JPH07264529A - タイムシフト装置 - Google Patents
タイムシフト装置Info
- Publication number
- JPH07264529A JPH07264529A JP6046715A JP4671594A JPH07264529A JP H07264529 A JPH07264529 A JP H07264529A JP 6046715 A JP6046715 A JP 6046715A JP 4671594 A JP4671594 A JP 4671594A JP H07264529 A JPH07264529 A JP H07264529A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- address
- time shift
- memory
- shift device
- time
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Television Signal Processing For Recording (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】放送されている番組は従来は、一度録画してか
らでないと、早送り、巻き戻し再生、静止画像等の特殊
再生を行うことが出来なかった。これを解決すると共
に、コマーシャルの入った番組を、番組の開始時刻、終
了時刻を変えないで、コマーシャルカットをして観賞す
ることを目的とする。 【構成】画像及び音声の出力装置からモニタへの接続経
路の途中から、映像信号と音声信号を分配する。そして
分配した映像信号と音声信号をディジタル変換してメモ
リに逐次書込む。メモリコントローラは、連続等間隔で
メモリへの書込みアドレスを出力すると同時に、ユーザ
ーからの特殊再生の指示に従って、演算装置から得た読
み出しアドレス進行速度及び進行方向に従った読み出し
アドレスをメモリに出力し、メモリからユーザーが指定
した特殊再生の映像及び画像データをメモリから読み出
し、モニタに出力する。元画像と特殊再生画像のモニタ
出力への切換は切換スイッチもしくはPinP等の画像
合成で行う。
らでないと、早送り、巻き戻し再生、静止画像等の特殊
再生を行うことが出来なかった。これを解決すると共
に、コマーシャルの入った番組を、番組の開始時刻、終
了時刻を変えないで、コマーシャルカットをして観賞す
ることを目的とする。 【構成】画像及び音声の出力装置からモニタへの接続経
路の途中から、映像信号と音声信号を分配する。そして
分配した映像信号と音声信号をディジタル変換してメモ
リに逐次書込む。メモリコントローラは、連続等間隔で
メモリへの書込みアドレスを出力すると同時に、ユーザ
ーからの特殊再生の指示に従って、演算装置から得た読
み出しアドレス進行速度及び進行方向に従った読み出し
アドレスをメモリに出力し、メモリからユーザーが指定
した特殊再生の映像及び画像データをメモリから読み出
し、モニタに出力する。元画像と特殊再生画像のモニタ
出力への切換は切換スイッチもしくはPinP等の画像
合成で行う。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、放送を受信し受像機に
画像を出力するテレビジョン装置に係わり、特に利用者
が自由な時間に指定の放送を見ることが出来るテレビジ
ョン装置に関する。
画像を出力するテレビジョン装置に係わり、特に利用者
が自由な時間に指定の放送を見ることが出来るテレビジ
ョン装置に関する。
【0002】
【従来の技術】テレビジョン(以下、TVと略す)の本
放送が始まってから、TV放送は各方面で利用されてお
り、その範囲は娯楽、ニュース、教育等と増え続けてい
る。それに対応してTVの放送量も増大し、VHF帯に
加えて、難視聴地域対象のUHF帯、さらに人工衛星を
利用したBS、CS等の放送手段が開発され、さらに放
送時間帯も拡大され、日夜色々な放送が放映されてい
る。
放送が始まってから、TV放送は各方面で利用されてお
り、その範囲は娯楽、ニュース、教育等と増え続けてい
る。それに対応してTVの放送量も増大し、VHF帯に
加えて、難視聴地域対象のUHF帯、さらに人工衛星を
利用したBS、CS等の放送手段が開発され、さらに放
送時間帯も拡大され、日夜色々な放送が放映されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】放送時間帯の拡大に伴
い、夜間に放送された番組を視聴するために、ビデオデ
ッキが普及している。即ち、タイマー録画等により夜間
に放送された番組を自動的にビデオテープに録画し、翌
日以降にそのビデオテープを再生することで、夜間に放
送された番組を視聴することが出来る。ここで、ビデオ
で録画した番組を視聴する手段の特徴として、特殊再生
を行うことが出来るということが挙げられる。即ち、早
送りによる短時間での視聴や、コマーシャル等余分な部
分のカット、また巻き戻し再生による重要なシーンの再
確認、そしてスローモーション再生による、番組の細か
い部分のチェック等を行うことが出来る。
い、夜間に放送された番組を視聴するために、ビデオデ
ッキが普及している。即ち、タイマー録画等により夜間
に放送された番組を自動的にビデオテープに録画し、翌
日以降にそのビデオテープを再生することで、夜間に放
送された番組を視聴することが出来る。ここで、ビデオ
で録画した番組を視聴する手段の特徴として、特殊再生
を行うことが出来るということが挙げられる。即ち、早
送りによる短時間での視聴や、コマーシャル等余分な部
分のカット、また巻き戻し再生による重要なシーンの再
確認、そしてスローモーション再生による、番組の細か
い部分のチェック等を行うことが出来る。
【0004】しかし、これらの特殊再生を行うために
は、番組を全部録画する必要があり、現時点で放送中の
番組に対して、これらの特殊再生を適応することは不可
能である。従ってリアルタイム性に欠けるという問題が
残っている。
は、番組を全部録画する必要があり、現時点で放送中の
番組に対して、これらの特殊再生を適応することは不可
能である。従ってリアルタイム性に欠けるという問題が
残っている。
【0005】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に、本発明ではビデオテープ等のシーケンシャルレコー
ドを行う媒体を利用せず、ランダムアクセス可能な半導
体メモリまたはディスク等を用いる。これらの媒体は、
放送を記録するアドレスと、再生するアドレスを別々に
指定することが出来、放送の記録と、それとは別の場所
からの再生を、同時もしくは時分割多重で、略同時に行
うことが出来る。そして、特殊再生として、放送を記録
する時のアドレスの進行速度に対して、再生に於けるア
ドレスの進行速度及び方向を、全く関係なく自由に選択
することが出来る。
に、本発明ではビデオテープ等のシーケンシャルレコー
