JPH07278035A - 薄膜法と蒸留を組み合わせた、エチル第三ブチルエーテルの精製方法 - Google Patents
薄膜法と蒸留を組み合わせた、エチル第三ブチルエーテルの精製方法Info
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Abstract
タノールおよびC4炭化水素を含む混合物の分離方法。
分離すべき混合物を蒸留帯域Dに導入し、頂部でC4炭
化水素とエタノールを、底部で精製されたETBEを得
る。側面からエタノールに富んだ相を抜き取り5、透過
帯域PVに送る。透過帯域の薄膜の高密度フィルムは、
N,N-ジメチルアミノエチルメタクリレート(DMAEM
A)重合体またはDMAEMAとN-ビニルカプロラクタ
ムおよび/またはN-ビニルピロリドンとの共重合体によ
り構成されており、この透過帯域のエタノールに乏しい
滞留物は蒸留帯域Dに戻されかつ透過物は特に分離され
たエタノールを含んでいる。ETBE製造方法に組み入
れることもできる。 【効果】 設備投資的に特に経済的であり、かつエネル
ギー消費も少ない。
Description
してETBE)の製造方法に関するものである。
ブチルエーテル(略してMTBE)と全く同じように、
無鉛または減鉛ガソリンのための高オクタン価添加剤と
して使用され得ることが知られている。例えばおよそ15
容量%まで達する濃度で、ガソリンにETBEを添加す
ることを考えてもよい。
キングまたは接触クラッキングのC4留分に含まれるイ
ソブテンに対してメタノールの添加反応を行うことにあ
る。反応の後、残留メタノールは、一般に、C4(本明
細書において、炭素原子数4を表わす。C5等も同様で
ある。)の炭化水素との共沸蒸留により分離される。こ
れによって、ガソリンに添加されるのに適した純度のM
TBEを容易に得ることができる。
てもよく、この方法ではエタノールがメタノールに代わ
る。このような方法は、例えば1989年10月9〜13日のリ
スボンでの、エネルギーおよび産業のためのバイオマス
に関する会議で行われたB.TORCK 、G.PLUCHEによる発
表、“l'ETBE, un avenir pour l'ethanol"(ETBE、
エタノールのための未来)、および1990年5月22〜23日
のロンドンでの、“Conference on Oxygenated Fuels i
n Europe" で発表された、A.FORESTIEREとその協力者に
よる“MTBE/ETBE, an Incentive Flexibility for Refi
ners" に記載されている。
の場合とは反対に、共沸蒸留によるC4の炭化水素の除
去後、残留エタノールのほとんど全部は、始発器(debut
aniseur)の底部で生成されたETBEと混合状態にあ
る。大気圧で、66.6℃で沸騰する、エタノール21重量%
を含むエタノール・ETBE共沸混合物の存在が、ガソ
リンのエタノール含有量に関する仕様に適うのに十分な
純度のETBEを分離するのを難しくしている。従って
ETBEのエタノール含有量は、一般に、0.1 〜10重量
%でなければならない。有利にはETBEは、ガソリン
に添加されるために、エタノール1重量%以下に精製さ
れなければならない。
する添加剤として、ETBEがMTBEに比肩し得るに
は、経済的に魅力のある分離方法を見つけることが特に
望ましいことであった。
精製方法が提案された。
発器の底部で得られたアルコール/ETBE混合物が水
で洗浄され、このようにして得られた水/アルコール抽
出物が次に第一蒸留塔で濃縮され、続いて共沸剤として
ETBEを使用する他の二つの異共沸蒸留塔内で脱水さ
れる方法を提案している。しかしこの方法は、4機の塔
(洗浄塔1機、濃縮塔1機および異共沸蒸留塔2機)を
使用する必要があるので比較的複雑でかつ費用がかか
る。さらに水で飽和されたETBEを生成するという不
都合があり、ガソリンの添加剤として使用する観点から
いって有利ではない。
分離方法は、フランス特許 B-2672048で提案された。
BE共沸混合物の組成の変化を利用する。従って、エタ
ノール/ETBE混合物は、二つの異なる圧力下で操作
される二つの蒸留塔によって分離される。このようにし
て、高圧下に操作される第一塔の底部で純粋なETBE
を、低圧下に操作される第二塔の底部で純粋なエタノー
ルを得る。各塔の頂部で得られる共沸混合物は、他の塔
へリサイクルされる。
水を使用する異共沸蒸留によりエタノール/ETBE混
合物の分離方法を記載している。この方法においてもま
た、異なる圧力下に操作され得る2機の蒸留塔を使用
し、先の方法と類似した方法で、各塔の底部でそれぞれ
エタノールおよび純粋なETBEを生成する。
二つの蒸留塔を使用せざるを得ず、それが前記両方法を
また投資的にもエネルギーの消費面でも比較的費用のか
かるものにしている。さらに、フランス特許 B-2672048
に記載されたように、ETBE合成方法において始発器
の底部で得られるエタノール/ETBE混合物は、例え
ば第三級ブチルアルコール(略してABT)、ジエチル
