JPH07260959A - 電子機器の時計制御システム - Google Patents
電子機器の時計制御システムInfo
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- JPH07260959A JPH07260959A JP5022694A JP5022694A JPH07260959A JP H07260959 A JPH07260959 A JP H07260959A JP 5022694 A JP5022694 A JP 5022694A JP 5022694 A JP5022694 A JP 5022694A JP H07260959 A JPH07260959 A JP H07260959A
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- clock
- data
- electronic device
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Abstract
(57)【要約】
【目的】電子機器、例えばTVの電源を外した場合で
も、つぎに電源を入れた時、時計回路を再セットしなく
て済む電子機器の時計表示制御システムを提供する。 【構成】リモコンに電池で動く時計回路を設け、「電源
オン」キー等が押された時、そのキーに対応するコマン
ドコードと共に、リモコンの時刻データを電子機器側へ
送り、電子機器の時計回路をセットするように構成され
る。
も、つぎに電源を入れた時、時計回路を再セットしなく
て済む電子機器の時計表示制御システムを提供する。 【構成】リモコンに電池で動く時計回路を設け、「電源
オン」キー等が押された時、そのキーに対応するコマン
ドコードと共に、リモコンの時刻データを電子機器側へ
送り、電子機器の時計回路をセットするように構成され
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、少なくとも1つの電子
機器に時計機能を備えた複数の電子機器から構成されて
いるシステム、例えばテレビジョン受像機(以下TVと
いう)とリモコンとから構成されたシステムに関し、電
子機器間で正確に時計データを送受信するシステムに関
する。
機器に時計機能を備えた複数の電子機器から構成されて
いるシステム、例えばテレビジョン受像機(以下TVと
いう)とリモコンとから構成されたシステムに関し、電
子機器間で正確に時計データを送受信するシステムに関
する。
【0002】
【従来の技術】従来から、時計機能、または時刻表示機
能を有する複数の電子機器から構成されたシステム、例
えばTVとリモコンとからなるシステムが存在すること
は周知である。このようなシステムのTVには、一般的
なTVと同様にテレビジョン映像信号を表示するための
映像表示部を有すると共に、画面上に写し出される映像
に文字、数字、記号等(総称してキャラクタという)を
スーパーインポーズ表示するためのキャラクタ表示部を
有している。
能を有する複数の電子機器から構成されたシステム、例
えばTVとリモコンとからなるシステムが存在すること
は周知である。このようなシステムのTVには、一般的
なTVと同様にテレビジョン映像信号を表示するための
映像表示部を有すると共に、画面上に写し出される映像
に文字、数字、記号等(総称してキャラクタという)を
スーパーインポーズ表示するためのキャラクタ表示部を
有している。
【0003】このキャラクタ表示部は、一般にマイコン
を搭載した構成になっている。即ち、このマイコン内に
形成された時計用回路から出力される時、分、秒を表す
時計データを数字等のドットパターンデータに変換し、
このドットパターンデータを映像信号に重畳することに
よって、TVの画面上の適宜位置に時刻を表示する構造
となっている。
を搭載した構成になっている。即ち、このマイコン内に
形成された時計用回路から出力される時、分、秒を表す
時計データを数字等のドットパターンデータに変換し、
このドットパターンデータを映像信号に重畳することに
よって、TVの画面上の適宜位置に時刻を表示する構造
となっている。
【0004】又、TVの画面上の適宜位置に時刻表示を
させたい時は、リモコン等によって時刻表示コマンドを
TVの時計回路へ送ることによって映像信号に時計デー
タを重畳させ、時計データの重畳を解除すれば時刻の表
示は消えるようになっている。
させたい時は、リモコン等によって時刻表示コマンドを
TVの時計回路へ送ることによって映像信号に時計デー
タを重畳させ、時計データの重畳を解除すれば時刻の表
示は消えるようになっている。
【0005】更に、複数の電子機器で構成されたシステ
ム、例えばハンディタイプの電子機器(8mmVTR
等)と据え置き型TVで構成されたシステムの場合に
は、8mmVTRを利用して再生する場合には、夫々独
自の時計回路を駆動させて時刻の管理等を行っている。
ム、例えばハンディタイプの電子機器(8mmVTR
等)と据え置き型TVで構成されたシステムの場合に
は、8mmVTRを利用して再生する場合には、夫々独
自の時計回路を駆動させて時刻の管理等を行っている。
【0006】その他複数の電子機器の組み合わせによる
システムは、例えば据え置き型TVとハンディタイプの
TV、液晶画面を搭載したリモコン等のAV機器及びパ
ソコン、フアックス、携帯型電話機等のOA機器等あら
ゆる電子機器を組み合わせたシステムであっても、夫々
独自に搭載してある時計回路を使用して独自の時刻の管
理を行っている。
システムは、例えば据え置き型TVとハンディタイプの
TV、液晶画面を搭載したリモコン等のAV機器及びパ
ソコン、フアックス、携帯型電話機等のOA機器等あら
ゆる電子機器を組み合わせたシステムであっても、夫々
独自に搭載してある時計回路を使用して独自の時刻の管
理を行っている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記説
明した従来の時刻表示機能を持つ複数の電子機器から構
成されたシステムは、夫々電子機器単体が独自に時計管
理を行っているために、時刻がずれている場合に修正が
面倒なこと、正確な時間管理を行うことが難しいという
