JPH0726624Y2 - 取付具 - Google Patents
取付具Info
- Publication number
- JPH0726624Y2 JPH0726624Y2 JP1988161020U JP16102088U JPH0726624Y2 JP H0726624 Y2 JPH0726624 Y2 JP H0726624Y2 JP 1988161020 U JP1988161020 U JP 1988161020U JP 16102088 U JP16102088 U JP 16102088U JP H0726624 Y2 JPH0726624 Y2 JP H0726624Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- screw
- mounting
- hole
- mounting screw
- piece
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Supports For Pipes And Cables (AREA)
- Connection Of Plates (AREA)
- Installation Of Indoor Wiring (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は例えば自動車に配設されるハーネスを、その車
体に固定するのに有利ならしめた固定具に関するもので
ある。
体に固定するのに有利ならしめた固定具に関するもので
ある。
[従来の技術] 従来のこの種の固定具としては、例えば実公昭58−5481
3号公報に開示されている考案がある。これは第8図に
示すように板面に穿設孔1を有する基板2と、該基板の
一側端に連設されたハーネス保持用の枠体3と、該基板
の裏面より突設された複数の脚片4とからなり、上記穿
設孔1はこれに挿通される螺子8よりも大きな径を有
し、上記基板裏面における各脚片4は穿設孔1の周囲に
沿い、かつ、周方向に間隔を隔てて配置されており、こ
れらの脚片4の内側面には、上記螺子8が係合する爪5
が穿設孔1よりも小さな円周上に並んで形成されてい
る。そして、この固着具6においては、その一対の螺子
8が係合するための爪5を、被取付板7に取付けられて
いる螺子8に係止させることにより、その固着具6を被
取付板7に係止するようになっている。かくてハーネス
9は係止片10により被取付板7に保持される。
3号公報に開示されている考案がある。これは第8図に
示すように板面に穿設孔1を有する基板2と、該基板の
一側端に連設されたハーネス保持用の枠体3と、該基板
の裏面より突設された複数の脚片4とからなり、上記穿
設孔1はこれに挿通される螺子8よりも大きな径を有
し、上記基板裏面における各脚片4は穿設孔1の周囲に
沿い、かつ、周方向に間隔を隔てて配置されており、こ
れらの脚片4の内側面には、上記螺子8が係合する爪5
が穿設孔1よりも小さな円周上に並んで形成されてい
る。そして、この固着具6においては、その一対の螺子
8が係合するための爪5を、被取付板7に取付けられて
いる螺子8に係止させることにより、その固着具6を被
取付板7に係止するようになっている。かくてハーネス
9は係止片10により被取付板7に保持される。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、このような従来の固着具6にあっては、
ハーネス9の剛性により、そのハーネス9を保持してな
るハーネス固着具6が移動変位して螺子8の中心軸に対
して穿設孔1の中心軸が外れて、固着具6が螺子8の中
心軸から偏心したり、あるいは傾いたりすることがあ
る。この場合一対の脚片4のうち、いずれか一方の脚片
4の爪5と螺子18とは係止が保持されていても、他方の
脚片4の爪5と螺子8との係止が外れてしまい、このた
め、螺子8と固着具6との係止力が弱められて、固着具
6が螺子8から離脱してしまうという不具合が生じる。
ハーネス9の剛性により、そのハーネス9を保持してな
るハーネス固着具6が移動変位して螺子8の中心軸に対
して穿設孔1の中心軸が外れて、固着具6が螺子8の中
心軸から偏心したり、あるいは傾いたりすることがあ
る。この場合一対の脚片4のうち、いずれか一方の脚片
4の爪5と螺子18とは係止が保持されていても、他方の
脚片4の爪5と螺子8との係止が外れてしまい、このた
め、螺子8と固着具6との係止力が弱められて、固着具
