JPH0727706B2 - テ−プカセツト - Google Patents
テ−プカセツトInfo
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- JPH0727706B2 JPH0727706B2 JP19866186A JP19866186A JPH0727706B2 JP H0727706 B2 JPH0727706 B2 JP H0727706B2 JP 19866186 A JP19866186 A JP 19866186A JP 19866186 A JP19866186 A JP 19866186A JP H0727706 B2 JPH0727706 B2 JP H0727706B2
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- cassette
- vtr
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- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 13
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 2
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 2
- 239000011435 rock Substances 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はデジタル映像信号等の映像信号の記録再生用に
好適なテープカセツトに関する。
好適なテープカセツトに関する。
本発明はテープカセツトに関し、カセツト筺体の前面開
口を蓋する如くそのカセツト筺体に開閉自在に蓋が取り
付けられ、カセツト筺体のこの蓋を閉状態にロツクする
ロツク手段のロツクレバーとの相対位置に、VTRの主ロ
ツク解除突起の挿入される主スリツトを設けると共に、
カセツト筺体の主スリツトとは異なる位置に、寸法の異
なる他のテープカセツトに対するVTRの副ロツク解除突
起の逃げ部と成る副スロツトを設けるようにしたことに
より、寸法を異にする複数種類のテープカセツトを収納
し得、その複数種類のテープカセツトの蓋のロツク機構
を解除する、互いに位置を異にする複数のロツク解除機
構を備えるVTRの、寸法の異なる他のテープカセツトに
対するロツク解除突起を非動作状態にする複雑な機構を
そのVTRに設ける必要がなくなり、VTRの構成を簡単化す
ることができるようにしたものである。
口を蓋する如くそのカセツト筺体に開閉自在に蓋が取り
付けられ、カセツト筺体のこの蓋を閉状態にロツクする
ロツク手段のロツクレバーとの相対位置に、VTRの主ロ
ツク解除突起の挿入される主スリツトを設けると共に、
カセツト筺体の主スリツトとは異なる位置に、寸法の異
なる他のテープカセツトに対するVTRの副ロツク解除突
起の逃げ部と成る副スロツトを設けるようにしたことに
より、寸法を異にする複数種類のテープカセツトを収納
し得、その複数種類のテープカセツトの蓋のロツク機構
を解除する、互いに位置を異にする複数のロツク解除機
構を備えるVTRの、寸法の異なる他のテープカセツトに
対するロツク解除突起を非動作状態にする複雑な機構を
そのVTRに設ける必要がなくなり、VTRの構成を簡単化す
ることができるようにしたものである。
従来、デジタルVTR用テープカセツトに適用して好適な
大,中,小のテープカセツトが提案されている(特願昭
58−148214号、特願昭59−153480号等)。かかる大,
中,小のテープカセツトは、夫々長,中,短時間用テー
プカセツトで、一対のハブの中心間距離も夫々長,中,
短と異なつている。これに対応して、デジタルVTRの一
対のリール軸は、その間の距離が3段階に切換えられる
ようになされている。
大,中,小のテープカセツトが提案されている(特願昭
58−148214号、特願昭59−153480号等)。かかる大,
中,小のテープカセツトは、夫々長,中,短時間用テー
プカセツトで、一対のハブの中心間距離も夫々長,中,
短と異なつている。これに対応して、デジタルVTRの一
対のリール軸は、その間の距離が3段階に切換えられる
ようになされている。
次に、第4図〜第6図を参照して、かかる大,中,小の
テープカセツトのカセツト筺体の前面開口に設けられた
開閉自在の前蓋の開閉機構の従来例を説明する。第4図
