JPH07277634A - リニアモータ式エレベーター装置 - Google Patents
リニアモータ式エレベーター装置Info
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- JPH07277634A JPH07277634A JP6829094A JP6829094A JPH07277634A JP H07277634 A JPH07277634 A JP H07277634A JP 6829094 A JP6829094 A JP 6829094A JP 6829094 A JP6829094 A JP 6829094A JP H07277634 A JPH07277634 A JP H07277634A
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- linear motor
- hoistway
- elevator device
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- Cage And Drive Apparatuses For Elevators (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 リニアモータによって昇降時に作用する偏芯
駆動力が少なく奥行きが浅いつり合おもりを備えたリニ
アモータ式エレベーター装置を得る。 【構成】 昇降路に立設したレール(32)の横断面にT字
状部(33)を形成し、T字の上画(35)をつり合おもり(7)
の中央位置に配置し幅方向をつり合おもり(7)の幅方向
に沿って配置する。そして、T字の上画(35)の一側に2
次導体(17)を固定し、T字上画(35)の他側を制動装置(1
5)の制動片(27)の相互間に配置する。これによって、奥
行きの浅いつり合おもり(7)を構成し、また昇降時にお
いてつり合おもり(7)の中心寄りにリニアモータによる
駆動力が作用する。 【効果】 昇降路の奥行き寸法が短縮できて建物のスペ
ース利用効率を向上し、またつり合おもりの昇降を円滑
化する。
駆動力が少なく奥行きが浅いつり合おもりを備えたリニ
アモータ式エレベーター装置を得る。 【構成】 昇降路に立設したレール(32)の横断面にT字
状部(33)を形成し、T字の上画(35)をつり合おもり(7)
の中央位置に配置し幅方向をつり合おもり(7)の幅方向
に沿って配置する。そして、T字の上画(35)の一側に2
次導体(17)を固定し、T字上画(35)の他側を制動装置(1
5)の制動片(27)の相互間に配置する。これによって、奥
行きの浅いつり合おもり(7)を構成し、また昇降時にお
いてつり合おもり(7)の中心寄りにリニアモータによる
駆動力が作用する。 【効果】 昇降路の奥行き寸法が短縮できて建物のスペ
ース利用効率を向上し、またつり合おもりの昇降を円滑
化する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、主索により連結され
たかご及びつり合おもりが昇降路に吊下され、昇降路に
構成されたリニアモータによって駆動されるリニアモー
タ式エレベーター装置に関する。
たかご及びつり合おもりが昇降路に吊下され、昇降路に
構成されたリニアモータによって駆動されるリニアモー
タ式エレベーター装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図6はロープ式エレベーター装置を示す
斜視図、図7は例えば特開平2−159959号公報に
示された円筒形リニア誘導モータを利用した従来のリニ
アモータ式エレベーター装置を示す斜視図、図8は両側
式平板リニア誘導モータを利用した従来の他のリニアモ
ータ式エレベーター装置を示す斜視図、図9は平成5年
度電気学会全国大会講演論文集S.10−3−1「リニ
アドライブのACドライブ応用(1)リニアモータエレベ
ーター」の図3に記載されている図であって両側式平板
リニア誘導モータを利用した従来の他のリニアモータ式
エレベーター装置を示す斜視図、図10は従来のリニア
モータ式エレベーター装置に使用される円筒形磁石を利
用した挟圧式制動装置の正面図、図11は図10の底面
図である。
斜視図、図7は例えば特開平2−159959号公報に
示された円筒形リニア誘導モータを利用した従来のリニ
アモータ式エレベーター装置を示す斜視図、図8は両側
式平板リニア誘導モータを利用した従来の他のリニアモ
ータ式エレベーター装置を示す斜視図、図9は平成5年
度電気学会全国大会講演論文集S.10−3−1「リニ
アドライブのACドライブ応用(1)リニアモータエレベ
ーター」の図3に記載されている図であって両側式平板
リニア誘導モータを利用した従来の他のリニアモータ式
エレベーター装置を示す斜視図、図10は従来のリニア
モータ式エレベーター装置に使用される円筒形磁石を利
用した挟圧式制動装置の正面図、図11は図10の底面
図である。
【0003】図6において、(1)は昇降路、(2)は昇降路
(1)の上方に設けられた機械室、(3)は機械室(2)に設け
られた巻上機、(4)は巻上機(3)に隣接して機械室(2)に
設けられたそらせ車、(5)は巻上機(3)及びそらせ車(2)
に巻掛けられて昇降路(1)に吊下された主索、(6)は主索
(5)の一端に吊持されたかご、(7)は主索(5)の他端に吊
持されたつり合おもり、(8)は昇降路(1)に立設されてか
ご(6)の昇降を案内するかごレール、(9)は昇降路(1)に
立設されてつり合おもり(7)の昇降を案内するつり合お
もりレールである。
(1)の上方に設けられた機械室、(3)は機械室(2)に設け
られた巻上機、(4)は巻上機(3)に隣接して機械室(2)に
設けられたそらせ車、(5)は巻上機(3)及びそらせ車(2)
に巻掛けられて昇降路(1)に吊下された主索、(6)は主索
(5)の一端に吊持されたかご、(7)は主索(5)の他端に吊
持されたつり合おもり、(8)は昇降路(1)に立設されてか
ご(6)の昇降を案内するかごレール、(9)は昇降路(1)に
立設されてつり合おもり(7)の昇降を案内するつり合お
もりレールである。
【0004】また、図7〜図11において、(1)は昇降
路、(5)は昇降路(1)の頂部に枢着された滑車(10)に巻掛
けられて昇降路(1)に吊下された主索、(6)は主索(5)の
一端に吊持されたかご、(7)は主索(5)の他端に吊持され
たつり合おもり、(8)は昇降路(1)に立設され、かご(6)
の昇降を案内するかごレール、(9)は昇降路(1)に立設さ
れて、つり合おもり(7)の昇降を案内するつり合おもり
レールである。
路、(5)は昇降路(1)の頂部に枢着された滑車(10)に巻掛
けられて昇降路(1)に吊下された主索、(6)は主索(5)の
一端に吊持されたかご、(7)は主索(5)の他端に吊持され
たつり合おもり、(8)は昇降路(1)に立設され、かご(6)
の昇降を案内するかごレール、(9)は昇降路(1)に立設さ
れて、つり合おもり(7)の昇降を案内するつり合おもり
レールである。
【0005】(11)はつり合おもり(7)に設けられた円筒
形リニアモータの電機子コイル、(12)は昇降路(1)に立
設された円筒形リニアモータの2次導体カラム、(13)は
2次導体カラム(12)の上端部を昇降路(1)の上端部固定