エーテル(略してDEE)、C5の炭化水素(略してC
5)、エチル2-ブチルエーテル(略してE2BE)のよ
うな他の不純物を含んでいる。ところで、これら不純物
のあるもの(DEE、C5)は、フランス特許 B-26720
48および B-2673624の方法では各蒸留塔の頂部で外に出
る。頂部生成物はこれらの方法では完全にリサイクルさ
れるので、これらの不純物は徐々に堆積して行き、方法
の正常な機能を乱し、行われる分離の質を落とすまでに
なる。この不都合を一時的に抑えるためにどちらの塔の
頂部でもパージの必要がある。
発器)を過蒸発工程と組み合わせ、共沸蒸留塔の底部で
アルコール無しに生成されたエーテルを得ることができ
る方法を記載している。
物は、選択的にアルコールをよく通す過蒸発(pervapora
tion) 薄膜上を通過する。このように過蒸発工程により
生成された滞留物(retentat)は、従って、アルコールに
乏しい。次に滞留物は塔の中で蒸留されて、この塔の底
部でエーテル、および頂部で反応セクションの流出物中
に存在する炭化水素が生成される。エーテル合成のため
に使用されるアルコールがメタノールであるとき、例え
ばMTBEまたは第三アミル・メチル・エーテル(略し
てTAME)の生成の場合のように、過蒸発工程時に抽
出されなかった残留メタノールは、炭化水素と共にこの
蒸留塔の頂部に戻る。この方法は、従って、メタノール
の無いこれらエーテルを良く生成することができる。し
かし、このような方法をETBEを精製するために使用
しようとすれば、エタノールは、既に示されたように、
大部分、生成されたETBEと共に始発器の底部に戻
る。従ってこのような方法は、過蒸発工程のレベルで反
応区域の流出物中に存在する全てのエタノールを抽出す
る条件でしか、エタノールの無いETBEを得ることは
できないであろう。ところで、薄膜を使った他の全ての
方法と同様に、過蒸発だけでは経済的に極めて純粋な生
成物を得ることはできない。この場合、滞留物中のエタ
ノールの最後の痕跡を抽出することは、非常に高性能の
薄膜を使用するにしても、経済的にとても実現できない
ような薄膜表面を使用せざるを得ないであろう。従っ
て、この変形法の下での米国特許 A-4774365により提案
された方法は、経済的な方法でエタノールの無いETB
Eを得ることはできない。
反応区域の流出物は共沸蒸留塔に直接入れられる。液体
フラクションが、この塔上での側面抜き取りにより採取
され、次に過蒸発工程へ送られ、選択的にアルコールの
一部が抽出される。この過蒸発工程により生成されたア
ルコールに乏しい滞留物は、続いて共沸蒸留塔へリサイ
クルされる。この変形法は、エタノール/ETBE、炭
化水素混合物から選択的にエタノールを抽出できる薄膜
を用意することができるという条件で、1重量%以下、
さらには0.1 重量%以下のエタノール含有量のETBE
を始発器の底部で得ることができる。しかし、米国特許
A-4774365は、メタノールを選択的に抽出できる薄膜の
存在しか記載しておらず、この特許の方法の記述はMT
BEおよびTAMEの精製のためにしかその使用を記載
していない。
タノールを選択的に抽出できる薄膜を考慮に入れていな
い。例えば、米国特許 A-4547530および A-5066403。
は、工業的な適用の対象となり得るのに十分な各性能
(透過性、選択性、熱安定性)を示していない。さら
に、これらの薄膜は、炭素原子を3個以上有するアルコ
ールを選択的に抽出することができない。ところで、先
に見たように、ETBEの合成時に、イソブテン分子上
に水分子を加えることにより、若干量のABTが形成さ
れる。反応区域での水の存在は不可避であり、水は前記
反応区域に補給する物質(C4留分、エタノール)の不
純物として導入され、しかしまた、エタノールの二つの
分子がDEE分子と水分子を形成するエタノールのエー
テル化の不可避の二次反応により、前記反応区域それ自
体の中で形成される。ABT形成に至る反応は熱力学的
に平衡化されるので、始発器の底部で生成されるETB
EからのABTの分離および反応区域へのABTのリサ
イクルは、従って、ABT中のイソブテンの転換を制限
することができ、かつそのことによってETBE中のイ
ソブテンの転換を増加させることができる。従って、先
に挙げたフランス特許に記載された蒸留方法よりも簡単
で経済的な方法で、ETBEから各アルコール(エタノ
ール/ABT)を同時に分離して、それらを反応区域へ
リサイクルすることができる方法を見つけることが特に
望ましい。
方法で反応区域の後に存在する共沸蒸留工程(始発器)
を透過工程と組み合わせて、反応区域の流出物中に存在
する本質的に各アルコール(エタノール、ABT)が無
い、始発器の底部で、ETBEを得るようなETBE精
製方法を対象としている。このようにして得られたET
BEは、残留アルコールを1重量%以下、さらには0.1
重量%以下含んでいてもよい。
留塔(始発器)で構成されている時も、またそれが、19
86年12月の Petrole et techniques(石油と技術) No.