ドを行う媒体を利用せず、ランダムアクセス可能な半導
体メモリまたはディスク等を用いる。これらの媒体は、
放送を記録するアドレスと、再生するアドレスを別々に
指定することが出来、放送の記録と、それとは別の場所
からの再生を、同時もしくは時分割多重で、略同時に行
うことが出来る。そして、特殊再生として、放送を記録
する時のアドレスの進行速度に対して、再生に於けるア
ドレスの進行速度及び方向を、全く関係なく自由に選択
することが出来る。
【0006】
【作用】上記手段を用いて、現在放送中の番組を媒体に
連続して記録し、記録アドレスを一定の速度で進行させ
る。そして、この記録アドレスとは関係なく再生アドレ
スを設定し、これを自由な速度及び方向で移動すること
で特殊再生を行うことが出来る。具体的には、記録アド
レスと同じ速度及び方向で再生アドレスを進行させれ
ば、標準速度で番組を観賞することが出来、また再生ア
ドレスの進行速度を速くすれば、早送り再生を行うこと
が出来る。さらに、再生アドレスの進行方向を逆にする
と、逆送り再生をすることが出来、再生アドレスの進行
を止めれば、静止画像を観賞することが出来る。そし
て、録画アドレスの進行速度に対して、再生アドレスの
進行速度をわずかに遅くすると、例えば15分の番組を
17分かけて観賞することが出来、2分間のコマーシャ
ルをカットすることも可能である。
連続して記録し、記録アドレスを一定の速度で進行させ
る。そして、この記録アドレスとは関係なく再生アドレ
スを設定し、これを自由な速度及び方向で移動すること
で特殊再生を行うことが出来る。具体的には、記録アド
レスと同じ速度及び方向で再生アドレスを進行させれ
ば、標準速度で番組を観賞することが出来、また再生ア
ドレスの進行速度を速くすれば、早送り再生を行うこと
が出来る。さらに、再生アドレスの進行方向を逆にする
と、逆送り再生をすることが出来、再生アドレスの進行
を止めれば、静止画像を観賞することが出来る。そし
て、録画アドレスの進行速度に対して、再生アドレスの
進行速度をわずかに遅くすると、例えば15分の番組を
17分かけて観賞することが出来、2分間のコマーシャ
ルをカットすることも可能である。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図を用いて説明す
る。
る。
【0008】図1に、本発明によるタイムシフト装置の
構成ブロック図の一実施例を示す。放送局から発信され
た電波は、アンテナ1030を通してチューナ1000
に入力される。チューナ1000はこの電波を検波し
て、電波に周波数多重された沢山の番組の中から一つを
選びだし、その映像信号1020と音声信号1010を
出力する。通常は、この2つの信号は直接モニタ150
00に映像信号14040、音声信号14030として
入力され、観賞される。即ち切換器14000のスイッ
チ14010と14020が本図において上側に切換ら
れた状態と等価で、切換器14000が存在せず、直接
チューナ1000とモニタ15000が接続された状態
である。
構成ブロック図の一実施例を示す。放送局から発信され
た電波は、アンテナ1030を通してチューナ1000
に入力される。チューナ1000はこの電波を検波し
て、電波に周波数多重された沢山の番組の中から一つを
選びだし、その映像信号1020と音声信号1010を
出力する。通常は、この2つの信号は直接モニタ150
00に映像信号14040、音声信号14030として
入力され、観賞される。即ち切換器14000のスイッ
チ14010と14020が本図において上側に切換ら
れた状態と等価で、切換器14000が存在せず、直接
チューナ1000とモニタ15000が接続された状態
である。
【0009】本発明では、映像信号1020と音声信号
1010を途中で取り出して、画像メモリ7000及び
音声メモリ6000に記録し、自由なタイミングで再生
することを特徴とする。以下、各ブロックの動作を説明
する。映像信号1020は同期分離2000に入力さ
れ、映像信号自体は加工されずに2010に出力される
が、同期分離2000により、同期信号2020及び2
030のみが取り出され、2020はメモリコントロー
ラ10000に入力され、2030はサンプルクロック
発生器3000に入力される。サンプルクロック発生器
3000は、同期信号2030によりリセットされるサ
ンプリングパルス(例えば3fsc、4fsc等)を発
生し、画像信号2010(アナログ信号)をディジタル
信号5010に変換するA/D変換器5000(以下A
/Dと略す)を駆動する。同様に音声信号1010(ア
ナログ信号)をディジタル信号4010に変換するA/
D4000を駆動する。ここで、図では画像のサンプリ
ングクロックと音声のサンプリングクロックが同じ線3
020で記載されているが、音声信号のサンプリングク
ロックは、同期信号2030でリセットされる必要はな
く、また周波数も例えば現行のCD、DAT等のディジ
タル音響機器と同じ周波数にする。サンプリングクロッ
ク3020は、同時にメモリコントローラ10000に
送られ、メモリコントローラはこのクロックに従って、
画像メモリ7000と音声メモリ6000の書込みアド
レスを算出して、各メモリに転送する(10010、1
0020)。
1010を途中で取り出して、画像メモリ7000及び
音声メモリ6000に記録し、自由なタイミングで再生
することを特徴とする。以下、各ブロックの動作を説明
する。映像信号1020は同期分離2000に入力さ
れ、映像信号自体は加工されずに2010に出力される
が、同期分離2000により、同期信号2020及び2
030のみが取り出され、2020はメモリコントロー
ラ10000に入力され、2030はサンプルクロック
発生器3000に入力される。サンプルクロック発生器
3000は、同期信号2030によりリセットされるサ
ンプリングパルス(例えば3fsc、4fsc等)を発
生し、画像信号2010(アナログ信号)をディジタル
信号5010に変換するA/D変換器5000(以下A
/Dと略す)を駆動する。同様に音声信号1010(ア
ナログ信号)をディジタル信号4010に変換するA/
D4000を駆動する。ここで、図では画像のサンプリ
ングクロックと音声のサンプリングクロックが同じ線3
020で記載されているが、音声信号のサンプリングク
ロックは、同期信号2030でリセットされる必要はな
く、また周波数も例えば現行のCD、DAT等のディジ
タル音響機器と同じ周波数にする。サンプリングクロッ
ク3020は、同時にメモリコントローラ10000に
送られ、メモリコントローラはこのクロックに従って、
画像メモリ7000と音声メモリ6000の書込みアド
レスを算出して、各メモリに転送する(10010、1
0020)。
【0010】各メモリに記録された画像及び音声のディ
ジタル信号は、メモリコントローラ10000の指定し
たアドレスに従って再生される。出力されたディジタル
画像信号7010とディジタル音声信号6010は、そ
