JPH07261773A - Nc工作機械のための能動消音システム - Google Patents
Nc工作機械のための能動消音システムInfo
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- JPH07261773A JPH07261773A JP6046875A JP4687594A JPH07261773A JP H07261773 A JPH07261773 A JP H07261773A JP 6046875 A JP6046875 A JP 6046875A JP 4687594 A JP4687594 A JP 4687594A JP H07261773 A JPH07261773 A JP H07261773A
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- 230000003044 adaptive effect Effects 0.000 claims abstract description 12
- 239000000284 extract Substances 0.000 claims abstract description 7
- 230000003584 silencer Effects 0.000 description 9
- 238000004080 punching Methods 0.000 description 5
- 238000012544 monitoring process Methods 0.000 description 4
- 230000032683 aging Effects 0.000 description 1
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Exhaust Silencers (AREA)
- Soundproofing, Sound Blocking, And Sound Damping (AREA)
- Filters That Use Time-Delay Elements (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 NC工作機械のための能動消音システムにお
いて、騒音の増大を来すことなく適応制御のための演算
係数更新を行うこと。 【構成】 プログラムの実行によりNC装置3が出力す
る制御指令により動作制御されるNC工作機械1のため
の能動消音システムであって、NC工作機械1が発生す
る騒音を検出し、所定の演算係数による演算により騒音
と逆位相の音を出力して消音を行う能動消音装置5を有
し、NC装置3は、加工プログラムの実行より出力する
制御指令よりNC工作機械1の低騒音運転時を抽出し、
この低騒音運転時に能動消音装置5に演算係数更新指令
を出力する演算係数更新指令部19を含み、能動消音装
置5は演算係数更新指令部19より演算係数更新指令を
入力することにより適応制御のために演算係数を更新す
る演算係数更新部21を含んでいる。
いて、騒音の増大を来すことなく適応制御のための演算
係数更新を行うこと。 【構成】 プログラムの実行によりNC装置3が出力す
る制御指令により動作制御されるNC工作機械1のため
の能動消音システムであって、NC工作機械1が発生す
る騒音を検出し、所定の演算係数による演算により騒音
と逆位相の音を出力して消音を行う能動消音装置5を有
し、NC装置3は、加工プログラムの実行より出力する
制御指令よりNC工作機械1の低騒音運転時を抽出し、
この低騒音運転時に能動消音装置5に演算係数更新指令
を出力する演算係数更新指令部19を含み、能動消音装
置5は演算係数更新指令部19より演算係数更新指令を
入力することにより適応制御のために演算係数を更新す
る演算係数更新部21を含んでいる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、NC工作機械のための
能動消音システムに関し、特に能動消音システムの適応
制御に関するものである。
能動消音システムに関し、特に能動消音システムの適応
制御に関するものである。
【0002】
【従来の技術】特開昭63−5696号公報、特開平2
−92099号公報に示されているように、騒音源が発
生する騒音を特定位置に配置されたマイクロホーンのよ
うな受音器によって電気信号に変換し、この電気信号に
基づいて所定の演算係数(伝達関数)により演算を行
い、スピーカのような制御用発音器より、騒音と逆位相
で、同一波長、同一振幅の音を出力して音波干渉により
相殺式に消音を行う能動消音システムは既に知られてい
る。
−92099号公報に示されているように、騒音源が発
生する騒音を特定位置に配置されたマイクロホーンのよ
うな受音器によって電気信号に変換し、この電気信号に
基づいて所定の演算係数(伝達関数)により演算を行
い、スピーカのような制御用発音器より、騒音と逆位相
で、同一波長、同一振幅の音を出力して音波干渉により