体に固定する上部固定機構、(14)は2次導体カラム(12)
の下端部を昇降路(1)の下端部固定体に固定する下部固
定機構である。(15)はつり合おもり(7)に設けられて動
作してつり合おもりレール(9)を挟圧する制動装置であ
る。
形リニアモータの電機子コイル、(12)は昇降路(1)に立
設された円筒形リニアモータの2次導体カラム、(13)は
2次導体カラム(12)の上端部を昇降路(1)の上端部固定
体に固定する上部固定機構、(14)は2次導体カラム(12)
の下端部を昇降路(1)の下端部固定体に固定する下部固
定機構である。(15)はつり合おもり(7)に設けられて動
作してつり合おもりレール(9)を挟圧する制動装置であ
る。
【0006】(16)はつり合おもり(7)に設けられてつり
合おもり(7)の幅方向の中央に入り込んで幅方向に直交
して配置された両側式平板リニア誘導モータ、(17)はア
ルミニウム等によって構成されて昇降路(1)に立設され
両側式平板リニア誘導モータ(16)の間に配置された平板
2次導体、(18)はつり合おもり(7)に装着されてつり合
おもりレール(9)に移動可能に係合したガイドローラか
らなる案内具、(19)は昇降路(1)の底面に設けられたか
ご用緩衝器、(20)は昇降路(1)の底面に設けられたつり
合おもり用緩衝器である。
合おもり(7)の幅方向の中央に入り込んで幅方向に直交
して配置された両側式平板リニア誘導モータ、(17)はア
ルミニウム等によって構成されて昇降路(1)に立設され
両側式平板リニア誘導モータ(16)の間に配置された平板
2次導体、(18)はつり合おもり(7)に装着されてつり合
おもりレール(9)に移動可能に係合したガイドローラか
らなる案内具、(19)は昇降路(1)の底面に設けられたか
ご用緩衝器、(20)は昇降路(1)の底面に設けられたつり
合おもり用緩衝器である。
【0007】また、制動装置(15)は、蓋(21)、コイル(2
2)、制動動作用のばね(23)及び両側にそれぞれ設けられ
た連結ピン(24)によって構成された電磁石(25)と、一端
が連結ピン(24)によって電磁石(25)に枢着されて他端が
つり合おもりレール(9)に対向して配置され、中間部が
支持ピン(26)によってつり合おもり(7)の枠体に枢持さ
れた制動片(27)と、制動片(27)のつり合おもりレール
(9)との対向部に装着されたブレーキシュー(28)とによ
って構成されている。
2)、制動動作用のばね(23)及び両側にそれぞれ設けられ
た連結ピン(24)によって構成された電磁石(25)と、一端
が連結ピン(24)によって電磁石(25)に枢着されて他端が
つり合おもりレール(9)に対向して配置され、中間部が
支持ピン(26)によってつり合おもり(7)の枠体に枢持さ
れた制動片(27)と、制動片(27)のつり合おもりレール
(9)との対向部に装着されたブレーキシュー(28)とによ
って構成されている。
【0008】上記のように構成された図6に示すロープ
式エレベーター装置は、機械室(2)の巻上機(3)が付勢さ
れて主索(5)を介してかご(6)及びつり合おもり(7)が互
いに反対方向へ昇降する。また、図7に示す従来のリニ
アモータ式エレベーター装置は、つり合おもり(7)に組
み込まれたリニアモータによって、つり合おもり(7)が
昇降して主索(5)を介してかご(6)が反対方向へ昇降す
る。これにより、巻上機(3)が不要になり昇降路(1)上部
の機械室(2)設置が無用になる。
式エレベーター装置は、機械室(2)の巻上機(3)が付勢さ
れて主索(5)を介してかご(6)及びつり合おもり(7)が互
いに反対方向へ昇降する。また、図7に示す従来のリニ
アモータ式エレベーター装置は、つり合おもり(7)に組
み込まれたリニアモータによって、つり合おもり(7)が
昇降して主索(5)を介してかご(6)が反対方向へ昇降す
る。これにより、巻上機(3)が不要になり昇降路(1)上部
の機械室(2)設置が無用になる。
【0009】また、図8に示す従来の他のリニアモータ
式エレベーター装置は、つり合おもり(7)の幅方向の中
央に平板2次導体(17)が入り込んで幅方向に直交して配
置され、平板2次導体(17)の長手に沿う適所が昇降路
(1)に支持される。これにより、図7における2次導体
カラム(12)の上、下端部のみが昇降路(1)に固定される
ものの、中間部が固定不能であるために剛性が不足する
ために、昇降行程の高さが制約されるという欠点が解消
される。
式エレベーター装置は、つり合おもり(7)の幅方向の中
央に平板2次導体(17)が入り込んで幅方向に直交して配
置され、平板2次導体(17)の長手に沿う適所が昇降路
(1)に支持される。これにより、図7における2次導体
カラム(12)の上、下端部のみが昇降路(1)に固定される
ものの、中間部が固定不能であるために剛性が不足する
ために、昇降行程の高さが制約されるという欠点が解消
される。
【0010】また、図9に示す従来の他のリニアモータ
式エレベーター装置は、つり合おもり(7)の幅方向の一
側に両側式平板リニア誘導モータ(16)が設けられ、この
両側式平板リニア誘導モータ(16)側のつり合おもりレー
ル(9)に平板2次導体(17)が固定される。そして、つり
合おもり(7)の幅方向の他側に制動装置(15)が設けられ
る。このようにして、つり合おもり(7)に対するレール
状部材の数が図7及び図8における3本から2本に減少
されている。
式エレベーター装置は、つり合おもり(7)の幅方向の一
側に両側式平板リニア誘導モータ(16)が設けられ、この
両側式平板リニア誘導モータ(16)側のつり合おもりレー
ル(9)に平板2次導体(17)が固定される。そして、つり
合おもり(7)の幅方向の他側に制動装置(15)が設けられ
る。このようにして、つり合おもり(7)に対するレール
状部材の数が図7及び図8における3本から2本に減少
されている。
【0011】なお、リニアモータ式エレベーター装置に
おいては、エレベーター装置を駆動する巻上機(図示し
ない)を昇降路(1)直上部に設ける必要がなく、ロープ
式エレベーター装置のように建物の屋上に設けられるペ
ントハウス(図示しない)、すなわち機械室が無用とな
る。これによって、日照権等によって建物に高さの制限
がある場合に、ロープ式エレベーター装置における機械
室高さを考慮することなく、建物自体を高さ制限限度ま
で高くすることができ建物の許容高さを有効に利用する
ことができる。
おいては、エレベーター装置を駆動する巻上機(図示し
ない)を昇降路(1)直上部に設ける必要がなく、ロープ
式エレベーター装置のように建物の屋上に設けられるペ
ントハウス(図示しない)、すなわち機械室が無用とな
る。これによって、日照権等によって建物に高さの制限
がある場合に、ロープ式エレベーター装置における機械
室高さを考慮することなく、建物自体を高さ制限限度ま
で高くすることができ建物の許容高さを有効に利用する
ことができる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来のリ
ニアモータ式エレベーター装置においては、図8に示す
リニアモータ式エレベーター装置ではつり合おもり(7)
の幅方向の中央に平板2次導体(17)が入り込んで幅方向
に直交して配置され、平板2次導体(17)の長手に沿う適
所が昇降路(1)に支持される。このため、つり合おもり
(7)の奥行きが深くなって昇降路(1)の奥行き方向寸法が
