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JPH07268987A - 難燃性ブロック構造体 - Google Patents

難燃性ブロック構造体

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Publication number
JPH07268987A
JPH07268987A JP6057370A JP5737094A JPH07268987A JP H07268987 A JPH07268987 A JP H07268987A JP 6057370 A JP6057370 A JP 6057370A JP 5737094 A JP5737094 A JP 5737094A JP H07268987 A JPH07268987 A JP H07268987A
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JP
Japan
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sand
layer
earth
block structure
foamed resin
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Application number
JP6057370A
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English (en)
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JP2775583B2 (ja
Inventor
Keiji Sekiguchi
啓司 関口
Hiroshi Usuda
博司 臼田
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Diatex Co Ltd
Original Assignee
Diatex Co Ltd
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Publication date
Application filed by Diatex Co Ltd filed Critical Diatex Co Ltd
Priority to JP6057370A priority Critical patent/JP2775583B2/ja
Publication of JPH07268987A publication Critical patent/JPH07268987A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 屋内又は屋外における床、芝、歩道等として
使用するのに適した難燃性ブロック構造体を提供する。 【構成】 発泡樹脂層の上に、比重1.15以上を有する無
機粒子とゴム結合剤とからなる土砂結合層を一体的に結
合した。この土砂結合層は、無機粒子とゴム結合剤の全
重量に対して60〜95重量%の無機粒子を含有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、特に、室内における床
材として、また屋上又はゴルフ練習場の人工芝や、歩
道、遊戯場等の屋外で使用することのできる難燃性ブロ
ック構造体に関する。
【0002】
【従来の技術】発泡ポリスチレン樹脂体等の発泡樹脂体
は軽量でありかつ熱や音に対する遮断性及び圧縮強度が
大きいため、その特徴を建築材料や、土木用資材、包装
容器等に広く活用されている。しかしながら、発泡樹脂
体は、一方において衝撃に弱く、例えば、釘の打ち込み
の際の衝撃によって、簡単に破断したり、また曲げ強度
が小さいために、僅かなひねり等の応力がかかると、容
易に破断するなど、材料としてそのまま使用することが
できない問題点がある。そのため、従来より、発泡ポリ
スチレン等の発泡樹脂体を構造材料の一部として利用す
る種々の形態の構造材料、例えば、床材、壁材等の表層
材が検討されている。例えば、特開平5−138793
号公報には、熱硬化性樹脂発泡体と、その少なくとも一
面に積層されかつガラス繊維等の長繊維によって補強さ
れた熱硬化性樹脂発泡体とから構成された複合材料が開
示されている。また、特開平5−171791号公報に
は、表面に凹凸加工を施した発泡シートに、木質系表面
材を張り合わせた遮音性複合構造材料が開示されてい
る。また、実開昭63−136146号公報には、藁層
と発泡樹脂層と畳層とを組合せた柔道場用の畳が開示さ