は第5図のIV−IV線上の断面図、第5図は第4図のV−
V線上の断面図、第6図はその前蓋の斜視図である。
テープカセツトのカセツト筺体の前面開口に設けられた
開閉自在の前蓋の開閉機構の従来例を説明する。第4図
は第5図のIV−IV線上の断面図、第5図は第4図のV−
V線上の断面図、第6図はその前蓋の斜視図である。
先ず、前蓋(1)のその左右両側面板(1a)の内側に一
体に設けた一対の支点ピン(2)によつてカセツト筺体
(3)の左右両側壁(4)に矢印a,b方向に回動自在に
枢支させて、この前蓋(1)の前面板(1b)によりカセ
ツト筺体(3)の前面開口(5)を開閉するように構成
している。即ち、前蓋(1)は支点ピン(2)の外周に
巻装された戻しばね(6)によつて矢印a方向に回動附
勢されて、実線の如く前面板(1b)によつて前面開口
(5)を閉塞しており、一点鎖線の如く前蓋(1)が戻
しばね(6)に抗して矢印b方向に回動されると前面開
口(5)が開蓋されることになる。次に、カセツト筺体
(3)の一方の側壁(4)の内側で前蓋(1)の前面板
(1b)と支点ピン(2)との間にロツクレバー(7)が
その上端に一体に設けた支点ピン(8)によつて矢印c,
d方向に回動自在に枢支されている。そしてロツクレバ
ー(7)はその支点ピン(8)の外周に巻装された戻し
ばね(9)によつて矢印c方向に回動附勢されている。
前蓋(1)の前面板(1b)の背面に凹部(21)を設け、
ロツクレバー(7)に一体に設けたやや大形の凸部(2
2)を第4図に実線で示す如く凹部(21)内に係合させ
て、そのロツクレバー(7)によりその前蓋(1)を第
4図に実線で示した閉蓋状態にロツクさせるようにして
いる。なお矢印c方向に回動附勢されたロツクレバー
(7)の下端(7a)がカセツト筺体(3)の前端底壁
(12)に後方から当接されている。そして従来公知の如
くこのテープカセツトがデジタルVTRのカセツトホルダ
内に矢印e方向に挿入された時、そのカセツトホルダの
底面板上に設けられいるロツク解除用突起(13)がカセ
ツト筺体(3)の前端底壁(12)の下部に設けられたス
リツト(14)内に矢印f方向から挿入されて、その突起
(13)によりロツクレバー(7)が戻しばね(9)に抗
して矢印d方向に一点鎖線の如く回動されて、前蓋1の
閉蓋状態のロツクが解除されるように構成されている。
体に設けた一対の支点ピン(2)によつてカセツト筺体
(3)の左右両側壁(4)に矢印a,b方向に回動自在に
枢支させて、この前蓋(1)の前面板(1b)によりカセ
ツト筺体(3)の前面開口(5)を開閉するように構成
している。即ち、前蓋(1)は支点ピン(2)の外周に
巻装された戻しばね(6)によつて矢印a方向に回動附
勢されて、実線の如く前面板(1b)によつて前面開口
(5)を閉塞しており、一点鎖線の如く前蓋(1)が戻
しばね(6)に抗して矢印b方向に回動されると前面開
口(5)が開蓋されることになる。次に、カセツト筺体
(3)の一方の側壁(4)の内側で前蓋(1)の前面板
(1b)と支点ピン(2)との間にロツクレバー(7)が
その上端に一体に設けた支点ピン(8)によつて矢印c,
d方向に回動自在に枢支されている。そしてロツクレバ
ー(7)はその支点ピン(8)の外周に巻装された戻し
ばね(9)によつて矢印c方向に回動附勢されている。
前蓋(1)の前面板(1b)の背面に凹部(21)を設け、
ロツクレバー(7)に一体に設けたやや大形の凸部(2
2)を第4図に実線で示す如く凹部(21)内に係合させ
て、そのロツクレバー(7)によりその前蓋(1)を第
4図に実線で示した閉蓋状態にロツクさせるようにして
いる。なお矢印c方向に回動附勢されたロツクレバー
(7)の下端(7a)がカセツト筺体(3)の前端底壁
(12)に後方から当接されている。そして従来公知の如
くこのテープカセツトがデジタルVTRのカセツトホルダ
内に矢印e方向に挿入された時、そのカセツトホルダの
底面板上に設けられいるロツク解除用突起(13)がカセ
ツト筺体(3)の前端底壁(12)の下部に設けられたス
リツト(14)内に矢印f方向から挿入されて、その突起
(13)によりロツクレバー(7)が戻しばね(9)に抗
して矢印d方向に一点鎖線の如く回動されて、前蓋1の
閉蓋状態のロツクが解除されるように構成されている。
なお、前蓋(1)の前面板(1b)の上端には天井板(1
c)が一体に設けられている。また前記カセツト筺体
(3)は上下ハーフ(23),(24)とによつて構成され