問題点があった。
明した従来の時刻表示機能を持つ複数の電子機器から構
成されたシステムは、夫々電子機器単体が独自に時計管
理を行っているために、時刻がずれている場合に修正が
面倒なこと、正確な時間管理を行うことが難しいという
問題点があった。
【0008】例えば、TV本体に複数のVTR等の映像
装置が接続されているシステムにおいて、タイマーによ
る録画、再生を制御する場合には、正確な時刻管理が行
えないとシステム全体の信頼性を低下させることにな
る。そのため、各自に設けた時計回路の何れか1つを使
用する制御手段を別途設ける必要があり、例え各自に搭
載されている時計回路を使用しなくても、当該回路の故
障等の発生、及び低価格化の限界等の問題点があった。
装置が接続されているシステムにおいて、タイマーによ
る録画、再生を制御する場合には、正確な時刻管理が行
えないとシステム全体の信頼性を低下させることにな
る。そのため、各自に設けた時計回路の何れか1つを使
用する制御手段を別途設ける必要があり、例え各自に搭
載されている時計回路を使用しなくても、当該回路の故
障等の発生、及び低価格化の限界等の問題点があった。
【0009】又、TVとリモコンからなる電子機器で構
成されたシステムの場合であっても、TVに搭載されて
いるマイコンの時計回路に常時電源を供給しなければな
らないので、マイコンへの電源供給が停止すると、時計
回路の動作が停止し、時計機能が働かなくなると云う問
題点があった。
成されたシステムの場合であっても、TVに搭載されて
いるマイコンの時計回路に常時電源を供給しなければな
らないので、マイコンへの電源供給が停止すると、時計
回路の動作が停止し、時計機能が働かなくなると云う問
題点があった。
【0010】更に、TVの電源の供給が一時的であって
も遮断されると、バッテリー機能を備えた機構であれば
ともかくとして、つぎに電源が入った時に時計回路の時
刻を再セットしなければならないという問題点があっ
た。
も遮断されると、バッテリー機能を備えた機構であれば
ともかくとして、つぎに電源が入った時に時計回路の時
刻を再セットしなければならないという問題点があっ
た。
【0011】特に、安全上、TVを見ない時は電源コン
セントをはずす場合には、TVの時計を常時働かせるに
はTV内部にバッテリー付きの時計用の回路を別途取り
付ける等の対策が必要であり、そのため、TVセットが
大型になり、かつ、価格が高くなるという問題点があっ
た。
セントをはずす場合には、TVの時計を常時働かせるに
はTV内部にバッテリー付きの時計用の回路を別途取り
付ける等の対策が必要であり、そのため、TVセットが
大型になり、かつ、価格が高くなるという問題点があっ
た。
【0012】従って、システムを構成する複数の電子機
器の構造を簡略化しても時刻を一致できるシステム構成
に解決しなければならない課題を有している。
器の構造を簡略化しても時刻を一致できるシステム構成
に解決しなければならない課題を有している。
【0013】特にTVの電源コンセントを外すなどによ
って電源供給が一時中断しても、TVを使用する時には
時計の再セットを行わなくても常に自動的に正確な時刻
表示を行うことができ、しかも、部品点数が少なく、低
価格なTVの時計表示制御システムを実現することに解
決しなければならない課題を有している。
って電源供給が一時中断しても、TVを使用する時には
時計の再セットを行わなくても常に自動的に正確な時刻
表示を行うことができ、しかも、部品点数が少なく、低
価格なTVの時計表示制御システムを実現することに解
決しなければならない課題を有している。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明に係る電子機器の時計制御システムは、関連
して駆動制御される複数の電子機器の内、少なくとも固
有の電源を有する電子機器に時計を装備させ、これらの
複数の電子機器には、時計データを出力する手段及び/
又は時計データを入力する手段を設けたことである。
に、本発明に係る電子機器の時計制御システムは、関連
して駆動制御される複数の電子機器の内、少なくとも固
有の電源を有する電子機器に時計を装備させ、これらの
複数の電子機器には、時計データを出力する手段及び/
又は時計データを入力する手段を設けたことである。
【0015】又、上記時計データは、前記固有の電源を
有する電子機器の所定のキーが操作された時に出力する
ようにしたこと;上記キーの操作は、前記固有の電源を
有する電子機器により他の電子機器の電源をオンするこ
とであること;上記キーの操作は、前記固有の電源を有
する電子機器により他の電子機器の駆動を切り替えるこ
とであること;上記複数の電子機器には、少なくとも時
刻を表示する手段を有すること;上記関連して駆動制御
される電子機器は映像及び/又は文字を表示する機器で
あり、固有の電源を有する電子機器はリモコンであるこ
と;上記リモコンには、時計データを出力する手段を設
けたこと;上記リモコンの所定のキーが操作された時
に、前記時計データも同時に出力するようにしたこと;
上記リモコンのキーの操作は、前記映像及び/又は文字
を表示する機器の電源をオンするキー操作であること;
上記リモコンのキーの操作は、前記映像及び/又は文字
を表示する機器のチャンネルを切り替えることであるこ
と;上記映像及び/又は文字を表示する機器には、少な
くとも時刻を表示するようにした電子機器の時計制御シ
ステムである。
有する電子機器の所定のキーが操作された時に出力する
ようにしたこと;上記キーの操作は、前記固有の電源を
有する電子機器により他の電子機器の電源をオンするこ
とであること;上記キーの操作は、前記固有の電源を有
する電子機器により他の電子機器の駆動を切り替えるこ
とであること;上記複数の電子機器には、少なくとも時
刻を表示する手段を有すること;上記関連して駆動制御
される電子機器は映像及び/又は文字を表示する機器で
あり、固有の電源を有する電子機器はリモコンであるこ
と;上記リモコンには、時計データを出力する手段を設
けたこと;上記リモコンの所定のキーが操作された時
に、前記時計データも同時に出力するようにしたこと;
上記リモコンのキーの操作は、前記映像及び/又は文字