れている。更に、特開平5−162226号公報には、
葉状立毛を固定する基布層を発泡体層に設け、例えば、
屋内における敷物や、壁装材等として使用されるブロッ
ク構造体が開示されている。しかしながら、従来公知又
は検討されてきた発泡樹脂層を利用するこれらの複合材
料は、可燃性の発泡樹脂層に直接、可燃性の材料を組合
せたものであるため、難燃性に乏しく、一旦、火が付け
ば、容易に延焼し、火災の原因となるなど問題となって
いた。そのため、従来より、難燃性に優れ、発泡樹脂材
料の優れた特性を有効に利用するとともに、発泡樹脂材
料の有する欠点を補うことのできる複合材料が強く要望
されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明は、難
燃性に優れ、発泡樹脂材料の有する優れた軽量性及び圧
縮強度の特性を生かすとともに、発泡樹脂材料の耐衝撃
強度及び曲げ強度を改善したブロック構造体を提供する
ことを目的とする。また、本発明は、難燃性及び防音性
に優れ、発泡樹脂材料の有する優れた軽量性及び圧縮強
度の特性を生かすとともに、発泡樹脂材料の耐衝撃強度
及び曲げ強度を改善したブロック構造体を提供すること
を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記目的を
達成するため、鋭意検討した結果、発泡樹脂層と、その
上に一体的に結合された土砂結合層とからブロック構造
体を構成し、しかも、前記土砂結合層を比重1.15以上を
有する無機粒子とゴム結合剤とから構成し、更に前記無
機粒子の含量を、該無機粒子及び前記ゴム結合剤の全重
量に対して60〜95重量%とすることにより、上記目的を
達成できることを見出し、本発明に到達したものであ
る。
【0005】
【実施例】以下、図面を参照しながら、本発明の実施例
について説明する。図1には、本発明の好ましい態様で
ある難燃性ブロック構造体1が示されている。このブロ
ック構造体1は、下層に発泡樹脂層2を有し、上層に土
砂結合層3を有し、発泡樹脂層2及び土砂結合層3は相
互に一体的に結合している。発泡樹脂層2としては、種
々の発泡樹脂材料から形成された樹脂層が使用できる。
発泡樹脂材料としては、従来より発泡樹脂の製造の分野
において使用されている樹脂であれば、特に制限なく使
用することができる。例えば、典型的な樹脂としては、
ポリオレフィンや、ポリウレタン等が挙げられる。ポリ
オレフィンとしては、例えば、ポリスチレン、ポリエチ
レン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル(PVC) 等が挙げ
られる。また、オレフィンの共重合体、例えば、AB
S、エチレン−プロピレン共重合体等も挙げられる。本
発明において使用できる発泡法として、従来より採用さ
れている種々の発泡法を使用することができる。本発明
で典型的に使用できる発泡法としては、ビーズ発泡法
と、射出又は押出発泡法とが挙げられる。ビーズ発泡法
は、高倍率(発泡倍率:30〜60倍程度)の発泡を行
う場合に、特にポリスチレンに通常採用される方法であ
る。この方法においては、発泡剤を含むポリスチレンの
ビーズを予備成形し、3〜6時間熟成した後、発泡す
る。そして、この発泡した粒子を型枠に充填した後、蒸
気で加熱溶融し、発泡樹脂を成形した後、型枠を冷却
し、次いで発泡成形体を取り出す。射出又は押出発泡法
は、射出又は押出成形の過程で発泡させるものであり、
通常、射出発泡では、低倍率(発泡倍率:通常3倍以
下)の発泡体が得られ、押出発泡では、押出成形時に注
入する発泡剤の量を調節することにより、広範囲の発泡
倍率を有する発泡体が得られる。得られた発泡体は、内
部に独立気泡を有するため、遮音性及び遮熱性に優れ、
しかも実質的に非透水性である。本発明で使用する発泡
樹脂層の色は、ブロック構造体の用途に応じて種々変動
させることができる。色は、顔料又は染料を予め添加し
ておくことによって付与することができる。
【0006】土砂結合層3は、砂と前加硫天然ゴムとか
ら構成されている。土砂結合層3は、その構成に基づい
て、耐衝撃強度及び曲げ強度に優れ、重量があり、しか
も難燃性を有する。そして、土砂結合層3は、発泡樹脂
層2と一体に結合することにより、発泡樹脂材料の欠点
である、低い耐衝撃強度及び曲げ強度を補うとともに、
土砂結合層3の厚み、無機粒子の含有量等を適宜調整す
ることによって、用途に応じた重量を有するブロック構
造体1を構成することができる。図1の態様では、無機
粒子として砂を使用しているが、比重が1.15以上、好ま
しくは1.25〜1.65であれば、砂以外の無機粒子でも制限