増し、建物のスペース利用効率が低下する。また、つり
合おもり(7)に対するレール状部材の数が3本となって
製造費が増大する。
ニアモータ式エレベーター装置においては、図8に示す
リニアモータ式エレベーター装置ではつり合おもり(7)
の幅方向の中央に平板2次導体(17)が入り込んで幅方向
に直交して配置され、平板2次導体(17)の長手に沿う適
所が昇降路(1)に支持される。このため、つり合おもり
(7)の奥行きが深くなって昇降路(1)の奥行き方向寸法が
増し、建物のスペース利用効率が低下する。また、つり
合おもり(7)に対するレール状部材の数が3本となって
製造費が増大する。
【0013】また、図9に示すリニアモータ式エレベー
ター装置ではつり合おもり(7)の幅方向の一側に両側式
平板リニア誘導モータ(16)が設けられるため、リニアモ
ータの駆動力がつり合おもり(7)に対して偏って作用す
る。したがって、案内具(18)の損耗が促進されたり、つ
り合おもり(7)の昇降時に騒音が多くなったりするとい
う問題点があった。
ター装置ではつり合おもり(7)の幅方向の一側に両側式
平板リニア誘導モータ(16)が設けられるため、リニアモ
ータの駆動力がつり合おもり(7)に対して偏って作用す
る。したがって、案内具(18)の損耗が促進されたり、つ
り合おもり(7)の昇降時に騒音が多くなったりするとい
う問題点があった。
【0014】この発明は、かかる問題点を解消するため
になされたものであり、つり合おもりの奥行きを浅くす
ることができ、かつ昇降時にリニアモータによってつり
合おもりに作用する偏芯駆動力が少ないリニアモータ式
エレベーター装置を得ることを第1の目的とし、つり合
おもりに対するレール状部材の数が少ないリニアモータ
式エレベーター装置を得ることを第2の目的とする。
になされたものであり、つり合おもりの奥行きを浅くす
ることができ、かつ昇降時にリニアモータによってつり
合おもりに作用する偏芯駆動力が少ないリニアモータ式
エレベーター装置を得ることを第1の目的とし、つり合
おもりに対するレール状部材の数が少ないリニアモータ
式エレベーター装置を得ることを第2の目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】この発明に係るリニアモ
ータ式エレベーター装置においては、昇降路頂部に設け
られた滑車を介して吊設されて一端にかごを他端につり
合おもりを吊持した主索と、つり合おもりに設けられ互
いに離れて配置されて挟圧動作する制動片を有する制動
装置と、平板状をなし互いに対向して配置されてつり合
おもりに装備されたリニアモータの電機子と、昇降路に
立設されて電機子の相互間に配置された2次導体と、横
断面にT字状部が形成されてT字の垂画がつり合おもり
の幅方向の側面からつり合おもりに入り込み、T字の上
画がつり合おもりの水平投影面における中央位置に配置
されると共に幅方向がつり合おもりの幅方向に沿って配
置されて昇降路に立設され、T字の上画の一側に2次導
体の長手に沿う一側が固定され、T字上画の他側が制動
片の相互間に配置されたレールとが設けられる。
ータ式エレベーター装置においては、昇降路頂部に設け
られた滑車を介して吊設されて一端にかごを他端につり
合おもりを吊持した主索と、つり合おもりに設けられ互
いに離れて配置されて挟圧動作する制動片を有する制動
装置と、平板状をなし互いに対向して配置されてつり合
おもりに装備されたリニアモータの電機子と、昇降路に
立設されて電機子の相互間に配置された2次導体と、横
断面にT字状部が形成されてT字の垂画がつり合おもり
の幅方向の側面からつり合おもりに入り込み、T字の上
画がつり合おもりの水平投影面における中央位置に配置
されると共に幅方向がつり合おもりの幅方向に沿って配
置されて昇降路に立設され、T字の上画の一側に2次導
体の長手に沿う一側が固定され、T字上画の他側が制動
片の相互間に配置されたレールとが設けられる。
【0016】また、この発明に係るリニアモータ式エレ
ベーター装置においては、請求項1記載のリニアモータ
式エレベーター装置において、つり合おもりに設けられ
てレールのT字状部に係合し、レールに対するつり合お
もりの昇降経路を所定位置に保持する案内具が設けられ
る。
ベーター装置においては、請求項1記載のリニアモータ
式エレベーター装置において、つり合おもりに設けられ
てレールのT字状部に係合し、レールに対するつり合お
もりの昇降経路を所定位置に保持する案内具が設けられ
る。
【0017】また、この発明に係るリニアモータ式エレ
ベーター装置においては、請求項1及び請求項2のいず
れかに記載のリニアモータ式エレベーター装置におい
て、制動装置の電磁石を長方形及び長円形のいずれかを
なすものとし、つり合おもりに対して上下方向に長く配
置したものである。
ベーター装置においては、請求項1及び請求項2のいず
れかに記載のリニアモータ式エレベーター装置におい
て、制動装置の電磁石を長方形及び長円形のいずれかを
なすものとし、つり合おもりに対して上下方向に長く配
置したものである。
【0018】また、この発明に係るリニアモータ式エレ
ベーター装置においては、請求項1及び請求項2のいず
れかに記載のリニアモータ式エレベーター装置におい
て、一端がつり合おもりに連結されて上昇し昇降路頂部
に設けられた滑車に巻掛けられて下降し、かごに枢着さ
れた返し車に巻掛けられて上昇して昇降路頂部に設けら
れた他の滑車に巻掛けられて下降し、他端がつり合おも
りに連結された主索としたものである。
ベーター装置においては、請求項1及び請求項2のいず
れかに記載のリニアモータ式エレベーター装置におい
て、一端がつり合おもりに連結されて上昇し昇降路頂部
に設けられた滑車に巻掛けられて下降し、かごに枢着さ
れた返し車に巻掛けられて上昇して昇降路頂部に設けら
れた他の滑車に巻掛けられて下降し、他端がつり合おも
りに連結された主索としたものである。
【0019】
【作用】上記のように構成されたこの発明では、浅い奥
行きのつり合おもりを構成することができ、また、昇降
時につり合おもりの中心寄り位置にリニアモータによる
駆動力が作用する。
行きのつり合おもりを構成することができ、また、昇降
時につり合おもりの中心寄り位置にリニアモータによる
駆動力が作用する。
【0020】また、上記のように構成されたこの発明で
は、請求項1記載のリニアモータ式エレベーター装置に
おけるレールに、つり合おもりが案内具を介して案内さ
れて所定経路を昇降する。
は、請求項1記載のリニアモータ式エレベーター装置に
おけるレールに、つり合おもりが案内具を介して案内さ
れて所定経路を昇降する。
【0021】また、上記のように構成されたこの発明で
は、請求項1及び請求項2のいずれかに記載のリニアモ
ータ式エレベーター装置における制動装置の電磁石が水
平方向に狭幅に配置され、制動装置の水平方向長さが短
くなる。
は、請求項1及び請求項2のいずれかに記載のリニアモ
ータ式エレベーター装置における制動装置の電磁石が水
平方向に狭幅に配置され、制動装置の水平方向長さが短
くなる。
【0022】また、上記のように構成されたこの発明で
は、請求項1及び請求項2のいずれかに記載のリニアモ
ータ式エレベーター装置におけるつり合おもりに1組の
主索の両端がそれぞれ結合されて、この主索によってか
ご及びつり合おもりが連結される。
