画像データの書き込みの際は、画
像データがラスタースキャンで入力されるため、次のよ
うな順序で行われる。
像データの1列のデータに対して演算を行い、変換デー
タの1つのデータを求める。そこで、画像データの各デ
ータの読み出しの順序は、図16における画像データの
行列で説明すると、 a11→a21→a31→a41→a12→a22→…→a44 ということになるが、画像データの書き込みの際は、画
像データがラスタースキャンで入力されるため、次のよ
うな順序で行われる。
【0010】 a11→a12→a13→a14→a21→a22→…→a44 すなわち、読み出しの方向は図17の(b)のように、書
き込みの方向は図17の(a)のようになる。このよう
に、読み出しと書き込みの方向が異なるので、画像デー
タを一時記憶し出力するためには、画像データを保持で
きる容量のバッファメモリを2つ使用し、一方のバッフ
ァメモリに図17の(a)の方向で画像データを書き込
み、もう一方のバッファメモリに保持された1フレーム
前の画像データを図17の(b)の方向で読み出す動作
を、1フレーム毎に交互に行うことが必要となる。
き込みの方向は図17の(a)のようになる。このよう
に、読み出しと書き込みの方向が異なるので、画像デー
タを一時記憶し出力するためには、画像データを保持で
きる容量のバッファメモリを2つ使用し、一方のバッフ
ァメモリに図17の(a)の方向で画像データを書き込
み、もう一方のバッファメモリに保持された1フレーム
前の画像データを図17の(b)の方向で読み出す動作
を、1フレーム毎に交互に行うことが必要となる。
【0011】一方、変換データの各データは、画像デー
タの列ベクトルと直交行列の行ベクトルとの内積値であ
るが、画像データの1つの列ベクトルに関して、直交行
列の行ベクトルを1行目から最終行まで順に進めながら
計算されるので、次のような順で作成される。
タの列ベクトルと直交行列の行ベクトルとの内積値であ
るが、画像データの1つの列ベクトルに関して、直交行
列の行ベクトルを1行目から最終行まで順に進めながら
計算されるので、次のような順で作成される。
【0012】 b11→b21→b31→b41→b12→b22→…→b44 このように作成された変換データは、図16のように1
行単位で使用されるので、次の順序で列ドライバに送ら
れることになる。
行単位で使用されるので、次の順序で列ドライバに送ら
れることになる。
【0013】 b11→b12→b13→b14→b21→b22→…→b44 したがって、変換データの場合も画像データと同様に、
そのデータのサイズの2倍の容量のバッファメモリが必
要となる。
そのデータのサイズの2倍の容量のバッファメモリが必
要となる。
【0014】また、このバッファメモリに汎用のダイナ
ミックRAMを使用しようと考えた場合、ダイナミック
RAMは入力される画像データを図17の(a)の方向で
書き込むときは、高速モードを備えているので画像デー
タの転送速度を満足することができるが、図17の(b)
の方向で読み出すときは、高速モードを持たないため画
像データの転送速度を満足することができない。したが
って、汎用のダイナミックRAMを使用できなかった。
ミックRAMを使用しようと考えた場合、ダイナミック
RAMは入力される画像データを図17の(a)の方向で
書き込むときは、高速モードを備えているので画像デー
タの転送速度を満足することができるが、図17の(b)
の方向で読み出すときは、高速モードを持たないため画
像データの転送速度を満足することができない。したが
って、汎用のダイナミックRAMを使用できなかった。
【0015】さらに、直交行列として、1,−1の2値
からなる直交行列に、0を入ることで同時選択される行
数を減しても、全行同時選択の場合と同等のコントラス
トを得られることが知られているので(詳細は1993 SID
Digest of Technical Papers, pp.89〜92参照。)、
1,0,−1の3値からなる直交行列を用いて、変換デ
ータを計算する演算回路の規模を小さくすることができ
る。しかし、同じ3値の直交行列のなかでも、(数2)
の行列Zのような行列を用いるより、(数3)の行列
Z’のような行列を用いた方が、高いコントラストの画
像が得られる。
からなる直交行列に、0を入ることで同時選択される行
数を減しても、全行同時選択の場合と同等のコントラス
トを得られることが知られているので(詳細は1993 SID
Digest of Technical Papers, pp.89〜92参照。)、
1,0,−1の3値からなる直交行列を用いて、変換デ
ータを計算する演算回路の規模を小さくすることができ
る。しかし、同じ3値の直交行列のなかでも、(数2)
の行列Zのような行列を用いるより、(数3)の行列
Z’のような行列を用いた方が、高いコントラストの画
像が得られる。
【0016】
【数2】
【0017】
【数3】
【0018】(数2)の行列Zは(数4)のような1,
−1の2値からなる直交行列Xと(数5)のような単位
行列Yを、(数6)の式で表される方法で拡張すること
で得られ、(数3)の行列Z’は、(数7)の式から得
られるi,i’を用い、(数2)の行列Zのi行目を
i’行目とすることで得られる。
−1の2値からなる直交行列Xと(数5)のような単位
行列Yを、(数6)の式で表される方法で拡張すること
で得られ、(数3)の行列Z’は、(数7)の式から得
られるi,i’を用い、(数2)の行列Zのi行目を
i’行目とすることで得られる。
【0019】
【数4】
【0020】
【数5】
【0021】
【数6】
【0022】
【数7】
【0023】このようなコントラストの違いを生じる原
因は、図16に示されるように、直交行列の縦方向が時
間方向に対応するため、選択期間である1,−1と次に
選択期間との間が(数3)の行列Z’より(数2)の行
列Zの方が長く、フレーム応答現象と同じ現象が生じて
しまうからである。
因は、図16に示されるように、直交行列の縦方向が時
間方向に対応するため、選択期間である1,−1と次に
選択期間との間が(数3)の行列Z’より(数2)の行
列Zの方が長く、フレーム応答現象と同じ現象が生じて
しまうからである。
【0024】このような理由で、(数3)の行列Z’の
ような直交行列を液晶パネルの行信号のパターンに用い
るため、変換データを算出するための直交行列にも同じ
行列を使用していた。
ような直交行列を液晶パネルの行信号のパターンに用い
るため、変換データを算出するための直交行列にも同じ
行列を使用していた。
【0025】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うに、より高速で高価なバッファメモリを使用すると駆
動装置全体のコストが増大するという問題があった。ま
た、(数3)の行列Z’のような直交行列を用いるよ
り、(数2)の行列Zのような直交行列を用いるほうが
変換データの算出がしやすく演算回路の規模が小さくな
る。これは、図18に示されるように、画像データをい
くつかの行からなる部分に分け、分けられた部分に対し
て、(数3)の行列Z’のもとになる2値の直交行列X
で変換したデータを統合することで変換データが算出で
きるからである。このように、表示画像のコントラスト
が低下しない直交行列で行電極を駆動すると、演算回路
の規模が大きくなり、演算回路の規模が大きくならない
直交行列を用いると、表示画像のコントラストが低下し
てしまうという問題点があった。
うに、より高速で高価なバッファメモリを使用すると駆
動装置全体のコストが増大するという問題があった。ま
た、(数3)の行列Z’のような直交行列を用いるよ
り、(数2)の行列Zのような直交行列を用いるほうが
変換データの算出がしやすく演算回路の規模が小さくな
る。これは、図18に示されるように、画像データをい
くつかの行からなる部分に分け、分けられた部分に対し
て、(数3)の行列Z’のもとになる2値の直交行列X
で変換したデータを統合することで変換データが算出で
きるからである。このように、表示画像のコントラスト
が低下しない直交行列で行電極を駆動すると、演算回路
の規模が大きくなり、演算回路の規模が大きくならない
直交行列を用いると、表示画像のコントラストが低下し
てしまうという問題点があった。
【0026】本発明は、上記従来の問題点を解決するも
ので、画像データや変換データのサイズと同じ容量の汎
用のダイナミックRAMで、それぞれのバッファメモリ
を構成する液晶パネルの駆動装置を提供することを目的
とする。また、演算回路の規模が大きくならない直交行
列で変換データを算出し、コントラストが低下しない直
交行列を用いて行電極を駆動する液晶パネルの駆動装置
を提供することを目的とする。
ので、画像データや変換データのサイズと同じ容量の汎
用のダイナミックRAMで、それぞれのバッファメモリ
を構成する液晶パネルの駆動装置を提供することを目的
とする。また、演算回路の規模が大きくならない直交行
列で変換データを算出し、コントラストが低下しない直
交行列を用いて行電極を駆動する液晶パネルの駆動装置
を提供することを目的とする。
【0027】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明は、単純マトリクス型液晶表示手段と、画像デ
ータ用大容量メモリと画像データ用小容量メモリとから
なり、外部から転送される1フレーム分のディジタル画
像データを一時記憶し出力する画像データ用メモリと、
予め定められた直交行列を画像データの変換用の速度と
行信号用の速度とで、並列に出力する行列発生手段と、
行列発生手段の発生する変換用の行列で画像データを変
換し変換データを作成する変換手段と、変換データ用大
容量メモリと変換データ用小容量メモリとからなり、変
換データを一時記憶した後、行の順番を変えて出力する
変換データ用メモリと、行列発生手段の出力する行信号
用のデータを行信号に、変換データ用メモリの出力デー
タを列信号にそれぞれ用い、行信号と列信号とを同期さ
せて単純マトリクス型液晶表示手段を駆動する駆動手段
の構成を有している。
に本発明は、単純マトリクス型液晶表示手段と、画像デ
ータ用大容量メモリと画像データ用小容量メモリとから
なり、外部から転送される1フレーム分のディジタル画
像データを一時記憶し出力する画像データ用メモリと、
予め定められた直交行列を画像データの変換用の速度と
行信号用の速度とで、並列に出力する行列発生手段と、
行列発生手段の発生する変換用の行列で画像データを変
換し変換データを作成する変換手段と、変換データ用大
容量メモリと変換データ用小容量メモリとからなり、変
換データを一時記憶した後、行の順番を変えて出力する
変換データ用メモリと、行列発生手段の出力する行信号
用のデータを行信号に、変換データ用メモリの出力デー
タを列信号にそれぞれ用い、行信号と列信号とを同期さ
せて単純マトリクス型液晶表示手段を駆動する駆動手段
の構成を有している。
【0028】
【作用】本発明は上記した構成によって、画像データや
変換データのサイズと同じ容量の汎用のダイナミックR
AMで、それぞれのバッファメモリを構成し、また、演
算回路の規模が大きくならない直交行列で変換データを
算出し、コントラストが低下しない直交行列を用いて行
電極を駆動することができる。
変換データのサイズと同じ容量の汎用のダイナミックR
AMで、それぞれのバッファメモリを構成し、また、演
算回路の規模が大きくならない直交行列で変換データを
算出し、コントラストが低下しない直交行列を用いて行
電極を駆動することができる。
【0029】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