なく使用することができる。ここで、比重が1.15未満で
は、発泡樹脂層1との比重差が小さくなり、土砂結合層
3の使用量を変えて、ブロック構造体1の重量を調節す
る際に、ブロック構造体1の重量調整が困難になるので
好ましくない。例えば、屋内において、接着剤等の固定
手段を使用しないで、ブロック構造体1を床に敷きつめ
る際に、ブロック構造体1自体にある程度の重量がない
と、敷きつめ作業中に、ブロック構造体1が簡単にずれ
てしまう。また、例えば、屋上においては、敷きつめる
際に、風によって煽られ、設置作業上好ましくない。一
方、余りにも比重が大き過ぎると、土砂結合層3の使用
割合が少ない場合でも、ブロック構造体1の重量が大き
過ぎることなり、ブロック構造体1の運搬等の取扱いに
支障を来すので好ましくない。無機粒子としては、砂以
外のものとして、例えば炭酸カルシウムや、タルク等を
使用することができる。経済性の観点から見ると、砂が
好ましい。無機粒子の大きさは、一般に粒子径の大きさ
として、0.002 〜2 mm、好ましくは0.005 〜1.5 mmであ
る。この範囲において、粒子径の分布のある無機粒子を
使用してもよく、また分布を狭めた無機粒子を使用して
もよい。一般に粒径の小さいものほど、粒子間隙が狭く
なり、それだけゴムの入り込む量が少なくなり、土砂結
合層の弾性が低下し、硬度は大きくなる。一方、粒径が
大きくなると、粒子間に入り込むゴムの量が多くなり、
弾性が大きくなり、硬度は低下する。更に、粒子分布が
広い場合には、一般に無機粒子が緻密に配合されるた
め、相対的にゴム結合剤の量が低下する傾向にあり、弾
性が小さい土砂結合層3が形成される。一方、分布の狭
い無機粒子を使用する場合には、ゴム結合剤の量が相対
的に多くなるため、弾性の大きいものが得られる。従っ
て、本発明のブロック構造体1を使用する場所に応じて
適宜、分布の広狭を調整することができる。
【0007】ゴム結合剤としては、上記の態様において
は、前加硫天然ゴムを使用した例について説明したが、
一般に天然ゴムや合成ゴム、その誘導体が使用される。
例えば、前加硫又は後加硫天然ゴム(硫黄系、有機過酸
化物系など)、メタクリル酸メチルをグラフト重合した
天然ゴム、解重合天然ゴムがあり、合成ゴム系として
は、スチレン−ブタジェンゴム (SBR)、 カルボキシ
ル化スチレン−ブタジェンゴム(X−SBR)、クロロ
プレン(CR)、アクリロニトリル−ブタジェンゴム
(NBR)等が挙げられる。これらのゴムは、組み合わ
せて使用してもよい。曲げ強さ及び耐久性の点で、天然
ゴム又はその誘導体、例えば加硫天然ゴム、特に前加硫
天然ゴムが好ましい。土砂結合層3を構成する無機粒子
の使用割合については、一般に無機粒子及びゴム結合剤
の全重量に基づいて、一般に60〜95重量%、好ましくは
70〜90重量%である。無機粒子の量が60重量%よりも小
さい場合(ゴム結合剤の量が多過ぎる場合)には、弾性
又は曲げ強さが強過ぎ、またブロック構造体1が軽量と
なり好ましくない。また、ゴム分が多くなるに従って、
難燃性が低下する。逆に、無機粒子の量が95重量%より
も多過ぎると(ゴム結合剤の量が少な過ぎる場合)、弾
性又は曲げ強さが小さ過ぎ、硬度の高いものとなり、表
層構造体として好ましくない。また、無機粒子の結合力
が小さ過ぎる結果、使用中に徐々に無機粒子が飛散する
ので、好ましくない。
【0008】発泡樹脂層2の利点を生かし、土砂結合層
3によって発泡樹脂層2の欠点を補うためには、発泡樹
脂層2と土砂結合層3とが、相互に一体的に結合されて
いることが必要である。結合方法としては、接着剤によ
って両層を相互に結合する方法があるが、簡略化された
方法としては、この結合を、土砂結合層3の形成と同時
に行う方法がある。詳述すれば、まず、図7に示される
ように、ブロックの大きさに対応する部分に穴64を開
けた下蓋61と、側面に排出溝63を有する型枠62と
を図7に示すように配置する。この型枠62内に、その
型枠62の内径の大きさをほぼ有するブロック状の発泡
樹脂体2を入れ、その上に砂とゴムラテックスとの混合
物を充填した後、その上に厚み調整板69及び穴68の
開いた上蓋67を順次置き、上蓋67の上から加圧しな
がら、その状態で、所定の時間、自然乾燥又は高温乾燥
することによって、土砂結合層3の形成と同時に発泡樹
脂層2及び土砂結合層3の一体化を達成する。この場
合、土砂結合層3に含まれるゴム結合剤が接着剤の役割
を果たすために、発泡樹脂層2及び土砂結合層3とが一
体的に結合する。土砂結合層3は、発泡樹脂層2に一体
的に結合することにより、発泡樹脂層2の欠点である耐