は、請求項1及び請求項2のいずれかに記載のリニアモ
ータ式エレベーター装置におけるつり合おもりに1組の
主索の両端がそれぞれ結合されて、この主索によってか
ご及びつり合おもりが連結される。
【0023】
実施例1.図1及び図2は、この発明の一実施例を示す
図で、図1はリニアモータ式エレベーター装置を示す斜
視図、図2は図1のエレベーター装置のつり合おもりに
おける制動装置箇所の横断平面拡大図である。図におい
て、(1)は昇降路、(5)は昇降路(1)の頂部に枢着された
滑車(10)に巻掛けられて昇降路(1)に吊下された主索、
(6)は主索(5)の一端に背面が吊持されたかご、(7)は主
索(5)の他端に吊持されたつり合おもり、(8)は昇降路
(1)に立設され、かご(6)の昇降を案内するかごレールで
ある。
図で、図1はリニアモータ式エレベーター装置を示す斜
視図、図2は図1のエレベーター装置のつり合おもりに
おける制動装置箇所の横断平面拡大図である。図におい
て、(1)は昇降路、(5)は昇降路(1)の頂部に枢着された
滑車(10)に巻掛けられて昇降路(1)に吊下された主索、
(6)は主索(5)の一端に背面が吊持されたかご、(7)は主
索(5)の他端に吊持されたつり合おもり、(8)は昇降路
(1)に立設され、かご(6)の昇降を案内するかごレールで
ある。
【0024】(15)はつり合おもり(7)に設けられて動作
して後述するレールを挟圧する制動装置、(16)はつり合
おもり(7)に設けられてつり合おもり(7)の平面における
中央に、幅方向をつり合おもり(7)の幅方向に沿わせて
配置された両側式平板リニアモータの電機子、(17)はア
ルミニウム等によって構成されて昇降路(1)に立設さ
れ、両側式平板リニアモータの電機子(16)の間に配置さ
れた平板2次導体である。
して後述するレールを挟圧する制動装置、(16)はつり合
おもり(7)に設けられてつり合おもり(7)の平面における
中央に、幅方向をつり合おもり(7)の幅方向に沿わせて
配置された両側式平板リニアモータの電機子、(17)はア
ルミニウム等によって構成されて昇降路(1)に立設さ
れ、両側式平板リニアモータの電機子(16)の間に配置さ
れた平板2次導体である。
【0025】また、制動装置(15)は、蓋(21)、コイル(2
2)、制動動作用のばね(23)及び両側にそれぞれ設けられ
た連結ピン(24)によって構成された電磁石(25)と、一端
が連結ピン(24)によって電磁石(25)に枢着されて他端が
つり合おもりレール(9)に対向して配置され、中間部が
支持ピン(26)によってつり合おもり(7)の枠体に枢持さ
れた制動片(27)と、制動片(27)のつり合おもりレール
(9)との対向部に装着されたブレーキシュー(28)とによ
って構成されている。
2)、制動動作用のばね(23)及び両側にそれぞれ設けられ
た連結ピン(24)によって構成された電磁石(25)と、一端
が連結ピン(24)によって電磁石(25)に枢着されて他端が
つり合おもりレール(9)に対向して配置され、中間部が
支持ピン(26)によってつり合おもり(7)の枠体に枢持さ
れた制動片(27)と、制動片(27)のつり合おもりレール
(9)との対向部に装着されたブレーキシュー(28)とによ
って構成されている。
【0026】(29)はかご(6)の出入口、(30)はかご(6)に
設けられてかごレール(8)に移動自在に係合したローラ
ガイドシューからなる案内具、(31)は乗場に設けられた
出入口である。(32)は昇降路(1)に立設されたレール
で、長手に沿う適所における横断面の一側が昇降路(1)
の周壁に固定される。
設けられてかごレール(8)に移動自在に係合したローラ
ガイドシューからなる案内具、(31)は乗場に設けられた
出入口である。(32)は昇降路(1)に立設されたレール
で、長手に沿う適所における横断面の一側が昇降路(1)
の周壁に固定される。
【0027】そして、横断面他側にT字状部(33)が形成
されてT字の垂画(34)がつり合おもり(7)の幅方向の側
面からつり合おもり(7)に入り込み、T字の上画(35)が
つり合おもり(7)の水平投影面におけるほぼ中央位置に
配置されると共に上画(35)の幅方向がつり合おもり(7)
の幅方向に沿って配置される。
されてT字の垂画(34)がつり合おもり(7)の幅方向の側
面からつり合おもり(7)に入り込み、T字の上画(35)が
つり合おもり(7)の水平投影面におけるほぼ中央位置に
配置されると共に上画(35)の幅方向がつり合おもり(7)
の幅方向に沿って配置される。
【0028】また、T字の上画(35)の一側に2次導体(1
7)の長手に沿う一側が固定され、T字上画(35)の他側が
制動装置(15)の制動片(27)におけるブレーキシュー(28)
の相互間に配置されている。また、図2に示す中心線A
−Aはつり合おもり(7)の幅方向の中心線で、この中心
線位置に両側式平板リニアモータの電機子(16)及び2次
導体(17)が図2に示すように配置されている。
7)の長手に沿う一側が固定され、T字上画(35)の他側が
制動装置(15)の制動片(27)におけるブレーキシュー(28)
の相互間に配置されている。また、図2に示す中心線A
−Aはつり合おもり(7)の幅方向の中心線で、この中心
線位置に両側式平板リニアモータの電機子(16)及び2次
導体(17)が図2に示すように配置されている。
【0029】なお、つり合おもり(7)の幅方向の両側は
図8に示すリニアモータ式エレベーター装置と同様につ
り合おもりレール(9)によって案内され、つり合おもり
(7)は所定経路を昇降する。
図8に示すリニアモータ式エレベーター装置と同様につ
り合おもりレール(9)によって案内され、つり合おもり
(7)は所定経路を昇降する。
【0030】また、滑車(10)は回転軸線が水平投影面に
おいて、つり合おもり(7)の幅方向に沿う中心線に対し
て傾斜して配置される。これにより、かご(6)とつり合
おもり(7)を狭い相互間隔に配置した場合であっても、
比較的に直径の大きい滑車(10)を配置することができ
る。また、かご(6)の背面に主索(5)が連結されて、滑車
(10)の回転軸線がつり合おもり(7)の幅方向に沿う中心
線に対して傾斜して配置されるため昇降路(1)頂部隙間
を最小にすることができる。
おいて、つり合おもり(7)の幅方向に沿う中心線に対し
て傾斜して配置される。これにより、かご(6)とつり合
おもり(7)を狭い相互間隔に配置した場合であっても、
比較的に直径の大きい滑車(10)を配置することができ
る。また、かご(6)の背面に主索(5)が連結されて、滑車
(10)の回転軸線がつり合おもり(7)の幅方向に沿う中心
線に対して傾斜して配置されるため昇降路(1)頂部隙間
を最小にすることができる。
【0031】上記のように構成されたリニアモータ式エ
レベーター装置は、つり合おもり(7)に組み込まれたリ
ニアモータによって、つり合おもり(7)が昇降して主索
(5)を介してかご(6)が反対方向へ昇降する。そして、レ
ール(32)の横断面にT字状部(33)が形成されてT字の垂
画(34)がつり合おもり(7)の幅方向の側面からつり合お
もり(7)に入り込み、T字の上画(35)がつり合おもり(7)
の水平投影面におけるほぼ中央位置に配置されると共に
上画(35)の幅方向がつり合おもり(7)の幅方向に沿って
配置される。