6が螺子8から離脱してしまうという不具合が生じる。
[課題を解決するための手段] 本考案は、このような従来例における不具合に着目して
なされたもので、ハーネスの剛性により、そのハーネス
を保持している固着具が、螺子の偏心位置に変位しよう
としても、その変位を規制して、その取付具と、螺子と
の係止状態を確保することができる取付具を提供するこ
とにある。
なされたもので、ハーネスの剛性により、そのハーネス
を保持している固着具が、螺子の偏心位置に変位しよう
としても、その変位を規制して、その取付具と、螺子と
の係止状態を確保することができる取付具を提供するこ
とにある。
[実施例] 以下に本考案を第1図乃至第7図に示す実施例に基いて
詳細に説明する。
詳細に説明する。
第1図乃至第5図において、11は断面略U字状に形成さ
れている樹脂製のハーネス保持枠であって、このハーネ
ス保持枠11にはハーネス12が受け保持されるものであ
る。またハーネス12の屈曲形状に合せて、そのハーネス
保持枠11の正面形状も例えば図示のように略S字状に形
成されている。13はそのハーネス保持枠11の辺縁に突出
形成されている取付片であって、この取付片13には、取
付ねじ16が貫入する貫通孔14が形成されている。この貫
通孔14の内壁には90度間隔で4個の突起15が形成されて
おり、対向する案内突起15の先端に内接する円の直径
(a)は、取付ねじ16の外径と等しいか、もしくはそれ
よりも若干大きめとなるように形成されていて、その直
径(a)内に取付ねじ16が貫入できるようになってい
る。隣設する案内突起15間に位置させて、取付ねじ16の
貫入側からその貫入方向に伸びる4個の弾性舌片17が貫
通孔14の内壁に設けられており、これらの弾性舌片17の
自由端は、貫通孔14の半径方向へ変位可能となってい
る。
れている樹脂製のハーネス保持枠であって、このハーネ
ス保持枠11にはハーネス12が受け保持されるものであ
る。またハーネス12の屈曲形状に合せて、そのハーネス
保持枠11の正面形状も例えば図示のように略S字状に形
成されている。13はそのハーネス保持枠11の辺縁に突出
形成されている取付片であって、この取付片13には、取
付ねじ16が貫入する貫通孔14が形成されている。この貫
通孔14の内壁には90度間隔で4個の突起15が形成されて
おり、対向する案内突起15の先端に内接する円の直径
(a)は、取付ねじ16の外径と等しいか、もしくはそれ
よりも若干大きめとなるように形成されていて、その直
径(a)内に取付ねじ16が貫入できるようになってい
る。隣設する案内突起15間に位置させて、取付ねじ16の
貫入側からその貫入方向に伸びる4個の弾性舌片17が貫
通孔14の内壁に設けられており、これらの弾性舌片17の
自由端は、貫通孔14の半径方向へ変位可能となってい
る。
前記各弾性舌片17のほぼ中央部には、取付ねじ16に向け
て突出してそのねじ山に係止する係止爪18がそれぞれ設
けられ、この対向する係止爪18相互間(b)は、取付ね
じ16の谷径と等しいか、若しくは若干小さくなるように
形成されているものである。
て突出してそのねじ山に係止する係止爪18がそれぞれ設
けられ、この対向する係止爪18相互間(b)は、取付ね
じ16の谷径と等しいか、若しくは若干小さくなるように
形成されているものである。
そして、この係止爪18によって、第3図に示すように係
止爪18が取付ねじ16に係止しているとき、前記各弾性舌
片17の自由端と取付ねじ16との間に間隙21が生ずるよう
になっている。この間隙21は、取付ねじ16から取付片13
を取り外す場合に使用される。19は車体等の被取付体で
あって、この被取付体19に前記の取付ねじ16が溶接等に
より予め固着されているものである。
止爪18が取付ねじ16に係止しているとき、前記各弾性舌
片17の自由端と取付ねじ16との間に間隙21が生ずるよう
になっている。この間隙21は、取付ねじ16から取付片13
を取り外す場合に使用される。19は車体等の被取付体で
あって、この被取付体19に前記の取付ねじ16が溶接等に
より予め固着されているものである。
以上が本実施例の構成であるが、次にその作用について
述べる。即ち、ハーネス12が保持されたハーネス保持枠
11を、被取付体19に取付けるには、そのハーネス保持枠
11に設けられている取付片13の貫通孔14を、弾性舌片17
の弾性に抗して取付ねじ16に圧入する。この圧入によっ
て、4個の係止爪18が取付ねじ16の谷に係止するもので
ある。本実施例においては、各弾性舌片17は、案内突起