れぞれD/A変換器8000、9000(以下D/Aと
略す)により、アナログ画像信号9010とアナログ音
声信号8010に変換され、切換器14000を経由し
て、モニタ15000に出力される。チューナ1000
から出力されたライブの信号1010、1020と、メ
モリ経由の信号8010、9010は、切換器1400
0内のスイッチ14010、14020により同時に切
り換えられ、選択された画像信号14020と音声信号
14030がモニタに送られ、観賞されることになる。
ジタル信号は、メモリコントローラ10000の指定し
たアドレスに従って再生される。出力されたディジタル
画像信号7010とディジタル音声信号6010は、そ
れぞれD/A変換器8000、9000(以下D/Aと
略す)により、アナログ画像信号9010とアナログ音
声信号8010に変換され、切換器14000を経由し
て、モニタ15000に出力される。チューナ1000
から出力されたライブの信号1010、1020と、メ
モリ経由の信号8010、9010は、切換器1400
0内のスイッチ14010、14020により同時に切
り換えられ、選択された画像信号14020と音声信号
14030がモニタに送られ、観賞されることになる。
【0011】ここで、メモリコントローラの指示する再
生アドレスを変化させることで、通常再生から特殊再生
まで、色々な再生を行うことが出来る。メモリ内部の説
明は図5以降で説明するが、例えば記録アドレスの進行
速度と、全く同じ速度で再生アドレスが進行すると、記
録アドレスと再生アドレスの差の分だけディレイをもっ
て画像及び音声が再生される。また、記録アドレスの進
行速度に対して再生アドレスの進行速度が速いと、いわ
ゆる早送り再生を行うことが出来る。さらに、記録アド
レスの進行方向に対して、再生アドレスの進行方向を逆
にすると、いわゆる逆回し再生を行うことが出来る。そ
して、再生アドレスを固定すると、静止画像を出力する
ことが出来る。これらの動作は、CPU12000より
メモリコントローラ10000に指示される。CPU1
2000にはスイッチ11000が接続されており、使
用者は、スイッチ11000を通して、特殊再生の方法
を選択することが出来る。また、CPU12000には
表示装置13000が接続されており、これは図10及
び図11で説明するが、特殊再生の状態を画面もしくは
専用の表示機器に表示することが出来る。
生アドレスを変化させることで、通常再生から特殊再生
まで、色々な再生を行うことが出来る。メモリ内部の説
明は図5以降で説明するが、例えば記録アドレスの進行
速度と、全く同じ速度で再生アドレスが進行すると、記
録アドレスと再生アドレスの差の分だけディレイをもっ
て画像及び音声が再生される。また、記録アドレスの進
行速度に対して再生アドレスの進行速度が速いと、いわ
ゆる早送り再生を行うことが出来る。さらに、記録アド
レスの進行方向に対して、再生アドレスの進行方向を逆
にすると、いわゆる逆回し再生を行うことが出来る。そ
して、再生アドレスを固定すると、静止画像を出力する
ことが出来る。これらの動作は、CPU12000より
メモリコントローラ10000に指示される。CPU1
2000にはスイッチ11000が接続されており、使
用者は、スイッチ11000を通して、特殊再生の方法
を選択することが出来る。また、CPU12000には
表示装置13000が接続されており、これは図10及
び図11で説明するが、特殊再生の状態を画面もしくは
専用の表示機器に表示することが出来る。
【0012】本実施例では、チューナ1000出力のラ
イブ画像信号1020及び音声信号1010と、メモリ
に記録した特殊再生可能な画像信号9010及び音声信
号8010を切換器14000で完全に切り換えて、1
台のモニタ15000に出力する事例を示したが、これ
は例えば2台のモニタを用意して、同時に2種類の画像
及び音声を出力させても良く、さらに、切換器1400
0の代わりにPinP等の、親画面の一部に縮小された
小画面をインポーズして表示するような方法を用いても
良い。いずれにしろ使用者は、チューナで受けたライブ
の放送と、特殊再生が可能な状態に処理した放送のいず
れかもしくは両方を同時に選択してモニタで観賞するこ
とが出来る。
イブ画像信号1020及び音声信号1010と、メモリ
に記録した特殊再生可能な画像信号9010及び音声信
号8010を切換器14000で完全に切り換えて、1
台のモニタ15000に出力する事例を示したが、これ
は例えば2台のモニタを用意して、同時に2種類の画像
及び音声を出力させても良く、さらに、切換器1400
0の代わりにPinP等の、親画面の一部に縮小された
小画面をインポーズして表示するような方法を用いても
良い。いずれにしろ使用者は、チューナで受けたライブ
の放送と、特殊再生が可能な状態に処理した放送のいず
れかもしくは両方を同時に選択してモニタで観賞するこ
とが出来る。
【0013】図2に、PM9:00から始まってPM1
0:00時に終了する番組をコマーシャルカットして観
賞する時の、特殊再生装置の動作を説明する。
0:00時に終了する番組をコマーシャルカットして観
賞する時の、特殊再生装置の動作を説明する。
【0014】16000は、ライブ画像の進行状況であ
る。最初に本番放送16010が入る。これを例えば1
5分間とする。次に2分間のコマーシャル(以下、CM
と略す)16020が入り、次の本番放送16030が
入る。そして再びCM16040が入り、次の本番放送
16050が入る。そして最後のCM16060が入
り、本番放送16070で、この番組は終了する。この
番組をコマーシャルカットで観賞しようとすると、まず
ビデオで全部の録画をしてから、PM10:00以降に
初めてこの番組を見始めることとなる。そして再生中に
コマーシャルを自動もしくは手動で検出してカット(又
は早送り)して、全部の番組を観賞することになる。即
ち、番組が完全に終了しないとコマーシャルカットの番
組を見ることが出来ないという問題がある。これに対し
て、図1で示したタイムシフトシステムを使用すると、
3つのCM(2分×3=6分)遅らせて、PM9:06
に観賞を始めれば、コマーシャルカットで放送を観賞す
ることが出来る。しかし、PM9:00に始まる番組
は、やはりPM9:00から観賞したいというニーズが
ある。そこで本実施例では、最初の本番放送16010
の15分の放送を、17分に引き延ばして放映する(1
7010)。ここで17000はタイムシフトにより処
理された結果の放映内容である。この放映が終わった時
刻は、CM16020が終了した時刻に相当するので、
すぐ次の本番放送16030を観賞することが出来る。
そしてこれも15分の本番放送16030を17分に引
き延ばして放映する(17020)。これを繰り返す
と、PM9:00〜PM10:00の番組を、その開始
時刻であるPM9:00から見始めて、コマーシャルカ
ットを完全に行った状態で最後まで観賞することが可能
になる。ここでの条件は、観賞の終了時刻は必ず放送の