ていて、左右両側壁(4)は上下ハーフ(23),(24)
のハーフ側壁(23a),(24a)によつて構成されてい
る。そして前蓋(1)の左右一対の支点ピン(2)はハ
ーフ側壁(23a),(24a)の上下分割面部分に形成され
た枢支用凹部(25a),(25b)間に上下から挟まれるよ
うにして回動自在に枢支されている。また戻しばね
(6)は捩りコイルばねによつて構成されていて、前蓋
(1)の一方の側面板(1a)と一方の側壁(4)との間
の隙間(26)内で一方の支点ピン2の外周に巻装されて
いて、その戻しばね(6)の両端部(6a),(6b)が側
面板(1a)とハーフ側壁(24a)とに一体に設けられた
一対の係止部(27a),(27b)に係止されることによつ
て前蓋(1)が第4図で矢印a方向に回動附勢されてい
る。またハーフ側壁(23a),(24a)の前端側には平面
形状がほぼコ形をなすロツクレバー取付壁(28a),(2
8b)が一体に設けられていて、そのロツクレバー取付壁
(28a),(28b)に形成されている上下方向に延びるス
リツト(29a),(29b)内にロツクレバー(7)が収納
されている。なおロツクレバー(7)の支点ピン(8)
は下ハーフ側壁(24a)のロツクレバー取付壁(28b)の
上端に設けられた一対の枢支用凹部(31)内に上方から
挿入されて上ハーフ側壁(23a)のロツクレバー取付壁
(28a)の下端にて上方から挟まれている。また戻しば
ね(9)は捩りコイルばねによつて構成されていて、ス
リツト(29a),(29b)内で支点ピン(8)の外周に巻
装されていて、その戻しばね(9)の両端部(9a),
(9b)がロツクレバー(7)とロツクレバー取付壁(28
a)とに一体に設けられた一対の係止部(30a),(30
b)に係止されることによつてロツクレバー(7)が矢
印c方向に回動附勢されている。
c)が一体に設けられている。また前記カセツト筺体
(3)は上下ハーフ(23),(24)とによつて構成され
ていて、左右両側壁(4)は上下ハーフ(23),(24)
のハーフ側壁(23a),(24a)によつて構成されてい
る。そして前蓋(1)の左右一対の支点ピン(2)はハ
ーフ側壁(23a),(24a)の上下分割面部分に形成され
た枢支用凹部(25a),(25b)間に上下から挟まれるよ
うにして回動自在に枢支されている。また戻しばね
(6)は捩りコイルばねによつて構成されていて、前蓋
(1)の一方の側面板(1a)と一方の側壁(4)との間
の隙間(26)内で一方の支点ピン2の外周に巻装されて
いて、その戻しばね(6)の両端部(6a),(6b)が側
面板(1a)とハーフ側壁(24a)とに一体に設けられた
一対の係止部(27a),(27b)に係止されることによつ
て前蓋(1)が第4図で矢印a方向に回動附勢されてい
る。またハーフ側壁(23a),(24a)の前端側には平面
形状がほぼコ形をなすロツクレバー取付壁(28a),(2
8b)が一体に設けられていて、そのロツクレバー取付壁
(28a),(28b)に形成されている上下方向に延びるス
リツト(29a),(29b)内にロツクレバー(7)が収納
されている。なおロツクレバー(7)の支点ピン(8)
は下ハーフ側壁(24a)のロツクレバー取付壁(28b)の
上端に設けられた一対の枢支用凹部(31)内に上方から
挿入されて上ハーフ側壁(23a)のロツクレバー取付壁
(28a)の下端にて上方から挟まれている。また戻しば
ね(9)は捩りコイルばねによつて構成されていて、ス
リツト(29a),(29b)内で支点ピン(8)の外周に巻
装されていて、その戻しばね(9)の両端部(9a),
(9b)がロツクレバー(7)とロツクレバー取付壁(28
a)とに一体に設けられた一対の係止部(30a),(30
b)に係止されることによつてロツクレバー(7)が矢
印c方向に回動附勢されている。
なお第5図において、(32)はテープリール、(33)は
磁気テープ、(34)はテープガイド等であつて、第5図
に示す如くロツクレバー(7)が前蓋(1)の側面板
(1a)に近接されて取付けられていることによつて、カ
セツト筺体(3)内で実線や一点鎖線の如く走行経路が
可変される磁気テープ(33)の走行スペースを大きくと
ることが出来る。
磁気テープ、(34)はテープガイド等であつて、第5図
に示す如くロツクレバー(7)が前蓋(1)の側面板
(1a)に近接されて取付けられていることによつて、カ
セツト筺体(3)内で実線や一点鎖線の如く走行経路が
可変される磁気テープ(33)の走行スペースを大きくと