15間に形成されており、この案内突起15によって貫通孔
14内において取付ねじ16に対して取付片13は、殆ど遊び
がないように規制される。そのハーネス保持枠11に外力
が作用して取付片13が変位しても、その案内突起15が取
付ねじ16に係合し、その貫通孔14の中心軸が取付ねじ16
の中心軸からずれることはない。しかも、この場合、案
内突起15は取付ねじ16の周囲を取り巻いているので、取
付片13の変位方向の如何にかかわらず貫通孔14が取付ね
じの中心軸からずれることはない。従って取付ねじ16の
ねじ山と、係止爪18との係止が有効に保持され、ハーネ
ス12の被取付体への固定が確実かつ安定するものであ
る。
述べる。即ち、ハーネス12が保持されたハーネス保持枠
11を、被取付体19に取付けるには、そのハーネス保持枠
11に設けられている取付片13の貫通孔14を、弾性舌片17
の弾性に抗して取付ねじ16に圧入する。この圧入によっ
て、4個の係止爪18が取付ねじ16の谷に係止するもので
ある。本実施例においては、各弾性舌片17は、案内突起
15間に形成されており、この案内突起15によって貫通孔
14内において取付ねじ16に対して取付片13は、殆ど遊び
がないように規制される。そのハーネス保持枠11に外力
が作用して取付片13が変位しても、その案内突起15が取
付ねじ16に係合し、その貫通孔14の中心軸が取付ねじ16
の中心軸からずれることはない。しかも、この場合、案
内突起15は取付ねじ16の周囲を取り巻いているので、取
付片13の変位方向の如何にかかわらず貫通孔14が取付ね
じの中心軸からずれることはない。従って取付ねじ16の
ねじ山と、係止爪18との係止が有効に保持され、ハーネ
ス12の被取付体への固定が確実かつ安定するものであ
る。
更に、取付ねじ16から取付片13を取り外す場合には、間
隙21に、例えば図示しないドライバーを差し込むことに
よって弾性舌片17の自由端を取付ねじ16から離間する方
向に変位させる。
隙21に、例えば図示しないドライバーを差し込むことに
よって弾性舌片17の自由端を取付ねじ16から離間する方
向に変位させる。
この弾性舌片17の自由端の変位により係止爪18が取付ね
じ16から離れ、係止爪18の取付ねじ16に対する係止が簡
単、かつ容易に解除され、従って、取付ねじ16から取付
片13を取り外すことが簡単、かつ容易に行うことができ
るものである。
じ16から離れ、係止爪18の取付ねじ16に対する係止が簡
単、かつ容易に解除され、従って、取付ねじ16から取付
片13を取り外すことが簡単、かつ容易に行うことができ
るものである。
第6図及び第7図に示す実施例は、ハーネス保持枠11に
突設した取付片13が比較的厚みのある取付片13となして
弾性舌片17が取付片13の下面に突出しないように構成し
たものである。従ってこの実施例によれば、その弾性舌
片17が他部品と衝突して該弾性舌片17が変形、変位、折
損するといった不具合を未然に防止することができる効
果がある。なお20は取付片13の樹脂成形時における変形
を防止するための肉抜き凹部を示す。
突設した取付片13が比較的厚みのある取付片13となして
弾性舌片17が取付片13の下面に突出しないように構成し
たものである。従ってこの実施例によれば、その弾性舌
片17が他部品と衝突して該弾性舌片17が変形、変位、折
損するといった不具合を未然に防止することができる効
果がある。なお20は取付片13の樹脂成形時における変形
を防止するための肉抜き凹部を示す。
[考案の効果] この考案は、前記のようであって、取付ねじ16を固着し
た部材にこの取付ねじ16を介して他の部材を固着するの
に用いる取付具において、前記取付ねじ16を貫入させる
貫通孔14を有する取付片13の前記貫通孔14の内壁に、前
記貫通孔14の中心方向に張出した複数の案内突起15を周
方向に間隔を隔てて設け、これら案内突起15の先端に内
接する円の直径aが前記取付ねじ16の外径より僅かに大
きくなるようにし、前記案内突起15間に位置させて前記
貫通孔14の内壁に、前記取付ねじ16への貫入側からその
貫入方向に伸びかつ上記貫通孔14の半径方向へ変形する
複数の弾性舌片17を設け、これらの弾性舌片17のほぼ中
央部に、前記取付ねじ16に向けて突出してそのねじに係
止し、かつ前記弾性舌片17の自由端と前記取付ねじ16と
の間に間隙21を生じさせる係止爪18を設けたので、ねじ
を固着した部材に対して取付片を固着するに際しては、
前記ねじに対して前記取付片の貫通孔を圧入する。