衝撃性及び曲げ強度を大幅に改善する。従って、土砂結
合層3側から釘を打ち込んだ時に、破断することなく、
容易に釘を打ち込め、また湾曲したような場所において
も、ブロック構造体1は対応することができるので、任
意の形状の所定の箇所にブロック構造体1を設置するこ
とができる。
【0009】土砂結合層3を形成する際の圧力は、表面
積や土砂とゴムラテックスとの混合物の粘度により異な
るが、一般に20〜50Kg/m2 、好ましくは、20〜3
0Kg/m2 である。20Kg/m2 より、加圧が少ないと、均
一な厚みが得られず、好ましくない。一方、50Kg/m2
より大きいと、ゴムラテックスのロスが多くなり、経済
的に好ましくない。高温乾燥における温度は、一般に5
0〜80℃、好ましくは60〜70℃である。50℃よ
りも低温で乾燥すると、乾燥効率が悪く、コストが掛か
るので好ましくない。一方、80℃よりも高温では、発
泡樹脂材料又は土砂結合層の劣化が起こり易いので好ま
しくない。ここで使用するゴムラテックスは、一般にゴ
ム成分と水とからなる分散液である。ゴムラテックスに
おけるゴム濃度は、一般に30〜70重量%の範囲で使用さ
れる。30重量%より濃度が小さい場合には、取り扱いは
容易となるが、ゴム分が少なくなり過ぎるため、土砂結
合層の弾性及び曲げ強さが小さくなるので好ましくな
い。一方、70重量%より濃度が大きくなると、砂と混合
した時に、直ちに皮膜を形成してしまい、均一な混合物
を形成することが難しいので好ましくない。
【0010】ブロック構造体1の厚み及び大きさは、特
に限定されるものではない。一般に、ブロック構造体1
の厚みは、取扱いの便宜を考慮して、10〜50mm、好
ましくは20〜30mmである。また、ブロック構造体1
の大きさは、30mm×30mm〜50mm×50mmを標準と
するが、合板規格である100mm×200mm程度まで製
品化することができる。ブロック構造体1における発泡
樹脂層2と土砂結合層3との厚みの割合は、ブロック構
造体1の用途に応じて種々変動する。例えば、室内の床
に使用する場合には、発泡樹脂層の厚み:土砂結合層の
厚みは、一般に5:1〜2:1、好ましくは4:1〜
3:1である。土砂結合層3の厚みが小さ過ぎる場合に
は、難燃性を十分に発揮させることが難しい。この観点
から、土砂結合層3の厚みは、3mm以上あることが好ま
しい。一方、土砂結合層3の厚みを大きくし過ぎると、
土砂結合層3の重量が相対的に大きくなり過ぎることに
なり、発泡樹脂層2の軽量性という特徴を十分利用する
ことができない場合がある。
【0011】図2には、別の態様のブロック構造体11
が示されている。この態様においては、発泡樹脂層12
の上下両面に同一の土砂結合層13が一体的に結合され
ていることを除いて、図1に示された態様と同一であ
る。発泡樹脂層12の両面に土砂結合層13を一体的に
結合することによって、一面のみに土砂結合層13を設
けた場合に比べて、反りの発生が低下し、かつ強度が一
段と高まるとともに、両面を使用可能とすることがで
き、利用度が大幅に向上する。発泡樹脂層12の厚み:
土砂結合層13と全体の厚みは、図1の態様で説明した
ものと同様である。この態様のブロック構造体11は、
図1の態様のブロック構造体1に関して説明した製造方
法に準じて製造することができる。即ち、ブロック状の
発泡樹脂体を型枠内に入れる前に、砂とゴムラテックス
との混合物を所定量導入することを除いて、図1の態様
のブロック構造体1の製造の場合と同様にして製造する
ことができる。図3には、別の態様のブロック構造体2
1が示されている。この態様のブロック構造体21は、
土砂結合層23の上に更に表層材24が一体的に結合さ
れていることを除いては、図1の態様のブロック構造体
1と同様である。表層材24としては、種々の材料が使
用でき、ブロック構造体21に種々の意匠的効果を付与
するものである。表層材24としては、例えば、織物、
編み物、壁紙、畳表等が適宜使用できる。驚くべきこと
に、このような可燃性の表層材24を使用する場合にお
いても、土砂結合層23の上に直接使用する限り、本発
明のブロック構造体21は難燃性を保持することができ
る。その理由は必ずしも定かではないが、土砂結合層2
3に含まれる無機粒子の比熱容量が大きいために、表層
材24に直接火を近づけても、表層材24の温度の急激
な増大を抑えるためと考えられる。この態様のブロック
構造体21も、砂とゴムラテックスとの混合物を充填し
た後、その上に表層材を置くことを除いては、図1の態
様のブロック構造体1の製造に準じて製造することがで
きる。
【0012】図4には、別の態様のブロック構造体31
が示されている。この態様のブロック構造体31は、土