相殺式に消音を行う能動消音システムは既に知られてい
る。
【0003】またこの能動消音システムをNCタレット
パンチプレスなどのNC工作機械の騒音対策に使用する
ことが考えられている。
パンチプレスなどのNC工作機械の騒音対策に使用する
ことが考えられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述のような能動消音
システムにおいては、能動消音制御のための信号系を構
成するディバイスの経時変化による特性変動、周辺温度
による特性変動に対し、定期的に、あるいは周辺温度変
化時に、補助受音器によって実際の消音状況をモニタ
し、このモニタ結果が所定の許容範囲より外れていれ
ば、演算係数を補正(更新)してモニタ結果が所定の許
容範囲内に収まるようにし、消音性能を最適状態に保つ
適応制御が行われることが望ましい。
システムにおいては、能動消音制御のための信号系を構
成するディバイスの経時変化による特性変動、周辺温度
による特性変動に対し、定期的に、あるいは周辺温度変
化時に、補助受音器によって実際の消音状況をモニタ
し、このモニタ結果が所定の許容範囲より外れていれ
ば、演算係数を補正(更新)してモニタ結果が所定の許
容範囲内に収まるようにし、消音性能を最適状態に保つ
適応制御が行われることが望ましい。
【0005】しかし、演算係数の更新時には、能動消音
システムによる消音効果が不充分になり、この演算係数
更新時に騒音の増大を来す虞れがある。
システムによる消音効果が不充分になり、この演算係数
更新時に騒音の増大を来す虞れがある。
【0006】本発明は、上述の如き問題点に着目してな
されたものであり、演算係数更新時に騒音の増大を来す
ことなく適応制御のための演算係数更新を行うよう改良
されたNC工作機械のための能動消音システムを提供す
ることを目的としている。
されたものであり、演算係数更新時に騒音の増大を来す
ことなく適応制御のための演算係数更新を行うよう改良
されたNC工作機械のための能動消音システムを提供す
ることを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の如き目的は、本発
明によれば、加工プログラムの実行によりNC装置が出
力する制御指令により動作制御されるNC工作機械のた
めの能動消音システムであって、前記NC工作機械が発
生する騒音を検出し、所定の演算係数による演算により
騒音と逆位相の音を出力して消音を行う能動消音装置を
有し、前記NC装置は、加工プログラムの実行より出力
する制御指令よりNC工作機械の低騒音運転時を抽出
し、当該低騒音運転時に能動消音装置に演算係数更新指
令を出力する演算係数更新指令部を含み、前記能動消音
装置は前記演算係数更新指令部より演算係数更新指令を
入力することにより適応制御のために演算係数を更新す
る演算係数更新部を含んでいることを特徴とする能動消
音システムによって達成される。
明によれば、加工プログラムの実行によりNC装置が出
力する制御指令により動作制御されるNC工作機械のた
めの能動消音システムであって、前記NC工作機械が発
生する騒音を検出し、所定の演算係数による演算により
騒音と逆位相の音を出力して消音を行う能動消音装置を
有し、前記NC装置は、加工プログラムの実行より出力
する制御指令よりNC工作機械の低騒音運転時を抽出
し、当該低騒音運転時に能動消音装置に演算係数更新指
令を出力する演算係数更新指令部を含み、前記能動消音
装置は前記演算係数更新指令部より演算係数更新指令を
入力することにより適応制御のために演算係数を更新す
る演算係数更新部を含んでいることを特徴とする能動消
音システムによって達成される。
【0008】また上述の如き目的を達成するため、本発
明によるNC工作機械のための能動消音システムは、加
工プログラムの実行によりNC装置が出力する制御指令
により動作制御されるNC工作機械のための能動消音シ
ステムであって、前記NC工作機械が発生する騒音を検
出し、所定の演算係数による演算により騒音と逆位相の
音を出力して消音を行う能動消音装置を有し、前記NC
装置は、加工プログラムの実行より出力する制御指令よ
りNC工作機械の動作停止時を抽出し、当該動作時に能
動消音装置に演算係数更新指令を出力する演算係数更新
指令部を含み、前記能動消音装置は、前記演算係数更新
指令部より演算係数更新指令を入力することにより適応
制御のために演算係数を更新する演算係数更新実行部
と、演算係数更新完了により前記NC装置に動作再開指
令を出力する動作再開指令部とを含んでいることを特徴
としている。
明によるNC工作機械のための能動消音システムは、加
工プログラムの実行によりNC装置が出力する制御指令
により動作制御されるNC工作機械のための能動消音シ
ステムであって、前記NC工作機械が発生する騒音を検
出し、所定の演算係数による演算により騒音と逆位相の
音を出力して消音を行う能動消音装置を有し、前記NC
装置は、加工プログラムの実行より出力する制御指令よ