ることが出来る。
尚、上述のカセツト筺体(3)の下ハーフ(24)のスリ
ツト(14)の位置は、大,中,小テープカセツトに応じ
て異ならしめられている。
ツト(14)の位置は、大,中,小テープカセツトに応じ
て異ならしめられている。
このように、カセツト筺体(3)の下ハーフ(24)のス
リツト(14)の位置が、大,中,小のテープカセツトに
応じて異なつていると、それに応じてVTRのカセツトホ
ルダにもロツト解除用突起(13)を複数設ける必要があ
る。
リツト(14)の位置が、大,中,小のテープカセツトに
応じて異なつていると、それに応じてVTRのカセツトホ
ルダにもロツト解除用突起(13)を複数設ける必要があ
る。
しかし、このようにロツク解除用突起を複数設けると、
テープカセツトをVTRのカセツトホルダに挿入すると
き、その突起が邪魔になつて、いずれかのテープカセツ
トの挿入が不可能となつてしまう。従つて、その場合に
は、不要のロツク解除用突起を、テープカセツトのVTR
のカセツトホルダへの挿入に邪魔にならないように、そ
の突起を引つ込めるとか、折曲げるとかしなければなら
ないが、そのようにすると、そのための機構が複雑とな
つてしまう。
テープカセツトをVTRのカセツトホルダに挿入すると
き、その突起が邪魔になつて、いずれかのテープカセツ
トの挿入が不可能となつてしまう。従つて、その場合に
は、不要のロツク解除用突起を、テープカセツトのVTR
のカセツトホルダへの挿入に邪魔にならないように、そ
の突起を引つ込めるとか、折曲げるとかしなければなら
ないが、そのようにすると、そのための機構が複雑とな
つてしまう。
かかる点に鑑み、本発明は寸法を異にする複数種類のテ
ープカセツトを収納し得、その複数種類のテープカセツ
トの蓋のロツク機構を解除する、互いに位置を異にする
複数のロツク解除機構を備えるVTRの、寸法の異なる他
のテープカセツトに対するロツク解除突起を非動作状態
にする複雑な機構をそのVTRに設ける必要がなくなり、V
TRの構成を簡単化することのできるテープカセツトを提
案しようとするものである。
ープカセツトを収納し得、その複数種類のテープカセツ
トの蓋のロツク機構を解除する、互いに位置を異にする
複数のロツク解除機構を備えるVTRの、寸法の異なる他
のテープカセツトに対するロツク解除突起を非動作状態
にする複雑な機構をそのVTRに設ける必要がなくなり、V
TRの構成を簡単化することのできるテープカセツトを提
案しようとするものである。
本発明は、カセツト筺体(3)と、その前面開口(5)
を蓋する如くカセツト筺体(3)に開閉自在に取り付け
られた蓋(1)と、この蓋(1)を閉状態にロツクする
ロツク手段とを有し、カセツト筺体(3)のロツク手段
のロツクレバー(7)との対応位置に、VTRの主ロツク
解除突起の挿入される主スリツト(14)が設けられて成
るテープカセツトにおいて、カセツト筺体(3)の主ス
リツト(14)とは異なる位置に、寸法の異なる他のテー
プカセツトに対するVTRの副ロツク解除突起の逃げ部と
成る副スロツト(14b′),(14c′)が設けられて成る
ことを特徴とするものである。
を蓋する如くカセツト筺体(3)に開閉自在に取り付け
られた蓋(1)と、この蓋(1)を閉状態にロツクする
ロツク手段とを有し、カセツト筺体(3)のロツク手段
のロツクレバー(7)との対応位置に、VTRの主ロツク
解除突起の挿入される主スリツト(14)が設けられて成
るテープカセツトにおいて、カセツト筺体(3)の主ス
リツト(14)とは異なる位置に、寸法の異なる他のテー
プカセツトに対するVTRの副ロツク解除突起の逃げ部と
成る副スロツト(14b′),(14c′)が設けられて成る
ことを特徴とするものである。
かかる本発明によれば、カセツト筺体(3)の主スリツ
ト(14)とは異なる位置に、寸法の異なる他のテープカ
セツトに対するVTRの副ロツク解除突起の逃げ部と成る
副スリトト(14b′),(14c′)が設けられているの
で、テープカセツトのVTRへの挿入時に、寸法の異なる
他のテープカセツトに対する副ロツク解除突起が副スリ
ツトに浸入するので、寸法を異にする複数種類のテープ
カセツトを収納し得、その複数種類のテープカセツトの
蓋のロツク機構を解除する位置を異にする複数のロツク
解除機構を備えるVTRの、寸法の異なる他のテープカセ
ツトに対するロツク解除突起を非動作状態にする複雑な
機構をそのVTRに設ける必要がなくなり、VTRの構成を簡