しながら説明する。図1は本発明の実施例のブロック図
である。図1において、画像データ用大容量メモリ1
は、複数の汎用のダイナミックRAM(以下、DRAM
と略す。)からなり、外部から入力される1フレーム分
のディジタル画像データであるN行M列の行列Aを、4
個の汎用DRAMに分配して一旦保持し出力する。画像
データ用小容量メモリ2は、汎用DRAMの4倍の速度
を持ち、画像データ大容量メモリ1からの行列Aの4列
分のデータを一旦保持し1列ずつ出力する。列レジスタ
4は、画像データ用小容量メモリ2からの行列Aの1列
のN個のデータを、先頭から順にn個(nは自然数)ず
つラッチする。行列発生ROM3は、1,−1の2値か
らなりn行n列の直交行列Xのデータを1行単位で出力
する。演算回路5は、行列発生ROM3から入力する直
交行列Xの行ベクトルと、列レジスタ4のn個のデータ
の内積を計算し、変換データであるN行M列の行列Bの
1つのデータとして変換データ用小容量メモリ6に転送
する。変換データ用小容量メモリ6は、転送されてくる
行列Bの4列分のデータを保持し、行の順番を入れ換え
て行列B’として出力する。この時、(数2)の直交行
列を(数3)の直交行列に並べ換える場合と同様に、
(数7)のi,i’を用い、行列Bのi行目をi’行目
に入れ換える。
しながら説明する。図1は本発明の実施例のブロック図
である。図1において、画像データ用大容量メモリ1
は、複数の汎用のダイナミックRAM(以下、DRAM
と略す。)からなり、外部から入力される1フレーム分
のディジタル画像データであるN行M列の行列Aを、4
個の汎用DRAMに分配して一旦保持し出力する。画像
データ用小容量メモリ2は、汎用DRAMの4倍の速度
を持ち、画像データ大容量メモリ1からの行列Aの4列
分のデータを一旦保持し1列ずつ出力する。列レジスタ
4は、画像データ用小容量メモリ2からの行列Aの1列
のN個のデータを、先頭から順にn個(nは自然数)ず
つラッチする。行列発生ROM3は、1,−1の2値か
らなりn行n列の直交行列Xのデータを1行単位で出力
する。演算回路5は、行列発生ROM3から入力する直
交行列Xの行ベクトルと、列レジスタ4のn個のデータ
の内積を計算し、変換データであるN行M列の行列Bの
1つのデータとして変換データ用小容量メモリ6に転送
する。変換データ用小容量メモリ6は、転送されてくる
行列Bの4列分のデータを保持し、行の順番を入れ換え
て行列B’として出力する。この時、(数2)の直交行
列を(数3)の直交行列に並べ換える場合と同様に、
(数7)のi,i’を用い、行列Bのi行目をi’行目
に入れ換える。
【0030】変換データ用大容量メモリ7は、複数の汎
用DRAMからなり、行列B’を4個の汎用DRAMに
分配して一旦保持した後、行列B’の1行ずつ順に出力
する。D/A変換器8は、変換データ用大容量メモリ7
から送られてくるディジタルデータをアナログ値に変換
し出力する。列ドライバ9は、1フレーム期間内の時刻
iにおいて、D/A変換器8によって変換された、行列
B’のi行目のM個のデータに対応するアナログデータ
に応じた電圧を、単純マトリクス型液晶表示装置14の
M個の列電極に印加する。
用DRAMからなり、行列B’を4個の汎用DRAMに
分配して一旦保持した後、行列B’の1行ずつ順に出力
する。D/A変換器8は、変換データ用大容量メモリ7
から送られてくるディジタルデータをアナログ値に変換
し出力する。列ドライバ9は、1フレーム期間内の時刻
iにおいて、D/A変換器8によって変換された、行列
B’のi行目のM個のデータに対応するアナログデータ
に応じた電圧を、単純マトリクス型液晶表示装置14の
M個の列電極に印加する。
【0031】一方、行列発生ROM10は、直交行列X
の行ベクトルを、行列発生ROM3より遅い速度で順に
分配回路11に出力する。分配回路11は、N個のデー
タが格納できる行側電圧用レジスタ12を、n個ずつ区
切って合計m個(m=N/n)のグループを構成し、時
刻iにおいて、(数8)から求められるp+1、q+1
(pは0以上n未満の整数、qは0以上m未満の整数)
を用いて、q+1番目のグループにはn次の直交行列X
のp+1行目のデータが、他のグループには0が格納さ
れるように、行列発生ROM10からのデータを分配す
る。
の行ベクトルを、行列発生ROM3より遅い速度で順に
分配回路11に出力する。分配回路11は、N個のデー
タが格納できる行側電圧用レジスタ12を、n個ずつ区
切って合計m個(m=N/n)のグループを構成し、時
刻iにおいて、(数8)から求められるp+1、q+1
(pは0以上n未満の整数、qは0以上m未満の整数)
を用いて、q+1番目のグループにはn次の直交行列X
のp+1行目のデータが、他のグループには0が格納さ
れるように、行列発生ROM10からのデータを分配す
る。
【0032】
【数8】
【0033】行側ドライバ13は、行側電圧用レジスタ
12に格納されたデータに応じた電圧を、単純マトリク
ス型液晶表示装置14のN個の行電極に印加する。これ
によって、n行n列の直交行列Xを用いて、結果的にN
行N列の直交行列Z’の1つの行の各データに応じた電
圧を、単純マトリクス型液晶表示装置14のN本の行電
極に印加することができる。
12に格納されたデータに応じた電圧を、単純マトリク
ス型液晶表示装置14のN個の行電極に印加する。これ
によって、n行n列の直交行列Xを用いて、結果的にN
行N列の直交行列Z’の1つの行の各データに応じた電
圧を、単純マトリクス型液晶表示装置14のN本の行電
極に印加することができる。
【0034】これらの構成要素の内、画像データ用大容
量メモリ1と画像データ小容量メモリ2とから、画像デ
ータを一時保持し1列ごと出力する画像データ用メモリ