終了時刻PM10:00と同じかそれ以降であることで
ある。
る。最初に本番放送16010が入る。これを例えば1
5分間とする。次に2分間のコマーシャル(以下、CM
と略す)16020が入り、次の本番放送16030が
入る。そして再びCM16040が入り、次の本番放送
16050が入る。そして最後のCM16060が入
り、本番放送16070で、この番組は終了する。この
番組をコマーシャルカットで観賞しようとすると、まず
ビデオで全部の録画をしてから、PM10:00以降に
初めてこの番組を見始めることとなる。そして再生中に
コマーシャルを自動もしくは手動で検出してカット(又
は早送り)して、全部の番組を観賞することになる。即
ち、番組が完全に終了しないとコマーシャルカットの番
組を見ることが出来ないという問題がある。これに対し
て、図1で示したタイムシフトシステムを使用すると、
3つのCM(2分×3=6分)遅らせて、PM9:06
に観賞を始めれば、コマーシャルカットで放送を観賞す
ることが出来る。しかし、PM9:00に始まる番組
は、やはりPM9:00から観賞したいというニーズが
ある。そこで本実施例では、最初の本番放送16010
の15分の放送を、17分に引き延ばして放映する(1
7010)。ここで17000はタイムシフトにより処
理された結果の放映内容である。この放映が終わった時
刻は、CM16020が終了した時刻に相当するので、
すぐ次の本番放送16030を観賞することが出来る。
そしてこれも15分の本番放送16030を17分に引
き延ばして放映する(17020)。これを繰り返す
と、PM9:00〜PM10:00の番組を、その開始
時刻であるPM9:00から見始めて、コマーシャルカ
ットを完全に行った状態で最後まで観賞することが可能
になる。ここでの条件は、観賞の終了時刻は必ず放送の
終了時刻PM10:00と同じかそれ以降であることで
ある。
【0015】仮に、番組を速く見たいと思って早送り再
生をしても、放送の終了時刻のPM10:00以前で
は、放送の終了時の番組がまだ放送されておらず、先に
見ることは不可能である。従って、タイムシフトによる
番組の観賞時間の終了時刻は、放送の終了時刻と同一
か、それ以降となる。
生をしても、放送の終了時刻のPM10:00以前で
は、放送の終了時の番組がまだ放送されておらず、先に
見ることは不可能である。従って、タイムシフトによる
番組の観賞時間の終了時刻は、放送の終了時刻と同一
か、それ以降となる。
【0016】図3に、図2に示した実施例で、実際に1
5分の放送を17分に引き延ばす方法の第1の実施例を
示す。18000はライブ放送の進行状況で、1801
0に示す番号は例えばフレーム番号に相当する。ここで
は、本番放送はフレーム1からフレーム14で、そのあ
と3フレーム分CMが入る形で放送されているとする。
19000はタイムシフトにより処理されたフレーム番
号列を示す。18000では1から14まで1つずつフ
レーム番号が上がっていくのに対して、19010に示
すフレーム番号は、例えばフレーム1が2回連続して現
われ、またフレーム5とフレーム9も2回連続して現わ
れる。これにより3フレーム分番組の長さを延長するこ
とが出来るので、3フレームのCMをカットすることが
可能である。この実施例は、放送長さの引き延ばしをフ
レーム単位で行っているので、途中で静止画像を得たい
と思ったときにも、常にフレーム画像を出力しているの
で、画質劣化はないと考えて良い。
5分の放送を17分に引き延ばす方法の第1の実施例を
示す。18000はライブ放送の進行状況で、1801
0に示す番号は例えばフレーム番号に相当する。ここで
は、本番放送はフレーム1からフレーム14で、そのあ
と3フレーム分CMが入る形で放送されているとする。
19000はタイムシフトにより処理されたフレーム番
号列を示す。18000では1から14まで1つずつフ
レーム番号が上がっていくのに対して、19010に示
すフレーム番号は、例えばフレーム1が2回連続して現
われ、またフレーム5とフレーム9も2回連続して現わ
れる。これにより3フレーム分番組の長さを延長するこ
とが出来るので、3フレームのCMをカットすることが
可能である。この実施例は、放送長さの引き延ばしをフ
レーム単位で行っているので、途中で静止画像を得たい
と思ったときにも、常にフレーム画像を出力しているの
で、画質劣化はないと考えて良い。
【0017】図4に、図2に示した実施例で、実際に1
5分の放送を17分に引き延ばす方法の第2の実施例を
示す。20000は図3と同じくライブ放送の進行状況
で、20010に示す番号は、各フィールド番号に相当
する。即ち1Aというフィールドと、1Bというフィー
ルドを合わせて初めて1つのフレームとして成立する形
となる。ここでNTSC方式のテレビジョンの規格で
は、1フレームは1/30秒となっており、従って1フ
ィールドの時間は1/60秒ということになる。図3に
示した同一フレームを連続して出力することで時間を調
節するということは、静止画像としては元画像を損なわ
ないが、時間軸で見ると、映像の動きがそこで一瞬(1
/15秒)停止するようなぎくしゃくした画像となって
しまう。図4に示した実施例では、フィールド1Aを2
回連続し、またフィールド4Aとフィールド7Aも同様
に連続させる。即ち同一の画像が連続する時間は1/3
0秒となり、図3の実施例の半分で済む。これにより動
画像として見たときのぎくしゃくした感じは低減され
る。しかしその代わり、図3のメリットは失われ、例え
ばフィールド4Aで静止画像を得ようとしたときは、フ
ィールド4Aの画像しか出ず、垂直解像度が半分に減っ
てしまう。どちらが適切かは、視聴する放送の内容に係
わり、絵画や自然の風景等の静止物の多い番組は図3の
方法が適切であり、スポーツなど動くものが多い番組は
図4の方法が適切である。これらは手動で切り換えても
良いし、フレームの時間軸方向の相関を検出して、自動
的に切り換えても良い。
5分の放送を17分に引き延ばす方法の第2の実施例を
示す。20000は図3と同じくライブ放送の進行状況
で、20010に示す番号は、各フィールド番号に相当
する。即ち1Aというフィールドと、1Bというフィー
ルドを合わせて初めて1つのフレームとして成立する形
となる。ここでNTSC方式のテレビジョンの規格で
は、1フレームは1/30秒となっており、従って1フ
ィールドの時間は1/60秒ということになる。図3に
示した同一フレームを連続して出力することで時間を調
節するということは、静止画像としては元画像を損なわ
ないが、時間軸で見ると、映像の動きがそこで一瞬(1
/15秒)停止するようなぎくしゃくした画像となって
しまう。図4に示した実施例では、フィールド1Aを2
回連続し、またフィールド4Aとフィールド7Aも同様
に連続させる。即ち同一の画像が連続する時間は1/3
0秒となり、図3の実施例の半分で済む。これにより動
画像として見たときのぎくしゃくした感じは低減され