りNC工作機械の動作停止時を抽出し、当該動作時に能
動消音装置に演算係数更新指令を出力する演算係数更新
指令部を含み、前記能動消音装置は、前記演算係数更新
指令部より演算係数更新指令を入力することにより適応
制御のために演算係数を更新する演算係数更新実行部
と、演算係数更新完了により前記NC装置に動作再開指
令を出力する動作再開指令部とを含んでいることを特徴
としている。
【0009】
【作用】上述の如き構成によれば、NC装置が加工プロ
グラムの実行により出力する制御指令よりNC工作機械
の低騒音運転時を抽出し、この低騒音運転時にNC装置
の演算係数更新指令部が能動消音装置に対し演算係数更
新指令を出力する。
グラムの実行により出力する制御指令よりNC工作機械
の低騒音運転時を抽出し、この低騒音運転時にNC装置
の演算係数更新指令部が能動消音装置に対し演算係数更
新指令を出力する。
【0010】能動消音装置の演算係数更新実行部は、演
算係数更新指令部より演算係数更新指令を入力すること
により、NC工作機械の低騒音運転時を選んで適応制御
のために演算係数を更新する。
算係数更新指令部より演算係数更新指令を入力すること
により、NC工作機械の低騒音運転時を選んで適応制御
のために演算係数を更新する。
【0011】また演算係数更新の実行時はNC工作機械
の動作停止時であってよく、この場合には演算係数の更
新が完了すると、能動消音装置の動作再開指令部がNC
装置に対して動作再開指令を出力することによりNC装
置の運転が開始される。
の動作停止時であってよく、この場合には演算係数の更
新が完了すると、能動消音装置の動作再開指令部がNC
装置に対して動作再開指令を出力することによりNC装
置の運転が開始される。
【0012】
【実施例】以下に本発明の実施例を図面を用いて詳細に
説明する。図1は本発明によるNC工作機械のための能
動消音システムの一実施例を示している。図1におい
て、1は騒音源となるタレットパンチプレスを、3はタ
レットパンチプレス1の数値制御を行うNC装置を、5
はタレットパンチプレス1が発生する騒音を消音する能
動消音装置を各々示している。
説明する。図1は本発明によるNC工作機械のための能
動消音システムの一実施例を示している。図1におい
て、1は騒音源となるタレットパンチプレスを、3はタ
レットパンチプレス1の数値制御を行うNC装置を、5
はタレットパンチプレス1が発生する騒音を消音する能
動消音装置を各々示している。
【0013】NC装置3は、加工プログラムを与えられ
て加工プログラムを解読して制御指令を出力するプログ
ラム解読部7と、プログラム解読部7が出力する制御指
令に応じてシーケンス制御を行うシーケンス制御部9
と、シーケンス制御部9より制御指令を与えられてタレ
ットパンチプレス1のタレットテーブル移動、パンチ動
作などの軸制御を行う機械制御部11とを有している。
て加工プログラムを解読して制御指令を出力するプログ
ラム解読部7と、プログラム解読部7が出力する制御指
令に応じてシーケンス制御を行うシーケンス制御部9
と、シーケンス制御部9より制御指令を与えられてタレ
ットパンチプレス1のタレットテーブル移動、パンチ動
作などの軸制御を行う機械制御部11とを有している。
【0014】能動消音装置5は、特定位置に配置され、
騒音源、この場合、タレットパンチプレス1が発生する
騒音を電気信号に変換するマイクロホーンのような受音
器13と、受音器13よりの電気信号に基づいて所定の
演算係数(伝達関数)により演算を行い、騒音と逆位相
で、同一波長、同一振幅の音を出力するための制御信号
を出力する演算器15と、演算器15より制御信号を入
力し、騒音と逆位相で、同一波長、同一振幅の音を出力
するスピーカのような制御用の発音器17とを有してい
る。
騒音源、この場合、タレットパンチプレス1が発生する
騒音を電気信号に変換するマイクロホーンのような受音
器13と、受音器13よりの電気信号に基づいて所定の
演算係数(伝達関数)により演算を行い、騒音と逆位相
で、同一波長、同一振幅の音を出力するための制御信号
を出力する演算器15と、演算器15より制御信号を入
力し、騒音と逆位相で、同一波長、同一振幅の音を出力
するスピーカのような制御用の発音器17とを有してい
る。
【0015】制御用の発音器17が騒音と逆位相で、同
一波長、同一振幅の音を出力することにより、音波干渉
によって相殺式に消音が行われる。
一波長、同一振幅の音を出力することにより、音波干渉
によって相殺式に消音が行われる。
【0016】NC装置3は、プログラム解読部7が出力
する制御指令によりタレットパンチプレス1の低騒音運
転時、例えばテーブル移動中断時やパンチ動作中断時を
抽出し、低騒音運転時に能動消音装置5へ演算係数更新
指令信号を送信する演算係数更新指令部19を含んでい
る。
する制御指令によりタレットパンチプレス1の低騒音運
転時、例えばテーブル移動中断時やパンチ動作中断時を
抽出し、低騒音運転時に能動消音装置5へ演算係数更新
指令信号を送信する演算係数更新指令部19を含んでい