329の37-38 頁に発表された、P.MIKITENKO による“La
distillation reactive: principe, applications et p
erspectives" (反応蒸留:原理、適用および展望)に
記載された工程のような、接触または反応蒸留工程であ
る時も適用されることが可能である。
法を含むETBE合成方法を対象とする。ETBEの精
製方法では、透過工程時に抽出された各アルコールは、
反応区域へ、または場合によっては接触または反応蒸留
が使用される時は、接触蒸留または反応蒸留へリサイク
ルされる。
の反応区域の流出物を構成しているETBE、エタノー
ルおよびC4の炭化水素混合物に宛てられる。
0.1 〜20重量%、好ましくは0.5 〜5重量%、およびE
TBEを5〜80重量%、好ましくは10〜50重量%含んで
おり、残部は主に、炭素原子4個の炭化水素C4:n-
ブタン、イソブタン、ブテン、反応しなかったイソブテ
ンで構成されている。それらは、また一般に、不純物の
状態で、1重量%までの水、1重量%までのABT、1
重量%までのDEE、1重量%までの第二級ブチルエチ
ルエーテル(E2BE)、5重量%までの、好ましくは
1重量%以下の炭素原子5個の炭化水素C5:ペンタン
およびペンテン、および5重量%までの炭素原子3個の
炭化水素C3:プロパン、プロピレンを含んでいる。
器に導入される。始発器は、一般に、大気圧以上、好ま
しくは5〜15バールの圧力下に操作される。前記始発器
の頂部で、分離すべき混合物のC3、C4および水の重
要な部分を含む蒸留物、分離すべき混合物のかつ本質的
に他の化合物(ETBE、E2BE、ABT、DEE)
の無いエタノールフラクションおよびC5のフラクショ
ンを得る。始発器の底部で、ETBEおよび他のエーテ
ル(E2BE、DEE)の重要な部分を、C5のフラク
ションおよび少量の(1重量%以下、好ましくは0.1 重
量%以下)のアルコール(エタノール、ABT)と共に
得る。
蒸気相、液相または混合相を抜き取り、透過帯域へ送
る。
するときは過蒸発帯域、それが蒸気相または混合相であ
るときは、蒸気透過帯域を意味する。
がほぼ最高である始発器の少なくとも一つの段数レベル
で少なくとも一つの相の側面抜き取りを行う。
は、普通少なくとも一つの多孔質担体層上に担持された
選択層からなる混合式薄膜を備えている。一つ(または
複数)の担体層は、普通薄膜の担体を作るのに用いられ
るあらゆる型の有機または無機物質からなっていても良
く、選択層は本発明の方法の特徴であって、単独−、共
−、または三元共重合体の高密度なフィルムにより構成
されている。使用される単独重合体は、ポリN,N-ジメチ
ルアミノエチル- メタクリレート(略してDMAEM
A)であり、共重合体は、DMEMAと N- ビニルカプ
ロラクタム(略してNVCL)またはDMAEMAと N
- ビニルピロリドン(略してNVP)からなっていても
良く、三元共重合体は、DMAEMA、NVCLおよび
NVPからなる。DMAEMAのアミン基は、好ましく
は第四級アンモニウム基で第四級化される。好ましい第
四級化の反応体は、ジメチル- およびジエチル硫酸塩、
およびモノクロロ- 、モノブロモ- またはモノヨード-
メタンまたはエタンである。一つまたは複数の担体層上
へ選択層をコーティングによって担持した後、形成され
た薄膜は温度100 〜200 ℃で1〜60分間熱処理され、選
択層を、水、アルコールおよび有機溶媒中に不溶にす
る。この選択層は選択的にアルコールを良く通し、それ
はエタノールだけではなく他のアルコールおよび特にA
BTを通すという利点がある。従って、抜き取られた一
つまたは複数の相からこれらの化合物を抽出することが
できる。
ら抜き取られた一つまたは複数の相は、それ(ら) が抜
き取られた時の温度よりも高いまたは低くてもよい温度
および圧力で透過帯域に入れられる。場合による温度お
よび圧力の変化は、適当な装置(ポンプ、圧縮器、膨張
弁、交換器)を使って行われてもよい。
かったアルコールに乏しい滞留物は蒸留帯域にリサイク
ルされてもよい。この滞留物は、透過帯域の後で、液
相、気相または混合相で得られてもよい。蒸留帯域へリ
サイクルされるために、この滞留物は、適当な装置(ポ
ンプ、圧縮器)により、前期蒸留帯域の圧力に少なくと
も等しい圧力にされている必要がある。滞留物はまた、
適当な装置(交換器)により、透過帯域の後得られたと
きの温度よりも高いまたは低い温度にされていてもよ
い。このように蒸留帯域にリサイクルされる一つまたは
複数の相は、有利には、組成が前記リサイクルされた相
の組成とほぼ同じ段数にリサイクルされる。
ール(エタノール、ABT)からなる透過物を得て、有
利にはこの透過物は反応区域へリサイクルされてもよ
い。
述する。分離すべき混合物は、導管(1) により蒸留塔
(D)(始発器) へ送られる。この塔は、一般に、1バール
よりもよりも高い圧力(P) 、好ましくは5〜15バールの
圧力で機能する。塔は再沸騰機(R) により加熱される。
底部の温度は、一般に、70〜200 ℃である。頂部の温度
は、一般に、30〜100 ℃である。分離すべき混合物は、
検討される圧力の沸騰点で、前記混合物の組成に出来る