る。しかしその代わり、図3のメリットは失われ、例え
ばフィールド4Aで静止画像を得ようとしたときは、フ
ィールド4Aの画像しか出ず、垂直解像度が半分に減っ
てしまう。どちらが適切かは、視聴する放送の内容に係
わり、絵画や自然の風景等の静止物の多い番組は図3の
方法が適切であり、スポーツなど動くものが多い番組は
図4の方法が適切である。これらは手動で切り換えても
良いし、フレームの時間軸方向の相関を検出して、自動
的に切り換えても良い。
【0018】図5に、本発明によるタイムシフト機能に
利用するメモリの構成を示す。メモリはエンドレスメモ
リのイメージ22000となっており、具体的には図示
しないが図1のメモリコントローラ10000から出力
されるアドレスが、最上位ビットを無視する形で接続す
れば、アドレスが矢印22010の方向に進行して、0
000→0001→…→FFFF→10000(=00
00)というようにエンドレスメモリとして利用するこ
とが出来る。このメモリの上を録画ポインタ22030
と、再生ポインタ22020が回っている。録画ポイン
タ22030は、現時刻における放送された番組を録画
する場所であり、再生ポインタ22020は、現時刻に
このメモリに記録されている番組を再生する場所であ
る。録画ポインタと再生ポインタは同一である必要はな
く、再生ポインタ22020は、録画ポインタ2203
0を追い越さず、かつ遅れない範囲で使用者が自由に動
かすことが出来る。基本的な再生は、再生ポインタ22
020は、録画ポインタ22030と同じ速度でメモリ
22000上を進行し、早送り再生の場合は、再生ポイ
ンタ22020は録画ポインタ22030の進行速度よ
りも速い速度で、メモリ22000上を進行する。ま
た、逆方向再生の場合には、再生ポインタ22020
は、録画ポインタ22030の進行方向と逆の方向に進
行する。
利用するメモリの構成を示す。メモリはエンドレスメモ
リのイメージ22000となっており、具体的には図示
しないが図1のメモリコントローラ10000から出力
されるアドレスが、最上位ビットを無視する形で接続す
れば、アドレスが矢印22010の方向に進行して、0
000→0001→…→FFFF→10000(=00
00)というようにエンドレスメモリとして利用するこ
とが出来る。このメモリの上を録画ポインタ22030
と、再生ポインタ22020が回っている。録画ポイン
タ22030は、現時刻における放送された番組を録画
する場所であり、再生ポインタ22020は、現時刻に
このメモリに記録されている番組を再生する場所であ
る。録画ポインタと再生ポインタは同一である必要はな
く、再生ポインタ22020は、録画ポインタ2203
0を追い越さず、かつ遅れない範囲で使用者が自由に動
かすことが出来る。基本的な再生は、再生ポインタ22
020は、録画ポインタ22030と同じ速度でメモリ
22000上を進行し、早送り再生の場合は、再生ポイ
ンタ22020は録画ポインタ22030の進行速度よ
りも速い速度で、メモリ22000上を進行する。ま
た、逆方向再生の場合には、再生ポインタ22020
は、録画ポインタ22030の進行方向と逆の方向に進
行する。
【0019】図6は、タイムシフト装置が基本的に持つ
再生ポインタと録画ポインタの位置関係を示す第1の実
施例である。製品の標準設定として、メモリ23000
の先頭を録画ポインタ23030とすると、再生ポイン
タ23020は、メモリ全体のちょうど中央(2304
0、23050参照)であることが望ましい。こうする
ことで、早送り、巻き戻しともに平均的に余裕を取るこ
とが出来るからである。具体的にはメモリ23000の
容量が30分あったとしたら、早送りに要するメモリ量
23050(時間t23010)と、巻き戻しに要する
メモリ量23040は共に15分ずつあり、十分実用に
耐える。
再生ポインタと録画ポインタの位置関係を示す第1の実
施例である。製品の標準設定として、メモリ23000
の先頭を録画ポインタ23030とすると、再生ポイン
タ23020は、メモリ全体のちょうど中央(2304
0、23050参照)であることが望ましい。こうする
ことで、早送り、巻き戻しともに平均的に余裕を取るこ
とが出来るからである。具体的にはメモリ23000の
容量が30分あったとしたら、早送りに要するメモリ量
23050(時間t23010)と、巻き戻しに要する
メモリ量23040は共に15分ずつあり、十分実用に
耐える。
【0020】図7は、タイムシフト装置が基本手器に持
つ再生ポインタと録画ポインタの位置関係を示す第2の
実施例である。製品の標準設定として、図6では、早送
りと巻き戻しの両方のメモリ量を等しく設定していた
が、本実施例では、早送りに要するメモリ量24050
(時間t24010)と、巻き戻しに要するメモリ量を
等しく設定していた。これは、統計的に早送りと巻き戻
しを同じ程度行うという前提条件の元に設定したもので
ある。本実施例では、早送りのメモリ量24050と、
巻き戻しのメモリ量24040をm:nと設定する。m
とnは、例えば設計時にあらゆる人の平均的な早送りや
巻き戻しの量を調査して、統計的に算出した値を用い
る。また、製品として出荷したのちも、購入した使用者
が、例えばVTR等で早送りや巻き戻しを行ったとき、
その頻度をモニターして統計的に使用者の癖に合わせた
m:nの比を設定する。
つ再生ポインタと録画ポインタの位置関係を示す第2の
実施例である。製品の標準設定として、図6では、早送
りと巻き戻しの両方のメモリ量を等しく設定していた
が、本実施例では、早送りに要するメモリ量24050
(時間t24010)と、巻き戻しに要するメモリ量を
等しく設定していた。これは、統計的に早送りと巻き戻
しを同じ程度行うという前提条件の元に設定したもので
ある。本実施例では、早送りのメモリ量24050と、
巻き戻しのメモリ量24040をm:nと設定する。m
とnは、例えば設計時にあらゆる人の平均的な早送りや
巻き戻しの量を調査して、統計的に算出した値を用い
る。また、製品として出荷したのちも、購入した使用者
が、例えばVTR等で早送りや巻き戻しを行ったとき、
その頻度をモニターして統計的に使用者の癖に合わせた
m:nの比を設定する。
【0021】図8は、早送り再生により再生ポインタ2
5010がメモリ25000上の録画ポインタ2502
0に追いついたときの対策を示したものである。図8
(a)は、再生ポインタ25010がまだメモリ250
00のほぼ中間の位置にあり、早送り動作に入った状態
である。このまま早送りを続けると、矢印25030の
方向に再生ポインタ25010は進行し、いずれ録画ポ
インタ25020に追いつく。図8(b)は、再生ポイ
ンタが録画ポインタに追いついた状態(25050)を
示したものである。これ以上はまだ、放送が録画されて
いないので、早送りを続行することは不可能である。そ
こで、本実施例では、再生ポインタが録画ポインタに追
いついたところで、早送りのモードを自動的に止めて
(使用者の早送り命令を無視する)、通常再生に戻るよ