単化することができる。
ト(14)とは異なる位置に、寸法の異なる他のテープカ
セツトに対するVTRの副ロツク解除突起の逃げ部と成る
副スリトト(14b′),(14c′)が設けられているの
で、テープカセツトのVTRへの挿入時に、寸法の異なる
他のテープカセツトに対する副ロツク解除突起が副スリ
ツトに浸入するので、寸法を異にする複数種類のテープ
カセツトを収納し得、その複数種類のテープカセツトの
蓋のロツク機構を解除する位置を異にする複数のロツク
解除機構を備えるVTRの、寸法の異なる他のテープカセ
ツトに対するロツク解除突起を非動作状態にする複雑な
機構をそのVTRに設ける必要がなくなり、VTRの構成を簡
単化することができる。
以下に、第1図及び第2図を参照して、本発明の実施例
のテープカセツトを詳細に説明するも、第4図〜第6図
及びその説明を援用する。第1図は本発明を適用した大
テープカセツトの底面、即ち、下ハーフ(24)の底面を
示す。(14a),(14a)は、この下ハーフ(24)の蓋
(1)側に一対設けられたVTRの主ロツク解除突起(1
3)の挿入される主スリツトである。
のテープカセツトを詳細に説明するも、第4図〜第6図
及びその説明を援用する。第1図は本発明を適用した大
テープカセツトの底面、即ち、下ハーフ(24)の底面を
示す。(14a),(14a)は、この下ハーフ(24)の蓋
(1)側に一対設けられたVTRの主ロツク解除突起(1
3)の挿入される主スリツトである。
(14b′),(14b′)は、カセツト筺体(3)の主スリ
ツト(14a),(14a)とは異なる位置、即ちその内側に
一対設けられた、中テープカセツト(第2図)に対する
VTRの副ロツク解除突起の逃げ部と成る一対の副スリツ
トである。(14c′)は、カセツト筺体(3)の主スリ
ツト(14a),(14a)とは異なる位置、即ち副スリツト
(14b′),(14b′)の内側に1個設けられた、小テー
プカセツト(第3図)に対するVTRの副ロツク解除突起
の逃げ部と成る副スリツトである。
ツト(14a),(14a)とは異なる位置、即ちその内側に
一対設けられた、中テープカセツト(第2図)に対する
VTRの副ロツク解除突起の逃げ部と成る一対の副スリツ
トである。(14c′)は、カセツト筺体(3)の主スリ
ツト(14a),(14a)とは異なる位置、即ち副スリツト
(14b′),(14b′)の内側に1個設けられた、小テー
プカセツト(第3図)に対するVTRの副ロツク解除突起
の逃げ部と成る副スリツトである。
第2図は本発明を適用した中テープカセツトの底面、即
ち、下ハーフ(24)の底面を示す。(14b),(14b)は
この下ハーフ(24)の蓋(1)側に一対設けられたVTR
の主ロツク解除突起(13)の挿入される主スリツトであ
る。
ち、下ハーフ(24)の底面を示す。(14b),(14b)は
この下ハーフ(24)の蓋(1)側に一対設けられたVTR
の主ロツク解除突起(13)の挿入される主スリツトであ
る。
(14c″)は、カセツト筺体(3)の主スリツト(14
b),(14b)とは異なる位置、即ちその内側に一個設け
られた、小テープカセツト(第3図)に対するVTRの副
ロツク解除突起の逃げ部と成る副スロツトである。
b),(14b)とは異なる位置、即ちその内側に一個設け
られた、小テープカセツト(第3図)に対するVTRの副
ロツク解除突起の逃げ部と成る副スロツトである。
第3図に、小テープカセツトの底面、即ち下ハーフ(2
4)の底面を示す。(14c)はこの下ハーフ(24)の蓋
(24)側に1個設けられたVTRの主ロツク解除突起(1
3)の挿入される主スリツトである。
4)の底面を示す。(14c)はこの下ハーフ(24)の蓋
(24)側に1個設けられたVTRの主ロツク解除突起(1
3)の挿入される主スリツトである。
尚、第1図〜第3図の大,中及び小テープカセツトの一
対のリール(ハブ)の中心間間隔は互いに異なつている
が、VTRにおいて一対のリール軸の間隔を可変しうるよ
うになされているので、問題はない。
対のリール(ハブ)の中心間間隔は互いに異なつている
が、VTRにおいて一対のリール軸の間隔を可変しうるよ
うになされているので、問題はない。
上述せる本発明テープカセツトによれば、寸法を異にす
る複数種類のテープカセツトの収納し得、その複数種類
のテープカセツトの蓋のロツク機構を解除する、互いに
位置を異にする複数のロツク解除機構を備えるVTRの、
寸法の異なる他のテープカセツトに対するロツク解除突