た部材にこの取付ねじ16を介して他の部材を固着するの
に用いる取付具において、前記取付ねじ16を貫入させる
貫通孔14を有する取付片13の前記貫通孔14の内壁に、前
記貫通孔14の中心方向に張出した複数の案内突起15を周
方向に間隔を隔てて設け、これら案内突起15の先端に内
接する円の直径aが前記取付ねじ16の外径より僅かに大
きくなるようにし、前記案内突起15間に位置させて前記
貫通孔14の内壁に、前記取付ねじ16への貫入側からその
貫入方向に伸びかつ上記貫通孔14の半径方向へ変形する
複数の弾性舌片17を設け、これらの弾性舌片17のほぼ中
央部に、前記取付ねじ16に向けて突出してそのねじに係
止し、かつ前記弾性舌片17の自由端と前記取付ねじ16と
の間に間隙21を生じさせる係止爪18を設けたので、ねじ
を固着した部材に対して取付片を固着するに際しては、
前記ねじに対して前記取付片の貫通孔を圧入する。
この圧入によって、前記案内突起によって案内されると
ともに、前記弾性舌片が弾性変形して前記ねじに前記係
止爪が直ちに係止し、前記ねじを固着した部材に対して
前記取付片を極めて簡単に固着できる。
ともに、前記弾性舌片が弾性変形して前記ねじに前記係
止爪が直ちに係止し、前記ねじを固着した部材に対して
前記取付片を極めて簡単に固着できる。
また、前記取付片は、前記貫通孔の軸方向、即ちねじの
貫入方向に型抜きすることによって形成されるから、前
記取付片の前記貫通孔の内壁には、前記案内突起を複数
個、前記ねじを取り巻くように周方向に間隔を隔てて設
けることができる。
貫入方向に型抜きすることによって形成されるから、前
記取付片の前記貫通孔の内壁には、前記案内突起を複数
個、前記ねじを取り巻くように周方向に間隔を隔てて設
けることができる。
このため、前記ねじを固着した部材に固着された前記取
付片に対し外力が加えられた場合でも、前記取付片に対
し加わる外力の方向の如何に係わり無く、前記案内突起
が前記ねじに係合して前記取付片の変形を阻止して前記
ねじが前記貫通孔の中心軸からずれることを防止してい
る。
付片に対し外力が加えられた場合でも、前記取付片に対
し加わる外力の方向の如何に係わり無く、前記案内突起
が前記ねじに係合して前記取付片の変形を阻止して前記
ねじが前記貫通孔の中心軸からずれることを防止してい
る。
その結果、前述した案内突起によって取付片の変位が阻
止されて、前記ねじが前記貫通孔の中心軸からずれるこ
とは無いことと相まって、取付片に加わる外力の方向の
如何に係わり無くねじと取付片と係止が常に確保され、
ねじを固着した部材から取付片が外れることは無い。
止されて、前記ねじが前記貫通孔の中心軸からずれるこ
とは無いことと相まって、取付片に加わる外力の方向の
如何に係わり無くねじと取付片と係止が常に確保され、
ねじを固着した部材から取付片が外れることは無い。
さらに、ねじを固着した部材から取付片を取り外す場合
には、前記弾性舌片の自由端を前記ねじから離間する方
向に変形させるだけで簡単、かつ容易に行える。
には、前記弾性舌片の自由端を前記ねじから離間する方
向に変形させるだけで簡単、かつ容易に行える。
即ち、これらの弾性舌片17のほぼ中央部に前記取付ねじ
16に向けて突出してそれに係止し、かつ前記弾性舌片17
の自由端と前記取付ねじ16との間に間隙21を生じさせる
係止爪18を設けたので、前記弾性舌片の自由端と前記ね
じとの間に生ずる前記間隙に、例えばドライバーを差し
込むことによって前記弾性舌片の自由端を前記ねじから
離間する方向に変位させる。
16に向けて突出してそれに係止し、かつ前記弾性舌片17
の自由端と前記取付ねじ16との間に間隙21を生じさせる
係止爪18を設けたので、前記弾性舌片の自由端と前記ね
じとの間に生ずる前記間隙に、例えばドライバーを差し
込むことによって前記弾性舌片の自由端を前記ねじから
離間する方向に変位させる。
この自由端の変位により前記係止爪が前記ねじから離
れ、前記係止爪の前記ねじに対する係止が簡単、かつ容
易に解除されるから、この状態で取付片をねじの軸線に
沿って引っ張ればよく、これによりねじを固着した部材
から取付片を取り外すことが簡単、かつ容易に行うこと
ができる。
れ、前記係止爪の前記ねじに対する係止が簡単、かつ容
易に解除されるから、この状態で取付片をねじの軸線に
沿って引っ張ればよく、これによりねじを固着した部材
から取付片を取り外すことが簡単、かつ容易に行うこと
ができる。
このように取付片をねじから取り外すことは、大型成形