る。
【0017】能動消音装置5は、演算係数更新指令部1
9よりの演算係数更新指令信号を受信することにより適
応制御のために演算器15の演算係数を更新する演算係
数更新実行部21と、演算係数更新実行部21による演
算係数更新完了によりNC装置3に動作再開指令を出力
する動作再開指令部23とを含んでいる。
9よりの演算係数更新指令信号を受信することにより適
応制御のために演算器15の演算係数を更新する演算係
数更新実行部21と、演算係数更新実行部21による演
算係数更新完了によりNC装置3に動作再開指令を出力
する動作再開指令部23とを含んでいる。
【0018】演算係数更新実行部21は、補助受音器2
5によって実際の消音状況をモニタし、このモニタ結果
が所定の許容範囲より外れていれば、演算係数を更新し
てモニタ結果が所定の許容範囲内に収まるようにする。
5によって実際の消音状況をモニタし、このモニタ結果
が所定の許容範囲より外れていれば、演算係数を更新し
てモニタ結果が所定の許容範囲内に収まるようにする。
【0019】上述の如き構成によれば、NC装置3のプ
ログラム解読部7が加工プログラムを解読して制御指令
をシーケンス制御部9へ出力し、シーケンス制御部9が
プログラム解読部7よりの制御指令に基づいてテーブル
の移動動作、パンチ動作を中断する指令を機械制御部1
1へ出力すると、タレットパンチプレス1のテーブルの
移動動作、パンチ動作が中断されると共に、演算係数更
新指令部19がこのことを感知し、演算係数更新指令信
号を能動消音装置5の演算係数更新実行部21へ送信す
る。
ログラム解読部7が加工プログラムを解読して制御指令
をシーケンス制御部9へ出力し、シーケンス制御部9が
プログラム解読部7よりの制御指令に基づいてテーブル
の移動動作、パンチ動作を中断する指令を機械制御部1
1へ出力すると、タレットパンチプレス1のテーブルの
移動動作、パンチ動作が中断されると共に、演算係数更
新指令部19がこのことを感知し、演算係数更新指令信
号を能動消音装置5の演算係数更新実行部21へ送信す
る。
【0020】演算係数更新実行部21は、演算係数更新
指令信号を受信すると、補助受音器25によって実際の
消音状況をモニタし、このモニタ結果が所定の許容範囲
より外れていれば、演算器15の演算係数を更新してモ
ニタ結果が所定の許容範囲内に収まるようにする。
指令信号を受信すると、補助受音器25によって実際の
消音状況をモニタし、このモニタ結果が所定の許容範囲
より外れていれば、演算器15の演算係数を更新してモ
ニタ結果が所定の許容範囲内に収まるようにする。
【0021】この演算係数の更新処理が完了すると、能
動消音装置5の動作再開司令部23がNC装置3に動作
再開指令を出力する。これによりシーケンス制御部11
はタレットパンチプレス1のテーブルの移動動作、パン
チ動作を再開する。
動消音装置5の動作再開司令部23がNC装置3に動作
再開指令を出力する。これによりシーケンス制御部11
はタレットパンチプレス1のテーブルの移動動作、パン
チ動作を再開する。
【0022】このように、演算係数の更新がタレットパ
ンチプレス1のテーブルの移動動作やパンチ動作の中断
時、即ち低騒音運転時に行われるから、演算係数更新時
に能動消音装置5による消音効果が不充分になっても、
この時はもともと騒音レベルが低いことにより騒音の増
大を来すことがない。
ンチプレス1のテーブルの移動動作やパンチ動作の中断
時、即ち低騒音運転時に行われるから、演算係数更新時
に能動消音装置5による消音効果が不充分になっても、
この時はもともと騒音レベルが低いことにより騒音の増
大を来すことがない。
【0023】上述の実施例では、NC工作機械がタレッ
トパンチプレスである場合について説明したが、本発明
による能動消音システムが適用されるNC工作機械はタ
レットパンチプレスに限られることはなく、本発明によ
る能動消音システムは、NC旋盤、NCマシニングセン
タなど、各種のNC工作機械に適用され得るものであ
る。
トパンチプレスである場合について説明したが、本発明
による能動消音システムが適用されるNC工作機械はタ
レットパンチプレスに限られることはなく、本発明によ
る能動消音システムは、NC旋盤、NCマシニングセン
タなど、各種のNC工作機械に適用され得るものであ
る。
【0024】以上に於ては、本発明を特定の実施例につ
いて詳細に説明したが、本発明は、これに限定されるも
のではなく、本発明の範囲内にて種々の実施例が可能で
あることは当業者にとって明らかであろう。
いて詳細に説明したが、本発明は、これに限定されるも
のではなく、本発明の範囲内にて種々の実施例が可能で
あることは当業者にとって明らかであろう。
【0025】
【発明の効果】以上の説明から理解される如く、本発明
によるNC工作機械のための能動消音システムによれ
ば、NC工作機械の低騒音運転時を選んで演算係数の更
新が行われるから、騒音の増大を来すことなく適応制御
のための演算係数更新が行われる。
によるNC工作機械のための能動消音システムによれ