を表示する機器の電源をオンするキー操作であること;
上記リモコンのキーの操作は、前記映像及び/又は文字
を表示する機器のチャンネルを切り替えることであるこ
と;上記映像及び/又は文字を表示する機器には、少な
くとも時刻を表示するようにした電子機器の時計制御シ
ステムである。
【0016】
【作用】上記構成による電子機器の時計制御システム
は、下記のような作用を奏する。 (1)少なくとも固有の電源を備えた電子機器に時計を
備えた複数の電子機器に、時計データを出力する手段又
は及び入力する手段を設けたことにより、時計を搭載し
ていない電子機器であっても容易に時計を利用した制御
や管理を行うことができるようになる。
は、下記のような作用を奏する。 (1)少なくとも固有の電源を備えた電子機器に時計を
備えた複数の電子機器に、時計データを出力する手段又
は及び入力する手段を設けたことにより、時計を搭載し
ていない電子機器であっても容易に時計を利用した制御
や管理を行うことができるようになる。
【0017】(2)時計データは、固有の電源を有する
電子機器の所定のキー、例えば電源のオン、駆動を切り
替えるキーが操作された時に出力するようにしたことに
より、電子機器を使用する時に自動的に正確な時計デー
タを得ること、又は送出することができるようになる。
電子機器の所定のキー、例えば電源のオン、駆動を切り
替えるキーが操作された時に出力するようにしたことに
より、電子機器を使用する時に自動的に正確な時計デー
タを得ること、又は送出することができるようになる。
【0018】(3)電子機器は、映像又は及び時刻を表
示するようにしたことにより、目視による時計の管理や
制御を行うことができるようになる。
示するようにしたことにより、目視による時計の管理や
制御を行うことができるようになる。
【0019】(4)関連して駆動される電子機器はTV
であり、固有の電源を有する電子機器はリモコンで構成
したことにより、リモコン側での正確な時計の管理がで
きるようになる。
であり、固有の電源を有する電子機器はリモコンで構成
したことにより、リモコン側での正確な時計の管理がで
きるようになる。
【0020】(5)リモコンに、時計データを出力する
手段を設けたことにより、TV側の電源の供給を継続さ
せる必要がなくなる。
手段を設けたことにより、TV側の電源の供給を継続さ
せる必要がなくなる。
【0021】(6)時計データは、リモコンの所定のキ
ー、例えば電源オン、チャンネル切り替えのキー操作の
時に出力するようにしたことにより、使用するTVの時
計を自動的に設定することができるようになる。
ー、例えば電源オン、チャンネル切り替えのキー操作の
時に出力するようにしたことにより、使用するTVの時
計を自動的に設定することができるようになる。
【0022】(7)TVは、映像又は及び時刻を表示す
るようにしたことにより、TVを見ながら目視により時
計の確認をすることができるようになる。
るようにしたことにより、TVを見ながら目視により時
計の確認をすることができるようになる。
【0023】
【実施例】以下、本発明に係る電子機器の時計制御シス
テムについて、TVの時計制御システムの実施例を説明
する。
テムについて、TVの時計制御システムの実施例を説明
する。
【0024】TVの時計制御システムは、図1に示すよ
うに、リモコン1と、TV2とから構成され、TV2を
遠隔制御するためにリモコン1を使用者が操作するよう
になっている。
うに、リモコン1と、TV2とから構成され、TV2を
遠隔制御するためにリモコン1を使用者が操作するよう
になっている。
【0025】リモコン1の外面には、使用者がTV2を
遠隔操作するために必要な各種の機能キーからなるキー
パッドが設けられている。
遠隔操作するために必要な各種の機能キーからなるキー
パッドが設けられている。
【0026】また、リモコン1の内部には、固有の電源
である電池と、この電池を電源として、上記キーパッド
の各キー入力に対応するコマンドコードを発生するマイ
コンと、このマイコンで発生したコマンドコードを赤外
線リモコン信号として送出する送信部とが内蔵されてい
る。なお、このコマンドコードとしては、サークスコー
ドを使用している。
である電池と、この電池を電源として、上記キーパッド
の各キー入力に対応するコマンドコードを発生するマイ
コンと、このマイコンで発生したコマンドコードを赤外
線リモコン信号として送出する送信部とが内蔵されてい
る。なお、このコマンドコードとしては、サークスコー
ドを使用している。
【0027】図2は、リモコンの一実施例の時計関係部
分を示す。すなわち、リモコン1は、時計部3と、キー
マトリックス4と、データレジスタ5と、出力手段であ
るリモコンデータ送出部6と、電池7とから構成されて
いる。なお、時計部3とキーマトリックス4と時計デー
タパケット作成部5とは、マイコン内に搭載されてい
る。
分を示す。すなわち、リモコン1は、時計部3と、キー
マトリックス4と、データレジスタ5と、出力手段であ
るリモコンデータ送出部6と、電池7とから構成されて
いる。なお、時計部3とキーマトリックス4と時計デー
タパケット作成部5とは、マイコン内に搭載されてい
る。
【0028】時計部3は、リアルタイムクロックで構成
されており電池7から電源を供給されている。電池7
は、普通寿命が来るまでは取り外されないから、時計部
3の動作は中断することがない。この恒常的に発生して
いる時計データは、キーマトリックス4を介してデータ
レジスタ5へ転送される。
されており電池7から電源を供給されている。電池7
は、普通寿命が来るまでは取り外されないから、時計部
3の動作は中断することがない。この恒常的に発生して
いる時計データは、キーマトリックス4を介してデータ
レジスタ5へ転送される。
【0029】キーマトリックス4は、リモコンの各キー
がオンになった時にそれぞれ発生するコマンドコードデ
ータをデータレジスタ5へ送出する機能を有する。尚、
本実施例においては、キーマトリックス4の電源オン/
オフキー4Aが押された時、電源をオンさせる「pow
er ON」コマンドコードと時計部3からの時計デー
タとから構成された時計データパケットがデータレジス
タ5上に送出されるようになっている。
がオンになった時にそれぞれ発生するコマンドコードデ
ータをデータレジスタ5へ送出する機能を有する。尚、
本実施例においては、キーマトリックス4の電源オン/
オフキー4Aが押された時、電源をオンさせる「pow
er ON」コマンドコードと時計部3からの時計デー
タとから構成された時計データパケットがデータレジス
タ5上に送出されるようになっている。
【0030】この時計データパケットは、図1に示すよ
うに、「power ON」コマンドコードと、「時、
分、秒」との各データとで直列に編成されている。
うに、「power ON」コマンドコードと、「時、
分、秒」との各データとで直列に編成されている。
【0031】データレジスタ5上のデータは、上記順序
で、リモコンデータ送出部6のスイッチング素子、例え
ばトランジスタのベースへ供給される。その結果、この
トランジスタは、データビットのレベル値によってオン
/オフする。
で、リモコンデータ送出部6のスイッチング素子、例え
ばトランジスタのベースへ供給される。その結果、この
トランジスタは、データビットのレベル値によってオン
/オフする。
【0032】リモコンデータ送出部6の上記トランジス
タには、スイッチング素子、例えば赤外線ダイオードが
直列に接続されている。この赤外線ダイオードは、デー
タパケットの各データビットのレベル値に応じてオン/
オフし、その結果、「power ON」コマンドコー
ドの後に時計データが続いたフォーマットのリモコン信
号がTVに向かって送出されることになる。
タには、スイッチング素子、例えば赤外線ダイオードが
直列に接続されている。この赤外線ダイオードは、デー
タパケットの各データビットのレベル値に応じてオン/
オフし、その結果、「power ON」コマンドコー
ドの後に時計データが続いたフォーマットのリモコン信
号がTVに向かって送出されることになる。
【0033】以下、TV2の構成について、図3を用い
て説明する。なお、TVには当然ながら音声があるが、
以下の説明において、簡単のために音声信号については
省略してある。
て説明する。なお、TVには当然ながら音声があるが、
以下の説明において、簡単のために音声信号については
省略してある。
【0034】TV2は、通常のテレビジョン放送を受像
するための映像部8Aと、入力手段である時刻表示制御
部20Aとで構成されている。
するための映像部8Aと、入力手段である時刻表示制御
部20Aとで構成されている。
【0035】映像部8Aは、アンテナに接続されたチュ
ーナ10と、映像信号処理器11と、同期分離回路12
と、偏向信号処理回路13と、コンバージェンス補正回
路14と、水平偏向/垂直偏向/画歪み補正回路15
と、高圧レギュレータ16と、混合器17と、RGBド
ライバ18と、CRT19とから構成されている。
ーナ10と、映像信号処理器11と、同期分離回路12
と、偏向信号処理回路13と、コンバージェンス補正回
路14と、水平偏向/垂直偏向/画歪み補正回路15
と、高圧レギュレータ16と、混合器17と、RGBド
ライバ18と、CRT19とから構成されている。
【0036】チューナ10は、受信電波の中から、リモ
コン1から送られてくるチャンネル選択信号によって指
定されたチャンネルの信号を選択する。
コン1から送られてくるチャンネル選択信号によって指
定されたチャンネルの信号を選択する。
【0037】チューナ10の出力信号は、映像信号処理
器11と同期分離回路12とに供給される。映像信号処
理器11は、映像信号をR、G、Bの各信号に分け、そ
れぞれを混合器17へ出力する。
器11と同期分離回路12とに供給される。映像信号処
理器11は、映像信号をR、G、Bの各信号に分け、そ
れぞれを混合器17へ出力する。
【0038】同期分離回路12は、チューナ10の出力
信号から、テレビ映像信号の水平同期信号Hおよび垂直
同期信号Vを抽出し、これらを時刻表示制御部20Aへ
供給する。これらの同期信号は、時刻表示制御部20A
において、時計データの表示のタイミング制御のために
使用される。
信号から、テレビ映像信号の水平同期信号Hおよび垂直
同期信号Vを抽出し、これらを時刻表示制御部20Aへ
供給する。これらの同期信号は、時刻表示制御部20A
において、時計データの表示のタイミング制御のために
使用される。
【0039】偏向信号処理回路13は、CRT19の電
子ビームのための偏向信号を発生する。コンバージェン
ス補正回路14は偏向信号処理回路13からの偏向信号
に基づきCRT19のビームのコンバージェンスを補正
する。
子ビームのための偏向信号を発生する。コンバージェン
ス補正回路14は偏向信号処理回路13からの偏向信号
に基づきCRT19のビームのコンバージェンスを補正
する。
【0040】水平偏向/垂直偏向/画歪み補正回路15
は、偏向信号処理回路13からの偏向信号に基づき、C
RT19の水平偏向電圧、垂直偏向電圧、画歪み補正用
電圧を出力する。
は、偏向信号処理回路13からの偏向信号に基づき、C
RT19の水平偏向電圧、垂直偏向電圧、画歪み補正用
電圧を出力する。
【0041】高圧レギュレータ16は、偏向信号処理回
路13からの偏向信号に基づき、CRT19の陽極電圧
の調整用電圧を出力する。
路13からの偏向信号に基づき、CRT19の陽極電圧
の調整用電圧を出力する。
【0042】混合器17は、映像信号処理器11からの
映像信号と、時刻表示制御部20Aからの時刻表示信号
とを混合し、RGBドライバ18へ出力する。RGBド
ライバ18は、混合器17の出力信号によってCRT1
9のビームを変調することにより、画面にテレビジョン
映像と、時刻を示す数字等とを重ねて表示させる。
映像信号と、時刻表示制御部20Aからの時刻表示信号
とを混合し、RGBドライバ18へ出力する。RGBド
ライバ18は、混合器17の出力信号によってCRT1
9のビームを変調することにより、画面にテレビジョン
映像と、時刻を示す数字等とを重ねて表示させる。
【0043】時刻表示制御部20Aは、マイコンで構成
され、所謂時刻を表示する手段であり、リモコンコード
解析部20と、中央演算処理部(CPU)21と、同期
/システムクロック部22と、キャラクタージェネレー
タ23と、外部バスI/F24、25と、RAM26
と、ROM27とから構成されている。
され、所謂時刻を表示する手段であり、リモコンコード
解析部20と、中央演算処理部(CPU)21と、同期
/システムクロック部22と、キャラクタージェネレー
タ23と、外部バスI/F24、25と、RAM26
と、ROM27とから構成されている。
【0044】リモコンコード解析部20は、リモコン1
からの赤外線リモコン信号を受信しコマンドコードおよ
び時計データを抽出し、これを中央演算処理部21へ出
力する。
からの赤外線リモコン信号を受信しコマンドコードおよ
び時計データを抽出し、これを中央演算処理部21へ出
力する。
【0045】中央演算処理部21は、コマンドコードに
対応するプログラムを実行し、映像部8Aおよび時刻表
示制御部20Aの動作全体を制御する。特に、中央演算
処理部21は、水晶発振器28の出力信号を計数するこ
とによって時刻を刻むための時計処理プログラムを実行
する。
対応するプログラムを実行し、映像部8Aおよび時刻表
示制御部20Aの動作全体を制御する。特に、中央演算
処理部21は、水晶発振器28の出力信号を計数するこ
とによって時刻を刻むための時計処理プログラムを実行
する。
【0046】この時計処理プログラムは、リモコン1か
ら「power ON」コマンドコードを受信した時
に、後に続く時計データを解読し、この時計データから
「時、分、秒」を表すデータを順次取り出し、これをキ
ャラクタージェネレータ23へ送る。
ら「power ON」コマンドコードを受信した時
に、後に続く時計データを解読し、この時計データから
「時、分、秒」を表すデータを順次取り出し、これをキ
ャラクタージェネレータ23へ送る。
【0047】同期/システムクロック部22は、同期分
離回路12から供給される水平同期信号Hおよび垂直同
期信号Vに基づき、キャラクタージェネレータ23に時
計データの表示タイミング信号を供給する。
離回路12から供給される水平同期信号Hおよび垂直同
期信号Vに基づき、キャラクタージェネレータ23に時
計データの表示タイミング信号を供給する。
【0048】キャラクタージェネレータ23は、中央演
算処理部21から出力された「時、分、秒」を表す時計
データに基づき、CRT19の1画面分の表示用ドット
パターンデータを作成する。そして、このドットパター
ンデータは、CRT19の画面上の所定位置に表示され
るように、同期/システムクロック部22から供給され
る表示タイミング信号によって、キャラクタージェネレ
ータ23から混合器17へ出力される。
算処理部21から出力された「時、分、秒」を表す時計
データに基づき、CRT19の1画面分の表示用ドット
パターンデータを作成する。そして、このドットパター
ンデータは、CRT19の画面上の所定位置に表示され
るように、同期/システムクロック部22から供給され
る表示タイミング信号によって、キャラクタージェネレ
ータ23から混合器17へ出力される。
【0049】また、中央演算処理部21は、インターフ
ェース24を介して、映像部8Aとの間の制御信号の授
受を行う。また、中央演算処理部21は、インターフェ
ース25を介して、マイコンの外部に設けられた無電圧
メモリ(NVM)29へのアクセスを行う。
ェース24を介して、映像部8Aとの間の制御信号の授
受を行う。また、中央演算処理部21は、インターフェ
ース25を介して、マイコンの外部に設けられた無電圧
メモリ(NVM)29へのアクセスを行う。
【0050】ROM27は、プログラムを格納する読出
し専用メモリであり、中央演算処理部21によって読み
出される。また、RAM26は、プログラム実行時に中
央演算処理部21によって作業領域として使用される。
し専用メモリであり、中央演算処理部21によって読み
出される。また、RAM26は、プログラム実行時に中
央演算処理部21によって作業領域として使用される。
【0051】このように構成された映像部8A及び時刻
表示制御部20Aを搭載したTV2の時計機能をリモコ
ン1の電源オンキーによって制御する場合の時計制御シ
ステムの動作について、図4に示すフローチャート図を
用いて説明する。
表示制御部20Aを搭載したTV2の時計機能をリモコ
ン1の電源オンキーによって制御する場合の時計制御シ
ステムの動作について、図4に示すフローチャート図を
用いて説明する。
【0052】(1)当初TV2の電源はオフの状態の時
に、中央演算処理部21は、リモコンからの「powe
r ON」コマンドコードが入力するのを待つ(ST
1)。
に、中央演算処理部21は、リモコンからの「powe
r ON」コマンドコードが入力するのを待つ(ST
1)。
【0053】(2)中央演算処理部21は、「powe
r ON」コマンドコードがリモコンコード解析部20
から入力されると、TV2の電源を入れると共に、その
後に続いている時計データパケットの入力を待つ(ST
2)。
r ON」コマンドコードがリモコンコード解析部20
から入力されると、TV2の電源を入れると共に、その
後に続いている時計データパケットの入力を待つ(ST
2)。
【0054】(3)ステップST2で時計データが入力
されたことを確認すると、中央演算処理部21は、時計
処理を開始し自己の時計回路の現在時刻を入力した時計
データに合わせる。この時、モニタ画面に時刻が表示さ
れているか否かを表す時刻表示ビットを”0”にセット
する。なお、時刻表示ビットは時刻表示がされていると
きは”1”にセットし、時刻表示がされていないとき
は”0”にセットする(ST3)。
されたことを確認すると、中央演算処理部21は、時計
処理を開始し自己の時計回路の現在時刻を入力した時計
データに合わせる。この時、モニタ画面に時刻が表示さ
れているか否かを表す時刻表示ビットを”0”にセット
する。なお、時刻表示ビットは時刻表示がされていると
きは”1”にセットし、時刻表示がされていないとき
は”0”にセットする(ST3)。
【0055】(4)以上の経過で、TV2の時計は正確
な現在時刻を刻むことになる。つぎに、リモコン1から
「時計表示オン」のコマンドコードが入力したかどうか
を調べ、入力しなければステップST8へ飛び、それが
入力したらステップST5へ進む(ST4)。
な現在時刻を刻むことになる。つぎに、リモコン1から
「時計表示オン」のコマンドコードが入力したかどうか
を調べ、入力しなければステップST8へ飛び、それが
入力したらステップST5へ進む(ST4)。
【0056】(5)もし、「時計表示オン」のコマンド
コードが入力された場合には、中央演算処理部21は、
時計データをキャラクタージェネレータ23へ送り、ド
ットパターンデータを作成させると共に、このドットパ
ターンデータが、モニタ画面上の時刻表示位置、例えば
画面の右上側に表示されるようなタイミングでキャラク
タージェネレータ23から混合器17へ送り出されるよ
うに制御する。このタイミングは、同期/システムクロ
ック部22からの表示クロック信号に基づき決められる
(ST5)。
コードが入力された場合には、中央演算処理部21は、
時計データをキャラクタージェネレータ23へ送り、ド
ットパターンデータを作成させると共に、このドットパ
ターンデータが、モニタ画面上の時刻表示位置、例えば
画面の右上側に表示されるようなタイミングでキャラク
タージェネレータ23から混合器17へ送り出されるよ
うに制御する。このタイミングは、同期/システムクロ
ック部22からの表示クロック信号に基づき決められる
(ST5)。
【0057】即ち、キャラクタージェネレータ23から
送られたドットパターンデータは、混合器17で、映像
信号処理器11から送られてきた映像信号に重畳され
る。つまり、このドットパターンデータは、上記時刻表
示位置に相当するデータ位置に嵌め込まれる。
送られたドットパターンデータは、混合器17で、映像
信号処理器11から送られてきた映像信号に重畳され
る。つまり、このドットパターンデータは、上記時刻表
示位置に相当するデータ位置に嵌め込まれる。
【0058】又、混合信号は、混合器17からRGBド
ライバ18へ出力される。RGBドライバ18は、混合
器17からのRGB信号によってCRT19の各ビーム
を駆動する。その結果、CRT19の画面上に、テレビ
の映像上に時刻を示す数字がスーパーインポーズ表示さ
れることになる。この時、中央演算処理部21は、時刻
表示ビットを”1”にセットする。
ライバ18へ出力される。RGBドライバ18は、混合
器17からのRGB信号によってCRT19の各ビーム
を駆動する。その結果、CRT19の画面上に、テレビ
の映像上に時刻を示す数字がスーパーインポーズ表示さ
れることになる。この時、中央演算処理部21は、時刻
表示ビットを”1”にセットする。
【0059】(6)ここで、使用者はモニタ画面に表示
されている時刻を消したい場合には、リモコン1を操作
して「時計表示オフ」コマンドコードを送出する(ST
6)。
されている時刻を消したい場合には、リモコン1を操作
して「時計表示オフ」コマンドコードを送出する(ST
6)。
【0060】もし、「時刻表示オフ」コマンドコードが
入力された場合には、中央演算処理部21は、モニタ画
面の時刻表示を消し、時刻表示ビットを”0”にする
(ST7)。
入力された場合には、中央演算処理部21は、モニタ画
面の時刻表示を消し、時刻表示ビットを”0”にする
(ST7)。
【0061】もし、「時刻表示オフ」コマンドコードが
入力されていない場合には、電源がオフされているかど
うかの確認をする(ST7)。
入力されていない場合には、電源がオフされているかど
うかの確認をする(ST7)。
【0062】(7)即ち、リモコン1から「電源オフ」
コマンドコードが入力したかどうかを調べる(ST
8)。もし、「電源オフ」コマンドコードが入力されて
いない場合には、時刻表示ビットの確認をする(ST
9)。もし、「電源オフ」コマンドコードが入力されて
いる場合には、再び電源がオンになるまで待つ(ST
1)。
コマンドコードが入力したかどうかを調べる(ST
8)。もし、「電源オフ」コマンドコードが入力されて
いない場合には、時刻表示ビットの確認をする(ST
9)。もし、「電源オフ」コマンドコードが入力されて
いる場合には、再び電源がオンになるまで待つ(ST
1)。
【0063】「電源オフ」コマンドコードが入力されて
いない場合は、時刻表示ビットの値を調べ、それが”
1”である(すなわち、時刻がモニタに表示中である)
ならば、電源がオンである間、「時刻表示オフ」コマン
ドコードが入力しない限り、時刻の表示は継続されるこ
とになる(ST9→ST6)。
いない場合は、時刻表示ビットの値を調べ、それが”
1”である(すなわち、時刻がモニタに表示中である)
ならば、電源がオンである間、「時刻表示オフ」コマン
ドコードが入力しない限り、時刻の表示は継続されるこ
とになる(ST9→ST6)。
【0064】また、時刻表示ビットが”0”である(す
なわち、時刻がモニタに表示されていない)ならば、再
び「時刻表示オン」コマンドコードが入力されるまでは
時刻は表示されないことになる(ST9→ST4)。
なわち、時刻がモニタに表示されていない)ならば、再
び「時刻表示オン」コマンドコードが入力されるまでは
時刻は表示されないことになる(ST9→ST4)。
【0065】このようにして時計データを正確に時刻表
示制御部20Aから映像部8Aに送出することができる
のである。尚、TV2の時計機能をリモコン1からのチ
ャンネル切り替えコマンドコードによって制御する場合
のリモコン1から送出するデータパケットは、チャンネ
ル切り替えコマンドコードと時計データとによって構成
する。この場合、図4のフローチャート図において、ス
テップST1の内容をチャンネル切り替えコマンドコー
ドが入力されたか否かのチェックに変更すればよい。
示制御部20Aから映像部8Aに送出することができる
のである。尚、TV2の時計機能をリモコン1からのチ
ャンネル切り替えコマンドコードによって制御する場合
のリモコン1から送出するデータパケットは、チャンネ
ル切り替えコマンドコードと時計データとによって構成
する。この場合、図4のフローチャート図において、ス
テップST1の内容をチャンネル切り替えコマンドコー
ドが入力されたか否かのチェックに変更すればよい。
【0066】また、本実施例において、時計データの出
力手段をリモコン1側に、入力手段をTV2側に設けた
が、これに限定されないことは勿論のことである。