限り最も近い組成を有する段数、例えばETBEを10〜
50重量%含む混合物の場合、塔の中央の部分で、始発器
(D) 内に導入される。
物は、精製されたETBEからなる。このようにして、
分離すべき混合物中に存在するエーテルのほとんど全
部、ETBEそしてまたE2BEおよびDEEは、本質
的にC3、C4および水が無い状態で、通常0.1 〜1重
量%の分離すべき混合物の含有量に応じたC5の含有
量、および1重量%以下および0.1 重量%以下でさえあ
ってもよい、本方法の操作条件に応じたアルコール(エ
タノールおよびABT)の残留含有量で回収される。
割合の、一般に1〜5重量%のエタノール、一般に1重
量%以下の含有量の水を含み、何よりもABTおよびエ
ーテル(ETBE、E2BE、DEE)の無い、炭化水
素C3、C4およびC5からなる蒸気相の蒸留物を回収
する。
で冷却下、完全に凝縮され、次に傾瀉タンク(B) へ入れ
られる。タンク(B) から導管(3) により、同じ組成で、
分離すべき混合物の水のほとんど全部および炭化水素C
3、C4を含んでいる液体蒸留物を得る。タンク(B) の
レベルで得られた液体の残部は、導管(4) により、ポン
プ(P1)を使って、始発器(D) の頂部の還流として送られ
る。
(5) により、始発器(D) の側面抜き取りで採取される。
この側面抜き取りは、好ましくは液相中のエタノールの
濃度が最高である段数のレベルに、一般に分離すべき混
合物による始発器(D) の補給段数よりも低い段数に位置
している。このように採取されたフラクションの比(質
量単位) 流量は、本方法の重要な操作パラメーターであ
る。それは、他の幾つかの操作パラメーターおよび始発
器(D) の底部で得られたETBE内で規定された残留ア
ルコール(エタノール、ABT)の含有量に応じて調節
されなければならない。
ションは、交換器(E2)内で、一般に50〜120 ℃、好まし
くは80〜100 ℃の温度に上げられ、次いで過蒸発帯域(P
V)へ入れられる。
は三元共重合体からなる選択高密度層を含む薄膜を備え
ており、単独重合体はDMAEMAであり、共重合体は
DMAEMAとNVCLまたはDMAEMAとNVPと
で構成されていてもよく、三元共重合体はDMAEM
A、NVCLおよびNVPで構成されていて、優先的に
使用される材質は、NVPおよびDMAEMAの共重合
体であり、DMAEMAのアミン基は好ましくはジメチ
ル硫酸またはジエチル硫酸またはモノクロロ−、または
モノブロモ−、またはモノヨード−メタンまたはエタン
との反応により第四級アンモニウムで第四級化される。
ように規格化されたDMAEMA、NVPおよびNVC
Lのそれぞれの分子フラクションを示すならば、xは1
(単独重合体)〜0.1 であってもよく、yおよびzはそ
れぞれ0〜0.9 である。共重合体(y=0またはz=
0)に関しては、0.2 〜0.8 のxの値が好ましく、特に
0.4 〜0.6 が望ましい。三元共重合体に関しては、それ
ぞれ0.2 〜0.5 のx、yおよびzの値が好ましい。
子量は、50 000〜5 000 000 ドルトン(Dalton)、好まし
くは100 000 〜1 000 000 ドルトンであってよい。
はそれらの混合物中の重合体溶液を担体上に薄く伸ばし
て形成する。前記溶液は、重合体を2〜50重量%、好ま
しくは4〜20重量%含んでいてもよい。前記伸ばされた
溶液の溶剤が100 ℃以下の温度で蒸発された後、得られ
た薄膜は100 〜200 ℃、好ましくは120 〜160 ℃の温度
で、1〜60分の間熱処理される。前記熱処理は好ましく
は二つの工程に分けて行われ、第一工程は、例えば1〜
30分間、100 〜120 ℃、例えば100 ℃の温度で、第二工
程は、例えば1〜30分間、110 〜200 ℃、例えば140 ℃
の温度で行われる。
の厚みは、前記重合体溶液の粘度および用いられた伸ば
し方法に拠り決まる。この厚みは、好ましくは0.5 〜20
μm、より好ましくは1〜5μmである。
記選択高密度層だけで構成されることも可能だが、好ま
しくは、前記選択高密度層が、多孔質構造の表面を持つ
前記重合体溶液のコーティングにより形成されている混
合構造で構成される。前記多孔質構造は以下のものから
構成される:−好ましくは、ポリエチレン、ポリプロピ
レン、ポリアミド、ポリエステル、ポリフェニレン硫化
物のような有機物質および他の同種の物質の繊維から、
または炭素またはガラスのような無機物質から作られる
織物片または不織片からなる基材、前記基材はまた多孔
質セラミック体からなっていてもよい、−前記基材上に
担持され、好ましくはポリスルホン、ポリオレフィン、
ポリアクリロニトリル、ポリアミドのような有機物質お
よび他の同種の物質からなる、非対称構造を有する、前
記選択高密度層がその上に担持された多孔質担体層、前
記多孔質担体層はまた、例えばセラミックのような無機
物質からなっていてもよい。
コール(エタノール、ABT)に乏しい滞留物を生成す
る。前記滞留物は、ポンプ(P2)により、始発器(D) に戻
されるのに十分な圧力に高められる。前記滞留物は再加
熱されてもよく、かつ場合によっては少なくとも一部、
始発器(D) に戻される前に、交換器(E3)で気化されても
よい。前記滞留物は、好ましくは検討された圧力の沸騰