うに動作する。このまま通常再生を続けて、再生ポイン
タと録画ポインタが一致したまま進行してもよく、また
図2から図4で述べたように、再生ポインタを徐々に遅
らせて、再び図6もしくは図7に示した再生ポインタの
標準位置に戻すようにメモリ制御を行っても良い。
5010がメモリ25000上の録画ポインタ2502
0に追いついたときの対策を示したものである。図8
(a)は、再生ポインタ25010がまだメモリ250
00のほぼ中間の位置にあり、早送り動作に入った状態
である。このまま早送りを続けると、矢印25030の
方向に再生ポインタ25010は進行し、いずれ録画ポ
インタ25020に追いつく。図8(b)は、再生ポイ
ンタが録画ポインタに追いついた状態(25050)を
示したものである。これ以上はまだ、放送が録画されて
いないので、早送りを続行することは不可能である。そ
こで、本実施例では、再生ポインタが録画ポインタに追
いついたところで、早送りのモードを自動的に止めて
(使用者の早送り命令を無視する)、通常再生に戻るよ
うに動作する。このまま通常再生を続けて、再生ポイン
タと録画ポインタが一致したまま進行してもよく、また
図2から図4で述べたように、再生ポインタを徐々に遅
らせて、再び図6もしくは図7に示した再生ポインタの
標準位置に戻すようにメモリ制御を行っても良い。
【0022】図9は、図8と反対に、巻き戻し再生によ
り、再生ポインタ26010がメモリ26000の最後
部(図5に示したエンドレスメモリのイメージでは、反
対側の録画ポインタにぶつかる)に来たときの対策を示
したものである。図9(a)は、再生ポインタ2601
0がまだメモリ26000のほぼ中間の位置にあり、巻
き戻し再生動作に入った状態である。このまま巻き戻し
を続けると、矢印26030の方向に再生ポインタ26
010は移動し、いずれメモリの最後部に到着する。図
9(b)は、再生ポインタ26050がメモリの最後部
に到着した状態を示す。これ以上巻き戻しを行うことは
出来ないので、本実施例では、再生ポインタ26050
がメモリの最後部に到達した時点で、巻き戻し動作を自
動的に止めて(使用者の巻き戻し命令を無視する)、通
常再生に戻るように動作する。このまま通常再生を続け
て、再生ポインタがメモリ最後部に貼りついた状態のま
ま進行してもよく、また図2から図4で述べたのと逆
に、図示しないが、再生するフレームもしくはフィール
ドの間引きを行い、再生ポインタを徐々に進めて、再び
図6もしくは図7に示した再生ポインタの標準位置に戻
すようにメモリ制御を行っても良い。
り、再生ポインタ26010がメモリ26000の最後
部(図5に示したエンドレスメモリのイメージでは、反
対側の録画ポインタにぶつかる)に来たときの対策を示
したものである。図9(a)は、再生ポインタ2601
0がまだメモリ26000のほぼ中間の位置にあり、巻
き戻し再生動作に入った状態である。このまま巻き戻し
を続けると、矢印26030の方向に再生ポインタ26
010は移動し、いずれメモリの最後部に到着する。図
9(b)は、再生ポインタ26050がメモリの最後部
に到着した状態を示す。これ以上巻き戻しを行うことは
出来ないので、本実施例では、再生ポインタ26050
がメモリの最後部に到達した時点で、巻き戻し動作を自
動的に止めて(使用者の巻き戻し命令を無視する)、通
常再生に戻るように動作する。このまま通常再生を続け
て、再生ポインタがメモリ最後部に貼りついた状態のま
ま進行してもよく、また図2から図4で述べたのと逆
に、図示しないが、再生するフレームもしくはフィール
ドの間引きを行い、再生ポインタを徐々に進めて、再び
図6もしくは図7に示した再生ポインタの標準位置に戻
すようにメモリ制御を行っても良い。
【0023】図10に、使用者に対して図8、図9に示
したようなメモリ限界が発生したことを伝達する手段の
第1の実施例を示す。図10(a)は、画面の中にOS
D(On Screen Display)で、メモリ
限界を表示する文字を発生する方法である。この場合、
早送り再生または逆方向再生によりメモリ限界に来た状
態(図8、図9参照)を表示するもので、それ以上の早
送り再生もしくは逆方向再生が出来ないということで、
「メモリ限界」のメッセージと、「ノーマル再生」の表
示により、表示方式を標準速度による再生に切り換えた
ことを示す。図10(b)は、同じくOSDによる使用
者へのメモリの使用量の伝達であるが、ここではハード
ウェアのメモリマップー表示27020をそのまま表示
する。表示フォーマットは図6から図9までと同じで、
メモリのイメージを表示し、その右端が録画ポインタで
あり、再生ポイントの現在位置を常に表示する。ここで
早送り再生をすると、再生ポインタ27030は、メモ
リマップ表示27020の上で右に移動し、右端まで行
きつくと早送り再生が出来なくなることを示し、使用者
にタイムシフトの状況を常に知らせることが出来る。
したようなメモリ限界が発生したことを伝達する手段の
第1の実施例を示す。図10(a)は、画面の中にOS
D(On Screen Display)で、メモリ
限界を表示する文字を発生する方法である。この場合、
早送り再生または逆方向再生によりメモリ限界に来た状
態(図8、図9参照)を表示するもので、それ以上の早
送り再生もしくは逆方向再生が出来ないということで、
「メモリ限界」のメッセージと、「ノーマル再生」の表
示により、表示方式を標準速度による再生に切り換えた
ことを示す。図10(b)は、同じくOSDによる使用
者へのメモリの使用量の伝達であるが、ここではハード
ウェアのメモリマップー表示27020をそのまま表示
する。表示フォーマットは図6から図9までと同じで、
メモリのイメージを表示し、その右端が録画ポインタで
あり、再生ポイントの現在位置を常に表示する。ここで
早送り再生をすると、再生ポインタ27030は、メモ
リマップ表示27020の上で右に移動し、右端まで行
きつくと早送り再生が出来なくなることを示し、使用者
にタイムシフトの状況を常に知らせることが出来る。
【0024】図11に、使用者に対して図8、図9に示
したようなメモリ限界が発生したことを伝達手段の第2
の実施例を示す。メモリマップの表示28010、29
010は図10(b)と同一なので、ここでは説明は省
略する。図11(a)において、この機械はタイムシフ
ト装置28000である。即ち図示しないチューナー付
きビデオデッキからの映像及び音声信号を入力し、その
信号をそのままもしくはタイムシフトした映像及び音声
信号を図示しないモニターに出力する装置である。タイ
ムシフト装置28000のフロントプレートには、通常
再生、ポーズ、早送り再生、巻き戻し再生等のオペレー
ションSW(図1参照)があり、その下に、図10
(b)で示したメモリマップ表示28010がある。オ
ペレーションにより再生ポインタ28020が、メモリ
マップ表示28010上を左右に移動し、メモリの使用
限界を使用者が知ることが出来る。また、オペレーショ
ンSWは図示しないリモコンに設置し、赤外線等を用い
たワイヤレスで操作することも可能である。図11
(b)は、タイムシフト装置自身をTV29000に内
蔵した例である。使用者が操作を行うオペレーションS
W(図1参照)は、例えば図示しないリモコンにより行
う。TV29000の画面29030にメモリが現われ
ないので、視聴のじゃまになることなく、メモリの使用
状況を常に見ることが出来る。
したようなメモリ限界が発生したことを伝達手段の第2
の実施例を示す。メモリマップの表示28010、29
010は図10(b)と同一なので、ここでは説明は省
略する。図11(a)において、この機械はタイムシフ
ト装置28000である。即ち図示しないチューナー付
きビデオデッキからの映像及び音声信号を入力し、その
信号をそのままもしくはタイムシフトした映像及び音声
信号を図示しないモニターに出力する装置である。タイ
ムシフト装置28000のフロントプレートには、通常
再生、ポーズ、早送り再生、巻き戻し再生等のオペレー
ションSW(図1参照)があり、その下に、図10
(b)で示したメモリマップ表示28010がある。オ
ペレーションにより再生ポインタ28020が、メモリ
マップ表示28010上を左右に移動し、メモリの使用
限界を使用者が知ることが出来る。また、オペレーショ
ンSWは図示しないリモコンに設置し、赤外線等を用い
たワイヤレスで操作することも可能である。図11
(b)は、タイムシフト装置自身をTV29000に内
蔵した例である。使用者が操作を行うオペレーションS
W(図1参照)は、例えば図示しないリモコンにより行
う。TV29000の画面29030にメモリが現われ
ないので、視聴のじゃまになることなく、メモリの使用
状況を常に見ることが出来る。
【0025】
【発明の効果】以上に示した本発明により、放送局から
送られてくる電波に乗った、放送局のスケジュールに沿
った番組の視聴を、本タイムシフト装置の持つメモリの
範囲で早送りや巻き戻し、さらに静止画像を視聴するこ
とが出来、また番組の指定した時間の間、コマーシャル
をカットして視聴する事が出来る。
送られてくる電波に乗った、放送局のスケジュールに沿
った番組の視聴を、本タイムシフト装置の持つメモリの
範囲で早送りや巻き戻し、さらに静止画像を視聴するこ
とが出来、また番組の指定した時間の間、コマーシャル
をカットして視聴する事が出来る。
【図1】本発明によるタイムシフト装置の構成を示すブ
ロック図である。
ロック図である。
【図2】本発明により、番組の視聴開始時刻、視聴時間
を変更せずにコマーシャル等のカットをおこないつつ番
組を視聴するためのタイムシフト方式を示した説明図で
ある。
を変更せずにコマーシャル等のカットをおこないつつ番
組を視聴するためのタイムシフト方式を示した説明図で
ある。
【図3】放送されている番組の放映時間を少し伸ばして
放映する方法を示した第1の実施例の説明図である
放映する方法を示した第1の実施例の説明図である
【図4】放送されている番組の放映時間を少し伸ばして
放映する方法を示した第2の実施例の説明図である
放映する方法を示した第2の実施例の説明図である
【図5】メモリマップがエンドレスメモリのイメージと
して扱われることを示した説明図である。
して扱われることを示した説明図である。
【図6】機器の標準設定で、メモリ上の再生ポイントの
位置を、早送り方向のメモリ量と、巻き戻し方向のメモ
リ量の比が等しくなるように設定したメモリマップを示
す説明図である。
位置を、早送り方向のメモリ量と、巻き戻し方向のメモ
リ量の比が等しくなるように設定したメモリマップを示
す説明図である。
【図7】機器の標準設定で、メモリ上の再生ポイントの
位置を、使用者の使用頻度に合わせて、早送り方向のメ
モリ量と、巻き戻し方向のメモリ量の比が最適になるよ
うに設定したメモリマップを示す説明図である。
位置を、使用者の使用頻度に合わせて、早送り方向のメ
モリ量と、巻き戻し方向のメモリ量の比が最適になるよ
うに設定したメモリマップを示す説明図である。
【図8】早送り再生に於けるメモリ限界に達したとき
の、本発明によるタイムシフト装置の動作を示す説明図
である。
の、本発明によるタイムシフト装置の動作を示す説明図
である。
【図9】巻き戻し再生に於けるメモリ限界に達したとき
の、本発明によるタイムシフト装置の動作を示す説明図
である。
の、本発明によるタイムシフト装置の動作を示す説明図
である。
【図10】タイムシフトの状況をモニタ画面状にメモリ
マップ状で使用者に見せる実施例を示した説明図であ
る。
マップ状で使用者に見せる実施例を示した説明図であ
る。
【図11】タイムシフトの状況をモニタの画面以外の部
分でメモリマップ状に使用者に見せる実施例を示した説
明図である。
分でメモリマップ状に使用者に見せる実施例を示した説
明図である。
Claims (13)
- 【請求項1】電波もしくは有線により伝送される放送を
受信し周波数多重された複数の番組の中から一つを選択
してその映像信号または音声信号のいずれか一方もしく
は両方を出力するチューナ装置、もしくは映像信号また
は音声信号のいずれか一方もしくは両方を記録したビデ
オテープ等の記録媒体から映像信号または音声信号のい
ずれか一方もしくは両方を再生して出力する再生装置の
いずれかと、該映像信号または音声信号のいずれか一方
もしくは両方を人間の目に見える映像または耳で聞こえ
る音声のいずれか一方もしくは両方を出力する表示装置
の間に存在し、前記映像信号または音声信号のいずれか
一方もしくは両方を一定の時間幅だけ逐次記憶するメモ
リ装置を有し、該メモリ装置への前記映像信号または音
声信号のいずれか一方もしくは両方の書込みにおける、
書込みアドレスの進行速度は放送時間または再生時間に
従って一定速度で行い、前記メモリ装置からの前記映像
信号または音声信号のいずれか一方もしくは両方の読み
出しは、その読み出しアドレスを、書込みのアドレス及
び書込み速度に依存せず、使用者が指定する自由なアド
レスより、自由な読み出し速度で読み出すことが出来る
ことを特徴とするタイムシフト装置。 - 【請求項2】請求項1記載のタイムシフト装置におい
て、メモリ装置に書込み及び読み出しアドレスを指示す
るメモリコントローラが存在し、該メモリコントローラ
からメモリ装置へ指示するアドレスが、書込み及び読み
出しに従って進行し、書込みアドレスもしくは読み出し
アドレスがメモリ装置の特定のアドレスに達したら、再
び初期アドレスから進行を開始することを特徴とするタ
イムシフト装置。 - 【請求項3】請求項2記載のタイムシフト装置におい
て、メモリ装置からの読み出しアドレスの進行速度が、
書込みアドレスよりも速い速度で進行したとき、読み出
しアドレスと書込みアドレスが一致した時点で、読み出
しアドレスの進行速度を、書込みアドレスの進行速度と
同じか、もしくは遅くするよう制御することを特徴とす
るタイムシフト装置。 - 【請求項4】請求項2記載のタイムシフト装置におい