起を非動作状態にするための複雑な機構をVTRに設ける
必要がなくなり、VTRの構成を簡単化することができ
る。
る複数種類のテープカセツトの収納し得、その複数種類
のテープカセツトの蓋のロツク機構を解除する、互いに
位置を異にする複数のロツク解除機構を備えるVTRの、
寸法の異なる他のテープカセツトに対するロツク解除突
起を非動作状態にするための複雑な機構をVTRに設ける
必要がなくなり、VTRの構成を簡単化することができ
る。
第1図及び第2図は本発明の実施例を示す夫々大テープ
カセツト及び中テープカセツトの底面図、第3図は小テ
ープカセツトの底面図、第4図及び第5図は従来のテー
プカセツトの断面図、第6図はその蓋を示す斜視図であ
る。 (1)は蓋、(13)はVTRの主ロツク解除突起、(14
a),(14a):(14b),(14b)は夫々主スリツト、
(14b′),(14b′):(14c′),(14c′):(14
c″)は副スリツトである。
カセツト及び中テープカセツトの底面図、第3図は小テ
ープカセツトの底面図、第4図及び第5図は従来のテー
プカセツトの断面図、第6図はその蓋を示す斜視図であ
る。 (1)は蓋、(13)はVTRの主ロツク解除突起、(14
a),(14a):(14b),(14b)は夫々主スリツト、
(14b′),(14b′):(14c′),(14c′):(14
c″)は副スリツトである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 池 和夫 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 川田 秀昭 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】カセツト筺体と、その前面開口を蓋する如
く該カセツト筺体に開閉自在に取り付けられた蓋と、該
蓋を閉状態にロツクするロツク手段とを有し、上記カセ
ツト筺体の該ロツク手段のロツクレバーとの対応位置
に、VTRの主ロツク解除突起の挿入される主スリツトが
設けられて成るテープカセツトにおいて、 上記カセツト筺体の上記主スリツトとは異なる位置に、
寸法の異なる他のテープカセツトに対する上記VTRの副
ロツク解除突起の逃げ部と成る副スロツトが設けられて
成ることを特徴とするテープカセツト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19866186A JPH0727706B2 (ja) | 1986-08-25 | 1986-08-25 | テ−プカセツト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19866186A JPH0727706B2 (ja) | 1986-08-25 | 1986-08-25 | テ−プカセツト |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6355789A JPS6355789A (ja) | 1988-03-10 |
JPH0727706B2 true JPH0727706B2 (ja) | 1995-03-29 |
Family
ID=16394941
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19866186A Expired - Lifetime JPH0727706B2 (ja) | 1986-08-25 | 1986-08-25 | テ−プカセツト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0727706B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5240200A (en) * | 1990-03-30 | 1993-08-31 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Tape cassette |
-
1986
- 1986-08-25 JP JP19866186A patent/JPH0727706B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6355789A (ja) | 1988-03-10 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |