JPH0728548Y2 - 冷凍装置の除霜装置 - Google Patents
冷凍装置の除霜装置Info
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- JPH0728548Y2 JPH0728548Y2 JP6067490U JP6067490U JPH0728548Y2 JP H0728548 Y2 JPH0728548 Y2 JP H0728548Y2 JP 6067490 U JP6067490 U JP 6067490U JP 6067490 U JP6067490 U JP 6067490U JP H0728548 Y2 JPH0728548 Y2 JP H0728548Y2
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Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、除霜機能を有する、コンテナ用の冷凍装置の
除霜を制御する除霜装置に関する。
除霜を制御する除霜装置に関する。
第3図に従来の冷凍装置の冷媒回路図を示す。図におい
て、1は圧縮機、2はコンデンサ、3は絞り、4はエバ
ポレータ、5はホットガスモジュレーティングバルブ、
6はコンデンサファン、7はエバポレータファン、8は
電気ヒータ、9はリターン空気温度検出器、10は過熱防
止温度検出器、11はエバポレータ出口冷媒温度検出器、
20はコントローラ、21はサプライ空気温度検出器、22は
エバポレータ微差圧検出器である。
て、1は圧縮機、2はコンデンサ、3は絞り、4はエバ
ポレータ、5はホットガスモジュレーティングバルブ、
6はコンデンサファン、7はエバポレータファン、8は
電気ヒータ、9はリターン空気温度検出器、10は過熱防
止温度検出器、11はエバポレータ出口冷媒温度検出器、
20はコントローラ、21はサプライ空気温度検出器、22は
エバポレータ微差圧検出器である。
第4図に上記冷凍装置を設置したコンテナの断面図を示
す。12はコンテナであり、破線で示す矢印は空気の流れ
を示す。図にはエバポレータ4、エバポレータファン
7、電気ヒータ8、リターン空気温度検出器9、過熱防
止温度検出器10、サプライ空気温度検出器21、エバポレ
ータ微差圧検出器22の位置を示している。
す。12はコンテナであり、破線で示す矢印は空気の流れ
を示す。図にはエバポレータ4、エバポレータファン
7、電気ヒータ8、リターン空気温度検出器9、過熱防
止温度検出器10、サプライ空気温度検出器21、エバポレ
ータ微差圧検出器22の位置を示している。
上記従来の冷凍装置において圧縮機1で圧縮された高温
高圧のガス状の冷媒はコンデンサ2に入る。ここでこの
冷媒はコンデンサファン6によって送られる空気により
冷却され、高圧の液冷媒となり、絞り3で減圧されエバ
ポレータ4に入り、エバポレータファン7によって送ら
れる空気によって加熱されて蒸発し、圧縮機1へ戻る。
この時空気は、エバポレータ4で冷却され、コンテナ12
内へ吹出されてコンテナ12内部を冷却する。
高圧のガス状の冷媒はコンデンサ2に入る。ここでこの
冷媒はコンデンサファン6によって送られる空気により
冷却され、高圧の液冷媒となり、絞り3で減圧されエバ
ポレータ4に入り、エバポレータファン7によって送ら
れる空気によって加熱されて蒸発し、圧縮機1へ戻る。
この時空気は、エバポレータ4で冷却され、コンテナ12
内へ吹出されてコンテナ12内部を冷却する。
コントローラ20はリターン空気温度検出器9、又はサプ
ライ空気温度検出器21の検知する温度と、予め定められ
ているコンテナ12内温度の設定値とを比較し、絞り3お
よびホットガスモジュレーティングバルブ5の開度の調
整を行ない、能力を調整し、コンテナ12内の温度を一定
に保つ制御を行なう。コンテナ12内の温度が下ってくる
と、エバポレータ4の表面に着霜し始め、能力も低下し
てくる。この能力低下を回復する為に、圧縮機1、エバ
ポレータファン7、コンデンサファン6を停止し、電気
ヒータ8に通電してエバポレータ4の除霜を行なう。除
霜に入るタイミングは冷凍装置の運転を始めてから、あ