レベーター装置は、つり合おもり(7)に組み込まれたリ
ニアモータによって、つり合おもり(7)が昇降して主索
(5)を介してかご(6)が反対方向へ昇降する。そして、レ
ール(32)の横断面にT字状部(33)が形成されてT字の垂
画(34)がつり合おもり(7)の幅方向の側面からつり合お
もり(7)に入り込み、T字の上画(35)がつり合おもり(7)
の水平投影面におけるほぼ中央位置に配置されると共に
上画(35)の幅方向がつり合おもり(7)の幅方向に沿って
配置される。
【0032】このため、つり合おもり(7)の奥行きを浅
くすることができ、昇降路(1)の奥行き方向寸法が短く
なり建物のスペース利用効率を向上することができる。
また、図2に示すようにつり合おもり(7)の幅方向の中
心線A−A位置に、両側式平板リニアモータの電機子(1
6)及び2次導体(17)が配置される。これによって、リニ
アモータの駆動力がつり合おもり(7)に対して偏って作
用することがなく、案内具(18)の損耗が促進されたり、
つり合おもり(7)の昇降時に騒音が多くなったりする不
具合が解消される。
くすることができ、昇降路(1)の奥行き方向寸法が短く
なり建物のスペース利用効率を向上することができる。
また、図2に示すようにつり合おもり(7)の幅方向の中
心線A−A位置に、両側式平板リニアモータの電機子(1
6)及び2次導体(17)が配置される。これによって、リニ
アモータの駆動力がつり合おもり(7)に対して偏って作
用することがなく、案内具(18)の損耗が促進されたり、
つり合おもり(7)の昇降時に騒音が多くなったりする不
具合が解消される。
【0033】なお、つり合おもり(7)の幅方向の両側は
図8に示すリニアモータ式エレベーター装置と同様につ
り合おもりレール(9)によって案内され、つり合おもり
(7)は所定経路を昇降する。これによって、レール(32)
と制動装置(15)の制動片(27)等との間に所定の空隙を保
持することができる。また、高速昇降するエレベーター
装置の場合であっても、昇降時につり合おもり(7)に生
じる振動を防ぐことができる。
図8に示すリニアモータ式エレベーター装置と同様につ
り合おもりレール(9)によって案内され、つり合おもり
(7)は所定経路を昇降する。これによって、レール(32)
と制動装置(15)の制動片(27)等との間に所定の空隙を保
持することができる。また、高速昇降するエレベーター
装置の場合であっても、昇降時につり合おもり(7)に生
じる振動を防ぐことができる。
【0034】実施例2.図3は、この発明の他の実施例
を示すエレベーター装置のつり合おもりの拡大平面図で
あり、図3の他は前述の図1及び図2と同様に構成され
ている。図において、図1及び図2と同符号は相当部分
を示し、(35)は昇降路(1)に立設されたレール(32)のT
字状部(33)におけるT字の上画で、一側が溝が形成され
てその溝に2次導体(17)の長手に沿う一側が嵌合されて
固定されている。
を示すエレベーター装置のつり合おもりの拡大平面図で
あり、図3の他は前述の図1及び図2と同様に構成され
ている。図において、図1及び図2と同符号は相当部分
を示し、(35)は昇降路(1)に立設されたレール(32)のT
字状部(33)におけるT字の上画で、一側が溝が形成され
てその溝に2次導体(17)の長手に沿う一側が嵌合されて
固定されている。
【0035】(36)〜(38)は、それぞれつり合おもり(7)
に設けられたローラガイドシューからなる案内具で、レ
ール(32)のT字状部(33)におけるT字の垂画(34)に係合
した第1案内具(36)、レール(32)のT字状部(33)におけ
るT字の上画(35)の反2次導体(17)側に係合した第2案
内具(37)及びレール(32)のT字状部(33)におけるT字の
上画(35)の2次導体(17)側に係合した第3案内具(38)が
配置されている。
に設けられたローラガイドシューからなる案内具で、レ
ール(32)のT字状部(33)におけるT字の垂画(34)に係合
した第1案内具(36)、レール(32)のT字状部(33)におけ
るT字の上画(35)の反2次導体(17)側に係合した第2案
内具(37)及びレール(32)のT字状部(33)におけるT字の
上画(35)の2次導体(17)側に係合した第3案内具(38)が
配置されている。
【0036】上記のように構成されたリニアモータ式エ
レベーター装置は、つり合おもり(7)に組み込まれたリ
ニアモータによって、つり合おもり(7)が昇降して主索
(5)を介してかご(6)が反対方向へ昇降する。そして、レ
ール(32)の横断面にT字状部(33)が形成されてT字の垂
画(34)がつり合おもり(7)の幅方向の側面からつり合お
もり(7)に入り込み、T字の上画(35)がつり合おもり(7)
の水平投影面におけるほぼ中央位置に配置されると共に
上画(35)の幅方向がつり合おもり(7)の幅方向に沿って
配置される。
レベーター装置は、つり合おもり(7)に組み込まれたリ
ニアモータによって、つり合おもり(7)が昇降して主索
(5)を介してかご(6)が反対方向へ昇降する。そして、レ
ール(32)の横断面にT字状部(33)が形成されてT字の垂
画(34)がつり合おもり(7)の幅方向の側面からつり合お
もり(7)に入り込み、T字の上画(35)がつり合おもり(7)
の水平投影面におけるほぼ中央位置に配置されると共に
上画(35)の幅方向がつり合おもり(7)の幅方向に沿って
配置される。
【0037】このため、つり合おもり(7)の奥行きを浅
くすることができ、昇降路(1)の奥行き方向寸法が短く
なり建物のスペース利用効率を向上することができる。
また、図2に示すようにつり合おもり(7)の幅方向の中
心線A−A位置に、両側式平板リニアモータの電機子(1
6)及び2次導体(17)が配置される。これによって、リニ
アモータの駆動力がつり合おもり(7)に対して偏って作
用することがなく、案内具(18)の損耗が促進されたり、
つり合おもり(7)の昇降時に騒音が多くなったりする不
具合が解消される。
くすることができ、昇降路(1)の奥行き方向寸法が短く
なり建物のスペース利用効率を向上することができる。
また、図2に示すようにつり合おもり(7)の幅方向の中
心線A−A位置に、両側式平板リニアモータの電機子(1
6)及び2次導体(17)が配置される。これによって、リニ
アモータの駆動力がつり合おもり(7)に対して偏って作
用することがなく、案内具(18)の損耗が促進されたり、
つり合おもり(7)の昇降時に騒音が多くなったりする不
具合が解消される。
【0038】また、案内具(36)〜(38)を介してレール(3
2)によって案内され、つり合おもり(7)は所定経路を昇
降しレール(32)と制動装置(15)の制動片(27)におけるブ
レーキシュー(28)との間の空隙が所定値に保たれる。こ
のため、つり合おもり(7)に対するレール状部材の数が
1本で済み製造費を節減することができる。
2)によって案内され、つり合おもり(7)は所定経路を昇
降しレール(32)と制動装置(15)の制動片(27)におけるブ
レーキシュー(28)との間の空隙が所定値に保たれる。こ
のため、つり合おもり(7)に対するレール状部材の数が
1本で済み製造費を節減することができる。
【0039】実施例3.図4も、この発明の他の実施例
を示すリニアモータ式エレベーター装置を示す斜視図で