点で、その液体が前記滞留物の組成に最も近い組成の段
数に、一般に側面抜き取りを行う段数よりも低い段数
で、始発器(D) にリサイクルされる。
れる前に、少なくとも一部気化される場合は、分離タン
クの中で前記滞留物の気化フラクションと液体フラクシ
ョンが分離された後、前記気化フラクションを、前記液
体フラクションが入れられる段数よりも高い段数で、場
合によっては側面抜き取りが行われる段数よりも高い段
数で、始発器(D) へリサイクルすることが有利である。
に大気圧よりも低い圧力、好ましくは10〜500 ミリバー
ルで、大部分がアルコール(エタノール、ABT)から
なる蒸気相の透過物を生成する。この透過物の組成は、
本方法の操作条件(始発器(D) の側面抜き取り相の流量
および組成、使用される薄膜の表面)に応じる。前記透
過物は、最も多くの場合、90重量%以上のアルコールを
含んでいる。次に透過物は交換器(E4)内で凝縮され、続
いて大気圧よりも高い圧力、好ましくはポンプ(P3)によ
り反応区域へリサイクルされ得るのに十分な圧力に高め
られ、導管(8)により集められ、そこから好ましくは反
応区域へリサイクルされるだろう。
な利点は、非常に装置が簡単なことである。なぜなら、
ETBEの精製について先に記載された他のあらゆる方
法では、前記始発器の他に少なくとも二つの塔を使用し
なければならないのに対して、本方法は、ETBE合成
について先に記載された他のあらゆる方法で使用される
始発器の他にたった一つの透過装置だけで、精製された
ETBEを得ることができるからである。従って、本発
明の方法は、投資的に特に経済的であることが明らかで
ある。
ギー消費が明らかに低い分離方法である透過を使用して
いることは、本発明の方法を特にエネルギー的に経済的
にしている。
ノール/ETBE/C4混合物の不純物(ABT、C
3、C5、水、DEE、E2BE)を堆積させない利点
がある。これら不純物は、本方法から由来する様々な生
成物(始発器の頂部のC4/エタノール混合物、始発器
の底部のETBEおよび過蒸発装置(PV)の透過物)と共
に除去される。本発明の方法はこのことから、フランス
特許 B-2672048および B-2673624に記載された方法とは
反対に、パージの必要がない。
でなくABTも選択的に透過する特殊な薄膜を使用する
ことにより、これらの物質を反応区域へリサイクルする
ことができ、前記反応区域のレベルで形成されたABT
の大部分のリサイクルにより、先に記載されたように、
ABT中のイソブテンの転換を著しく減少させることが
でき、それだけETBE中のイソブテンの転換を増加さ
せる。
触または反応蒸留塔(D′) に代える方法であり、これに
よって、イソブテンの転換率を増大させ、および/また
は使用されるエタノールの過剰分を減少させることがで
きる。塔(D′) の流出物は、一般にエタノールの含有量
が減少しているだけで、始発器(D) の流出物の組成と類
似の組成を有する。
/炭化水素混合物からのETBE精製方法は、例えば蒸
気クラッキング、接触クラッキングまたはブタンの脱水
素装置から由来し得るC4留分中に含まれるエタノール
およびイソブテンからのETBE合成方法の中に容易に
組み入れることができる。
連して後に記述される。この図2上には、本方法の様々
な工程の良好な機能に必要ないろいろな装置(ポンプ、
熱交換器、膨張弁、タンク、・・・)は示されていな
い。
含むC4留分は、液相で導管(20)により導かれる。反応
に必要な補足エタノールは、液相で導管(21)により導か
れる。始発器(D) (または(D′) )の精製物C4から水
洗浄区域(LD) により生成された水/エタノール共沸混
合物は、液相で導管(24)によりリサイクルされる。透過
帯域(PV)により凝縮された透過物は、液相で導管(8) に
よりリサイクルされる。これら様々な流体は混合され、
次いで導管(22)により、反応区域(R) 内に入れられる。
れたETBE、反応しない(non reactifs)かつ作用を示
さない(non reagis)炭化水素C4、反応しなかったエタ
ノールの過剰分並びに既に言及された様々な不純物(A
BT、水、C3、C5、DEE、E2BE)からなる混
合物を生成する。この混合物は始発器(D) に補給してい
る。
導管(9) により、痕跡状態の他のエーテル(DEE、E
2BE)と共に精製されたETBE、および頂部で炭化
水素、水および様々な割合の、一般に1〜5 重量%の割
合のエタノールを集める。一度液化されるとこの精製物
は、導管(3) により、水洗浄区域(LD) へ入れられる。
にエタノールの無い炭化水素、および水/エタノール混
合物を導管(23)により生成するいわゆる水洗浄工程、お
よび底部で水洗浄へリサイクルされる水、頂部で導管(2
4)により反応区域(R) へリサイクルされる、水をおよそ
5重量%含む水/エタノール共沸混合物を生成する、前
記混合物の蒸留工程からなる。
から抜き取られ、導管(5) により透過帯域(PV)へ運ばれ
る。
(D′) )へ導管(6) によりリサイクルされる、アルコー
ルに乏しい滞留物、および、凝縮の後反応区域へ導管
(8) によりリサイクルされる、大部分アルコール(エタ
ノール、ABT)からなる透過物を生成する。