るいは前回の除霜を終了してからT1分後以降で、かつ、
エバポレータ出口冷媒温度検出器11の検出する温度TE
が、設定値STE1より低くなっている場合、又は過熱防止
温度検出器10の検出する温度THKが設定値STHK1より低い
場合、又はエバポレータ微差圧検知器22の検出する圧力
差Pが設定値SPより大きくなった場合である。また除霜
終了のタイミングは、エバポレータ出口冷媒温度検出器
11の検知する温度TEが、設定値STE2より高くなっている
か、加熱防止温度検出器10の検出する温度THKが設定値S
THK2より高くなっているか、あるいは除霜開始後T2分経
過した場合である。
ライ空気温度検出器21の検知する温度と、予め定められ
ているコンテナ12内温度の設定値とを比較し、絞り3お
よびホットガスモジュレーティングバルブ5の開度の調
整を行ない、能力を調整し、コンテナ12内の温度を一定
に保つ制御を行なう。コンテナ12内の温度が下ってくる
と、エバポレータ4の表面に着霜し始め、能力も低下し
てくる。この能力低下を回復する為に、圧縮機1、エバ
ポレータファン7、コンデンサファン6を停止し、電気
ヒータ8に通電してエバポレータ4の除霜を行なう。除
霜に入るタイミングは冷凍装置の運転を始めてから、あ
るいは前回の除霜を終了してからT1分後以降で、かつ、
エバポレータ出口冷媒温度検出器11の検出する温度TE
が、設定値STE1より低くなっている場合、又は過熱防止
温度検出器10の検出する温度THKが設定値STHK1より低い
場合、又はエバポレータ微差圧検知器22の検出する圧力
差Pが設定値SPより大きくなった場合である。また除霜
終了のタイミングは、エバポレータ出口冷媒温度検出器
11の検知する温度TEが、設定値STE2より高くなっている
か、加熱防止温度検出器10の検出する温度THKが設定値S
THK2より高くなっているか、あるいは除霜開始後T2分経
過した場合である。
上記従来の冷媒装置の除霜装置には解決すべき次の課題
があった。
があった。
即ち、前記のごとく除霜を実施してもコンテナ12内の温
度設定や、コンテナ12内への新鮮空気導入量、外気温度
条件(降雨等)の変化、又は積荷からの蒸発水分量が多
い時は着霜量が増大したり着霜状態が変化し、エバポレ
ータ4やその周辺に残霜や残氷が有り、これをくり返す
ことにより、エバポレータ4やその周辺に霜氷が残り、
冷却能力が低下して冷凍装置の損傷につながりコンテナ
12内の積荷にダメージを与える不具合が有った。
度設定や、コンテナ12内への新鮮空気導入量、外気温度
条件(降雨等)の変化、又は積荷からの蒸発水分量が多
い時は着霜量が増大したり着霜状態が変化し、エバポレ
ータ4やその周辺に残霜や残氷が有り、これをくり返す
ことにより、エバポレータ4やその周辺に霜氷が残り、
冷却能力が低下して冷凍装置の損傷につながりコンテナ
12内の積荷にダメージを与える不具合が有った。
除霜終了の設定温度を上げれば解決することであるが、
通常の運転時はコンテナ12内の温度が上昇しすぎてしま
い、積荷を痛めることが有る。
通常の運転時はコンテナ12内の温度が上昇しすぎてしま
い、積荷を痛めることが有る。
本考案は前記のような異常着霜による不完全除霜時のバ
ックアップ除霜を正常に実施し、積荷を痛めることを防
止する冷凍装置を提供することを目的とするものであ
る。
ックアップ除霜を正常に実施し、積荷を痛めることを防
止する冷凍装置を提供することを目的とするものであ
る。
本考案は上記課題の解決手段として、加熱運転時および
除霜運転時に通電される電気ヒータを備えると共に、同
電気ヒータへの通電を制御する除霜用タイマおよびエバ
ポレータ出口冷媒温度検出器を有する除霜制御手段と、
上記電気ヒータによる異常過熱を防止する過熱防止温度
検出器を備え、さらにリターン空気温度検出器とサプラ
イ空気温度検出器と残霜・氷検出器とを備えた冷凍装置
において、前記過熱防止温度検出器、リターン空気温度
検出器、サプライ空気温度検出器、残霜・氷検出器を除
霜制御手段に接続し、前記エバポレータ出口冷媒温度検
出器又は過熱防止温度検出器のいずれかの検出温度を除