て、メモリ装置からの読み出しアドレスの進行方向を逆
にして、逆再生を行った場合、逆方向に進行する読み出
しアドレスが初期アドレスに一致した場合は、読み出し
アドレスをメモリ装置の特定のアドレスに設定し直すこ
とを特徴とするタイムシフト装置。 - 【請求項5】請求項4記載のタイムシフト装置におい
て、読み出しアドレスの進行を停止もしくは進行方向を
書込みアドレスの進行方向に対して逆にして逆再生を行
った場合、読み出しアドレスが書込みアドレスに一致し
た時点で、読み出しアドレスの進行方向及び進行速度を
書込みアドレスの進行方向及び進行速度と同じか、もし
くは速くするよう制御することを特徴とするタイムシフ
ト装置。 - 【請求項6】請求項2記載のタイムシフト装置におい
て、標準的な読み出しアドレスの位置を、メモリ装置上
に於ける書込みアドレスを先頭に、書込みアドレスから
後方の、全メモリサイズをm:nに分割する分割部分に
設定することを特徴とするタイムシフト装置。 - 【請求項7】請求項6記載のタイムシフト装置におい
て、m:n=1:1であることを特徴とするタイムシフ
ト装置。 - 【請求項8】請求項7記載のタイムシフト装置におい
て、メモリの分割比m:nは、使用者が該タイムシフト
装置もしくは、既存のVTR等を操作するときの、早送
り及び巻き戻しの頻度を検出する検出装置を有し、検出
装置により得られた頻度を統計情報として分割比m:n
を算出する演算装置を有することを特徴とするタイムシ
フト装置。 - 【請求項9】請求項2記載のタイムシフト装置におい
て、書込みアドレスの進行速度に比して、読み出しアド
レスの進行速度が遅く、定期的または不定期に読み出し
アドレスが、アドレスを一定時間分書込みアドレス方向
に向かって、書込みアドレスを越えない範囲でジャンプ
することを特徴とするタイムシフト装置。 - 【請求項10】請求項9記載のタイムシフト装置におい
て、書込みアドレスの進行速度に対して遅い速度で進行
する読み出しアドレスに従って再生される、映像信号ま
たは音声信号のいずれか片方もしくは両方が、表示装置
を通して使用者が観賞する時点において、違和感がない
程度に、読み出し速度のアドレス進行速度が遅いことを
特徴とするタイムシフト装置。 - 【請求項11】請求項9記載のタイムシフト装置におい
て、放送内に本放送内容とは別にコマーシャル等の本放
送内容とは関係のない番組が挿入されており、映像信号
または音声信号のいずれかもしくは両方の書込みアドレ
スが、番組の開始もしくは前回のコマーシャル後の番組
の開始から次回のコマーシャルの終了時点までアドレス
を進行させつつ記録する時間の間、読み出しアドレス
は、番組の開始もしくは前回のコマーシャル後のアドレ
スから、次回のコマーシャルの開始時点までのアドレス
範囲を進行することを特徴とするタイムシフト装置。 - 【請求項12】請求項11記載のタイムシフト装置にお
いて、コマーシャルを含めた番組の開始時刻及び終了時
刻と、読み出しアドレスの進行に伴いコマーシャルをカ
ットして再生する番組の開始時刻及び終了時刻が一致す
ることを特徴とするタイムシフト装置。 - 【請求項13】請求項2記載のタイムシフト装置が、前
記チューナ装置もしくは前記再生装置もしくは前記表示
装置のいずれかに内蔵されていることを特徴とするタイ
ムシフト装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6046715A JPH07264529A (ja) | 1994-03-17 | 1994-03-17 | タイムシフト装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6046715A JPH07264529A (ja) | 1994-03-17 | 1994-03-17 | タイムシフト装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07264529A true JPH07264529A (ja) | 1995-10-13 |
Family
ID=12755052
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6046715A Pending JPH07264529A (ja) | 1994-03-17 | 1994-03-17 | タイムシフト装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07264529A (ja) |
Cited By (25)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002534860A (ja) * | 1998-12-23 | 2002-10-15 | コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ | プログラム再生装置 |
US6480667B1 (en) | 1997-12-23 | 2002-11-12 | Intel Corporation | Method of time shifting to simultaneously record and play a data stream |
KR100480164B1 (ko) * | 1996-12-05 | 2005-06-08 | 엘지전자 주식회사 | 변속재생가능한광디스크기록장치 |
AU2001232262B2 (en) * | 2000-02-10 | 2005-11-03 | Tokyo Broadcasting System, Inc. | Receiving terminal device and control method therefor |
US7013477B2 (en) | 2000-05-25 | 2006-03-14 | Fujitsu Limited | Broadcast receiver, broadcast control method, and computer readable recording medium |
JP2006515722A (ja) * | 2002-10-10 | 2006-06-01 | トムソン ライセンシング | 隠蔽されたプログラム・セグメントを有するテレビ番組の中断を生じない表示方法 |
US7095949B2 (en) | 1998-02-13 | 2006-08-22 | Fujitsu Limited | Broadcast video image recording apparatus |
US7366401B2 (en) | 2002-12-04 | 2008-04-29 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Video summary play apparatus and method |
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