ブロック100が構成され、行列発生ROM3と行列発
生ROM10とから、直交行列Xの行ベクトルを2つの
速度で並列に出力する行列発生ブロック200が構成さ
れ、列レジスタ4と演算回路5とから変換データを算出
する変換ブロック300が構成され、変換データ小容量
メモリ6と変換データ用大容量メモリ7とから、変換デ
ータを一時保持し1行ずつ出力する変換データ用メモリ
ブロック400が構成され、D/A変換器8と列ドライ
バ9と分配回路11と行側電圧用レジスタ12と行ドラ
イバ13とから、単純マトリクス型液晶表示装置14を
駆動する駆動ブロック500が構成されている。
量メモリ1と画像データ小容量メモリ2とから、画像デ
ータを一時保持し1列ごと出力する画像データ用メモリ
ブロック100が構成され、行列発生ROM3と行列発
生ROM10とから、直交行列Xの行ベクトルを2つの
速度で並列に出力する行列発生ブロック200が構成さ
れ、列レジスタ4と演算回路5とから変換データを算出
する変換ブロック300が構成され、変換データ小容量
メモリ6と変換データ用大容量メモリ7とから、変換デ
ータを一時保持し1行ずつ出力する変換データ用メモリ
ブロック400が構成され、D/A変換器8と列ドライ
バ9と分配回路11と行側電圧用レジスタ12と行ドラ
イバ13とから、単純マトリクス型液晶表示装置14を
駆動する駆動ブロック500が構成されている。
【0035】ここで、画像データ用メモリブロック10
0の詳細な構成、動作を図面を用いて説明する。図2
は、画像データ用大容量メモリ1の構成を示したブロッ
ク図である。図2において、カウンタ108は、0から
3までを繰り返しセレクタ101に出力する。セレクタ
101は、カウンタ108の出力データをもとに、汎用
DRAM102,103,104,105を選択し、選
択した汎用DRAMに入力データを出力する。汎用DR
AM102,103,104,105は、それぞれ、画
像データのサイズの4分の1の容量を持ち、指定された
アドレスにデータを書き込む前に、そのアドレスに書か
れているデータを読み出す。アドレス発生回路107
は、汎用DRAM上で、図17の(a)の方向のアドレス
と、図17の(b)の方向のアドレスとを1フレームごと
に繰り返し発生する。セレクタ106は、カウンタ10
8の出力データをもとに、汎用DRAM102,10
3,104,105を選択し、選択した汎用DRAMか
らの出力データを出力する。
0の詳細な構成、動作を図面を用いて説明する。図2
は、画像データ用大容量メモリ1の構成を示したブロッ
ク図である。図2において、カウンタ108は、0から
3までを繰り返しセレクタ101に出力する。セレクタ
101は、カウンタ108の出力データをもとに、汎用
DRAM102,103,104,105を選択し、選
択した汎用DRAMに入力データを出力する。汎用DR
AM102,103,104,105は、それぞれ、画
像データのサイズの4分の1の容量を持ち、指定された
アドレスにデータを書き込む前に、そのアドレスに書か
れているデータを読み出す。アドレス発生回路107
は、汎用DRAM上で、図17の(a)の方向のアドレス
と、図17の(b)の方向のアドレスとを1フレームごと
に繰り返し発生する。セレクタ106は、カウンタ10
8の出力データをもとに、汎用DRAM102,10
3,104,105を選択し、選択した汎用DRAMか
らの出力データを出力する。
【0036】例えば、画像データとして、図3のような
3行12列の画像データが図中の矢印の順で画像データ
用大容量メモリ1に転送される場合、この画像データは
1つずつ順に、汎用DRAM102,103,104,
105に分配され、それぞれ、図17の(a)の方向に書
き込まれるので、図4の(a),(b),(c),(d)のよう
な順序および配置で画像データが記憶される。次の1フ
レーム期間においては、各DRAMではそれぞれ、図1
7の(b)の方向でデータを読み出すのと同時に、入力さ
れる新しいデータを、前のデータを読み出た場所に書き
込む。したがって、各DRAMには、図5の(a),
(b),(c),(d)のような順序および配置でデータが書
き込まれる。この時、出力されるデータの順序は、図6
の(a)のようになるが、本来図6の(b)の順序で出力さ
れる必要があるため、画像データ用小容量メモリ2は、
図6の(a)の順序で転送されてくるデータの4列のデー
タを一時保持した後、図6の(b)の順序で出力する。
3行12列の画像データが図中の矢印の順で画像データ
用大容量メモリ1に転送される場合、この画像データは
1つずつ順に、汎用DRAM102,103,104,
105に分配され、それぞれ、図17の(a)の方向に書
き込まれるので、図4の(a),(b),(c),(d)のよう
な順序および配置で画像データが記憶される。次の1フ
レーム期間においては、各DRAMではそれぞれ、図1
7の(b)の方向でデータを読み出すのと同時に、入力さ
れる新しいデータを、前のデータを読み出た場所に書き
込む。したがって、各DRAMには、図5の(a),
(b),(c),(d)のような順序および配置でデータが書
き込まれる。この時、出力されるデータの順序は、図6
の(a)のようになるが、本来図6の(b)の順序で出力さ
れる必要があるため、画像データ用小容量メモリ2は、
図6の(a)の順序で転送されてくるデータの4列のデー
タを一時保持した後、図6の(b)の順序で出力する。
【0037】これらの動作によって、画像データ用大容
量メモリ1は、全体として汎用DRAMの持つ高速モー
ドを使用しない場合の速度の4倍の速度を実現し、か
つ、画像データのサイズと同じ容量のメモリで構成で
き、画像データ用小容量メモリ2は、画像データ用大容
量メモリ1からの画像データを4列ごと入力し正しい順
序で出力する。
量メモリ1は、全体として汎用DRAMの持つ高速モー