霜開始および除霜終了の信号とする通常の除霜系の他に
この通常の除霜系の除霜終了時に前記残霜・氷検出器が
残霜・氷を検出したとき、前記除霜終了温度を補正して
バックアップ除霜するバックアップ除霜系を具備してな
ることを特徴とする冷凍装置の除霜装置を提供しようと
するものである。
除霜運転時に通電される電気ヒータを備えると共に、同
電気ヒータへの通電を制御する除霜用タイマおよびエバ
ポレータ出口冷媒温度検出器を有する除霜制御手段と、
上記電気ヒータによる異常過熱を防止する過熱防止温度
検出器を備え、さらにリターン空気温度検出器とサプラ
イ空気温度検出器と残霜・氷検出器とを備えた冷凍装置
において、前記過熱防止温度検出器、リターン空気温度
検出器、サプライ空気温度検出器、残霜・氷検出器を除
霜制御手段に接続し、前記エバポレータ出口冷媒温度検
出器又は過熱防止温度検出器のいずれかの検出温度を除
霜開始および除霜終了の信号とする通常の除霜系の他に
この通常の除霜系の除霜終了時に前記残霜・氷検出器が
残霜・氷を検出したとき、前記除霜終了温度を補正して
バックアップ除霜するバックアップ除霜系を具備してな
ることを特徴とする冷凍装置の除霜装置を提供しようと
するものである。
本考案は上記のように構成されるので次の作用を有す
る。
る。
本考案は通常除霜時、エバポレータ出口冷媒温度検出器
の検出温度、又は過熱防止温度検出器の検出するそれぞ
れの温度が設定温度以上になるか、除霜開始後所定時間
経過したかにより除霜終了とする。除霜終了時、エバポ
レータ微差圧検知器等の残霜・氷検出器で再チェック
し、残霜・氷が有ると判断した時、バックアップ除霜の
ため、除霜終了設定温度を変更し、バックアップ除霜を
行なう。この結果、完全に除霜・氷される。
の検出温度、又は過熱防止温度検出器の検出するそれぞ
れの温度が設定温度以上になるか、除霜開始後所定時間
経過したかにより除霜終了とする。除霜終了時、エバポ
レータ微差圧検知器等の残霜・氷検出器で再チェック
し、残霜・氷が有ると判断した時、バックアップ除霜の
ため、除霜終了設定温度を変更し、バックアップ除霜を
行なう。この結果、完全に除霜・氷される。
本考案の一実施例を第1図及び第2図により説明する。
第1図は本実施例に係る冷凍装置の機能ブロック図で、
図に2点鎖線で囲んだコントローラ20aは従来例第3図
のコントローラ20に対応する。その他従来例と同様の構
成品については同符号を付し、説明を省略する。第2図
は第1図に示す機能ブロック図の制御フローチャートで
ある。
第1図は本実施例に係る冷凍装置の機能ブロック図で、
図に2点鎖線で囲んだコントローラ20aは従来例第3図
のコントローラ20に対応する。その他従来例と同様の構
成品については同符号を付し、説明を省略する。第2図
は第1図に示す機能ブロック図の制御フローチャートで
ある。
第1図において、101は温度制御手段、102は除霜制御手
段、103は制御温度設定手段、104はタイマA、105はタ
イマB、106は圧縮機の駆動手段、107はヒータ通電用の
駆動手段、108はエバポレータファンの駆動手段であ
る。109は絞り弁の駆動手段、110はホットガスモジュレ
ーティングバルブの駆動手段、111はコンデンサファン
の駆動手段、112は設定温度によりリターン空気温度検
出器9又はサプライ空気温度検出器21のいずれかを選択
する選択手段、113は設定温度とリターン空気温度又は
サプライ空気温度とを比較する比較手段、114は除霜開
始及び除霜終了温度の温度設定手段、115はエバポレー
タ出口冷媒温度と設定手段114に設定された温度とを比
較する比較手段、116は除霜開始及び終了温度の温度設
定手段、117は過熱防止温度と設定手段116に設定された
温度とを比較する比較手段、118はバックアップ除霜の
ため温度設定手段114の設定温度を変更する補正手段、1
19はバックアップ除霜のため温度設定手段116の設定温
度を変更する補正手段である。
段、103は制御温度設定手段、104はタイマA、105はタ
イマB、106は圧縮機の駆動手段、107はヒータ通電用の
駆動手段、108はエバポレータファンの駆動手段であ