に代えられる場合、透過帯域(PV)で生成された、大部分
アルコールからなる透過物の少なくとも一部を、導管(2
5)により前記接触または反応蒸留塔(D′) へリサイク
ルすることが有利で有るかもしれない。
たエタノール/水共沸混合物を少なくとも一部、導管(2
6)により接触または反応蒸留帯域(D′) へリサイクルす
ることも同様に有利である。
共重合体の溶液は、ポリアクリロニトリル(略してPA
N)の多孔質層上に担持されており、この層自体、不織
ポリエステル片により担持されている。共重合体中の単
量体NVPおよびDMAEMAのモル比は1:1であ
る。共重合体の溶液は、水中に共重合体を10重量%有す
る混合物からなっている。多孔質担体上に担持された
後、溶液は2分間 90 ℃で気化される。このようにして
得られた薄膜は次に30分間 125℃で熱処理される。この
薄膜で、エタノール25重量%およびETBE75重量%か
らなる混合物を使って、95℃の温度で過蒸発テストを行
う。薄膜の下流の圧力は20ミリバールである。透過物は
0℃の温度で凝縮される。こうして6.2 kg.h-1.m-2の透
過物フラックスを得る。透過物のエタノール含有量は、
94.7重量%である。
水およびエタノールが等量の溶液は、実施例1で使用さ
れた担体と同一の担体上に担持される。80℃で2分間、
溶液を気化したのち得られた薄膜は、150 ℃で15分間熱
処理される。DMAEMAの選択層の厚みは3μmであ
る。この薄膜で、エタノールを20重量%およびETBE
を80重量%含む混合物を使って、60℃で過蒸発テストを
行う。薄膜の下流の圧力は6ミリバールであり、かつ透
過物は、エタノールとドライアイスとの混合物中に浸け
られたトラップ内で凝縮される。このようにして得られ
た透過物フラックスは、0.92kg.h-1.m-2であり、そのエ
タノール含有量は98.2重量%である。
共重合体の溶液は、ポリフルオロビニリデン(略してP
VDF)の多孔質層上に担持されており、この多孔質層
自体は、不織ポリフェニレン硫化物(略してPPS)の
片上に担持されている。DMAEMAのアミン基は、ジ
エチル硫酸により第四級化されている。第四級化された
DMAEMAに対するNVPのモル比は3:2である。
溶液は、水中の共重合体4.5 重量%からなっている。80
℃で2分間、溶液を気化した後、得られた薄膜は115 ℃
で10分間、次いで150 ℃で5分間熱処理される。この薄
膜で、エタノール20重量%およびトルエン80重量%から
なる混合物を使って、80℃で過蒸発テストを行う。薄膜
の下流の圧力は、10ミリバールである。透過物は0℃の
温度で凝縮される。このようにして2.5 kg.h-1.m-2の透
過物フラックスを得る。透過物はエタノールを98.8重量
%含む。
びDMAEMAの三元共重合体5重量%の溶液が、実施
例1の担体と同一の担体上に担持される。DMAEMA
のアミン基は、モノクロロメタンにより第四級化されて
いる。NVCL、NVPおよびDMAEMAの単量体か
らなる三元共重合体の分子組成は、それぞれ0.3 :0.3
:0.4 である。溶液を95℃で30分間気化した後、得ら
れた薄膜は、120 ℃で10分間、次いで145 ℃で8分間熱
処理される。この薄膜で、エタノール20重量%およびn
−ヘプタン80重量%からなる混合物を使って、50℃で過
蒸発テストを行う。薄膜の下流の圧力は5ミリバールで
ある。透過物は、エタノールとドライアイスとの混合物
中に浸けられたトラップ内で凝縮される。このようにし
て1.8 kg.h-1.m-2の透過物フラックスを得る。透過物は
エタノールを99.2重量%含んでいる。続いて、同じやり
方で調製された薄膜で、メタノール5重量%およびn−
ヘプタン95重量%からなる混合物を使って、55℃で過蒸
発テストを行う。薄膜の下流の圧力は5ミリバールであ
る。透過物は、エタノールとドライアイスとの混合物中
に浸けられたトラップ内で凝縮される。2.3 kg.h-1.m-2
のフラックスを得、透過物はメタノールを99.8重量%含
んでいる。最後に、やはり同じやり方で調製された薄膜
で、2-プロパノール10重量%およびn−ヘプタン90重量
%からなる混合物を使って、同じ条件で過蒸発テストを
行う。このようにして0.8 kg.h-1.m-2のフラックスを得
る。この透過物は2-プロパノールを92.7重量%含む。
従って薄膜を作る。この薄膜で、水0.1 重量%、エタノ
ール15.6重量%、DEE1.0 重量%、ABT5.3 重量%
およびETBE78.0重量%からなる混合物を使って、48
℃の温度で過蒸発テストを行う。薄膜の下流の圧力は8
ミリバールである。透過物は、液体窒素中に浸けられた
トラップ内で凝縮される。0.12kg.h-1.m-2の、次の組成
を有する透過物のフラックスを得る:水4.5 重量%、エ
タノール90.8重量%、DEE0.3 重量%、ABT2.3 重
量%、ETBE2.1 重量%。化合物jに対する化合物i
の薄膜の選択率αi/j は、式:
物中の化合物iおよびjのそれぞれの比(質量単位) 濃
度を示し、ci およびcj は、薄膜の上流の混合物中の
化合物iおよびjのそれぞれの比濃度を示す。この式
で、このように行われた過蒸発実験は次のように計算す
ることができる: α水/ETBE =1671 αエタノール/ETBE= 216 αABT/ETBE = 16 αDEE/ETBE = 11 本実施例は、検討された薄膜が、エタノールだけでなく
他の酸素を含む化合物、特にABTを、これらの物質と
ETBEとの混合物の存在下に、選択的によく通すこと
が明らかであるという事実を例証している。
が1重量ppm 以下のC4留分、始発器の底部で残留アル
コールが0.1 重量%以下のETBEを得るように、エー
テル化方法の反応区域の流出物の典型的なC4/エタノ
ール/ETBE混合物の分離を行った。
ON(補給物)、の組成および流量は表1に示されてい
る。
排水用に穿孔された70段数を有する、ステンレススチー
ル製の塔からなっている。
ように熱的に孤立しており、電気加熱沸騰器(R) 、冷水
凝縮器(E1)および還流タンク(B) を装備している。
順に番号がうたれている。
8.0 バールの圧力下で操作される。塔(D) の温度は、底
部の161.2 ℃および頂部の67.5℃の間で区分される。始
発器(D) の頂部で得られた蒸留物は凝縮され、次いで冷
却状態にされる。このようにして、還流タンク(B) 内の
温度は50℃に保たれる。
ON、は、液相で、段数番号40に、温度75.5℃で始発器
(D) へ導入される。
混合物HCが、液相で抜き取られる。この混合物HCの
流量および組成は表1に示されている。混合物HCと同
じ組成の、タンク(B) のレベルで得られた残留液体フラ
クションは、流量 3300g.h-1(これは、ALIMENT
ATIONに対する比還流率 0.55 を表す)で、始発器
(D) の頂部へ還流として送られる。
THER(エーテル) を液相で回収する。このようにし
て得られた生成物ETHERの流量および組成は表1に
示されている。
℃の液相SOUTを抜き取る。この液相の流量および組
成は、表1に示されている。
の温度まで冷却される。続いて液相は過蒸発装置(PV)へ
導かれる。この装置は、有効透過表面が0.1 m2 の隔室
(cellule) からなっている。隔室は実施例1に記述され
た方法に従って作られた薄膜を備えている。
成し、この滞留物は、交換器(E3)で119.0 ℃の温度にさ
れた後、始発器(D) の段数番号 58 へポンプ(P2)によっ
て送られる。この滞留物RETEの流量および組成は、
表1に示されている。
に、蒸気相の透過物PERMEATを生成し、これは低
温凝縮器(E4)で凝縮され、ポンプ(P3)により汲み上げら
れて集められる。この透過物PERMEATの流量およ
び組成は表1に示されている。
ている。すなわち、ETBEが0.1重量%以下の全アル
コール(エタノール+ABT)含有量で生成されること
が可能で、同様に反応区域により生成されたABTの93
%、すなわち重要な部分は、PERMEATの中に存在
し、従って前記反応区域へリサイクルされることが可能
で、このようにしてABTでのイソブテンの転換を制限
する。また、PERMEATの中で得られる、従って反
応区域へリサイクルされてもよいETBEの量は、生成
されたETBEの0.51%にしかならないので無視でき
る。このようなわずかな量のETBEを反応区域へリサ
イクルしても、前記区域の機能を乱すことにはならな
い。
Claims (16)
- 【請求項1】 エチル第三ブチルエーテル(ETBE)
とエタノールとの混合物であって、さらに特にC4の炭
化水素を含む混合物の分離方法において、次の各工程: (a) 分離すべき混合物を、いわゆる始発(debutanisatio
n)帯域である蒸留帯域内に導入し、そこから頂部でC4
の炭化水素ほとんど全部を集め、底部で精製されたET
BEを集める工程、 (b) 前記蒸留帯域の側面から少なくとも一つの相を抜き
出し、透過帯域へ送り、そこから蒸留帯域へリサイクル
される滞留物と主にエタノールを含む透過物が流出する
工程であって、前記透過帯域は、ジメチルアミノエチル
メタクリレート(DMAEMA)の少なくとも一つの単
量体から形成される重合体の高密度フィルムで構成され
る少なくとも一つの選択層を含む分離薄膜を備えてい
る、を有することを特徴とする方法。 - 【請求項2】 前記重合体は、DMAEMAの単独重合
体、DMAEMAとN-ビニルカプロラクタムまたはN-ビ
ニルピロリドンとの間で形成される共重合体、およびD
MAEMAとN-ビニルカプロラクタムとN-ビニルピロリ
ドンの間で形成される三元共重合体の中から選ばれるこ
とを特徴とする、請求項1による方法。 - 【請求項3】 分離すべき混合物は、イソブテンとエタ
ノールとの間のエーテル化反応帯域から由来することを
特徴とする、請求項1または2による方法。 - 【請求項4】 分離すべきETBE/エタノール混合物
は、ある割合のC4の炭化水素の他に、1重量%までの
水、1重量%までの第三級ブチルアルコール(AB
T)、1重量%までのジエチルエーテル(DEE)、1
重量%までのエチル2-ブチルエーテル(E2BE)、5
重量%までのC5炭化水素および5重量%までのC3炭
化水素もまた含んでいることを特徴とする、請求項1〜
3のうちの1項による方法。 - 【請求項5】 工程(a) において、蒸留帯域の頂部の流
出物は、分離すべき混合物のC3およびC4の炭化水素
の大部分と、水の大部分と、エタノールおよびC5の炭
化水素のフラクションとを含み、かつ本質的にETB
E、E2BE、ABTおよびDEEを含まず、蒸留帯域
の底部の流出物は、精製されたETBEの他に、E2B
Eの大部分と、DEEの一部と、C5の炭化水素フラク
ションと、1重量%以下のエタノールおよびABTとを
含んでおり、透過帯域から出る透過物は、主に、エタノ
ールおよびABTからなることを特徴とする、請求項4
による方法。 - 【請求項6】 蒸留帯域の底部で集められた精製された
ETBEは、0.1 重量%以下のアルコール(エタノール
およびABT)を含むことを特徴とする、請求項1〜5
のうちの1項による方法。 - 【請求項7】 蒸留帯域から抜き取られた相は液相であ
り、透過は過蒸発からなることを特徴とする、請求項1
〜6のうちの1項による方法。 - 【請求項8】 蒸留帯域から抜き取られた相は気相また
は混合相であり、透過は蒸気透過からなることを特徴と
する、請求項1〜6のうちの1項による方法。 - 【請求項9】 工程(a) において、蒸留帯域は、大気圧
よりも高い圧力下で、好ましくは5〜15バールで、底部
での温度が70〜200 ℃、頂部での温度が30〜100 ℃で操
作し、分離すべき混合物は、前記蒸留帯域へ、検討され
る圧力の沸騰点で、前記混合物の組成に可能な限り最も
近い組成を有する段数へ導入されること、かつ工程(b)
において、透過帯域へ送られるべき相は、前記蒸留帯域
のほぼエタノールの最高濃度に対応する段数のレベルで
抜き取られ、50〜120 ℃の温度に上げられて、滞留物を
生成する透過帯域に入れられ、生成された滞留物は、検
討される圧力の沸騰点で、前記滞留物の組成に出来るだ
け最も近い組成の液体の段数で、蒸留帯域へリサイクル
され、かつ蒸気相の透過物は、大気圧よりも低い圧力
に、好ましくは20〜500 ミリバールにあることを特徴と
する、請求項1〜8のうちの1項による方法。 - 【請求項10】 透過帯域の滞留物は、蒸留帯域へリサ
イクルされる前に、少なくとも一部気化されることを特
徴とする、請求項9による方法。 - 【請求項11】 透過帯域の滞留物は一部気化され、液
体フラクションと蒸気フラクションを分離し、液体フラ
クションを蒸留帯域の、側面抜き取りが行われる段数よ
りも低い段数へリサイクルし、かつ蒸気フラクションを
蒸留帯域の前記液体フラクションのリサイクル段数より
も上の段数へリサイクルすることを特徴とする、請求項
9による方法。 - 【請求項12】 工程(a) において、蒸留帯域の頂部の
蒸気流出物は凝縮され、凝縮物の一部は還流として前記
蒸留帯域の頂部へ送られることを特徴とする、請求項1
〜11のうちの1項による方法。 - 【請求項13】 C4留分中に含まれるエタノールとイ
ソブテンからETBEを合成する方法において、次の各
工程: (1) C4留分フラックスと、エタノールの補足分(appoi
nt) と、蒸留帯域(D)の精製物の洗浄区域より由来する
水・エタノール共沸混合物と、透過帯域から由来する凝
縮された透過物とを混合し、このようにして形成された
混合物を、イソブテンおよびエタノールのエーテル化条
件で操作する反応区域(R) に入れる工程、 (2) 蒸留帯域(D) を、生成されたETBEと、反応しな
い(non reactifs)または作用しない(non reagis)C4の
炭化水素と、エタノールの過剰分と、様々な不純物:A
BT、水、C3およびC5の炭化水素、DEEおよびE
2BEとを含む反応帯域(R) の流出物で補給し、帯域
(D) から、底部で、DEEおよびE2BEの痕跡を含む
精製されたETBEを、頂部で、炭化水素と、水と、エ
タノールのフラクションとを含む流出物を集め、帯域
(D) の側面から一つの相を抜き取り、過蒸発帯域(PV)へ
送る工程、 (3) 前記相の透過を行い、このようにして蒸留帯域(D)
へリサイクルされるアルコール(エタノールおよびAB
T)に乏しい滞留物、および反応区域(R) へリサイクル
される大部分がアルコール(エタノールおよびABT)
からなる透過物を生成する工程、 (4) 蒸留帯域(D) の頂部の蒸気流出物を、凝縮した後、
水洗浄区域(LD)へ送り、ここで本質的にエタノールの無
い炭化水素からなる流出物と、水・エタノール混合物と
を生成し、混合物から蒸留により底部で水を分離し、こ
れを洗浄へリサイクルし、頂部で水およそ5重量%の水
/エタノール共沸混合物を分離し、これを反応区域(R)
へリサイクルする工程、 を有することを特徴とする方法。 - 【請求項14】 蒸留帯域(D) は接触または反応蒸留帯
域(D′) に代えられることを特徴とする、請求項13に
よる方法。 - 【請求項15】 工程(3) の透過帯域により生成された
透過物の少なくとも一部は、前記接触または反応蒸留帯
域(D′) へリサイクルされることを特徴とする、請求項
14による方法。 - 【請求項16】 工程(4) の洗浄・蒸留帯域により生成
された水・エタノール共沸混合物の少なくとも一部は、
前記接触または反応蒸留帯域(D′) へリサイクルされる
ことを特徴とする、請求項14または15による方法。
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