ドを使用しない場合の速度の4倍の速度を実現し、か
つ、画像データのサイズと同じ容量のメモリで構成で
き、画像データ用小容量メモリ2は、画像データ用大容
量メモリ1からの画像データを4列ごと入力し正しい順
序で出力する。
【0038】次に、行列発生ROM3と演算回路5との
動作を図面を用いて説明する。行列発生ROM3は、直
交行列Xの行ベクトルを速い方の速度で発生するため、
1フレーム期間中に何度も直交行列Xを発生する。例え
ば、図7における直交行列55と直交行列58と直交行
列61とを、1フレーム期間内に出力する。演算回路5
は、転送される画像データをいくつかの部分に分け、そ
れぞれの部分と、行列発生ROM3からの出力データと
の計算を行うので、例えば、図7における3つの行列の
積を1フレーム期間中に行う。したがって、行列発生R
OM3と演算回路5とによって、図18のような演算が
なされることになる。
動作を図面を用いて説明する。行列発生ROM3は、直
交行列Xの行ベクトルを速い方の速度で発生するため、
1フレーム期間中に何度も直交行列Xを発生する。例え
ば、図7における直交行列55と直交行列58と直交行
列61とを、1フレーム期間内に出力する。演算回路5
は、転送される画像データをいくつかの部分に分け、そ
れぞれの部分と、行列発生ROM3からの出力データと
の計算を行うので、例えば、図7における3つの行列の
積を1フレーム期間中に行う。したがって、行列発生R
OM3と演算回路5とによって、図18のような演算が
なされることになる。
【0039】ところが、行信号に用いるのは、(数3)
の行列Z’や図8の直交行列50のような行列であるた
め、演算回路5から出力されるデータは、図8の変換デ
ータ52と図18の変換データ54との行の順序に注目
するとわかるように、行の順序が変ってしまう。そこ
で、変換データ用小容量メモリ6では、例えば、図9の
(a)のように本来の行の順序とは違う順序でデータを4
列分一時保持した後、図9の(b)のように正しい順序に
変えて変換データ用大容量メモリ7に出力する。この時
の順序の変更は(数7)のi,i’を用いて行うが、そ
れは、直交行列53のi行目をi’行目とすると直交行
列50となるとした場合、それと同様に、変換データ5
4のi行目をi’行目とすると変換データ52となるか
らである。
の行列Z’や図8の直交行列50のような行列であるた
め、演算回路5から出力されるデータは、図8の変換デ
ータ52と図18の変換データ54との行の順序に注目
するとわかるように、行の順序が変ってしまう。そこ
で、変換データ用小容量メモリ6では、例えば、図9の
(a)のように本来の行の順序とは違う順序でデータを4
列分一時保持した後、図9の(b)のように正しい順序に
変えて変換データ用大容量メモリ7に出力する。この時
の順序の変更は(数7)のi,i’を用いて行うが、そ
れは、直交行列53のi行目をi’行目とすると直交行
列50となるとした場合、それと同様に、変換データ5
4のi行目をi’行目とすると変換データ52となるか
らである。
【0040】図10は、変換データ用メモリ7の構成を
示したブロック図である。カウンタ708は、0から3
までを繰り返しセレクタ701に出力する。セレクタ7
01は、カウンタ708の出力データをもとに、汎用D
RAM702,703,704,705を選択し、選択
した汎用DRAMに入力データを出力する。汎用DRA
M702,703,704,705は、それぞれ、変換
データのサイズの4分の1の容量を持ち、指定されたア
ドレスにデータを書き込む前に、そのアドレスに書かれ
ているデータを読み出す。アドレス発生回路707は、
汎用DRAM上で、図17の(a)の方向のアドレスと図
17の(b)の方向のアドレスとを1フレームごとに繰り
返し発生する。セレクタ706は、カウンタ708の出
力データをもとに、汎用DRAM702,703,70
4,705を選択し、選択した汎用DRAMからの出力
データを出力する。
示したブロック図である。カウンタ708は、0から3
までを繰り返しセレクタ701に出力する。セレクタ7
01は、カウンタ708の出力データをもとに、汎用D
RAM702,703,704,705を選択し、選択
した汎用DRAMに入力データを出力する。汎用DRA
M702,703,704,705は、それぞれ、変換
データのサイズの4分の1の容量を持ち、指定されたア
ドレスにデータを書き込む前に、そのアドレスに書かれ
ているデータを読み出す。アドレス発生回路707は、
汎用DRAM上で、図17の(a)の方向のアドレスと図
17の(b)の方向のアドレスとを1フレームごとに繰り
返し発生する。セレクタ706は、カウンタ708の出
力データをもとに、汎用DRAM702,703,70
4,705を選択し、選択した汎用DRAMからの出力
データを出力する。
【0041】このような構成の変換データ用大容量メモ
リ7に、図9の(b)のような3行12列の変換データが
図中の矢印の順で転送される場合、この変換データは1
つずつ順に、汎用DRAM702,703,704,7
05に分配され、それぞれ、図17の(b)の方向に書き
込まれるので、図11の(a),(b),(c),(d)のよう
な順序および配置で画像データが記憶される。次の1フ
レーム期間において、各DRAMではそれぞれ、図17
の(a)の方向でデータを読み出すのと同時に、入力され
る新しいデータを、前のデータを読み出た場所に書き込
む。したがって、各DRAMには、図12の(a),
(b),(c),(d)のような順序および配置でデータが書
き込まれる。このようにして変換データ用大容量メモリ
7から出力されたデータは、結果的に図13のような順
序で出力されることになる。
リ7に、図9の(b)のような3行12列の変換データが
図中の矢印の順で転送される場合、この変換データは1