る。109は絞り弁の駆動手段、110はホットガスモジュレ
ーティングバルブの駆動手段、111はコンデンサファン
の駆動手段、112は設定温度によりリターン空気温度検
出器9又はサプライ空気温度検出器21のいずれかを選択
する選択手段、113は設定温度とリターン空気温度又は
サプライ空気温度とを比較する比較手段、114は除霜開
始及び除霜終了温度の温度設定手段、115はエバポレー
タ出口冷媒温度と設定手段114に設定された温度とを比
較する比較手段、116は除霜開始及び終了温度の温度設
定手段、117は過熱防止温度と設定手段116に設定された
温度とを比較する比較手段、118はバックアップ除霜の
ため温度設定手段114の設定温度を変更する補正手段、1
19はバックアップ除霜のため温度設定手段116の設定温
度を変更する補正手段である。
次に上記構成の作用について第2図を援用して説明す
る。
る。
上記構成において、温度制御手段101は、制御温度設定
手段103によって設定された設定温度と、設定温度に応
じて後述の選択手段112により選択されたリターン空気
温度検出器9で検知したコンテナ(第4図のコンテナ12
に相当)内空気温度、又はサプライ空気温度検出器21で
検知したコンテナ内空気温度のいずれかと比較手段113
で比較された結果に基づいてコンテナ内の温度を前記設
定温度に維持するよう、駆動手段106,108,109,110,111
によって圧縮機1、絞り弁3、ホットガスのモジュレー
ティングバルブ5、コンデンサファン6、エバポレータ
ファン7を制御する。加熱運転時には、温度制御手段10
1は除霜制御手段102に信号を送り、ヒータの駆動手段10
7に指令し、ヒータ8をオンして加熱を行なう。リター
ン空気温度検出器9で検知したコンテナ内空気温度、又
はサプライ空気温度検出器21の検知したコンテナ内空気
温度のいずれかと、設定温度とを比較し、コンテナ内空
気温度が設定温度より高くなったら、除霜制御手段102
に信号を送り、ヒータ駆動手段107に指令し、ヒータ8
をオフする。又、除霜時には、除霜制御手段102は、タ
イマA104が設定時間T1を経過したことを示し、かつ、エ
バポレータ出口冷媒温度検出器11の検出する温度TEまた
は過熱防止温度検出器10の検出する温度THKのいずれか
が、各々温度設定手段114,116に設定された除霜開始設
定温度STE1、またはSTHK1以下になったらヒータの駆動
手段107にてヒータ8に通電して除霜を開始する。タイ
マB105は上記温度がSTE1、又はSTHK1以下になったらカ
ウンタを開始する。除霜終了は除霜制御手段102がエバ
ポレータ出口冷媒温度検出器11の検出する温度TE、又は
過熱防止温度検出器10の検出する温度THKのいずれか
が、各々温度設定手段114,116に設定された通常の除霜
終了設定温度STE2、またはSTHK2に到達するか、あるい
は除霜開始からカウントを開始したタイマB105が設定時
間T2を経過したことを示すかのいずれかを満足したら、
除霜制御手段102はヒータの駆動手段107に指令し、ヒー
タ8への通電をやめる。
手段103によって設定された設定温度と、設定温度に応
じて後述の選択手段112により選択されたリターン空気
温度検出器9で検知したコンテナ(第4図のコンテナ12
に相当)内空気温度、又はサプライ空気温度検出器21で
検知したコンテナ内空気温度のいずれかと比較手段113
で比較された結果に基づいてコンテナ内の温度を前記設
定温度に維持するよう、駆動手段106,108,109,110,111
によって圧縮機1、絞り弁3、ホットガスのモジュレー
ティングバルブ5、コンデンサファン6、エバポレータ
ファン7を制御する。加熱運転時には、温度制御手段10
1は除霜制御手段102に信号を送り、ヒータの駆動手段10
7に指令し、ヒータ8をオンして加熱を行なう。リター
ン空気温度検出器9で検知したコンテナ内空気温度、又
はサプライ空気温度検出器21の検知したコンテナ内空気
温度のいずれかと、設定温度とを比較し、コンテナ内空
気温度が設定温度より高くなったら、除霜制御手段102
に信号を送り、ヒータ駆動手段107に指令し、ヒータ8