ある。図において、図1及び図2と同符号は相当部分を
示し、(39)はかご(6)の背面下部に枢着された返し車、
(5)は主索で、一端がつり合おもり(7)の幅方向の一側か
ら図4に示す距離Lの位置に連結され、上方へ延長され
て一方の滑車(10)に巻掛けられて下垂して返し車(39)に
巻掛けられて上昇し、他方の滑車(10)に巻掛けられて下
垂して、他端はつり合おもり(7)の幅方向の他側におけ
る上記一側の連結位置と対称関係となる位置に連結され
ている。
を示すリニアモータ式エレベーター装置を示す斜視図で
ある。図において、図1及び図2と同符号は相当部分を
示し、(39)はかご(6)の背面下部に枢着された返し車、
(5)は主索で、一端がつり合おもり(7)の幅方向の一側か
ら図4に示す距離Lの位置に連結され、上方へ延長され
て一方の滑車(10)に巻掛けられて下垂して返し車(39)に
巻掛けられて上昇し、他方の滑車(10)に巻掛けられて下
垂して、他端はつり合おもり(7)の幅方向の他側におけ
る上記一側の連結位置と対称関係となる位置に連結され
ている。
【0040】上記のように構成されたリニアモータ式エ
レベーター装置は、つり合おもり(7)に組み込まれたリ
ニアモータによって、つり合おもり(7)が昇降して主索
(5)を介してかご(6)が反対方向へ昇降する。そして、レ
ール(32)の横断面にT字状部(33)が形成されてT字の垂
画(34)がつり合おもり(7)の幅方向の側面からつり合お
もり(7)に入り込み、T字の上画(35)がつり合おもり(7)
の水平投影面におけるほぼ中央位置に配置されると共に
上画(35)の幅方向がつり合おもり(7)の幅方向に沿って
配置される。
レベーター装置は、つり合おもり(7)に組み込まれたリ
ニアモータによって、つり合おもり(7)が昇降して主索
(5)を介してかご(6)が反対方向へ昇降する。そして、レ
ール(32)の横断面にT字状部(33)が形成されてT字の垂
画(34)がつり合おもり(7)の幅方向の側面からつり合お
もり(7)に入り込み、T字の上画(35)がつり合おもり(7)
の水平投影面におけるほぼ中央位置に配置されると共に
上画(35)の幅方向がつり合おもり(7)の幅方向に沿って
配置される。
【0041】また、つり合おもり(7)の幅方向の中心線
A−A位置に、両側式平板リニアモータの電機子(16)及
び2次導体(17)が配置される。したがって、詳細な説明
を省略するが図4の実施例においても図1及び図2の実
施例と同様な作用が得られることは明白である。
A−A位置に、両側式平板リニアモータの電機子(16)及
び2次導体(17)が配置される。したがって、詳細な説明
を省略するが図4の実施例においても図1及び図2の実
施例と同様な作用が得られることは明白である。
【0042】また、図4の実施例において、つり合おも
り(7)における主索の連結位置、すなわち、つり合おも
り(7)の幅方向の一側から図4に示す距離Lを短くす
る。これにより、滑車(10)の回転軸線を水平投影面にお
いて、つり合おもり(7)の幅方向に沿う中心線に対して
傾斜して配置、すなわち、2つの滑車(10)を水平投影面
においてハ字状に配置することにより、大きい直径の滑
車(10)を設けることができる。したがって主索(5)の曲
げ半径を大きくすることができ、滑車(10)によるトラク
ション能力が不要であることとも相まって主索(5)の寿
命を延長することができる。
り(7)における主索の連結位置、すなわち、つり合おも
り(7)の幅方向の一側から図4に示す距離Lを短くす
る。これにより、滑車(10)の回転軸線を水平投影面にお
いて、つり合おもり(7)の幅方向に沿う中心線に対して
傾斜して配置、すなわち、2つの滑車(10)を水平投影面
においてハ字状に配置することにより、大きい直径の滑
車(10)を設けることができる。したがって主索(5)の曲
げ半径を大きくすることができ、滑車(10)によるトラク
ション能力が不要であることとも相まって主索(5)の寿
命を延長することができる。
【0043】また、2つの滑車(10)のハ字状配置のハ字
の角度を更に広げることにより、つり合おもり(7)上方
の昇降路(1)における配置を容易化することができる。
しかし、2つの滑車(10)のハ字状配置のハ字の角度を更
に広げると、滑車(10)にそれぞれ巻掛けられた2組の主
索(5)相互の間隔が広くなって、主索(5)の伸びによる張
力が不均一になる。
の角度を更に広げることにより、つり合おもり(7)上方
の昇降路(1)における配置を容易化することができる。
しかし、2つの滑車(10)のハ字状配置のハ字の角度を更
に広げると、滑車(10)にそれぞれ巻掛けられた2組の主
索(5)相互の間隔が広くなって、主索(5)の伸びによる張
力が不均一になる。
【0044】これに対して、図4の実施例では返し車(3
9)が設けられて返し車(39)に巻掛けられた1組の主索
(5)によってかご(6)とつり合おもり(7)が連結される。
このため、主索(5)に伸びが生じても張力が自動的に調
整されて、主索(5)の伸びによってつり合おもり(7)に作
用する偏荷重の発生が未然に防止される。そして、つり
合おもり(7)に作用する偏荷重による障害を防ぎエレベ
ーター装置の保守作業を簡易化することができる。ま
た、2組の主索(5)の伸びによって張力の不均一が生じ
ることに伴う不具合の発生を未然に防止することができ
る。なお、図4における返し車(39)をかご(6)の上部寄
りに設けても上記の作用を得ることができる。
9)が設けられて返し車(39)に巻掛けられた1組の主索
(5)によってかご(6)とつり合おもり(7)が連結される。
このため、主索(5)に伸びが生じても張力が自動的に調
整されて、主索(5)の伸びによってつり合おもり(7)に作
用する偏荷重の発生が未然に防止される。そして、つり
合おもり(7)に作用する偏荷重による障害を防ぎエレベ
ーター装置の保守作業を簡易化することができる。ま
た、2組の主索(5)の伸びによって張力の不均一が生じ
ることに伴う不具合の発生を未然に防止することができ
る。なお、図4における返し車(39)をかご(6)の上部寄
りに設けても上記の作用を得ることができる。
【0045】実施例4.図5も、この発明の他の実施例
を示すエレベーター装置のつり合おもりにおける制動装
置箇所の正面図で、前述の図10相当図であり、図5の
他は前述の図1及び図2と同様に構成されている。図に
おいて、図1及び図2と同符号は相当部分を示し、(40)
は縦長の長方形又は長円形をなす制動装置(15)の電磁石
である。
を示すエレベーター装置のつり合おもりにおける制動装
置箇所の正面図で、前述の図10相当図であり、図5の
他は前述の図1及び図2と同様に構成されている。図に
おいて、図1及び図2と同符号は相当部分を示し、(40)
は縦長の長方形又は長円形をなす制動装置(15)の電磁石
である。
【0046】すなわち、リニアモータ式エレベーター装
置の制動装置(15)に図2に示すような円筒形の電磁石を
使用した場合は、図10に記載したように電磁石(25)の
中心と制動片(27)の支持ピン(26)の中心との間隔r1
と、支持ピン(26)の中心とブレーキシュー(28)の中心と
の間隔r2とが通常1:1に設計される。そして、電磁
石(25)の図2に示す直径m2を小さくすることにより、
制動装置(15)の長さm1を短くすることができる。した
がって、制動装置(15)の長さm1を短くすることによ