砂結合層33の上に更に人工芝構造体34が一体的に結
合されていることを除いては、図1の態様のブロック構
造体1と同様である。この人工芝構造体34は、図5に
示されるように、経糸38及び緯糸39を平織すること
によって形成された織物基布36に熱可塑性合成樹脂か
ら形成された複数のパイル糸37をタフト機により植毛
した後、パイル糸37の先端をカットしたものからな
る。そのパイル糸37は織物基布36の上方に突出し、
先端は自由端となっている。この態様のブロック構造体
31は、図3の態様のブロック構造体21の製造に準じ
て製造することができる。この場合、織物基布26の下
に突出するパイル糸37の根部が、土砂結合層33の形
成の間、土砂結合層33の表面から内部に食い込んだ状
態でゴム結合剤によって固定されるので、人工芝構造体
34と土砂結合層33は、一体的に結合する。ブロック
構造体31は、屋内又は屋外におけるスポーツ施設や、
遊戯場等としての使用に適している。特に、屋上におい
て使用する場合に、ブロック構造体31に複数の適当な
大きさの穴を貫通させて形成しておけば、透水性を持た
せたブロック構造体31とすることができ、雨の日で
も、ブロック構造体31の表面に水が溜まることがな
く、利用上大変便利である。
【0013】なお、ブロック構造体31をゴルフ練習場
において使用する場合に、自然感を現出するために、パ
イル糸37間に砂を充填してもよい。使用されるパイル
糸37の材料は、従来よりこのパイル糸を使用する人工
芝の分野で採用されているものであれば、特に限定され
るものではない。また、パイル糸37の長さは、一般的
には約40mmまで、通常は5〜30mmであるが、これに
限定されるものではない。なお、この態様においては、
人工芝構造体34に関して説明したが、同様の機構によ
り、絨毯又はカーペットの場合にも適用できることは明
らかである。なお、織物基布36として、この態様で
は、平織により織成したものを使用しているが、それ以
外の織成のものや、又は編成したものでもよい。特に、
本発明のブロック構造体31の製造上の取り扱い性を考
慮すれば、織物基布36は植毛されたパイル糸37を支
持固定でき、しかも透水性であることが好ましい。パイ
ル糸37の目付けは、ブロック構造体31を使用する用
途にもよるが、一般に0.3 〜2.0 kg/m2 、好ましくは0.
4〜1.5kg/m2である。図6には、別の態様のブロック構
造体41が示されている。このブロック構造体41は、
土砂結合層43の上面と、発泡樹脂層42の下面に、表
層材44を一体的に結合したことを除いて、図1の態様
と同様の構成である。このように構成することにより、
反りの防止、強度の向上、及び両面の利用性を図ってい
る。なお、表層材44として、異なる表層材を使用する
ことによって、適宜ブロック構造体41を裏返すことに
より、異なる意匠効果を発揮させることができる。
【0014】図8には、別の態様のブロック構造体81
が示されている。このブロック構造体81は、4個の小
さい発泡樹脂片82が一定の間隔で配置され、しかもそ
れぞれの発泡樹脂片82が土砂結合層83によって被覆
されている(図10を参照)。この態様においては、各
発泡樹脂片82間に形成される土砂結合層からなる仕切
り部83aが、発泡樹脂片82の上下面に存在する土砂
結合層を相互にしかも強固に結合するので、発泡樹脂片
82と土砂結合層83の一体的な結合とあっまって、土
砂結合層83と発泡樹脂片82との剥離が大幅に防止さ
れる。このブロック構造体81は、例えば、図7に示さ
れるように配置された下蓋61上の型枠62内に、ま
ず、砂とゴムラテックスとの混合物を導入し、次いで、
発泡樹脂片82を、型枠62との間だけでなく、発泡樹
脂片82相互間においても所定の間隔をもって配置した
後、砂とゴムラテックスとの混合物を発泡樹脂片82を
完全に覆うように再度導入し、その上に厚み調整板69
及び上蓋67を順次置き、上蓋67の上から加圧しなが
ら、その状態で、所定の時間、自然乾燥又は高温乾燥す
ることによって、製造することができる。なお、加圧が
大きい場合には、ゴムラテックスのロスを最少にするた
めに、調整板69と上蓋67との間にビニールシートを
介在させてもよい。
【0015】図11には、更に別の態様のブロック構造
体91が示されている。このブロック構造体91は、1
畳程の大きさのもので、図12に示される複数の穴94
を有するブロック状の発泡樹脂層92を土砂結合層93
によって全体的に被覆したものである。この態様におい
ては、ブロック構造体91の穴94に対応する部分95
は、土砂結合層を構成する材料によって構成されてい
る。この場合も、図8の態様のブロック構造体81と同
様にして製造することができる。このブロック構造体9
1においては、部分95によって、発泡樹脂層92の上
下両面の土砂結合層93が相互にしかも強固に結合され
ているので、発泡樹脂層92と土砂結合層93の剥離が
防止される。従って、土砂結合層93は、運搬等取扱い
に際して、ある程度乱暴に扱っても、層剥離を起こすこ
となく取り扱うことができる。なお、ブロック構造体の
形状は、四角形のものの他、三角形や円形のもの等、種
々の形状のものを用途に応じて使用することができる。
【0016】試験例1 図7に示す型枠62(50cm×50cm×1cm)を備えた下蓋
61を準備し、この型枠62内にその内径とほぼ等しい
大きさの厚み2cmのポリスチレン発泡体(発泡倍率:約
30倍、ビーズ発泡法により製造)を置き、この上に、
平均粒径が0.51mm(0.005 〜1.5 mmの分布)である砂
(海砂)、3.0 kg及びゴム濃度が55.0重量%である前加
硫天然ゴムラテックス、0.69リットル(ゴムの重量0.38
kg)を2〜3分間混練したゴム/砂混合物を注入した。
このゴム/砂混合物における、砂の配合量は、砂及び前
加硫天然ゴムの全重量に基づいて88.8重量%であった。
次いで、ゴム/砂混合物の上に、パイル糸を植毛した編
組基布(人工芝)(裏打ちしていないもの)を置き、そ
の上に厚み調整板69を載せ、更にその上に上蓋67を
置き、上から10kg/cm2の圧力で加圧しながら、40℃で
4時間乾燥し、ブロック構造体Aを製造した。
【0017】ブロック構造体Aの特性は、以下の通りで
ある。 大きさ:50cm×50cm×4cm(土砂結合層の厚み:1cm) 重量: 3.6 kg。全体を発泡樹脂層で構成した場合に比
べて、1200%重量が増大した。運搬等の取り扱いは容易
であった。 弾性: 弾力性があり、45°曲げても、割れたり、ヒビ
が入ることはなかった。また、歩行感も優れていた。 施工性:この内外装表層仕上げ材を屋内の床に敷きつめ
たところ、ブロックを固定することなく、容易に施工す
ることができ、施工後、その上を歩行したり、自転車で
移動等しても、ずれたり、移動したりすることはなかっ
た。また、屋上に設置した場合にも、風によって煽ら
れ、捲れ上がることはなかった。 消音性:音が下階の部屋にまで響かなかった。特に、高
音の遮音性に優れていた。例えば、発泡樹脂層に木質性
材料を張りつけた場合の高音の遮音性に比べて優れてい
た。 防燃性:ブロック構造体Aの人工芝構造体材表面に、煙
草の火を近づけ又は押しつけたことろ、一部煙を発生す
ることはあるが、実際上、延焼することはなかった。こ
れに対して、人工芝構造体の代わりに、ゴム層又は木質
材料を使用したことを除いて、同様にして製造した場合
(比較例1)には、煙草の火を近づけたり、押しつける
ことによって、そのゴム層又は木質材料は燃焼し、類焼
した。 耐熱性:夏の熱い日中に、屋上に設置して、その上を歩
行しても、実際上熱さを感じることはなかった。これに
対して、ゴム層又は木質材料を使用した比較例1では、
歩行時に熱さを強く感じ、歩行することができなかっ
た。
【0018】試験例2 ゴム結合剤としてSBRを使用し、発泡樹脂層としてエ
チレン−プロピレン共重合体(発泡倍率:3倍)を使用
したことを除いて、試験例1と同様にしてブロック構造
体Bを製造した。このブロック構造体Bの特性は以下の
通りである。 大きさ:50cm×50cm×4cm(土砂結合層の厚み:1cm) 重量: 5.6 kg。全体を発泡樹脂層で構成した場合に比
べて、200 %重量が増大した。運搬等の取り扱いは容易
であった。 弾性: 弾力性があり、45°曲げても、割れたり、ヒビ
が入ることはなかった。また、歩行感も優れていた。 施工性:この内外装表層仕上げ材を屋内の床に敷きつめ
たところ、ブロックを固定することなく、容易に施工す
ることができ、施工後、その上を歩行したり、自転車で
移動等しても、ずれたり、移動したりすることはなかっ
た。また、屋上に設置した場合にも、風によって煽ら
れ、捲れ上がることはなかった。 消音性:音が下階の部屋にまで響かなかった。特に、高
音の遮音性に優れていた。例えば、発泡樹脂層に木質性
材料を張りつけた場合の高音の遮音性に比べて優れてい
た。また、土砂結合層の厚みを増すことによって、この
消音効果が大きくなることが分かった。 防燃性:ブロック構造体Aの人工芝構造体材表面に、煙
草の火を近づけ又は押しつけたことろ、一部煙を発生す
ることはあるが、実際上、延焼することはなかった。 耐熱性:夏の熱い日中に、屋上に設置して、その上を歩
行しても、実際上熱さを感じることはなかった。
【0019】試験例3 (1) 試料の調製 以下の試料を調製した。但し、これらの試料の大きさ
は、縦20cm×横40cmであり、厚み等は以下の通りであ
る。 試料A:試験例1で使用したポリスチレン発泡体(厚み
3cm) 。 試料B:試験例1で使用した裏打ちした人工芝(パイル
糸の長さ6mm(B−1)及び20mm(B−2)) 。 試料C:試験例1で使用した土砂結合層(厚み10mm(C
−1)及び20mm(C−2)) 。 試料D:試験例1で使用したポリスチレン発泡体(厚み
30mm)に試験例1で使用した土砂結合層(厚み10m
m)を積層したもの(D−1)、及び試験例1で使用し
たポリスチレン発泡体(厚み30mm)に試験例1で使用
した土砂結合層(厚み20mm)を積層したもの(D−
2)。 試料E:試験例1で使用したポリスチレン発泡体(厚み
30mm)に試験例1で使用した土砂結合層(厚み10m
m)を積層したものに、更に市販のカーペット(厚み5m
m、泉敷織物製)をその土砂結合層に結合したもの。 試料F:試験例1で製造した構造体、即ち、下から、ポ
リスチレン発泡体(厚み30mm)、土砂結合層(厚み1
0mm)及び人工芝(パイル糸の長さ6mm)を積層を固定
したもの。 試料G:試験例1で使用したポリスチレン発泡体(厚み
30mm)の両面に、試験例1で使用した土砂結合層(厚
み10mm)を結合したもの。 (2) 難燃性の評価 上記各試料について、JIS L-1091 A-1(45°ミクロバ
ーナ法)に準拠して、難燃性試験を行った(但し、バー
ナーの炎を適用時間は10分であった)。試験結果を以
下の表に記載する。
【0020】 表1 試料番号 着火時間 炭化距離 炭化面積 観察結果 (秒) (cm) (cm2) A 4 21 137 4秒で着火し、燃えて穴があ き、27秒で長径9cm、短径 6cmの楕円形の穴まで拡大し た後、消火した。 B−1 17 45 696 11秒で芝が溶融し始め、1 7秒で着火し、熱源を取って も燃えつづけた。 B−2 20 40 698 10秒で芝が溶融し始め、2 0秒で着火し、その後、燃え 続けた。 C−1 着火せず 9 35 1分50秒でゴム分が発煙始 め、5分26秒で裏側が黒ず み、10分後、熱源を外すし て31秒後、ゴム分の発煙し た部分の砂が崩れて、穴があ いた。 C−2 着火せず ─── ─── ゴム分が徐々に発煙するが、 砂の崩れもなく、穴もあかな かった。 D−1 298 10 57 1分47秒で発煙し、4分5 (発泡体まで (土砂結合 (土砂結合 秒で砂は崩れ始めた。4分5 の着火時間) 層部) 層部) 8秒で砂に穴があき、発泡体 19 249 に延焼し、長径12cm、短径 (発泡体部)(発泡体部)7cmの楕円形の穴になるまで 燃えた後、消火した。 D−2 着火せず ─── ─── 1分43秒でゴム分が発煙始 めるが、砂の崩れなし。10 分後、ゴム分が発煙した部分 の砂は黒ずんだが、砂の崩れ なし。 E 33 22 247 33秒でカーペットのみ着火 (カーペット し、4分2秒で消火し、カー への着火) ペットのみが炭化した。砂の 崩れなし。 F 46 18 203 19秒で芝が溶融し始め、4 (人工芝へ (人工芝) (人工芝) 6秒で着火し、2分で芝が燃 の着火) え、穴があいた。8分30秒 で砂が崩れ、穴があき、発泡 510 21 227 体に引火し、長径14cm、短 (発泡体へ (発泡体) (発泡体) 径7cmの楕円形の大きさまで の着火) 燃焼した後、消火した。 G ─── 17 127 1分53秒でゴム分が発煙し (土砂結合 (土砂結合 始め、5分10秒でゴムが黒 層) 層) 化し始め、また砂が崩れ始め 349 25 243 、5分49秒で発泡体に着火 (発泡体へ (発泡体) (発泡体) し裏側の土砂結合層に隣接す の着火) る部分の発泡体は燃えたが、 裏側の土砂結合層には着火し なかった。
【0021】
【発明の効果】本発明の難燃性ブロック構造体は、発泡
樹脂層と土砂結合層との組合せにより、難燃性、耐衝撃
強度及び曲げ強度機粒子に優れるだけでなく、組合せる
土砂結合層の厚みや無機粒子の含有量を調整することに
よって、ブロック構造体の重量を用途に応じて自由に調
整することができる。即ち、本発明によれば、発泡樹脂
層の有する軽量性及び圧縮強度の特性を生かしながら、
一方で発泡樹脂層の有する欠点である、耐衝撃強度及び
曲げ強度を土砂結合層の特性によって補完することがで
きる。そのため、種々の用途において、取扱い易く、本
発明のブロック構造体を利用することができる。しか
も、本発明のブロック構造体においては、土砂結合層に
直接可燃性の表層材等を結合した場合でも、難燃性のブ