をオフする。又、除霜時には、除霜制御手段102は、タ
イマA104が設定時間T1を経過したことを示し、かつ、エ
バポレータ出口冷媒温度検出器11の検出する温度TEまた
は過熱防止温度検出器10の検出する温度THKのいずれか
が、各々温度設定手段114,116に設定された除霜開始設
定温度STE1、またはSTHK1以下になったらヒータの駆動
手段107にてヒータ8に通電して除霜を開始する。タイ
マB105は上記温度がSTE1、又はSTHK1以下になったらカ
ウンタを開始する。除霜終了は除霜制御手段102がエバ
ポレータ出口冷媒温度検出器11の検出する温度TE、又は
過熱防止温度検出器10の検出する温度THKのいずれか
が、各々温度設定手段114,116に設定された通常の除霜
終了設定温度STE2、またはSTHK2に到達するか、あるい
は除霜開始からカウントを開始したタイマB105が設定時
間T2を経過したことを示すかのいずれかを満足したら、
除霜制御手段102はヒータの駆動手段107に指令し、ヒー
タ8への通電をやめる。
こうして除霜が終了したら、除霜制御手段102はエバポ
レータファン駆動手段11に信号を送りエバポレータファ
ン7を回し、エバポレータ微差圧検知器22の着霜検知器
で着霜状態を再チェックし着霜を検知したら除霜制御手
段102はエバポレータファン7を停止し、補正手段118,1
19に指令を出し、温度設定手段114,116の通常の除霜終
了設定温度STE2,STHK2を各々高めの除霜終了設定温度S
TE3,STHK3に変更し、ヒータの駆動手段107にてヒータ
8に通電しバックアップ除霜を実施する。
レータファン駆動手段11に信号を送りエバポレータファ
ン7を回し、エバポレータ微差圧検知器22の着霜検知器
で着霜状態を再チェックし着霜を検知したら除霜制御手
段102はエバポレータファン7を停止し、補正手段118,1
19に指令を出し、温度設定手段114,116の通常の除霜終
了設定温度STE2,STHK2を各々高めの除霜終了設定温度S
TE3,STHK3に変更し、ヒータの駆動手段107にてヒータ
8に通電しバックアップ除霜を実施する。
除霜終了は前記と同様でTEまたはTHKのいずれか各々がS
TE3,STHK3に到達したら除霜制御手段102はヒータの駆
動手段107に指令し、ヒータ8への通電をやめる。
TE3,STHK3に到達したら除霜制御手段102はヒータの駆
動手段107に指令し、ヒータ8への通電をやめる。
実施例の説明では着霜検知器をエバポレータ微差圧検知
器22としたが残霜、残氷状態が検知できるものであれば
よい。
器22としたが残霜、残氷状態が検知できるものであれば
よい。
リターン空気温度検出器9、サプライ空気温度検出器21
の各々の検出値の差、又は風量検出器等で実施すること
も出来る。
の各々の検出値の差、又は風量検出器等で実施すること
も出来る。
本考案は上記のように構成されるので次の効果を有す
る。
る。
即ち、本考案の冷凍装置の除霜装置では、通常の着霜状
態時の除霜終了手段の他に異常着霜状態時の除霜終了手
段を設けたため、除霜時のコンテナ内温度上昇がきわめ
て小さい範囲に留まり、着霜による冷却能力の低下、冷
凍装置の損傷、昇温による積荷の劣化等のない冷凍装置
の制御装置が得られる。
態時の除霜終了手段の他に異常着霜状態時の除霜終了手
段を設けたため、除霜時のコンテナ内温度上昇がきわめ
て小さい範囲に留まり、着霜による冷却能力の低下、冷
凍装置の損傷、昇温による積荷の劣化等のない冷凍装置
の制御装置が得られる。
第1図は本考案の一実施例に係る冷凍装置の制御装置の
機能ブロック図、第2図は上記実施例の制御フローチャ
ート図、第3図は従来の冷凍装置の冷媒回路図、第4図
は従来の冷凍装置を設置したコンテナの断面図である。 1……圧縮機、2……コンデンサ、3……絞り弁、4…
…エバポレータ、5……ホットガスモジュレーティング
バルブ、6……コンデンサファン、7……エバポレータ
ファン、8……ヒータ、9……リターン空気温度検出
器、10……過熱防止温度検出器、11……エバポレータ出
口冷媒温度検出器、20a……コントローラ、21……サプ
ライ空気温度検出器、22……エバポレータ微差圧検知