ば、NC工作機械の低騒音運転時を選んで演算係数の更
新が行われるから、騒音の増大を来すことなく適応制御
のための演算係数更新が行われる。
【0026】演算係数更新を実行するNC工作機械の低
騒音運転時がNC工作機械の動作停止時である場合に
は、演算係数の更新完了により能動消音装置の動作再開
指令部がNC装置に対して動作再開指令を出力すること
が行われるから、NC工作機械の稼動率の低下が最小限
に止められる。
騒音運転時がNC工作機械の動作停止時である場合に
は、演算係数の更新完了により能動消音装置の動作再開
指令部がNC装置に対して動作再開指令を出力すること
が行われるから、NC工作機械の稼動率の低下が最小限
に止められる。
【図1】本発明によるNC工作機械のための能動消音シ
ステムの一実施例を示すブロック線図である。
ステムの一実施例を示すブロック線図である。
1 タレットパンチプレス 3 NC装置 5 能動消音装置 7 プログラム解読部 9 シーケンス制御部 11 機械制御部 13 受音器 15 演算器 17 発音器 19 演算係数更新指令部 21 演算係数更新実行部 23 動作再開指令部 25 補助受音器
Claims (2)
- 【請求項1】 加工プログラムの実行によりNC装置が
出力する制御指令により動作制御されるNC工作機械の
ための能動消音システムであって、 前記NC工作機械が発生する騒音を検出し、所定の演算
係数による演算により騒音と逆位相の音を出力して消音
を行う能動消音装置を有し、 前記NC装置は、加工プログラムの実行により出力する
制御指令よりNC工作機械の低騒音運転時を抽出し、当
該低騒音運転時に能動消音装置に演算係数更新指令を出
力する演算係数更新指令部を含み、 前記能動消音装置は前記演算係数更新指令部より演算係
数更新指令を入力することにより適応制御のために演算
係数を更新する演算係数更新実行部を含んでいることを
特徴とする能動消音システム。 - 【請求項2】 加工プログラムの実行によりNC装置が
出力する制御指令により動作制御されるNC工作機械の
ための能動消音システムであって、 前記NC工作機械が発生する騒音を検出し、所定の演算
係数による演算により騒音と逆位相の音を出力して消音
を行う能動消音装置を有し、 前記NC装置は、加工プログラムの実行により出力する
制御指令よりNC工作機械の動作停止時を抽出し、当該
動作時に能動消音装置に演算係数更新指令を出力する演
算係数更新指令部を含み、 前記能動消音装置は、前記演算係数更新指令部より演算
係数更新指令を入力することにより適応制御のために演
算係数を更新する演算係数更新実行部と、演算係数更新
完了により前記NC装置に動作再開指令を出力する動作
再開指令部とを含んでいることを特徴とする能動消音シ
ステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6046875A JPH07261773A (ja) | 1994-03-17 | 1994-03-17 | Nc工作機械のための能動消音システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6046875A JPH07261773A (ja) | 1994-03-17 | 1994-03-17 | Nc工作機械のための能動消音システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07261773A true JPH07261773A (ja) | 1995-10-13 |
Family
ID=12759530
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6046875A Pending JPH07261773A (ja) | 1994-03-17 | 1994-03-17 | Nc工作機械のための能動消音システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07261773A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004030500A (ja) * | 2002-06-28 | 2004-01-29 | Fanuc Ltd | モータ制御装置 |
-
1994
- 1994-03-17 JP JP6046875A patent/JPH07261773A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004030500A (ja) * | 2002-06-28 | 2004-01-29 | Fanuc Ltd | モータ制御装置 |
US7248014B2 (en) | 2002-06-28 | 2007-07-24 | Fanuc Ltd | Motor control system |
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