り、つり合おもり(7)の幅方向寸法を短縮することがで
き、リニアモータ式エレベーター装置におけるつり合お
もり(7)の平面配置が容易になる。
置の制動装置(15)に図2に示すような円筒形の電磁石を
使用した場合は、図10に記載したように電磁石(25)の
中心と制動片(27)の支持ピン(26)の中心との間隔r1
と、支持ピン(26)の中心とブレーキシュー(28)の中心と
の間隔r2とが通常1:1に設計される。そして、電磁
石(25)の図2に示す直径m2を小さくすることにより、
制動装置(15)の長さm1を短くすることができる。した
がって、制動装置(15)の長さm1を短くすることによ
り、つり合おもり(7)の幅方向寸法を短縮することがで
き、リニアモータ式エレベーター装置におけるつり合お
もり(7)の平面配置が容易になる。
【0047】しかし、図5に示すように電磁石(40)を縦
長の長方形又は長円形に構成することにより制動装置(1
5)の長さを更に短縮することができる。すなわち、電磁
石(40)の横幅m3を電磁石(25)の直径m2よりも小さく
することにより電磁石(40)の中心と制動片(27)の支持ピ
ン(26)の中心との間隔r1が短くなる。したがって、図
5における制動装置(15)の長さm4は、図2における制
動装置(15)の長さm1よりも短くなる。
長の長方形又は長円形に構成することにより制動装置(1
5)の長さを更に短縮することができる。すなわち、電磁
石(40)の横幅m3を電磁石(25)の直径m2よりも小さく
することにより電磁石(40)の中心と制動片(27)の支持ピ
ン(26)の中心との間隔r1が短くなる。したがって、図
5における制動装置(15)の長さm4は、図2における制
動装置(15)の長さm1よりも短くなる。
【0048】このようにして、つり合おもり(7)の幅方
向寸法を更に短縮することができ、リニアモータ式エレ
ベーター装置におけるつり合おもり(7)の平面配置が一
層容易になる。なお、電磁石の吸引力はコイルのターン
数N、電流Iの積と、電磁石(40)と蓋(21)によって磁路
となる面積に比例するので、電磁石の形状を長方形、長
円形に変形しても容易に所要の吸引機能を得ることがで
きる。
向寸法を更に短縮することができ、リニアモータ式エレ
ベーター装置におけるつり合おもり(7)の平面配置が一
層容易になる。なお、電磁石の吸引力はコイルのターン
数N、電流Iの積と、電磁石(40)と蓋(21)によって磁路
となる面積に比例するので、電磁石の形状を長方形、長
円形に変形しても容易に所要の吸引機能を得ることがで
きる。
【0049】
【発明の効果】この発明は以上説明したように、昇降路
頂部に設けられた滑車を介して吊設されて一端にかごを
他端につり合おもりを吊持した主索と、つり合おもりに
設けられ互いに離れて配置されて挟圧動作する制動片を
有する制動装置と、平板状をなし互いに対向して配置さ
れてつり合おもりに装備されたリニアモータの電機子
と、昇降路に立設されて電機子の相互間に配置された2
次導体と、横断面にT字状部が形成されてT字の垂画が
つり合おもりの幅方向の側面からつり合おもりに入り込
み、T字の上画がつり合おもりの水平投影面における中
央位置に配置されると共に幅方向がつり合おもりの幅方
向に沿って配置されて昇降路に立設され、T字の上画の
一側に2次導体の長手に沿う一側が固定され、T字上画
の他側が制動片の相互間に配置されたレールとを設けた
ものである。
頂部に設けられた滑車を介して吊設されて一端にかごを
他端につり合おもりを吊持した主索と、つり合おもりに
設けられ互いに離れて配置されて挟圧動作する制動片を
有する制動装置と、平板状をなし互いに対向して配置さ
れてつり合おもりに装備されたリニアモータの電機子
と、昇降路に立設されて電機子の相互間に配置された2
次導体と、横断面にT字状部が形成されてT字の垂画が
つり合おもりの幅方向の側面からつり合おもりに入り込
み、T字の上画がつり合おもりの水平投影面における中
央位置に配置されると共に幅方向がつり合おもりの幅方
向に沿って配置されて昇降路に立設され、T字の上画の
一側に2次導体の長手に沿う一側が固定され、T字上画
の他側が制動片の相互間に配置されたレールとを設けた
ものである。
【0050】これによって、奥行きの浅いつり合おもり
を構成することができ、また昇降時においてつり合おも
りの中心寄りにリニアモータによる駆動力が作用する。
したがって、昇降路の奥行き方向寸法を短くすることが
でき建物のスペース利用効率を向上する効果がある。ま
た、リニアモータの駆動力がつり合おもりに対して偏っ
て作用することがなく、つり合おもりの案内具の損耗が
促進されたり、つり合おもりの昇降時に騒音が多くなっ
たりする不具合を解消する効果がある。
を構成することができ、また昇降時においてつり合おも
りの中心寄りにリニアモータによる駆動力が作用する。
したがって、昇降路の奥行き方向寸法を短くすることが
でき建物のスペース利用効率を向上する効果がある。ま
た、リニアモータの駆動力がつり合おもりに対して偏っ
て作用することがなく、つり合おもりの案内具の損耗が
促進されたり、つり合おもりの昇降時に騒音が多くなっ
たりする不具合を解消する効果がある。
【0051】また、この発明は以上説明したように、請
求項1記載のリニアモータ式エレベーター装置におい
て、つり合おもりに設けられてレールのT字状部に係合
し、レールに対するつり合おもりの昇降経路を所定位置
に保持する案内具を設けたものである。
求項1記載のリニアモータ式エレベーター装置におい
て、つり合おもりに設けられてレールのT字状部に係合
し、レールに対するつり合おもりの昇降経路を所定位置
に保持する案内具を設けたものである。
【0052】これによって、請求項1記載のリニアモー
タ式エレベーター装置におけるレールに案内具を介して
つり合おもりが案内されて所定経路を昇降する。したが
って、請求項1記載のリニアモータ式エレベーター装置
における効果が得られると共に、つり合おもりに対する
レール状部材の数が1本で済み製造費を節減する効果が
ある。
タ式エレベーター装置におけるレールに案内具を介して
つり合おもりが案内されて所定経路を昇降する。したが
って、請求項1記載のリニアモータ式エレベーター装置
における効果が得られると共に、つり合おもりに対する
レール状部材の数が1本で済み製造費を節減する効果が
ある。
【0053】また、この発明に係るリニアモータ式エレ
ベーター装置においては、請求項1及び請求項2のいず
れかに記載のリニアモータ式エレベーター装置におい
て、制動装置の電磁石を長方形及び長円形のいずれかを
なすものとし、つり合おもりに対して上下方向に長く配
置したものである。
ベーター装置においては、請求項1及び請求項2のいず
れかに記載のリニアモータ式エレベーター装置におい
て、制動装置の電磁石を長方形及び長円形のいずれかを
なすものとし、つり合おもりに対して上下方向に長く配
置したものである。
【0054】これによって、請求項1及び請求項2のい
ずれかに記載のリニアモータ式エレベーター装置におけ
る制動装置の電磁石が水平方向に狭幅に配置され、制動
装置の水平方向長さが短くなる。したがって、請求項1
及び請求項2のいずれかに記載のリニアモータ式エレベ
ーター装置における効果が得られると共に、つり合おも
りの幅方向寸法を短縮することができ、リニアモータ式