器、101……温度制御手段、102……除霜制御手段、103
……制御温度設定手段、104……タイマA、105……タイ
マB、106,107,108,109,111……駆動手段、112……選択
手段、113……比較手段、114……温度設定手段、115…
…比較手段、116……温度設定手段、117……比較手段、
118,119……補正手段。
機能ブロック図、第2図は上記実施例の制御フローチャ
ート図、第3図は従来の冷凍装置の冷媒回路図、第4図
は従来の冷凍装置を設置したコンテナの断面図である。 1……圧縮機、2……コンデンサ、3……絞り弁、4…
…エバポレータ、5……ホットガスモジュレーティング
バルブ、6……コンデンサファン、7……エバポレータ
ファン、8……ヒータ、9……リターン空気温度検出
器、10……過熱防止温度検出器、11……エバポレータ出
口冷媒温度検出器、20a……コントローラ、21……サプ
ライ空気温度検出器、22……エバポレータ微差圧検知
器、101……温度制御手段、102……除霜制御手段、103
……制御温度設定手段、104……タイマA、105……タイ
マB、106,107,108,109,111……駆動手段、112……選択
手段、113……比較手段、114……温度設定手段、115…
…比較手段、116……温度設定手段、117……比較手段、
118,119……補正手段。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 ▲高▼橋 利昌 愛知県名古屋市中村区岩塚町字高道1番地 三菱重工業株式会社名古屋研究所内
Claims (1)
- 【請求項1】加熱運転時および除霜運転時に通電される
電気ヒータを備えると共に、同電気ヒータへの通電を制
御する除霜用タイマおよびエバポレータ出口冷媒温度検
出器を有する除霜制御手段と、上記電気ヒータによる異
常過熱を防止する過熱防止温度検出器を備え、さらにリ
ターン空気温度検出器とサプライ空気温度検出器と残霜
・氷検出器とを備えた冷凍装置において、前記過熱防止
温度検出器、リターン空気温度検出器、サプライ空気温
度検出器、残霜・氷検出器を除霜制御手段に接続し、前
記エバポレータ出口冷媒温度検出器又は過熱防止温度検
出器のいずれかの検出温度を除霜開始および除霜終了の
信号とする通常の除霜系の他にこの通常の除霜系の除霜
終了時に前記残霜・氷検出器が残霜・氷を検出したと
き、前記除霜終了温度を補正してバックアップ除霜する
バックアップ除霜系を具備してなることを特徴とする冷
凍装置の除霜装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6067490U JPH0728548Y2 (ja) | 1990-06-11 | 1990-06-11 | 冷凍装置の除霜装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6067490U JPH0728548Y2 (ja) | 1990-06-11 | 1990-06-11 | 冷凍装置の除霜装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0420985U JPH0420985U (ja) | 1992-02-21 |
JPH0728548Y2 true JPH0728548Y2 (ja) | 1995-06-28 |
Family
ID=31588249
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6067490U Expired - Fee Related JPH0728548Y2 (ja) | 1990-06-11 | 1990-06-11 | 冷凍装置の除霜装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0728548Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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