力手段をリモコン1側に、入力手段をTV2側に設けた
が、これに限定されないことは勿論のことである。
【0067】更に、TVとリモコンに限定されないこと
は勿論のことであり、例えば複数の電子機器を1台の据
え置き型TV本体に複数の記録再生装置(例えば8mm
VTR、VHS用VTR、AV機器等)を接続したシス
テムであってもよい。
は勿論のことであり、例えば複数の電子機器を1台の据
え置き型TV本体に複数の記録再生装置(例えば8mm
VTR、VHS用VTR、AV機器等)を接続したシス
テムであってもよい。
【0068】この場合には、TVに搭載されている時計
を使用しても、他の機器に搭載されている機器の時計を
使用することも自由に設定でき、例え複数の電子機器の
すべてに時計を搭載している場合であっても、予めどの
電子機器の時計を使うかを決めておけばよい。決めてお
かなくとも、最初に操作された電子機器の時計を使用す
る等の取り決めをしておけばよい。
を使用しても、他の機器に搭載されている機器の時計を
使用することも自由に設定でき、例え複数の電子機器の
すべてに時計を搭載している場合であっても、予めどの
電子機器の時計を使うかを決めておけばよい。決めてお
かなくとも、最初に操作された電子機器の時計を使用す
る等の取り決めをしておけばよい。
【0069】更に複数の電子機器が、OA機器の場合、
例えば1つのフアックスから複数のフアックスに同時に
送信する場合等であっても、予め送信するフアックスの
時計を使用するようにすれば、他の複数のフアックスに
対して同一時刻に設定した送信ができる。この場合であ
っても、予め1台のフアックスの時計を使用するか、送
信するフアックスの時計を基本的に使用するか等の制御
をしておけばよい。
例えば1つのフアックスから複数のフアックスに同時に
送信する場合等であっても、予め送信するフアックスの
時計を使用するようにすれば、他の複数のフアックスに
対して同一時刻に設定した送信ができる。この場合であ
っても、予め1台のフアックスの時計を使用するか、送
信するフアックスの時計を基本的に使用するか等の制御
をしておけばよい。
【0070】尚、これらの複数の電子機器に限定される
なく、例えばAV機器とOA機器等を組み合わせた所謂
マルチメディア用機器に使用することができることは勿
論のことである。
なく、例えばAV機器とOA機器等を組み合わせた所謂
マルチメディア用機器に使用することができることは勿
論のことである。
【0071】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る電子
機器の時計制御システムは、下記に示す効果を奏する。
機器の時計制御システムは、下記に示す効果を奏する。
【0072】(1)少なくとも固有の電源を有する電子
機器に時計を備えた複数の電子機器に、時計データを出
力する手段及び又は入力する手段を設けたことにより、
システムを構成する複数の電子機器全部に時計回路等を
搭載する必要がなくなり、構造を簡単にして、小型化、
低価格化を図ることができると云う極めて優れた効果を
奏する。
機器に時計を備えた複数の電子機器に、時計データを出
力する手段及び又は入力する手段を設けたことにより、
システムを構成する複数の電子機器全部に時計回路等を
搭載する必要がなくなり、構造を簡単にして、小型化、
低価格化を図ることができると云う極めて優れた効果を
奏する。
【0073】(2)時計データは、固有の電源を有する
電子機器の所定のキー、例えば電源のオン、駆動を切り
替えるキーが操作された時に出力するようにしたことに
より、システムを構成する時計を備えていない電子機器
であっても正確な時計データを得ることができると云う
極めて優れた効果を奏する。
電子機器の所定のキー、例えば電源のオン、駆動を切り
替えるキーが操作された時に出力するようにしたことに
より、システムを構成する時計を備えていない電子機器
であっても正確な時計データを得ることができると云う
極めて優れた効果を奏する。
【0074】(3)システムを構成する電子機器は、映
像及び又は時刻を表示するようにしたことにより、例え
時計用回路を搭載していない電子機器であっても正確に
時計データを得ているかを目視により確認できると云う
極めて優れた効果を奏する。
像及び又は時刻を表示するようにしたことにより、例え
時計用回路を搭載していない電子機器であっても正確に
時計データを得ているかを目視により確認できると云う
極めて優れた効果を奏する。
【0075】(4)関連して駆動される電子機器はTV
であり、固有の電源を有する電子機器はリモコンである
ことにより、常時バッテリーを搭載して、電源の遮断が
TVと比較して極めて少ないリモコン側に時計の回路を
搭載することができ、正確な時計データの供給ができる
と云う極めて優れた効果を奏する。
であり、固有の電源を有する電子機器はリモコンである
ことにより、常時バッテリーを搭載して、電源の遮断が
TVと比較して極めて少ないリモコン側に時計の回路を
搭載することができ、正確な時計データの供給ができる
と云う極めて優れた効果を奏する。
【0076】(5)リモコンに、時計データを出力する
手段を設けたことにより、TV側の電源を遮断しても正
確な時計データを供給することができると共に、TV側
の時計用回路を削減でき、小型化、構成の簡略化、低価
格化を図ることができると云う極めて優れた効果を奏す
る。
手段を設けたことにより、TV側の電源を遮断しても正
確な時計データを供給することができると共に、TV側
の時計用回路を削減でき、小型化、構成の簡略化、低価
格化を図ることができると云う極めて優れた効果を奏す
る。
【0077】(6)時計データは、リモコンの所定のキ
ー、例えば電源オン、チャンネル切り替えのキー操作の
時に出力するようにしたことにより、例えばTVの電源
をオンした際に自動的に時計を設定するようにすること
ができ、リモコンの時計を正確に設定させておけば、T
Vの時計も正確な時計データを得ることができると云う
極めて優れた効果を奏する。
ー、例えば電源オン、チャンネル切り替えのキー操作の
時に出力するようにしたことにより、例えばTVの電源
をオンした際に自動的に時計を設定するようにすること
ができ、リモコンの時計を正確に設定させておけば、T