エレベーター装置におけるつり合おもりの平面配置を容
易化する効果がある。
ずれかに記載のリニアモータ式エレベーター装置におけ
る制動装置の電磁石が水平方向に狭幅に配置され、制動
装置の水平方向長さが短くなる。したがって、請求項1
及び請求項2のいずれかに記載のリニアモータ式エレベ
ーター装置における効果が得られると共に、つり合おも
りの幅方向寸法を短縮することができ、リニアモータ式
エレベーター装置におけるつり合おもりの平面配置を容
易化する効果がある。
【0055】また、この発明に係るリニアモータ式エレ
ベーター装置においては、請求項1及び請求項2のいず
れかに記載のリニアモータ式エレベーター装置におい
て、一端がつり合おもりに連結されて上昇し昇降路頂部
に設けられた滑車に巻掛けられて下降し、かごに枢着さ
れた返し車に巻掛けられて上昇して昇降路頂部に設けら
れた他の滑車に巻掛けられて下降し、他端がつり合おも
りに連結された主索としたものである。
ベーター装置においては、請求項1及び請求項2のいず
れかに記載のリニアモータ式エレベーター装置におい
て、一端がつり合おもりに連結されて上昇し昇降路頂部
に設けられた滑車に巻掛けられて下降し、かごに枢着さ
れた返し車に巻掛けられて上昇して昇降路頂部に設けら
れた他の滑車に巻掛けられて下降し、他端がつり合おも
りに連結された主索としたものである。
【0056】これによって、請求項1及び請求項2のい
ずれかに記載のリニアモータ式エレベーター装置におけ
るつり合おもりに1組の主索の両端がそれぞれ結合され
て、この主索によってかご及びつり合おもりが連結され
る。したがって、主索に伸びが生じても張力が自動的に
調整されて、主索の伸びによってつり合おもりに作用す
る偏荷重の発生が未然に防止される。そして、2組の主
索の伸びによって張力の不均一が生じることに伴う不具
合の発生を未然に防止する効果がある。
ずれかに記載のリニアモータ式エレベーター装置におけ
るつり合おもりに1組の主索の両端がそれぞれ結合され
て、この主索によってかご及びつり合おもりが連結され
る。したがって、主索に伸びが生じても張力が自動的に
調整されて、主索の伸びによってつり合おもりに作用す
る偏荷重の発生が未然に防止される。そして、2組の主
索の伸びによって張力の不均一が生じることに伴う不具
合の発生を未然に防止する効果がある。
【図1】この発明の実施例1を示す斜視図。
【図2】図1のエレベーター装置のつり合おもりにおけ
る制動装置箇所の横断して示す拡大平面図。
る制動装置箇所の横断して示す拡大平面図。
【図3】この発明の実施例2を示すエレベーター装置の
つり合おもりの拡大平面図。
つり合おもりの拡大平面図。
【図4】この発明の実施例3を示す斜視図。
【図5】この発明の実施例4を示すエレベーター装置の
つり合おもりにおける制動装置箇所の正面図。
つり合おもりにおける制動装置箇所の正面図。
【図6】ロープ式エレベーター装置を示す斜視図。
【図7】円筒形リニア誘導モータを利用した従来のリニ
アモータ式エレベーター装置を示す斜視図。
アモータ式エレベーター装置を示す斜視図。
【図8】両側式平板リニア誘導モータを利用した従来の
他のリニアモータ式エレベーター装置を示す斜視図。
他のリニアモータ式エレベーター装置を示す斜視図。
【図9】両側式平板リニア誘導モータを利用した従来の
他のリニアモータ式エレベーター装置を示す斜視図。
他のリニアモータ式エレベーター装置を示す斜視図。
【図10】従来のリニアモータ式エレベーター装置に使
用される円筒形磁石を利用した挟圧式制動装置の正面
図。
用される円筒形磁石を利用した挟圧式制動装置の正面
図。
【図11】図10の底面図。
1 昇降路 5 主索 6 かご 7 つり合おもり 10 滑車 15 制動装置 16 電機子 17 2次導体 27 制動片 32 レール 33 T字状部 34 T字の垂画 35 T字の上画 36 第1案内具 37 第2案内具 38 第3案内具 39 返し車 40 電磁石
Claims (4)
- 【請求項1】 昇降路頂部に設けられた滑車を介して吊
設されて一端にかごを他端につり合おもりを吊持した主
索と、上記つり合おもりに設けられ互いに離れて配置さ
れて挟圧動作する制動片を有する制動装置と、平板状を
なし互いに対向して配置されて上記つり合おもりに装備
されたリニアモータの電機子と、上記昇降路に立設され
て上記電機子の相互間に配置された2次導体と、横断面
にT字状部が形成されてT字の垂画が上記つり合おもり
の幅方向の側面から上記つり合おもりに入り込み、上記
T字の上画が上記つり合おもりの水平投影面における中
央位置に配置されると共に幅方向が上記つり合おもりの
幅方向に沿って配置されて上記昇降路に立設され、上記
T字の上画の一側に上記2次導体の長手に沿う一側が固
定され、上記上画の他側が上記制動片の相互間に配置さ
れたレールとを備えたリニアモータ式エレベーター装
置。 - 【請求項2】 つり合おもりに設けられてレールのT字
状部に係合し、上記レールに対する上記つり合おもりの
昇降経路を所定位置に保持する案内具を備えたことを特
徴とする請求項1記載のリニアモータ式エレベーター装
置。 - 【請求項3】 制動装置の電磁石をつり合おもりに対し
て上下方向に長く配置された長方形及び長円形のいずれ
かをなすものとしたことを特徴とする請求項1及び請求
項2のいずれかに記載のリニアモータ式エレベーター装
置。 - 【請求項4】 一端がつり合おもりに連結されて上昇し
昇降路頂部に設けられた滑車に巻掛けられて下降し、か
ごに枢着された返し車に巻掛けられて上昇して上記昇降
路頂部に設けられた他の滑車に巻掛けられて下降し、他
端が上記つり合おもりに連結された主索としたことを特
徴とする請求項1及び請求項2のいずれかに記載のリニ
アモータ式エレベーター装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6829094A JPH07277634A (ja) | 1994-04-06 | 1994-04-06 | リニアモータ式エレベーター装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6829094A JPH07277634A (ja) | 1994-04-06 | 1994-04-06 | リニアモータ式エレベーター装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07277634A true JPH07277634A (ja) | 1995-10-24 |
Family
ID=13369502
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6829094A Pending JPH07277634A (ja) | 1994-04-06 | 1994-04-06 | リニアモータ式エレベーター装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07277634A (ja) |
-
1994
- 1994-04-06 JP JP6829094A patent/JPH07277634A/ja active Pending
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