つずつ順に、汎用DRAM702,703,704,7
05に分配され、それぞれ、図17の(b)の方向に書き
込まれるので、図11の(a),(b),(c),(d)のよう
な順序および配置で画像データが記憶される。次の1フ
レーム期間において、各DRAMではそれぞれ、図17
の(a)の方向でデータを読み出すのと同時に、入力され
る新しいデータを、前のデータを読み出た場所に書き込
む。したがって、各DRAMには、図12の(a),
(b),(c),(d)のような順序および配置でデータが書
き込まれる。このようにして変換データ用大容量メモリ
7から出力されたデータは、結果的に図13のような順
序で出力されることになる。
【0042】これらの動作によって、変換データ用小容
量メモリ6は、変換データを4列ごと入力し順序を変え
て出力し、変換データ用大容量メモリ7は、汎用DRA
Mの持つ高速モードを使用しない場合の速度の4倍の速
度を実現し、かつ、変換データのサイズと同じ容量のメ
モリで構成でき、(数3)の行列Z’や直交行列50の
ような直交行列で変換した変換データ52の行を順に出
力する。
量メモリ6は、変換データを4列ごと入力し順序を変え
て出力し、変換データ用大容量メモリ7は、汎用DRA
Mの持つ高速モードを使用しない場合の速度の4倍の速
度を実現し、かつ、変換データのサイズと同じ容量のメ
モリで構成でき、(数3)の行列Z’や直交行列50の
ような直交行列で変換した変換データ52の行を順に出
力する。
【0043】最後に、行列発生ROM10と分配回路1
1とを図14を用いて説明する。図14において、直交
行列64は、行列発生ROM10から出力される直交行
列Xの例であるが、行列発生ROM10は、その出力の
速度が行列発生ROM3より遅く、1フレーム期間に1
度しか直交行列を発生しない。分配回路11は、例え
ば、時刻i(=10)において、(数8)から求められ
るp=2,q=1により、直交行列64のp+1(=
3)行目のデータを、行側電圧用レジスタ12のq+1
(=2)番目のグループに格納し、他のグループには0
を格納する。したがって、直交行列65を1フレーム期
間に発生することになる。
1とを図14を用いて説明する。図14において、直交
行列64は、行列発生ROM10から出力される直交行
列Xの例であるが、行列発生ROM10は、その出力の
速度が行列発生ROM3より遅く、1フレーム期間に1
度しか直交行列を発生しない。分配回路11は、例え
ば、時刻i(=10)において、(数8)から求められ
るp=2,q=1により、直交行列64のp+1(=
3)行目のデータを、行側電圧用レジスタ12のq+1
(=2)番目のグループに格納し、他のグループには0
を格納する。したがって、直交行列65を1フレーム期
間に発生することになる。
【0044】以上のように本発明の実施例によれば、単
純マトリクス型液晶表示手段(単純マトリクス型液晶表
示装置14)と、画像データ用大容量メモリ(画像デー
タ用大容量メモリ1)と画像データ用小容量メモリ(画
像データ用小容量メモリ2)とからなり、外部から転送
される1フレーム分のディジタル画像データを一時記憶
し出力する画像データ用メモリ(画像データ用メモリブ
ロック100)と、予め定められた直交行列を画像デー
タの変換用の速度と行信号用の速度とで、並列に出力す
る行列発生手段(行列発生ブロック200)と、行列発
生手段の発生する変換用の行列で画像データを変換し変
換データを作成する変換手段(変換ブロック300)
と、変換データ用大容量メモリ(変換データ用大容量メ
モリ7)と変換データ用小容量メモリ(変換データ用大
容量メモリ6)とからなり、変換データを一時記憶した
後、行の順番を変えて出力する変換データ用メモリ(変
換データ用メモリブロック400)と、行列発生手段の
出力する行信号用のデータを行信号に、変換データ用メ
モリの出力データを列信号にそれぞれ用い、行信号と列
信号とを同期させて液晶表示手段を駆動する駆動手段
(駆動ブロック500)とから構成され、画像データや
変換データのサイズと同じ容量の汎用のダイナミックR
AMで、それぞれのバッファメモリを構成し、また、演
算回路の規模が大きくならない直交行列で変換データを
算出し、コントラストが低下しない直交行列を用いて行
電極を駆動することができる。
純マトリクス型液晶表示手段(単純マトリクス型液晶表
示装置14)と、画像データ用大容量メモリ(画像デー
タ用大容量メモリ1)と画像データ用小容量メモリ(画
像データ用小容量メモリ2)とからなり、外部から転送
される1フレーム分のディジタル画像データを一時記憶
し出力する画像データ用メモリ(画像データ用メモリブ
ロック100)と、予め定められた直交行列を画像デー
タの変換用の速度と行信号用の速度とで、並列に出力す
る行列発生手段(行列発生ブロック200)と、行列発
生手段の発生する変換用の行列で画像データを変換し変
換データを作成する変換手段(変換ブロック300)
と、変換データ用大容量メモリ(変換データ用大容量メ
モリ7)と変換データ用小容量メモリ(変換データ用大
容量メモリ6)とからなり、変換データを一時記憶した
後、行の順番を変えて出力する変換データ用メモリ(変
換データ用メモリブロック400)と、行列発生手段の
出力する行信号用のデータを行信号に、変換データ用メ
モリの出力データを列信号にそれぞれ用い、行信号と列
信号とを同期させて液晶表示手段を駆動する駆動手段
(駆動ブロック500)とから構成され、画像データや
変換データのサイズと同じ容量の汎用のダイナミックR
AMで、それぞれのバッファメモリを構成し、また、演
算回路の規模が大きくならない直交行列で変換データを
算出し、コントラストが低下しない直交行列を用いて行
電極を駆動することができる。
【0045】なお、変換データ用小容量メモリ6と変換
データ用大容量メモリ7の順序を反対にし、変換データ