品に取付片を一体として成形した場合や、一つの成形品
に対して取付片を複数個一体として成形して使用した場
合においてもできる。従って、取付片、ひいては成形品
の再使用が可能になると言う効果がある。
品に取付片を一体として成形した場合や、一つの成形品
に対して取付片を複数個一体として成形して使用した場
合においてもできる。従って、取付片、ひいては成形品
の再使用が可能になると言う効果がある。
第1図は本考案よりなるハーネス固着具の実施例を示し
た正面図、第2図は第1図におけるII−II線断面図、第
3図は第2図におけるA部の拡大断面図、第4図はその
正面図、第5図はその背面図、第6図は他の実施例を示
した要部の正面図、第7図は第6図におけるVII−VII線
断面図、第8図は従来例の斜視図である。 11……保持枠、12……ハーネス 13……取付片、14……貫通孔 15……突起、16……取付ねじ 17……弾性舌片 18……係止爪、19……被取付体 20……肉抜き凹部、21……間隙
た正面図、第2図は第1図におけるII−II線断面図、第
3図は第2図におけるA部の拡大断面図、第4図はその
正面図、第5図はその背面図、第6図は他の実施例を示
した要部の正面図、第7図は第6図におけるVII−VII線
断面図、第8図は従来例の斜視図である。 11……保持枠、12……ハーネス 13……取付片、14……貫通孔 15……突起、16……取付ねじ 17……弾性舌片 18……係止爪、19……被取付体 20……肉抜き凹部、21……間隙
Claims (1)
- 【請求項1】取付ねじ(16)を固着した部材にこの取付
ねじ(16)を介して他の部材を固着するのに用いる取付
具において、前記取付ねじ(16)を貫入させる貫通孔
(14)を有する取付片(13)の前記貫通孔(14)の内壁
に、前記貫通孔(14)の中心方向に張出した複数の案内
突起(15)を周方向に間隔を隔てて設け、これら案内突
起(15)の先端に内接する円の直径(a)が前記取付ね
じ(16)の外径より僅かに大きくなるようにし、前記案
内突起(15)間に位置させて前記貫通孔(14)の内壁
に、前記取付ねじ(16)への貫入側からその貫入方向に
伸びかつ上記貫通孔(14)の半径方向へ変形する複数の
弾性舌片(17)を設け、これらの弾性舌片(17)のほぼ
中央部に、前記取付ねじ(16)に向けて突出してそのね
じに係止し、かつ前記弾性舌片(17)の自由端と前記取
付ねじ(16)との間に間隙(21)を生じさせる係止爪
(18)を設けたことを特徴とする取付具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988161020U JPH0726624Y2 (ja) | 1988-12-12 | 1988-12-12 | 取付具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988161020U JPH0726624Y2 (ja) | 1988-12-12 | 1988-12-12 | 取付具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0280277U JPH0280277U (ja) | 1990-06-20 |
JPH0726624Y2 true JPH0726624Y2 (ja) | 1995-06-14 |
Family
ID=31443600
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988161020U Expired - Lifetime JPH0726624Y2 (ja) | 1988-12-12 | 1988-12-12 | 取付具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0726624Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0412253U (ja) * | 1990-05-23 | 1992-01-31 |
-
1988
- 1988-12-12 JP JP1988161020U patent/JPH0726624Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0280277U (ja) | 1990-06-20 |
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