ロック構造体とすることができるので、例えば、畳に代
る床材等種々の用途において防災上大変有利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一態様であるブロック構造体の斜視図
である。
【図2】本発明の別の態様のブロック構造体の斜視図で
ある。
【図3】本発明の別の態様のブロック構造体の斜視図で
ある。
【図4】本発明の別の態様のブロック構造体の斜視図で
ある。
【図5】図4のブロック構造体の部分拡大断面図であ
る。
【図6】本発明の更に別の態様のブロック構造体の斜視
図である。
【図7】本発明のブロック構造体の製造に使用する装置
を示す図である。
【図8】本発明の更に別の態様のブロック構造体の斜視
図である。
【図9】図8のブロック構造体に使用する発泡樹脂体の
斜視図である。
【図10】図8のブロック構造体の断面図である。
【図11】本発明の更に別の態様のブロック構造体の斜
視図である。
【図12】図11のブロック構造体の製造に使用する発
泡樹脂層の斜視図である。
【符号の説明】
1、11、21、31、41、81、91・・・・ブロック
構造体 2、12、22、32、42、92・・・・発泡樹脂層 24、44・・・・表層材 34・・・・人工芝構造体 36・・・・織物基布 37・・・・パイル糸 38・・・・経糸 39・・・・緯糸 82・・・・発泡樹脂片
【手続補正書】
【提出日】平成6年4月8日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】ブロック構造体1の厚み及び大きさは、特
に限定されるものではない。一般に、ブロック構造体1
の厚みは、取扱いの便宜を考慮して、10〜50mm、
好ましくは20〜30mmである。また、ブロック構造
体1の大きさは、30cm×30cm〜50cm×50
cmを標準とするが、合板規格である100cm×20
0cm程度まで製品化することができる。ブロック構造
体1における発泡樹脂層2と土砂結合層3との厚みの割
合は、ブロック構造体1の用途に応じて種々変動する。
例えば、室内の床に使用する場合には、発泡樹脂層の厚
み:土砂結合層の厚みは、一般に5:1〜2:1、好ま
しくは4:1〜3:1である。土砂結合層3の厚みが小
さ過ぎる場合には、難燃性を十分に発揮させることが難
しい。この観点から、土砂結合層3の厚みは、3mm以
上あることが好ましい。一方、土砂結合層3の厚みを大
きくし過ぎると、土砂結合層3の重量が相対的に大きく
なり過ぎることになり、発泡樹脂層2の軽量性という特
徴を十分利用することができない場合がある。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 E04F 15/02 A 7416−2E // B29K 21:00 105:04 503:08

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発泡樹脂層と、その上に一体的に結合さ
    れた土砂結合層とから構成され、前記土砂結合層が比重
    1.15以上を有する無機粒子とゴム結合剤とから構成さ
    れ、かつ前記無機粒子の含量が、該無機粒子及び前記ゴ
    ム結合剤の全重量に対して60〜95重量%であることを特
    徴とする難燃性ブロック構造体。
  2. 【請求項2】 前記発泡樹脂層の下に、更に土砂結合層
    が一体的に結合された、請求項1記載の難燃性ブロック
    構造体。
  3. 【請求項3】 前記土砂結合層の表面に、編組基布が一
    体的に結合されている、請求項1記載の難燃性ブロック
    構造体。
  4. 【請求項4】 前記発泡樹脂層の下に、編組基布が一体
    的に結合されている、請求項1記載の難燃性ブロック構
    造体。
  5. 【請求項5】 前記土砂結合層の上に、編組基布にパイ
    ル糸を植毛した人工芝構造体が一体的に結合されてい
    る、請求項1記載の難燃性ブロック構造体。
  6. 【請求項6】 前記パイル糸間に砂が散布されている、
    請求項5記載の難燃性ブロック構造体。
  7. 【請求項7】 前記発泡樹脂層が、平面が円形又は四角
    形である、請求項1記載の難燃性ブロック構造体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110893560A (zh) * 2018-09-13 2020-03-20 肖克有限公司 一种制造具有聚合物粘合剂基质的部件的方法

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