用大容量メモリ7から出力されるデータの順序を、変換
データ用小容量メモリ6で変えるようにしても同様の効
果が得られる。
データ用大容量メモリ7の順序を反対にし、変換データ
用大容量メモリ7から出力されるデータの順序を、変換
データ用小容量メモリ6で変えるようにしても同様の効
果が得られる。
【0046】また、変換データ用小容量メモリ6は、書
き込みの際に行の順序を正しい順序に並べ換え、読み出
しは1行目から順に行っても同様の効果が得られる。
き込みの際に行の順序を正しい順序に並べ換え、読み出
しは1行目から順に行っても同様の効果が得られる。
【0047】
【発明の効果】以上詳細に説明してきたように、本発明
の実施例によれば、単純マトリクス型液晶表示手段と、
画像データ用大容量メモリと画像データ用小容量メモリ
とからなり、外部から転送される1フレーム分のディジ
タル画像データを一時記憶し出力する画像データ用メモ
リと、予め定められた直交行列を画像データの変換用の
速度と行信号用の速度とで、並列に出力する行列発生手
段と、行列発生手段の発生する変換用の行列で画像デー
タを変換し変換データを作成する変換手段と、変換デー
タ用大容量メモリと変換データ用小容量メモリとからな
り、変換データを一時記憶した後、行の順番を変えて出
力する変換データ用メモリと、行列発生手段の出力する
行信号用のデータを行信号に、変換データ用メモリの出
力データを列信号にそれぞれ用い、行信号と列信号とを
同期させて単純マトリクス型液晶表示手段を駆動する駆
動手段とを設けることにより、画像データや変換データ
のサイズと同じ容量の汎用のダイナミックRAMで、そ
れぞれのバッファメモリを構成し、また、演算回路の規
模が大きくならない直交行列で変換データを算出し、コ
ントラストが低下しない直交行列を用いて行電極を駆動
することができる。
の実施例によれば、単純マトリクス型液晶表示手段と、
画像データ用大容量メモリと画像データ用小容量メモリ
とからなり、外部から転送される1フレーム分のディジ
タル画像データを一時記憶し出力する画像データ用メモ
リと、予め定められた直交行列を画像データの変換用の
速度と行信号用の速度とで、並列に出力する行列発生手
段と、行列発生手段の発生する変換用の行列で画像デー
タを変換し変換データを作成する変換手段と、変換デー
タ用大容量メモリと変換データ用小容量メモリとからな
り、変換データを一時記憶した後、行の順番を変えて出
力する変換データ用メモリと、行列発生手段の出力する
行信号用のデータを行信号に、変換データ用メモリの出
力データを列信号にそれぞれ用い、行信号と列信号とを
同期させて単純マトリクス型液晶表示手段を駆動する駆
動手段とを設けることにより、画像データや変換データ
のサイズと同じ容量の汎用のダイナミックRAMで、そ
れぞれのバッファメモリを構成し、また、演算回路の規
模が大きくならない直交行列で変換データを算出し、コ
ントラストが低下しない直交行列を用いて行電極を駆動
することができる。
【図1】本発明の実施例における単純マトリクス型液晶
パネルの駆動装置のブロック図
パネルの駆動装置のブロック図
【図2】画像データ用大容量メモリ1の構成を示すブロ
ック図
ック図
【図3】画像データ用メモリブロック100からの画像
データの転送順序を示す説明図
データの転送順序を示す説明図
【図4】画像データ用大容量メモリ1のあるフレームに
おける画像データの記憶順序と配置を示す配置図
おける画像データの記憶順序と配置を示す配置図
【図5】図10に示したフレームの次のフレームにおけ
る画像データの記憶順序と配置を示す配置図
る画像データの記憶順序と配置を示す配置図
【図6】画像データ用小容量メモリ2における画像デー
タの入力順序および出力順序を示す説明図
タの入力順序および出力順序を示す説明図
【図7】画像データを複数の部分に分割して変換データ
を算出した場合の変換データの各データの配置を示す配
置図
を算出した場合の変換データの各データの配置を示す配
置図
【図8】高コントラストの画像を表示できる直交行列を
用いた場合の変換データの各データの配置を示す配置図
用いた場合の変換データの各データの配置を示す配置図
【図9】変換データ用小容量メモリ6における変換デー
タの入力順序および出力順序を示す説明図
タの入力順序および出力順序を示す説明図
【図10】変換データ用大容量メモリ7の構成を示すブ
ロック図
ロック図
【図11】変換データ用大容量メモリ7のあるフレーム
における変換データの記憶順序と配置を示す配置図
における変換データの記憶順序と配置を示す配置図
【図12】図15に示したフレームの次のフレームにお
ける変換データの記憶順序と配置を示す配置図
ける変換データの記憶順序と配置を示す配置図
【図13】変換データ用メモリブロック400からの変
換データの転送順序を示す説明図
換データの転送順序を示す説明図
【図14】行列発生ROM10と分配回路11の動作を
説明する説明図
説明する説明図
【図15】従来の単純マトリクス型液晶パネルの構造図
【図16】複数行を同時選択する駆動法の概念を示す説
明図
明図
【図17】複数行を同時選択する駆動法における画像デ
ータの書き込み、読み出しの方向を示す説明図
ータの書き込み、読み出しの方向を示す説明図
【図18】変換データを算出しやすい直交行列を用いた
場合の変換データの各データの配置を示す説明図
場合の変換データの各データの配置を示す説明図
1 画像データ用大容量メモリ 2 画像データ用小容量メモリ 3 行列発生ROM 4 列レジスタ 5 演算回路 6 変換データ用大容量メモリ 7 変換データ用小容量メモリ 8 D/A変換器 9 列ドライバ 10 行列発生ROM 11 分配回路 12 行側電圧用レジスタ 13 行ドライバ 14 単純マトリクス型液晶表示装置 100 画像データ用メモリブロック 200 行列発生ブロック 300 変換ブロック 400 変換データ用メモリブロック 500 駆動ブロック