Vの時計も正確な時計データを得ることができると云う
極めて優れた効果を奏する。
【0078】(7)TVは、映像及び又は時刻を表示す
るようにしたことにより、TVを見ながら自動的にリモ
コンから得られた時計データを確認することができると
云う極めて優れた効果を奏する。
るようにしたことにより、TVを見ながら自動的にリモ
コンから得られた時計データを確認することができると
云う極めて優れた効果を奏する。
【図1】本発明に係る一実施例であるTVの時計制御シ
ステムの構成を示す説明図である。
ステムの構成を示す説明図である。
【図2】同実施例におけるリモコンの構成を示すブロッ
ク図である。
ク図である。
【図3】同実施例におけるTVの構成を示すブロック図
である。
である。
【図4】同実施例における時刻表示制御動作を示すフロ
ーチャート図である。
ーチャート図である。
1 リモコン 2 TV 3 時計部4 4 キーマトリックス 4A キー 5 データレジスタ 6 リモコンデータ送出部 7 電池 8A 映像部 10 チューナ 11 映像信号処理器 12 同期分離回路 13 偏向信号処理回路 14 コンバージェンス補正回路 15 水平偏向/垂直偏向/画歪み補正回路 16 高圧レギュレータ 17 混合器 18 RGBドライバ 19 CRT 20A 時刻表示制御部 20 リモコンコード解析部 21 CPU 22 同期/システムクロック部 23 キャラクタージェネレータ 24、25 外部バスインターフェース 26 RAM 27 ROM 28 発振器 29 メモリ
Claims (11)
- 【請求項1】 関連して駆動制御される複数の電子機器
の内、少なくとも固有の電源を有する電子機器に時計を
装備させ、これらの複数の電子機器には、時計データを
出力する手段及び/又は時計データを入力する手段を設
けたことを特徴とする電子機器の時計制御システム。 - 【請求項2】 上記時計データは、前記固有の電源を有
する電子機器の所定のキーが操作された時に出力するよ
うにしたことを特徴とする請求項1に記載の電子機器の
時計制御システム。 - 【請求項3】 上記キーの操作は、前記固有の電源を有
する電子機器により他の電子機器の電源をオンすること
であることを特徴とする請求項2に記載の電子機器の時
計制御システム。 - 【請求項4】 上記キーの操作は、前記固有の電源を有
する電子機器により他の電子機器の駆動を切り替えるこ
とであることを特徴とする請求項2に記載の電子機器の
時計制御システム。 - 【請求項5】 上記複数の電子機器には、少なくとも時
刻を表示する手段を有することを特徴とする請求項1、
2、3又は4に記載の電子機器の時計制御システム。 - 【請求項6】 上記関連して駆動制御される電子機器は
映像及び/又は文字を表示する機器であり、固有の電源
を有する電子機器はリモコンであることを特徴とする請
求項1、2、3、4又は5に記載の電子機器の時計制御
システム。 - 【請求項7】 上記リモコンには、時計データを出力す
る手段を設けたことを特徴とする請求項6に記載の電子
機器の時計制御システム。 - 【請求項8】 上記リモコンの所定のキーが操作された
時に、前記時計データも同時に出力するようにしたこと
を特徴とする請求項6又は7に記載の電子機器の時計制
御システム。 - 【請求項9】 上記リモコンのキーの操作は、前記映像
及び/又は文字を表示する機器の電源をオンするキー操
作であることを特徴とする請求項8に記載の電子機器の
時計制御システム。 - 【請求項10】 上記リモコンのキーの操作は、前記映
像及び/又は文字を表示する機器のチャンネルを切り替
えることであることを特徴とする請求項8に記載の電子
機器の時計制御システム。 - 【請求項11】 上記映像及び/又は文字を表示する機
器には、少なくとも時刻を表示するようにしたことを特
徴とする請求項6、7、8、9又は10に記載の電子機
器の時計制御システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5022694A JPH07260959A (ja) | 1994-03-22 | 1994-03-22 | 電子機器の時計制御システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5022694A JPH07260959A (ja) | 1994-03-22 | 1994-03-22 | 電子機器の時計制御システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07260959A true JPH07260959A (ja) | 1995-10-13 |
Family
ID=12853128
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5022694A Pending JPH07260959A (ja) | 1994-03-22 | 1994-03-22 | 電子機器の時計制御システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07260959A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1422268A2 (en) | 2002-11-21 | 2004-05-26 | MERCK PATENT GmbH | Iridescent pigment having high brilliance and high chroma |
-
1994
- 1994-03-22 JP JP5022694A patent/JPH07260959A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1422268A2 (en) | 2002-11-21 | 2004-05-26 | MERCK PATENT GmbH | Iridescent pigment having high brilliance and high chroma |
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