Claims (4)
- 【請求項1】 行電極と列電極の間に実効値電圧に応答
する液晶を挟持するマトリクス型液晶パネルの駆動装置
であり、外部から転送される1フレーム分のディジタル
画像データを記憶し出力する画像データ用メモリと、前
記行電極を駆動する行信号のパターンを行列として保持
し出力する行列発生手段と、前記行列発生手段の出力デ
ータで前記画像データを変換し、前記列電極を駆動する
列信号のパターンである変換データとして出力する変換
手段と、前記変換データを記憶し出力する変換データ用
メモリと、前記行列発生手段の出力データを前記行信号
に、前記変換データ用メモリの出力データを前記列信号
にそれぞれ用い、前記行信号と前記列信号とを同期させ
て前記液晶パネルを駆動する駆動手段とからなる液晶パ
ネルの駆動装置において、 前記画像データ用メモリは、小容量かつ高速なバッファ
メモリである画像データ用小容量メモリと、複数の大容
量かつ低速なバッファメモリにデータを分配すること
で、全体として前記画像データ用高速メモリと同じ速度
を持つ画像データ用大容量メモリとからなり、前記画像
データを一時保持した後、1列ずつ順に出力し、 前記変換データ用メモリは、小容量かつ高速なバッファ
メモリである変換データ用小容量メモリと、複数の大容
量かつ低速なバッファメモリにデータを分配すること
で、全体として前記変換データ用高速メモリと同じ速度
を持つ変換データ用大容量メモリとからなり、前記変換
データを一時保持した後、1行ずつ順に出力する液晶パ
ネルの駆動装置。 - 【請求項2】 画像データ用大容量メモリを構成する低
速なバッファメモリは、指定した場所にデータの読み出
しと書き込みとを同時に行い、1フレーム毎に読み出し
と書き込みとの方向を切り換え、画像データ用小容量メ
モリは、前記画像データ用大容量メモリからの出力デー
タの一部を記憶し記憶した順番とは違う順番でデータを
出力する請求項1記載の液晶パネルの駆動装置。 - 【請求項3】 変換データ用小容量メモリは、変換手段
からの出力データの一部を記憶し記憶した順番とは違う
順番でデータを変換データ用大容量メモリに出力し、前
記変換データ用大容量メモリを構成する低速なバッファ
メモリは、指定した場所にデータの読み出しと書き込み
とを同時に行い、1フレーム毎に読み出しと書き込みと
の方向を切り換える請求項1記載の液晶パネルの駆動装
置。 - 【請求項4】 行列発生手段は、行列のデータを二通り
の速度で並列に出力し、 変換手段は、画像データ用メモリからの画像データを複
数行からなる組に分け、各組ごとに前記行列発生手段の
速い方の速度で出力されるデータとの演算を行い、 駆動手段は、前記行列発生手段の遅い方の速度で出力さ
れるデータを行信号に用い、ある時点の行信号のパター
ンで、液晶パネルの連続した複数行ごとに順番に駆動す
る請求項1,2または3記載の液晶パネルの駆動装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6078345A JPH07287552A (ja) | 1994-04-18 | 1994-04-18 | 液晶パネルの駆動装置 |
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Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP6078345A JPH07287552A (ja) | 1994-04-18 | 1994-04-18 | 液晶パネルの駆動装置 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07287552A true JPH07287552A (ja) | 1995-10-31 |
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Family Applications (1)
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JP6078345A Pending JPH07287552A (ja) | 1994-04-18 | 1994-04-18 | 液晶パネルの駆動装置 |
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---|---|
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JP (1) | JPH07287552A (ja) |
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1994
- 1994-04-18 JP JP6078345A patent/JPH07287552A/ja active Pending
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1995
- 1995-04-14 EP EP95105680A patent/EP0678844A1/en not_active Withdrawn
- 1995-04-18 US US08/423,723 patent/US5657043A/en not_active Expired - Fee Related
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US5657043A (en) | 1997-08-12 |
EP0678844A1 (en) | 1995-10-25 |
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